JP2003253493A - アルミニウム材の着色被膜形成方法 - Google Patents
アルミニウム材の着色被膜形成方法Info
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D11/00—Electrolytic coating by surface reaction, i.e. forming conversion layers
- C25D11/02—Anodisation
- C25D11/04—Anodisation of aluminium or alloys based thereon
Abstract
たアルミニウム材の被膜形成方法の提供。 【解決手段】 順次以下の工程、(A)アルミニウムま
たはアルミニウム合金からなるアルミニウム材を、アン
モニアもしくはアミン類を含有するか、もしくは含有し
ない熱水または水蒸気に接触させるベーマイト処理を行
う工程、(B1)水溶性あるいは水分散性の酸素酸塩類
の少くとも1種を含有する第1水溶液または第1水分散
液中に浸漬して第1の無機電着処理を行う工程、
(C1)アルミニウム材を陰極として定電流直流電解又
は交流電解することにより、金属又は金属酸化物を析出
させ着色を施す電解着色処理を行う工程、又は(C2)
アルミニウム材を染料により着色する着色処理を行う工
程、及び(D)塗料を塗装し、被膜を形成する上塗塗装
工程よりなることを特徴とするアルミニウム材の着色被
膜形成方法。
Description
意匠性に優れた無公害型の被膜を形成しうるアルミニウ
ム材の着色被膜形成方法に関する。
どに比べて高温における加工性が良いので、熱間押し出
しにより種々の断面形状を持つ型材を比較的容易に得る
ことができる。また、アルミニウムは軽量で加工性が容
易であることや耐食性に優れるといった、本来のアルミ
ニウムの優れた性質を利用して、建材、車両部品、家具
などの幅広い分野に利用されており、特に建材関係の材
料として多く使用されるようになってきている。
なるアルミニウム材の被膜形成方法として、例えば、特
公昭56−14753号公報および特公昭56−247
18号公報には、アンモニアもしくはアミン類を含有す
るかもしくは含有しない熱水または水蒸気に接触させた
アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる物体を、
珪酸塩、硼酸塩、燐酸塩、クロム酸塩、モリブデン酸
塩、バナジン酸塩、過マンガン酸塩および錫酸塩から選
ばれた1種もしくは2種以上の酸素酸塩の水溶液もしく
は水分散液中で上記物体を陽極として通電処理した後、
アクリルメラミン系電着塗料を電着塗装する方法であっ
て、密着性、耐薬品性および耐食性にすぐれた被膜が形
成されることが開示されている。
てすぐれた意匠性を有する被膜を形成しうるアルミニウ
ム材の被膜形成方法が要望されている。従来、意匠性に
すぐれた被膜を形成しうるアルミニウム材の被膜形成方
法として、例えば、特許第3202949号公報(特開
平11−106994号公報)には、アルミニウムまた
はアルミニウム合金に陽極酸化処理を施したのち電解着
色処理を施し、所定の明度とした陽極酸化被膜に、一定
量の白色顔料および黒色顔料を含有する半透明の灰色塗
料による電着塗装を施すアルミニウムおよびアルミニウ
ム合金の着色被膜形成方法であって、無彩色のグレーで
あって、しかも塗料の種類を変えることなく、ライトグ
レーからダークグレーに至る種々の濃淡度合いのグレー
に容易に着色することができる方法が開示されている。
られる被膜は、外観、耐候性、塗膜密着性、光沢、L値
などの点で満足すべきものでないばかりか、陽極酸化処
理を行う必要があり、その処理液として、硫酸、しゅう
酸、あるいは有機酸−硫酸混合液などの薬剤を使用する
為、それに伴う処理装置の腐食、処理廃液による環境に
与える影響や処理剤を無公害化するのに膨大なコストが
かかる。したがって、耐候性、耐久性、意匠性などの塗
膜性能に加えて無公害の被膜を形成し得る被膜形成方法
