JP2003254518A - 肉骨粉類等の焼却処理方法および焼却処理装置 - Google Patents

肉骨粉類等の焼却処理方法および焼却処理装置

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JP2003254518A
JP2003254518A JP2002052283A JP2002052283A JP2003254518A JP 2003254518 A JP2003254518 A JP 2003254518A JP 2002052283 A JP2002052283 A JP 2002052283A JP 2002052283 A JP2002052283 A JP 2002052283A JP 2003254518 A JP2003254518 A JP 2003254518A
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meat
bone meal
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combustible gas
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JP2002052283A
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English (en)
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Naotake Yamada
尚武 山田
Yoshinobu Sato
吉信 佐藤
Naohito Kikuchi
尚仁 菊池
Shigeki Yoshizawa
成記 吉澤
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Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肉骨粉類等Aを、大量に、しかも肉骨粉類等
中の蛋白質を完全に分解可能に焼却処理する。 【解決手段】 肉骨粉類等Aを流動層型熱分解炉1に供
給して熱分解することにより可燃性ガスおよび低分子量
の有機物Cを生成し、これら可燃性ガスおよび有機物C
を二次燃焼炉21に供給して燃焼させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肉骨粉類等を確実
かつ大量に焼却処理することが可能な肉骨粉類等の焼却
処理方法および焼却処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、屠殺された動物のうち食用等
に供される肉質部分等以外の頭部や骨その他の部位は、
主として乾燥・粉砕処理されて余すところなく動物性飼
料などとして広く利用されていた。すなわち、このよう
な動物性飼料としては、肉骨粉、肉粉、臓器粉、骨粉、
血粉、乾燥血漿、加水蛋白、蹄粉、角粉、皮粉、羽毛
粉、獣脂かす、ゼラチン・コラーゲン等があり、以下こ
れらを総称して肉骨粉類と称する。また、このような肉
骨粉類と、該肉骨粉類等に処理される前の屠殺された動
物の角や骨、利用に供されない肉質部分などとを合わせ
て肉骨粉類等と称する。しかるに、このように利用され
ていた肉骨粉類ではあるが、昨今のBSE問題により、
これを飼料として利用することはできなくなり、BSE
の原因とされる蛋白質を完全に分解可能な手段で処理す
ることが必要となった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、このような手
段の1つとして焼却処理を行うことが挙げられ、なかで
もセメント製造用のロータリーキルンによって高温で焼
却する方法が、これまでに上述のような蛋白質を完全に
分解可能な方法として認められている。しかしながら、
このような肉骨粉類等に含まれる動物の特に骨の部分に
はリン酸カルシウムとしてリン成分が含まれており、か
かるリン成分はセメントの強度を劣化させることが知ら
れているため、大量の肉骨粉類等を上述のようにセメン
ト製造工程に合わせて処理することは不可能である。一
方、都市ゴミ等の焼却に用いられるストーカ炉を備えた
焼却処理装置によって肉骨粉類等を処理することも考え
られたが、このような焼却処理装置においては炉内温度
を800〜950℃程度として処理物を燃焼させるよう
にしており、そのような燃焼温度では上記蛋白質の一部
が完全に分解されないで残ってしまうおそれがある一方
