JP2000089995A - ネットワークにおけるワークスペースエレメントの多数のコピーを安全に同期させる方法およびシステム - Google Patents

ネットワークにおけるワークスペースエレメントの多数のコピーを安全に同期させる方法およびシステム

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JP2000089995A JP10251467A JP25146798A JP2000089995A JP 2000089995 A JP2000089995 A JP 2000089995A JP 10251467 A JP10251467 A JP 10251467A JP 25146798 A JP25146798 A JP 25146798A JP 2000089995 A JP2000089995 A JP 2000089995A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セキュアなネットワーク環境において、ワー
クスペースエレメントの多数のコピーを安全に同期させ
る。 【解決手段】 クライアントサイトの全体的同期モジュ
ールは、この第1の防火壁内で動作し、第1のワークス
ペースエレメントが変更されたか否かを判定するために
第1のバージョン情報を調べる。広域サーバの同期エー
ジェントは、第1の防火壁の外で動作し、第1のワーク
スペースエレメントの個別に変更可能なコピーが変更さ
れたか否かを示す第2のバージョン情報を前記全体的同
期モジュールに送る。クライアントサイトの同期スター
トモジュールは、第1の防火壁内で動作し、所定の規準
が満たされたとき、全体的同期モジュールおよび同期エ
ージェントを安全に起動する。さらに、第1のバージョ
ン情報と第2のバージョン情報とを比較することによっ
て、第1のワークスペースエレメントおよびそのコピー
から好ましいバージョンを発生するための手段と、好ま
しいバージョンを第1の記憶部および第2の記憶部に格
納するための手段とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータネ
ットワークに関し、特に、安全機能を有する(セキュア
な)ネットワークにおけるファイル等のワークスペース
(作業領域)エレメントの多数のコピーを安全に同期さ
せるためのシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータのユーザにとって、データ
の一貫性は重要な関心事である。例えば、ある文書の個
別に変更可能な多数のコピーを維持する場合、ユーザ
は、敢えて、旧いバージョンを使用することがある。さ
らに、ユーザがデータの不一致に気付く頃までには、当
事者間通信上のミスまたはデータ損失が発生しているか
もしれない。このような場合、ユーザは、一致していな
いデータを調和一致させるためにより多くの時間を費や
さなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ある文書の多数のコピ
ーが異なるネットワーク位置で維持される場合、このデ
ータ不一致の問題はさらに深刻になる。例えば、従来の
防火壁技術のようなネットワーク安全システムにより、
ユーザは、これらのネットワーク位置のうちのある特定
のものに対してのみアクセスすることができる。しか
し、他のサイトへのアクセス無しでは、ユーザは、アク
セス可能なサイトにおけるバージョンが最新のものであ
ることを確認できない。
【0004】従って、今日、ユーザに対してデータの一
貫性を提供し、特に、セキュアなネットワーク環境にお
いて、文書のようなワークスペースエレメントの多数の
コピーを同期させるためのシステムおよび方法が必要と
されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、安全機能を有する(セキュアな)ネッ
トワーク環境において、ワークスペースエレメントの多
数のコピーを同期させるためのシステムおよび方法を提
供する。前記セキュアなネットワーク環境は、多数のク
ライアントに接続される広域サーバを含んでいる。この
発明のシステムおよび方法を使用することにより、これ
らのクライアントは、個々のサイトがサイト防火壁(fi
rewall:ファイアーウォール)によって保護されている
か否かに関係なく、多数のサイトの間でワークスペース
データを自動的に同期させる。
【0006】この発明に係るシステムはクライアントサ
イトに設けられた全体的同期モジュールを備えており、
該全体的同期モジュールは、第1の防火壁内で動作する
ものであり、第1のワークスペースエレメントが変更さ
れたか否かを判定するために第1のバージョン情報を調
べる。該システムは前記広域サーバに設けられた同期エ
ージェントをさらに備えており、該同期エージェント
は、前記第1の防火壁の外で動作し、前記第1のワーク
スペースエレメントの個別に変更可能なコピーが変更さ
れたか否かを示す第2のバージョン情報を前記全体的同
期モジュールに送る。前記クライアントサイトに設けら
れた同期スタートモジュールは、前記第1の防火壁内で
動作するものであり、所定の規準が満たされたとき、前
記全体的同期モジュールおよび同期エージェントを起動
する。該システムは、さらに、前記第1のバージョン情
報と前記第2のバージョン情報とを比較することによっ
て、前記第1のワークスペースエレメントおよび前記コ
ピーから好ましいバージョンを発生するための手段と、
前記好ましいバージョンを第1の記憶部および第2の記
憶部に格納するための手段とを備えている。
