JP2003254453A - 四方向切換弁 - Google Patents

四方向切換弁

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JP2003254453A JP2002059211A JP2002059211A JP2003254453A JP 2003254453 A JP2003254453 A JP 2003254453A JP 2002059211 A JP2002059211 A JP 2002059211A JP 2002059211 A JP2002059211 A JP 2002059211A JP 2003254453 A JP2003254453 A JP 2003254453A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部での熱損失を抑えた四方向切換弁を提供
することを目的とする。 【解決手段】 ポートBを高温・高圧の冷媒が導入され
るポートAまたは低温・低圧の冷媒が導出されるポート
Dと連通するよう切り換える三方切換弁のボディ2とポ
ートCをポートAまたはポートDと連通するよう切り換
える三方切換弁のボディ1とを分離し、共通のポート
A,Dをパイプ17,18で接続し、各ボディ1,2の
冷媒が流れる通路を断熱スリーブ8,15および断熱プ
ラグ9,16で囲い、かつ弁体を構成するプラグ3,1
0を熱伝導性の低い材料で構成にした。これにより、冷
媒通路からボディ1,2への熱伝熱、ボディ1,2間の
熱伝熱、およびプラグ3,10を介しての熱伝熱による
四方切換弁の内部での熱損失が大幅に抑えられ、ヒート
ポンプ方式の自動車用冷暖房システムに適用したときの
冷凍能力の低下が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は四方向切換弁に関
し、特に自動車のヒートポンプ方式冷暖房システムなど
において冷暖房モードの切り換え時に冷媒管路の切り換
えを行う四方向切換弁に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用の冷暖房システムにおいて、冷
房運転では冷凍サイクルが用いられ、暖房運転には、エ
ンジンの冷却水が熱源として用いられている。しかしな
がら、この暖房用の熱源は、近年、エンジンの燃焼効率
が向上したことにより、冷却水の温度が高くならず、冬
期に十分な暖房温度を得ることができなくなってきてい
る。そこで、冷房と一緒に暖房もできるようなシステム
のニーズが増えている。このような冷暖房システムで
は、室内熱交換器および室外熱交換器に流す冷媒の流れ
方向を冷房運転時と暖房運転時とで逆転させる必要があ
るが、その冷媒流れの切り換えを行うのが四方向切換弁
である。
【0003】図6は四方向切換弁を使用した冷暖房シス
テムの構成を示す図である。冷暖房システムは、圧縮機
101と、四方向切換弁102と、室外熱交換器103
と、減圧装置104と、室内熱交換器105と、アキュ
ムレータ106とから構成されている。四方向切換弁1
02は、4つのポートA〜Dを有している。四方向切換
弁102のポートAは、圧縮機101の吐出側に接続さ
れ、ポートBは、室外熱交換器103に接続され、ポー
トCは、室内熱交換器105に接続され、ポートDは、
アキュムレータ106に接続されている。
【0004】四方向切換弁102は、冷房運転時は、実
線で示したように、ポートAとポートBとが連通し、ポ
ートCとポートDとが連通するように切り換えられる。
したがって、圧縮機101にて圧縮された高温・高圧の
冷媒は、四方向切換弁102のポートAに入り、ポート
Bから室外熱交換器103に送られ、ここで冷媒は熱交
換されて冷却若しくは凝縮され、減圧装置104にて断
熱膨張されて低温・低圧になる。この低温・低圧となっ
た冷媒は、室内熱交換器105で室内の暖かい空気と熱
交換されて蒸発され、四方向切換弁102のポートCお
よびポートDを通ってアキュムレータ106に入り、こ
こで気液分離された冷媒が圧縮機101に戻る。
【0005】一方、暖房運転のとき、四方向切換弁10
2は、破線で示したように、ポートAとポートCとが連
通し、ポートBとポートDとが連通するように切り換え
られる。したがって、圧縮機101にて圧縮された高温
・高圧の冷媒は、四方向切換弁102のポートAおよび
ポートCを通って室内熱交換器105に入り、ここで熱
