JP2003254243A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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JP2003254243A JP2002053997A JP2002053997A JP2003254243A JP 2003254243 A JP2003254243 A JP 2003254243A JP 2002053997 A JP2002053997 A JP 2002053997A JP 2002053997 A JP2002053997 A JP 2002053997A JP 2003254243 A JP2003254243 A JP 2003254243A
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Kotaro Furuya
光太朗 古谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管継手をねじ込むときの力加減、加工公差等
に影響されることなく、貯留タンク内のドレンを確実に
排出できるようにする。 【解決手段】 管継手3から貯留タンク2内を下向きに
延びる流出用チューブ7は、可撓性ホースによって形成
し、かつ管継手3から貯留タンク2の底部2Aに到達す
る距離L1よりも大きな長さ寸法をもって形成してい
る。従って、管継手3を貯留タンク2のねじ孔2Cに螺
着したときには、流出用チューブ7は、その下端側開口
7Aが貯留タンク2の底部2Aに当たり大きく湾曲する
から、下端側開口7Aを底部2Aの位置で斜めに開口さ
せることができる。これにより、管継手3をねじ込むと
きの力加減、加工公差等に影響されることなく、貯留タ
ンク2内のドレンを流出用チューブ7を介して確実に排
出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気等の気体を圧
縮する圧縮機に関し、特に、貯留タンクと圧縮部とが一
体的に設けられた圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、圧縮機は、空気等の気体を圧縮
する圧縮部を備え、該圧縮部で圧縮された気体は貯留タ
ンクに供給され、該貯留タンク内に貯えられる。また、
昨今では、様々な作業現場で空圧機器が用いられ、例え
ば建設現場では、作業性を向上するために空圧式の釘打
ち機等が用いられている。このため、貯留タンク、圧縮
部、駆動モータ等を一体的に組付けることにより、容易
に運搬できるようにしたタンク一体型の圧縮機が製造さ
れている。このタンク一体型の圧縮機は、例えば特開平
10−246185号公報、特開平11−218080
号公報等によって知られている。
【0003】ここで、貯留タンクは、底部が下側となる
ように水平方向に配置され、その上部には内周側に雌ね
じが刻設された円環状のねじ座が溶接によって固着され
ている。また、ねじ座には管継手が螺合して取付けら
れ、この管継手の下側には、当該管継手から貯留タンク
の底部近傍まで延びる金属管を溶接して取付けている。
【0004】そして、管継手の上側にドレンコックを取
付けることにより、該ドレンコックを開いたときには、
貯留タンク内に貯えられた圧縮空気の圧力を利用し、該
タンクの底部側に溜まったドレンを金属管、管継手、ド
レンコックを介して外部に排出する。
【0005】また、圧縮機には、2個の貯留タンクを対
をなすように配設したものがあり、この2個の貯留タン
クのうち圧縮部に接続される一方の貯留タンクには溶接
されたねじ座に金属管が取付けられた管継手を設け、他
方の貯留タンクには溶接されたねじ座に金属管が取付け
られた管継手と単体の管継手を設ける。そして、一方の
貯留タンクで金属管が取付けられた管継手と他方の貯留
タンクで単体の管継手とを連通管を用いて接続し、他方
の貯留タンクで金属管が取付けられた管継手にはドレン
コックを取付ける構成としている。
【0006】これにより、圧縮部から一方の貯留タンク
に供給された圧縮気体は、金属管、連通管を通って他方
の貯留タンクにも供給される。また、ドレンを排出する
場合には、他方の貯留タンクに設けられたドレンコック
を開くことにより、一方の貯留タンク内のドレンを、金
属管、連通管を介し圧縮空気と一緒に他方の貯留タンク
に流入させ、この他方の貯留タンクに設けられた金属