で、かかる肉骨粉類はその燃焼熱量が4000〜600
0kcal/kgと高く、そのまま大量にストーカ炉に供給し
たのでは、炉内温度が高温となりすぎて炉の損傷を招い
たりするおそれもある。
【0004】本発明は、このような背景の下になされた
もので、上述のような肉骨粉類等を、大量に、しかも該
肉骨粉類等中の上記蛋白質を完全に分解可能に焼却処理
することが可能な肉骨粉類等の焼却処理方法および焼却
処理装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、こ
のような目的を達成するために、本発明の焼却処理方法
は、肉骨粉類等を流動層型熱分解炉に供給して熱分解す
ることにより可燃性ガスおよび低分子量の有機物を生成
し、これら可燃性ガスおよび有機物を二次燃焼炉に供給
して燃焼させることを特徴とする。すなわち、本発明の
焼却処理方法においては、まず肉骨粉類等を流動層型熱
分解炉に供給して加熱流動させることにより、上記蛋白
質を可燃性ガスとより低分子量の有機物とに熱分解す
る。そして、これら可燃性ガスおよび有機物を二次燃焼
炉に供給し、必要に応じて助燃バーナーを用いたりして
燃焼させることにより、分解されやすい低分子量とされ
た上記蛋白質の有機物を、上述のように高い燃焼熱量を
有する肉骨粉類等から生成された可燃性ガスの燃焼熱を
も利用して、確実に分解することが可能となる。また、
上記流動層型熱分解炉における肉骨粉類等の熱分解は比
較的低い温度で行われる一方、二次燃焼炉では有機物が
滞留する時間が短いので、炉が損傷するようなこともな
い。
【0006】なお、このように流動層型熱分解炉におけ
る炉の損傷を確実に防ぎつつ、供給された肉骨粉類等を
確実に可燃性ガスと有機物とに熱分解するには、この流
動層型熱分解炉における炉内温度を500〜900℃に
制御するのが望ましい。ここで、この流動層型熱分解炉
における炉内温度をこのように制御するには、1つに、
上記流動層型熱分解炉に供給する流動空気量を、該流動
層型熱分解炉に供給される上記肉骨粉類等の完全燃焼に
必要な理論空気量の50〜95vol%とすればよく、また
これ以外に、あるいはこれと合わせて、上記流動層型熱
分解炉に供給される上記肉骨粉類等に対して50〜50
0wt%の水分を、該肉骨粉類等と混練して炉内に供給
し、または直接炉内に散布して、上記炉内温度を制御す
るようにしてもよい。
【0007】一方、上記二次燃焼炉における炉本体の損
傷を防ぎつつ、供給された可燃性ガスおよび有機物を確
実に燃焼させて蛋白質を完全に分解するには、この二次
燃焼炉における炉内温度を800〜1200℃とするの
が望ましい。ただし、この場合において、炉内温度が高
ければ、短い滞留時間で有機物を燃焼させて蛋白質を完
全に分解できる一方で、滞留時間が長くなりすぎると炉
の損傷のおそれが生じ、逆に炉内温度が低ければ、炉の
損傷のおそれが少なくなるものの、十分な滞留時間を与
えなければ有機物を完全燃焼させることができなくなる
おそれが生じるので、上記二次燃焼炉内における上記有
機物の滞留時間Tは、該二次燃焼炉における炉内温度t
に対して次式1、2により得られる時間の範囲内とする
のが望ましい。
【0008】
【数3】
【0009】
【数4】
【0010】また、本発明の焼却処理装置は、肉骨粉類
等が供給されて熱分解されることにより可燃性ガスおよ
び低分子量の有機物を生成する流動層型熱分解炉と、こ
れら可燃性ガスおよび有機物が供給されて燃焼させられ
る二次燃焼炉とを備えたものであって、第1には、上記
流動層型熱分解炉に、上記肉骨粉類等に水分を混練して
該流動層型熱分解炉に供給する混練手段を備えたことを
特徴とし、また第2には、同じく上記流動層型熱分解炉
に、炉内に水分を散布する散布手段を備えたことを特徴
とする。従って、このような焼却処理装置によれば、流
動層型熱分解炉の炉内に肉骨粉類等とともに水分が供給
されるので、上述のような好適な範囲に炉内温度を制御
することが可能となる。さらに、本発明の焼却処理装置
は、第3に、上記二次燃焼炉に、断面円形の室内の周方
向に上記可燃性ガスおよび有機物が供給される第1燃焼
室と、この第1燃焼室よりも断面が小さくなる絞り部を
介して該第1燃焼室に連通する第2燃焼室とを備えたこ
とを特徴とし、第1燃焼室にその周方向に供給された可
燃性ガスおよび有機物は旋回流を生じて燃焼させられる
とともに、上記絞り部を通って第2燃焼室に供給される
ことにより可燃性ガスの再混合が活発化させられて再燃