交換されて室内の冷たい空気を加熱する。この室内熱交
換器105にて冷却若しくは凝縮された冷媒は、減圧装
置104により断熱膨張されて低温・低圧になり、室外
熱交換器103での熱交換により蒸発され、四方向切換
弁102のポートBおよびポートDを通ってアキュムレ
ータ106に入り、ここで気液分離された冷媒が圧縮機
101に戻る。
【0006】このように、四方向切換弁102は、その
冷媒流路を切り換えることにより、冷暖房システムの運
転モードを切り換えることができる。四方向切換弁10
2としては、本願出願人による特願2001−2684
92号明細書にて提案した四方向切換弁がある。この四
方向切換弁は、ポートBを高圧冷媒が導入されるポート
Aまたは低圧冷媒を導出するポートDに連通するよう切
り換える第1の三方切換弁と、ポートCをポートAまた
はポートDに連通するよう切り換える第2の三方切換弁
とを分離独立し、第1の三方切換弁および第2の三方切
換弁をそれぞれ第1のピストンおよび第2のピストンに
よって駆動する構成にし、かつ、第1のピストンの調圧
室にポートAの高圧またはポートDの低圧を選択的に導
入する電磁弁を備え、第1のピストンの調圧室には第1
の三方切換弁が切り換え動作することによって低圧また
は高圧となるポートDと連通する構成にしている。
【0007】これにより、電磁弁が第1のピストンの調
圧室を高圧または低圧にするよう切り換えることによっ
て、ポートAがポートBと連通し、ポートCがポートD
と連通する第1の状態と、ポートAがポートCと連通
し、ポートBがポートDと連通する第2の状態とを切り
換えできるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
四方向切換弁は、第1および第2の三方切換弁の各弁体
において、そのポートA側が高温・高圧の冷媒に曝さ
れ、ポートD側が低温・低圧の冷媒に曝されており、第
1および第2の三方切換弁と第1および第2のピストン
とを収容しているボディにおいても、高温・高圧の冷媒
が通過する部分と低温・低圧の冷媒の冷媒が通過する部
分とが近接配置された構成になっており、弁体およびボ
ディを通して熱が伝わることで、高温・高圧の冷媒は低
温・低圧の冷媒によって冷却され、低温・低圧の冷媒は
高温・高圧の冷媒によって加熱されてしまうため、この
四方向切換弁の中において大きな熱損失が発生し、冷暖
房システムの冷凍能力が低下してしまうという問題点が
あった。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、内部での熱損失を抑えた四方向切換弁を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記問題を解
決するために、第1のポートに導入された流体を第2の
ポートまたは第3のポートに導出し、前記第3のポート
または前記第2のポートに導入された流体を第4のポー
トに導出するよう切り換えるものであって、前記第2の
ポートを前記第1のポートまたは前記第4のポートに連
通するよう切り換える第1の三方切換弁と、前記第3の
ポートを前記第4のポートまたは前記第1のポートに連
通するよう切り換える第2の三方切換弁とを備えた四方
向切換弁において、前記第1の三方切換弁および前記第
2の三方切換弁をそれぞれ分離された第1のボディおよ
び第2のボディに収容し、前記第1のボディおよび前記
第2のボディに共通の前記第1のポートを第1のパイプ
で接続し、前記第1のボディおよび前記第2のボディに
共通の前記第4のポートを第2のパイプで接続し、前記
第1の三方切換弁および前記第2の三方切換弁の弁体を
それぞれ熱伝導性の低い材料で形成した、ことを特徴と
する四方向切換弁が提供される。
【0011】このような四方向切換弁によれば、流体が
流れる通路を切り換えたときに、高温の流体が主として
流れる側の第1または第2のボディから低温の流体が主
として流れる側の第2または第1のボディへの熱伝導を
抑えるとともに、第1の三方切換弁および第2の三方切
換弁の開弁側と閉弁側とで一方が高温の流体に曝され、
他方が低温の流体に曝されている弁体を介しての熱伝導
を抑えることができる。これにより、第1および第2の
ボディ間の熱伝熱、および弁体を介しての熱伝熱を大幅
に抑えられるため、四方切換弁の内部での熱損失が大幅
