JP2003255707A - 現像装置及び該装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

現像装置及び該装置を備えた画像形成装置

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JP2003255707A JP2002059335A JP2002059335A JP2003255707A JP 2003255707 A JP2003255707 A JP 2003255707A JP 2002059335 A JP2002059335 A JP 2002059335A JP 2002059335 A JP2002059335 A JP 2002059335A JP 2003255707 A JP2003255707 A JP 2003255707A
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Takao Ogata
隆雄 尾形
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤の濃度検知中において、検知精度を低
下させるような異常状態が発生したとき、その異常状態
を速やかに検知できるようにする。 【解決手段】 現像装置104は、現像剤Tを収容する
現像容器104aと、この現像容器104a内の現像剤
を搬送する搬送スクリュー104fと、現像容器104
a内の現像剤の濃度を検知する現像剤濃度検知センサ
と、この現像剤濃度検知センサからの現像剤濃度検知信
号に基づいて搬送スクリュー104fの作動状態を判断
する制御部120とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ、
ファクシミリ、及びこれらの複合機等の画像形成装置の
装置本体に装備した現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式の画像形成装置であ
るレーザビームプリンタは、概略、図7に示すような構
造になっている。
【0003】感光体ドラム1は、接触帯電器2によって
帯電される。半導体レーザを用いたレーザビームスキャ
ナ3は、帯電処理された感光体ドラム1の表面に静電潜
像を形成して情報を書き込む、いわゆる露光装置であ
る。
【0004】レーザビームスキャナ3は、不図示の画像
読み取り装置等のホスト処理からプリンタ側に送られた
画像信号に対応して変調されたレーザ光を出力して、回
転する感光体ドラム1の一様に帯電された帯電処理面1
aを露光位置bにおいてレーザ走査露光L(イメージ露
光)する。このレーザ走査露光Lにより感光体ドラム1
の帯電処理面1aのレーザ光で照射されたところの電位
が低下する。そして、回転する感光体ドラム1の帯電処
理面1aには走査露光した画像情報に対応した静電潜像
が順次に形成されていく。この潜像は、現像装置4によ
って現像されることで顕像化されて、トナー像になる。
【0005】現像装置4は、回転可能な非磁性の円筒状
の現像スリーブ4b、現像スリーブ4b内に挿入された
固定のマグネットローラ4c、現像剤コーティングブレ
ード4d、現像容器4aに収容した二成分現像剤4e、
現像容器4a内の底部側に配設した攪拌搬送スクリュー
4f、トナーホッパー4g等で構成されている。トナー
ホッパー4gには、補給用トナーを収容してある。
【0006】現像スリーブ4bは、感光体ドラム1との
最近接距離(「S−Dgap」と称する)を一定に保た
せて、感光体ドラム1に近接させて対向配設してある。
この感光体ドラム1と現像スリーブ4bとの対向部間
は、現像部cである。現像スリーブ4bは、現像部cに
おいて感光体ドラム1の回転方向とは逆方向に回転す
る。この現像スリーブ4bの外周面には、現像スリーブ
4b内のマグネットローラ4cの磁力により現像容器4
a内の二成分現像剤4eの一部が磁気ブラシ層として吸
着保持されている。二成分現像剤4eは、この現像スリ
ーブ4bの回転にともない回転搬送されて、コーティン
グブレード4dにより所定の薄層に整層される。そし
て、二成分現像剤4eは、現像部cにおいて、感光体ド
ラム1の面に接触して、感光体ドラム1の面を適度に摺
動して擦れる。
【0007】現像スリーブ4bには、電源S4から所定
の現像バイアスが印加される。現像スリーブ4bに対す
る現像バイアス電圧は、直流電圧(Vdc)と交流電圧
(Vac)とを重畳した振動電圧である。
【0008】現像装置4により可視像化されたトナー像
は、転写ローラ5によって被転写材(被転写部材、被転
写紙、被記録材)Pの表面に静電的に転写される。転写
ローラ5は、いわゆる転写帯電器である。この転写ロー
ラ5は、感光体ドラム1に所定の押圧力をもって圧接さ
せてあり、その圧接ニップ部が転写部dである。この転
写部dに、不図示の給紙機構部から所定の制御タイミン
グで被転写材Pが給送される。
【0009】転写部dに給送された被転写材Pは、回転
する感光体ドラム1と転写ローラ5との間に挟持されて
搬送される。この間に、転写ローラ5には、トナーの正
規帯電極性である負極性とは逆極性の正極性の転写バイ
アスが電源S3から印加される。被転写材Pは、転写ロ
ーラ5に転写バイアスが印加されることによって転写部
dを挟持搬送されながら、表面に、感光体ドラム1面側
のトナー画像が順次に静電転写されていく。
【0010】転写部dを通ってトナー画像の転写を受け
た被転写材Pは、回転する感光体ドラム1の面から順次
に分離されて、定着装置6(例えば、熱ローラ定着装
置)へ搬送され、トナー画像の定着処理を受けて画像形
成物(プリント、コピー)として外部へ送り出される。
【0011】次に、図8に基づいて、現像装置4を詳細
に説明する。
【0012】現像装置4は、ポリエステル、スチレンア
クリルなどの樹脂に着色料、荷電制御剤などを分散した
直径数μm乃至約10数μmの粉粒からなるトナーを収
容して、所定の帯電量に帯電した現像スリーブ4bの表
面にそのトナーを保持させ、感光体ドラム1へトナーを
供給するようになっている。
【0013】トナーへの帯電は、以下のようにして行わ
れる。まず、図8に示す、現像装置4の現像スリーブ4
bには、現像剤コーティングブレード4dの端部が近接
している。この現像剤コーティングブレード4dの接触
部をトナーが通過するとき、現像スリーブ4bと現像剤
コーティングブレード4dとの摩擦帯電によってトナー
への帯電が行われる。また、現像容器4a内には、トナ
ーTとキャリアからなる2成分現像剤4eを収容してあ
る。2成分現像剤は、攪拌搬送スクリュー4fによって
循環攪拌される。そして、トナーはキャリアと摩擦摺動
されて、摩擦帯電する。
【0014】トナーの帯電量は、一般に周囲の雰囲気中
の水分量などに依存して、一般に高湿環境では低い値を
示し、低湿環境では高い値を示す。さまざまな環境にお
いて高品質な画像形成を行うには、トナーの帯電量変化
はある程度の範囲内に収まっている必要がある。
【0015】トナーの帯電量は、通常約(−10/9.
