JP2002024072A - 共有データベースを備えた電子ファイル管理システム - Google Patents

共有データベースを備えた電子ファイル管理システム

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JP2002024072A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インターネットを利用して企業間で情報交換を
行うシステムであって、セキュリティを維持しながら、
利便性を損なわないシステムを提供する。 【解決手段】外部に設置された外部設置サーバとファイ
アウォールを介して通信する内部設置サーバを備える電
子ファイル管理システムであって、外部設置サーバに設
けられ、インターネットに接続された公開ウェブサーバ
と、外部設置サーバに設けられ、ユーザがインターネッ
ト経由で認証を経てアクセスすることができる共有デー
タベースと、内部設置サーバに設けられた、共有データ
ベースに対応する内部データベースと、を備え、共有デ
ータベースまたは内部データベースの変化情報に基づい
て共有データベースおよび内部データベースを整合させ
るよう構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
利用した電子ファイル管理システムに関し、より具体的
には、企業と複数のユーザが電子ファイルを共有するこ
とができる電子ファイル管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットによる通信が普及するに
つれて、多くの企業がホームページを提供し、対話形式
でユーザと通信するようになっている。対話形式のウェ
ブページは、CGI(Common Gateway Interface)プログ
ラムを使用したダイナミックHTML文書として作成さ
れ、ユーザが書き込みをすることができるページは、フ
ォームと呼ばれる。ブラウザでウェブページを閲覧する
ユーザは、フォームの所定の箇所に書き込みを行い、ま
たは添付ファイルを付けて送信ボタンをクリックするこ
とにより、書き込んだデータおよび添付ファイルをウェ
ブサーバに送ることができる。
【0003】このような対話式のインターネット通信を
業務に使用し、企業が自社と協力関係にある複数の企業
から、部品その他の資材に関する情報、業務の進捗状況
に関する情報などの提供を受けることが提案されてい
る。その場合、企業の内部システムのセキュリティの観
点から、インターネットに接続される公開ウェブサーバ
を社外に設置し、内部システムにはユーザがアクセスす
ることができないようにすることが行われる。
【0004】この場合、ユーザである複数の協力会社が
注文主である企業に提供する情報はそれぞれの協力会社
の機密情報であるので、機密が保護されるようなシステ
ムにすると共に、企業内の内部設置サーバに記憶されて
いる情報とウェブサーバのデータベースに記憶されてい
る情報との整合性が維持される必要がある。
【0005】特開平11-219326号公報には、ファイアウ
ォールで保護されたイントラネットと、このイントラネ
ットと通信を行うことができるインターネットとを用い
て電子ファイルの送受信を行うファイル管理システムに
おいて、イントラネット上にマスタ電子ファイル管理装
置を置き、インターネット上にスレーブ電子ファイル管
理装置を置いて、ユーザがスレーブ電子ファイル管理装
置にアクセスすることに応じてマスタ電子ファイル管理
装置との間で電子ファイルおよび電子ファイルの分類管
理情報の送受信を開始することが記載されている。
【0006】しかし、この従来技術は、具体的には電子
メールの管理に関するもので、企業間の情報交換をイン
ターネットのHTTPプロトコルを用いた通信で行うも
のではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】インターネットを利用
して企業間で情報交換を行うシステムであって、セキュ
リティを維持しながら、利便性を損なわないシステムに
対する要求がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によるシステム
は、外部に設置された外部設置サーバとファイアウォー
ルを介して通信する内部設置サーバを備える電子ファイ
ル管理システムであって、外部設置サーバに設けられ、
インターネットに接続された公開ウェブサーバと、外部
設置サーバに設けられ、ユーザがインターネット経由で
認証を経てアクセスすることができる共有データベース
と、内部設置サーバに設けられた、共有データベースに