焼させられるので、上記蛋白質のより完全な分解を図る
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の肉骨粉類等の焼
却処理装置の一実施形態を示すものであり、以下この実
施形態の焼却処理装置について説明しながら、合わせて
本発明の肉骨粉類等の焼却処理方法の一実施形態につい
ても説明する。本実施形態において流動層型熱分解炉1
は、内部に硅砂等の流動媒体を保持した炉本体1Aを備
え、この炉本体1Aの上部には、該炉本体1Aの側壁2
に沿って天井部3から鉛直上向きに延びた後に水平に折
れ曲がる排出流路4と、この排出流路4の先端にあって
炉本体1Aの天井部3上方に位置し、排出流路4を通っ
て排出された流体から流動媒体や大きな固形物を分離す
る分離手段としてのサイクロン5とが設けられている。
【0012】ここで、サイクロン5の下端部には、流動
流体から分離された流動媒体や固形物を炉本体1A内に
返送する返送管6が連結されており、この返送管6は鉛
直下向きに延ばされて天井部3を貫通し、該炉本体1A
内に形成される流動層のうち濃厚層部(デンスベッド
部)内に開口するように配設されている。また、このサ
イクロン5の上部には、流動媒体等が分離された流動流
体を排出する排気口7が設けられている。なお、炉本体
1Aの天井部3は緩やかに傾斜させられるとともに、こ
の天井部3の上記返送管6と排出流路4との間には供給
口8が設けられている。
【0013】一方、炉本体1Aの炉底部9には、上記濃
厚層部よりも該炉底部9側に滞留する不燃物を流動媒体
とともに抜き出して排出するための排出口10が設けら
れている。また、この炉底部9は、この排出口10側に
向かうに従い下方に向かうように一定の勾配で傾斜させ
られた平面状の傾斜面とされていて、炉本体1のこの炉
底部9側には、流動流体としての加熱空気が噴出させら
れる噴出管11が炉底部9の上方に間隔をあけて設けら
れている。さらに、これらの噴出管11…よりもさらに
炉底部9側には、該炉底部9の直上に、この炉底部9側
に滞留する処理物中の不燃物等を排出口10側に向けて
移送する散気管12が配設されている。ただし、この散
気管12…は、それぞれ排出口10側に向かう方向にお
いて上記噴出管11…との位置がずらされて、この方向
に隣接する噴出管11,11の間に位置するように配設
されている。
【0014】また、炉本体1Aの側壁2には、鉛直方向
において上記返送管6の下端と略同じ位置に、油脂等の
可燃性液状の処理物を炉本体1内に供給する噴出ノズル
13が設けられるとともに、この噴出ノズル13の上方
には2次流動流体として空気を噴出する噴出ノズル14
が設けられている。さらにまた、この側壁2の上方に連
なる上記排出流路4の内壁には、汚泥等の泥状の処理物
を排出流路4を通して炉本体1内に供給する投入ノズル
15と、炉内に水分Bを散布する散布手段としての噴出
ノズル16とが設けられており、このうち噴出ノズル1
6からの水の噴出方向は下方に向けて傾斜させられてい
て、噴出される水が500〜700ミクロンから数ミリ
メートル程度の比較的粗い粒子径の粒子として散布され
るように設定されている。
【0015】さらに、本実施形態では、これらのノズル
13〜16が設けられた炉本体1Aの側壁2とは反対側
の側壁に、この側壁から水平横向きに炉内に突出するよ
うに供給管17が設けられていて、この供給管17の先
端は炉内に形成される流動層の上記濃厚層部に開口する
ようになされており、この供給管17には、焼却処理す
べき肉骨粉類等Aを当該流動層型熱分解炉に供給するた
めの供給手段18が接続されている。この供給手段18
は、本実施形態ではホッパー19Aに収容された肉骨粉
類等Aに、その熱分解炉への供給量に応じて所定量の水
分Bを付加して撹拌しながら混ぜ合わせるミル等の混練
手段19と、こうして水分Bと混練された肉骨粉類等A
を上記供給管17に肉骨粉類等Aを送り出す圧送用ポン
プ等の圧送手段20とから構成されており、肉骨粉類等
Aのうち塊状の部位のない粉体状の肉骨粉類が供給可能
とされている。なお、この肉骨粉類等Aに水分Bを混練
しないで供給する場合には、上記圧送手段20としてエ
アによる圧送を用いてもよい。
【0016】しかして、この供給手段18によって上記
流動層型熱分解炉に供給された肉骨粉類等Aは、この熱
分解炉内に形成された流動層において、流動流体として
の加熱空気により激しく流動する上記流動媒体によって
解砕されるとともに部分燃焼させられ、これにより、B
SEの原因とされる蛋白質ともども、可燃性ガスと分解