に抑えられ、冷凍能力の低下を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、ヒ
ートポンプ方式の自動車用冷暖房システムに適用した場
合を例に図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施の形態に係る四
方向切換弁のソレノイドオフ時の切換状態を示す縦断面
図、図2は本発明の第1の実施の形態に係る四方向切換
弁のソレノイドオン時の切換状態を示す縦断面図であ
る。
【0014】この四方向切換弁は、2つの独立した金属
製の筒状のボディ1,2を有している。ボディ1は、そ
の中にシリンダが形成されていて、その中に三方切換弁
の弁体を構成するプラグ3とこのプラグ3を駆動するピ
ストン4とが図の上下方向に進退自在に直列配置されて
いる。プラグ3は、熱伝導性の低い材料、たとえば樹脂
によって形成される。ピストン4の上部は、キャップ5
によって閉止されて、ピストン4との間に調圧室6が形
成されている。ピストン4は、軸線方向に延びたシャフ
トが一体に形成され、その先端は、プラグ3の上面に当
接されている。プラグ3は、スプリング7によって図の
上方へ付勢されている。プラグ3が配置されるシリンダ
の内壁には、たとえば樹脂製の断熱スリーブ8が内設さ
れ、ピストン4が配置されるシリンダの内壁には、たと
えば樹脂製の断熱プラグ9が内設されている。この断熱
プラグ9は、プラグ3が図の上方へ移動したときに着座
される弁座と一体に形成されている。プラグ3が図の下
方へ移動したときに着座される弁座は、ボディ1に一体
に形成されている。
【0015】ボディ2の内部は、ボディ1の内部構成と
同じ構成を有している。ボディ2に形成されたシリンダ
の中に三方切換弁の弁体を構成するプラグ10とこのプ
ラグ10を駆動するピストン11とが図の上下方向に進
退自在に直列配置されている。プラグ10は、熱伝導性
の低い材料、たとえば樹脂によって形成される。ピスト
ン11の上部は、キャップ12によって閉止されて、ピ
ストン11との間に調圧室13が形成されている。ピス
トン11は、軸線方向に延びたシャフトが一体に形成さ
れ、その先端は、プラグ10の上面に当接されている。
プラグ10は、スプリング14によって図の上方へ付勢
されている。プラグ10が配置されるシリンダの内壁に
は、たとえば樹脂製の断熱スリーブ15が内設され、ピ
ストン11が配置されるシリンダの内壁には、たとえば
樹脂製の断熱プラグ16が内設されている。この断熱プ
ラグ16は、プラグ10が図の上方へ移動したときに着
座される弁座と一体に形成されている。プラグ10が図
の下方へ移動したときに着座される弁座は、ボディ2に
一体に形成されている。
【0016】スプリング7が収容されているボディ1内
の空間は、スプリング14が収容されているボディ2内
の空間とパイプ17によって連通するよう接続され、こ
のパイプ17には、圧縮機から吐出された高温・高圧の
冷媒が供給されるポートAが形成されている。ボディ1
内のプラグ3とピストン4との間の空間は、ボディ2内
のプラグ10とピストン11との間の空間とパイプ18
によって連通するよう接続され、このパイプ18には、
圧縮機の吸入側に低温・低圧の冷媒を供給するポートD
が形成されている。また、ボディ1は、プラグ3が収容
される位置に内部熱交換器に通じる配管が接続されるポ
ートCが形成され、ボディ2は、プラグ10が収容され
る位置に外部熱交換器に通じる配管が接続されるポート
Bが形成されている。さらに、プラグ3が収容されてい
るボディ1内の空間は、ボディ2内の調圧室13とチュ
ーブ19によって連通するよう接続され、パイプ18に
は、チューブ20によってボディ1の上部に設けられた
三方電磁弁21に通じる部分に接続されている。
【0017】この三方電磁弁21は、固定鉄芯をなすコ
ア22と、可動鉄芯をなすプランジャ23と、電磁コイ
ル24とを備え、これらの軸線位置には、2つのニード
ル25,26が軸線方向に進退可能に配置されている。
ニードル25とコア22との間には、プランジャ23お
よびニードル25,26をコア22から離れる方向に付
勢するスプリング27が配置されている。ニードル2
5,26は、それぞれ弁体を構成し、ニードル25が着
座するときのガイドと弁座は、コア22に一体に形成さ
れ、ニードル26が着座するときのガイドと弁座は、キ
ャップ5に一体に形成されている。
【0018】ニードル25によって連通または遮断され
