JP2003254578A - 換気構造 - Google Patents

換気構造

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JP2003254578A
JP2003254578A JP2002056344A JP2002056344A JP2003254578A JP 2003254578 A JP2003254578 A JP 2003254578A JP 2002056344 A JP2002056344 A JP 2002056344A JP 2002056344 A JP2002056344 A JP 2002056344A JP 2003254578 A JP2003254578 A JP 2003254578A
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JP
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outside air
ventilation
ventilation unit
air
inside air
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Application number
JP2002056344A
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English (en)
Inventor
Isamu Ota
勇 太田
Hirofumi Ida
浩文 井田
Norikazu Sakai
則和 坂井
Masahito Iijima
雅人 飯島
Hiroyuki Umeda
博之 梅田
Akira Okuyama
明 奥山
Hirohisa Tokunari
廣久 徳成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各部屋を確実に換気しつつ、配管を節約し
て設置コストを低減できる換気構造を提供すること。 【解決手段】建物1内の換気を行う換気ユニット10
は、換気ユニット本体11と外気供給配管13と吹き出
し口16とを備え、外気導入開口12および内気排出開
口14は外壁23を貫通して設けられ、内気回収開口1
5は換気ユニット本体11の直下の天井22Aを貫通し
て設けられ、複数の部屋と吹き出し口16とは連通可能
とされ、部屋には排気ファン18が設けられている。よ
って、各部屋内をくまなく換気できるとともに、排気フ
ァン18により部屋の内気が排出されるので、各部屋か
ら換気ユニット本体11までのダクトを省略でき、ま
た、外気導入開口12、内気排出開口14および内気回
収開口15のダクト配管を節約できるため、換気ユニッ
ト10の設置コストを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セントラル換気方
式により建物内部の複数の部屋を換気する換気構造に関
する。
【0002】
【背景技術】図7は、セントラル換気方式により建物内
部の複数の部屋を換気する、従来の換気構造が適用され
た建物の概略模式図を示すものである(特開2000−
329395号公報の図7)。従来の換気構造における
セントラル換気装置100は、1階の天井部分に大型の
換気ユニット本体110を1台設置して、建物内に設け
られた全ての部屋を換気するものである。すなわち、セ
ントラル換気装置100は、1階の天井裏部分つまり2
階の床下部分に設置された強制的に空気の流れを形成す
る1台の大型の換気ユニット本体110と、建物の外部
の新鮮な空気を部屋内に取り入れるために建物の外部か
ら換気ユニット本体110に連通する外気導入配管12
0と、この外気導入配管120から導入された空気を換
気ユニット本体110を介して建物の部屋内に供給する
外気供給配管130,150,140とを備えている。
【0003】外気供給配管は、1階の各部屋に空気を供
給するための1階用外気供給配管130と、2階の各部
屋に空気を供給するための2階用外気供給配管140
と、この2階用外気供給配管140と1階用外気供給配
管130とを連結する縦配管150とから構成されてい
る。また、セントラル換気装置100は、部屋内の空気
を換気ユニット本体110に回収するために1階天井の
略中央から換気ユニット本体110に向かって通ずる1
本の内気回収配管160と、この内気回収配管160に
より部屋内から回収された空気を屋外に排出するために
屋外と換気ユニット本体110との間に通ずる内気排出
配管170とを備えている。
【0004】このようなセントラル換気装置100を用
いた換気構造によれば、屋外の新鮮な空気が、建物内の