未了の微小サイズのより分子量の低い有機物Cに熱分解
される。また、屠殺された動物の肉骨粉類に乾燥・粉砕
される前の角や骨、肉質部分などの塊状の肉骨粉類等A
は、炉本体1Aの天井部3に設けられた供給口8から炉
内に投入され、同様に熱分解させられて可燃性ガスおよ
び低分子量の有機物Cを生成する。
【0017】そして、こうして生成された可燃性ガスお
よび有機物Cは、この熱分解炉の上記排出流路4を通っ
て排出されてサイクロン5に導かれ、一緒に排出された
流動媒体や重量の大きな未分解有機物が除去された後、
排気口7から二次燃焼炉21に供給される。なお、こう
して除去された流動媒体や未分解有機物は返送管6から
炉本体1内の流動層に返送され、未分解有機物はより微
小サイズの有機物にさらに熱分解させられる。
【0018】ここで、本実施形態における二次燃焼炉2
1は、供給される上記可燃性ガスおよび有機物Cの可燃
成分が多い場合のものであって、概略円筒状をなす炉本
体21Aの上部中央に、上記排気口7に接続された可燃
性ガスおよび有機物Cの供給口22が下向きに開口させ
られるとともに、この供給口22の周りには燃焼用空気
Dが供給される供給室23が設けられていて、上記供給
口22の周囲にやはり下向きに炉本体21A内に開口す
るようにされている。また、これら供給口22と供給室
23との間には、当該二次燃焼炉21の運転当初や可燃
性ガスおよび有機物Cの燃焼が途切れたときに補助燃料
Eによって着火を行う保安バーナー(パイロットバーナ
ー)24が備えられている。さらに、この炉本体21A
の下部は、下方に向けて先細りとなるテーパ状とされ
て、その下端にはこの二次燃焼炉21における燃焼で生
じた焼却灰等を排出する排出口25が設けられるととも
に、このテーパ状となる部分の直上の炉本体21A胴部
には排気口26が設けられており、この排気口26から
排出された燃焼排ガスFは、適宜の排ガス処理が施され
て清浄化された後に大気に排出される。
【0019】このように、本実施形態の肉骨粉類等Aの
焼却処理装置、および該装置を用いた本実施形態の焼却
処理方法においては、肉骨粉類等Aをまず流動層型熱分
解炉1に供給して熱分解することにより、可燃性ガスお
よび低分子量の有機物Cを生成し、次いでこの可燃性ガ
スおよび有機物Cを二次燃焼炉21に供給して、高燃焼
熱量の可燃性ガスを燃焼させることにより有機物を焼却
して処理するようにしており、熱分解によって低分子量
化されて分解されやすくなった可燃性ガスおよび有機物
Cが、二次燃焼炉21で高温で燃焼させられて処理され
ることとなるので、該肉骨粉類等Aに含まれる蛋白質を
完全かつ確実に分解することが可能となる。
【0020】また、流動層式熱分解炉1における熱分解
は比較的低温度で行われるため、大量の肉骨粉類等Aを
供給しても炉本体1Aに損傷が生じることはなく、二次
燃焼炉21における燃焼も、高温ではあるものの有機分
の炉内における滞留時間が短いため、その炉本体21A
に与えられる損傷は少ない。このため、大量の肉骨粉類
等Aを確実かつ円滑に処理することが可能となり、しか
も炉本体1A,21Aの損傷が少ないことや、熱分解に
より生じた可燃性ガスの燃焼エネルギーを利用して有機
物を燃焼させるために補助燃料Fの供給を最小限に抑え
ることができることなどにより、低コストでの肉骨粉類
等Aの処理を可能とすることもできる。特に本実施形態
のように可燃性ガスおよび有機物Cの可燃成分が多い場
合には、その燃焼熱だけで有機分の完全焼却が可能であ
るので、一層の低コストでの処理が可能となる。
【0021】ここで、上記流動層型熱分解炉1における
肉骨粉類等Aの熱分解の際の炉内温度は500〜900
℃に制御されるのが望ましい。これは、炉内温度がこれ
よりも低温であると肉骨粉類等Aの熱分解に要する時間
が長くなったり、熱分解が不十分となったりするおそれ
があり、逆に炉内温度がこれよりも高温であると、その
こと自体で炉本体1Aに損傷が生じるおそれがあるのは
勿論、肉骨粉類等Aが完全燃焼してしまって炉内温度が
さらに高温となり、損傷が一層助長されてしまうおそれ
があるからである。
【0022】そこで、このような熱分解時の炉内温度を
上述のような範囲に制御するために、本実施形態の焼却
処理装置では第1に、流動層型熱分解炉1に供給管17
を介して肉骨粉類等Aを供給する供給手段18に、この
肉骨粉類等Aに水分Bを付与して混練する混練手段19
を備えており、この水分Bの蒸発によって炉内温度が抑
えられるため、付与・混練する水分Bの量を適宜調整す