が求められている。
耐候性、耐久性、意匠性などにすぐれると共に、無公害
の被膜を形成しうるアルミニウム材の着色被膜形成方法
を提供することを目的としている。
工程、(A)アルミニウムまたはアルミニウム合金から
なるアルミニウム材を、アンモニアもしくはアミン類を
含有するか、もしくは含有しない熱水または水蒸気に接
触させるベーマイト処理を行う工程、(B1)水溶性あ
るいは水分散性の酸素酸塩類の少くとも1種を含有する
第1水溶液または第1水分散液中に浸漬して第1の無機
電着処理を行う工程、好ましくはさらに(B2)工程
(B1)の酸素酸塩類であって、第1水溶液または第1
水分散液に含有される酸素酸塩と同種あるいは異種の酸
素酸塩を含有する第2水溶液または第2水分散液中でさ
らに第2の無機電着処理を行ない、要すれば通電処理を
繰り返す工程、(C1)アルミニウム材を陰極として定
電流直流電解又は交流電解することにより、金属又は金
属酸化物を析出させ着色を施す電解着色処理を行う工
程、又は(C2)アルミニウム材を染料により着色する
着色処理を行う工程、及び(D)さらに塗料を塗装し、
被膜を形成する上塗塗装工程よりなることを特徴とする
アルミニウム材の着色被膜形成方法を提供する。
(A)アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるア
ルミニウム材を、アンモニアもしくはアミン類を含有す
るか、もしくは含有しない熱水または水蒸気に接触させ
るベーマイト処理を行う工程、(C1)アルミニウム材
を陰極として定電流直流電解又は交流電解することによ
り、金属又は金属酸化物を析出させ着色を施す電解着色
処理を行う工程、又は(C2)アルミニウム材を染料に
より着色する着色処理を行う工程、(B1)水溶性ある
いは水分散性の酸素酸塩類の少くとも1種を含有する第
1水溶液または第1水分散液中に浸漬して第1の無機電
着処理を行う工程、好ましくはさらに(B2)工程
(B1)の酸素酸塩類であって、第1水溶液または第1
水分散液に含有される酸素酸塩と同種あるいは異種の酸
素酸塩を含有する第2水溶液または第2水分散液中でさ
らに第2の無機電着処理を行ない、要すれば通電処理を
繰り返す工程、および(D)さらに塗料を塗装し、被膜
を形成する上塗塗装工程よりなることを特徴とするアル
ミニウム材の着色被膜形成方法を提供する。
材の成形法としての熱間押し出し方法は、通常、円柱形
のアルミニウム鋳塊を加熱して溶融させ、次いでこの溶
融物を押し出し機に入れ、所定の断面形状の孔を持つダ
イスに押し付けて、ところてん式に孔を通過させて所定
の形状を持つ型材に成形する方法であって、商品価値を
高めるためにカラー化して意匠性を施している。
ムまたはアルミニウム合金よりなるアルミニウム材は、
常法により、順次脱脂、エッチングおよび中和の表面処
理(以下単に表面処理と称する。)が前処理として行な
われる。
ト処理は常法により脱脂、エッチング、中和の表面処理
を施したアルミニウム材をアンモニアもしくはアミン類
を含有するかもしくは含有しない熱水または水蒸気に接
触させて実施する。この際ベーマイト処理浴なかんずく
アンモニアもしくはアミン類を含有する熱水に、乳酸ま
たはグリセリン等を添加してベーマイト被覆層を厚くし
ても良い。いずれにしてもベーマイト処理により形成せ
しめる被覆層はできるだけ均一なものとするのが好まし
く、あまりに不均一な表面層では酸素酸塩との無機質複
合被膜もまた不均一なものとなり、該無機質複合被膜に
欠陥部を生じ、その上に形成される有機質被膜の欠陥部
における耐食性および耐薬品性が低下する場合がある。
(B2)について以下説明する。工程(B1)およびそれ
に次ぐ工程(B2)は、工程(A)の後または、工程
(C1)または工程(C2)の後に行なうことができる。
(C2)によって得られたアルミニウム材を、水溶性あ
るいは水分散性の珪酸塩、硼酸塩、りん酸塩、クロム酸
塩、モリブデン酸塩、バナジン酸塩、過マンガン酸塩、
タングステン酸塩および錫酸塩から選ばれた1種または
