JP2003255612A - フルカラー用トナー - Google Patents

フルカラー用トナー

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JP2003255612A JP2002381090A JP2002381090A JP2003255612A JP 2003255612 A JP2003255612 A JP 2003255612A JP 2002381090 A JP2002381090 A JP 2002381090A JP 2002381090 A JP2002381090 A JP 2002381090A JP 2003255612 A JP2003255612 A JP 2003255612A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】適度な光沢を得つつ、定着装置にオイル塗布を
行わなくてもオフセットや紙の巻き付きが発生しないフ
ルカラー用トナーを提供すること。 【解決手段】フルカラー用トナーにおいて、結着樹脂に
スチレン−アクリル系樹脂を用い、GPCにより測定さ
れるトナーの分子量分布において、少なくとも一つのピ
ークを有し、分子量6×103〜6×104の領域に主成
分のピークを有し、かつ分子量が1×103以下の成分
のトナー全体に占める割合が10重量%以下であり、分
子量が2×105以上の成分のトナー全体に占める割合
が7重量%以下であり、重量平均分子量をMw、数平均
分子量をMnとしたとき、Mw/Mnの値が2≦Mw/
Mn≦15であり、トナーの軟化点をTm(℃)とし、
トナーのDSC曲線で、離型剤に相当する昇温時の吸熱
ピークのピーク温度をWp(℃)とすると、10≦Tm
−Wp≦60であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法等のフ
ルカラー用トナーに関し、より詳しくは結着樹脂として
スチレン−アクリル系樹脂を用いたフルカラー用トナー
に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、複写機、プリンタ等の電子写真法
による画像形成装置では、従来の黒色トナーのみを使用
したモノクロ画像に加え、イエロー、マゼンタ、シアン
の3原色のカラートナーを使用し、更にはそれらカラー
トナー及び黒色トナーを適宜重ね合わせることにより多
彩な色再現を可能とするフルカラー複写機、フルカラー
プリンタ等が市場でも多く見られる。上記装置において
作成されたフルカラー画像はてかりのある光沢度の高い
ものが多い。 【0003】一方、熱効率が高く、使用温度が160〜
200℃と比較的低く安全性に優れ、また装置の小型化
が図れること等から、定着装置としてローラ定着方式が
低速機から高速機に亘る画像形成装置において従来から
広く採用されている。このローラ定着方式は一般に、圧
接させたヒータ内蔵上・下定着ローラの間に転写紙を通
し、転写紙が上・下定着ローラを通過する間にトナーを
転写紙上に溶融固着させるものである。光沢度は上記し
た定着温度によって変わってくるものである。 【0004】最近では、ビジネスユースにおいて、フル
カラー画像として光沢度の高いものではなく、適度な光
沢を有する中光沢画像が求められてきている。中光沢画
像の特徴は文字が見やすく、画像のてかり、ぎらつき感
を抑えた点である。また、エネルギーの低減等の要望か
らより低い定着温度で定着できるトナーも望まれてきて
いる。 【0005】これまで、結着樹脂としてポリエステル樹
脂を用いたフルカラー用トナーでは、上記した中光沢画
像が得られるようなものが開発されてきている。一方、
環境安定性やコストの観点から結着樹脂としてスチレン
−アクリル系樹脂を使用してフルカラー用トナーを作製
することも考えられる(例えば特許文献1)。 【0006】 【特許文献1】特開平11−24307号公報。 【0007】しかしながら、従来使用されてきたスチレ
ン−アクリル系樹脂を使用してフルカラー用トナーを作
製した場合、低い光沢しか得ることができず、所望の中
光沢画像が得られない。さらに、定着ローラにトナーが
付着するといういわゆるオフセットが発生してしまう。 【0008】また、装置の小型・軽量化およびオイル塗
布による複写画像への加筆性の悪さなどの点から、定着
装置の加熱ローラに塗布するオイル量を低減したり、あ
るいは加熱ローラにオイルをまったく塗布しない、いわ
ゆるオイルレス定着装置の使用が近年望まれるようにな
ってきている。このようなオイルレス定着装置を使用し
た場合、オイル塗布している定着装置と比較してオフセ
ットがより発生しやすくなる。さらに、トナーと定着ロ
ーラの分離(離型)性能が悪くなることから定着ローラ