ることによって炉内が高温となりすぎるのを防いで炉内
温度を上記範囲に制御することが可能となる。また、本
実施形態では第2に、炉本体1Aそのものにも炉内に水
分Bを散布する散布手段として噴出ノズル16が備えら
れており、この噴出ノズル16から炉内に水分Bを噴霧
して散布することにより、直接的かつリアルタイムで炉
内温度の上昇を抑えてその制御を行うことが可能とな
る。
【0023】ただし、これらのように供給する肉骨粉類
等Aに水分Bを混練したり、炉本体1A内に直接水分B
を散布したりして炉内温度を制御する場合には、供給す
る水分Bの量を、この流動層型熱分解炉1に供給される
肉骨粉類等Aに対して50〜500wt%とするのが望ま
しい。すなわち、供給される水分Bの量が肉骨粉類等A
の量に対してこれよりも少ないと、炉内温度の上昇が十
分に抑制されなくなるおそれがある一方、逆に多すぎる
と炉内温度が極端に低下してしまって熱分解自体が行わ
れなくなるおそれがあり、つまりいずれの場合も炉内温
度を適正に制御できなくなってしまうおそれがある。
【0024】なお、本実施形態では、この噴出ノズル1
6が設けられた炉本体1Aの側壁2に、油脂等の可燃性
液状の処理物を炉本体1A内に供給する噴出ノズル13
と、2次流動流体として空気を噴出する噴出ノズル14
と、汚泥等の泥状の処理物を供給する投入ノズル15と
が備えられていて、必要に応じて上記肉骨粉類等Aの焼
却処理と合わせてこれら可燃性液状処理物や泥状処理物
の焼却処理を行うことも可能である。そして、そのよう
な場合においては、この可燃性液状処理物や泥状処理物
の供給量、あるいは2次流動流体としての空気の供給量
を調整することによっても、炉内温度の制御を図ること
が可能となる。
【0025】さらに、このように流動層型熱分解炉1の
炉内温度を適正な範囲に制御する他の手段として、この
流動層型熱分解炉1に主として上記噴出管11から供給
される流動流体としての空気の量を、該流動層型熱分解
炉1に供給される肉骨粉類等Aを完全燃焼させようとし
た場合に必要とされる理論空気量よりも少なくし、すな
わち酸素の供給を抑えることによって肉骨粉類等Aの完
全燃焼を抑制して、部分燃焼によりその熱分解を確実と
するとともに炉内温度を制御を図るようにしてもよい。
ただし、この場合に流動層型熱分解炉1に供給される流
動空気量は、上記肉骨粉類等Aの完全燃焼に必要な理論
空気量の50〜95vol%とされるのが望ましく、これよ
りも少ないと肉骨粉類等Aの部分燃焼も抑制されてしま
って確実な熱分解が阻害されるおそれがある一方、逆に
多すぎて理論空気量と略同じとなると、上述の作用が得
られなくなってしまう。なお、このように流動空気量を
制御する手段と、混練手段による水分Bの肉骨粉類等A
への混練や、散布手段としての噴出ノズル16による炉
内への水分Bの散布とを、各々単独で、あるいはこのう
ち2つの手段を適宜選択したり全部を組み合わせたりし
て、炉内温度の制御を行うようにしても勿論構わない。
【0026】一方、上記二次燃焼炉21において可燃性
ガスおよび有機物Cを燃焼させる際の炉内温度は、80
0〜1200℃の範囲とされるのが望ましい。これは、
炉内温度がこの範囲よりも低いと、該二次燃焼炉21に
供給された分解未了の有機物が完全に分解されないおそ
れがあり、逆に炉内温度がこれよりも高いと、如何に滞
留時間が短いとはいえ、やはりその炉本体21Aに損傷
が生じるおそれがあるからである。
【0027】なお、この炉内温度と二次燃焼炉21内に
供給された有機物の滞留時間とは、炉内温度が低ければ
有機物を燃焼させてその蛋白質を完全に分解するのに多
くの滞留時間を要する一方、炉内温度が高いほど短い滞
留時間で有機物の完全燃焼が可能となり、すなわち炉内
温度に応じて必要な滞留時間の下限が設定されることと
なる。その一方で、この滞留時間が長すぎても、大量の
肉骨粉類等Aを処理するのに支障を来すおそれがあると
ともに、特に炉内温度が高温の場合には炉本体21Aの
損傷の可能性も高くなる。そこで、この二次燃焼炉21
内における上記有機物の滞留時間Tは、該二次燃焼炉2
1における炉内温度tに対して次式1、2により得られ
る時間の範囲内とするのが望ましい。図2は、この式
1、2による炉内温度tと滞留時間Tとの関係を図に示
したものである。
【0028】
【数5】
【0029】
【数6】
【0030】次に、図3ないし図6は、本発明の肉骨粉
類等の焼却処理装置の他の実施形態における流動層型熱
分解炉の変形例を示すものであり、図1に示した実施形
態の流動層型熱分解炉1と共通する部分には同一の符号
