JP2003251884A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003251884A
JP2003251884A JP2002055057A JP2002055057A JP2003251884A JP 2003251884 A JP2003251884 A JP 2003251884A JP 2002055057 A JP2002055057 A JP 2002055057A JP 2002055057 A JP2002055057 A JP 2002055057A JP 2003251884 A JP2003251884 A JP 2003251884A
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JP2002055057A
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English (en)
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Masanori Okuda
匡則 奥田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 Aヘッダ数・総ページ数検出・確認手
段は、印刷すべき画像データの最後尾を検出し、A最
後尾符号付加手段は、画像データの最後尾に最後尾符号
を付加し、A最後尾符号検出手段は、印刷処理中に上
記最後尾符号を検出すると、A定着器オフ手段は、定
着器への電力供給を停止させる。 【効果】 無駄な電力消費を無くすることができ、定着
器に用いられるハロゲンランプの寿命を長くすることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた印刷装置などに用いられる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式を用いた印刷装置な
どでは、印刷用媒体上に転写されたトナーを定着させる
ために以下のような制御が行われていた。まず最初に、
トナーを十分に定着できる温度まで定着器が予め加熱さ
れる。加熱後に、トナーが転写された印刷用媒体が定着
器に到達する。その印刷用媒体の先端が定着器に到達し
てからその印刷用媒体の後端が定着器を通り過ぎるまで
その温度が保持され、トナーの定着が完了する。定着完
了後に定着器への電力の供給を停止して定着器の温度を
低下させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術には、
以下に記述する解決すべき課題が残されていた。例えば
A4用紙を縦方向に印刷する場合には、少なくとも29
8mmαの距離を上記A4用紙の全面(白紙部分を含む)
が走行する時間定着器の温度を規定温度に保持しなけれ
ばならない。従って、上記A4用紙上の印字が用紙の半
分以下であっても用紙全体を定着する必要があった。そ
の結果無駄な電力を消費してしまい、省エネの観点から
も、あるいは又定着器の発光素子の延命化の観点からも
不都合であった。本発明の目的は、かかる不都合を排除
して電力を消費低減し、かつ発光素子の延命化を促進す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉印刷情報を受け入れて印刷手順を制御するシ
ステム制御部と、上記印刷手順に従って印刷処理を実行
し、定着器をオン・オフさせて、印刷媒体上に転写され
たトナーを定着させる印刷制御部とを含む画像形成装置
であって、上記システム制御部は、印刷すべき画像デー
タの最後尾を検出し、上記印刷制御部は、上記印刷処理
中に上記最後尾を検出すると、上記定着器への電力供給
を停止させることを特徴とする画像形成装置。
【0005】〈構成2〉構成1に記載の画像形成装置に
おいて、上記システム制御部は、上記印刷情報から受信
予定の画像データの総ページ数とヘッダ数とを読み取る
ヘッダ数・総ページ数読み取り手段と、上記画像データ
受信後に上記ヘッダ数・総ページ数読み取り手段が読み
取った総ページ数とヘッダ数とに基づいて画像データの
最後尾を検出確認するヘッダ数・総ページ数検出・確認
手段と、該ヘッダ数・総ページ数検出・確認手段が上記
最後尾を検出確認後に上記画像データの最後尾に最後尾
符号を付加する最後尾符号付加手段とを備え、上記印刷
制御部は、上記画像データを受信して最後尾符号を検出
する最後尾符号検出手段を備え、該最後尾符号検出手段
が上記最後尾符号を検出すると、上記定着器への電力供
給をオフさせる定着器オフ手段を備えることを特徴とす
る画像形成装置。
【0006】〈構成3〉構成1に記載の画像形成装置に
おいて、上記システム制御部は、上記定着器への電力供
給を停止させる動作を遅延させる遅延タイマと、上記印
刷制御部が最後尾を検出すると上記遅延タイマに所定の
タイマ値を設定してカウントを開始させる遅延タイマ設
定・カウント開始手段を備えることを特徴とする画像形
成装置。
【0007】〈構成4〉構成3に記載の画像形成装置に
おいて、上記タイマ値は、上記印刷媒体上に転写された
トナーの最後尾が上記定着器を通過する時刻よりも大き
く、上記印刷媒体が上記定着器を通り過ぎる時刻よりも
小さく設定されることを特徴とする画像形成装置。
【0008】〈構成5〉構成1に記載の画像形成装置に
おいて、総ページ数の画像データを蓄積可能な画保存メ
モリを備え、上記システム制御部は、任意のヘッダと該
ヘッダの直後に続くヘッダとの間隔を測定するヘッダ間
隔タイマと、上記ヘッダ間隔タイマが測定したヘッダ間
隔が所定の設定値よりも大きい時に後に続く画像データ
を画像メモリから上記画保存メモリに変更して蓄積する
メモリ変更手段とを備え、上記印刷制御部は、上記メモ
リ変更手段が上記画像メモリから上記画保存メモリに変
更すると、印刷を停止させる印刷停止手段と、後に続く
画像データの全てが上記画保存メモリに蓄積された後、
印刷を再開させる印刷再開手段とを備えることを特徴と
する画像形成装置。
【0009】〈構成6〉構成1に記載の画像形成装置に
おいて、総ページ数の画像データを蓄積可能な画保存メ
モリを備え、上記システム制御部は、上記印刷情報から
受信予定の画像データの総ページ数を読み取って記憶す
る総ページ数認識記憶手段と、上記画像データを画保存
メモリに蓄積し、この蓄積した画像データのヘッダ個数
を計測するヘッダ個数計測カウンタと、該ヘッダ個数か
ら上記画保存メモリへの画像データの蓄積量が所定の値
に達したか否かを監視する画像データ蓄積量監視手段と
を備え、上記印刷制御部は、上記画像データ蓄積量監視
手段が所定の値に達したことを検出すると、上記画保存
メモリを用いて印刷処理を実行する画保存メモリによる
印刷開始手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
【0010】〈構成7〉印刷情報を受け入れて印刷手順
を制御するシステム制御部と、上記印刷手順に従って印
刷処理を実行し、定着器をオン・オフさせて、印刷媒体
上に転写されたトナーを定着させる印刷制御部とを含む