に紙が巻き付いてしまうという問題も発生する。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は結着
樹脂としてスチレン−アクリル系樹脂を使用し、適度な
光沢を得つつ、定着装置にオイル塗布を行わなくてもオ
フセットや紙の巻き付きが発生しないフルカラー用トナ
ーを提供することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明によれば、少なく
とも結着樹脂と着色剤とを有するフルカラー用トナーに
おいて、結着樹脂としてスチレン−アクリル系樹脂を用
い、GPCにより測定されるトナーの(重量平均)分子
量分布において、少なくとも一つのピークを有し、分子
量6×103〜6×104の領域にメイン・ピークを有
し、かつ分子量が1×103以下の成分のトナー全体に
占める割合が10重量%以下であり、分子量が2×10
5以上の成分のトナー全体に占める割合が7重量%以下
であり、重量平均分子量をMw、数平均分子量をMnと
したとき、Mw/Mnの値が2≦Mw/Mn≦15であ
り、トナーの軟化点をTm(℃)とし、トナーの示差走
査熱量計により測定されるDSC曲線で、離型剤に相当
する昇温時の吸熱ピークのピーク温度をWp(℃)とす
ると、10≦Tm−Wp≦60であることを特徴とする
フルカラー用トナーが提供される。 【0011】 【発明の実施の形態】これまで検討されてきたスチレン
−アクリル系樹脂を使用したフルカラー用トナーでは光
沢度の低い画像しか得られなかった。これに対し、ビジ
ネスユースで望まれている中光沢画像を得るためにはト
ナーの分子量が大きく関わると考えられる。トナーの分
子量を低くすればトナーの粘性を下げることができ、中
光沢画像が得られるのではないかと考えられるが、単に
分子量を低くしても中光沢画像を得ることができず、し
かもオフセットが発生することがあった。また、これま
で中光沢画像を得ることができた結着樹脂としてポリエ
ステル樹脂を使用したフルカラー用トナーの特性をその
ままスチレン−アクリル系樹脂に適用しても同様の性能
を得ることができなかった。しかも、定着装置にオイル
塗布を行わない場合には、オフセットや定着ローラへの
紙の巻き付きを防止することができなかった。 【0012】そこで本発明者等は、トナーの分子量分布
における分布度合やピーク位置によって中光沢画像を得
られるのではないかと鋭意検討を重ねた結果、特定の範
囲に最も面積の大きいピークが存在し、トナーの分子量
分布がブロード(トナー粒子が存在する分子量幅が広範
囲なもの)であるかシャープ(トナー粒子が存在する分
子量幅が比較的狭いもの)であるかなど特定の分布に
し、特定の離型剤を使用することによって、中光沢画像
を得つつ、定着装置にオイル塗布を行わない場合でも、
オフセットや紙の巻き付きが発生しないトナーを得るこ
とができることを見出した。しかも、定着可能かつ良好
な画像が得られる温度幅を従来より広くすることができ
たのである。また、これらのことにより、様々な機械仕
様に対応可能となった 【0013】本発明のトナーは、粉砕分級法、溶融造粒
法、スプレー造粒法、懸濁・乳化重合法等のそれ自体公
知の方法で製造し得るが、製造設備や生産性などの点か
ら粉砕分級法が好適に使用できる。かかる粉砕分級法で
は、結着樹脂及び着色剤、必要により磁性粉や電荷制御
剤、離型剤などのトナー組成物をヘンシェルミキサーや
V型混合機などで前混合した後、二軸押出機などの溶融
混練装置を用いて溶融混練する。この溶融混練物を冷却
した後、粗粉砕・微粉砕し、必要によりその後分級し
て、所定の粒度分布を有するトナー粒子とする。そして
必要によりこのトナー粒子の表面を表面処理剤で処理し
トナーとする。高品質の画像を得るためには、前記トナ
ーの体積中心粒径は5.0〜12.0μmの範囲である
のが好ましい。 【0014】本発明の結着樹脂では、スチレン−アクリ
ル系樹脂が使用される。スチレン−アクリル樹脂の基体
となる単量体としては、例えばスチレン、α−メチルス
チレン、p−メチルスチレン、p−t−ブチルスチレ
ン、p−クロルスチレン、ヒドロキシスチレン等のスチ
レン誘導体;メタクリル酸、メチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)ア
クリレート、ブチル(メタ)アクリレート、グリシジル
(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリ
レート、プロポキシエチル(メタ)アクリレート、メト
キシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、エト
キシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、ベン