各部屋内に吹き出して、各部屋内を通って建物1階の略
中央から回収されるので、風量が少なくとも、各部屋内
の隅々までくまなく換気ができるという効果がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のセントラル換気装置100は、建物の外部から換気ユ
ニット本体110まで延び、外気を導入する外気導入配
管120および内気を排出する内気排出配管170や、
各部屋に外気を供給するための外気供給配管130,1
40や1階と2階との配管の間を連結するための縦方向
に延びる縦配管150を形成しなければならず、配管の
設置コストが増大するという問題がある。
【0006】本発明の目的は、各部屋を確実に換気しつ
つ、配管を節約して設置コストを低減できる換気構造を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のセントラル換気装置は、次の構成を採用す
る。本発明を図面を参照して説明すると、請求項1に記
載の換気構造は、建物1内に設けられた換気ユニット1
0で複数の部屋の換気を行う換気構造であって、前記換
気ユニットは、換気ユニット本体11と、屋外の空気を
前記換気ユニット本体に導入する外気導入路12と、導
入された外気を建物内部に供給する単一の外気供給路1
3と、この外気供給路に連結され、前記建物内の所定の
空間に開口した外気供給口16と、前記建物内部の空気
を前記換気ユニット本体に回収する単一の内気回収路1
5と、この内気回収路に連結され前記外気供給口から離
れた位置で所定の空間に開口した内気回収口17と、回
収された内気を屋外に排出する内気排出路14とを有
し、前記換気ユニット本体は、前記建物の外壁23に近
接して設置され、かつ、天井裏21に収納され、前記内
気回収路は、前記換気ユニット本体からその直下の天井
22Aを貫通して設けられており、前記複数の部屋はそ
れぞれ前記外気供給口が位置する空間に連通可能とさ
れ、かつ前記複数の部屋のうち少なくとも1つは部屋の
内気を屋外に排出可能な個別排出路18を備えているこ
とを特徴とする。
【0008】なお、ここで、「外気導入路、外気供給
路、内気回収路および内気排出路」とは、所定長さを有
する管で構成されたものに限らず、開口のみで構成され
た管を有しないものも含まれる。また、「単一の」と
は、実質的に単一の意であり、その全長に亘って1本の
管で構成されるものに限らず、部屋内側端部近傍で枝分
かれすることにより、1つの部屋に複数の端部開口が設
けられているものや、複数の部屋に各々端部開口が設け
られているものも含まれる。また、「外気供給口から離
れた位置」とは、同一の部屋内における離れた位置でも
よく、また、外気供給路の外気供給口が設けられた部屋
と異なる部屋であってもよい。
【0009】この発明によれば、屋外の新鮮な空気は、
外気導入路を通じて換気ユニット本体に導入された後、
外気供給路を通じて建物内部に供給される。一方、建物
内部の空気は、その一部が単一の内気回収路を通じて換
気ユニット本体に回収されるとともに、回収されなかっ
た残りの空気は、個別排出路を通じて屋外に排出され
る。よって、外気供給路から供給された新鮮な外気は、
建物内の各部屋に流れ込んだ後、内気回収路または個別
排気路に吸い込まれて排出されるから、風量が少なくと
も、各部屋内の隅々までくまなく換気ができるととも
に、個別排出路が設けられた部屋の内気の一部が個別に
排出されるので、各部屋から換気ユニット本体までのダ
クトを省略し、換気構造の設置コストを低減することが
できる。また、換気ユニット本体を外壁に近接して天井
裏に設置したので、屋外と換気ユニット本体とを連通す
る外気導入路および内気排出路と、屋内と換気ユニット
本体とを連通する内気回収路とが短くなり、それらの各
経路のダクト配管を節約し換気ユニットの設置コストを
低減できる。
【0010】請求項2に記載の換気構造は、請求項1に
記載の換気構造において、前記個別排出路は、前記複数
の部屋のうち前記内気回収口が設けられた部屋を除く全
ての部屋に設けられていることを特徴とする。この発明
によれば、個別排出路を内気回収口が設けられた部屋を
除く全ての換気対象となる部屋に設けたので、内気回収
路または個別排出路によって部屋の内気が確実に排出さ
れるから、換気対象となる全ての部屋を確実に換気でき
る。
【0011】請求項3に記載の換気構造は、請求項1ま
たは2に記載の換気構造において、前記外気供給口は、
前記建物内の共用空間1Gに設けられていることを特徴
とする。ここで、共用空間とは、原則としては、複数の
部屋に連通する空間を意味し、例えば、廊下、ホール、
階段等が挙げられるが、大きなリビング、ダイニング等
の居室も含まれる。この発明によれば、外気供給口を建