【0007】さらに、前記システムは、最後(すなわち
最新)の同期日時以後に前記ワークスペースエレメント
および前記コピーの両方が変更された場合の処理をも行
う。これに対応して、内容に基づく同期モジュールは、
好ましいバージョンを決定し、または、前記第1のワー
クスペースエレメントおよび前記コピーを前記第1の記
憶部および第2の記憶部に格納するなどの応答動作を実
行する。
【0008】この発明に係る方法は、防火壁内の第1の
記憶部に格納された第1のワークスペースエレメントが
変更されたか否かを示す第1のバージョン情報を調べる
ことによって、第1の検査結果を発生するステップと、
前記第1のワークスペースエレメントの個別に変更可能
なコピーであって前記防火壁の外の第2の記憶部に格納
されたものが変更されたか否かを示す第2のバージョン
情報を調べることによって、第2の検査結果を発生する
ステップとを備えている。該方法は、さらに、所定の規
準が満たされたとき、前記防火壁内から同期処理を起動
するステップと、前記第1の検査結果および第2の検査
結果に基づき、前記第1のワークスペースエレメントお
よび前記コピーから好ましいバージョンを発生するステ
ップと、前記好ましいバージョンを前記第1の記憶部お
よび第2の記憶部に格納するステップとを備えている。
【0009】この発明に係るシステムおよび方法は、信
頼できる第三者を使用して、多数のサイト間でのワーク
スペースデータの同期を可能にする。従って、ワークサ
イト、ホームサイト、オフサイトおよび広域サーバサイ
トを維持するクライアントユーザは、これら4つのサイ
トのすべての間でワークスペースデータまたはそれらの
一部分を同期させることができる。さらに、ユーザのリ
クエストがあった時に、例えばユーザが通勤している間
のような特定の日時に、または、ユーザによるログオフ
またはログオンのような特定の動作の後に、前記全体的
同期モジュールが前記ワークスペースデータを同期させ
るよう、前記同期スタートモジュールが同期処理を開始
すべき時を制御するための所定の規準が設定されていて
よい。この発明に係るシステムおよび方法はインターネ
ット上で動作するものであるので、上記同期は任意の距
離にわたって可能である。また、上記同期は前記防火壁
内から開始されるので、外部から入ってくる通信を阻止
する典型的な防火壁は、ワークスペースデータの同期に
対する支障とはならない。また、ユーザの好みを予め設
定できるので、この発明に係るシステムおよび方法は、
クライアントユーザに付き添われていない状態で動作可
能である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してこの発
明の一実施の形態を詳細に説明する。図1は安全機能を
有する(セキュアな)データ同期ネットワーク100を
示すブロック図であり、該ネットワーク100は、イン
ターネットなどの通信チャンネル110を介して広域
(グローバル)サーバ120に接続された遠隔コンピュ
ータターミナル105のような第1のサイトを含んでい
る。また、前記広域サーバ120は、インターネットな
どの通信チャンネル125を介して、法人のローカルエ
リアネットワーク(LAN)135のような第2のサイ
トに接続されている。前記広域サーバ120は広域防火
壁115によって保護されており、前記法人のLAN1
35は法人防火壁130によって保護されている。
【0011】前記法人のLAN135は法人信号バス1
40を備えており、該法人信号バス140は、前記法人
防火壁130を、イーメール(e-mail)データ165を
有するイーメールサーバ145、ファイルデータ170
を有するファイルサーバ150、カレンダーデータ17
5を有するカレンダーサーバ155、および、ユーザデ
ータ180を有するデスクトップコンピュータ160に
接続する。なお、前記イーメールデータ165、ファイ
ルデータ170、カレンダーデータ175およびユーザ
データ180ならびにそれらの一部は、様々な異なる位
置に格納されてよく、例えば、デスクトップコンピュー
タ160に局地的に格納されてよい。また、前記イーメ
ールデータ165、ファイルデータ170、カレンダー
データ175およびユーザデータ180は、単なる一例
であり、以下において“ワークスペースデータ”と総称
する。当業者に理解されるように、前記“ワークスペー
スデータ”には、アプリケーションプログラムのような
他の種類のデータが含まれていてもよい。さらに、前記
イーメールデータ165、ファイルデータ170、カレ
ンダーデータ175およびユーザデータ180の各々は
ワークスペースエレメントに分割されてもよく、ここ
で、各前記ワークスペースエレメントは、特定のバージ
ョン情報225(図2を参照して後述する)によって識
別される。従って、各イーメール、ファイル、カレンダ
ー等は、ワークスペースデータ中のワークスペースエレ
メントということができる。
【0012】ワークスペースデータ185の個別に変更
可能なコピー(ここでは、ワークスペースデータ123
という)は、遠隔コンピュータターミナル105からユ
ーザによって容易にアクセス可能なよう、広域サーバ1
20に格納されている。コピーである前記ワークスペー
スデータ123は、ワークスペースデータ185におけ
る各ワークスペースエレメントの個別に変更可能なコピ
ー、および、バージョン情報255(図2)の個別に変
更可能なコピー(ここでは、バージョン情報124とい
う)を含んでいる。
【0013】前記ネットワーク100は同期手段をさら
に備えており、該同期手段は、前記法人のLAN135
