JP2003255887A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイ装置

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JP2003255887A
JP2003255887A JP2002061452A JP2002061452A JP2003255887A JP 2003255887 A JP2003255887 A JP 2003255887A JP 2002061452 A JP2002061452 A JP 2002061452A JP 2002061452 A JP2002061452 A JP 2002061452A JP 2003255887 A JP2003255887 A JP 2003255887A
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Japan
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discharge
period
pulse
electrodes
plasma display
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JP2002061452A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Murakoso
智宏 村社
Ryuichi Murai
隆一 村井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロストークを防止し、高い表示品質のプラ
ズマディスプレイ装置を提供する。 【解決手段】 1フィールドを書き込み期間、維持期
間、消去期間を有する複数のサブフィールドに分割した
際、少なくとも1つのサブフィールドの維持期間におい
て幅w1の維持パルスを印加後は、幅w1より短い、幅
w2の維持パルスを印可する。また、少なくとも1つの
サブフィールドの消去期間において、走査電極に印可す
る消去パルスの振幅Vbk1を、維持パルスの振幅Vs
sより小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像表示に用いるプ
ラズマディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプラズマディスプレイ装置は、映
像信号の1フィールド期間を輝度の重み付けを有する複
数のサブフィールドに分割し、各々のサブフィールドで
輝度の重み付けに対応した回数だけ放電セルに放電を起
こし、これらの放電を時間的に組み合わせることで映像
信号の階調を表現している。以下、従来のプラズマディ
スプレイ装置の駆動波形について図7を用いて説明す
る。図7は、1フィールド期間をそれぞれ輝度の重み付
けを有する12のサブフィールドに分割した場合の駆動
波形である。ここでは、輝度の重み付けを20、21、2
2、23、24、25、25、25、25、25、25、25とし
た12個のサブフィールドで構成することにより256
階調の階調表示を行う。
【0003】第1のサブフィールドは、初期化期間、書
き込み期間、維持期間および消去期間を有し、第2から
第12までのサブフィールドはそれぞれ書き込み期間、
維持期間および消去期間を有している。
【0004】ここで、従来のプラズマディスプレイパネ
ルは、M個のデータ電極D1〜DMが配列されたパネル
と、N個の走査電極SCN1〜SCNNおよびN個の維持
電極SUS1〜SUSNが対をなして配列されたパネルと
が放電空間を挟んで互いに対向して配置されている。そ
して、1つのデータ電極Di(i=1〜M)と1対の走
査電極SCNjおよび維持電極SUSj(j=1〜N)と
を含む放電セルが放電空間内にM×N個形成されてい
る。
【0005】第1のサブフィールドの初期化期間では、
走査電極SCN1〜SCNNに初期化パルスを印加して全
ての放電セルに壁電荷を形成する。具体的には、初期化
パルスの前半にあるVp(V)からVr(V)までの緩
やかな立ちあがりの期間と、後半にあるVq(V)から
0(V)までの緩やかな立ち下りの期間との2回にわた
り全ての放電セルで微弱な初期化放電を起こし、続く書
き込み期間での書き込み放電に必要な壁電荷を全ての放
電セルに形成する。
【0006】第1のサブフィールドの書き込み期間で
は、走査電極SCN1〜SCNNにVscan(V)から
0(V)となる走査パルスを順次印加すると同時に、映
像信号に従ってデータ電極D1〜DMにVdata(V)
で書き込みパルスを印加することにより、放電させる放
電セルにのみ書きこみ放電を起こし、続く維持期間での
維持放電に必要な壁電荷を形成する。
【0007】第1のサブフィールドの維持期間では、走
査電極SCN1〜SCNN、維持電極SUS1〜SUSN
れぞれにVss(V)で維持パルスを交互に印加して、
書き込み放電を起こした放電セルに、サブフィールドの
輝度の重み付けに対応した回数だけ維持放電を起こす。
【0008】第1のサブフィールドの消去期間では、走
査電極SCN1〜SCNNに0(V)からVss(V)に
緩やかに上昇する消去パルスを印加する。この消去パル
スにより維持放電を起こした放電セルに消去放電を起こ
し、維持放電により蓄積された壁電荷を弱めて放電を停
止させる。この消去期間により、維持放電を起こした放
電セルの壁電荷は初期化放電終了時と同様の状態の壁電
荷に近づくように調整される。
【0009】続く、第2のサブフィールドから第12の
サブフィールドにおける書き込み期間、維持期間、消去
期間において第1のサブフィールドと同様に書き込み放
電、維持放電、消去放電がそれぞれ行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
駆動波形の場合、維持期間において、パルスの幅および
振幅(以下、パルスの強度という。)を維持期間の最初
から最後まで同じにして、維持パルスを印加する。維持
パルスの強度は、維持期間の最初に維持放電が確実に起
きるように通常大きめに設定されるので、維持期間の終
わりになるにつれ放電を維持するために必要な壁電荷よ
り多くの壁電化が、放電セルに蓄積してしまう課題があ
った。
【0011】また、従来の駆動波形の場合、維持放電に
より蓄積される壁電荷を消去放電により消去しきれず
に、消去期間終了時に、初期化期間終了時に比べて多く
の壁電荷が放電セルに残留する(以下、「余剰の壁電