ファクシミリ装置用の画像形成装置であって、上記シス
テム制御部は、印刷すべき画像データを監視し、EOP
(伝送終了)信号を検出するEOP信号検出手段を備
え、上記印刷制御部は、上記EOP信号検出手段が上記
EOP信号を検出すると上記定着器への電力供給をオフ
させる定着器オフ手段を備えることを特徴とする画像形
成装置。
【0011】〈構成8〉構成7に記載の画像形成装置に
おいて、画像データの総ページを蓄積可能な画保存メモ
リを備え、上記システム制御部は、ファクシミリ信号の
キャリア(伝送搬送波)を検出するキャリア検出手段
と、上記キャリアの継続時間を計測するCD時間計測タ
イマと、上記キャリアの継続時間が所定の設定値よりも
大きい時に後に続く画像データを画像メモリから上記画
保存メモリに変更して蓄積するメモリ変更手段とを備
え、上記印刷制御部は、上記メモリ変更手段が上記画像
メモリから上記画保存メモリに変更すると印刷処理を停
止させて上記定着器をオフさせる定着器オフ手段を備え
ることを特徴とする画像形成装置。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉具体例1では、画像データが印刷媒体の途
中が終了して残りの部分が白紙の場合に、その白紙の部
分では定着器への供給電力をオフして消費電力の低減、
及び発光素子の延命化を促進する。図1は、具体例1の
フローチャートである。図1より、具体例1の画像形成
装置は、A印刷情報受信手段、Aヘッダ数・総ペー
ジ数読み取り手段、A印刷開始手段、Aヘッダ数・
総ページ数検出・確認手段、A最後尾符号付加手段、
A最後尾符号検出手段、A定着器オフ手段、A余
熱による定着手段とを備える。
【0013】上記各手段を実行するために、具体例1の
画像形成装置は以下の構成を備える。図2は、具体例1
の構成のブロック図である。図2より、具体例1の画像
形成装置は、システム制御部1、システムメモリ2、画
像メモリ3、印刷制御部4、高圧発生部5、印刷部1
0、共通バス30とを備える。更に、印刷部10の内部
には、LEDヘッド11、感光ドラム12、定着器1
3、メインモータ18、搬送モータ19などが配置され
ている。
【0014】システム制御部1は、具体例1の画像形成
装置の全体を制御する部分(CPU)であるが、特に印
刷処理において上記A印刷情報受信手段、Aヘッダ
数・総ページ数読み取り手段、A印刷開始手段、A
ヘッダ数・総ページ数検出・確認手段、A最後尾符号
付加手段とを主に受け持つ部分である。これらの手段
は、通常システムメモリ2に予め格納されているプログ
ラムに従って実行される。以下に各手段の詳細について
説明する。
【0015】A印刷情報受信手段 上位機器、例えばパーソナルコンピュータ21などから
インタフェースを介して印刷情報を受け入れる手段であ
る。印刷情報には、画像データや制御データなど、印刷
処理に必要な全ての情報が含まれる。
【0016】Aヘッダ数・総ページ数読み取り手段 上記印刷情報に含まれている、制御データを解析して、
これから送られてくる画像データのヘッダ数と総ページ
数を読み取る手段である。ここでヘッダとは、パーソナ
ルコンピュータ21などから受信する印刷情報の各ペー
ジの先頭に付加されているページ毎の総画像データ量な
どが記載されている制御データの一つである。
【0017】A印刷開始手段 受信した印刷情報を復号化して画像データを生成し、こ
の画像データを画像メモリに一時記憶させた後、この画
像メモリから主走査方向1ラインずつ読み出して印刷処
理を開始する手段である。この印刷処理は後に詳細に説
明する印刷制御部4に役割を一部分担させる。
【0018】Aヘッダ数・総ページ数検出・確認手段 上記印刷情報を復号化して画像データを生成する経過の
中で実際にパーソナルコンピュータ21が送信してきた
画像データが上記Aヘッダ数・総ページ数読み取り手
段で読み取った値と等しいかどうかを確認する手段であ
る。
【0019】A最後尾符号付加手段 上記Aヘッダ数・総ページ数検出・確認手段によっ
て、上記Aヘッダ数・総ページ数読み取り手段で読み
取った値が正しいと判断した時、画像データの最後尾に
最後尾符号を付加する手段である。この最後尾符号は、
これより後には画像データが無いことを明記する符号で
ある。例えばFF00(h)などと記載する。
【0020】システムメモリ2は、例えばRAMやRO
M、あるいはフラッシュメモリなどで構成され画像形成
装置の制御に必要な情報(制御プログラムを含む)の一
切を記憶する部分である。画像メモリ3は、パーソナル
コンピュータなどの上位機器から送られてくる印刷情報
が画像データに変換された後、各ページ毎に印刷順番に
配置され、一時記憶される部分である。即ち、印刷処理
時における画像データのバッファの役目を果たす部分で
あり、通常1ページ分の容量を持つメモリが用いられ
る。
【0021】印刷制御部4は、上記システム制御部1の
制御する手順に従って、感光ドラム12上に静電潜像を
形成するLEDヘッド(露光器)11、静電潜像を現像
する現像器(図示しない)、現像したトナーを印刷媒体
上に転写する転写器(図示しない)、印刷媒体上に転写
されたトナーを定着させる定着器13をメインモータ1
8、搬送モータ19などを用いて駆動させ、印刷処理を
実行する部分である。
【0022】具体例1では、特にA最後尾符号検出手
段、A定着器オフ手段、A余熱による定着手段とを
分担する部分である。この手順も上記システム制御部1
の動作と同様に、通常システムメモリ2に予め格納され
ているプログラムに従って実行される。以下に各手段の
詳細について説明する。
【0023】A最後尾符号検出手段 LEDヘッド(露光器)11に上記画像メモリ3から送
られてくる画像データを監視して最後尾符号FF00
(h)を検出する手段である。 A定着器オフ手段 上記Aヘッダ数・総ページ数検出・確認手段が最後尾
符号FF00(h)を検出した時定着器13への交流電
力の供給をオフする手段である。この定着器の内部には
ハロゲンランプ14、温度センサ15、定着ローラ1
6、バックアップローラなどが配置されている。
【0024】A余熱による定着手段 上記定着器13への交流電力の供給がオフされた後に定
着器13の余熱を用いて定着処理を継続する手段であ
る。この手段によって少しでも無駄な電力を省くことが
可能になる。
【0025】以上説明した各構成部分が共通バス30に
よって接続されている。又、パーソナルコンピュータ
(PC)21などの上位機器は、例えばRS232Cな
どのインタフェースを介して画像形成装置に接続されて
いる。次に、図1のフローチャートに戻って具体例1の
動作について説明する。
【0026】図1のフローチャートに示すように具体例
1の画像形成装置はS(1)1〜S(1)8のステップ
に従って動作する。以下に各ステップ毎に詳細に説明す
る。 ステップS(1)1 システム制御部1(図2)のA印刷情報受信手段は、
PC21(図2)などから送信されてくる印刷情報を受
信する。印刷情報には、画像データや制御データなど、
印刷処理に必要な全ての情報が含まれる。
【0027】ステップS(1)2 システム制御部1(図2)は、受信した印刷情報を画像