ジル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)ア
クリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレ
ート、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルア
ミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、エチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタン
ジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタ
ントリ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸エ
ステルを挙げることができる。 【0015】上記各種単量体の混合物は、溶液重合、塊
状重合、乳化重合、懸濁重合等任意の方法で重合し、本
発明で使用する結着樹脂とすることができる。かかる重
合に際し、使用できる重合開始剤としては過酸化アセチ
ル、過酸化デカノイル、過酸化ラウロイル、過酸化ベン
ゾイル、アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾ
ビス−2,4−ジメチルバレロニトリル、2,2’−ア
ゾビス−4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリ
ル等の公知の重合開始剤を使用することができる。これ
ら重合開始剤は単量体総重量に対して0.1〜15重量
%の範囲で使用するのが好ましい。 【0016】本発明において、トナーの分子量分布はG
PC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)を用
いて以下のようにして測定される。また測定に用いるG
PC装置は,東ソ−製のHLC−8220GPCであ
り,カラムは東ソ−製のTFKgel GMHxl(2
連)を用いる。トナー100mgとTHF(テトラヒド
ロフラン)20mlとを混合し、均一に溶解するまでボ
ールミルなどで攪拌する。その後、遠心分離器にて分離
した上澄み液をGPCの試料とする。試料中のトナー濃
度は、1〜10mg/mlが好ましい。 【0017】測定においてはTHFを溶媒として、GP
C装置のカラムを40℃で安定化させた後、この温度で
カラムに毎分1mlの流速で流し、THF試料溶液を約
100μl(濃度2mg/ml)注入して測定する。試
料の有する分子量分布は、数種の単分散ポリスチレン標
準試料を用いて作成された検量線の対数値とカウント数
との関係から算出される。検量線作成用の標準ポリスチ
レン試料としては、たとえば、分子量500〜100万
のポリスチレンなどを用い得る。カラムとしては、スチ
レン−ジビニルベンゼン系のポリマー系カラムなども用
いることができる。 【0018】本発明におけるピークとは極大値又は肩の
ことである。ここで、本発明における主成分のピークに
ついて、図1を用いて説明する。図1はGPCにより測
定された分子量分布図の一例である。この分子量分布図
における曲線の極小値及び肩から下へ直線を引く。そう
した直線と直線の間の部分をピーク面積もしくは肩の面
積とする。図1では1〜6の数字の部分がそれぞれのピ
ーク面積もしくは肩の面積である。本発明では、この面
積が最も大きいもののピークを主成分のピークとした。
つまり、図1では4におけるピークXが主成分のピーク
となる。この例はピークについての説明のための例示で
あり、4のピークの分子量は約4000であって、本発
明の請求の範囲に該当するものではない。 【0019】主成分のピークがあまり高分子領域に存在
すると、定着温度が低い場合、トナーが溶け難くなり溶
けたトナーと溶けなかったトナーとで付着力が弱まり、
いわゆるコールドオフセットが発生してしまう。また、
弾性が強いことから定着画像の表面が粗くなり、画像の
光沢度が低くなってしまう。逆に、主成分のピークがあ
まり低分子領域に存在すると、定着温度が高い場合、ト
ナーの弾性が弱くなり、トナー間の付着力が弱まって、
いわゆるホットオフセットが発生してしまう。また、ト
ナーの弾性が弱くなると定着時に定着ローラにトナーが
より押しつぶされやすくなり定着画像の表面が平滑にな
り、画像の光沢度が高くなりすぎてしまう。 【0020】また、主成分のピークが存在する分子領域
が適当な範囲にあったとしても、それだけでは中光沢画
像を得つつ定着温度が高温でも低温でもオフセットしな
い範囲を広げることはできない。主成分のピークが適当
な分子領域に存在したとしても、それよりも低分子領域
や高分子領域にあまり多くのトナー粒子が存在してしま