管、ドレンコックを介して外部に排出する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による圧縮機は、貯留タンクの上部にねじ座を取
付け、このねじ座に管継手を螺合して取付ける。また、
管継手には当該管継手から貯留タンクの底部近傍まで延
びる金属管が取付けるようにしている。
【0008】ここで、貯留タンクの上部に固着したねじ
座に形成された雌ねじ、管継手に形成された雄ねじは、
それぞれ管用テーパねじとして形成されている。そし
て、ねじ座の雌ねじに管継手の雄ねじを螺着する場合に
は、該雄ねじにシールテープを巻付けた状態でねじ込む
ようにしている。
【0009】従って、管継手に溶接される金属管の長さ
寸法を、該管継手の下部から貯留タンクの底部までの距
離に合せて正確に形成しても、ねじ座に管継手をねじ込
むときの力加減、シールテープの巻数、ねじの加工公差
等によりねじ座に対する管継手のねじ込み深さが変わっ
てしまう。このため、金属管は、管継手を最も深くねじ
込んだ場合でも、その先端が貯留タンクの底部に接触し
ないように長さ寸法を短めに設定しなくてはならない。
この結果、金属管の先端が貯留タンクの底部から離間し
てしまい、該貯留タンク内のドレンを全量排出すること
ができないという問題がある。
【0010】また、貯留タンクは薄肉で直接管継手を螺
着することができないため、別個のねじ座を溶接によっ
て固着しているから、製造コストが嵩んでしまう。特
に、昨今では、軽量化のために貯留タンク、ねじ座にア
ルミニウム材料を用いているから、溶接時に溶融した金
属が流れ易いため、数回に亘って肉盛り溶接を施さなく
てはならず、多大な労力が必要になるという問題があ
る。
【0011】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、管継手をねじ込むとき
の力加減、加工公差等に影響されることなく、貯留タン
ク内のドレンを確実に排出できるようにした圧縮機を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による圧
縮機は、底部が下側となるように水平方向に配置され圧
縮気体を貯える貯留タンクと、該貯留タンクに気体を圧
縮して供給する圧縮部とを備えている。
【0013】そして、上述した課題を解決するために、
請求項1の発明が採用する構成の特徴は、貯留タンクに
は上部に位置して内周に雌ねじを有するねじ孔を設け、
該ねじ孔に管継手を螺合して取付け、該管継手には当該
管継手から貯留タンクの底部に到達する距離よりも大き
な長さ寸法の可撓性の流出用チューブを接続する構成と
したことにある。
【0014】このように構成したことにより、貯留タン
クのねじ孔に管継手を螺着すると、このときの力加減、
加工公差等に関係なく、流出用チューブの先端が貯留タ
ンクの底部に当接し、当該流出用チューブの全体が湾曲
する。これにより、流出用チューブの先端を貯留タンク
の底部に当接した位置で斜めに開口させることができる
から、例えば管継手に取付けたドレンコックを開くこと
により、貯留タンク内のほぼ全量のドレンを排出するこ
とができる。
【0015】請求項2の発明によると、管継手には、貯
留タンク内に溜まったドレンを排出するための別部材か
らなるドレンコックを取付ける構成としている。
【0016】このように構成したことにより、ドレンコ
ックを開いたときには、流出用チューブ、管継手、ドレ
ンコックを介して貯留タンク内のドレンを外部に排出す
ることができる。
【0017】請求項3の発明によると、管継手は、貯留
タンク内に溜まったドレンを排出するためのドレインコ
ックが一体的に付設されたドレンコック付管継手として
構成している。
【0018】このように構成したことにより、ドレンコ
ック付管継手のドレンコックを開いたときには、流出用
チューブ、ドレンコック付管継手を介して貯留タンク内
のドレンを外部に排出することができる。また、部品点
数が少なくなるから容易に組立てることができる。
【0019】請求項4の発明による圧縮機は、底部が下
側となるように水平方向に配置され圧縮気体を貯える2
個の貯留タンクと、該貯留タンクに気体を圧縮して供給
する圧縮部とを備えている。
【0020】そして、上述した課題を解決するために、
請求項4の発明が採用する構成の特徴は、2個の貯留タ
ンクのうち一方の貯留タンクの上部に位置して内周に雌
ねじを有するねじ孔を設けると共に、他の貯留タンクの
上部に位置して内周に雌ねじを有する2個のねじ孔を設
け、該各ねじ孔にそれぞれ管継手を螺合して取付け、該
各管継手のうち圧縮部に接続される一方の貯留タンクに