対応する内部データベースと、を備え、共有データベー
スまたは内部データベースの変化情報に基づいて共有デ
ータベースおよび内部データベースを整合させるよう構
成されている。
【0009】ユーザがアクセスする外部設置サーバと、
企業内部の内部設置サーバとはファイアウォールを介し
て接続されているので、内部設置サーバのセキュリティ
を維持することができ、外部設置サーバに設けられた共
有データベースと内部設置サーバに関連する内部データ
ベースとの整合性が保たれるので、ユーザはインターネ
ット経由で簡単に内部データベースと同じ内容の共有デ
ータベースにアクセスすることができる。
【0010】この発明の一面によると、外部設置サーバ
と内部設置サーバとは専用線で接続されており、ユーザ
による共有データベースのアクセスは、ユーザIDおよ
びユーザ・パスワードを利用した認証によって制限され
るので、内部設置サーバのセキュリティは、さらに強固
になる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態の
システムの全体的な構成を示す。企業内のシステム30
は、イントラネットなどの企業内ネットワーク31に接
続された内部設置サーバ33を備えており、多数の企業
内のユーザがパーソナルコンピュータ32により内部設
置サーバをアクセスすることができる。システム30
は、社外に設置されたサーバ21の公開ウェブサーバ2
2にファイアウォール35を介して接続されている。こ
の実施例では、外部設置サーバ21と内部システム30
とは専用線で接続されている。
【0012】複数のユーザのパーソナル・コンピュータ
1〜nは、インターネット20を介して公開ウェブサー
バ22にアクセスし、企業のホームページにアクセスす
ることができる。ユーザは、企業のホームページからユ
ーザIDおよびパスワードを入力することにより業務用
のページに入ることができる。一実施例では、この業務
用のページは、ユーザごとに専用にデザインされてい
る。公開ウェブサーバのデータベースには、それぞれの
ユーザ専用のボックス24が設けられている。たとえ
ば、あるユーザが、パーソナル・コンピュータ1を用い
て公開ウェブサーバにあるホームページをアクセスし、
フォームにデータを書き込み、添付ファウルを付けて送
信ボタンをクリックすると、このデータおよび添付ファ
イルは、そのユーザ専用のボックス24に格納される。
ボックス24に格納されたデータおよび添付ファイル
は、ファイアウォール35を通って企業内の内部設置サ
ーバ33に転送され、内部設置サーバ33にそれぞれの
ユーザ専用に用意されたボックス34のうち対応するボ
ックスに格納される。
【0013】図2は、この発明の一実施例における外部
設置サーバ21および内部システム30のより詳細な構
成を示す。外部設置サーバ21に設けられたウェブサー
バ22は、HTTPプロトコル通信部26を備えてお
り、ユーザと公開ウェブサーバ22との通信は、インタ
ーネット20を介してHTTPプロトコルによって行わ
れる。通信部26は、SSLによる暗号化通信を行うH
TTPSプロトコルにも対応しており、一実施例では、
ユーザIDおよびユーザ・パスワードの送信から先の通
信は、HTTPSプロトコルで行われる。公開ウェブサ
ーバ22上で提供される企業のホームページはCGI
(Common Gateway Interface)プログラム28で管理さ
れている。
【0014】外部設置サーバ21は、共有データベース
10およびこのデータベースに対するアクセスのログを
記録するログ・ファイル13を備えている。共有データ
ベース10には業務用にこの電子ファイル管理システム
を利用するユーザのために、それぞれのユーザ専用のボ
ックスが設けられている。このボックスは、具体的に
は、記憶装置においてユーザIDごとに割り当てられる
記憶領域である。
【0015】ユーザは、パーソナル・コンピュータ上で
ブラウザを起動し、企業のホームページのURLを入力
することにより、または予め設定されているアイコンを
クリックすることにより、企業のホームページのトップ
ページをブラウザに表示する。このトップページには、
ユーザIDおよびユーザ・パスワードを入力するフィー
ルドが設けられている。予め企業から発行されたユーザ
IDおよび予め登録されたパスワードをこれらのフィー
ルドに入力して、送信ボタンをクリックすると、これら
のユーザIDおよびパスワードが公開ウェブサーバ22
に送信され、CGIプログラム28によって認証部15
に渡される。
【0016】ユーザIDおよびユーザ・パスワードの認
証がOKになることに応答して、CGIプログラム28