うと、定着温度が低温でも高温でも溶け難くなってオフ
セットが発生しやすくなり、定着可能な温度幅が狭くな
ってしまう。上記のような見地を得た発明者らは実験を
重ねた結果、少なくとも一つのピークを有し、トナーが
分子量6×103〜6×104の領域に主成分のピークを
有し、かつ分子量が1×103以下の成分のトナー全体
に占める割合が10重量%以下であり、分子量が2×1
5以上の成分のトナー全体に占める割合が7重量%以
下であり、重量平均分子量をMw、数平均分子量をMn
としたとき、Mw/Mnの値が2≦Mw/Mn≦15と
し、後述するような離型剤を使用したときに、中光沢画
像を得つつ所望の定着可能な温度幅を得ることができ
た。 【0021】トナーの主成分のピークが分子量6×10
3〜6×104の領域よりも低い領域にあった場合、光沢
度が高くなり過ぎたり、ホットオフセットが発生する。
トナーの主成分のピークが分子量6×103〜6×104
の領域よりも高い領域にあると、光沢度が低くなり過ぎ
たり、コールドオフセットが発生する。分子量が1×1
3以下の成分のトナー全体に占める割合が10重量%
を超えると、ホットオフセットが発生し、分子量が2×
105以上の成分のトナー全体に占める割合が7重量%
を超えると、コールドオフセットが発生する。また、M
w/Mnの値が2より小さいと、ホットオフセットが発
生する。Mw/Mnの値が15より大きいと、コールド
オフセットが発生する。 【0022】本発明におけるトナーの分子量分布は、結
着樹脂としてのスチレン−アクリル系樹脂の分子量分布
を基本となる単量体の分子量で調整したり、トナーを作
製する段階の溶融混練の段階で、温度や混練条件を調整
するなどによって得ることができる。 【0023】使用する結着樹脂はガラス転移温度が55
〜65℃の範囲のものが好ましい。ガラス転移温度が5
5℃未満の場合、現像装置やトナーカートリッジ内で固
まるおそれがあり、他方65℃を超える場合、紙などの
被転写物にトナーが十分に定着しないことがあるからで
ある。 【0024】本発明では下記の離型剤が使用される。従
来公知のワックス、例えば、パラフィンワックス、石油
系ワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワ
ックス、酸化ポリエチレンワックスなどの脂肪族炭化水
素系ワックスや、モンタンワックス、カルナバワック
ス、蜜蝋、木蝋などが使用される。これらの離型剤は、
トナーの軟化点をTm(℃)とし、トナーの示差走査熱
量計により測定されるDSC曲線で、離型剤に相当する
昇温時の吸熱ピークのピーク温度をWp(℃)とする
と、10≦Tm−Wp≦60を満たすように含有させる
ことが必要である。オイル量を低減したりあるいはオイ
ルを全く塗布しない定着装置の場合、トナー中の離型剤
が定着ローラとトナー層の間にしみ出し、離型性を良好
にする。 【0025】Tm−Wpが10℃より小さいと、離型剤
が溶け出すより前にトナーが溶融して定着ローラに付着
してしまい、良好な離型性が得られない。更に、画像表
面が乱れ光沢が損なわれたり、オフセットが発生したり
する。当然、離型剤のピーク温度の方がトナーの融点よ
り大きい場合も同様の問題がより顕著に発生する。Tm
−Wpが60℃より大きいと、離型剤が溶け出すのが早
すぎて、トナーが溶融する温度での離型性が低下してし
まう。これによりホットオフセットが発生しやすくな
る。これら離型剤は、融点が50乃至140℃、特に7
0乃至120℃であるのが好ましい。また、これらの離
型剤の含有量は、通常、結着樹脂成分100重量部当た
り、1乃至20重量部、特に、3乃至10重量部である
ことが好ましい。 【0026】本発明におけるDSC測定では、TAイン
スツルメント社製のDSC2920MDSCを用いる。
測定方法はASTMD3418−82に準じて行なう。
本発明に用いられるDSC曲線は、1回昇温させ前履歴
をとった後、温度速度10℃/minで降温し、2度目
の昇温時に測定されるDSC曲線を用いる。 【0027】上記のように本発明では、特定のスチレン
−アクリル樹脂と特定の離型剤とを使用することによっ
て、中光沢画像を得つつ、オフセットや紙の巻き付きが
効果的に防止される。 【0028】結着樹脂中に含有させる着色剤としては、
例えば下記のものがある。 ブラックトナー用着色剤:カーボンブラック、アセチレ
ンブラック、ランプブラック、アニリンブラック等。 イエロートナー用着色剤:C.I.ピグメントイエロー
1、C.I.ピグメントイエロー5、C.I.ピグメン
トイエロー12、C.I.ピグメントイエロー15、
C.I.ピグメントイエロー17、C.I.ピグメント
イエロー180、C.I.ピグメントイエロー74、
C.I.ピグメントイエロー4、C.I.ピグメントイ
エロー81、C.I.ピグメントイエロー97、C.