取付けられた管継手には当該管継手から貯留タンクの底
部に到達する距離よりも大きな長さ寸法の可撓性の流出
用チューブを接続し、一方の貯留タンクの管継手と他方
の貯留タンクの一方の管継手には2個の貯留タンク間を
連通する連通管を接続し、かつ他方の貯留タンクの他方
の管継手には当該他方の管継手から貯留タンクの底部に
到達する距離よりも大きな長さ寸法の可撓性の流出用チ
ューブを接続する構成としたことにある。
【0021】このように構成したことにより、各貯留タ
ンクのねじ孔に管継手を螺着すると、このときの力加
減、加工公差等に関係なく、流出用チューブの先端が貯
留タンクの底部に当接し、当該流出用チューブの全体が
湾曲する。これにより、流出用チューブの先端を貯留タ
ンクの底部に当接した位置で斜めに開口させることがで
きる。
【0022】従って、一方の貯留タンクに供給された圧
縮気体を、流出用チューブ、管継手、連通管を介して他
方の貯留タンクにも供給することができる。また、一方
の貯留タンク内のドレンの殆どを、流出用チューブ、管
継手、連通管を介して他方の貯留タンクに移すことがで
きる。
【0023】さらに、他方の貯留タンクの他方の管継手
に例えばドレンコックを取付け、このドレンコックを開
くことにより、流出用チューブ、管継手、ドレンコック
を介して他方の貯留タンク内に溜まったドレンと一方の
貯留タンクから移されたドレンを外部に排出することが
できる。
【0024】請求項5の発明によると、貯留タンクの上
部には厚肉な継手取付座を設け、ねじ孔は該継手取付座
に形成する構成としている。
【0025】このように構成したことにより、継手取付
座に設けられたねじ孔に管継手を螺着するだけで、該管
継手を貯留タンクに簡単に取付けることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
圧縮機をタンク一体型の圧縮機に用いた場合を例に挙
げ、添付図面に従って説明する。ここで、図1ないし図
7は本発明の第1の実施の形態を示している。
【0027】1はタンク一体型の圧縮機で、該圧縮機1
は、図1、図2に示す如く、後述の貯留タンク2,4、
圧縮部12、駆動モータ13等によって大略構成されて
いる。
【0028】2は後述する圧縮部12の下側に位置して
前,後方向に延びた一方(左側)の貯留タンクで、該一
方の貯留タンク2は、後述の圧縮部12から供給される
圧縮空気を貯えるもので、軽量化を図るために例えばア
ルミニウム材料等を用いてほぼ円筒状の密閉容器として
形成されている。そして、貯留タンク2は、水平方向に
配置され、下側が底部2Aとなっている。
【0029】ここで、一方の貯留タンク2の上部には、
例えば貯留タンク2よりも厚肉な長方形の板材からなる
間座と呼ばれる継手取付座2Bが前,後方向に延びて一
体形成されている。そして、この継手取付座2Bの長さ
方向中間には、内周に管用テーパねじからなる雌ねじを
有するねじ孔としてのねじ孔2Cが設けられ、該ねじ孔
2Cには外周が管用テーパねじとなった後述の管継手3
が螺着して取付けられている。
【0030】3は貯留タンク2のねじ孔2Cに螺着して
取付けられた管継手で、該管継手3は、外周に管用テー
パねじからなる雄ねじを有する継手本体3Aと、該継手
本体3Aから下向きに延びた下側の接続管3Bと、後述
の連結配管8を継手本体3Aも固定するナット3Cによ
って構成されている。
【0031】4は貯留タンク2と並行して前,後方向に
延びて配置された他方(右側)の貯留タンクで、該他方
の貯留タンク4についても、貯留タンク2とほぼ同様に
例えばアルミニウム材料等を用いて円筒状の密閉容器と
して形成され、下側が底部4Aとなっている。そして、
貯留タンク4は連結ステー5,5,…によって貯留タン
ク2と一体に連結されている。
【0032】ここで、他方の貯留タンク4の上部には、
例えば貯留タンク2よりも厚肉な長方形の板材からなる
間座と呼ばれる継手取付座4Bが前,後方向に延びて一
体形成されている。そして、この継手取付座4Bの長さ
方向中間には内周に管用テーパねじからなる雌ねじを有
するねじ孔4Cが設けられ、このねじ孔4Cには管継手
6が螺着して取付けられている。また、継手取付座4B
の後部側には、ねじ穴2C,4Cと同様に、内周に管用
テーパねじからなる雌ねじを有する他のねじ孔4Dが設
けられている。
【0033】6は貯留タンク4のねじ孔4Cに螺着して
取付けられた管継手で、該管継手6は、外側に管用テー
パねじからなる雄ねじを有する継手本体6A、ナット6