内(例えばデスクトップコンピュータ160)に格納さ
れた基本システム190と、好ましくは前記法人の防火
壁130の外部(好ましくは広域サーバ120)に格納
された同期エージェント126を含んでいる。前記基本
システム190と同期エージェント126とは、前記ワ
ークスペースデータ185を前記ワークスペースデータ
123と同期させるために共働する。一般に、前記基本
システム190は前記法人のLAN135内のワークス
ペースデータ185を管理し、前記同期エージェント1
26は前記広域サーバ120内のワークスペースデータ
123を管理する。図4を参照して後で詳述するよう
に、好ましくは、前記基本システム190がデータ同期
を開始し、制御する。
【0014】前記遠隔コンピュータターミナル105
は、U.S.Robotics,Inc.によるPalmPilotシステムのよう
なスマートテレホンまたはパーソナルデータアシスタン
ト(PDA)を含んでいてもよい。特には図示しない
が、前記遠隔コンピュータターミナル105は前記基本
システム190と同様な第2の基本システムを含んでい
てもよく、該第2の基本システムは図4を参照して後で
詳述することにする。従って、前記遠隔コンピュータタ
ーミナル105の第2の基本システムは、前記同期エー
ジェント126と共働することによって、該ターミナル
105に格納されたワークスペースデータを、前記広域
サーバ120に格納されたワークスペースデータ123
と同期させるものである。前記法人のLAN135と同
様に、前記遠隔コンピュータターミナル105の第2の
基本システムは、以下に説明する理由により、前記広域
サーバ120とのデータ同期を開始し、これを制御する
のが好ましい。このようにして、前記遠隔コンピュータ
ターミナル105のワークスペースは、前記ワークスペ
ース123およびワークスペース185と同期させられ
る。
【0015】図2はサービスサーバ200の詳細を示す
ブロック図であり、ここで、前記イーメールサーバ14
5、ファイルサーバ150、カレンダーサーバ155お
よびデスクトップコンピュータ160の各々は、単なる
一例である。該サービスサーバ200は、Motorola Pow
er PC(登録商標)マイクロプロセッサまたはIntel Pen
tium(登録商標)マイクロプロセッサのようなCPU2
05を備えている。キーボードおよびマウスのような入
力装置210、ならびに、CRT表示器のような出力装
置215は、信号バス220を介して前記CPU205
に接続されている。さらに、通信インターフェイス22
5(例えばEthernetポート)、データ記憶装置230
(例えばROMまたは磁気ディスク)、およびRAM2
35が、前記信号バス220を介して前記CPU205
に接続されている。
【0016】オペレーティングシステム240は、前記
CPU205による処理を制御するプログラムを含んで
おり、典型的には、前記データ記憶装置230に格納さ
れており、前記RAM235にロードされて実行され
る。サービスエンジン245は、例えばイーメールデー
タベース、カレンダーデータベース、ブックマーク(し
おり)データベースまたはその他のファイルデータベー
スを維持するための特定のサービスを実行するためのプ
ログラムを含んでいる。サービス実行のために、前記サ
ービスエンジン245は、典型的には前記データ記憶装
置230に格納されるサービスデータ250(例えば、
イーメールデータ165、ファイルデータ170、カレ
ンダーデータ175またはユーザデータ180)に基づ
いて動作する。前記サービスデータ250は、最後(最
近)の変更の日時を示すバージョン情報255を含んで
いる。変更がなされる毎に、前記サービスエンジン24
5は前記バージョン情報255を更新する。なお、前記
データ記憶装置230において前記サービスデータ25
0を格納したメモリ部分を、以下、“サービス記憶部”
という。
【0017】図3は前記デスクトップコンピュータ16
0の詳細を示すブロック図であり、該デスクトップコン
ピュータ160は、CPU305と、入力装置310
と、出力装置315と、通信インターフェイス325
と、データ記憶装置330と、RAM335とを備えて
おり、これらはすべて信号バス320に接続されてい
る。オペレーティングシステム340は、前記CPU3
05による処理を制御するプログラムを含んでおり、典
型的には、前記データ記憶装置330に格納されてお
り、前記RAM335にロードされて実行される。デス
クトップサービスエンジン345(すなわち、図2の特
定のサービスエンジン245)は、バージョン情報35
0(すなわち、図2の特定のバージョン情報255)を
含むユーザデータ180(すなわち、図2の特定のサー
ビスデータ250)を管理するためのサービスプログラ
ムを含んでいる。また、前記デスクトップサービスエン
ジン345も、前記データ記憶装置330に格納され、
前記RAM335にロードされて実行されてもよい。前
記ユーザデータ180は、前記データ記憶装置330に
格納されていてよい。図1に関して上述したように、前
記基本システム190は、前記ワークスペースデータ1
85(ユーザデータ180を含む)を、前記ワークスペ
ースデータ123と同期させる。また、前記基本システ
ム190も、前記データ記憶装置330に格納され、前
記RAM335にロードされて実行されてもよい。
【0018】図4は前記基本システム190の詳細を示
すブロック図であり、該基本システム190は、通信モ
ジュール405と、ユーザインターフェイスモジュール
410と、ロケータモジュール415と、同期スタート