8)mC/N(いわゆる、−10mC/kg)乃至約
(−50/9.8)mC/N(いわゆる、−50mC/
kg)程度である。逆に、静電潜像の電位や転写条件な
どの画像形成条件は、このようなトナーの帯電特性変化
の範囲内で良好な画像が得られるように工夫されてい
る。
【0016】なお、トナーの帯電量に関して、その極性
はプラスの場合とマイナスの場合があるが、以下の説明
においてトナーの帯電量の大小について述べた場合、そ
れは絶対値の大小について述べているものとする。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図8は、現像装置内の
概略図である。現像装置4内に取り付けられた現像剤濃
度検知センサ4hは、現像剤濃度検知センサ4hのセン
サ面に二成分現像剤が滞留することなく循環されること
によって、現像装置4内の現像剤濃度の変動を検知する
ことができるようになっている。二成分現像剤は、撹
拌、搬送する攪拌搬送スクリュー4fによって攪拌、搬
送される。
【0018】しかし、センサ面をスクリュー4fで掃く
ことで、現像剤濃度検知センサ4hの出力が振動してサ
イン波のような変動が起きる。このため、従来は、現像
剤濃度検知センサ4hの出力に電気的なフィルターをか
けて現像剤濃度検知センサ4hの出力が安定するように
処理するか、或いは、変動している現像剤濃度検知セン
サ4hの出力の変動周期の整数倍をサンプリングして平
均化演算処理を行うことで現像剤濃度を検知していた。
また、現像装置内に現像装置のハード構成の異常を検知
するセンサを保持していなかった。
【0019】本発明は、現像剤の濃度検知中において、
検知精度を低下させるような異常状態が発生したとき、
その異常状態を速やかに検知する機能を備えた現像装置
と、この現像装置を装置本体に備えた画像形成装置とを
提供することを目的としている。
【0020】本発明は、現像剤の濃度検知中において、
検知精度を低下させるような異常状態が発生し、かつ画
像濃度が所定の濃度と異なっている場合、異常状態であ
ると判断する機能を備えた現像装置と、この現像装置を
装置本体に備えた画像形成装置とを提供することを目的
としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の現像装置は、現像剤を収容する現像容器
と、前記現像容器内の現像剤を搬送する搬送手段と、前
記現像容器内の現像剤の濃度を検知する現像剤濃度検知
手段と、前記現像剤濃度検知手段からの現像剤濃度検知
信号に基づいて前記搬送手段の作動状態を判断する判断
手段と、を備えている。
【0022】本発明の現像装置の前記判断手段は、前記
現像剤濃度検知手段の出力値が所定値以上に変動しない
とき、前記搬送手段が作動異常状態になっていると判断
するようになっている。
【0023】本発明の現像装置の前記判断手段は、前記
現像剤濃度検知手段の出力値が所定の時間内に所定値以
上に変動しないとき、前記搬送手段が作動異常状態にな
っていると判断するようになっている。
【0024】上記目的を達成するため、本発明の現像装
置は、現像剤を収容する現像容器と、前記現像容器内の
現像剤を搬送する搬送手段と、前記現像容器内の現像剤
の濃度を検知する現像剤濃度検知手段と、前記現像容器
内の現像剤によって可視像化された画像の濃度を検知す
る画像濃度検知手段と、前記現像剤濃度検知手段からの
現像剤濃度検知信号と前記画像濃度検知手段からの画像
濃度検知信号とに基づいて装置の作動状態を判断する判
断手段と、を備えている。
【0025】本発明の現像装置の前記判断手段は、前記
現像剤濃度検知手段の出力値が所定値以上に変動しない
で、かつ前記画像濃度検知手段の出力値が所定値以上に
変動したとき、前記現像容器内の現像剤の濃度を前記画
像濃度検知手段の出力値が所定値以上に変動しないよう
に調節するようになっている。
【0026】本発明の現像装置の前記判断手段は、前記
現像剤濃度検知手段の出力値が所定の時間内に所定値以
上に変動しないで、かつ前記画像濃度検知手段の出力値
が所定値以上に変動したとき、前記現像容器内の現像剤
の濃度を前記画像濃度検知手段の出力値が所定の時間内
に所定値以上に変動しないように調節するようになって
いる。
【0027】本発明の現像装置の前記判断手段は、前記
現像剤濃度検知手段の出力値が所定値以上に変動しない
で、かつ前記画像濃度検知手段の出力値が所定値以上に
変動したとき、装置が異常状態になっていると判断する
ようになっている。
【0028】本発明の現像装置の前記判断手段は、前記
現像剤濃度検知手段の出力値が所定の時間内に所定値以
上に変動しないで、かつ前記画像濃度検知手段の出力値
が所定値以上に変動したとき、装置が異常状態になって
いると判断するようになっている。
【0029】本発明の現像装置の前記判断手段は、前記
現像剤濃度検知手段の出力値が所定値以上に変動しない
で、かつ前記画像濃度検知手段の出力値が所定値以上に
変動したとき、前記装置の少なくとも現像動作を停止す