B等によって構成されている。
【0034】7は管継手3の接続管3Bに設けられた一
方の流出用チューブで、該流出用チューブ7は、管継手
3から下向きに延び、可撓性を有する樹脂材料等からな
る樹脂チューブとして形成されている。そして、流出用
チューブ7の全長は管継手3から貯留タンク2の底部2
Aに到達する距離L1(図5参照)よりも大きな長さ寸
法に設定されている。
【0035】そして、一方の流出用チューブ7は、上端
側が管継手3の接続管3Bに挿嵌され、下端側は滑らか
に湾曲して貯留タンク2の底部2Aに当たっている。こ
のため、流出用チューブ7の下端側開口7Aは、貯留タ
ンク2の底部2Aに斜めに開口させることができるか
ら、貯留タンク2内に溜まったドレンを貯留タンク2内
に残すことなく、全て流出用チューブ7から後述の連結
配管8を介して貯留タンク4側に流出することができ
る。
【0036】8は一方の貯留タンク2と他方の貯留タン
ク4との間を連通する連通配管で、該連通配管8は、ほ
ぼコ字状(台形状)に折曲げられた配管として形成され
ている。そして、連通配管8は、管継手3と管継手6と
に接続され、貯留タンク2内に流入した圧縮空気を貯留
タンク4内に導くものである。また、この圧縮空気の流
れと一緒に貯留タンク2内に溜まったドレンも貯留タン
ク4内に導かれる。
【0037】9は他方の貯留タンク4のねじ孔4Dに取
付けられた後部側の管継手で、該管継手9は外周に管用
テーパねじからなる雄ねじを有する継手本体9Aと、該
継手本体9Aから下向きに延びた下側の接続管9Bと、
後述のドレンコック11が螺着される上側の接続口9C
とによって構成されている。
【0038】10は管継手9の接続管9Bに設けられた
他方の流出用チューブで、該流出用チューブ10は、可
撓性を有する樹脂材料等からなる樹脂チューブとして形
成されている。そして、流出用チューブ10の全長は管
継手9から貯留タンク4の底部4Aに到達する距離L2
(図7参照)よりも大きな長さ寸法を有している。
【0039】そして、他方の流出用チューブ10は、上
端側が後述する管継手9の接続管9Bに挿嵌され、下端
側は滑らかに湾曲して貯留タンク4の底部4Aに当たっ
ている。このため、流出用チューブ10の下端側開口1
0Aは底部4Aに開口し、貯留タンク4内のドレンは貯
留タンク4内の空気圧によって全て流出用チューブ10
に導かれて流出用チューブ10から後述のドレンチュー
ブ11Dに流出する。
【0040】11は右側の貯留タンク4の管継手9に設
けられたドレンコックで、該ドレンコック11は、コッ
ク本体11Aと、該コック本体11Aの下端側に取付け
られ管継手9の接続口9Cに螺着された雄ねじ部11B
と、コック本体11Aの上側に設けられたつまみ11C
と、コック本体11Aに設けられたドレンチューブ11
Dとによって大略構成されている。そして、ドレンコッ
ク11は、つまみ11Cを動かすことで貯留タンク4内
に溜まった貯留タンク4内の圧縮空気によってドレンが
排出される。
【0041】さらに、12は2個の貯留タンク2,4間
の後側寄りに取付けられた圧縮部で、該圧縮部12はク
ランクケース12Aと、該クランクケース12Aの相対
位置に配設された低圧側の圧縮機構12B、高圧側の圧
縮機構12Cとからなる、所謂水平対向型の2段式空気
圧縮機として構成されている。そして、圧縮部12は、
駆動モータ13によって駆動され、圧縮機構12B,1
2Cで順次圧縮された空気は圧縮機構12Cから流入口
14を介して貯留タンク2内に供給される。
【0042】また、15は低圧側の上側急速継手16と
低圧側の下側急速継手17が取付けられる取付口を示し
ている。また、18は高圧側の上側急速継手19、高圧
側の下側急速継手20が取付けられる取付口を示してい
る。また、21,21,…は貯留タンク2,4の前,後
方向両端側に取付けられた脚体、22,22は運搬用の
把手である。さらに、23は貯留タンク2,4上に着脱
可能に取付けられたカバーである。
【0043】本実施の形態によるタンク一体側の圧縮機
1は上述の如き構成を有するもので、次に、その作動に
ついて説明する。
【0044】まず、駆動モータ13に給電して駆動軸
(図示せず)を回転駆動させると、圧縮部12が外気を
吸込んで圧縮し、この圧縮空気を貯留タンク2,4に貯
留する。そして、この圧縮機1には例えば複数の釘打機
側のホース(図示せず)等が接続され、作業者は、これ
らの釘打機を用いて釘を打ち付ける作業を行なう。
【0045】ところで、2個の貯留タンク2,4内には