データに復号化して画像メモリ3(図2)に一時記憶さ
せながらAヘッダ数・総ページ数読み取り手段が、印
刷情報に含まれている制御データを解析して、これから
送られてくる画像データのヘッダ数と総ページ数を読み
取る。
【0028】ステップS(1)3 システム制御部1(図2)は、画像メモリ3(図2)に
例えば画像データの1ページ分が一時記憶された後、
印刷開始手段が、画像メモリから主走査方向1ラインず
つ読み出して印刷処理を開始する。この印刷処理は印刷
制御部4(図2)と共同で実行される。
【0029】ステップS(1)4 システム制御部1(図2)のAヘッダ数・総ページ数
検出・確認手段は、上記印刷情報を復号化して画像デー
タを生成する経過の中で実際にパーソナルコンピュータ
21が送信してきた画像データが上記Aヘッダ数・総
ページ数読み取り手段で読み取った値と等しいかどうか
を確認し続けると共に画像データの最後尾を検出する。
受信した印刷情報の全てが復号化された時点で等しいと
判断できた時は次へ進む。
【0030】ステップS(1)5 システム制御部1(図2)のA最後尾符号付加手段
は、画像データの最後尾に最後尾符号FF00(h)を
付加する。この最後尾符号は、これより後には画像デー
タが無いことを明記する符号である。
【0031】ステップS(1)6 印刷制御部4(図2)のA最後尾符号検出手段は、L
EDヘッド(露光器)11(図2)が、上記画像メモリ
3(図2)から送られてくる画像データを監視して最後
尾符号FF00(h)を検出した時次へ進む。
【0032】ステップS(1)7 印刷制御部4(図2)のA定着器オフ手段は、定着器
13(図2)への交流電力の供給をオフする。 ステップS(1)8 印刷制御部4(図2)のA余熱による定着手段は、定
着器13(図2)への交流電力の供給をオフした後も、
その余熱を用いて残りわずかな部分の定着を続行してフ
ローを終了する。
【0033】以上の動作は、通常システムメモリ2(図
2)に予め格納されているシステムプログラムに従って
実行されるものとして説明したが、本発明は、この例に
限定されるものでは無い。即ち、上記各手段毎に個別の
制御回路を構成して実行しても良い。又、説明の都合
上、上記各手段をシステム制御部1(図2)の手段と印
刷制御部4(図2)の手段とに分けて説明したが本発明
は、この説明に限定されるものでは無い。即ち、システ
ム制御部1(図2)と印刷制御部4(図2)とは渾然一
体となって動作しており、各手段は両者に明確に分担さ
れるものでは無い。
【0034】〈具体例1の効果〉以上説明したように、
具体例1の画像形成装置では、1枚、もしくは複数枚に
またがる画像データを印刷する場合には、その最終ペー
ジでは、いわゆる空白部分での定着を排除することがで
きるので以下の効果を有する。 (1)無駄な電力消費を無くすることができる。 (2)定着器に用いられるハロゲンランプの寿命を長く
することができる。
【0035】〈具体例2〉上記具体例1では、印刷媒体
が非常に厚い場合や、画像形成装置周辺の環境が非常に
低温の場合など、定着器の余熱ではトナーを十分に定着
できない場合が発生する。具体例2は、かかる問題を解
決するために以下のように構成される。
【0036】図3は、具体例2のフローチャートであ
る。図3より、具体例1の画像形成装置は、A印刷情
報受信手段、Aヘッダ数・総ページ数読み取り手段、
A印刷開始手段、Aヘッダ数・総ページ数検出・確
認手段、A最後尾符号付加手段、A最後尾符号検出
手段、B遅延タイマ設定・カウント開始手段、Bタ
イムアウト監視手段、A定着器オフ手段、A余熱に
よる定着手段とを備える。
【0037】上記各手段を実行するために、具体例1の
画像形成装置は以下の構成を備える。図4は、具体例2
の構成のブロック図である。図4より、具体例1の画像
形成装置は、システムメモリ2、画像メモリ3、印刷制
御部4、高圧発生部5、印刷部10、共通バス30、シ
ステム制御部31、遅延タイマ32とを備える。更に、
印刷部10の内部には、LEDヘッド11、感光ドラム
12、定着器13、メインモータ18、搬送モータ19
などが配置されている。以下に具体例1と差異のある部
分のみについて説明する。
【0038】システム制御部31は、具体例2の画像形
成装置の全体を制御する部分(CPU)であるが、特に
印刷処理において上記A印刷情報受信手段、Aヘッ
ダ数・総ページ数読み取り手段、A印刷開始手段、A
ヘッダ数・総ページ数検出・確認手段、A最後尾符
号付加手段、B遅延タイマ設定・カウント開始手段、
Bタイムアウト監視手段とを主に受け持つ部分であ
る。これらの手段は、通常システムメモリ2に予め格納
されているプログラムに従って実行される。以下に各手
段の詳細について説明する。
【0039】B遅延タイマ設定・カウント開始手段 A最後尾符号検出手段が、画像メモリ3から送られて
くる画像データを監視して最後尾符号FF00(h)を
検出した時に遅延タイマ32に所定の値をセットしてカ
ウントを開始する手段である。この遅延タイマ32は、
所定の値をセットされた後、ディクリメントされる方式
のものが好ましい。所定の値は、以下のようにして求め
られる。
【0040】感光ドラム12上において、LEDヘッド
11が光を照射するポイントから印刷媒体上にトナーが
転写されるまでの距離をamm、その点から定着が行われ
るポイントまでの距離をbmmとし、印刷媒体の移動速度
(=感光ドラムの回転速度)をvmm/secとおくと、L
EDヘッド11に画像データが転送されて、その画像が
定着されるまでの時間tは、t=〔(a+b)/v〕se
cとして求まる。ただし、この値は、印刷媒体の種類な
どによって加減することが望ましい。
【0041】Bタイムアウト監視手段 カウントを開始した遅延タイマ32をタイムアウトする
まで監視し続ける手段である。A〜Aまでの他の手
段は具体例1と全く同様なので説明を説明を割愛する。
【0042】遅延タイマ32は、上記A定着器オフ手
段の動作を上記t時間遅延させるためのタイマである。
上記A最後尾符号検出手段が、画像メモリ3から送ら
れてくる画像データを監視して最後尾符号FF00
(h)を検出した時に所定の設定値がセットされ、この
設定値がディクリメントされて0になった時に定着器が
オフされる。この設定値は、例えば印刷媒体上の転写さ
れたトナーの最後尾が定着器を通過する時刻よりも大き
く、印刷媒体が定着器を通り過ぎる時刻よりも小さく設
定しても良い。他の構成部分は具体例1と全く同様なの
で説明を割愛する。
【0043】次に、図3のフローチャートに戻って具体
例2の動作について説明する。図3のフローチャートに
示すように具体例2の画像形成装置はS(2)1〜S
(2)10のステップに従って動作する。以下に各ステ
ップ毎に詳細に説明する。ただし、S(2)1〜S
(2)6のステップは、上記具体例1のS(2)1〜S
(2)6のステップと全く同様なので説明を割愛してス
テップS(2)7から説明する。
【0044】ステップS(2)7 印刷制御部4(図4)のA最後尾符号検出手段が、画
像メモリ3から送られてくる画像データを監視して最後