荷」という。)課題があった。
【0012】このため、例えば次のような問題が生じ
る。維持期間で蓄積される壁電荷が多くなり、消去期間
で消去しきれずに余剰の壁電荷が多くなると、つづく書
き込み期間において、放電を選択する放電セルとこの放
電セルに隣接する余剰の壁電荷が蓄積した放電セルとの
間で誤放電(以下「クロストーク」という。)が生じ表
示品質が著しく低下してしまう。特にプラズマディスプ
レイパネルの高精細化により放電セル間の間隔が狭くな
ると、クロストークは起こりやすくなる。
【0013】本発明は、このような課題を解決するもの
で、維持放電の強度を調整することで放電セルに蓄積す
る維持放電には不必要な壁電荷の量を減少させ、高い表
示品質のプラズマディスプレイ装置を提供することを目
的とする。また、消去放電の強度を調整することで余剰
の壁電荷を減少させ、高い表示品質のプラズマディスプ
レイ装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、パネル間に、少なくとも第1、第2の電
極を有する放電セルが複数形成され、当該第1、第2の
電極にパルスを印加して放電セルを継続して放電させる
工程を行う駆動回路を有するプラズマディスプレイ装置
であって、前記工程の終了前に、前記パルスより幅の短
いパルスを前記第1、第2の電極に印加して放電セルを
継続して放電させるようになっている。
【0015】この場合、工程の終了前に印加される幅の
短いパルスの幅を一定にしても、漸次短くしてもよい。
また、第1、第2の電極にパルスを印加して放電セルを
継続して放電させる工程の前に、当該工程で放電させる
放電セルを選択する工程を行ってもよい。さらに、第
1、第2の電極にパルスを印加して放電セルを継続して
放電させる工程の後に、当該工程で放電させた放電セル
の放電を停止させる工程を行ってもよい。
【0016】本発明は、パネル間に、少なくとも第1、
第2の電極を有する放電セルが複数形成され、放電セル
を選択する第1の工程と、当該第1、第2の電極にパル
スを印加して当該第1の工程で選択された放電セルを継
続して放電させる第2の工程とを複数回数繰り返す駆動
回路を有するプラズマディスプレイ装置であって、少な
くとも1つの前記第2の工程の終了前に、前記パルスよ
り幅の短いパルスを前記第1、第2の電極に印加して前
記第1の工程で選択された放電セルを継続して放電させ
るようになっている。
【0017】この場合、第2の工程の後に、当該第2の
工程で放電させた放電セルの放電を停止させる第3の工
程を行い、第1、第2および第3の工程を複数回数繰り
返してもよい。
【0018】本発明は、パネル間に、少なくとも第1、
第2の電極を有する放電セルが複数形成され、映像信号
の1フィールド期間を、当該映像信号に従って放電セル
を選択して放電させる第1の期間と前記第1、第2の電
極それぞれにパルスを交互に印加することにより当該第
1の期間で選択した放電セルの放電を維持する第2の期
間とを有する複数のサブフィールドに分割して、当該映
像信号の階調を表現させる駆動回路を有するプラズマデ
ィスプレイ装置であって、少なくとも1つの前記サブフ
ィールドの前記第2の期間の終了前に、前記パルスより
幅の短いパルスを印加して前記第1の期間で選択した放
電セルの放電を維持するようになっている。
【0019】この場合、各々のサブフィールドは輝度の
重み付けを有し、各々のサブフィールドの第2の期間に
おいて当該輝度の重み付けに対応した回数だけ第1、第
2の電極それぞれにパルスを交互に印加し、当該輝度の
重み付けが大きいサブフィールドは当該輝度の重み付け
が小さいサブフィールドより、第2の期間の前に印加さ
れる幅の短いパルスが多くともよい。また、各々のサブ
フィールドは、第2の期間で放電させた放電セルの放電
を停止させる第3の期間を有していてもよい。
【0020】本発明は、パネル間に、少なくとも第1、
第2の電極を有する放電セルが複数形成され、当該第
1、第2の電極にパルスを印加して放電セルを継続して
放電させる工程を行う駆動回路を有するプラズマディス
プレイ装置であって、前記工程の終了前に、前記パルス
より振幅の小さいパルスを前記第1、第2の電極に印加
して放電セルを継続して放電させるようになっている。
【0021】この場合、工程の終了前に印加される振幅
の小さいパルスの幅を一定にしてもよいし、幅を漸次短
くしてもよい。また、第1、第2の電極にパルスを印加
して放電セルを継続して放電させる工程の前に、当該工
程で放電させる放電セルを選択する工程を行ってもよ
い。さらに、第1、第2の電極にパルスを印加して放電
セルを継続して放電させる工程の後に、当該工程で放電
させた放電セルの放電を停止させる工程を行ってもよ
い。
【0022】本発明は、パネル間に、少なくとも第1、
第2の電極を有する放電セルが複数形成され、放電セル
を選択する第1の工程と、当該第1、第2の電極にパル
スを印加して当該第1の工程で選択された放電セルを継
続して放電させる第2の工程とを複数回数繰り返す駆動
回路を有するプラズマディスプレイ装置であって、少な
くとも1つの前記第2の工程の終了前に、前記パルスよ
り振幅の小さいパルスを前記第1、第2の電極に印加し
て前記第1の工程で選択された放電セルを継続して放電
させるようになっている。
【0023】この場合、第2の工程の後に、当該第2の
工程で放電させた放電セルの放電を停止させる第3の工
程を行い、第1、第2および第3の工程を複数回数繰り
返してもよい。
【0024】本発明は、パネル間に、少なくとも第1、
第2の電極を有する放電セルが複数形成され、映像信号
の1フィールド期間を、当該映像信号に従って放電セル
を選択して放電させる第1の期間と前記第1、第2の電
極それぞれにパルスを交互に印加することにより当該第
1の期間で選択した放電セルの放電を維持する第2の期
間とを有する複数のサブフィールドに分割して、当該映
像信号の階調を表現させる駆動回路を有するプラズマデ
ィスプレイ装置であって、少なくとも1つの前記サブフ
ィールドの前記第2の期間の終了前に、前記パルスより
振幅の小さいパルスを印加して前記第1の期間で選択し
た放電セルの放電を維持するようになっている。
【0025】この場合、各々のサブフィールドは輝度の
重み付けを有し、各々のサブフィールドの第2の期間に
おいて当該輝度の重み付けに対応した回数だけ第1、第
2の電極それぞれにパルスを交互に印加し、当該輝度の
重み付けが大きいサブフィールドは当該輝度の重み付け
が小さいサブフィールドより、第2の期間の終了前に印