2種以上の酸素酸塩を含有する第1水溶液または第1水
分散液中に浸漬して第1の通電処理を行なうことが必要
であり、好ましくはしかるのち上記酸素酸塩類であっ
て、該第1水溶液または第1水分散液に含有される酸素
酸塩と同種あるいは異種の酸素酸塩を含有する第2水溶
液または第2水分散液中で得られたアルミニウム材をさ
らに通電処理して第2の無機電着処理を行ない、さらに
要すれば前記通電処理を繰り返すことができる。
分散液中で通電処理することによってアルミニウム表面
に酸素酸塩、化成被膜−酸素酸塩またはベーマイト被膜
−酸素酸塩からなる緻密な無機被膜が形成される。しか
るに1回の酸素酸塩水性浴中での通電処理では、アルミ
ニウムの活性点を完全に被覆するに至らず、そのために
例えば該アルミニウム素材上に腐食等の異常析出の原因
となる。そのため1回目と同種あるいは異種の酸素酸塩
水性浴中でさらに通電処理を繰り返すことにより、さら
に緻密な無機被膜が得られ、かつ酸素酸塩を混合した場
合沈殿を生じる様な酸素酸塩種の組み合せであっても、
それらを別々に繰り返し通電処理することによって何種
類もの酸素酸塩をアルミニウム素材上に析出することが
でき、1回の酸素酸塩水性浴中での通電処理では得られ
るより優れた耐薬品性、耐食性及び上塗り塗料の塗装適
性、密着性のすぐれた無機複合被膜が得られる。
般式M2O・xSiO2(Mはアルカリ金属、アルカノー
ルアミン、四級アルカノールアンモニウムもしくはグア
ニジンなどを示す。xは0.5から20の正数)で表わ
せる種々の珪酸塩が含まれる。アルカリ金属塩としては
珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、珪酸リチウムなど、ア
ンモニウム塩としては珪酸トリエタノールアンモニウム
など、その他グアニジン珪酸塩など種々の水溶性又は部
分的に水に可溶な珪酸塩が用いられる、硼酸塩として
は、メタ硼酸リチウム(LiBO2・2H2O)、テトラ
硼酸リチウム(Li2B4O7・5H2O)、メタ硼酸ナト
リウム(NaBO2)、テトラ硼酸ナトリウム(Na2B
4O7・10H2O)、ペンタ硼酸ナトリウム(NaB5O
8・10H 2O)、過硼酸ナトリウム(NaBO2・H2O
2・3H2O)、硼酸ナトリウム過酸化水素付加物(Na
2B4O7・H2O29H2O)、メタ硼酸カリウム(KBO
2)、テトラ硼酸カリウム(K2B4O7・5H2O)、テ
トラ硼酸アンモニウム〔(NH4)2B4O7・4H2O〕
等を、燐酸塩としてはヘキサメタ燐酸ナトリウムを代表
例とする一般式(NaPOa)n(但しnは2〜14の整
数)で表わされる各種メタ燐酸ナトリウムを、クロム酸
塩としてはクロム酸リチウム(Li2CrO4・2H
2O)、クロム酸ナトリウム(Na2CrO4・10H
2O)、クロム酸カリウム(K2CrO4)、クロム酸ア
ンモニウム〔(NH4)2CrO4〕、クロム酸カルシウ
ム(CaCrO4・2H2O)、クロム酸ストロンチウム
(SrCrO4)などを、モリブデン酸塩としては一般
式xM2O・yMoO3・nH2O(MはLi,Na,K
またはNH4,xは1〜5の整数、yは1〜12の整
数、nは0または正の整数)で示される各種モリブデン
酸塩、たとえばオルトモリブデン酸リチウム(Li2M
oO4)、オルトモリブデン酸ナトリウム(Na2MoO
4)、オルトモリブデン酸カリウム(K2MoO4・5H2
O)、パラモリブデン酸アンモニウム〔(NH4)6Mo
7O24・4H2O〕、12−モリブト燐酸ナトリウム〔N
a3(PO4・Mo12O36)・10H2O〕などを、バナ
ジン酸塩としてはオルソバナジン酸リチウム(Li3V
O4)、オルソバナジン酸ナトリウム(Na3VO4)、
メタバナジン酸リチウム(LiVO3・2H2O)、メタ
バナジン酸ナトリウム(NaVO3・4H2O)、メタバ
ナジン酸カリウム(KVO3)、メタバナジン酸アンモ
ニウム〔(NH4)VO3〕、ピロバナジン酸ナトリウム
(Na4V2O7)などを、過マンガン酸塩としては過マ
ンガン酸ナトリウム(NaMnO 4・SH2O)、過マン