物内の共用空間に設けたので、共用空間に外気を供給す
ることにより、この外気が共用空間に連通する各部屋に
容易に流れ込んで換気できるから、換気ユニットの運転
効率を向上でき、快適な居住空間を容易に実現できる。
【0012】請求項4に記載の換気構造は、請求項1か
ら3のいずれかに記載の換気構造において、前記内気回
収口は、浴室1E、トイレ1F、洗面所1D、キッチン
1B、リビング1Aのうちのいずれかに設けられている
ことを特徴とする。この発明によれば、内気回収口を、
浴室、トイレ、洗面所、キッチン、リビングのうちのい
ずれか、すなわち、湯気の発生や居住者の呼気等により
湿度が高い場所に設けたので、内気回収路を通じて回収
される空気の量を調節することによって高湿度な空間を
容易に換気して、快適な居住空間を実現できる。
【0013】請求項5に記載の換気構造は、請求項1か
ら4のいずれかに記載の換気構造において、前記換気ユ
ニット本体は、前記内気回収路を通じて回収された内気
と前記外気導入路を通じて導入された外気との間で熱交
換を行う熱交換機能19を備えていることを特徴とす
る。ここで、「熱交換」には、屋外に排出される内気と
建物内部に供給される外気とを直接混合させることな
く、顕熱と潜熱を同時に交換する全熱交換式のものや顕
熱のみを交換する顕熱交換式のものが含まれる。なお、
顕熱とは、相変化や化学変化を伴わずに温度変化だけに
消費される熱をいい、潜熱とは、主に空気中の水分が温
度を変えずに相変化した際に消費される熱をいう。
【0014】この発明によれば、換気ユニット本体に回
収された内気は、換気ユニット本体内部において、外気
導入路を通じて導入された外気と熱交換を行った後、屋
外に排出される。例えば、建物内部を暖房した状態にお
いて、建物内部から回収された暖かい内気は、熱交換に
より熱が吸収され、その吸収された熱は、屋外から導入
された冷たい外気に加えられる。これにより、建物内部
には、屋外より温度が上げられた外気が供給されること
となる。一方、建物内部を冷房した状態において、屋外
から導入された暖かい外気は、熱交換により熱が吸収さ
れ、この吸収された熱は、建物内部から回収された冷た
い内気に加えられる。これにより、建物内部には、屋外
より温度が下げられた外気が供給されることとなる。し
たがって、内気回収路を通じて換気ユニット本体に回収
された内気と、外気導入路を通じて導入された外気との
間で熱交換を行うことにより、適切な温度に調節された
外気を建物内に供給できるから、快適な居住空間を実現
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳しく説明する。図1ないし図5に、本発明
の第1実施形態に係る換気構造を示し、図6に、本発明
の第2実施形態に係る換気構造を示すが、各実施形態に
おいて同一構成要素は同一符号とし説明を省略あるいは
簡略化する。
【0016】〔第1実施形態〕図1には、第1実施形態
に係る換気構造が適用された建物としての一戸建て住宅
1の断面図が示されている。住宅1は、断熱性能および
気密性能に優れた2階建の高断熱・高気密住宅であっ
て、換気ユニット本体11により住宅1の1階および2
階の複数の部屋の換気を行うを備えている。換気ユニッ
ト10は、1階の天井裏21で住宅1の外壁23に近接
して設置された換気ユニット本体11と、1階の天井裏
21に配設されて換気ユニット本体11と屋内とを連通
する筒状の配管から形成された外気供給路としての外気
供給配管13とを備えている。外気供給配管13の屋内
側には、外気供給口としての吹き出し口16が設けられ
ている。
【0017】換気装置本体11が近接した外壁23に
は、外気導入路としての外気導入開口12および内気排
出路としての内気排出開口14が設けられている。外気
導入開口12は、住宅1の外部の空気(外気)を建物内
部に導入するために、住宅1の外壁23を貫通して設け
られ、屋外と換気ユニット本体11とを連通している。
内気排出開口14は、住宅1の内部の空気(内気)を建
物外部に排出するために、住宅1の外壁23を貫通して
設けられ、換気ユニット本体11と屋外とを連通してい
る。
【0018】また、換気ユニット本体11の直下には内
気回収開口15が設けられ、この内気回収開口15は、
換気ユニット本体11からその直下の天井を貫通して設
けられた換気ユニット本体11と屋内とを連通する内気
回収路とされている。内気回収開口15の部屋内側に
は、内気回収口としての吸い込み口17が形成されてい
る。また、1階および2階には複数の部屋が設けられ、
これらの部屋は、各々吹き出し口16に連通可能とさ
れ、かつ、部屋の内気を屋外に排出する個別排出路とし
ての排気ファン18を備えている。