圧縮空気が貯留されるから、圧縮空気内に含まれるドレ
ンが各貯留タンク2,4内に溜まる。このため、これら
各貯留タンク2,4内に溜まったドレンは、外部に排出
する必要がある。
【0046】そこで、本実施の形態では、貯留タンク
2,4間を連通配管8によって互いに連通し、連通配管
8を貯留タンク2に接続する管継手3には流出用チュー
ブ7を接続し、貯留タンク4に取付けられた管継手9に
は、流出用チューブ10とドレンコック11を接続する
構成としている。
【0047】このため、ドレンコック11を開けたとき
には、一方の貯留タンク2内に溜められたドレンは、貯
留タンク2内の圧縮空気と共に連通配管8を介して他方
の貯留タンク4内に移動し、当該貯留タンク4内に予め
溜められたドレンと一緒にドレンコック11からドレン
チューブ11Dを介して外部に排出される。
【0048】ここで、本実施の形態では、流出用チュー
ブ7を可撓性ホースによって形成し、流出用チューブ7
は、管継手3から貯留タンク2の底部2Aに到達する距
離L1よりも大きな長さ寸法をもって形成している。従
って、一方の流出用チューブ7の下端側開口7Aを貯留
タンク2の底部2Aに当てることができ、貯留タンク2
内に溜まったドレンは貯留タンク2内に残すことなく、
全て連結配管8を介して貯留タンク4内に流出すること
ができる。
【0049】また、本実施の形態では、他方の流出用チ
ューブ10についても、可撓性ホースによって形成し、
流出用チューブ10は管継手9から貯留タンク4の底部
4Aに到達する距離L2よりも大きな長さ寸法をもって
形成している。従って、流出用チューブ10の下端側開
口10Aを貯留タンク4の底部4Aに当てることがで
き、貯留タンク4内に溜まったドレンは貯留タンク4内
に残すことなく、ドレンコック11から外部に排出する
ことができる。
【0050】かくして、本実施の形態では、2個の貯留
タンク2,4内に溜まったドレンを、各貯留タンク2,
4内に残存させることなく、流出用チューブ7,10を
通じて全て外部に排出することができる。これにより従
来技術で述べたように管継手をねじ込むときの力加減、
加工公差等に影響されることなく、貯留タンク内のドレ
ンを確実に排出することができる。
【0051】また、流出用チューブ7,10は従来技術
で述べた金属性の配管の替わりに可撓性を有する樹脂製
のチューブを用いる構成としたので、流出用チューブ
7,10のコスト等を金属性の配管に比較して低減する
ことができる。
【0052】次に、図8は本発明の第2の実施の形態
で、本実施の形態の特徴は、貯留タンクの上部に管継手
を取付け、この管継手はドレンコックが一体的に付設さ
れたドレンコック付管継手として構成したことにある。
なお、本実施例では、前記第1の実施の形態と同一の構
成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものと
する。
【0053】31は本実施の形態に係るドレンコック付
管継手で、該ドレンコック付管継手31は、外周に管用
テーパねじからなる雄ねじを有する継手本体32と、流
出用チューブ10が挿嵌して取付けられた接続口33
と、ドレンコック34とによって構成されている。
【0054】ここで、ドレンコック34は、第1の実施
の形態で述べたドレンコック11とほぼ同様に、コック
本体34Aと、該コック本体34Aの上側に設けられた
つまみ34Bとによって大略構成されている。
【0055】かくして、このように構成される本実施の
形態でも第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得る
ことができる。特に、本実施の形態では、管継手をドレ
ンコック34が付設されたドレンコック付管継手31と
しているから、部品点数を少なくして組立作業を容易に
行なうことができる。
【0056】なお、実施の形態では、圧縮機として2本
の貯留タンク2,4が一体的に設けられたタンク一体型
の圧縮機1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限
らず、たとえば貯留タンクを1本としてもよく、また、
貯留タンクを分離して設ける構成としてもよい。
【0057】また、実施の形態では、圧縮部として水平
対向型の二段式空気圧縮機をなす圧縮部12を例に挙げ
て説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、1段ま
たは3段以上の空気圧縮機を圧縮部として用いてもよく
また、シリンダの配置形態もV型等の他の形態としても