ガン酸カリウム(KMnO4)、過マンガン酸アンモニ
ウム〔(NH4)MnO4〕など、タングステン酸塩とし
ては、一般式M2O・WO3(MはLi,Na,K,又は
(NH4)などを表わす。)で示されるオルソタングス
テン酸塩、例えばタングステン酸ナトリウム(Na2W
O4・2H2O)など、一般式M2O・4WO3(MはL
i,Na,K,又はNH4などを表わす。)で示される
メタタングステン酸塩、例えばメタタングステン酸ナト
リウム(Na2W4O13)など、一般式5M2O・12W
O3(Mは前記と同じ)で示されるパラタングステン酸
塩、例えばパラタングステン酸ナトリウム(Na10W12
O41)など、ペンタタングステン酸アンモニウム〔(N
H4)4W5O17・5H2O〕、ヘプタタングステン酸アン
モニウム〔(NH4)6W7O24・6H2O〕、りんタング
ステン酸ナトリウム(Na3PO4・12WO3・18H2
O)、ホウタングステン酸バリウムBa9〔B(W
2O7)6〕2など、また錫酸塩としてはメタ錫酸ナトリウ
ム(SnO2・mH2O・nNaOH)メタ錫酸カリウム
(SnO3mH2O・nKOH)(但し両式中のmは0又
は正数、nは正数)などを対表例としてあげることがで
きる。これら水溶性もしくは水分散性酸素酸塩は単独で
使用してもよく、又相互間の反応により沈澱等を生じな
ければ2種以上併用しても差し支えない。いずれにして
も酸素酸塩の水溶液中の濃度は飽和濃度以下0.1重量
%以上とするのが良い。
ウム材を上記の水溶性又は水分散性酸素酸塩の水性浴中
に浸漬し、これを電極として通常の電着塗装法に準じて
行なえばよい。この際、直流、交流いずれも使用できる
が直流の場合は該アルミニウムを陽極として通電処理を
行う。例えば定電圧電着法では陽極と陰極との間に一定
電圧を印加通電し被膜形成に伴なう急激な電流値の低下
を経た後電流が一定値に達するまでさらに通電を続けれ
ば良く、また定電流電着法では陽極または陰極に対して
一定の電流密度を有するように陽極と陰極との印加電圧
を連続的に変化せしめて通電し被膜形成に伴なう急激な
電圧の上昇を経た後、電圧が一定値に達するまでさらに
通電を続ければ良い。勿論上記操作に於いて一定電流値
もしくは一定電圧値に達した後も引き続き通電処理を続
けても差し支えない。尚印加電圧は直流では5〜200
ボルト、交流では5〜100ボルトとするのが好まし
く、この範囲内にすることによりアルミニウムに確実に
酸素酸塩の連続被膜を形成出来、そしてこの形成された
連続被膜を全く破壊させることなく目的とする優れた耐
食性および耐薬品性を有する無機質複合被膜を確実に形
成できる。また通電処理時の液温度は水溶性酸素酸塩の
種類等に応じて凍結しないで沸騰しない範囲で適宜決定
すれば良く、通常10〜40℃で有利に実施できる。上
記処理により酸素酸塩を析出せしめた後さらに酸素酸塩
水性浴中で通電処理する場合同種の酸素酸塩浴ならば水
洗せずそのまま異種酸素酸塩ならば、特に沈澱の生じる
組合せならばただちに水洗して、表面に付着している末
析出酸素酸塩を除去した後再び同種又は異種の酸素酸塩
水性浴中に浸漬し、通電処理する。さらに要すれば前記
通電処理を繰り返すことができる。このようにして、ア
ルミニウム材表面に無機被膜が形成されるが、通電処理
後ただちに水洗し、必要ならば室温ないし260℃、好
ましくは150〜260℃で乾燥して、無機被膜の耐食
性、耐薬品性、耐久性および付着性をより向上せしめた
後実施してもよい。
明する。本発明方法において、電解着色処理を行う工程
(C1)は、工程(A)、工程(B1)または工程
(B2)の後に行うことができる。
程(A)、工程(B1)または工程(B2)で得られたア
ルミニウム材を陰極として定電流直流電解又は交流電解
することにより、金属又は金属酸化物を析出させ着色を
施すことよりなる。
ミニウム材に負の直流又は交流を供給することにより行
われる。交流としては、商用電流の他に、正弦波,方形
波,三角波,ノコギリ波又はこれらに類似した波形の交
流を使用することができる。電解着色処理は、定電圧法