加される振幅の小さいパルスが多くともよい。また、各
々のサブフィールドは、第2の期間で放電させた放電セ
ルの放電を停止させる第3の期間を有していてもよい。
【0026】本発明は、パネル間に、少なくとも第1、
第2の電極を有する放電セルが複数形成され、映像信号
の1フィールド期間を、当該映像信号に従って放電セル
を選択して放電させる第1の期間、前記第1、第2の電
極それぞれに第1のパルスを交互に印加することにより
当該第1の期間で選択した放電セルの放電を維持する第
2の期間および当該第1の電極に、当該第2の電極に対
して放電を開始する電圧となる第2のパルスを印加して
当該第2の期間の放電を停止させる放電を行う第3の期
間を有する複数のサブフィールドに分割して、当該映像
信号の階調を表現させる駆動回路を有するプラズマディ
スプレイ装置であって、少なくとも1つのサブフィール
ドの第3の期間において、第1のパルスの振幅より小さ
い振幅の第2のパルスを印加するようになっている。
【0027】本発明は、パネル間に、少なくとも第1、
第2の電極を有する放電セルが複数形成され、映像信号
の1フィールド期間を、当該映像信号に従って放電セル
を選択して放電させる第1の期間、前記第1、第2の電
極それぞれに第1のパルスを交互に印加することにより
当該第1の期間で選択した放電セルの放電を維持する第
2の期間および当該第1の電極に、当該第2の電極に対
して放電を開始する電圧となる第2のパルスを印加して
当該第2の期間の放電を停止させる放電を行う第3の期
間を有する複数のサブフィールドに分割して、当該映像
信号の階調を表現させる駆動回路を有するプラズマディ
スプレイ装置であって、少なくとも1つのサブフィール
ドの第3の期間おいて、第2のパルスにより2回の放電
を行うようになっている。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本実施の形態1に係るプラズ
マディスプレイ装置を示すブロック図である。図1に示
すように、プラズマディスプレイ装置は、映像を表示す
るプラズマディスプレイパネル1と映像信号に従ってプ
ラズマディスプレイパネル1の放電セルを選択的に点灯
させるための駆動回路100とを有している。
【0029】はじめに、図2を用いてプラズマディスプ
レイパネル1の構造について説明する。図2に示すよう
に、プラズマディスプレイパネル1は、互いに対向して
配置された前面パネル2と背面パネル3とを有してい
る。
【0030】前面パネル2は、前面基板4、走査電極
5、維持電極6、誘電体層7および保護層8を有してい
る。具体的には、前面基板4上に走査電極5と維持電極
6とが互いに平行に対をなして複数対形成されている。
ここで、走査電極5はバス電極5aと透明電極5bとを
有し、維持電極6はバス電極6aと透明電極6bとを有
している。そして、これらの走査電極5と維持電極6と
を覆うように前面基板4上に誘電体層7が形成され、こ
の誘電体層7の表面を覆うように保護層8が形成されて
いる。
【0031】背面パネル3は背面基板9、データ電極1
0、誘電体層11、隔壁12、蛍光体層13を有してい
る。具体的には、背面基板9上にデータ電極10が互い
に平行に複数形成され、このデータ電極10を覆うよう
に誘電体層11が形成されている。そして、この誘電体
層11上にデータ電極10と平行に隔壁12が複数形成
され、誘電体層11の表面と隔壁12の側面とに蛍光体
層13が形成されている。さらに、前面パネル2と背面
パネル3とに挟まれた放電空間には、放電ガス14が封
入されている。
【0032】このプラズマディスプレイパネル1の電極
配列について図3を用いてさらに詳しく述べる。図3に
示すように、電極はマトリクス構成で配列されている。
具体的には、列方向にM列のデータ電極D1〜DM(図2
のデータ電極10)が配列され、行方向にN行の走査電
極SCN1〜SCNN(図2の走査電極5)とN行の維持
電極SUS1〜SUSN(図2の維持電極6)とが交互に
配列されている。そして、1つのデータ電極Di(i=
1〜M)と1対の走査電極SCNjおよび維持電極SU
j(j=1〜N)とを含む放電セル15が放電空間内
にM×N個形成されている。
【0033】次に、図1のブロック図に戻り、駆動回路
100について説明する。駆動回路100は、表示信号
処理回路101、データドライバ102、タイミング制
御回路103、スキャンドライバ104およびサステイ
ンドライバ105を有している。映像信号の表示信号
(ここでは、映像信号から同期信号を分離したものを表
示信号とする。)および同期信号は、表示信号処理回路
101に入力される。表示信号処理回路101は、これ
らの表示信号および同期信号に基づいて、各サブフィー
ルドの書き込み期間においてパルスの印加の要否を制御
するサブフィールド信号をデータドライバ102に出力
する。また、映像信号の同期信号は、タイミング制御回
路103にも入力される。タイミング制御回路103は
同期信号に基づいて、データドライバ102、スキャン
ドライバ104、サステインドライバ105にパルスの
印加のタイミングを制御するタイミング制御信号を出力
する。
【0034】データドライバ102は、サブフィールド
信号およびタイミング制御信号に応じて、データ電極1
0(図3のデータ電極D1〜DM)にパルスを印加する。
スキャンドライバ104は、タイミング制御信号に応じ
て走査電極5(図3の走査電極SCN1〜SCNN)にパ
ルスを印加し、サステインドライバ105は、タイミン
グ制御信号に応じて維持電極6(図3のSUS1〜SU
N)にパルスを印加する。データドライバ102、ス
キャンドライバ104、サステインドライバ105には
電源回路から必要な電力が供給されている。これらデー
タドライバ102、スキャンドライバ104およびサス
テインドライバ105から印加するそれぞれのパルスに
より、プラズマディスプレイパネル1の各放電セル15
で選択的に放電を起こすことができる。以下、これらの
各パルスの印加のタイミングと駆動波形について図4を
用いてさらに詳しく説明する。
【0035】図4に示すように、映像信号の1フィール
ド期間は、例えば初期化期間、書き込み期間、維持期間
および消去期間を有する第1のサブフィールドと、書き
込み期間、維持期間および消去期間を有する第2から第
12のサブフィールドとを有している。このとき、各サ
ブフィールドの輝度の重み付けを例えば、20、21、2
2、23、24、25、25、25、25、25、25、25とし