【0019】図2には、住宅1の1階部分の平面図が示
されている。1階部分には、図中下方にリビング・ダイ
ニングルーム1Aが設けられ、リビング・ダイニングル
ーム1Aの図中上方左側にキッチン1Bが設けられ、リ
ビング・ダイニングルーム1Aの図中上方右側に玄関1
Cが設けられている。そして、玄関1Cの図中上方に
は、洗面所1Dと、浴室1Eとが設けられている。キッ
チン1Bと浴室1Eとの間には、トイレ1Fが設けら
れ、このトイレ1Fからリビング・ダイニングルーム1
Aへ向かって延びる共用空間としての廊下1Gが設けら
れている。廊下1Gとキッチン1Bとの間に1階階段室
1Hが設けられている。
【0020】ここで、吹き出し口16は、住宅1の内部
に設けられた共用空間としての廊下1Gの天井22に設
けられ、この廊下1Gに、キッチン1B、玄関1C、洗
面所1D、および1階階段室1Hが連通されている。ま
た、リビング・ダイニングルーム1Aおよびトイレ1F
は、それぞれ出入口の扉の上部あるいは下部に設けられ
た通気口を介して、廊下1Gに連通されている。浴室1
Eは、出入口の扉の上部あるいは下部に設けられた通気
口を介して、洗面所1Dに連通されている。
【0021】換気ユニット10の換気ユニット本体11
は、平面視で、吹き出し口16から離れた位置、ここで
は浴室1Eの天井裏に設けられている。よって、吸い込
み口17は、浴室1Eの天井22Aに設けられている。
リビング・ダイニングルーム1A、キッチン1B、およ
びトイレ1Fには、廊下1Gに通じる開口または扉から
できるだけ離れた位置になるように排気ファン18が設
けられている。
【0022】図3には、住宅1の2階部分の平面図が示
されている。2階部分には、2つの副寝室2A,2Bが
図中下方左右に並んで設けられている。副寝室2A,2
Bの図中上部には、クローゼット2C,2Dが設けられ
ている。クローゼット2Dの図中上方には、主寝室2E
が設けられている。この主寝室2Eの図中上部左側に
は、ウォークイン・クローゼット2Fが設けられてい
る。ウォークイン・クローゼット2Fの図中下方には、
納戸2Gが設けられ、納戸2Gと副寝室2Aのクローゼ
ット2Cとの間には、トイレ2Hが設けられ、納戸2G
と主寝室2Eとの間には、2階階段室2Iが設けられて
いる。
【0023】ここで、2階階段室2Iは、1階階段室1
Hに連通されており、副寝室2A,2B、クローゼット
2C,2D、主寝室2E、ウォークイン・クローゼット
2F、納戸2G、およびトイレ2Hは、それぞれ出入口
の扉の上部あるいは下部に設けられた通気口を介して、
2階階段室2Iに連通されている。納戸2G、およびト
イレ2Hには、2階階段室2Iに通じる開口または扉か
らできるだけ離れた位置になるように排気ファン18が
設けられている。また、クローゼット2C,2Dおよび
ウォークイン・クローゼット2Fにも、排気ファン18
が設けられている。
【0024】図4には、換気ユニット本体11の拡大し
た断面図が示されている。換気ユニット本体11の内部
には、図示しない2台の送風機と全熱交換器19が設け
られている。送風機は、電動モーターと、この電動モー
ターにより回転する多数の羽根とからなり、回転する羽
根により発生する強制的な空気の流れを利用して、配管
の内部の空気を強制的に移動させるものである。すなわ
ち、外気導入開口12から導入された外気を外気供給配
管13に向かって、あるいは、吸い込み口17から回収
された内気を内気排出開口14に向かって強制的に移動
させることができるものである。具体的には、特に図示
しないが、羽根車の回転に伴って気体の遠心力を利用
し、気体を圧送するターボファンと、このターボファン
からの吹き出し流路を形成するケーシングとを備えてい
るものである。なお、2台の送風機のうちの一方は、外
気を建物内部に導入する外気導入用の送風機であり、他
方は、内気を屋外に排出するための内気排出用の送風機
である。
【0025】換気ユニット本体11の吸い込み口17に
は、内気排出量を調節できるシャッター装置30が設置
されており、吸い込み口17は、天井22Aに設けられ
た内気回収開口15の内側に、下方にスリット状の開口
を有するカバー部材31を備えている。このカバー部材
31の内側には、カバー部材31のスリット状の開口と
同形状で、左右(図4中両矢印で示す)にスライド自在
なスリット部材32が設置されている。これらのカバー
部材31およびスリット部材32の他に、図示しないス
ライド用モーターや制御回路、センサー等を含んでシャ
ッター装置30は構成されている。このシャッター装置
30は、必要に応じてスリット部材32をスライドさせ
ることで、吸い込み口17を全開から全閉までの間で所
定の開度にすることができ、吸い込む内気の量を調節す