るようになっている。
【0030】本発明の現像装置の前記判断手段は、前記
現像剤濃度検知手段の出力値が所定の時間内に所定値以
上に変動しないで、かつ前記画像濃度検知手段の出力値
が所定値以上に変動したとき、前記装置の少なくとも現
像動作を停止するようになっている。
【0031】本発明の現像装置の前記画像濃度検知手段
は、複数の画像の濃度を検知するようになっている。
【0032】本発明の現像装置の前記搬送手段は、前記
現像容器内の現像剤を攪拌する攪拌部材を備えている。
【0033】本発明の現像装置の前記搬送手段は、前記
現像剤濃度検知手段の濃度検知部に付着した現像剤を除
去するようになっている。
【0034】本発明の現像装置は、前記判断手段によっ
て前記異常状態と判断されたとき、異常状態であること
を報知する報知手段を備えている。
【0035】上記目的を達成するため、本発明の画像形
成装置は、静電潜像を担持する像担持体と、前記像担持
体上の静電潜像に現像剤を現像して前記静電潜像を可視
像化する現像装置と、像担持体の可視像化されたトナー
像を被転写材に転写する転写手段と、を備え、前記現像
装置は、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の現像
装置である。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。
【0037】(第1実施形態のレーザビームプリンタ)
図1は、本発明の実施形態の現像装置を備えた画像形成
装置である、転写式電子写真プロセス、電荷注入帯電方
式、クリーナレスプロセスを採用したレーザビームプリ
ンタ(以下、単に「プリンタ」という)の概略構成正面
図である。
【0038】なお、画像形成装置には、複写機、プリン
タ、ファクシミリ、及びこれらの複合機等があり、本発
明は、プリンタ以外の画像形成装置にも適用することが
できるので、プリンタに限定されるものではない。
【0039】また、各実施形態における数値は、参考数
値であって、本発明を限定するものではない。
【0040】さらに、各実施形態における、被転写材に
は、普通紙、普通紙の代用品である樹脂製のシート、オ
ーバーヘッドプロジェクタ用の用紙、圧紙、封書、葉書
き、ラベル等のトナー像を形成することのできるものが
ある。
【0041】像担持体としての回転ドラム型の電子写真
感光体(以下、「感光体ドラム」という)101は、負
帯電性・電荷注入帯電性のOPC感光体(有機光導電性
感光体)であり、矢印Aの時計方向に回転するようにな
っている。接触帯電装置としての磁気ブラシ帯電装置1
02は、感光体ドラム(像担持体)101の停電処理面
101aを所定の極性・電位に一様に帯電処理するよう
になっている。回転する感光体ドラム101の面は、こ
の磁気ブラシ帯電装置102により電荷注入帯電方式で
約−700vに一様に帯電処理される。
【0042】露光装置としてのレーザビームスキャナ1
03は、不図示の半導体レーザ、ポリゴンミラー、F−
θレンズ等を有している。レーザビームスキャナ103
は、CCD等の光電変換素子を有する原稿読み取り装
置、電子計算機、ワードプロセッサー等の不図示のホス
ト装置から入力する、目的の画像情報の時系列電気デジ
タル画素信号に対応して変調されたレーザ光Lを感光体
ドラム101に射出して、感光体ドラム101の帯電処
理面を一様にレーザ光走査露光する。感光体ドラム10
1の周面には、レーザ光走査露光により目的の画像情報
に対応した静電潜像が形成される。
【0043】本実施形態の現像装置104は、重合法で
作成した転写残トナーの少ない高離型性球形非磁性トナ
ーTと、磁性キャリアとを混合した現像剤を使用した2
成分接触現像方式である。現像装置104は、感光体ド
ラム101の帯電処理面の静電潜像をトナー像として反
転現像する。
【0044】転写装置105は、感光体ドラム101の
下側に配設してある。本実施形態の転写装置105は、
転写ベルトタイプである。被転写材担持体としての無端
状の転写ベルト105aは、例えば、膜厚約75μmの
ポリイミド製のベルトであり、駆動ローラ105bと従
動ローラ105cとの間に懸回張設されている。転写ベ
ルト105aは、感光体ドラム101の回転方向に沿っ
た順方向に感光体ドラム101の回転周速度とほぼ同じ
周速度で循環するようになっている。転写帯電器(転写
バイアス印加部)としての導電性ブレード105dは、
転写ベルト105aの内側に配設してある。導電性ブレ
ード105dは、転写ベルト105aの上行側になる部
分を感光体ドラム101の下面部分に加圧して、転写部
位としての転写ニップ部Bを形成している。ブレード状
清掃部材(クリーニングブレード)としての清掃部材1
05eは、転写ベルト105aの外面に当接させてあ
る。
【0045】給紙カセット106は、被転写材Pを積載
収納してある。被転写材Pは、給紙ローラ107の駆動
により給紙カセット106内から、1枚ずつ、分離供給