て適宜組み合わせることにより、256階調の表示を行
うことができる。
【0036】第1のサブフィールドの初期化期間の前半
部では、データ電極D1〜DMおよび維持電極SUS1
SUSNを0(V)に保持し、走査電極SCN1〜SCN
Nに、維持電極SUS1〜SUSNに対して放電を開始す
る電圧(以下「放電開始電圧」という。)より小さい電
圧Vp(V)から放電開始電圧を超える電圧Vr(V)
まで緩やかに上昇する電圧となる初期化パルスの前半部
を印加して、一回目の微弱な初期化放電を起こす。これ
によりデータ電極D1〜DM上部(ここで、「データ電極
1〜DM上部」とはデータ電極D1〜DMの上部の誘電体
層表面の近傍を示す。)と維持電極SUS1〜SUSN
部(ここで、「維持電極SUS1〜SUSN上部」とは維
持電極SUS1〜SUSN上部の保護層表面の近傍を示
す。)に正の壁電荷が蓄積され、走査電極SCN1〜S
CNN上部(ここで、「走査電極SCN 1〜SCNN
部」とは走査電極SCN1〜SCNN上部の保護層表面の
近傍を示す。)に負の壁電荷が蓄積される。
【0037】次の初期化期間の後半部では、維持電極S
US1〜SUSNをVe(V)に保ち、走査電極SCN1
〜SCNNに、維持電極SUS1〜SUSNに対して放電
開始電圧より小さいの電圧Vq(V)から放電開始電圧
を超える電圧0(V)まで緩やかに下降する電圧となる
初期化パルスの後半部を印加して、2回目の微弱な初期
化放電を起こす。これにより、維持電極SUS1〜SU
N上部に蓄積された正の壁電荷および走査電極SCN1
〜SCNN上部に蓄積された負の壁電荷が弱められる。
これら2回の初期化放電により、全ての放電セルの壁電
荷を均一にし、続く書き込み放電に必要な壁電荷を形成
する。
【0038】第1のサブフィールドの書き込み期間で
は、維持電極SUS1〜SUSNをVe(V)に、走査電
極SCN1〜SCNNをVscan(V)に保ち、サブフ
ィールド信号に応じて、データ電極DiにVdata
(V)の書きこみパルスを印加すると同時に、1行目の
走査電極SCN1に0(V)の走査パルスを印加する。
これにより、Vdata(V)にデータ電極Diの壁電
圧(ここで「壁電圧」は壁電荷に起因する電圧を示
す。)を加えると放電開始電圧に達し、書き込み放電を
起こす。同様にして、2行目〜N行目までサブフィール
ド信号に応じて順次書きこみ放電を起こす。書き込み放
電を起こした放電セルの走査電極SCNj上部には正の
壁電荷が蓄積し、維持電極SUSj上部には負の壁電荷
が蓄積する。
【0039】第1のサブフィールドの維持期間では、走
査電極SCN1〜SCNN、維持電極SUS1〜SUSN
れぞれにVss(V)の維持パルスを交互に印加して、
書き込み放電を起こした放電セルに、サブフィールドの
輝度の重み付けに対応した回数だけ維持放電を起こす。
ここで、維持期間の初めに幅w1の維持パルスを印加し
維持放電を起こした後、維持期間の終了前に幅w2の維
持パルスを印加して維持放電を起こす点が従来の駆動波
形と異なる。以下、詳細を述べる。
【0040】はじめに、走査電極SCN1〜SCNNおよ
び維持電極SUS1〜SUSNを一旦0(V)に戻した
後、走査電極SCN1〜SCNNに幅w1の維持パルスを
印加する。書きこみ放電を起こした放電セルの走査電極
SCNjと維持電極SUSjとの間の電圧は、Vss
(V)に走査電極SCNj上部の正の壁電圧と維持電極
SUSj上部の負の壁電圧の絶対値とを加えたものとな
り放電開始電圧を超え、維持放電が起きる。このとき走
査電極SCNj上部には負の壁電荷が蓄積し、維持電極
SUSj上部には正の壁電荷が蓄積する。
【0041】次に、維持電極SUS1〜SUSNに幅w1
の維持パルスを印加する。書きこみ放電を起こした放電
セルの走査電極SCNjと維持電極SUSjとの間の電圧
は、Vss(V)に維持電極SUSj上部の正の壁電圧
と走査電極SCNj上部の負の壁電圧の絶対値とを加え
たものとなり放電開始電圧を超え、維持放電が起きる。
このとき走査電極SCNj上部には正の壁電荷が蓄積
し、維持電極SUSj上部には負の壁電荷が蓄積する。
【0042】以降、時間t1まで、走査電極SCN1〜S
CNN、維持電極SUS1〜SUSNそれぞれにVss
(V)の維持パルスVssを交互に印加して、書き込み
放電を起こした放電セルに維持放電を起こす。
【0043】時間t1から維持期間の最後までは、幅w
2の維持パルスを印加する。はじめに、走査電極SCN
1〜SCNNに幅w2の維持パルスを印加する。書きこみ
放電を起こした放電セルの走査電極SCNjと維持電極
SUSjとの間の電圧は、Vss(V)に走査電極SC
j上部の正の壁電圧と維持電極SUSj上部の負の壁電
圧の絶対値とを加えたものとなり放電開始電圧を超え、
維持放電が起きる。このとき走査電極SCNj上部には
幅w1の維持パルスを印加したときより少ない量の負の
壁電荷が蓄積し、維持電極SUSj上部には幅w1の維
持パルスを印加したより少ない量の正の壁電荷が蓄積す
る。ここで幅w2は次の維持放電が維持できる壁電荷
が、走査電極SCNj上および維持電極SUSj上に蓄積
されるように設定する(例えば、w1は2.5〜3(μ
s)、w2は0.5〜2(μs)とする。)。これによ
り、次に維持電極SUS1〜SUSNに幅w2の維持パル
スを印加すると、書きこみ放電を起こした放電セルの走
査電極SCNjと維持電極SUSjとの間の電圧は、Vs
s(V)に維持電極SUSj上部の正の壁電圧と走査電
極SCNj上部の負の壁電圧の絶対値とを加えたものと
なり放電開始電圧を超え、維持放電が起きる。このとき
走査電極SCNj上部には幅w1の維持パルスを印加し
たより少ない量の正の壁電荷が蓄積し、維持電極SUS
j上部には幅w1の維持パルスを印加したより少ない量
の負の壁電荷が蓄積する。
【0044】以降、第1のサブフィールドの維持期間の
最後まで、走査電極SCN1〜SCNN、維持電極SUS
1〜SUSNそれぞれに幅w2でVss(V)の維持パル
スを交互に印加して維持放電を起こす。
【0045】ここで、幅w1の維持パルスの印加回数が
少なく、幅w2の維持パルスの印加回数が回数が多くな
りすぎると、放電セルに蓄積する壁電荷の量が減少し、
放電が維持できなくなる。そこで時間t1は維持放電が
サブフィールドの輝度の重み付けに対応した回数だけ確
実に起こせるように、タイミング制御回路から発生する
タイミング制御信号を制御して適宜設定する。
【0046】第1のサブフィールドの消去期間では、走
査電極SCN1〜SCNNに0(V)からVbk1(V)