モジュール420と、全体的同期モジュール425と、
内容に基づく同期モジュール430とを備えている。簡
略化のために、各前記モジュールは、1つの信号バス4
40を介して相互通信するものとして示されている。
【0019】前記通信モジュール405は、データを圧
縮するためのルーチンと、前記通信インターフェイス3
25(図3)を介して前記同期エージェント126(図
1)と通信するためのルーチンとを含んでいる。さら
に、前記通信モジュール405は、前記法人防火壁13
0および広域防火壁115を介して安全な通信チャンネ
ルを確立するために、セキュアソケットレイヤ(SS
L:Secure Socket Layer)技術およびユーザ識別認証
(すなわち、ディジタル認証)技術を適用するためのル
ーチンを含んでいる。前記通信モジュール405の一例
としては、TCP/IPスタックまたはAppleTalk(登
録商標)プロトコルがある。
【0020】前記ユーザインターフェイスモジュール4
10は、ユーザと通信するためのルーチンを含み、従来
型のGUI(Graphical User Interface)を含んでいて
もよい。該ユーザインターフェイスモジュール410
は、ここで説明するもののような他のデスクトップコン
ピュータ160の要素と共働する。
【0021】前記ロケータモジュール415は、前記ワ
ークスペースデータ185におけるワークスペースエレ
メントのメモリ位置、および、前記ワークスペースデー
タ123におけるワークスペースエレメントのメモリ位
置を特定するためのルーチンを含んでいる。このような
ワークスペースエレメントメモリ位置の特定は、インテ
リジェントソフトウエア、すなわち、プリセットメモリ
アドレスまたはシステムの記録を使用して、あるいは、
ユーザに質問するための対話ボックスを使用して実行さ
れてよい。従って、前記ロケータモジュール415は、
前記イーメールデータ165におけるワークスペースエ
レメント、前記ファイルデータ170におけるワークス
ペースエレメント、前記カレンダーデータ175におけ
るワークスペースエレメントおよび前記ユーザデータ1
80におけるワークスペースエレメントのメモリアドレ
ス、ならびに、前記ワークスペースデータ123におけ
る対応するワークスペースエレメントのメモリアドレス
を判定する。なお、前記ロケータモジュール415は、
システムの起動(ブートアップ)時、または、ワークス
ペースエレメントの更新されたメモリ位置を維持するた
めの前記広域サーバ120との各通信後に、前記ワーク
スペースエレメントメモリ位置の識別を行ってよい。
【0022】前記同期スタートモジュール420は、前
記ワークスペースデータ123およびワークスペースデ
ータ185を何時開始するかを決定するためのルーチン
を含んでいる。例えば、該同期スタートモジュール42
0は、ユーザのリクエストがあった時に、特定の日時
に、所定の時間が経過した時に、所定回数の変更があっ
た時に、ユーザによるログオフ等の行為の後、または、
これらと同様な規準条件が発生した時に、データ同期処
理を開始するようにしてよい。該同期スタートモジュー
ル420は、前記全体的同期モジュール425に対して
そのルーチンの実行を開始するよう命令することによっ
て、データ同期処理を開始する。なお、典型的な法人の
防火壁130は外から入ってくる通信を阻止し、外に出
て行く通信を許可するので、前記同期エージェント12
6との通信は、前記法人のLAN135の内部から開始
されるのが好ましい。
【0023】前記全体的同期モジュール425は、前記
同期エージェント126(図1)に対してバージョン情
報124をリクエストするためのルーチン、および、ど
のバージョンが変更されたのかを判定するために、前記
バージョン情報255を、最後の日時のような最後の同
期署名435と比較するためのルーチンを含んでいる。
さらに、前記全体的同期モジュール425は、前記バー
ジョン情報124とバージョン情報255とを比較する
ことにより、特定のワークスペースエレメントの一方ま
たは両方のバージョン情報が変更されたか否かを判定す
るためのルーチン、および、適当な同期用応答動作を実
行するするためのルーチンを含んでいる。該適当な同期
用応答動作には、前記ワークスペースデータ185にお
けるある1つのワークスペースエレメントについての
(好ましいバージョンとして)変更されたバージョンを
送る動作、または、変更を編集したもののみを他の記憶
部に送る動作が含まれていてよい。適当な同期用応答動
作の他の例として、2つの変更されたバージョン間の調
和一致が必要な場合に、前記内容に基づく同期モジュー
ル430に対して以下に説明するようなルーチンを実行
するよう命令する動作が含まれてもよい。
【0024】なお、好ましくは、前記同期エージェント
126は、前記バージョン情報124を調べ、最後の同
期署名435後に変更されたと判定されたバージョン情
報124のみを送る。この技術により、プロセッサの能
力を効率的に使用でき、前記通信チャンネル125を介
して不必要なデータ伝送を回避できる。従って、前記法
人のLAN135における全体的同期モジュール425
は、受け取ったバージョン情報124をバージョン情報
255と比較し、両バージョン情報間の調和一致が必要
か否かを判定する。データ同期化が完了すると、前記全
体的同期モジュール425は前記最後の同期署名435
を更新する。
【0025】前記内容に基づく同期モジュール430
は、前記ワークスペースデータ123,185における
全同一のワークスペースエレメントに関する2つまたは
3つ以上の変更されたバージョンを調和一致させるため