I.ピグメントイエロー93等のアゾ系顔料;黄色酸化
鉄、黄土などの無機系顔料;C.I.アシッドイエロー
1等のニトロ系染料;C.I.ソルベントイエロー2、
C.I.ソルベントイエロー6、C.I.ソルベントイ
エロー14、C.I.ソルベントイエロー15、C.
I.ソルベントイエロー19、C.I.ソルベントイエ
ロー21等の油溶性染料等。 マゼンタトナー用着色剤:C.I.ピグメントレッド4
9、C.I.ピグメントレッド57、C.I.ピグメン
トレッド81、C.I.ピグメントレッド122、C.
I.ピグメントレッド184、C.I.ピグメントレッ
ド238、C.I.ソルベントレッド19、C.I.ソ
ルベントレッド49、C.I.ソルベントレッド52、
C.I.ベーシックレッド10、C.I.ディスパーズ
レッド15等。 シアントナー用着色剤:C.I.ピグメントブルー1
5、C.I.ピグメントブルー16、C.I.ソルベン
トブルー55、C.I.ソルベントブルー70、C.
I.ダイレクトブルー25、C.I.ダイレクトブルー
86等。 上述した着色剤は、定着樹脂100重量部当り、2乃至
20重量部、特に4乃至15重量部の量で使用される。 【0029】また、必要に応じて電荷制御剤を含有させ
ることができる。電荷制御剤としては、これまで公知の
電荷制御剤を使用でき、例えば正帯電性電荷制御剤とし
ては、ニグロシン染料、脂肪酸変性ニグロシン染料、カ
ルボキシル基含有脂肪酸変性ニグロシン染料、四級アン
モニウム塩、アミン系化合物、有機金属化合物等を使用
でき、負帯電性電荷制御剤としては、オキシカルボン酸
の金属錯体、アゾ化合物の金属錯体、金属錯塩染料やサ
リチル酸誘導体等を使用できる。 【0030】また、必要に応じて離型剤を含有させるこ
とができる。離型剤としては、従来公知のワックス、例
えば、パラフィンワックス、石油系ワックス、ポリエチ
レンワックス、ポリプロピレンワックス、酸化ポリエチ
レンワックスなどの脂肪族炭化水素系ワックスや、モン
タンワックス、カルナバワックス、蜜蝋、木蝋などがを
使用される。これら離型剤は、融点が50乃至140
℃、特に70乃至120℃であるのが好ましい。また、
これらの離型剤の含有量は、通常、結着樹脂成分100
重量部当たり、1乃至20重量部、特に、3乃至10重
量部であることが好ましい。 【0031】また、必要に応じて表面処理剤を使用する
ことができる。表面処理剤としては、トナーの帯電制御
性や流動性などを調整するために、シリカ、アルミナ、
酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、炭酸カルシ
ウム等の無機微粉末;ポリメチルメタクリレート等の有
機微粉末;ステアリン酸亜鉛等の脂肪酸金属塩等を挙げ
ることができ、これらの1種又は2種以上を併用するこ
とができる。表面処理剤の添加量は、トナー粒子当たり
0.1〜2.0wt%の範囲が好ましい。当該表面処理
剤とトナー粒子との混合は、例えばヘンシェルミキサ
ー、V型混合機、ターブラミキサー、ハイブリタイザー
等を用いて行うことができる。 【0032】本発明のトナーは一成分系現像剤又は二成
分系現像剤として用いることができる。二成分系現像剤
として用いる場合に使用するキャリアに限定はなく、例
えば、鉄、ニッケル、コバルト等の磁性体金属及びそれ
らの合金、あるいは希土類を含有する合金類、ヘマタイ
ト、マグネタイト、マンガン−亜鉛系フェライト、ニッ
ケル−亜鉛系フェライト、マンガン−マグネシウム系フ
ェライト、リチウム系フェライトなどのソフトフェライ
ト、銅−亜鉛系フェライト等の鉄系酸化物及びそれらの
混合物等の磁性体材料を焼結及びアトマイズ等を行うこ
とによって製造した磁性体粒子、及び当該磁性体粒子の
表面を樹脂被覆したものを使用することができる。 【0033】キャリアの粒子径は、一般に電子顕微鏡法
による粒径で表して30〜200μm、特に40〜15
0μmのものが好ましい。またキャリアの見掛け密度
は、磁性材料を主体とする場合は磁性体の組成や表面構
造等によっても相違するが、一般に2.4〜3.0g/