る通路は、一方は、チューブ28を介して高圧が導入さ
れるポートAに連通する空間に接続され、他方は、コア
22の中心に向かって穿設された通路、コア22の外面
に長手方向に形成された溝、プランジャ23の外面に長
手方向に形成された溝、およびキャップ5を貫通して形
成された通路29を介してピストン4の調圧室6に連通
されている。また、ニードル26によって連通または遮
断される通路は、一方は、キャップ5内に形成された通
路およびチューブ20を介して低圧が導出されるポート
Dに連通するパイプ18に接続され、他方は、キャップ
5を貫通して形成された通路29を介してピストン4の
調圧室6に連通されている。
【0019】以上のように構成された四方向切換弁にお
いて、三方電磁弁21が通電されていない、すなわちソ
レノイドオフ時の状態では、図1に示したように、三方
電磁弁21のプランジャ23は、ニードル25,26と
ともにスプリング27によって付勢されて図の下方へ移
動させられている。これにより、上側のニードル25
は、下方へ引き下げられて開弁し、一方、下方のニード
ル26は、その弁座に着座されて閉弁する。したがっ
て、この三方電磁弁21は、ピストン4の上部の調圧室
6を、チューブ28を介して高圧のポートAの空間と連
通させるとともに、低圧のポートDの空間とは遮断した
状態にする。この結果、プラグ3に比べて受圧面積の大
きなピストン4が図の下方へ押し下げられ、プラグ3は
ボディ1に形成された弁座に着座されて閉弁するととも
に、断熱プラグ9から離されて開弁する。一方、ピスト
ン11の上部の調圧室13は、チューブ19を介して低
圧のポートDの空間と連通されているので、ポートAか
らパイプ17に導入された高圧冷媒がプラグ10を図の
上方へ押し上げ、プラグ10はボディ2に形成された弁
座から離されて開弁するとともに、断熱プラグ16に着
座して閉弁する。
【0020】したがって、ポートAはポートBと連通
し、ポートCはポートDと連通することになり、自動車
用冷暖房システムは、ポートAに受けた圧縮機からの高
圧冷媒をポートBから外部熱交換器に流し、ポートCに
受けた内部熱交換器からの冷媒をポートDから圧縮機へ
流すようになるため、冷房運転の動作モードになる。
【0021】このとき、ポートAからポートBへプラグ
10を介して高温・高圧の冷媒が流れるが、その通路
は、プラグ10、断熱スリーブ15および断熱プラグ1
6によって囲まれているので、ピストン11の下部空間
に充満している低温・低圧の冷媒への伝熱が大幅に抑え
られ、ボディ2も低温・低圧の冷媒と直接接触する部分
が非常に少ないため、ボディ2を介しての伝熱を抑える
ことができ、この四方向切換弁の内部での熱損失が大幅
に抑えることができる。
【0022】次に、ソレノイドオンになると、図2に示
したように、三方電磁弁21は、そのプランジャ23が
スプリング27の付勢力に抗してコア22に吸引される
ため、上側のニードル25は、押し上げられてコア22
内に形成された弁座に着座されて閉弁し、下側のニード
ル26は、キャップ5の中に形成された弁座から引き上
げられて開弁する。したがって、この三方電磁弁21
は、高圧の空間に通じているチューブ28への通路を遮
断するとともに、ピストン4の上部の調圧室6を通路2
9およびチューブ20を介して低圧のポートDのパイプ
18と連通した状態にする。
【0023】ピストン4の上部の調圧室6が低圧のポー
トDと連通されることにより、ポートAからパイプ17
に導入された高圧冷媒がプラグ3を図の上方へ押し上
げ、プラグ3はボディ1に形成された弁座から離されて
開弁し、断熱プラグ9に着座して閉弁する。一方、ポー
トCに連通する空間が高圧になることにより、その高圧
がチューブ19を介してピストン11の上部の調圧室1
3に導入されることになる。これにより、プラグ10に
比べて受圧面積の大きなピストン11が図の下方へ押し
下げられ、プラグ10はボディ2に形成された弁座に着
座されて閉弁するとともに、断熱プラグ16から離され
て開弁する。
【0024】したがって、ポートAはポートCと連通
し、ポートBはポートDと連通することになり、ポート
Aに受けた圧縮機からの高圧冷媒をポートCから内部熱
交換器に流し、ポートBに受けた外部熱交換器からの冷
媒をポートDから圧縮機へ流すようになるため、自動車
用冷暖房システムは、暖房運転の動作モードに切り換わ
ることになる。