に緩やかに上昇する消去パルスを印加する。ここで、V
bk1(V)はVss(V)より小さい電圧でかつ、走
査電極SCNjと維持電極SUSjとの間の電圧が、Vb
k1(V)に維持期間の最後で蓄積した走査電極SCN
j上部の正の壁電圧と維持電極SUSj上部の負の壁電圧
の絶対値とを足して放電開始電圧を超えるように設定す
る。(例えば、Vssを160〜180(V)とすると
Vbk1を140〜150(V)とする。)このため、
消去パルスを印加すると、走査電極SCNjと維持電極
SUSjとの間に微弱な消去放電が起きて、走査電極S
CNj上部の正の壁電荷と維持電極SUSj上部の負の壁
電荷が弱められる。次に維持電極SUS1〜SUSNに電
圧Ve(V)をかけることで消去放電は停止する。
【0047】続く、第2のサブフィールドから第12の
サブフィールドにおける書き込み期間、維持期間、消去
期間において第1のサブフィールドと同様に書き込み放
電、維持放電、消去放電がそれぞれ行われる。各々のサ
ブフィールドの維持期間では、初めに幅w1の維持パル
スを印加し維持放電を起こした後、時間tk(k=2〜
12)以降は、幅w2の維持パルスを印加して維持放電
を起こす。時間tk(k=2〜12)は維持放電がサブ
フィールドの輝度の重み付けに対応した回数だけ確実に
起こせるように、タイミング制御回路から発生するタイ
ミング制御信号を制御して適宜設定する。
【0048】本実施の形態の駆動波形は、各サブフィー
ルドの維持期間で初め幅w1の維持パルスを印加し、維
持期間の終了前に幅がw2(w1>w2)の維持パルス
を印加することと、消去期間における消去パルスの振幅
がVbk1(Vss>Vbk1)であることとが従来の
駆動波形とは異なっている。このことにより次のような
効果がある。
【0049】各サブフィールドの維持期間の終了時にお
いて、走査電極SCNj上に蓄積する正の壁電荷および
維持電極SUSj上に蓄積する負の壁電荷は、幅w1の
維持パルスのみを印加したときよりも減少する。また、
消去放電が維持放電より低い電圧で行われるので、消去
放電後に走査電極SCNj上に蓄積する負の壁電荷およ
び維持電極SUSj上に蓄積する正の壁電荷は、維持放
電と同じ電圧で消去放電を行ったときよりも減少する。
すなわち、本実施の形態1における駆動波形の場合、維
持放電により蓄積する壁電荷を減少させることと、続く
消去放電で消去後の電荷の蓄積を抑制することとで、維
持放電を起こした放電セルに蓄積する余剰の壁電荷を従
来の駆動波形を用いたときと比べて減少させることが出
来る。よって、続くサブフィールドの書き込み期間にお
いて、クロストークが防止できる。
【0050】ところで、輝度の重み付けの大きいサブフ
ィールドほど輝度の重み付けの小さいサブフィールドに
比べて維持放電の回数が多く、維持放電により壁電荷が
多く蓄積され、消去放電後に余剰の壁電荷が残留しやす
い。そこで、輝度の重み付けの大きいサブフィールドの
ほうが輝度の重み付けの小さいサブフィールドに比べ
て、幅w2の維持パルスが印加される回数が多くなるよ
うにtk(k=1〜12)を設定してもよい。または、
輝度の重み付けの大きいサブフィールドの維持期間にお
いては、維持パルスの幅を変化させ、輝度の重み付けの
小さいサブフィールドの維持期間においては、維持パル
スの幅を変化させないようにしても構わない。
【0051】また、それぞれのサブフィールドの維持期
間において、時間tk(k=1〜12)以降、幅をw1
より漸次小さくした維持パルスを印加してもよい。例え
ば、各々のサブフィールドの維持期間において、時間t
k(k=1〜12)以降に印加するパルスを、幅w2の
維持パルスと幅がw2より漸次小さくなる幅w3、w
4、w5の維持パルスで構成してもよい。 (実施の形態2)図5は、本実施の形態2に係るプラズ
マディスプレイ装置の駆動波形を示す図である。図5に
示すように、各サブフィールドの消去期間の消去パルス
が、実施の形態1と異なる。その他の期間の駆動波形に
ついては、実施の形態1と同様であり説明を省略する。
【0052】各サブフィールドの消去期間の前半部で、
維持電極SUS1〜SUSNを0(V)に保持し、走査電
極SCN1〜SCNNに0(V)からVss(V)に緩や
かに上昇する消去パルスの前半部を印加する。この消去
パルスの前半部により、Vss(V)に維持期間の最後
で蓄積した走査電極SCNj上部の正の壁電圧と維持電
極SUSj上部の負の壁電圧の絶対値とを加えると放電
開始電圧を超え、一回目の微弱な消去放電を起こす。一
回目の消去放電により走査電極SCNj上部には負の壁
電荷が蓄積し、維持電極SUSj上部には正の壁電荷が
蓄積する。
【0053】次の消去期間の後半部で、維持電極SUS
1〜SUSNをVe(V)に保ち、走査電極SCN1〜S
CNNにVbk2(V)の消去パルスの後半部を印加す
る。ここで、Vbk2(V)は従来の消去パルスのVb
k0(V)より小さい電圧でかつ、走査電極SCNj
維持電極SUSjとの間の電圧が、Vbk2(V)に消
去期間の前半部による消去放電で蓄積した走査電極SC
j上部の負の壁電圧、維持電極SUSj上部の正の壁電
圧およびVe(V)を足して放電開始電圧を超えるよう
に設定する(例えば、Vbk0を140〜150(V)
とするとVbk2を100〜120(V)とする。)。
このため、消去パルスの後半部を印加することで、2回
目の微弱な消去放電が起きて、走査電極SCNj上部の
負の壁電荷と維持電極SUSj上部の正の壁電荷が弱め
られる。その後、走査電極SCN1〜SCNNの消去パル
スの後半部の電圧を0(V)として消去放電を停止させ
る。2回目の消去放電により走査電極SCNj上部には
正の壁電荷が蓄積し、維持電極SUSj上部には負の壁
電荷が蓄積する。
【0054】2回の微弱な消去放電を起こすことで、維
持放電を起こした放電セルに蓄積した余分な壁電荷を、
1回の消去放電をする場合に比べて減少させ、クロスト
ークを防止することができる。また、2回目の消去放電
後は、走査電極SCNj上部には正の壁電荷が蓄積し、
維持電極SUSj上部には負の壁電荷が蓄積しており、
蓄積する壁電荷が反転している。この走査電極SCNj
上に蓄積した正の壁電荷は、続くサブフィールドの書き
込み期間においてデータ電極に蓄積する壁電荷と極性が
同じになり、クロストークを防止することができる。
【0055】また、少なくとも1つのサブフィールドに
おいて、本実施の形態2における消去期間を設けるよう
にしても構わない。例えば、輝度の重み付けの大きいサ
ブフィールドの消去期間においては、消去放電を2回行