尾符号FF00(h)を検出した時に、システム制御部
31(図4)は遅延タイマ32(図4)に所定の値をセ
ットしてカウントを開始させる。
【0045】ステップS(2)8 システム制御部31(図4)のBタイムアウト監視手
段は、カウントを開始した遅延タイマ32をタイムアウ
トするまで監視し続け、タイムアウトを確認して次へ進
む。
【0046】ステップS(2)9 印刷制御部4(図4)のA定着器オフ手段は、定着器
13(図4)への交流電力の供給をオフする。 ステップS(2)10 印刷制御部4(図4)のA余熱による定着手段は、定
着器13(図4)への交流電力の供給をオフした後も、
その余熱を用いて残りわずかな部分の定着を続行してフ
ローを終了する。
【0047】以上の動作は、通常システムメモリ2(図
4)に予め格納されているシステムプログラムに従って
実行されるものとして説明したが、本発明は、この例に
限定されるものでは無い。即ち、上記各手段毎に個別の
制御回路を構成して実行しても良い。又、説明の都合
上、上記各手段をシステム制御部31(図4)の手段と
印刷制御部4(図4)の手段とに分けて説明したが本発
明は、この説明に限定されるものでは無い。即ち、シス
テム制御部31(図4)と印刷制御部4(図4)とは渾
然一体となって動作しており、各手段は両者に明確に分
担されるものでは無い。
【0048】〈具体例2の効果〉以上説明したように、
具体例2の画像形成装置では、具体例1の制御を印刷媒
体の種類や画像形成装置の周辺環境に応じて変更するこ
とが可能になるため、具体例1の効果に加えて定着処理
を確実に実行できるようになる。
【0049】〈具体例3〉上位機器21から送られてく
る印刷情報の内容(例えば情報量の多い図面などの場
合)によっては、復号化に長い時間を要し画像データが
連続して転送されない場合がある。このような場合に具
体例1又は具体例2では、画像データの終了と判断され
途中で定着器13への電力供給がオフされる。このよう
に途中でオフしたのでは再度定着器の温度を上げるため
にかえって無駄な電力を消費することになる。具体例3
は、かかる不都合を回避するために以下のように構成す
る。
【0050】図5は、具体例3のフローチャートであ
る。図5より、具体例3の画像形成装置は、A印刷情
報受信手段、Cヘッダ間隔測定手段、Cヘッダ間隔
評価手段、A印刷開始手段、Cメモリ変更手段、C
印刷停止手段、C印刷再開手段、とを備える。
【0051】上記各手段を実行するために、具体例3の
画像形成装置は以下の構成を備える。図6は、具体例3
の構成のブロック図である。図6より、具体例3の画像
形成装置は、システムメモリ2、画像メモリ3、印刷制
御部4、高圧発生部5、印刷部10、共通バス30、シ
ステム制御部41、ヘッダ間隔タイマ42、画保存メモ
リ43とを備える。更に、印刷部10の内部には、LE
Dヘッド11、感光ドラム12、定着器13、メインモ
ータ18、搬送モータ19などが配置されている。以下
に具体例2と差異のある部分のみについて説明する。
【0052】システム制御部41は、具体例3の画像形
成装置の全体を制御する部分(CPU)であるが、特に
印刷処理において上記A印刷情報受信手段、Cヘッ
ダ間隔測定手段、Cヘッダ間隔評価手段、A印刷開
始手段、Cメモリ変更手段、C印刷停止手段、C
印刷再開手段、とを主に受け持つ部分である。これらの
手段は、通常システムメモリ2に予め格納されているプ
ログラムに従って実行される。以下に各手段の詳細につ
いて説明する。
【0053】A印刷情報受信手段 上位機器、例えばパーソナルコンピュータ21などから
インタフェースを介して印刷情報を受け入れる手段であ
る。印刷情報には、画像データや制御データなど、印刷
処理に必要な全ての情報が含まれる。
【0054】Cヘッダ間隔測定手段 ヘッダが到達した時にヘッダ間隔タイマ42をオンして
カウントを開始させ、直後に続くヘッダを監視し、該ヘ
ッダが到達した時に上記ヘッダ間隔タイマ42のカウン
ト数を読み取ってヘッダ間隔を測定し、同時にヘッダ間
隔タイマ42をリセットして次の測定に備える手段であ
る。
【0055】Cヘッダ間隔評価手段 ヘッダ間隔タイマ42が測定したヘッダ間隔と、所定の
設定値との大小を判断する手段である。所定の設定値
は、画像データの途中に途切れがなく印刷媒体の全面に
わたって印刷されると仮定した場合に印刷媒体の先端か
ら直後に続く印刷媒体の先端に至る時間が設定される。
【0056】A印刷開始手段 受信した印刷情報を復号化して画像データを生成し、こ
の画像データを画像メモリに一時記憶させた後、この画
像メモリから主走査方向1ラインずつ読み出して印刷処
理を開始する手段である。この印刷処理は印刷制御部4
に役割を一部分担させる。
【0057】Cメモリ変更手段 画像メモリ3を画保存メモリ43に代えて画像データを
蓄積する手段である。この手段は、上記、例えば情報量
の多い図面などの場合に、復号化に長い時間を要し画像
データが連続して転送されない場合が発生するのを避け
るための手段である。即ち、印刷処理を停止し、全ての
印刷情報を画像データに復号化し、蓄積容量の大きい画
保存メモリ43に一旦蓄積してしまう。しかる後に画保
存メモリ43から画像データを読み出すことによって、
画像データの途切れをなくすことができる。
【0058】C印刷停止手段 画像メモリ3を画保存メモリ43に代えて画像データを
蓄積している間は印刷処理を停止する手段である。 C印刷再開手段 全ての印刷情報が画像データに復号化されて画保存メモ
リ43に蓄積され終わると印刷処理を再開する手段であ
る。
【0059】ヘッダ間隔タイマ42は、任意のヘッダと
該ヘッダの直後に続くヘッダとの間隔を測定するタイマ
である。画保存メモリ43は、画像データの総ページを
蓄積可能な蓄積容量の大きいメモリである。通常画像デ
ータをA4用紙にして数10枚から数100枚保存でき
ることが望ましい。例えばハードディスクなどが用いら
れる。他の構成部分は具体例1と全く同様なので説明を
割愛する。
【0060】次に、図5のフローチャートに戻って具体
例3の動作について説明する。図5のフローチャートに
示すように具体例3の画像形成装置はS(3)1〜S
(3)11のステップに従って動作する。以下に各ステ
ップ毎に詳細に説明する。 ステップS(3)1 システム制御部41(図6)のA印刷情報受信手段
は、PC21(図6)などから送信されてくる印刷情報
を受信する。印刷情報には、画像データや制御データな
ど、印刷処理に必要な全ての情報が含まれる。
【0061】ステップS(3)2 システム制御部41(図6)のCヘッダ間隔測定手段
は、ヘッダが到達した時にヘッダ間隔タイマ42をオン
してカウントを開始させる。 ステップS(3)3 システム制御部41(図6)のCヘッダ間隔測定手段
は、ヘッダ間隔タイマ42をインクリメントしながら直
後に続くヘッダの到達を待つ。
【0062】ステップS(3)4 システム制御部41(図6)のCヘッダ間隔測定手段
は、直後に続くヘッダが到達した時にヘッダ間隔タイマ
42(図6)のカウント数を読み取ってヘッダ間隔を測
定し、同時にヘッダ間隔タイマ42(図6)をリセット
して次の測定に備える。