されて、搬送ローラ108等を含むシートパス109を
通って所定の制御タイミングで感光体ドラム101と転
写装置105の転写ベルト105aとの間の転写ニップ
部Bに給送される。
【0046】転写ニップ部Bに給送された被転写材P
は、感光体ドラム101と転写ベルト105aとの間を
挟持搬送される。その間に、導電性ブレード105dに
転写バイアス印加電源S3から所定の転写バイアスが印
加されて、被転写材Pは、裏面からトナーとは逆極性の
電圧が帯電がされる。
【0047】これによって、転写ニップ部Bを通る被転
写材Pの表面側に、感光体ドラム101の帯電処理面に
担持されたトナー像が順次に静電転写されていく。
【0048】転写ニップ部Bを通ってトナー像を転写さ
れた被転写材Pは、感光体ドラム1の帯電処理面から順
次分離されて、シートパス110を通って定着装置(例
えば熱ローラ定着装置)111に導入され、トナー像の
定着処理を受けてプリントアウトされる。転写ベルト1
05aの表面に残って付着している転写残トナーは、清
掃部材105eによって除去される。
【0049】導電性ブラシ112は、転写装置105と
磁気ブラシ帯電装置102との間において感光体ドラム
101の帯電処理面に当接した補助の接触帯電部材であ
る。この導電性ブラシ112は、電源S2よりACバイ
アス、または感光体ドラム101への帯電に対して逆極
性のDCバイアス、またはACバイアスを重畳した感光
体ドラム101への帯電に対して逆極性のDCバイアス
が印加されて、磁気ブラシ帯電装置102による帯電直
前の感光体ドラム101の表面電位をならすと同時に、
転写残トナーを除電、もしくは感光体ドラム101の帯
電と逆極性に帯電して、磁気ブラシ帯電器102の磁気
ブラシ部102Aでのトナー回収を容易にする役目をし
ている。
【0050】図2は、プリンタ100の動作シーケンス
図である。
【0051】前多回転工程 前多回転工程は、プリンタ100の始動動作期間(起動
動作期間、ウォーミング期間)である。プリンタ100
の制御部120は、メイン電源スイッチ、オンにより、
停止していたプリンタ100のメインモータを駆動させ
て感光体ドラム101を回転駆動させて、所定のプロセ
ス機器の準備動作を実行する。
【0052】前回転工程 前回転工程は、プリント前動作を実行させる期間であ
る。この前回転工程は、前多回転工程中にプリント信号
が入力されたときには、前多回転工程に引き続いて実行
される。プリント信号の入力がないときには、前多回転
工程の終了後に、メインモータの駆動が一旦停止されて
感光体ドラムの回転駆動が停止され、プリンタはプリン
ト信号が入力されるまでスタンバイ(待機)状態に保た
れる。スタンバイ(待機)状態において、プリント信号
が入力すると前回転工程が実行される。
【0053】印字工程(画像形成工程、作像工程) 所定の前回転工程が終了すると、引き続いて感光体ドラ
ムに対する作像プロセスが実行されて、感光体ドラムの
帯電処理面に形成されたトナー像の被転写材への転写処
理、定着手段によるトナー像の定着処理が行われ、被転
写材がプリントアウトされる。連続印字(連続プリン
ト)モードの場合は、上記の印字工程が、所定の設定プ
リント枚数、n分繰り返して実行される。
【0054】紙間工程 紙間工程は、連続印字モードにおいて、1つ被転写材の
後端部が、転写ニップ部Bを通過した後、次の被転写材
の先端部が転写ニップ部Bに到達するまでの間の、転写
ニップ部Bにおける被転写材の非通紙状態期間のことで
ある。
【0055】後回転工程 後回転工程は、最後のn枚目の印字工程が終了した後も
しばらくの間、メインモータの駆動を継続させて感光体
ドラムを回転駆動させて、所定の後動作を実行させる期
間のことである。
【0056】スタンバイ 所定の後回転工程が終了すると、メインモータの駆動が
停止され感光体ドラムの回転駆動が停止されて、プリン
タは次のプリントスタート信号が入力するまでスタンバ
イ状態に保たれる。1枚だけのプリントの場合は、その
プリント終了後、プリンタは後回転工程を経てスタンバ
イ状態になる。スタンバイ状態においてプリントスター
ト信号を入力すると、プリンタは前回転工程に移行す
る。
【0057】以上の各工程において、の印字工程時が
画像形成時である。の前多回転工程、の前回転工
程、の紙間工程、及びの後回転工程が非画像形成時
(非作像時)である。
【0058】以上説明したプリンタ100は、クリーナ
レスプロセス方式を採用しているため、転写ニップ部B
で被転写材Pに転写されずに感光体ドラム101の表面
に残った転写残トナーを除去する専用のクリーナを有し
ていない。このため、感光ドラム1上の転写残トナー
は、引き続き感光体ドラム101の回転で磁気ブラシ帯
電装置102の位置に至り、感光体ドラム101に接触
している接触帯電部材としての磁気ブラシ部102Aに
一時的に回収される。その回収された転写残トナーは、
再び、感光体ドラム101の帯電処理面に吐き出され
て、最終的に現像装置104の現像容器104aに回収