よい。
【0058】一方、本発明は空気圧縮機に限るものでは
なく、例えば窒素ガス、冷媒ガス等の各種気体を圧縮す
るのに用いてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、貯留タンクには上部に位置して内周に雌ねじを有
するねじ孔を設け、該ねじ孔に管継手を螺合して取付
け、該管継手には当該管継手から貯留タンクの底部に到
達する距離よりも大きな長さ寸法の可撓性の流出用チュ
ーブを接続する構成としているので、貯留タンクのねじ
孔に管継手を螺着すると、このときの力加減、加工公差
等に関係なく、流出用チューブの先端を貯留タンクの底
部に当接させ、当該流出用チューブの全体を湾曲させる
ことができる。
【0060】これにより、流出用チューブの先端は、貯
留タンクの底部に当接した位置で斜めに開口させること
ができるから、例えば管継手に取付けたドレンコックを
開くことにより、貯留タンク内の底部に溜まったほぼ全
量のドレンを排出することができる。また、従来技術の
ように溶接作業を用いることなく、管継手、流出用チュ
ーブを取付けることができ、組立性の向上、製造コスト
の低減等を図ることができる。
【0061】請求項2の発明によれば、管継手には、貯
留タンク内に溜まったドレンを排出するための別部材か
らなるドレンコックを取付ける構成としているので、ド
レンコックを開いたときには、流出用チューブ、管継
手、ドレンコックを介して貯留タンク内のドレンを外部
に排出することができる。また、メンテナンス作業等に
おいてドレンコックを容易に交換することができる。
【0062】請求項3の発明によれば、管継手は、貯留
タンク内に溜まったドレンを排出するためのドレインコ
ックが一体的に付設されたドレンコック付管継手として
構成している。従って、ドレンコック付管継手のドレン
コックを開いたときには、流出用チューブ、ドレンコッ
ク付管継手を介して貯留タンク内のドレンを外部に排出
することができる。また、ドレンコック付管継手とした
ことにより、部品点数を少なくして組立作業を容易に行
なうことができる。
【0063】請求項4の発明によれば、2個の貯留タン
クのうち一方の貯留タンクの上部に位置して内周に雌ね
じを有するねじ孔を設けると共に、他の貯留タンクの上
部に位置して内周に雌ねじを有する2個のねじ孔を設
け、該各ねじ孔にそれぞれ管継手を螺合して取付け、該
各管継手のうち圧縮部に接続される一方の貯留タンクに
取付けられた管継手には当該管継手から貯留タンクの底
部に到達する距離よりも大きな長さ寸法の可撓性の流出
用チューブを接続し、一方の貯留タンクの管継手と他方
の貯留タンクの一方の管継手には2個の貯留タンク間を
連通する連通管を接続し、かつ他方の貯留タンクの他方
の管継手には当該他方の管継手から貯留タンクの底部に
到達する距離よりも大きな長さ寸法の可撓性の流出用チ
ューブを接続する構成としている。
【0064】従って、各貯留タンクのねじ孔に管継手を
螺着すると、このときの力加減、加工公差等に関係な
く、各流出用チューブの先端を貯留タンクの底部に当接
させることができる。これにより、流出用チューブの先
端を貯留タンクの底部に当接した位置で斜めに開口させ
ることができるから、一方の貯留タンクに供給された圧
縮気体を、流出用チューブ、管継手、連通管を介して他
方の貯留タンクにも供給することができる。
【0065】また、一方の貯留タンク内のドレンの大部
分を、流出用チューブ、管継手、連通管を介して他方の
貯留タンクに移すことができる。さらに、他方の貯留タ
ンクの他方の管継手に例えばドレンコックを取付け、こ
のドレンコックを開くことにより、流出用チューブ、管
継手、ドレンコックを介して他方の貯留タンク内に溜ま
ったドレンと一方の貯留タンクから移されたドレンを外
部に排出することができる。しかも、従来技術のように
溶接作業を用いることなく、管継手、流出用チューブを
取付けることができ、組立性の向上、製造コストの低減
等を図ることができる。
【0066】請求項5の発明によれば、貯留タンクの上
部には厚肉な継手取付座を設け、ねじ孔は該継手取付座
に形成する構成としているので、継手取付座に設けられ
たねじ孔に管継手を螺着するだけで、該管継手を貯留タ
ンクに簡単に取付けることができ、組立性の向上、製造
コストの低減等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるタンク一体型
圧縮機を示す外観斜視図である。
【図2】タンク一体型圧縮機をカバーを取外した状態で