を配して説明を省略する。また、供給手段18について
も図示を省略する。このうち、図3に示す流動層型熱分
解炉31では、炉内に肉骨粉類等Aを供給する供給管3
2が、炉本体31Aの天井部3から鉛直下向きに挿入さ
れて、炉内に形成された流動層の濃厚層部に開口するよ
うに配設されており、供給された肉骨粉類等Aが濃厚層
部における流動流体の上昇流によって炉頂部側で燃焼す
るのを防ぐことができ、炉内温度を均一に維持すること
が可能となる。
【0031】また、図4に示す流動層型熱分解炉41で
は、肉骨粉類等Aの供給管42が、サイクロン5から炉
内への流動媒体等の返送管6内に斜め下向きに挿通され
た後、該返送管6と同軸に鉛直下向きに延びるように配
設されることにより、流動層の濃厚層部に開口するよう
に炉本体41Aに挿入されている。従って、このような
流動層型熱分解炉41によれば、焼却処理される肉骨粉
類等Aはサイクロン5から返送管6を介して炉本体41
A内に返送される流動媒体等とともに濃厚層部に下向き
に供給されることとなって、炉頂部側での燃焼がさらに
確実に防止され、炉内温度の均一性が一層維持される。
【0032】さらに、これら図1、図3、および図4に
示した流動層型熱分解炉1,31,41のように炉本体
内に突出する供給管を設けずに、図5に示す流動層型熱
分解炉51のように、例えば上記投入ノズル15や供給
口8から肉骨粉類等Aを供給するようにしてもよい。さ
らにまた、図6に示す流動層型熱分解炉61では、その
炉本体61A内に隔壁62が天井部3と炉底部9との間
に間隔をあけて鉛直方向に延びるように設けられてお
り、この隔壁62の排出流路4側に流動媒体の流動化開
始速度に対して極めて高速の空塔速度を有する高速流動
層部が形成されるとともに、反対側にはこの高速流動層
部における空塔速度よりも低速かつ流動化開始速度より
は高速の空塔速度を有する気泡流動層部が形成されて、
隔壁62の上下で連通するようにされている。なお、こ
の流動層型熱分解炉61では、その炉底部9が階段状と
されていて、流動流体の噴出管11はこの炉底部9に設
置されている。
【0033】一方、図7および図8は、本発明の肉骨粉
類等の焼却処理装置のその他の実施形態における二次燃
焼炉の変形例を示すものであって、やはり図1に示した
実施形態の二次燃焼炉21と共通する部分には同一の符
号を配してある。このうち図7に示す二次燃焼炉71
は、流動層型熱分解炉において生成された可燃性ガスお
よび有機物Cの可燃成分が比較的少ない場合に好適なも
のであって、その炉本体71Aの上部中央にこの可燃性
ガスおよび有機物Cの供給口72が下向きに開口するよ
うに設けられるとともに、この供給口72内には助燃バ
ーナー73が同軸に設けられている。この助燃バーナー
73は、燃焼用空気Dが供給される円筒状のバーナー本
体73A内に、先端に噴出ノズル74Aを備えた補助燃
料Eの噴出管74がやはり同軸に挿通されたものであっ
て、この噴出管74から噴出された補助燃料Eを、その
周りのバーナー本体73Aから供給される燃焼用空気D
によって燃焼させて炉本体71A内に常時火炎を形成す
ることにより、供給口72から供給された可燃性ガスお
よび有機物Cを完全に燃焼させて蛋白質等を分解するこ
とができる。
【0034】また、図8に示す二次燃焼炉81において
は、概略円筒状をなすその炉本体81Aが上部から下部
に向けて順に、内径が小径とされた第1燃焼室82と、
この第1燃焼室82よりもさらに内径が小径とされて断
面が小さくされた絞り部83と、これら第1燃焼室82
および絞り部83よりも内径が大径とされた第2燃焼室
84とが同軸に配されて構成されている。さらに、炉本
体81Aの上部すなわち第1燃焼室82の上部の中央に
は、上記二次燃焼炉71と同様に、燃焼用空気Dを供給
する円筒状のバーナー本体85A内に、噴出ノズル86
Aを先端に備えた補助燃料Eの噴出管86が同軸に挿通
されてなる助燃バーナー85が下向きに設けられてい
る。
【0035】そして、第1燃焼室82には、当該二次燃
焼炉81内に上記可燃性ガスおよび有機物Cを供給する
供給管82Aが、該第1燃焼室82の水平断面がなす円
形の接線方向に延びるように接続されるとともに、上記
絞り部83は第1燃焼室82側からテーパ状に縮径して
その断面が絞られた後、第2燃焼室84側に向けてやは
りテーパ状に拡径するように形成されており、可燃性ガ
スおよび有機物Cは上記第1燃焼室内に周方向に旋回す
るように吹き込まれつつ上記助燃バーナー85による火