される。そして、感光体ドラム101は繰り返して作像
に供される。
【0059】感光体ドラム101上の転写残トナーは、
転写時の剥離放電等により、極性が正のものと負のもの
が混在していることが多い。そこで、極性の混在した転
写残トナーは、第2の帯電部材としての導電性ブラシ1
12を通過する間に、正規帯電極性(本実施形態では
負)に帯電されて帯電極性が揃えられ、そして、第1の
帯電部材としての磁気ブラシ帯電装置102に至って磁
気ブラシ部102A内に混入して一時的に回収される。
この転写残トナーの磁気ブラシ部102Aへの取り込み
は、磁気ブラシ部102AにAC成分を印加すること
で、磁気ブラシ部102Aと感光体ドラム101との間
の振動電界効果によって、より効果的に行われるように
なっている。
【0060】そして、磁気ブラシ部102A内に取り込
まれた転写残トナーは、極性がすべて負に帯電されて感
光体ドラム101上に吐き出される。極性が負に揃えら
れて感光体ドラム101上に吐き出された転写残トナー
は、現像部mに至って現像装置104の現像スリーブ1
04bにより現像時のかぶり取り電界によって、現像と
同時にクリーニングで回収される。この転写残トナーの
現像同時回収は、回転方向の画像領域が、感光体ドラム
101の周長よりも長い場合には、その他の帯電、露
光、現像、転写といった画像形成工程と同時進行で行わ
れる。
【0061】図3(a)は、現像装置104内に設置し
た現像剤濃度検知センサ(現像剤濃度検知手段)104
dの近傍の概略図である。搬送スクリュー(搬送手段)
104fは、現像剤濃度検知センサ104dの検知面
(濃度検知部)104daに付着したトナーを掃いて除
去していく。また、図3(b)に示すように搬送スクリ
ュー104fの撹拌能力を向上させるため、パドル10
4gを設けた場合も、同様に、搬送スクリュー104f
は、現像剤濃度検知センサ104dの検知面104da
に付着したトナーを掃いて除去していく。
【0062】なお、現像剤濃度検知センサ104dは、
現像装置104内のトナーTとキャリアD等からなる現
像剤の混合比(以下、現像剤濃度(T/D比)とする)
を、現像剤の磁化変動により検知するようになってい
る。
【0063】現像剤濃度検知センサ104dの出力は、
それぞれ図4(a)、図4(b)に示すようになる。こ
の信号の出力変動を検知することで、現像装置104の
動作が正常に行われているか否かを判断することが出来
る。
【0064】現像剤濃度検知検知センサ104dの出力
値における実効値(平均値)は、現像剤の状況によって
大きく変わる。つまり、搬送スクリュー104fが回転
して現像剤を搬送しているため、搬送スクリュー104
fの羽根の位置によって現像剤の粗密度(かさ密度)が
変動して、サインカーブのような出力値が得られる。そ
の搬送スクリュー104fの羽根の停止位置により、図
4(a)、(b)に示すように現像剤濃度検知センサ1
04dの出力値が変わるが、現像剤濃度検知センサ10
4dの出力値が周期性を持って変わるため、センサ出力
周期の整数倍の実効値が変わるものではない。
【0065】停止時の現像剤濃度検知センサ104dの
出力は、現像剤が変動しないため安定している。そこ
で、現像装置104の駆動開始の信号から所定時間(最
短でスクリューの1/4回転に相当する時間)の現像剤
濃度検知センサ104dの出力値を検知することで、制
御部(判断手段)120が搬送スクリュー104fの動
作が正常に行われているか否かを判断することができ
る。
【0066】そして、現像剤濃度検知センサ104dの
出力が所定値以上に変動しないとき、制御部120は、
搬送スクリュー104fの回転が止まったと判断して、
現像装置104を異常と判断する。同時に、制御部12
0は、表示パネル(報知手段)122に異常であること
を表示してユーザにメンテンナンスが必要であることを
報せる。表示パネルの代わりに音声によってユーザに報
せてもよい。
【0067】このように、制御部120は、即座に、エ
ラーと判断することができるので、現像装置104の他
の部分や、プリンタ100の他の部分に悪影響を及ぼす
前に現像装置104や、プリンタ100の動作を停止さ
せることができる。
【0068】従って、本実施形態の現像装置は、異常状
態になってから、修理のための復旧時間を短縮すること
ができて、ユーザに余計な停止時間を与えるようなこと
がなくなる。また、本実施形態の現像装置104を備え
たプリンタ100も、停止時間を短くすることができ
る。
【0069】現像剤濃度検知センサ104dの出力値に
よるエラー検知の所定値は、初期設置時に検知したセン
サ出力値から算出することが望ましい。また、所定値
は、図4(a)に示すように、現像剤濃度検知センサ1
04dの出力の最大出力値と最小出力値との差分値の
(1/6)以上に設定することが望ましい。
【0070】(第2実施形態のレーザビームプリンタ)
図5に基づいて、第2実施形態のプリンタ130を説明
する。第1実施形態のプリンタ100と同一部分には、