ることで内気排出配管14へ送られる内気の量を調節す
るものである。
【0026】全熱交換器19は、吸い込み口17から吸
い込まれて回収され、内気排出開口14を通じて屋外へ
排出される内気と、外気導入開口12から導入されて吹
き出し口16から廊下1Gへ供給される外気との間で熱
交換を行うものである。具体的には、熱伝導率が大きな
金属や樹脂等からなるストロー状の極細薄肉円筒管を多
数、配列した構造を有している。屋外に排出される内気
と住宅1内部に供給される外気とのいずれか一方をスト
ロー状の円筒管の内部を通過させ、他方をその円筒管の
周囲を通過させることにより、屋外に排出される内気お
よび住宅1内部に供給される外気のうち、温度が高い方
の熱が薄肉円筒管を介して温度が低い方に伝えられるこ
ととなり、熱交換が行われる。なお、全熱交換の方式
は、上述した構造に限定されることなく、熱交換機能を
有するものであれば、他の構造からなるものでもよい。
また、住宅1の外壁23は、軽量発泡コンクリート製の
躯体23Aの外側にサイディング等の外装材23Bを取
り付けて構成されており、外気導入開口12および内気
排出開口14の屋外側には、雨水や埃等の侵入を防止す
るためのカバー24が取り付けられている。
【0027】図5には、吹き出し口16の拡大断面図が
示されている。吹き出し口16は、グリル41を備え、
このグリル41は、外気供給配管13の部屋内側の先端
が接続される円筒状のグリル本体42を備えている。こ
のグリル本体42は、上端面側が塞がれ、下端側が開口
されて吹き出し口となっている。この吹き出し口は、図
には示されていないが、四方に空気が吹き出すように、
直径の異なる複数の環状整流羽根が同心位置に設けられ
たルーバー状となっている。
【0028】次に、本実施形態に係る換気ユニット10
の動作について説明する。換気ユニット本体11の2台
の送風機を駆動させると、新鮮な外気は、外気導入開口
12を通じて換気ユニット本体11に導入された後、外
気供給配管13を通じて吹き出し口16から建物内部に
供給される。供給された外気は、吹き出し口16が設け
られた廊下1Gに連通された1階の各部屋および、2階
階段室2I、1階階段室1Hを介して廊下1Gに連通さ
れた2階の各部屋に流れ込み、各部屋の内気と混合され
た後、その一部が各部屋に設けられた排気ファン18を
通じて屋外に排出される(図1〜図3中黒矢印で示
す)。
【0029】一方、排気ファン18から排出されなかっ
た住宅1の内気は、その一部が吸い込み口17を通じて
換気ユニット本体11に回収される(図1〜図2中白矢
印で示す)。この際、シャッター装置30によって吸い
込み口17の開度を大きくすれば、換気ユニット本体1
1に回収される内気の量は増え、相対的に各部屋の排気
ファン18から排出される内気の量は少なくなる。反対
に、吸い込み口17の開度を小さくすれば、換気ユニッ
ト本体11に回収される内気の量は少なくなるので、相
対的に各部屋の排気ファン18から排出される内気の量
は増える。
【0030】回収された内気は、換気ユニット本体11
の全熱交換器によって、外気導入開口12を通じて導入
された外気と熱交換を行った後、屋外に排出される。す
なわち、住宅1内部を暖房した状態において、吸い込み
口17から回収された暖かい内気は、熱交換により熱が
吸収され、その吸収された熱は、屋外から導入された冷
たい外気に加えられる。これにより、住宅1内部には、
屋外より温度を上げられた外気が供給されることとな
る。一方、住宅1内部を冷房した状態において、屋外か
ら導入された暖かい外気は、熱交換により熱が吸収さ
れ、この吸収された熱は、吸い込み口17から回収され
た冷たい内気に加えられる。これにより、住宅1内部に
は、屋外より温度を下げられた外気が供給されることと
なる。
【0031】したがって、本第1実施形態によれば、次
のような効果が得られる。 (1)吹き出し口16から供給された新鮮な外気は、住
宅1内の各部屋に流れ込んだ後、吸い込み口17または
排気ファン18に吸い込まれて排出されるから、風量が
少なくとも、各部屋内の隅々までくまなく換気ができ
る。また、排気ファン18によって各部屋の内気を個別
に排出できるから、各部屋から換気ユニット本体11ま
でのダクトを省略でき、換気ユニット10の設置コスト
を低減できる。
【0032】(2)換気ユニット本体11を住宅1の外
壁23に近接して設置したことにより、屋外と換気ユニ
ット本体11とを連通する外気導入路としての外気導入
開口12および内気排出路としての内気排出開口14
が、それぞれ外壁23を貫通した開口により形成できる
ので、従来のようにダクト配管を配設する必要がなく、
外気導入路および内気排出路の長さを短くできるから、
換気ユニット10の設置コストをさらに低減できる。