い、輝度の重み付けの小さいサブフィールドの維持期間
においては、消去放電を1回だけ行うようにしても構わ
ない。 (実施の形態3)図6は、本実施の形態3に係るプラズ
マディスプレイ装置の駆動波形を示す図である。図6に
示すように、各サブフィールドの維持期間の維持パルス
が、実施の形態1と異なる。その他の期間の駆動波形に
ついては、実施の形態1と同様であり説明を省略する。
【0056】各サブフィールドの維持期間について説明
する。各サブフィールドの維持期間の最初から時間
k’(k=1〜12)まで、走査電極SCN1〜SCN
N、維持電極SUS1〜SUSNそれぞれにVss(V)
で幅w1の維持パルスを交互に印加して、書き込み放電
を起こした放電セルに維持放電を起こす。この維持放電
は、実施の形態1の維持期間の時間tk(k=1〜1
2)までの維持放電と同様であり説明を省略する。
【0057】時間tk’(k=1〜12)から各サブフ
ィールドの維持期間の最後まで、走査電極SCN1〜S
CNN、維持電極SUS1〜SUSNそれぞれに、Vss
より小さい振幅のVss’で幅w1の維持パルスを印加
する。以下、詳細を述べる。
【0058】はじめに、走査電極SCN1〜SCNNに振
幅Vss’の維持パルスを印加する。書きこみ放電を起
こした放電セルの走査電極SCNjと維持電極SUSj
の間の電圧は、Vss’(V)に走査電極SCNj上部
の正の壁電圧と維持電極SUSj上部の負の壁電圧の絶
対値とを加えたものとなり放電開始電圧を超え、維持放
電が起きる。このとき走査電極SCNj上部には振幅V
ssの維持パルスを印加したときより少ない量の負の壁
電荷が蓄積し、維持電極SUSj上部には振幅Vssの
維持パルスを印加したときより少ない量の正の壁電荷が
蓄積する。ここで振幅Vss’は次の維持放電が維持で
きる壁電荷が走査電極SCNj上および維持電極SUSj
上に蓄積されるように設定する(例えば、Vssを16
0〜180(V)とするとVss’をこのVssより1
0(V)低く設定する。)。これにより、次に維持電極
SUS1〜SUSNに振幅Vss’の維持パルスを印加す
ると、書きこみ放電を起こした放電セルの走査電極SC
j、維持電極SUSj間の電圧は、Vss’(V)に維
持電極SUSj上部の正の壁電圧と走査電極SCNj上部
の負の壁電圧の絶対値とを加えたものとなり放電開始電
圧を超え、維持放電が起きる。このとき走査電極SCN
j上部には振幅Vssの維持パルスを印加したときより
少ない量の正の壁電荷が蓄積し、維持電極SUSj上部
には振幅Vssの維持パルスを印加したときより少ない
量の負の壁電荷が蓄積する。
【0059】以降、それぞれのサブフィールドの維持期
間の最後まで、走査電極SCN1〜SCNN、維持電極S
US1〜SUSNそれぞれに幅w1で振幅Vss’の維持
パルスを交互に印加して維持放電を起こす。
【0060】維持期間で、振幅Vssの維持パルスの印
加回数が少なく、振幅Vss’の維持パルスの印加回数
が回数が多くなりすぎると、放電セルに蓄積する壁電荷
の量が減少し、放電が維持できなくなる。そこで、時間
k’(k=1〜12)は維持放電がサブフィールドの
輝度の重み付けに対応した回数だけ確実に起こせるよう
に、タイミング制御回路から発生するタイミング制御信
号を制御して適宜設定する。このように、本実施の形態
3の駆動波形においては、各サブフィールドの維持期間
で初め振幅Vssの維持パルスを印加し、維持期間の終
了前に振幅がVss’の維持パルスを印加することで次
のような効果がある。
【0061】各サブフィールドの維持期間の終了時にお
いて、走査電極SCNj上に蓄積する正の壁電荷および
維持電極SUSj上に蓄積する負の壁電荷は、振幅Vs
sの維持パルスのみを印加したときよりも減少する。こ
れにより、続く消去期間の消去放電により、維持放電を
起こした放電セルに蓄積した余剰の壁電荷をより減少さ
せることができる。よって、続くサブフィールドの書き
込み期間におけるクロストークを防止できる。
【0062】ところで、輝度の重み付けの大きいサブフ
ィールドほど輝度の重み付けの小さいサブフィールドに
比べて維持放電の回数が多く、維持放電により壁電荷が
多く蓄積され、消去放電後に余剰の壁電荷が残留しやす
い。そこで、輝度の重み付けの大きいサブフィールドの
ほうが輝度の重み付けの小さいサブフィールドに比べ
て、振幅Vss’の維持パルスが印加される回数が多く
なるように時間tk’(k=1〜12)を設定してもよ
い。また、輝度の重み付けの大きいサブフィールドの維
持においては、維持パルスの振幅を変化させ、輝度の重
み付けの小さいサブフィールドの維持期間においては、
維持パルスの振幅を変化させないようにしても構わな
い。
【0063】また、それぞれのサブフィールドの維持期
間において、tk’(k=1〜12)以降に印加する維
持パルスの振幅をVssより漸次小さくしてもよい。例
えば、各々のサブフィールドの維持期間において、時間
k’(k=1〜12)以降に印加するパルスを、振幅
VSS’の維持パルスと振幅がVss’より漸次小さく
なる振幅Vss’’、Vss’’’の維持パルスで構成
してもよい。
【0064】以上の実施の形態1〜3に係る駆動波形
は、サブフィールドの輝度の重み付けに限定されるもの
ではない。例えば、輝度の重み付けを20、21、22
3、2 3、23、24、24、25、25、26、26として
もよい。また、映像信号の1フィールド期間を構成する
サブフィールドの数に限定されるものでもなく、例え
ば、8や10のサブフィールド数の駆動波形にも用いる
ことが出来る。
【0065】また、書き込み期間で、点灯させる放電セ
ルのみを放電させることで放電セルを選択する駆動波形
について説明したが、実施の形態1〜3の維持期間、消
去期間の駆動波形は、書き込み期間における放電セルの
点灯、非点灯の選択の方式には限定されない。例えば、
書き込み期間で、非点灯の放電セルのみ放電させること
で放電セルを選択する方式であっても、初期化放電を各
サブフィールド毎に行わないサブフィールド構成であれ
ば、本実施の形態1〜3の維持期間、消去期間の駆動波
形を用いることができる。
【0066】さらには、維持期間および消去期間の駆動
波形の組み合わせは、本実施の形態1〜3の組み合わせ
に限定されない。例えば、維持期間の駆動パルスの波形
を実施の形態3のように維持期間の終了前に振幅が小さ
くなる駆動波形に設定し、消去期間の消去パルスを実施
の形態2のように2回の消去放電を起こす駆動波形に設
定してもよい。
【0067】本発明は、実施の形態1〜3に限定されな