炎によって燃焼させられ、さらに上記絞り部83におい
て可燃性ガスと助燃バーナー85による燃焼ガスとの再
混合が活発化されて第2燃焼室84において再燃焼が図
られるので、これら可燃性ガスおよび有機物Cをより確
実に燃焼させて有機物に含まれる蛋白質等の完全な分解
を図ることができる。なお、図1および図3ないし図6
に示した実施形態の流動層型熱分解炉1,31,41,
51,61と図1および図7、図8に示した二次燃焼炉
21,71,81とは、適宜組み合わせて構わない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の肉骨粉類
等の焼却処理方法によれば、流動層型熱分解炉において
肉骨粉類等を熱分解して可燃性ガスおよび有機物を生成
し、これを二次燃焼炉で高温で燃焼させて焼却処理する
ので、大量の肉骨粉類等を、炉本体に損傷を生じること
なく、確実に燃焼させてその蛋白質等を確実に分解させ
ることが可能となる。また、流動層型熱分解炉の流動空
気量を肉骨粉類等の完全燃焼に必要な理論空気量の50
〜95vol%としたり、あるいは肉骨粉類等に水分を混練
する混練手段や炉内に水分を散布する散布手段を備える
ことにより、流動層型熱分解炉に供給される肉骨粉類等
に対して50〜500wt%の水分を付与したりすること
によって流動層型熱分解炉における炉内温度を500〜
900℃に制御することにより、この流動層型熱分解炉
における炉の損傷を確実に防ぎつつ、供給された肉骨粉
類等を確実に可燃性ガスと有機物とに熱分解することが
できる。
【0037】一方、二次燃焼炉においては、その炉内温
度を800〜1200℃とし、さらには炉内における有
機物の滞留時間Tを炉内温度tに対して式1、2により
得られる時間の範囲とすることにより、この二次燃焼炉
においても炉の損傷を防ぎつつ、供給された可燃性ガス
および有機物を確実に燃焼させて蛋白質を一層確実に分
解することができる。さらに、この二次燃焼炉を、可燃
性ガスおよび有機物が周方向に供給される第1燃焼室
と、この第1燃焼室に絞り部を介して連通する第2燃焼
室とを備えたものとすれば、第1燃焼室で可燃性ガスお
よび有機物を旋回させながら燃焼させるとともに、第2
燃焼室で再燃焼させることができ、より一層確実な蛋白
質等の分解を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の肉骨粉類等の焼却処理装置の一実施
形態を示す概略図である。
【図2】 本発明の肉骨粉類等の焼却処理方法の一実施
形態において二次燃焼炉における炉内温度tと有機物の
滞留時間Tとの関係を示す図である。
【図3】 本発明の肉骨粉類等の焼却処理装置の他の実
施形態における流動層型熱分解炉31を示す図である。
【図4】 本発明の肉骨粉類等の焼却処理装置の他の実
施形態における流動層型熱分解炉41を示す図である。
【図5】 本発明の肉骨粉類等の焼却処理装置の他の実
施形態における流動層型熱分解炉51を示す図である。
【図6】 本発明の肉骨粉類等の焼却処理装置の他の実
施形態における流動層型熱分解炉61を示す図である。
【図7】 本発明の肉骨粉類等の焼却処理装置の他の実
施形態における二次燃焼炉71を示す図である。
【図8】 本発明の肉骨粉類等の焼却処理装置の他の実
施形態における二次燃焼炉81を示す図である。
【符号の説明】
1,31,41,51,61 流動層型熱分解炉 4 排出流路 5 サイクロン 6 返送管 16 噴出ノズル(散布手段) 17,32,42 供給管 18 供給手段 19 混練手段 21,71,81 二次燃焼炉 73,85 助燃バーナー 82 第1燃焼室 83 絞り部 84 第2燃焼室 A 肉骨粉類等 B 水分 C 可燃性ガスおよび有機物 D 燃焼用空気 E 補助燃料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F23G 5/30 F23G 5/44 B 5/44 5/50 M 5/50 7/00 K 7/00 1/00 A // F23G 1/00 F23C 11/02 305 (72)発明者 菊池 尚仁 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 吉澤 成記 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 Fターム(参考) 3K061 AA11 AB02 AC11 AC12 BA04 BA05 BA08 CA01 EA01 EB01 EB06 EB08 EB11 EB15 3K062 AA11 AB02 AC02 AC11 AC12 BA02 BB02 BB03 CB03 DA01 DB07 DB28 3K064 AB03 AC02 AD08 AE11 AF01 3K065 AA11 AA23 AB02 AC11 AC12 BA04 BA05 BA08 EA09 EA11 EA22 EA31 EA42 EA43 3K078 AA04 AA05 AA08 CA03 CA12 CA18 CA25