【0033】(3)換気ユニット本体11を1階の天井
裏21に収納したので、換気ユニット本体11が天井裏
21に隠蔽され、部屋内から見えないため、部屋の内観
を良好にできる。また、内気回収路を換気ユニット本体
11からその直下の天井22Aを貫通して設けたので、
従来のようにダクト配管を配設する必要がなく、内気回
収路の長さを短くできるから、換気ユニット10の設置
コストをさらに低減できる。
【0034】(4)排気ファン18を、吸い込み口17
が設けられた部屋を除く全ての換気対象となる部屋に設
けたので、吸い込み口17または排気ファン18によっ
て部屋内の空気が確実に排出されるから、住宅1内の全
ての部屋を確実に換気できる。
【0035】(5)吹き出し口16を共用空間である廊
下1Gに設けたので、廊下1Gに空気を供給することに
より、この空気が廊下1Gに連通する各部屋に容易に流
れ込んで換気できるから、換気ユニット10の運転効率
を向上でき、快適な居住空間を容易に実現できる。
【0036】(6)吸い込み口17から換気ユニット本
体11に回収された住宅1の内気と、外気導入開口12
を通じて導入された外気との間で熱交換を行うことによ
り、適切な温度に調節された外気を建物内に供給できる
から、快適な居住空間を実現できる。
【0037】(7) 内気排出量を調節できるシャッター
装置30により、内気排出開口14からの排出量を増や
せば、吸い込み口17が設けられた浴室1Eの換気量を
増加させることができるため、必要に応じて換気量を調
節することで、効率の良い換気ができる。従って、空調
された部屋からの内気排出量を抑えたり、湿度の高い部
屋の内気排出量を増やすという調整を行うことで、熱エ
ネルギーのロスを抑制し空調負荷を低減することができ
る。
【0038】(8)吸い込み口17を、浴室1E、すな
わち、湯気の発生や居住者の呼気等により湿度が高い場
所に設けたので、吸い込み口17から回収される空気量
を調節することにより高湿度な空間を容易に換気して、
快適な居住空間を実現できる。
【0039】〔第2実施形態〕次に、本発明の第2実施
形態に係る換気構造について説明するが、第2実施形態
では換気ユニット本体11の設置場所と、外気導入路お
よび内気排出路の設置方法とが、前述の第1実施形態の
場合と異なるのみで、その他の構成は第1実施形態と同
様である。図6には、第2実施形態に係る換気構造が適
用された建物としての一戸建て住宅の1階部分の平面図
が示されている。換気ユニット本体11は、キッチン1
Bの図中上方左側の外壁に近接して、天井裏21に設置
され、キッチン1Bの天井に吸い込み口17が開口し、
この吸い込み口17から離れた位置で、共用空間として
の廊下1Gに吹き出し口16が設けられている。
【0040】外気導入路としての外気導入開口12は、
住宅1の外気を建物内部に導入するために、図中左側の
外壁23を貫通して設けられ、屋外と換気ユニット本体
11とを連通している。内気排出路としての内気排出開
口14は、住宅1の内気を建物外部に排出するために、
図中上方の外壁23を貫通して設けられ、換気ユニット
本体11と屋外とを連通している。また、リビング・ダ
イニングルーム1A、浴室1E、およびトイレ1Fに
は、廊下1Gに通じる開口または扉からできるだけ離れ
た位置になるように排気ファン18が設けられている。
【0041】したがって、第2実施形態によれば、前述
の第1実施形態の(1)〜(6)の効果に合わせて、次のよ
うな効果が得られる。 (9) 吸い込み口17を、キッチン1B、すなわち、調
理により湯気やにおい等が発生する場所に設けたので、
吸い込み口17から回収される空気量を調節することに
より湯気やにおいを容易に屋外に排出して、快適な居住
空間を実現できる。
【0042】(10) 内気排出量を調節できるシャッター
装置30により、内気排出開口14からの排出量を増や
せば、吸い込み口17が設けられたキッチン1Bの換気
量を増加させることができるため、必要に応じて換気量
を調節することで、効率の良い換気ができる。従って、
空調された部屋からの内気排出量を抑えたり、湿度の高
い部屋の内気排出量を増やすという調整を行うことで、
熱エネルギーのロスを抑制し空調負荷を低減することが
できる。
【0043】(11) 外気導入開口12と内気排出開口1
4とを、同一面にない外壁23に、すなわち、互いに離
れた位置に設けたので、内気排出開口14から排出され
た内気が再び外気導入開口12を通じて屋内に導入され
るという問題が生じず、新鮮な外気を導入することがで
きる。
【0044】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、前