は、このユーザに対応する業務ページをダイナミックメ
ニュー形成手法によりHTML文書の形で形成してユーザに
返送する。こうしてユーザのブラウザ上にこのユーザ用
の業務ページが表示される。ユーザは、業務ページの入
力フィールドに電子ファイル名を入力することにより、
共有データベース内にある自己が提供した電子ファイル
を取り出し、任意の編集作業(データ更新、削除等)を
行うことができる。また、業務ページの添付ファイルの
フィールドに新しいファイルを添付することによって、
あたらしいファイルを共有データベースに登録すること
ができる。
【0017】一実施例では、共有データベース内にある
電子ファイルを特定するために電子ファイル名に替えて
電子ファイルIDを使用する。この電子ファイルID
は、ユーザが新しいファイルを公開ウェブサーバに送信
し、共有データベース10に格納されるときに公開ウェ
ブサーバ22によって付与され、ユーザに通知される。
【0018】共有データベースにユーザによるアクセス
があったときは、アクセスの記録がログ・ファイル13
に記録される。ログ・ファイルは、アクセスしたユーザ
を示すユーザIDフィールド、アクセスした電子ファイ
ルの電子ファイルIDを示すファイルIDフィールド、
アクセスしたファイルの名前を示すファイル名フィール
ド、操作の種類(読み出し、書き込み、上書き、削除な
ど)を示す操作フィールド、ファイルの大きさ、アクセ
スの日時を示す日時フィールドからなる。これを表にす
ると、次のようになる。
【0019】
【表1】 ログ・ファイルのフィールド ユーザID ファイルID ファイル名 操作 大きさ 日時
【0020】1回の操作につき1つのレコードが記録さ
れる。1回の操作とは読み出し、書き込み、上書き、削
除それぞれの操作をいい、電子ファイルを読み出して修
正し、差し替える操作は、読み出しと、上書きの2回の
操作として2つのレコードとして記録される。
【0021】ログ・ファイル13のレコードは、関連す
る電子ファイルに付属して移動する。すなわち、電子フ
ァイルが共有データベース10から内部設置サーバ33
の内部データベース40にコピーされるときには、この
電子ファイルに関するログ・レコードが内部設置サーバ
33のログ・ファイル43にコピーされる。逆に内部設
置サーバ33の内部データベース40から電子ファイル
が外部設置サーバの共有データベース10にコピーされ
るときには、この電子ファイルに関するログ・レコード
がログ・ファイル43からログ・ファイル13にコピー
される。
【0022】内部設置サーバ33は、外部設置サーバ2
1の共有データベース10に対応する内部データベース
40、およびこの内部データベース40に対するアクセ
スの記録をとるログ・ファイル43を備えている。ログ
・ファイル43は、外部設置サーバ21のログ・ファイ
ル13と同じファイル構造で形成されている。内部デー
タベース40の内容は、ユーザに関係する電子ファイル
に関する限り、後に詳しく説明するように外部設置サー
バ21の共有データベース10の内容と一致するよう維
持される。
【0023】企業内のユーザ32は、イントラネット3
1により内部データベース40にアクセスして電子ファ
イルを取り出し、またはユーザに提供したい電子ファイ
ルを内部データベース40に書き込みすることができ
る。これらの操作は、すべてログ・ファイル43に記録
される。データ書き込み部38は、内部データベース4
0へのデータの書き込みを制御し、データ取り出し部4
2は、内部データベース40からの電子ファイルの取り
出し(読みとり)を制御する。通信制御部45は、内部
設置サーバ33と外部設置サーバ21との通信を制御す
る。この実施例では、内部設置サーバ33と外部設置サ
ーバ21との通信は、インターネット・プロトコル(I
Pプロトコル)で行われる。
【0024】外部設置サーバ21のログ管理部11は、
一定時間(たとえば15分)ごとにログ・ファイル13
を読み出し、この一定時間の間に新たに生じたログ・レ
コードがあるかどうか、すなわち共有データベース10
の変化に関する情報を調べる。これは、ログ・ファイル
の時間フィールドを検索することによってなされる。該
当するログ・レコードがあるときは、そのログ・レコー
ドの操作フィールドを点検する。操作フィールドの内容
が、「読み出し」であるときは、一実施例では、単にそ
のログ・レコードを内部設置サーバ33に転送し、ログ
・ファイル43にコピーする。これにより企業内のユー
ザ32は、ログ・ファイル43を点検することにより、
自己がユーザによる閲覧用として内部データベース40
にアップロードした電子ファイルが、共有データベース