【0025】このとき、ポートAからポートCへプラグ
3を介して高温・高圧の冷媒が流れるが、その通路は、
プラグ3、断熱スリーブ8および断熱プラグ9によって
囲まれているので、ピストン4の下部空間にある低温・
低圧の冷媒への伝熱が大幅に抑えられ、ボディ1も低温
・低圧の冷媒と直接接触する部分が非常に少ないため、
ボディ1を介しての伝熱を抑えることができ、この四方
向切換弁の内部での熱損失が大幅に抑えることができ
る。
【0026】図3は本発明の第2の実施の形態に係る四
方向切換弁のソレノイドオフ時の切換状態を示す縦断面
図である。なお、この図3において、図1に示した四方
向切換弁の構成要素と同じまたは同等の要素について
は、同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0027】この第2の実施の形態に係る四方向切換弁
は、第1の実施の形態に係る四方向切換弁に対して2つ
の三方切換弁のシール性能を向上させた構成にしてい
る。すなわち、ボディ1内に配置された三方切換弁の弁
体は、樹脂製のリテーナ30と、このリテーナ30の軸
線方向両側に固定されて開閉動作時の移動をガイドする
ガイド31,32と、リテーナ30とガイド31,32
との間に挾持されたシールリング33,34とから構成
されている。ボディ2内に配置された三方切換弁の弁体
も、同様に、樹脂製のリテーナ35と、ガイド36,3
7と、シールリング38,39とから構成されている。
これらシールリング33,34,38,39は、たとえ
ばゴム、ポリテトラフルオロエチレンなどの可撓性を有
する材料が用いられる。これら三方切換弁の弁体構造以
外は、第1の実施の形態に係る四方向切換弁の構造と同
じであり、したがって、動作も同じである。
【0028】なお、この第2の実施の形態に係る四方向
切換弁では、可撓性のシールリング33,34,38,
39を弁体側に設けたが、弁座側に設けてもよい。図4
は本発明の第3の実施の形態に係る四方向切換弁のソレ
ノイドオフ時の切換状態を示す縦断面図、図5は本発明
の第3の実施の形態に係る四方向切換弁のソレノイドオ
ン時の切換状態を示す縦断面図である。なお、この図4
および図5において、図1に示した四方向切換弁の構成
要素と同じまたは同等の要素については、同じ符号を付
してその詳細な説明は省略する。
【0029】この第3の実施の形態に係る四方向切換弁
は、第1の実施の形態に係る四方向切換弁と比較して、
低温・低圧の冷媒を流すように切り換えられている三方
切換弁の弁体が高温・高圧の冷媒に曝されないようにし
て低温側への熱伝導をできるだけ抑えた構造にしてあ
る。
【0030】すなわち、この四方向切換弁は、プラグ3
と高温・高圧の冷媒が導入されるパイプ17との間に逆
止弁40が配置されている。この逆止弁は、プラグ3と
の間に配置されたスプリング7によってパイプ17が設
けられている側にボディ1と一体に形成された弁座に着
座する閉弁方向に付勢されており、ポートAから流入し
てくる冷媒の流れ方向に対しては開弁するよう作用す
る。また、この逆止弁40の中には、プラグ3からポー
トAの側への冷媒流れを許容し、その逆方向への冷媒流
れを阻止するように、ボール41とスプリング42とに
よって構成された逆止弁が設けられている。ボディ2側
においても、同様に、プラグ10とパイプ17との間に
逆止弁43が配置され、その中に、ボール44とスプリ
ング45とによって構成された逆止弁が設けられてい
る。
【0031】以上のように構成された四方向切換弁にお
いて、ソレノイドオフ時の状態では、図4に示したよう
に、三方電磁弁21の上側のニードル25は高圧通路を
開き、下方のニードル26は低圧通路を閉じる。これに
より、ピストン4の上部の調圧室6には、逆止弁40、
チューブ28を介してポートAから高圧の冷媒が導入さ
れるので、ピストン4が図の下方へ押し下げられ、プラ
グ3をボディ1に形成された弁座に着座させて閉弁させ
るとともに、断熱プラグ9から離されて開弁させる。一
方、ピストン11の上部の調圧室13は、チューブ19
を介して低圧のポートDの空間と連通されているので、
ポートAから導入された高圧冷媒が逆止弁43およびプ
ラグ10を図の上方へ押し上げ、プラグ10はボディ2
に形成された弁座から離されて開弁するとともに断熱プ
ラグ16に着座して閉弁する。
【0032】したがって、ポートAはポートBと連通
し、ポートCはポートDと連通することになり、自動車