述の各実施形態では、建物を2階建の住宅1としたが、
これに限らず、3階以上の階数を有するものでもよく、
また、住宅に限らず、事務所用や店舗用に建築された建
物等でもよい。また、前述の各実施形態では、換気ユニ
ット10を住宅1の1階天井裏に設けたが、これに限ら
ず、2階天井裏に設けてもよく、また、各階の天井裏に
設けてもよい。
【0045】また、前述の各実施形態では、換気ユニッ
ト本体11内に2台の送風機を設けたが、これに限ら
ず、1台の送風機を設けてもよく、また、3台以上の送
風機を設けてもよく、換気ユニット本体11の具体的な
構成は、実施にあたり適宜選択することができる。
【0046】また、前述の各実施形態では、吹き出し口
16を廊下1Gに設けたが、これに限らず、1階階段室
1Hやリビング・ダイニングルーム1A等に設けてもよ
い。また、吸い込み口17を、前述の第1実施形態では
浴室1Eに設け、第2実施形態ではキッチン1Bに設け
たが、これに限らず、トイレ1F、洗面所1D、リビン
グ・ダイニングルーム1A等に設けてもよい。
【0047】また、前述の各実施形態では、換気ユニッ
ト本体11の直下の内気回収開口15を内気回収路と
し、建物内部と換気ユニット本体11とを連通する外気
供給路としての外気供給配管13を設けたが、これに限
らず、換気ユニット本体11の直下の天井開口を外気供
給路とし、建物内部と換気ユニット本体11とを連通す
る内気回収路としての内気回収配管を設けてもよい。
【0048】また、前述の各実施形態では、換気ユニッ
ト本体11の直下に内気回収開口15を設け、この内気
回収開口15を内気回収路としたが、これに限らず、換
気ユニット本体を天井面から露出させ、内気回収路を省
略してもよい。
【0049】また、前述の各実施形態では、換気ユニッ
ト本体11にシャッター装置30を設置することで内気
排出量を調節できるようにしたが、これに限らず、内気
回収口17から回収された内気の一部を外気供給口16
から再び屋内へ環流させる分岐路等を備え、この内気の
環流量を分岐弁等を制御して調節できる環流装置や、内
気排出開口14等に、配管の内径を変化させることで配
管を通過する内気の流動抵抗を変動させ、内気排出量を
調節できる抵抗装置等を設置してもよい。このような装
置を設置することで、熱エネルギーのロスを抑制し空調
負荷を低減することができる。
【0050】また、前述の各実施形態では、住宅1の外
壁23の躯体23Aは、軽量発泡コンクリート製とした
が、木質壁パネルによって形成してもよく、現場打設の
コンクリート製でもよい。さらに、外装材23Bはサイ
ディング等としたが、石貼りやタイル貼り、吹き付けタ
イル等でもよい。
【0051】また、前述の各実施形態において、換気ユ
ニット10は、その運転を手動で調節するものであって
もよいし、自動で調節する自動制御機能を備えたもので
あってもよい。さらに、前述の各実施形態の換気ユニッ
ト10は、換気機能のみならず、冷房機能や暖房機能、
空気調整機能、消臭・脱臭機能、香り空調機能、防塵・
防花粉機能等を併せ持ったものであってもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明の換気構造によれば、次のような
効果が得られる。請求項1に記載の換気構造によれば、
外気供給路から供給された新鮮な外気は、建物内の各部
屋に流れ込んだ後、内気回収路または個別排気路に吸い
込まれて排出されるから、風量が少なくとも、各部屋内
の隅々までくまなく換気ができるとともに、個別排出路
が設けられた部屋の内気の一部が個別に排出されるの
で、各部屋から換気ユニット本体までのダクトを省略
し、換気構造の設置コストを低減することができる。ま
た、換気ユニット本体を外壁に近接して天井裏に設置し
たので、外気導入路、内気排出路および内気回収路が短
くなり、それらの各経路のダクト配管を節約し換気ユニ
ットの設置コストを低減できる。
【0053】請求項2に記載の換気構造によれば、個別
排出路を内気回収口が設けられた部屋を除く全ての換気
対象となる部屋に設けたので、内気回収路または個別排
出路によって部屋の内気が確実に排出されるから、換気
対象となる全ての部屋を確実に換気できる。
【0054】請求項3に記載の換気構造によれば、共用
空間に外気を供給することにより、この外気が共用空間
に連通する各部屋に容易に流れ込んで換気できるから、
換気ユニットの運転効率を向上でき、快適な居住空間を
容易に実現できる。
【0055】請求項4に記載の換気構造によれば、内気
回収口を湯気の発生や居住者の呼気等により湿度が高い
場所に設けたので、内気回収路を通じて回収される空気
の量を調節することによって高湿度な空間を容易に換気
して、快適な居住空間を実現できる。
【0056】請求項5に記載の換気構造によれば、内気