cm3の範囲が好ましい。 【0034】本発明における中光沢画像としては、グロ
スメータ(日本電色製PG−1M)を用い、視野角60
度で測定した値を光沢度としたとき、7〜20が望まれ
る。 【0035】 【実施例】結着樹脂の製造例1 スチレン70重量部,アクリル酸ブチル30重量部から
なるモノマ−溶液を,重合開始剤であるV−65(2,
2‘−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリ
ル),和光純薬製)6重量部と溶媒としてのトルエン2
00重量部が入っている溶液中(コンデンサ−を具備
し,トルエンを還流)に3時間かけて滴下し,滴下後6
0℃に保った状態で12時間重合した後,トルエンを減
圧蒸留して除去し,表1記載の実施例1のトナ−用の結
着樹脂No.1を得た。 【0036】結着樹脂の製造例2 重合開始剤をV59(2,2‘−アゾビス−(2−ジメ
チルバレロニトリル),和光純薬製)8重量部とし,重
合開始温度を40℃とし,1時間当たり4℃昇温させな
がら12時間重合反応を行った以外は製造例1と同様に
して表1記載の実施例2のトナ−用の結着樹脂No.2
を得た。 【0037】結着樹脂の製造例3 重合開始剤をV65(2,2‘−アゾビス−(4−メト
キシ−2,4−ジメチルバレロニトリル),和光純薬
製)7重量部とした以外は製造例1と同様にして表1記
載の実施例3のトナ−用の結着樹脂No.3を得た。 【0038】結着樹脂の製造例4 重合開始剤をV65を2重量部,V70(2,2‘−ア
ゾビス−(2−ジメチルバレロニトリル),和光純薬
製)2重量部を混合した混合物とした以外は製造例1と
同様にして表1記載の実施例4のトナ−用の結着樹脂N
o.4を得た。 【0039】結着樹脂の製造例5 重合開始剤をV59を10重量部とした以外は製造例1
と同様にして表1記載の実施例5のトナ−用の結着樹脂
No.5を得た。 【0040】結着樹脂の製造例6 重合開始剤をV65を1重量部,V70を1重量部を混
合した混合物とした以外は製造例1と同様にして表1記
載の実施例6のトナ−用の結着樹脂No.6得た。 【0041】結着樹脂の製造例7 重合開始剤をV65を8重量部とし,重合開始温度を4
0℃とし,1時間当たり4℃昇温させながら12時間重
合反応を行った以外は製造例1と同様にして表1記載の
比較例1のトナ−用の結着樹脂No.7を得た。 【0042】結着樹脂の製造例8 重合開始剤をV59を2重量部,V70を2重量部を混
合した混合物とした以外は製造例1と同様にして表1記
載の比較例2のトナ−用の結着樹脂No.8得た。 【0043】結着樹脂の製造例9 重合開始剤をV−59を3重量部,V−65を3重量
部,V−70を3重量部を混合した混合物とした以外は
製造例1と同様にして表1記載の比較例3のトナ−用の
結着樹脂No.9得た。 【0044】結着樹脂の製造例10 重合開始剤をV−70を3重量部とした以外は製造例1
と同様にして表1記載の比較例4のトナ−用の結着樹脂
No.10得た。 【0045】結着樹脂の製造例11 重合開始剤をV−65を9重量部とした以外は製造例1
と同様にして表1記載の比較例5のトナ−用の結着樹脂
No.11得た。 【0046】結着樹脂の製造例12 重合開始剤をV−65を3重量部,V−70を1重量部
を混合した混合物とし,重合時間を14時間とした以外
は製造例1と同様にして表1記載の比較例6のトナ−用
の結着樹脂No.12得た。 【0047】結着樹脂の製造例13 結着樹脂の製造例2と同じ製法で,表1記載の比較例7
及び8のトナ−用の結着樹脂No.13得た。 【0048】実施例1 結着樹脂No.1に、電荷制御材として4級アンモニウ
ム塩化合物(P−51、オリエント化学製)3重量部、
着色剤としてのシアン顔料(PB15−3,チバガイキ
−製)4重量部、及び離型剤としてポリエチレンワック
ス(155マイクロワックス,日本石油製)5重量部を
ヘンシェルミキサーで混合した後、2軸押出機で溶融混
練してトナー用樹脂組成物を調製した。得られたトナー
用樹脂組成物を気流式粉砕機で微粉砕し、風力分級機で