用冷暖房システムは、冷房運転の動作モードになる。こ
のとき、ポートAからポートBへプラグ10を介して高
温・高圧の冷媒が流れるが、その通路は、プラグ10、
断熱スリーブ15および断熱プラグ16によって囲まれ
ているので、ピストン11の下部空間にある低温・低圧
の冷媒への伝熱が抑えられ、低温・低圧の冷媒と直接接
触する部分が少ないボディ2を介しての伝熱をも抑える
ことができ、この四方向切換弁の内部での熱損失が大幅
に抑えることができる。
【0033】その後、ピストン4の上部の調圧室6がポ
ートAの圧力とほぼ同じ圧力になるまで上昇すると、逆
止弁40がボディ1に形成された弁座に着座してパイプ
17とこの逆止弁40が収容されている空間との間の連
通を遮断する。これにより、プラグ3が熱源から遠ざけ
られるため、プラグ3への熱伝導がさらに抑えられる。
さらに、逆止弁40が収容されている空間の冷媒は、や
がてポートCからパイプ18を介してポートDへ流れる
低温の冷媒によって冷やされるプラグ3により凝縮して
いき、その凝縮は逆止弁40の順方向の微少漏れの流れ
によって冷媒が補充されながら続いていく。その凝縮さ
れた冷媒が逆止弁40を介して加熱され、逆止弁40を
収容している空間の圧力が所定値より高くなると、スプ
リング42の付勢力に抗してボール41が押されて開弁
し、冷媒がパイプ17の方へ流出することで、逆止弁4
0より下流側の圧力上昇を制限している。
【0034】次に、ソレノイドオンになると、図5に示
したように、三方電磁弁21の上側のニードル25は高
圧通路を閉じ、下側のニードル26は低圧通路を開く。
これにより、ピストン4の上部の調圧室6が低圧のポー
トDと連通されるため、ポートAから導入された高圧冷
媒が逆止弁40およびプラグ3を図の上方へ押し上げ、
プラグ3はボディ1に形成された弁座から離されて開弁
するとともに、断熱プラグ9に着座して閉弁する。一
方、ポートCに連通する空間が高圧になることにより、
その高圧がチューブ19を介してピストン11の上部の
調圧室13に導入されるため、ピストン11が図の下方
へ押し下げられ、プラグ10をボディ2に形成された弁
座に着座させて閉弁するとともに、断熱プラグ16から
離されて開弁する。
【0035】したがって、ポートAはポートCと連通
し、ポートBはポートDと連通することになり、自動車
用冷暖房システムは、暖房運転の動作モードに切り換わ
ることになる。
【0036】このとき、ポートAからポートCへプラグ
3を介して高温・高圧の冷媒が流れるが、その通路は、
プラグ3、断熱スリーブ8および断熱プラグ9によって
囲まれているので、ピストン4の下部空間にある低温・
低圧の冷媒への伝熱が抑えられ、低温・低圧の冷媒と直
接接触する部分が非常に少ないボディ1を介しての伝熱
を抑えることができ、この四方向切換弁の内部での熱損
失が大幅に抑えることができる。
【0037】また、プラグ10がポートAとポートBと
の間の連通を遮断することにより、逆止弁43がボディ
2に形成された弁座に着座してパイプ17とこの逆止弁
43が収容されている空間との間の連通を遮断する。こ
れにより、プラグ10が熱源から遠ざけられるため、プ
ラグ10への熱伝導がさらに抑えられる。また、逆止弁
43の中に配置されている逆止弁は、逆止弁43を収容
している空間の圧力が高くなった場合に、開弁して圧力
の異常上昇を制限している。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、2つ
の三方切換弁を収容するボディを分離し、かつ内側に断
熱部材を内設して、冷媒が流れる通路を切り換えたとき
に、高温の冷媒が主として流れる側のボディから低温の
冷媒が主として流れる側のボディへの熱伝導を抑えると
ともに、各三方切換弁の弁体を熱伝導性の低い材料で構
成にした。これにより、冷媒が流れる通路は、断熱部材
と熱伝導性の低い弁体とで囲まれた形になるため、冷媒
通路からボディへの熱伝熱、一方のボディから他方のボ
ディへの熱伝熱、および弁体を介しての熱伝熱を大幅に
抑えられるため、四方切換弁の内部での熱損失が大幅に
抑えられ、これによって冷凍能力の低下を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る四方向切換弁
のソレノイドオフ時の切換状態を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る四方向切換弁