によって行うこともできるが、被膜厚みのバラツキを少
なくする上から定電流法を採用することが好ましい。
酸コバルト,硫酸銅,硫酸第1錫などを含む水溶液中
で、工程(A)、工程(B1)または工程(B2)で得ら
れたアルミニウム材とニッケル板やステンレス鋼板から
なる対極との間に、交流,直流あるいはパルス電流を通
ずることによって行われる。
を行う工程(C2)について以下説明する。本発明方法
において、上記工程(C2)は、工程(A)、工程
(B1)または工程(B2)の後に行うことができる。
ては従来から公知の水溶性染料でも油溶性染料でも良
く、例えば染料の構造的な分類では(I)アゾ染料系、
(II)アントラキノン染料系、(III)インジゴイド染
料系、(IV)可溶性建染料系、(V)硫化染料系、(V
I)カーボニウム染料系、(VII)キノンイミン染料系、
(VIII)フタロシアニン染料等が挙げられる。使用され
る染料の濃度は0.001重量%〜10重量%までの範
囲で使用可能であるが、好ましくは0.01重量%〜5
重量%の範囲である。
製商品名として知られているAlfast Yello
w SW−5101、Alfast Orange S
W−5201、Alfast Orange SW−5
202、Alfast Orange SW−520
3、Alfast Red SW−5301、Alfa
st Brown SW−5401、Alfast B
rown 5402、Alfast Blue SW−
5601、Alfast Blue SW−5602、
Alfast Black SW−5801、Alfa
st BlackSW−5802、Alfast Bl
ack5803などの染料が、耐光性、耐候性などの点
で好ましい。
程(A)、工程(B1)または工程(B2)で得られたア
ルミニウム材を、上記染料を脱塩水に溶解して染料濃度
0.1〜1.0重量%の溶液中に浸漬し、染色温度55
〜60℃、染色時間2〜40分、pH4〜10の条件下
に染色した後、水洗、乾燥する方法があげられる。ここ
にpHの最適値は染料の種類により多少変動するが通常
pH4〜10の範囲になるよう、必要に応じて酢酸、酢
酸ソーダ又は苛性ソーダで適宜調整することができる。
塗装工程(D)について説明する。本発明方法の工程
(D)は、工程(C1)または工程(C2)、工程
(B1)または工程(B2)の後に行なわれる。
ある種々の塗料が使用でき、例えば、粉体塗料、有機溶
剤系のスプレー塗料、水性のスプレー塗料、カチオン電
着塗料、アニオン電着塗料などが挙げられ、その中でも
アニオン電着塗料は、カルボキシル基含有のビニル系共
重合体樹脂、メラミン樹脂、ブロックイソシアネートな
どの硬化剤、さらには顔料、染料、硬化触媒、流動調整
剤、紫外線吸収剤等を配合し、ビニル系共重合体樹脂の
カルボキシル基を中和剤(例えば、ジエチルアミン、ト
リエチルアミン等)を添加することによって水分散を行
った後、脱イオン水を加えて固形分5重量%〜20重量
%のアニオン電着塗料として得ることができる。
膜を形成するには、アニオン電着塗料を浴とし、この浴
中に該アルミニウム材を浸漬した後、乾燥膜厚が約5〜
30μmになるようにアニオン電着塗装を行い、水洗を
行わず(ノンリンス)、又は水洗(リンス)を行い、次
いで室温でセッテングした後、焼付け(例えば、約16
0〜200℃で約20〜40分間)により塗膜を形成す
ることができる。
説明する。本発明はこれによって限定されるものではな
い。尚、「部」及び「%」は「重量部」及び「重量%」
を示す。
0℃に保持した中へ、スチレン10g、メチルメタクリ
レート31g、n−ブチルアクリレート10g、エチル
アクリレート30g、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト12g、アクリル酸7g及びアゾビスジメチルバレロ
ニトリル1gを添加し、80℃で1時間保持して反応を
行いアクリル共重合体樹脂(a)を製造した。該アクリ
ル共重合体樹脂(a)は、重量平均分子量約20,00