【0063】ステップS(3)5 システム制御部41(図6)のCヘッダ間隔評価手段
は、ヘッダ間隔タイマ42(図6)が測定したヘッダ間
隔と、所定の設定値との大小を判断する。ヘッダ間隔>
設定値の場合にはステップS(3)7へ跳び、それ以外
の時は次へ進む。
【0064】ステップS(3)6 システム制御部41(図6)のA印刷開始手段は、受
信した印刷情報を復号化して画像データを生成し、この
画像データを画像メモリ3(図6)に一時記憶させた
後、この画像メモリから主走査方向1ラインずつ読み出
して印刷処理を開始する。この印刷処理は印刷制御部4
に役割を一部分担させる。
【0065】ステップS(3)7 システム制御部41(図6)のCメモリ変更手段は、
画像メモリ3(図6)を画保存メモリ43(図6)に代
えて画像データを蓄積する。 ステップS(3)8 システム制御部41(図6)のC印刷停止手段は、画
像メモリ3(図6)を画保存メモリ43(図6)に代え
て画像データを蓄積している間は印刷処理を停止させ
る。
【0066】ステップS(3)9 システム制御部41(図6)のC印刷停止手段は、全
ての画像データが画保存メモリ43(図6)に蓄積され
た後次のステップへ進む。
【0067】ステップS(3)10 システム制御部41(図6)のC印刷再開手段は、全
ての印刷情報が画像データに復号化されて画保存メモリ
43(図6)に蓄積され終わると画像メモリ3(図6)
を画保存メモリ43(図6)に代えて印刷処理を再開す
る。 ステップS(3)11 全ての印刷処理が完了してフローを終了する。
【0068】以上の動作は、通常システムメモリ2(図
6)に予め格納されているシステムプログラムに従って
実行されるものとして説明したが、本発明は、この例に
限定されるものでは無い。即ち、上記各手段毎に個別の
制御回路を構成して実行しても良い。又、説明の都合
上、上記各手段をシステム制御部41(図6)の手段と
印刷制御部4(図6)の手段とに分けて説明したが本発
明は、この説明に限定されるものでは無い。即ち、シス
テム制御部41(図6)と印刷制御部4(図6)とは渾
然一体となって動作しており、各手段は両者に明確に分
担されるものでは無い。
【0069】〈具体例3の効果〉以上説明したように、
具体例2の画像形成装置では、上位機器21から送られ
てくる印刷情報の内容が、復号化に長い時間を要し画像
データが連続して転送されない場合であっても途中でオ
フすることなく具体例1又は具体例2の効果を維持する
ことができるようになる。
【0070】〈具体例4〉具体例3においては、例えば
情報量の多い図面など、復号化に長い時間を要し画像デ
ータが連続して転送されない場合について説明した。具
体例4では、画像データが途中で途切れる確率の高い場
合(例えば後記ファクシミリ伝送などに繋がる)を想定
して最初から画保存メモリに画像データを蓄積する場合
の画像形成装置について説明する。
【0071】図7は、具体例4のフローチャートであ
る。図7より、具体例4の画像形成装置は、A印刷情
報受信手段、D総ページ数認識記憶手段、Dヘッダ
数計測手段、D画像データ蓄積量監視手段、D画保
存メモリによる印刷開始手段とを備える。
【0072】上記各手段を実行するために、具体例4の
画像形成装置は以下の構成を備える。図8は、具体例4
の構成のブロック図である。図8より、具体例4の画像
形成装置は、システムメモリ2、画像メモリ3、印刷制
御部4、高圧発生部5、印刷部10、共通バス30、画
保存メモリ43、システム制御部51、ヘッダ数計測カ
ウンタ52とを備える。更に、印刷部10の内部には、
LEDヘッド11、感光ドラム12、定着器13、メイ
ンモータ18、搬送モータ19などが配置されている。
以下に具体例3と差異のある部分のみについて説明す
る。
【0073】システム制御部51は、具体例4の画像形
成装置の全体を制御する部分(CPU)であるが、特に
印刷処理において上記A印刷情報受信手段、D総ペ
ージ数認識記憶手段、Dヘッダ数計測手段、D画像
データ蓄積量監視手段、D画保存メモリによる印刷開
始手段とを主に受け持つ部分である。これらの手段は、
通常システムメモリ2に予め格納されているプログラム
に従って実行される。以下に各手段の詳細について説明
する。
【0074】A印刷情報受信手段 上位機器、例えばパーソナルコンピュータ21(図8)
などからインタフェースを介して印刷情報を受け入れる
手段である。印刷情報には、画像データや制御データな
ど、印刷処理に必要な全ての情報が含まれる。
【0075】D総ページ数認識記憶手段 上記印刷情報に含まれている、制御データを解析して、
これから送られてくる画像データのヘッダ数と総ページ
数を読み取る手段である。ここでヘッダとは、パーソナ
ルコンピュータ21(図8)などから受信する印刷情報
の各ページの先頭に付加されているページ毎の総画像デ
ータ量などが記載されている制御データの一つである。
このヘッダ数と総ページ数とを記憶する手段でもある。
【0076】Dヘッダ数計測手段 画像データを1ページを画保存メモリ43(図8)に記
憶させる毎にヘッダ数計測カウンタ52(図8)をイン
クリメントして現時点で画像データが何ページ記憶され
たかを測定する手段である。
【0077】D画像データ蓄積量監視手段 ヘッダ数計測カウンタ52(図8)と、該ヘッダ個数か
ら上記画保存メモリ43(図8)への画像データの蓄積
量が所定の値に達したか否かを監視する手段である。こ
こで所定の値とは、印刷処理が中断しないための条件で
ある。即ち、上記画保存メモリ43(図8)に、既に蓄
積されている画像データのデータ量であって、このデー
タ量の印刷の全てが終了する前に、現時点でまだ蓄積さ
れていない画像データが蓄積される目処が立つデータ量
を言う。例えば全画像データの70%などに設定され
る。
【0078】D画保存メモリによる印刷開始手段 受信した印刷情報を復号化して画像データを生成し、こ
の画像データを画保存メモリ43(図8)に蓄積し、こ
の画保存メモリ43(図8)から主走査方向1ラインず
つ読み出して印刷処理を開始する手段である。この印刷
処理は印刷制御部4(図8)に役割を分担させる。
【0079】ヘッダ数計測カウンタ52は、画像データ
を1ページを画保存メモリ43(図8)に記憶させる毎
にヘッダ数計測カウンタ52(図8)をインクリメント
して現時点で画像データが何ページ分記憶されたかを測
定するカウンタである。他の構成部分は具体例3と全く
同様なので説明を割愛する。
【0080】次に、図7のフローチャートに戻って具体
例4の動作について説明する。図7のフローチャートに
示すように具体例4の画像形成装置はS(4)1〜S
(4)6のステップに従って動作する。以下に各ステッ
プ毎に詳細に説明する。 ステップS(4)1 システム制御部51(図8)のA印刷情報受信手段
は、PC21(図8)などから送信されてくる印刷情報
を受信する。印刷情報には、画像データや制御データな
ど、印刷処理に必要な全ての情報が含まれる。
【0081】ステップS(4)2 システム制御部51(図8)のD総ページ数認識記憶
手段は、受信した印刷情報を画像データに復号化して画