のルーチンを含んでいる。例えば、最後の同期の後にユ
ーザワークスペースエレメントのオリジナルとコピーと
の両方が個別に変更された場合、前記内容に基づく同期
モジュール430は、ユーザに対して前記変更されたバ
ージョンのうち好ましい方のバージョンを選択するよう
リクエストしてよく、または、プリセットされた好みに
基づいて応答してもよい。このプリセットされた好み
は、両バージョンを両方の記憶部に格納するもの、また
は、両方の記憶部に格納された各変更バージョンを、変
更部分を1つの好ましい方のバージョンに統合したもの
に変えるものであってよい。
【0026】図5は同期エージェント126の詳細を示
すブロック図であり、該同期エージェント126は、通
信モジュール505(図4を参照して上述した通信モジ
ュール405に類似したもの)と、全体的同期モジュー
ル510(図4を参照して上述した全体的同期モジュー
ル425に類似したもの)とを備えている。前記通信モ
ジュール505は、データを圧縮するためのルーチン
と、前記通信インターフェイス125を介して前記基本
システム190と通信するためのルーチンとを含んでい
る。さらに、前記通信モジュール505は、前記広域防
火壁115および法人防火壁130を介して安全な通信
チャンネルを確立するためのルーチンを含んでいる。
【0027】前記全体的同期モジュール510は、前記
バージョン情報124を最後の同期署名435と比較す
るためのルーチンと、変更されたと判定されたバージョ
ン情報124を前記全体的同期モジュール425に送る
ためのルーチンとを含んでいる。前記全体的同期モジュ
ール510は、その最後の同期署名435のコピー(図
示せず)を維持してよい。代案として、前記基本システ
ム190からの同期リクエストは、前記最後の同期署名
435のコピーを含んでいてもよい。前記全体的同期モ
ジュール510は、さらに、前記ワークスペースデータ
185のワークスペースエレメントの好ましいバージョ
ンを前記全体的同期モジュール425から受け取るため
のルーチンと、前記ワークスペースデータ185のワー
クスペースエレメントの好ましいバージョンを前記全体
的同期モジュール425に送るためのルーチンとを含ん
でいる。
【0028】図6は、安全機能を有するネットワーク1
00において前記ワークスペースデータ123,185
の多数のコピーを同期させるための方法600を示すフ
ローチャートである。該方法600によると、最初のス
テップ605において、前記ロケータモジュール415
が、ワークスペースデータ123,185におけるワー
クスペースエレメントのメモリ位置を特定する。上述の
ように、このワークスペースエレメントのメモリ位置の
特定は、インテリジェントソフトウエアまたは対話ボッ
クスを使用して実行されてよい。次のステップ610に
おいて、前記ユーザインターフェイスモジュール410
は、前記ワークスペースデータ123,185における
前記ワークスペースエレメントの選択が前記全体的同期
モジュール425によって同期されることを可能にす
る。
【0029】ステップ615において、前記同期スター
トモジュール420は、ステップ610で選択された前
記ワークスペースエレメントの同期をスタートすべきこ
とを示す所定の規準が満たされたか否かを判定する。N
Oである場合、この方法600はステップ615に戻
る。YESである場合、ステップ617において、前記
通信モジュール405,505は、前記広域サーバ12
0とデスクトップコンピュータ160との間にセキュア
な通信チャンネルを確立する。次のステップ620にお
いて、前記全体的同期モジュール510は、前記ワーク
スペースデータ123における各選択されたワークスペ
ースエレメントのバージョン情報124を最後の同期署
名435と比較することによって、変更されたワークス
ペースを検出し、その後、変更されたと判定されたワー
クスペースを前記全体的同期モジュール425に送る。
さらに、ステップ620において、前記全体的同期モジ
ュール425は、前記ワークスペースデータ123にお
ける各選択されたワークスペースエレメントのバージョ
ン情報124を最後の同期署名435と比較することに
よって、変更されたワークスペースを検出する。この実
施の形態において、最後の変更が最後の署名の日時の後
に行われたものである場合、ワークスペースエレメント
の変更がなされたものとされる。
【0030】前記ワークスペースデータ123または1
85において変更されたワークスペースエレメントが検
出されない場合、ステップ650において、前記全体的
同期モジュール425および510が最後の同期署名4
35を更新し、この方法600が終了する。前記ワーク
スペースデータ123または185において変更された
ワークスペースエレメントが検出された場合、ステップ
625において、前記全体的同期モジュール425は、
同一のワークスペースエレメントの2つ以上のバージョ
ンが最後の同期の後に変更されたか否かを判定する。
【0031】変更されたバージョンが1つだけである場
合、ステップ630において、これに対応する前記全体
的同期モジュール425または510は、該ワークスペ
ースエレメントの更新された好ましいバージョンを他方
の記憶部に送り、その後、ステップ635において、ス
テップ610で選択されたすべてのワークスペースエレ
メントが調べられたか否かを判定する。YESである場
合、この方法600はステップ650にジャンプする。
NOである場合、この方法600はステップ620に戻
る。
【0032】変更されたバージョンが2つ以上である場