い。例えば、本発明はサブフィールドを用いない駆動波
形についても用いることができる。例えば、少なくとも
2つの電極間にパルスを複数回数印加して放電セルの放
電を維持する工程があれば、この工程の終了前にパルス
の幅を短くすることで、放電を維持するには不要な壁電
荷の蓄積を抑制することができる。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、維持放
電の強度を調整することで放電セルに蓄積する維持放電
には不必要な壁電荷の量を減少させ、高い表示品質のプ
ラズマディスプレイ装置を提供することができる。ま
た、消去放電の強度を調整することで余剰の壁電荷を減
少させ、高い表示品質のプラズマディスプレイ装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラズマディスプレイ装置の構成
を示すブロック図
【図2】本発明に係るプラズマディスプレイパネルの概
略図
【図3】本発明に係るプラズマディスプレイパネルの電
極配列を示す図
【図4】本発明の実施の形態1に係るプラズマディスプ
レイ装置の駆動波形を示す図
【図5】本発明の実施の形態2に係るプラズマディスプ
レイ装置の駆動波形を示す図
【図6】本発明の実施の形態3に係るプラズマディスプ
レイ装置の駆動波形を示す図
【図7】従来のプラズマディスプレイ装置の駆動波形を
示す図
【符号の説明】
1 プラズマディスプレイパネル 2 前面パネル 3 背面パネル 4 前面基板 5 走査電極 6 維持電極 7 誘電体層 8 保護層 9 背面基板 10 データ電極 11 誘電体層 12 隔壁 13 蛍光体層 14 放電ガス 15 放電セル 100 駆動回路 101 表示信号処理回路 102 データドライバ 103 タイミング制御回路 104 スキャンドライバ 105 サステインドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C080 AA05 BB05 CC03 DD09 DD10 EE19 EE29 FF12 GG08 HH02 HH04 HH05 HH07 JJ02 JJ04 JJ06

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル間に、少なくとも第1、第2の電
    極を有する放電セルが複数形成され、当該第1、第2の
    電極にパルスを印加して放電セルを継続して放電させる
    工程を行う駆動回路を有するプラズマディスプレイ装置
    であって、 前記工程の終了前に、前記パルスより幅の短いパルスを
    前記第1、第2の電極に印加して放電セルを継続して放
    電させることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 工程の終了前に印加される幅の短いパル
    スの幅を一定にすることを特徴とする請求項1に記載の
    プラズマディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 工程の終了前に印加される幅の短いパル
    スの幅を漸次短くすることを特徴とする請求項1に記載
    のプラズマディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 第1、第2の電極にパルスを印加して放
    電セルを継続して放電させる工程の前に、当該工程で放
    電させる放電セルを選択する工程を行うことを特徴とす
    る請求項1から3いずれかに記載のプラズマディスプレ
    イ装置。
  5. 【請求項5】 第1、第2の電極にパルスを印加して放
    電セルを継続して放電させる工程の後に、当該工程で放
    電させた放電セルの放電を停止させる工程を行うことを
    特徴とする請求項1から3いずれかに記載のプラズマデ
    ィスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 パネル間に、少なくとも第1、第2の電
    極を有する放電セルが複数形成され、放電セルを選択す
    る第1の工程と、当該第1、第2の電極にパルスを印加
    して当該第1の工程で選択された放電セルを継続して放
    電させる第2の工程とを複数回数繰り返す駆動回路を有
    するプラズマディスプレイ装置であって、 少なくとも1つの前記第2の工程の終了前に、前記パル
    スより幅の短いパルスを前記第1、第2の電極に印加し
    て前記第1の工程で選択された放電セルを継続して放電
    させることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  7. 【請求項7】 第2の工程の後に、当該第2の工程で放
    電させた放電セルの放電を停止させる第3の工程を行
    い、第1、第2および第3の工程を複数回数繰り返すこ
    とを特徴とする請求項6に記載のプラズマディスプレイ
    装置。
  8. 【請求項8】 パネル間に、少なくとも第1、第2の電
    極を有する放電セルが複数形成され、映像信号の1フィ
    ールド期間を、当該映像信号に従って放電セルを選択し
    て放電させる第1の期間と前記第1、第2の電極それぞ
    れにパルスを交互に印加することにより当該第1の期間
    で選択した放電セルの放電を維持する第2の期間とを有
    する複数のサブフィールドに分割して、当該映像信号の
    階調を表現させる駆動回路を有するプラズマディスプレ
    イ装置であって、 少なくとも1つの前記サブフィールドの前記第2の期間
    の終了前に、前記パルスより幅の短いパルスを印加して
    前記第1の期間で選択した放電セルの放電を維持するこ
    とを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  9. 【請求項9】 各々のサブフィールドは輝度の重み付け
    を有し、各々のサブフィールドの第2の期間において当
    該輝度の重み付けに対応した回数だけ第1、第2の電極
    それぞれにパルスを交互に印加し、当該輝度の重み付け
    が大きいサブフィールドは当該輝度の重み付けが小さい
    サブフィールドより、第2の期間の終了前に印加される
    幅の短いパルスが多いことを特徴とする請求項8に記載
    のプラズマディスプレイ装置。
  10. 【請求項10】 各々のサブフィールドは、第2の期間