回収路を通じて換気ユニット本体に回収された内気と、
外気導入路を通じて導入された外気との間で熱交換を行
うことにより、適切な温度に調節された外気を建物内に
供給できるから、快適な居住空間を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る換気構造が適用さ
れた建物を示す断面図である。
【図2】前記実施形態に係る建物の1階部分の平面図で
ある。
【図3】前記実施形態に係る建物の2階部分の平面図で
ある。
【図4】前記実施形態に係る換気ユニット本体の断面図
である。
【図5】前記実施形態に係る吹き出し口の断面図であ
る。
【図6】本発明の第2実施形態に係る換気構造が適用さ
れた建物の1階部分の平面図である。
【図7】従来例に係るセントラル換気方式が適用された
建物を示す概略模式図である。
【符号の説明】
1 住宅(建物) 1G 廊下(共用空間) 10 換気ユニット 11 換気ユニット本体 12 外気導入開口(外気導入路) 13 外気供給配管(外気供給路) 14 内気排出開口(内気排出路) 15 内気回収開口(内気回収路) 16 吹き出し口(外気供給口) 17 吸い込み口(内気回収口) 18 排気ファン(個別排出路) 19 全熱交換器(熱交換機能) 21 天井裏 22A 天井 23 外壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂井 則和 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 (72)発明者 飯島 雅人 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 (72)発明者 梅田 博之 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 (72)発明者 奥山 明 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 (72)発明者 徳成 廣久 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物内に設けられた換気ユニットで複数
    の部屋の換気を行う換気構造であって、 前記換気ユニットは、換気ユニット本体と、屋外の空気
    を前記換気ユニット本体に導入する外気導入路と、導入
    された外気を建物内部に供給する単一の外気供給路と、
    この外気供給路に連結され、前記建物内の所定の空間に
    開口した外気供給口と、前記建物内部の空気を前記換気
    ユニット本体に回収する単一の内気回収路と、この内気
    回収路に連結され前記外気供給口から離れた位置で所定
    の空間に開口した内気回収口と、回収された内気を屋外
    に排出する内気排出路とを有し、 前記換気ユニット本体は、前記建物の外壁に近接して設
    置され、かつ、天井裏に収納され、前記内気回収路は、
    前記換気ユニット本体からその直下の天井を貫通して設
    けられており、 前記複数の部屋はそれぞれ前記外気供給口が位置する空
    間に連通可能とされ、かつ前記複数の部屋のうち少なく
    とも1つは部屋の内気を屋外に排出可能な個別排出路を
    備えていることを特徴とする換気構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の換気構造において、 前記個別排出路は、前記複数の部屋のうち前記内気回収
    口が設けられた部屋を除く全ての部屋に設けられている
    ことを特徴とする換気構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の換気構造にお
    いて、 前記外気供給口は、前記建物内の共用空間に設けられて
    いることを特徴とする換気構造。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の換気
    構造において、 前記内気回収口は、浴室、トイレ、洗面所、キッチン、
    リビングのうちのいずれかに設けられていることを特徴
    とする換気構造。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の換気
    構造において、 前記換気ユニット本体は、前記内気回収路を通じて回収
    された内気と前記外気導入路を通じて導入された外気と
    の間で熱交換を行う熱交換機能を備えていることを特徴
    とする換気構造。
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