合、ステップ640において、前記全体的同期モジュー
ル425は、前記内容に基づく同期モジュール430に
対して、これらの変更されたバージョンを調和一致させ
る。この調和一致作業には、ユーザからの命令をリクエ
ストすること、または、予め選択された好みに基づい
て、両前記記憶部に両バージョンを格納するなどの応答
動作を実行することを含んでいてよい。
【0033】ステップ645において、前記全体的同期
モジュール425および510は、前記ワークスペース
エレメントの好ましいバージョン、または、変更部分を
編集したものを他方の記憶部に送る。すなわち、前記好
ましいバージョンが前記ワークスペースデータ185に
おけるワークスペースエレメントである場合、前記全体
的同期モジュール425は、前記ワークスペースデータ
123における旧いワークスペースエレメントを更新す
るために、前記好ましいバージョンまたは変更部分前記
全体的同期モジュール510に送る。前記好ましいバー
ジョンが前記ワークスペースデータ123におけるワー
クスペースエレメントである場合、前記全体的同期モジ
ュール510は、前記ワークスペースデータ185にお
ける旧いワークスペースエレメントを更新するために、
前記好ましいバージョンまたは変更部分前記全体的同期
モジュール425に送る。その後、方法600はステッ
プ635にジャンプする。
【0034】以上の本発明の好ましい実施の形態の説明
は単なる一例にすぎず、上述した実施の形態および方法
の様々な変更が可能である。例えば、前記広域サーバ1
20は、単一の装置として例示されているが、ネットワ
ーク接続されたいくつかのコンピュータを含んでいてよ
い。また、詳細には説明しなかったが、前記遠隔コンピ
ュータターミナル105は、そこに格納されたワークス
ペースエレメントのコピーを、広域サーバ120に格納
されたワークスペースデータ123のワークスペースエ
レメントと同期させることができる。この発明の構成要
素は、プログラムされた汎用のディジタルコンピュータ
を使用して、用途別集積回路を使用して、あるいは、相
互接続された通常の構成要素および回路のネットワーク
を使用して実現されてよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明は、セキュアな
ネットワークにおけるワークスペースエレメントの多数
のコピーを安全に同期させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る安全機能を有するセキュアなデ
ータ同期ネットワークを示すブロック図。
【図2】図1のサービスサーバの詳細を示すブロック
図。
【図3】図1のデスクトップコンピュータの詳細を示す
ブロック図
【図4】図3の基本システムの詳細を示すブロック図
【図5】図1の同期エージェントの詳細を示すブロック
【図6】セキュアなネットワークにおいてワークスペー
スデータの多数のコピーを同期させるための方法の一例
を示すフローチャート。
【符号の説明】
105 遠隔コンピュータターミナル 115 広域防火壁 120 広域サーバ 123 ワークスペースデータ 124 バージョン情報 126 同期エージェント 130 法人の防火壁 185 ワークスペースデータ 190 基本システム 420 同期スタートモジュール 425 全体的同期モジュール 510 全体的同期モジュール
フロントページの続き (72)発明者 マーク ディー リギンス アメリカ合衆国 95123 カリフォルニア, サンノゼ, モラガ アベニュー 5818 (72)発明者 プラサド ワグル アメリカ合衆国 95051 カリフォルニア, サンタ クララ, プルネリッジ アベ ニュー 2831 (72)発明者 クリスティーン シー イン アメリカ合衆国 94404 カリフォルニア, フォスター シティ, ムーンセイル レーン 1204 Fターム(参考) 5B082 EA07 EA10 GA05 GA14 HA03 HA06 HA08 5B089 GA11 GA21 JA32 JB11 JB19 JB22 KA12 KB09 KB11 KC15 KC28 KC60 KG01 MC08

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)防火壁内の第1の記憶部に格納さ
    れた第1のワークスペースエレメントが変更されたか否
    かを示す第1のバージョン情報から、第1の検査結果を
    発生するステップと、 (b)前記第1のワークスペースエレメントの個別に変
    更可能なコピーであって前記防火壁の外の第2の記憶部
    に格納されたものが変更されたか否かを示す第2のバー
    ジョン情報から、第2の検査結果を発生するステップ
    と、 (c)所定の規準が満たされたとき、前記防火壁内から
    前記ステップ(a)および(b)を起動するステップ
    と、 (d)前記第1の検査結果および第2の検査結果に基づ
    き、前記第1のワークスペースエレメントおよび前記コ
    ピーから好ましいバージョンを発生するステップと、 (e)前記好ましいバージョンを前記第1の記憶部およ
    び第2の記憶部に格納するステップとを具備するコンピ
    ュータに基づく方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の記憶部が、前記防火壁の外に
    位置していて広域防火壁によって保護された広域サーバ
    上に設けられている請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第1のバージョン情報は、前記第1