同一符号を付して、その部分の説明は省略する。
【0071】第1実施形態のプリンタでは、現像剤の調
湿状況や現像装置の使用状況、現像剤の耐久劣化等によ
って現像剤濃度検知センサ104dの出力値の振幅幅は
異なってくる。このため、第2実施形態のプリンタで
は、画像濃度検知センサ(画像濃度検知手段)113の
出力値を併用して、より正確に現像装置の異常を判断す
るようになっている。
【0072】画像濃度検知センサ113について説明す
る。現像剤の初期設定値時に、転写ベルト105a上に
トナーが付着していない状態で、画像濃度検知センサ
(いわゆるパッチ検知センサ)113の出力値が、所定
値(例えば、約4V)になるように画像濃度検知センサ
113を調整する。感光体ドラム101に画像濃度検知
用のパッチ潜像が形成されて、その潜像が現像装置10
4により顕像化して転写ベルト105a上に転写され
る。画像濃度検知センサ113によって画像濃度信号を
読み取る。そして、その画像濃度信号を初期基準値とし
て制御部(判断手段)121にバックアップする。な
お、本実施形態のプリンタは、モノクロプリンタである
が、カラープリンタである場合には、各色毎に初期基準
値をバックアップする。
【0073】制御部121は、通常の画像形成時には、
印字工程以外の非画像形成時に画像濃度検知用のテスト
パッチ画像を形成して、画像濃度検知センサ113の出
力値が常に一定になるように、現像剤濃度にフィードバ
ックして、適正な画像が得られるようにしている。
【0074】以上、転写ベルト105a上での画像濃度
検知を例に挙げて説明したが、感光体ドラム101上で
の画像濃度検知方式でも同様である。
【0075】つまり、複数枚コピーのように、印字工程
中に第1実施形態のプリンタのように、現像剤濃度検知
センサ104d(図3参照)によって、現像装置104
の異常状態を検知したとき、所定濃度の画像濃度検知用
のテストパッチ(トナー像)を、紙間工程や、後回転工
程などの印字工程以外で感光体ドラム101に作像し
て、画像濃度検知センサ113によって画像濃度の値を
検知する。
【0076】その値が所定値を超えている場合、制御部
121は、現像装置104が異常であると判断して、ジ
ョブを終了し、表示パネル122にエラー表示をする。
また、所定値を越えていない場合、制御部121は、使
用可能状態と判断して、通常動作を行い続ける。
【0077】現像剤濃度検知センサ104dは、出力値
を常に制御部121に送り続ける。制御部121は、現
像剤濃度検知センサ104dの出力値に基づいて、現像
装置104が異常状態か否かの判断を継続する。そし
て、現像剤濃度検知センサ104dの出力値が、所定値
異常の異常値を示したとき、制御部121は、常に非作
像状態である紙間や後回転工程等で画像濃度検知用のテ
ストパッチ(トナー像)を感光体ドラム101に作像し
て、あるいは、転写ベルト105aに転写して、常に、
画像濃度検知センサ113によって出力値をモニタする
ことで現像装置104の状態を検知し続ける。
【0078】また、制御部121は、現像剤濃度検知セ
ンサ104dの出力値が所定値以上に変動しないで、か
つ画像濃度検知センサ113の出力値が所定値以上に変
動したとき、現像容器104a内の現像剤の濃度を、現
像剤濃度検知センサ104dの出力値が所定値以上に変
動しないように、搬送スクリュー104fを回転して調
節するようにもなっている。さらに、制御部121は、
現像動作を停止して、プリンタの画像形成動作を停止し
てもよい。
【0079】この2つの検知が、お互いに異常値を示し
たとき、制御部121は、現像装置104が異常である
と判断してエラー表示をする。さらに、画像形成動作を
停止させてもよい。
【0080】このことによって、第2実施形態のプリン
タ130は、第1実施形態のプリンタ100よりも、検
知精度を向上させて、保守作業が出来るため、ユーザに
よる保守作業の回数を減らしたり、保守作業の時間を短
縮したり、プリンタの停止回数を減らしたりすることが
できる。
【0081】(第3実施形態のレーザビームプリンタ)
第3実施形態のプリンタは、第2実施形態のプリンタと
は制御動作が異なるだけであるので、図5を利用して説
明する。
【0082】図6中、符号(1)乃至nは、画像形成中
の現像剤濃度検知センサ104dにおける検知工程を示
している。また、符号(I)乃至(N)は、画像濃度検
知センサ113による検知可能なタイミングを示してい
る。
【0083】第3実施形態のプリンタは、現像剤濃度検
知センサ104dの出力値が所定値ギリギリになった場
合の検知精度をアップするようになっている。図6中
(1)で、現像剤濃度検知センサ104d(図3参照)
が異常状態を検知したとき、(I)で画像濃度検知セン
サ113(図5参照)による異常検知を行う。このと
き、異常であれば、制御部は、エラー表示を行う。異常
でなければ、(2)で現像剤濃度検知センサ104d
(図3参照)の出力が正常であっても(II)で再度画