10にコピーされた後、ユーザによって閲覧されたかど
うかを知ることができる。
【0025】操作フィールドの内容が「書き込み」また
は「上書き」であるときは、このログ・レコードに関連
する電子ファイルを共有データベース10から読み出し
て内部設置サーバ33に転送し、内部データベース40
に書き込みまたは上書きする。操作フィールドの内容が
「削除」であるときは、このログ・レコードを内部設置
サーバ33に転送する。内部設置サーバは、このログ・
レコードの転送に応答して、内部データベース40の該
当する電子ファイルを論理的に削除し、このログ・レコ
ードをログ・ファイル43にコピーする。こうして、内
部データベース40およびログ・ファイル43の内容を
共有データベース10およびログ・ファイル13の内容
と一致させる。
【0026】同様に内部設置サーバ33のログ管理部4
1は、一定の時間ごとにログ・ファイル43を調べ、こ
の一定時間の間に社内ユーザからの書き込み、上書き、
削除という電子ファイルの内容に変化を加える操作があ
ったかどうか、すなわち内部データベース40の変化に
関する情報を検出する。この場合、一実施例では、「読
み取り」操作は、共有データベース10のログに反映す
る必要性がないので、検出の対象としない。「書き込
み」または「上書き」のあったログ・レコードが検出さ
れると、対応する電子ファイルを内部データベース40
から読み出し、ログ・レコードと共に外部設置サーバ2
1に転送し、共有データベースに書き込みまたは上書き
を行い、ログ・レコードをログ・ファイル13にコピー
する。「削除」の場合は、単にそのログ・レコードを外
部設置サーバ21に転送する。外部設置サーバ21は、
このログ・レコードに応答して共有データベース10の
対応する電子ファイルを削除し、このログ・レコードを
ログ・ファイル13にコピーする。こうして、共有デー
タベース10の内容を内部データベース40の内容に一
致させる。
【0027】企業は、ユーザに伝達したい情報を内部デ
ータベース40に書き込むことによってユーザにより閲
覧可能な状態を実現することができる。書き込みから一
定の時間が経過すると、ログ管理部41によってこの情
報に関連する電子ファイルが外部設置サーバ21の共有
データベース10に転送され、書き込まれるからであ
る。こうして、たとえば見積もり仕様書を添付した見積
もり依頼のファイルを、ユーザが閲覧することができ
る。
【0028】図3は、ホームページのアクセスから業務
メニューの表示までのプロセスを示す。X社の協力会社
がインターネット・プロバイダにダイヤルアップ接続す
るよう設定されたパーソナル・コンピュータ1上でブラ
ウザを起動し、X社のURLを入力してエンターキーを
押すと(301)、このURLに該当する公開ウェブブラ
ウザ22が、X社のホームページのトップページのHT
TP文書をブラウザ1に送信する。こうしてブラウザ1
にX社のホームページのトップページが表示される(30
2)。トップページには、会社案内、製品案内、販売店
案内、などのページにハイパーリンクされた複数のボタ
ンに加えて、業務メニューのページにハイパーリンクさ
れた「業務メニュー」ボタンが含まれている。業務メニ
ューボタンの下には、ユーザIDおよびパスワードを入
力するフィールドが設けられている。
【0029】ユーザがユーザIDおよびパスワードを入
力して「業務メニュー」ボタンをクリックすると(30
3)、通信プロトコルがSSLによる暗号化通信を行う
HTTPSプロトコルに切り替えられ(304)、ユーザ
IDおよびパスワードが公開ウェブサーバ22に送信さ
れる(305)。公開ウェブサーバ22は、受信したユー
ザIDおよびパスワードを予め登録されたものと比較認
証し(306)、認証がOKであれば、ユーザに応じたメ
ニューを選択してメニューページを編集し(307)、こ
のメニューページをHTML文書の形でパーソナルコン
ピュータ1に送信する。こうして、パーソナルコンピュ
ータ1にユーザに対応した業務用メニューページが表示
される(308)。
【0030】図4は、X社の担当者が協力会社に見積も
り依頼を出す場合のプロセスの流れを示すフローチャー
トである。担当者は、購買部門のパーソナルコンピュー
タ上で協力会社のY社に送る見積もり依頼用の資料ファ
イルを作成する(401)。この資料ファイルにはY社の
ユーザIDを付加する(403)。ユーザIDは、取引先
管理テーブルを検索することによって得ることができ
る。
【0031】担当者は、この資料ファイルを内部設置サ
ーバ33の内部データベース40にアップロードする
(405)。このとき、ログ・ファイル43にこの資料フ