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肉骨粉類等を流動層型熱分解炉に供給し
    て熱分解することにより可燃性ガスおよび低分子量の有
    機物を生成し、これら可燃性ガスおよび有機物を二次燃
    焼炉に供給して燃焼させることを特徴とする肉骨粉類等
    の焼却処理方法。
  2. 【請求項2】 上記流動層型熱分解炉における炉内温度
    を500〜900℃に制御することを特徴とする請求項
    1に記載の肉骨粉類等の焼却処理方法。
  3. 【請求項3】 上記流動層型熱分解炉に供給する流動空
    気量を、上記炉内温度の制御のために該流動層型熱分解
    炉に供給される上記肉骨粉類等の完全燃焼に必要な理論
    空気量の50〜95vol%とすることを特徴とする請求項
    2に記載の肉骨粉類等の焼却処理方法。
  4. 【請求項4】 上記流動層型熱分解炉に供給される上記
    肉骨粉類等に対して50〜500wt%の水分を、該肉骨
    粉類等と混練して炉内に供給し、または直接炉内に散布
    して、上記炉内温度を制御することを特徴とする請求項
    2または請求項3に記載の肉骨粉類等の焼却処理方法。
  5. 【請求項5】 上記二次燃焼炉における炉内温度を80
    0〜1200℃として上記可燃性ガスおよび有機物を燃
    焼させることを特徴とする請求項1ないし請求項4のい
    ずれかに記載の肉骨粉類等の焼却処理方法。
  6. 【請求項6】 上記二次燃焼炉内における上記可燃性ガ
    スおよび有機物の滞留時間Tを、該二次燃焼炉における
    炉内温度tに対して次式1、2により得られる時間の範
    囲内とすることを特徴とする請求項5に記載の肉骨粉類
    等の焼却処理方法。 【数1】 【数2】
  7. 【請求項7】 肉骨粉類等が供給されて熱分解されるこ
    とにより可燃性ガスおよび低分子量の有機物を生成する
    流動層型熱分解炉と、これら可燃性ガスおよび有機物が
    供給されて燃焼させられる二次燃焼炉とを備え、上記流
    動層型熱分解炉には上記肉骨粉類等に水分を混練して該
    流動層型熱分解炉に供給する混練手段が備えられている
    ことを特徴とする肉骨粉類等の焼却処理装置。
  8. 【請求項8】 肉骨粉類等が供給されて熱分解されるこ
    とにより可燃性ガスおよび低分子量の有機物を生成する
    流動層型熱分解炉と、これら可燃性ガスおよび有機物が
    供給されて燃焼させられる二次燃焼炉とを備え、上記流
    動層型熱分解炉には炉内に水分を散布する散布手段が備
    えられていることを特徴とする肉骨粉類等の焼却処理装
    置。
  9. 【請求項9】 肉骨粉類等が供給されて熱分解されるこ
    とにより可燃性ガスおよび低分子量の有機物を生成する
    流動層型熱分解炉と、これら可燃性ガスおよび有機物が
    供給されて燃焼させられる二次燃焼炉とを備え、この二
    次燃焼炉には、断面円形の室内の周方向に上記可燃性ガ
    スおよび有機物が供給される第1燃焼室と、この第1燃
    焼室よりも断面が小さくなる絞り部を介して該第1燃焼
    室に連通する第2燃焼室とが備えられていることを特徴
    とする肉骨粉類等の焼却処理装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100952150B1 (ko) * 2008-09-19 2010-04-09 한국에너지기술연구원 오일샌드용 유동층 열분해연소시스템
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CN112902177A (zh) * 2021-02-07 2021-06-04 哈尔滨工业大学 一种采用化工粗合成气增加固废燃尽的装置

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