示す外観斜視図である。
【図3】タンク一体型圧縮機をカバーを取外した状態で
示す正面図である。
【図4】貯留タンク、管継手、連通管、ドレンコックを
拡大して示す外観斜視図である。
【図5】貯留タンク、管継手、流出用チューブ、連通管
を図3中の矢示V−V方向から拡大して示す横断面図で
ある。
【図6】一方の貯留タンク、管継手、流出用チューブを
図5中の矢示VI−VI方向から拡大して示す要部拡大縦断
面図である。
【図7】他方の貯留タンク、管継手、流出用チューブ、
ドレンコックを拡大して示す要部拡大縦断面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態によるドレンコック
付管継手を他方の貯留タンク、流出用チューブと一緒に
示す図7と同様位置からみた要部拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2,4 貯留タンク 2A,4A 底部 2B,4B 継手取付座 2C,4C,4D ねじ孔 7,10 流出用チューブ 7A,10A 下端側開口 11,34 ドレンコック 11D ドレンチューブ 12 圧縮部 13 駆動モータ 31 ドレンコック付管継手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古谷 光太朗 神奈川県綾瀬市小園1116番地 トキコ株式 会社相模工場内 (72)発明者 兼本 喜之 神奈川県綾瀬市小園1116番地 トキコ株式 会社相模工場内 Fターム(参考) 3C068 CC02 3H003 AA02 AB07 AC02 AD01 BG04 CD06 3H076 AA04 AA12 BB14 BB40 BB41 BB45 CC07 CC41 CC91

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部が下側となるように水平方向に配置
    され圧縮気体を貯える貯留タンクと、該貯留タンクに気
    体を圧縮して供給する圧縮部とを備えてなる圧縮機にお
    いて、 前記貯留タンクには上部に位置して内周に雌ねじを有す
    るねじ孔を設け、該ねじ孔に管継手を螺合して取付け、
    該管継手には当該管継手から前記貯留タンクの底部に到
    達する距離よりも大きな長さ寸法の可撓性の流出用チュ
    ーブを接続する構成としたことを特徴とする圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記管継手には、前記貯留タンク内に溜
    まったドレンを排出するための別部材からなるドレンコ
    ックを取付ける構成としてなる請求項1に記載の圧縮
    機。
  3. 【請求項3】 前記管継手は、前記貯留タンク内に溜ま
    ったドレンを排出するためのドレインコックが一体的に
    付設されたドレンコック付管継手として構成してなる請
    求項1に記載の圧縮機。
  4. 【請求項4】 底部が下側となるように水平方向に配置
    され圧縮気体を貯える2個の貯留タンクと、該貯留タン
    クに気体を圧縮して供給する圧縮部とを備えてなる圧縮
    機において、 前記2個の貯留タンクのうち一方の貯留タンクの上部に
    位置して内周に雌ねじを有するねじ孔を設けると共に、
    他の貯留タンクの上部に位置して内周に雌ねじを有する
    2個のねじ孔を設け、該各ねじ孔にそれぞれ管継手を螺
    合して取付け、該各管継手のうち前記圧縮部に接続され
    る一方の貯留タンクに取付けられた管継手には当該管継
    手から貯留タンクの底部に到達する距離よりも大きな長
    さ寸法の可撓性の流出用チューブを接続し、前記一方の
    貯留タンクの管継手と他方の貯留タンクの一方の管継手
    には2個の貯留タンク間を連通する連通管を接続し、か
    つ他方の貯留タンクの他方の管継手には当該他方の管継
    手から貯留タンクの底部に到達する距離よりも大きな長
    さ寸法の可撓性の流出用チューブを接続する構成とした
    ことを特徴とする圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記貯留タンクの上部には厚肉な継手取
    付座を設け、前記ねじ孔は該継手取付座に形成する構成
    としてなる請求項1,2,3または4に記載の圧縮機。
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