分級処理し、体積基準での平均粒径が8μmのトナー粒
子を得た。このトナー粒子100重量部に対して、表面
処理剤としての疎水性シリカ(TG820,キャボット
社製)を0.5重量部、酸化チタン(EC−100T,
チタン工業製)を0.8重量%を添加し、ヘンシェルミ
キサーで高撹拌混合してトナーとした。そしてこのトナ
ーをシリコーン樹脂で表面被覆した平均粒径80μmの
フェライトキャリヤ(EF−60B,パウダ−テック社
製)にトナー濃度が5重量%となるように配合し、均一
に攪拌混合して二成分系現像剤とした。なお、得られた
トナーの分子量分布は後述する表1に記載する。 【0049】上記実施例1の現像剤についてカラープリ
ンタLS−8000C(京セラ株式会社製)の改造機
(本発明のトナ−を用い,定着温度は制御用EP−RO
Mの内容を変更して評価)を用いて画像形成を行い、定
着温度を140℃としたときの光沢度,紙の巻き付き及
びオフセット、定着温度を200℃としたときの光沢
度,紙の巻き付き及びオフセットについて評価した。 【0050】上述の結着樹脂No.2〜No.13を用
いて結着樹脂No.1を用いた実施例1と同様にして
(ただし,ポリエチレンワックスの種類のみ下記のよう
に変更した)実施例2〜6及び比較例1〜8のトナ−を
作製した後,実施例1と同様に二成分現像剤化し,実施
例1と同様にカラープリンタLS−8000C(京セラ
株式会社製)の改造機を用いて画像形成を行い、定着温
度を140℃としたときの光沢度,紙の巻き付き及びオ
フセット、定着温度を200℃としたときの光沢度,紙
の巻き付き及びオフセットについて評価した。 【0051】各実施例及び比較例のトナ−の製造時に用
いたポリエチレンワックスの種類は,実施例2及び比較
例4がPE20、加藤洋行社製,実施例3及び実施例5
5がC60、加藤洋行社製,実施例4がHi−Mic−
1070、日本精鑞社製、比較例2がポリワックス10
00、東洋ペトロライト社製,比較例3がポリワックス
655、東洋ペトロライト社製,比較例5がPOLYC
OAT−3030、日本精鑞社製,比較例6がペトライ
トC9500、東洋ペトロライト社製,比較例7がセラ
マ−5005、東洋ペトロライト社製,比較例8がセシ
レンワックス140、加藤洋行社製である。 【0052】DSC曲線における吸熱ピ−クがワックス
によるものかどうかを確認するために,トナ−とワック
スを添加しないトナ−とワックス単体をの測定結果を比
較し,当該吸熱ピ−クがワックスによるものと判断し
た。 【0053】各実施例及び比較例でなお、得られたトナ
ーの分子量分布,トナ−の軟化点及び離型剤に相当する
昇温時の吸熱ピーク温度は後述する表1に記載する 【0054】上記実施例及び比較例の評価基準は次のよ
うである。 (画像の光沢度)本発明の中光沢画像は7〜20の光沢
度とし、定着温度が140℃と180℃での光沢度を測
定した。測定にはA4サイズの用紙(富士ゼロックス社
製、C2紙、70g紙)を用い短辺を搬送方向とした。
測定に用いた画像は用紙の短辺の中点を結ぶ線上に3×
3cmのベタ画像を3個、その中心が線上になるように
配置し、また中央のベタ画像はその中心を用紙の中心と
合わせ、画像の中心間の間隔は10cmとした。ベタ画
像のトナ−量は0.7mg/cm2であった。測定は1
個のベタ画像に関して3箇所行い、5枚のベタ画像部の
平均値を光沢度とした。どちらの温度とも7〜20に入
っていた場合は○、一方でも入っていなかった場合は×
とした。光沢度はベタ画像部をグロスメータ(日本電色
製PG−1M)を用い、JIS−Z8741 60度鏡
面光沢度測定法に準じて,入射角60度で測定する。ま
た、 (オフセット)定着温度を140℃と180℃として画
像形成を行い、それぞれについて定着ローラにトナーが
付着していたかどうかを確認し、オフセットが発生しな
かった場合を○、発生した場合を×とした。140℃で
のオフセットをコールドオフセットとし、180℃での
オフセットをホットオフセットとした。オフセットの測
定にはA4サイズの用紙(富士ゼロックス社製、C2