保存メモリ43(図8)に蓄積させながらD総ページ
数認識記憶手段が、印刷情報に含まれている制御データ
を解析して、これから送られてくる画像データのヘッダ
数と総ページ数を読み取って記憶する。
【0082】ステップS(4)3 システム制御部51(図8)のDヘッダ数計測手段
は、画像データ1ページ分を画保存メモリ43(図8)
に記憶させる毎にヘッダ数計測カウンタ52(図8)を
インクリメントして現時点で画像データが何ページ分記
憶されたかを測定する。
【0083】ステップS(4)4 システム制御部51(図8)のD画像データ蓄積量監
視手段は、ヘッダ数計測カウンタ52(図8)と、該ヘ
ッダ個数から上記画保存メモリ43(図8)への画像デ
ータの蓄積量が所定の値(例えば全ページの70%)に
達したか否かを監視する。所定量に達した時に次のステ
ップへ進む。
【0084】ステップS(4)5 システム制御部51(図8)のD画保存メモリによる
印刷開始手段は、受信した印刷情報を復号化して画像デ
ータを生成し、この画像データを画保存メモリ43(図
8)に蓄積し、この画保存メモリ43(図8)から主走
査方向1ラインずつ読み出して印刷処理を開始する。こ
の印刷処理は印刷制御部4(図8)に役割を一部分担さ
せる。 ステップS(4)6 画像データ全ての印刷が完了するとフローを終了する。
【0085】以上の動作は、通常システムメモリ2(図
8)に予め格納されているシステムプログラムに従って
実行されるものとして説明したが、本発明は、この例に
限定されるものでは無い。即ち、上記各手段毎に個別の
制御回路を構成して実行しても良い。又、説明の都合
上、上記各手段をシステム制御部51(図8)の手段と
印刷制御部4(図8)の手段とに分けて説明したが本発
明は、この説明に限定されるものでは無い。即ち、シス
テム制御部51(図8)と印刷制御部4(図8)とは渾
然一体となって動作しており、各手段は両者に明確に分
担されるものでは無い。
【0086】〈具体例4の効果〉以上説明したように、
具体例2の画像形成装置では、上位機器21が例えばフ
ァクシミリ装置など、印刷情報が途切れることが最初か
ら当然予想される場合であっても画保存メモリに一旦画
像データの全てを蓄積してから印刷処理することによっ
て具体例1又は具体例2の効果を維持することができる
ようになる。
【0087】〈具体例5〉具体例5では上記具体例1が
ファクシミリ装置に適合される場合の画像形成装置につ
いて説明する。図9は、具体例5のフローチャートであ
る。図9より、具体例5の画像形成装置は、E受信信
号変換手段、A印刷開始手段、EEOP信号検出手
段、A定着器オフ手段、A余熱による定着手段とを
備える。
【0088】上記各手段を実行するために、具体例5の
画像形成装置は以下の構成を備える。図10は、具体例
5の構成のブロック図である。図10より、具体例5の
画像形成装置は、システムメモリ2、画像メモリ3、高
圧発生部5、印刷部10、共通バス30、システム制御
部61、回線制御部62、モデム63、読み取り部6
4、符号化復号化部65、印刷制御部66とを備える。
更に、印刷部10の内部には、LEDヘッド11、感光
ドラム12、定着器13、メインモータ18、搬送モー
タ19などが配置されている。以下に具体例1と差異の
ある部分のみについて説明する。
【0089】システム制御部61は、具体例5の画像形
成装置の全体を制御する部分(CPU)であるが、特に
印刷処理において上記E受信信号変換手段、A印刷
開始手段、EEOP信号検出手段とを主に受け持つ部
分である。これらの手段は、通常システムメモリ2に予
め格納されているプログラムに従って実行される。以下
に各手段の詳細について説明する。
【0090】E受信信号変換手段 交信相手のファクシミリ装置から所定のキャリア(伝送
搬送波)に変調されて送られてくるファクシミリ通信信
号を受け入れて復調し、印刷情報に変換する手段であ
る。システム制御部61が、後記回線制御部62、モデ
ム63を制御して実行される。
【0091】A印刷開始手段、 上記E受信信号変換手段から受信した印刷情報を復号
化して画像データを生成し、この画像データを画像メモ
リ3に一時記憶させた後、この画像メモリから主走査方
向1ラインずつ読み出して印刷処理を開始する手段であ
る。この印刷処理は後に詳細に説明する印刷制御部66
に役割を一部分担させる。
【0092】EEOP信号検出手段 後記符号化復号化部65にEOP(伝送終了)信号の到
達するのを監視し検出する手段である。後に、このEO
P(伝送終了)信号が具体例1における最後尾符号と同
様な役割を果たすことになる。
【0093】回線制御部62は、通信回線に接続して配
置され、後記モデム63から受け入れたファクシミリ通
信信号を通信回線に流したり、通信回線から受け入れた
ファクシミリ通信信号をモデム63へ転送する部分であ
る。上記E受信信号変換手段の一部を分担する部分で
ある。
【0094】モデム63は、送信時には、符号化復号化
部65から受け入れた符号化されたデータを所定のキャ
リアを用いてファクシミリ通信信号に変調し、受信時に
は、回線制御部62から受け入れるファクシミリ通信信
号を符号化されたデータに復調して符号化復号化部65
へ送る部分である。
【0095】読み取り部64は、ファクシミリ送信時や
コピー時に原稿を読み取ってそのアナログ信号をディジ
タル信号に変換する部分である。符号化復号化部65
は、読み取り部64から受け入れたディジタル信号をフ
ァクシミリ通信に必要な符号に符号化したり、モデム6
3から受け入れた符号化されたデータを印刷情報に変換
する部分である。
【0096】印刷制御部66は、上記システム制御部6
1の制御する手順に従って、感光ドラム12上に静電潜
像を形成するLEDヘッド(露光器)11、静電潜像を
現像する現像器(図示しない)、現像したトナーを印刷
媒体上に転写する転写器(図示しない)、印刷媒体上に
転写されたトナーを定着させる定着器13をメインモー
タ18、搬送モータ19などを用いて駆動させ、印刷処
理を実行する部分である。
【0097】具体例5では、特にA定着器オフ手段、
A余熱による定着手段とを分担する部分である。この
手順も上記システム制御部61の動作と同様に、通常シ
ステムメモリ2に予め格納されているプログラムに従っ
て実行される。以下に各手段の詳細について説明する。
【0098】A定着器オフ手段、 上記EEOP信号検出手段が符号化復号化部65にE
OP(伝送終了)信号の到達するのを検出した時定着器
13への交流電力の供給をオフする手段である。この定
着器の内部にはハロゲンランプ14、温度センサ15、
定着ローラ16、バックアップローラなどが配置されて
いる。
【0099】A余熱による定着手段 上記定着器13への交流電力の供給がオフされた後に定
着器13の余熱を用いて定着処理を継続する手段であ
る。この手段によって少しでも無駄な電力を省くことが
可能になる。他の構成部分は具体例1と全く同様なので
説明を割愛する。
【0100】次に、図9のフローチャートに戻って具体
例5の動作について説明する。図9のフローチャートに
示すように具体例5の画像形成装置はS(5)1〜S