0、酸価55mgKOH/g、水酸基価58mgKOH
/gであった。
(固形分)のカルボキシル基に対して0.4当量のトリ
エチルアミンを配合した後、混合分散し、次いでこのも
のに、ニカラックMX600(三和ケミカル株式会社
製、商品名、ブトキシ化メラミン樹脂)30部を混合分
散した後、撹拌を行いながら脱イオン水を徐々に滴下
し、更にpHが7.5になるようにトリエチルアミンを
添加し固形分10%のエナメル系のアニオン電着塗料用
のエマルションを得た。
脂(分子量2,000、酸価55mgKOH/g、顔料
分散樹脂)5.45部、CR−93(石原産業株式会社
製、商品名、チタン白)25部を加え、トリエチルアミ
ン0.5部、脱イオン水25.05部を加えて、固形分
50%の顔料ペーストAを得た。
形分100部)に顔料ペーストA6.2部を配合し、更
にpHが8.5になるようにトリエチルアミンを添加
し、脱イオン水を加えて固形分10%のアニオン電着塗
料を得た。
ル27部を反応容器に入れ、加熱して90℃にした。こ
の中にスチレン30部、2−エチルヘキシルメタアクリ
レート35部、2−ヒドロキシエチルアクリレート20
部、N−N−ジメチルアミノエチルアクリレート15
部、アゾビスイソブチロニトリル3.5部の混合物を約
2時間かけて滴下した。反応は窒素注入下で行った。反
応温度を90℃に保ち、さらに4時間反応を行って基体
樹脂として固形分65%のアクリル系樹脂を得た。
ト(IPDI)50部をメチルケトオキシム40部に4
0〜60℃で滴下した後、80℃で1時間加熱し、固形
分90%の硬化剤(ブロック化)ポリイソシアネート化
合物を得た。
部(固形分70部)、(ブロック化)ポリイソシアネー
ト化合物を33.3部(固形分30部)、液状有機錫
2.5部(固形分1部)、10%ギ酸8.2部を配合
し、均一に撹拌した後、脱イオン水163.9部を強く
撹拌しながら約15分かけて滴下し、固形分32.0%
のカチオン電着用のエマルションを得た。
ン318.5部(固形分101部)、純水186.5部
を加え、固形分20%のカチオン電着塗料を得た。
次3%ライトクリーンD11(商品名、共栄社化学社
製)弱アルカリ脱脂剤を使用して75℃で5分間処理す
ることにより脱脂し、10%水酸化ナトリウムを使用し
て0℃で3分30秒間エッチングし、次いで20%硫酸
で2分間中和する表面処理を行なった。
0μΩ/cmの脱イオン水の沸とう水中へ10分間浸漬
したのち取出して水洗してベーマイト処理を行なった。
次いで、10%ケイ酸ナトリウム(Na2O・2Si
O2)水溶液中で該アルミニウム合金板を陽極として浸
漬し、30ボルトで60秒間通電した後水洗して160
℃で30分間乾燥して、第1の無機電着処理工程を行な
った。
ニウム合金板を陰極に接続し、硫酸ニッケル100g/
L、ほう酸40g/Lを含む水溶液中で25Vの電圧を
印加して電解着色処理を施して電解着色処理工程を行な
った。
板に製造例1で得られたアニオン電着塗料により電着塗
装する工程を行ない、180℃で20分間焼付けること
によりアルミニウム材No.1を得た。
処理工程の前に行なった以外、実施例1と同様にしてア
ルミニウム材No.2を得た。
3%メタホウ酸ナトリウム(NaBO2)に浸漬し同様
に60ボルトで60秒間通電した後水洗し、160℃で
30分間乾燥して第2の無機電着処理を行なつた以外、
実施例2と同様にしてアルミニウム材No.3を得た。
に製造例2で得られたカチオン電着塗料を塗装して被膜
を形成する工程を行ない、180℃で20分間焼付ける
ことによりアルミニウム材No.4を得た。
を、ベーマイト処理の代りに、20℃の硫酸水溶液(1
50g/L)中で、100A/m2の電流密度で35分
間の陽極酸化処理を施し、厚さ9μmの陽極酸化被膜を
生成させた。次いで、陽極酸化処理されたアルミニウム
合金板を実施例1と同様に電解着色処理した。次いで電
解着色処理を行なったアルミニウム合金板を65℃の温
水を用いて2分間湯洗(封孔)処理した。次いで実施例
1と同様の電着塗装を行なって、アルミニウム材No.