紙、70g紙)を用い短辺を搬送方向とした。測定に用
いた画像は用紙の長辺の中点を結ぶ線上に3×3cmの
ベタ画像を3個、その中心が線上となるように配置し、
また、中央のベタ画像はその中心を用紙の中心と合わ
せ、画像の中心間の間隔は7cmとした。ベタ画像のト
ナ−量は0.7mg/cm2であった。 (紙の巻き付き)ベタ画像を紙面一面(但し、マージン
を4mmとっている)に定着させる。定着温度を140
℃と200℃に設定した場合で行った。測定にはA4サ
イズ用紙(L紙,富士ゼッロクス社製,64g紙)を用
い,用紙の短辺を搬送方向とした。ベタ単位面積当たり
のトナー量が1.8mg/cm2以上で定着ローラへの
紙の巻き付きが発生しない場合を○、1.5mg/cm
2以上1.8mg/cm2未満で巻き付きが発生した場合
を△、1.2mg/cm2未満で巻き付きが発生した場
合を×とした。 【0055】結果を表1に示す。 【表1】 【0056】Mw/Mnが低いと、定着温度200℃の
場合に光沢度が高くなりすぎ、ホットオフセットが発生
するとともに許容できるレベルではあるが紙の巻き付き
が発生する。Mw/Mnが高いと、定着温度が200℃
の場合に光沢度が低くなりすぎ、コールドオフセットが
発生。主成分のピーク分子量が8×103より小さいと
光沢度が高くなりすぎ、ホットオフセットが発生すると
ともに許容できるレベルではあるが紙の巻き付きが発生
する。主成分のピーク分子量が5×104より大きい
と、光沢度が低くなりすぎ、コールドオフセットが発生
する。分子量が1×103以下の成分の全体に占める割
合が10重量%を超えると、光沢度が高くなりすぎ、ホ
ットオフセットが発生するとともに許容できるレベルで
はあるが紙の巻き付きが発生する。分子量が2×105
以上の成分の全体に占める割合が7重量%を超えると、
光沢度が低くなりすぎ、コールドオフセットが発生す
る。Tm−Wpが10より小さいと、コールドオフセッ
トが発生するとともに紙の巻き付きが発生する。Tm−
Wpが60より大きいと、ホットオフセットが発生する
とともに許容できるレベルではあるが紙の巻き付きが発
生する。これに対し、本発明では定着温度が140℃と
200℃という広い範囲で変更しても、中光沢画像(光
沢度7〜20)を得ることができ、しかもオフセットが
発生しなかった。 【0057】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明のフルカラ
ー用トナーを用いることによって、適度な光沢を得つ
つ、定着装置にオイル塗布を行わなくてもオフセット及
び紙の巻き付きが発生することがない画像を形成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る主成分のピークを説明するための
一例であるGPCにより測定された分子量分布図。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 少なくとも結着樹脂と着色剤とを有する
    フルカラー用トナーにおいて、 結着樹脂としてスチレン−アクリル系樹脂を用い、 GPCにより測定されるトナーの(重量平均)分子量分
    布において、少なくとも一つのピークを有し、分子量6
    ×103〜6×104の領域にメイン・ピークを有し、か
    つ分子量が1×103以下の成分のトナー全体に占める
    割合が10重量%以下であり、分子量が2×105以上
    の成分のトナー全体に占める割合が7重量%以下であ
    り、重量平均分子量をMw、数平均分子量をMnとした
    とき、Mw/Mnの値が2≦Mw/Mn≦15であり、 トナーの軟化点をTm(℃)とし、トナーの示差走査熱
    量計により測定されるDSC曲線で、離型剤に相当する
    昇温時の吸熱ピークのピーク温度をWp(℃)とする
    と、10≦Tm−Wp≦60であることを特徴とするフ
    ルカラー用トナー。
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