    のワークスペースエレメントが最後に変更された日時を
    含み、前記第2のバージョン情報は、前記コピーが最後
    に変更された日時を含むものである請求項1に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記第1の検査結果を発生するステップ
    が、前記第1のバージョン情報を最後の同期の日時と比
    較するステップを含む請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の検査結果を発生するステップ
    が、前記第2のバージョン情報を最後の同期の日時と比
    較するステップを含む請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の検査結果を発生するステップ
    の前に、前記第1のワークスペースエレメントが変更さ
    れる毎に前記第1のバージョン情報を更新するステップ
    をさらに具備する請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の検査結果を発生するステップ
    の前に、前記コピーが変更される毎に前記第2のバージ
    ョン情報を更新するステップをさらに具備する請求項1
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第1のワークスペースエレメントお
    よび前記コピーのうちの一方のみが変更された場合、前
    記発生するステップが、前記第1のワークスペースエレ
    メントおよび前記コピーのうちの前記一方を前記好まし
    いバージョンとして選択することを含む請求項1に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 前記第1のワークスペースエレメント、
    前記第1のバージョン情報、前記コピーおよび前記第2
    のバージョン情報を検出するステップをさらに具備する
    請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 第1の防火壁内で動作し、第1のワー
    クスペースエレメントが変更されたか否かを判定するた
    めに第1のバージョン情報を調べるための全体的同期モ
    ジュールと、 前記第1の防火壁の外で動作し、前記第1のワークスペ
    ースエレメントの個別に変更可能なコピーが変更された
    か否かを示す第2のバージョン情報を前記全体的同期モ
    ジュールに送るための同期エージェントと、 前記第1の防火壁内で動作し、所定の規準が満たされた
    とき、前記全体的同期モジュールおよび同期エージェン
    トを起動する同期スタートモジュールと、 前記第1のバージョン情報と前記第2のバージョン情報
    とを比較することによって、前記第1のワークスペース
    エレメントおよび前記コピーから好ましいバージョンを
    発生するための手段と、 前記好ましいバージョンを第1の記憶部および第2の記
    憶部に格納するための手段とを具備したシステム。
  11. 【請求項11】 前記第1の防火壁を通過して通信する
    ための通信モジュールをさらに具備する請求項10に記
    載のシステム。
  12. 【請求項12】 前記同期エージェントおよび前記第2
    の記憶部が、広域防火壁によって保護された広域サーバ
    上に設けられている請求項10に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記第1の防火壁および前記広域防火
    壁を通過して通信するための通信モジュールをさらに具
    備する請求項12に記載のシステム。
  14. 【請求項14】 前記第1のバージョン情報は、前記第
    1のワークスペースエレメントが最後に変更された日時
    を含み、前記第2のバージョン情報は、前記コピーが最
    後に変更された日時を含むものである請求項10に記載
    のシステム。
  15. 【請求項15】 前記全体的同期モジュールが、前記第
    1のバージョン情報を最後の同期の日時と比較する請求
    項14に記載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記同期エージェントが、前記第2の
    バージョン情報を最後の同期の日時と比較する請求項1
    4に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 前記第1のワークスペースエレメント
    が変更される毎に前記第1のバージョン情報を更新する
    ための手段をさらに具備する請求項10に記載のシステ
    ム。
  18. 【請求項18】 前記コピーが変更される毎に前記第2
    のバージョン情報を更新するための手段をさらに具備す
    る請求項10に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 前記第1のワークスペースエレメント
    および前記コピーのうちの一方のみが変更された場合、
    前記発生するための手段が、前記第1のワークスペース
    エレメントおよび前記コピーのうちの前記一方を前記好
    ましいバージョンとして選択する請求項10に記載のシ
    ステム。
  20. 【請求項20】 前記第1の記憶部、前記第1のワーク
    スペースエレメント、前記第1のバージョン情報、前記