5を得た。
5%硫酸溶液を電解浴に使用し、電流密度1.4A/d
m2で48分間陽極酸化して厚み20μmの陽極酸化被
膜を形成する陽極酸化処理を行なった以外、比較例1と
同様の処理を行なって、アルミニウム材No.6を得
た。かくして得られたアルミニウム材No.1〜6につ
いて性能試験を行なった。結果を表1に示す。
視で評価した。 (注2)外観:ダイスマークの隠蔽性を評価した。 (注3)促進耐候性(光沢保持率%):サンシャインウ
エザオメーター(スガ試験機)を用いた。光沢保持率=
2000時間経過後の塗膜鏡面反射率/試験前の塗膜鏡
面反射率)×100塗膜鏡面反射率はJIS K−54
00 60度鏡面反射率で測定した。 (注4)塗膜密着性:40℃にて240時間浸漬したそ
れぞれの鋼板に、カッターナイフでクロスカットをいれ
て、セロテープ(ニチバン株式会社の登録商標)を貼り
付けて剥離した。 ○は、異常のないもの △は、塗膜の一部が剥離したもの ×は、塗膜が剥離したもの (注5)光沢:JIS K−5400 7.6(199
0)の60度鏡面光沢度に従い、塗膜の光沢の程度を入
射角と受光角とがそれぞれ60度のときの反射率を測定
して、鏡面光沢度の基準面の光沢度を100としたとき
の百分率で表す。 (注6)L値:変角分光光度計ミノルタCR−300
(ミノルタ社製、商品名、分光光度計)を使用して測定
した。
理工程では陽極酸化処理に硫酸の廃液、ミストが発生
し、その処理や作業に危険が伴っていたが、本工程では
そのような問題もなく無公害型であって、外観、耐候
性、塗膜密着性、光沢、耐久性などの塗膜性能にすぐれ
ると共に、さらに上塗り塗料として施す塗料が、従来の
陽極酸化法によると、上塗り塗装にカチオン電着塗料を
施すとアルミニウムの酸化被膜を破壊したり、またスプ
レー塗料の場合は付着性が不十分なことからアニオン電
着塗料に限られていたが、カチオン電着塗料、粉体塗
料、有機溶剤型のスプレー塗料、水性のスプレー塗料な
ど種々の塗料の上塗りを施すことができ、さらなる性
能、意匠、仕上がり性の幅が広がった。
のモデル図である。
ル図である。
ル図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 順次以下の工程、 (A)アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるア
ルミニウム材を、アンモニアもしくはアミン類を含有す
るか、もしくは含有しない熱水または水蒸気に接触させ
るベーマイト処理を行う工程、 (B1)水溶性あるいは水分散性の酸素酸塩類の少くと
も1種を含有する第1水溶液または第1水分散液中に浸
漬して第1の無機電着処理を行う工程、 (C1)アルミニウム材を陰極として定電流直流電解又
は交流電解することにより、金属又は金属酸化物を析出
させ着色を施す電解着色処理を行う工程、又は(C2)
アルミニウム材を染料により着色する着色処理を行う工
程、及び (D)さらに塗料を塗装し、被膜を形成する上塗塗装工
程よりなることを特徴とするアルミニウム材の着色被膜
形成方法。 - 【請求項2】 順次以下の工程、 (A)アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるア
ルミニウム材を、アンモニアもしくはアミン類を含有す
るか、もしくは含有しない熱水または水蒸気に接触させ
るベーマイト処理を行う工程、 (C1)アルミニウム材を陰極として定電流直流電解又
は交流電解することにより、金属又は金属酸化物を析出
させ着色を施す電解着色処理を行う工程、又は(C2)
アルミニウム材を染料により着色する着色処理を行う工
程、 (B1)水溶性あるいは水分散性の酸素酸塩類の少くと
も1種を含有する第1水溶液または第1水分散液中に浸
漬して第1の無機電着処理を行う工程、 (D)さらに塗料を塗装し、被膜を形成する上塗塗装工
程よりなることを特徴とするアルミニウム材の着色被膜
形成方法。 - 【請求項3】 さらに(B2)工程(B1)に次いで工程
(B1)の酸素酸塩類であって、第1水溶液または第1
水分散液に含有される酸素酸塩と同種あるいは異種の酸
素酸塩を含有する第2水溶液または第2水分散液中でさ
らに第2の無機電着処理を行ない、要すれば通電処理を
繰り返す工程よりなる請求項1または2記載の着色被膜
形成方法。 - 【請求項4】 該酸素酸塩類が珪酸塩、硼酸塩、りん酸
塩、クロム酸塩、モリブデン酸塩、バナジン酸塩、過マ
ンガン酸塩、タングステン酸塩および錫酸塩から選ばれ
る請求項1〜3の何れかに記載の着色被膜形成方法。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の方法によ
り得られるアルミニウム材。
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