像濃度検知センサでの異常チェックを行う。
【0084】また、制御部121は、前記現像剤濃度検
知センサ104dの出力値が所定の時間内に所定値以上
に変動しないで、かつ画像濃度検知センサ113の出力
値が所定値以上に変動したとき、現像容器104a内の
現像剤の濃度を、画像濃度検知センサ104dの出力値
が所定の時間内に所定値以上に変動しないように、搬送
スクリュー104fを回転して調節するようにもなって
いる。さらに、制御部121は、現像動作を停止して、
プリンタの画像形成動作を停止してもよい。
【0085】つまり、第3実施形態のプリンタは、一
度、現像剤濃度検知センサ104dで異常を検知したと
き、複数回、画像濃度検知センサ113で異常チェック
を行い、一度でも画像濃度検知センサ113が異常を検
知したときに、制御部が初めてエラー表示を行うように
なっている。このことで、検知精度を向上させて、より
一層、ユーザの作業を邪魔しないようにすることができ
る。
【0086】
【発明の効果】本発明の現像装置は、現像剤濃度検知手
段からの現像剤濃度検知信号に基づいて、搬送手段の作
動状態を判断する判断手段を備えているので、即座に装
置を停止させて、装置の他の部分に悪影響を及ぼす前に
停止させて、修理のための時間を短くすることができ
る。
【0087】本発明の現像装置は、現像剤濃度検知手段
からの現像剤濃度検知信号と画像濃度検知手段からの画
像濃度検知信号とに基づいて、搬送手段の作動状態を判
断する判断手段を備えているので、画像濃度を所定の濃
度に保持することができる。また、装置の異常状態を確
実に検知することができる。
【0088】本発明の画像形成装置は、修理のための時
間を短くすることのできる現像装置を備えているので、
現像装置が故障しても、停止時間が短くて、画像形成能
率を向上させることができる。
【0089】本発明の画像形成装置は、画像濃度を所定
の濃度に保持することができる現像装置を備えているの
で、被転写材に品質のよい画像を形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の現像装置を装置本体に
備えた画像形成装置であるレーザビームプリンタの概略
構成を示す正面図である。
【図2】図1のレーザビームプリンタの動作シーケンス
図である。
【図3】現像装置内の概略図である。 (a) 現像剤濃度検知センサとスクリューとの配置関
係を示す図である。 (b) (a)のスクリューにパドルを設けた図であ
る。
【図4】現像剤濃度検知センサの出力信号の図である。 (a) 図3(a)における現像剤濃度検知センサの出
力信号の図であり、横軸は、スクリューの回転速度を示
している。 (b) 図3(b)における現像剤濃度検知センサの出
力信号の図であり、横軸は、スクリューの回転速度を示
している。
【図5】本発明の第2実施形態の現像装置を装置本体に
備えた画像形成装置であるレーザビームプリンタの概略
構成を示す正面図である。
【図6】第3実施形態の画像形成装置であるレーザビー
ムプリンタの動作シーケンス図である。
【図7】従来例の画像形成装置であるレーザビームプリ
ンタの概略構成を示す正面図である。
【図8】図7に示す、レーザビームプリンタの現像装置
の拡大図である。
【符号の説明】
B 転写ニップ部 P 被転写材 T トナー S2 導電性ブラシの電源 S3 転写バイアス印加電源 m 現像部 100 レーザビームプリンタ(画像形成装置) 101 電子写真感光体・感光体ドラム(像担持
体) 101a 帯電処理面 102 接触帯電装置・磁気ブラシ帯電装置 102A 磁気ブラシ部 103 露光装置・レーザビームスキャナ 104 現像装置 104a 現像容器 104b 現像スリーブ 104d 現像剤濃度検知センサ(現像剤濃度検知手
段) 104da 現像濃度検知センサの検知面(濃度検知
部) 104f 搬送スクリュー(搬送手段) 104g パドル 105 転写装置(転写手段) 105a 転写ベルト 106 給紙カセット 113 画像濃度検知センサ(画像濃度検知手段) 120 制御部(判断手段) 121 制御部(判断手段) 122 表示パネル(報知手段) 130 レーザビームプリンタ(画像形成装置)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容する現像容器と、 前記現像容器内の現像剤を搬送する搬送手段と、 前記現像容器内の現像剤の濃度を検知する現像剤濃度検
    知手段と、 前記現像剤濃度検知手段からの現像剤濃度検知信号に基
    づいて前記搬送手段の作動状態を判断する判断手段と、 を備えたことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、前記現像剤濃度検知手
    段の出力値が所定値以上に変動しないとき、前記搬送手
    段が作動異常状態になっていると判断することを特徴と