    第1のバージョン情報、前記第2の記憶部、前記コピー
    および前記第2のバージョン情報を検出するためのロケ
    ータモジュールをさらに具備する請求項10に記載のシ
    ステム。
  21. 【請求項21】 防火壁内の第1の記憶部に格納された
    第1のワークスペースエレメントが変更されたか否かを
    示す第1のバージョン情報から、第1の検査結果を発生
    するための第1の手段と、 前記第1のワークスペースエレメントの個別に変更可能
    なコピーであって前記防火壁の外の第2の記憶部に格納
    されたものが変更されたか否かを示す第2のバージョン
    情報から、第2の検査結果を発生するための第2の手段
    と、 所定の規準が満たされたとき、前記防火壁内から前記第
    1の手段および前記第2の手段を起動するための手段
    と、 前記第1の検査結果および第2の検査結果に基づき、前
    記第1のワークスペースエレメントおよび前記コピーか
    ら好ましいバージョンを発生するための手段と、 前記好ましいバージョンを前記第1の記憶部および第2
    の記憶部に格納するための手段とを具備するシステム。
  22. 【請求項22】 (a)防火壁内の第1の記憶部に格納
    された第1のワークスペースエレメントが変更されたか
    否かを示す第1のバージョン情報から、第1の検査結果
    を発生するステップと、 (b)前記第1のワークスペースエレメントの個別に変
    更可能なコピーであって前記防火壁の外の第2の記憶部
    に格納されたものが変更されたか否かを示す第2のバー
    ジョン情報から、第2の検査結果を発生するステップ
    と、 (c)所定の規準が満たされたとき、前記防火壁内から
    前記ステップ(a)および(b)を起動するステップ
    と、 (d)前記第1の検査結果および第2の検査結果に基づ
    き、前記第1のワークスペースエレメントおよび前記コ
    ピーから好ましいバージョンを発生するステップと、 (e)前記好ましいバージョンを前記第1の記憶部およ
    び第2の記憶部に格納するステップとをコンピュータに
    実行させるためのプログラムコードを格納してなる、コ
    ンピュータによって読取り可能な記憶媒体。
  23. 【請求項23】 (a)防火壁内の第1の記憶部に格納
    された第1のワークスペースエレメントが変更されたか
    否かを示す第1のバージョン情報から、第1の検査結果
    を発生するステップと、 (b)前記第1のワークスペースエレメントの個別に変
    更可能なコピーであって前記防火壁の外の第2の記憶部
    に格納されたものが変更されたか否かを示す第2のバー
    ジョン情報から、第2の検査結果を発生するステップ
    と、 (c)所定の規準が満たされたとき、前記防火壁内から
    前記ステップ(a)および(b)を起動するステップ
    と、 (d)前記第1の検査結果および第2の検査結果に基づ
    き、前記第1のワークスペースエレメントおよび前記コ
    ピーの両方が変更されたことを判定するステップと、 (e)前記第1のワークスペースエレメントおよび前記
    コピーの両方を前記第1の記憶部および第2の記憶部に
    格納するステップとを具備するコンピュータに基づく方
    法。
  24. 【請求項24】 防火壁内の第1の記憶部に格納された
    第1のワークスペースエレメントが変更されたか否かを
    示す第1のバージョン情報から、第1の検査結果を発生
    するための第1の手段と、 前記第1のワークスペースエレメントの個別に変更可能
    なコピーであって前記防火壁の外の第2の記憶部に格納
    されたものが変更されたか否かを示す第2のバージョン
    情報から、第2の検査結果を発生するための第2の手段
    と所定の規準が満たされたとき、前記防火壁内から前記
    第1の手段および第2の手段を起動するための手段と、 前記第1の検査結果および第2の検査結果に基づき、前
    記第1のワークスペースエレメントおよび前記コピーの
    両方が変更されたことを判定するための手段と、 前記第1のワークスペースエレメントおよび前記コピー
    の両方を前記第1の記憶部および第2の記憶部に格納す
    るための手段とを具備するシステム。
  25. 【請求項25】 防火壁の外で動作する広域サーバであ
    って、第1のワークスペースデータ、および、これに対
    応する第1のバージョン情報とを格納するためのメモリ
    と、前記第1のワークスペースデータおよび前記第1の
    バージョン情報を管理し、遠隔のクライアントと通信す
    るための同期エージェントとを備えたものと;前記防火
    壁内で動作する遠隔のクライアントであって、第2のワ
    ークスペースデータ、および、これに対応する第2のバ
    ージョン情報とを格納するためのメモリと、前記第1の
    バージョン情報および前記第2のバージョン情報を調べ
    ることによって、前記同期エージェントと共働して、前
    記第1のワークスペースデータを前記第2のワークスペ
    ースデータと同期させるための手段とを備えたものと;
    前記広域サーバと遠隔のクライアントとの間におけるワ
    ークスペースデータの同期を開始するための同期スター
    ト手段と;を具備したシステム。
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