(5)5のステップに従って動作する。以下に各ステッ
プ毎に詳細に説明する。
【0101】ステップS(5)1 システム制御部61(図10)は、モデム63(図1
0)を制御して交信相手のファクシミリ装置から所定の
キャリア(伝送搬送波)に変調されて送られてくるファ
クシミリ通信信号を受け入れて復調し、復号化し、印刷
情報に変換する。
【0102】ステップS(5)2 システム制御部61(図10)は、符号化復号化部65
(図10)から受信した印刷情報から画像データを生成
し、この画像データを画像メモリ3(図10)に一時記
憶させた後、この画像メモリ3(図10)から主走査方
向1ラインずつ読み出して印刷処理を開始する。この印
刷処理は印刷制御部66(図10)に役割を一部分担さ
せる。
【0103】ステップS(5)3 システム制御部61(図10)のEEOP信号検出手
段は、符号化復号化部65(図10)にEOP(伝送終
了)信号の到達を監視し続け、到来を検出した時次のス
テップへ進む。
【0104】ステップS(5)4 印刷制御部66(図10)のA定着器オフ手段は、定
着器13(図10)への交流電力の供給をオフする。 ステップS(1)8 印刷制御部66(図10)のA余熱による定着手段
は、定着器13(図10)への交流電力の供給をオフし
た後も、その余熱を用いて残りわずかな部分の定着を続
行してフローを終了する。
【0105】以上の動作は、通常システムメモリ2(図
10)に予め格納されているシステムプログラムに従っ
て実行されるものとして説明したが、本発明は、この例
に限定されるものでは無い。即ち、上記各手段毎に個別
の制御回路を構成して実行しても良い。又、説明の都合
上、上記各手段をシステム制御部61(図10)の手段
と印刷制御部66(図10)の手段とに分けて説明した
が本発明は、この説明に限定されるものでは無い。即
ち、システム制御部61(図10)と印刷制御部66
(図10)とは渾然一体となって動作しており、各手段
は両者に明確に分担されるものでは無い。
【0106】〈具体例5の効果〉以上説明したように、
具体例5の画像形成装置では、上記具体例1の画像形成
装置をファクシミリ装置に適合した場合には、具体例1
で画像データの最後尾に付加した最後尾符号の代わりに
EOP信号を用いて具体例1と同様の効果を得ることが
できる。
【0107】〈具体例6〉具体例6は、上記具体例3が
ファクシミリ装置に適合される場合の画像形成装置につ
いて説明する。図11は、具体例6のフローチャートで
ある。図11より、具体例6の画像形成装置は、Fキ
ャリア検出手段、FCD継続時間測定手段、E受信
信号変換手段、A印刷開始手段、FCD継続時間評
価手段、A定着器オフ手段、Aメモリ変更手段とを
備える。
【0108】上記各手段を実行するために、具体例6の
形成装置は以下の構成を備える。図12は、具体例6の
構成のブロック図である。図12より、具体例5の画像
形成装置は、システムメモリ2、画像メモリ3、高圧発
生部5、印刷部10、共通バス30、画保存メモリ4
3、回線制御部62、モデム63、読み取り部64、符
号化復号化部65、印刷制御部66、システム制御部7
1、CD時間計測タイマ72とを備える。更に、印刷部
10の内部には、LEDヘッド11、感光ドラム12、
定着器13、メインモータ18、搬送モータ19などが
配置されている。以下に具体例1及び具体例3と差異の
ある部分のみについて説明する。
【0109】システム制御部71は、具体例6の画像形
成装置の全体を制御する部分(CPU)であるが、特に
印刷処理において上記Fキャリア検出手段、FCD
継続時間測定手段、E受信信号変換手段、A印刷開
始手段、FCD継続時間評価手段、Cメモリ変更手
段とを主に受け持つ部分である。これらの手段は、通常
システムメモリ2に予め格納されているプログラムに従
って実行される。以下に各手段の詳細について説明す
る。
【0110】Fキャリア検出手段は、ファクシミリ信
号のキャリア(伝送搬送波)を検出する部分である。通
常キャリアディテクタが配置される。FCD継続時間
測定手段は、キャリアの継続時間を測定する部分であ
る。通常CD時間計測タイマを用いて実行される。
【0111】E受信信号変換手段 交信相手のファクシミリ装置から所定のキャリア(伝送
搬送波)に変調されて送られてくるファクシミリ通信信
号を受け入れて復調し、印刷情報に変換し、更に画像デ
ータに変換する手段である。システム制御部71が、後
記回線制御部62、モデム63、符号化復号化部を制御
して実行する。
【0112】A印刷開始手段 受信した印刷情報を復号化して画像データを生成し、こ
の画像データを画像メモリに一時記憶させた後、この画
像メモリから主走査方向1ラインずつ読み出して印刷処
理を開始する手段である。この印刷処理は後に詳細に説
明する印刷制御部4に役割を分担させる。
【0113】FCD継続時間評価手段 キャリアの継続時間が所定の設定値よりも大きい時に後
に続く画像データを画像メモリ3から画保存メモリ43
に変更して蓄積するために、例えば通信回線などの混雑
具合を評価する手段である。
【0114】Cメモリ変更手段 画像メモリ3を画保存メモリ43に代えて画像データを
蓄積する手段である。この手段は、例えば通信回線が混
雑しているためにファクシミリ通信信号が途中で寸断さ
れる場合がある。かかる場合に画像データが途中で途切
れるのを避けるための手段である。即ち、印刷処理を停
止し、全ての印刷情報を画像データに復号化し、蓄積容
量の大きい画保存メモリ43に一旦蓄積してしまう。し
かる後に画保存メモリ43から画像データを読み出すこ
とによって、画像データの途切れをなくすことができ
る。
【0115】CD時間計測タイマ72は、FCD継続
時間測定手段を実行する部分であり、キャリアの継続時
間を測定する部分である。通常CD時間計測タイマを用
いて実行される。その他の構成部分は具体例1、具体例
3、具体例5と全く同様なので説明を割愛する。
【0116】次に、図11のフローチャートに戻って具
体例6の動作について説明する。図11のフローチャー
トに示すように具体例6の画像形成装置はS(6)1〜
S(6)12のステップに従って動作する。以下に各ス
テップ毎に詳細に説明する。
【0117】ステップS(6)1 システム制御部71(図12)は、ファクシミリの通信
手順に従ってプロトコルの確立を行う。
【0118】ステップS(6)2 通信回線からファクシミリ通信信号の受信を開始する。
この時モデム63(図12)にファクシミリ通信信号を
受信する。
【0119】ステップS(6)3 モデム63(図12)の内部に配置されているCD部6
3−1が、そのキャリアを検出し、キャリア検出のステ
ータス信号を立てる。Fキャリア検出手段が、ステッ
プS(6)7までこのステータス信号の監視を続ける。
【0120】ステップS(6)4 CD時間計測タイマ72(図12)は、キャリア検出の
ステータス信号を認識してタイマのインクリメントを開
始する。
【0121】ステップS(6)5 システム制御部71(図12)のE受信信号変換手段
は、交信相手のファクシミリ装置から所定のキャリア
(伝送搬送波)に変調されて送られてくるファクシミリ