のソレノイドオン時の切換状態を示す縦断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る四方向切換弁
のソレノイドオフ時の切換状態を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る四方向切換弁
のソレノイドオフ時の切換状態を示す縦断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る四方向切換弁
のソレノイドオン時の切換状態を示す縦断面図である。
【図6】四方向切換弁を使用した冷暖房システムの構成
を示す図である。
【符号の説明】
1,2 ボディ 3 プラグ 4 ピストン 5 キャップ 6 調圧室 7 スプリング 8 断熱スリーブ 9 断熱プラグ 10 プラグ 11 ピストン 12 キャップ 13 調圧室 14 スプリング 15 断熱スリーブ 16 断熱プラグ 17,18 パイプ 19,20 チューブ 21 三方電磁弁 22 コア 23 プランジャ 24 電磁コイル 25,26 ニードル 27 スプリング 28 チューブ 29 通路 30 リテーナ 31,32 ガイド 33,34 シールリング 35 リテーナ 36,37 ガイド 38,39 シールリング 40 逆止弁 41 ボール 42 スプリング 43 逆止弁 44 ボール 45 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H056 AA01 BB24 BB34 CA03 CB03 CC12 CD06 DD02 EE10 GG08 GG13 3H067 AA02 AA32 BB08 BB12 CC25 CC60 DD05 DD33 EA22 EC09 ED20 FF11 GG23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のポートに導入された流体を第2の
    ポートまたは第3のポートに導出し、前記第3のポート
    または前記第2のポートに導入された流体を第4のポー
    トに導出するよう切り換えるものであって、前記第2の
    ポートを前記第1のポートまたは前記第4のポートに連
    通するよう切り換える第1の三方切換弁と、前記第3の
    ポートを前記第4のポートまたは前記第1のポートに連
    通するよう切り換える第2の三方切換弁とを備えた四方
    向切換弁において、 前記第1の三方切換弁および前記第2の三方切換弁をそ
    れぞれ分離された第1のボディおよび第2のボディに収
    容し、 前記第1のボディおよび前記第2のボディに共通の前記
    第1のポートを第1のパイプで接続し、 前記第1のボディおよび前記第2のボディに共通の前記
    第4のポートを第2のパイプで接続し、 前記第1の三方切換弁および前記第2の三方切換弁の弁
    体をそれぞれ熱伝導性の低い材料で形成した、 ことを特徴とする四方向切換弁。
  2. 【請求項2】 前記第1のボディおよび前記第2のボデ
    ィ内の流体が通過する通路は、熱伝導性の低い材料によ
    って囲まれていることを特徴とする請求項1記載の四方
    向切換弁。
  3. 【請求項3】 前記第1のパイプが接続される前記第1
    のボディおよび第2のボディの内側に、前記第1のボデ
    ィおよび第2のボディから前記第1のパイプへの流体の
    流れを阻止する第1および第2の逆止弁をそれぞれ備え
    ていることを特徴とする請求項1または2記載の四方向
    切換弁。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の逆止弁に、前記第
    1のパイプから前記第1のボディおよび第2のボディへ
    の流体の流れを阻止する第3および第4の逆止弁をそれ
    ぞれ備えていることを特徴とする請求項3記載の四方向
    切換弁。
  5. 【請求項5】 前記第1の三方切換弁および前記第2の
    三方切換弁の弁体およびこれらの前記弁体が着座する弁
    座のいずれか一方に可撓性のシール部材を配置したこと
    を特徴とする請求項1または2記載の四方向切換弁。
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