    する請求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記判断手段は、前記現像剤濃度検知手
    段の出力値が所定の時間内に所定値以上に変動しないと
    き、前記搬送手段が作動異常状態になっていると判断す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 現像剤を収容する現像容器と、 前記現像容器内の現像剤を搬送する搬送手段と、 前記現像容器内の現像剤の濃度を検知する現像剤濃度検
    知手段と、 前記現像容器内の現像剤によって可視像化された画像の
    濃度を検知する画像濃度検知手段と、 前記現像剤濃度検知手段からの現像剤濃度検知信号と前
    記画像濃度検知手段からの画像濃度検知信号とに基づい
    て装置の作動状態を判断する判断手段と、 を備えたことを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】 前記判断手段は、前記現像剤濃度検知手
    段の出力値が所定値以上に変動しないで、かつ前記画像
    濃度検知手段の出力値が所定値以上に変動したとき、前
    記現像容器内の現像剤の濃度を前記画像濃度検知手段の
    出力値が所定値以上に変動しないように調節することを
    特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 前記判断手段は、前記現像剤濃度検知手
    段の出力値が所定の時間内に所定値以上に変動しない
    で、かつ前記画像濃度検知手段の出力値が所定値以上に
    変動したとき、前記現像容器内の現像剤の濃度を前記画
    像濃度検知手段の出力値が所定の時間内に所定値以上に
    変動しないように調節することを特徴とする請求項4又
    は5に記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 前記判断手段は、前記現像剤濃度検知手
    段の出力値が所定値以上に変動しないで、かつ前記画像
    濃度検知手段の出力値が所定値以上に変動したとき、装
    置が異常状態になっていると判断することを特徴とする
    請求項4乃至6のいずれか1項に記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 前記判断手段は、前記現像剤濃度検知手
    段の出力値が所定の時間内に所定値以上に変動しない
    で、かつ前記画像濃度検知手段の出力値が所定値以上に
    変動したとき、装置が異常状態になっていると判断する
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載
    の現像装置。
  9. 【請求項9】 前記判断手段は、前記現像剤濃度検知手
    段の出力値が所定値以上に変動しないで、かつ前記画像
    濃度検知手段の出力値が所定値以上に変動したとき、前
    記装置の少なくとも現像動作を停止することを特徴とす
    る請求項4乃至6のいずれか1項に記載の現像装置。
  10. 【請求項10】 前記判断手段は、前記現像剤濃度検知
    手段の出力値が所定の時間内に所定値以上に変動しない
    で、かつ前記画像濃度検知手段の出力値が所定値以上に
    変動したとき、前記装置の少なくとも現像動作を停止す
    ることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記
    載の現像装置。
  11. 【請求項11】 前記画像濃度検知手段は、複数の画像
    の濃度を検知することを特徴とする請求項4乃至10の
    いずれか1項に記載の現像装置。
  12. 【請求項12】 前記搬送手段は、前記現像容器内の現
    像剤を攪拌する攪拌部材を備えたことを特徴とする請求
    項1乃至11のいずれか1項に記載の現像装置。
  13. 【請求項13】 前記搬送手段は、前記現像剤濃度検知
    手段の濃度検知部に付着した現像剤を除去することを特
    徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の現像
    装置。
  14. 【請求項14】 前記判断手段によって前記異常状態と
    判断されたとき、異常状態であることを報知する報知手
    段を備えたことを特徴とする請求項1乃至13のいずれ
    か1項に記載の現像装置。
  15. 【請求項15】 静電潜像を担持する像担持体と、 前記像担持体上の静電潜像に現像剤を現像して前記静電
    潜像を可視像化する現像装置と、像担持体の可視像化さ
    れたトナー像を被転写材に転写する転写手段と、を備
    え、前記現像装置は、請求項1乃至14のいずれか1項
    に記載の現像装置であることを特徴とする画像形成装
    置。
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