ァイルをデータベース40に書き込んだことが記録され
る。
【0032】ステップ407では、ログ管理部41が前回
のログ点検から一定時間(たとえば15分)が経過した
かどうかを判断する。一定時間が経過していると、ログ
管理部41がログ・ファイル43を読み、この一定時間
の間に社内ユーザによる内部データベース40への書き
込み、上書き、削除の操作があったかどうかを判断する
(409,411)。いまの例の場合、社内の担当者による新
たな資料ファイルの書き込みがあったので、内部設置サ
ーバ33は、この資料ファイルおよびこれに関連するロ
グ・レコードを内部データベース40およびログ・ファ
イル43から読み出し、通信制御装置45による制御に
よって外部設置サーバ21に送信する(413)。
【0033】これに応答して外部設置サーバ21は、こ
の資料ファイルおよび関連するログ・レコードを共有デ
ータベース10およびログ・ファイル13にそれぞれ書
き込む。この資料ファイルは、共有データベース10に
おけるY社専用のボックスに入れられる。こうして、X
社の担当者が作成した見積もり依頼の資料ファイルをY
社がアクセスすることができるようになる。
【0034】ここで、Y社専用のボックスは、共有デー
タベース10において物理的に固定の記憶領域を割り当
てられている必要はなく、Y社のユーザIDおよびユー
ザ・パスワードを用いなければ外部からアクセスするこ
とができないようにプログラムされていればよい。
【0035】以上にこの発明を具体的な実施例について
説明したが、この発明はこのような実施例に限定される
ものではない。
【0036】
【発明の効果】この発明によると、インターネットを利
用して企業間で情報交換を行うシステムであって、セキ
ュリティを維持しながら、利便性を損なわないシステム
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による一実施例のシステムの全体的な
構成を示す図。
【図2】この発明の一実施例のシステムのより詳細を示
すブロック図。
【図3】この発明の一実施例にいてユーザが業務用のメ
ニューページをブラウザに表示させるまでのプロセスを
示すフローチャート。
【図4】X社の担当者が作成した資料ファイルを協力会
社Y社がアクセスすることができるようになるまでのス
テップを示すフローチャート。
【符号の説明】
10 共有データベース 13、43 ログ・ファイル 20 インターネット 21 外部設置サーバ 22 公開ウェブサーバ 33 内部設置サーバ 35 ファイアウォール 40 内部データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 120 G06F 17/30 120A 150 150A Fターム(参考) 5B017 AA03 BA05 CA16 5B075 KK04 KK54 KK63 PQ02 5B082 EA12 GB02 HA03 5B089 GA19 GB03 JA32 JB22 KA04 KA13 KA17 KB13 KC59

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部に設置された外部設置サーバとファイ
    アウォールを介して通信する内部設置サーバを備える電
    子ファイル管理システムであって、 前記外部設置サーバに設けられ、インターネットに接続
    された公開ウェブサーバと、 前記外部設置サーバに設けられ、ユーザがインターネッ
    ト経由で認証を経てアクセスすることができる共有デー
    タベースと、 前記内部設置サーバに設けられた、前記共有データベー
    スに対応する内部データベースと、を備え、 前記共有データベースまたは前記内部データベースの変
    化情報に基づいて前記共有データベースおよび前記内部
    データベースを整合させるよう構成した電子ファイル管
    理システム。
  2. 【請求項2】前記外部設置サーバと前記内部設置サーバ
    とは専用線で接続されており、前記ユーザの認証は、ユ
    ーザIDおよびユーザ・パスワードを利用して行われる
    請求項1に記載の電子ファイル管理システム。
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CA002351997A CA2351997A1 (en) 2000-07-04 2001-06-29 Electronic file management system
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