    で放電させた放電セルの放電を停止させる第3の期間を
    有することを特徴とする請求項8または9に記載のプラ
    ズマディスプレイ装置。
  11. 【請求項11】 パネル間に、少なくとも第1、第2の
    電極を有する放電セルが複数形成され、当該第1、第2
    の電極にパルスを印加して放電セルを継続して放電させ
    る工程を行う駆動回路を有するプラズマディスプレイ装
    置であって、 前記工程の終了前に、前記パルスより振幅の小さいパル
    スを前記第1、第2の電極に印加して放電セルの放電を
    継続させることを特徴とするプラズマディスプレイ装
    置。
  12. 【請求項12】 工程の終了前に印加される振幅の小さ
    いパルスの幅を一定にすることを特徴とする請求項11
    に記載のプラズマディスプレイ装置。
  13. 【請求項13】 工程の終了前に印加される振幅の小さ
    いパルスの幅を漸次短くすることを特徴とする請求項1
    1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  14. 【請求項14】 第1、第2の電極にパルスを印加して
    放電セルを継続して放電させる工程の前に、当該工程で
    放電させる放電セルを選択する工程を行うことを特徴と
    する請求項11から13いずれかに記載のプラズマディ
    スプレイ装置。
  15. 【請求項15】 第1、第2の電極にパルスを印加して
    放電セルを継続して放電させる工程の後に、当該工程で
    放電させた放電セルの放電を停止させる工程を行うこと
    を特徴とする請求項11から13いずれかに記載のプラ
    ズマディスプレイ装置。
  16. 【請求項16】 パネル間に、少なくとも第1、第2の
    電極を有する放電セルが複数形成され、放電セルを選択
    する第1の工程と、当該第1、第2の電極にパルスを印
    加して当該第1の工程で選択された放電セルを継続して
    放電させる第2の工程とを複数回数繰り返す駆動回路を
    有するプラズマディスプレイ装置であって、 少なくとも1つの前記第2の工程の終了前に、前記パル
    スより振幅の小さいパルスを前記第1、第2の電極に印
    加して前記第1の工程で選択された放電セルを継続して
    放電させることを特徴とするプラズマディスプレイ装
    置。
  17. 【請求項17】 第2の工程の後に、当該第2の工程で
    放電させた放電セルの放電を停止させる第3の工程を行
    い、第1、第2および第3の工程を複数回数繰り返すこ
    とを特徴とする請求項16に記載のプラズマディスプレ
    イ装置。
  18. 【請求項18】 パネル間に、少なくとも第1、第2の
    電極を有する放電セルが複数形成され、映像信号の1フ
    ィールド期間を、当該映像信号に従って放電セルを選択
    して放電させる第1の期間と前記第1、第2の電極それ
    ぞれにパルスを交互に印加することにより当該第1の期
    間で選択した放電セルの放電を維持する第2の期間とを
    有する複数のサブフィールドに分割して、当該映像信号
    の階調を表現させる駆動回路を有するプラズマディスプ
    レイ装置であって、 少なくとも1つの前記サブフィールドの前記第2の期間
    の終了前に、前記パルスより振幅の小さいパルスを印加
    して前記第1の期間で選択した放電セルの放電を維持す
    ることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  19. 【請求項19】 各々のサブフィールドは輝度の重み付
    けを有し、各々のサブフィールドの第2の期間において
    当該輝度の重み付けに対応した回数だけ第1、第2の電
    極それぞれにパルスを交互に印加し、当該輝度の重み付
    けが大きいサブフィールドは当該輝度の重み付けが小さ
    いサブフィールドより、第2の期間の終了前に印加され
    る振幅の小さいパルスが多いことを特徴とする請求項1
    8に記載のプラズマディスプレイ装置。
  20. 【請求項20】 各々のサブフィールドは、第2の期間
    で放電させた放電セルの放電を停止させる第3の期間を
    有することを特徴とする請求項18または19に記載の
    プラズマディスプレイ装置。
  21. 【請求項21】 パネル間に、少なくとも第1、第2の
    電極を有する放電セルが複数形成され、映像信号の1フ
    ィールド期間を、当該映像信号に従って放電セルを選択
    して放電させる第1の期間、前記第1、第2の電極それ
    ぞれに第1のパルスを交互に印加することにより当該第
    1の期間で選択した放電セルの放電を維持する第2の期
    間および当該第1の電極に、当該第2の電極に対して放
    電を開始する電圧となる第2のパルスを印加して当該第
    2の期間の放電を停止させる放電を行う第3の期間を有
    する複数のサブフィールドに分割して、当該映像信号の
    階調を表現させる駆動回路を有するプラズマディスプレ
    イ装置であって、 少なくとも1つのサブフィールドの第3の期間におい
    て、第1のパルスの振幅より小さい振幅の第2のパルス
    を印加することを特徴とするプラズマディスプレイ装
    置。
  22. 【請求項22】 パネル間に、少なくとも第1、第2の
    電極を有する放電セルが複数形成され、映像信号の1フ
    ィールド期間を、当該映像信号に従って放電セルを選択
    して放電させる第1の期間、前記第1、第2の電極それ
    ぞれに第1のパルスを交互に印加することにより当該第
    1の期間で選択した放電セルの放電を維持する第2の期
    間および当該第1の電極に、当該第2の電極に対して放
    電を開始する電圧となる第2のパルスを印加して当該第
    2の期間の放電を停止させる放電を行う第3の期間を有
    する複数のサブフィールドに分割して、当該映像信号の
    階調を表現させる駆動回路を有するプラズマディスプレ
    イ装置であって、 少なくとも1つのサブフィールドの第3の期間おいて、
    第2のパルスにより2回の放電を行うことを特徴とする
    プラズマディスプレイ装置。
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