通信信号を受け入れて復調し、印刷情報に変換し、更に
画像データに変換する。回線制御部62、モデム63を
制御、符号化復号化部65等がシステム制御部71(図
12)の制御に従って実行する。
【0122】ステップS(6)6 システム制御部71(図12)のA印刷開始手段は、
受信した印刷情報を復号化して画像データを生成し、こ
の画像データを画像メモリ3(図12)に一時記憶させ
た後、この画像メモリから主走査方向1ラインずつ読み
出して印刷処理を開始する手段である。この印刷処理は
印刷制御部66(図12)に役割を一部分担させる。
【0123】ステップS(6)7 Fキャリア検出手段が、上記ステップS(6)3から
キャリアの監視を続けて、キャリア検出をできなくなっ
た時(ステータス信号が無くなった時)に次のステップ
へ進む。
【0124】ステップS(6)8 CD時間計測タイマ72(図12)は、カウントを停止
し、この時のタイマ値を一時的に保存し、その後タイマ
を0にリセットして後に続くキャリアの測定に備える。
【0125】ステップS(6)9 システム制御部のFCD継続時間評価手段は、キャリ
アの継続時間の保存値が所定の設定値よりも小さい時は
ステップS(6)10へ進み、大きい時には、ステップ
S(6)11へ進む。
【0126】ステップS(6)10 印刷がそのまま続行されてフローを終了する。 ステップS(6)11 印刷制御部66(図12)のA定着器オフ手段は、ハ
ロゲンランプ14(図12)、温度センサ15(図1
2)、定着ローラ16(図12)、バックアップローラ
17(図12)などを制御して定着器13(図12)へ
の交流電力の供給をオフする。
【0127】ステップS(6)12 システム制御部71(図12)のCメモリ変更手段
は、画像メモリ3(図12)を画保存メモリ43(図1
2)に代えて画像データを蓄積してフローを終了する。
【0128】以上の動作は、通常システムメモリ2(図
12)に予め格納されているシステムプログラムに従っ
て実行されるものとして説明したが、本発明は、この例
に限定されるものでは無い。即ち、上記各手段毎に個別
の制御回路を構成して実行しても良い。又、説明の都合
上、上記各手段をシステム制御部71(図12)の手段
と印刷制御部66(図12)の手段とに分けて説明した
が本発明は、この説明に限定されるものでは無い。即
ち、システム制御部71(図12)と印刷制御部66
(図12)とは渾然一体となって動作しており、各手段
は両者に明確に分担されるものでは無い。
【0129】尚、ステップS(6)10の後に具体例1
や具体例2の制御方法を接続して定着器の電力消費を削
減することも可能である。又ステップS(6)12の後
に具体例3のステップS(3)9以後の制御方法を接続
して定着器の電力消費を削減することも可能である。更
に、具体例5のステップS(5)2の画像メモリを画保
存メモリ43(図12)に変更することによって、その
後に制御方法を接続して定着器の電力消費を削減するこ
とも可能である。
【0130】〈具体例6の効果〉以上説明したように、
具体例6の画像形成装置を用いることによって、例えば
通信回線が混雑している場合などにファクシミリ通信信
号が途中で寸断される場合であって、画像データが連続
して転送されない場合にも具体例5と同様の効果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1のフローチャートである。
【図2】具体例1の構成のブロック図である。
【図3】具体例2のフローチャートである。
【図4】具体例2の構成のブロック図である。
【図5】具体例3のフローチャートである。
【図6】具体例3の構成のブロック図である。
【図7】具体例4のフローチャートである。
【図8】具体例4の構成のブロック図である。
【図9】具体例5のフローチャートである。
【図10】具体例5の構成のブロック図である。
【図11】具体例6のフローチャートである。
【図12】具体例6の構成のブロック図である。
【符号の説明】 A 印刷情報受信手段 A ヘッダ数・総ページ数読み取り手段 A 印刷開始手段 A ヘッダ数・総ページ数検出・確認手段 A 最後尾符号付加手段 A 最後尾符号検出手段 A 定着器オフ手段 A 余熱による定着手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷情報を受け入れて印刷手順を制御す
    るシステム制御部と、前記印刷手順に従って印刷処理を
    実行し、定着器をオン・オフさせて、印刷媒体上に転写
    されたトナーを定着させる印刷制御部とを含む画像形成
    装置であって、 前記システム制御部は、 印刷すべき画像データの最後尾を検出し、 前記印刷制御部は、 前記印刷処理中に前記最後尾を検出すると、前記定着器
    への電力供給を停止させることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記システム制御部は、 前記印刷情報から受信予定の画像データの総ページ数と
    ヘッダ数とを読み取るヘッダ数・総ページ数読み取り手
    段と、前記画像データ受信後に前記ヘッダ数・総ページ
    数読み取り手段が読み取った総ページ数とヘッダ数とに
    基づいて画像データの最後尾を検出確認するヘッダ数・
    総ページ数検出・確認手段と、該ヘッダ数・総ページ数
    検出・確認手段が前記最後尾を検出確認後に前記画像デ
    ータの最後尾に最後尾符号を付加する最後尾符号付加手
    段とを備え、 前記印刷制御部は、 前記画像データを受信して最後尾符号を検出する最後尾
    符号検出手段を備え、該最後尾符号検出手段が前記最後
    尾符号を検出すると、前記定着器への電力供給をオフさ
    せる定着器オフ手段を備えることを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記システム制御部は、 前記定着器への電力供給を停止させる動作を遅延させる
    遅延タイマと、前記印刷制御部が最後尾を検出すると前
    記遅延タイマに所定のタイマ値を設定してカウントを開
    始させる遅延タイマ設定・カウント開始手段を備えるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像形成装置におい
    て、 前記タイマ値は、 前記印刷媒体上に転写されたトナーの最後尾が前記定着
    器を通過する時刻よりも大きく、前記印刷媒体が前記定
    着器を通り過ぎる時刻よりも小さく設定されることを特
    徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 総ページ数の画像データを蓄積可能な画保存メモリを備
    え、 前記システム制御部は、 任意のヘッダと該ヘッダの直後に続くヘッダとの間隔を
    測定するヘッダ間隔タイマと、前記ヘッダ間隔タイマが
    測定したヘッダ間隔が所定の設定値よりも大きい時に後
    に続く画像データを画像メモリから前記画保存メモリに
    変更して蓄積するメモリ変更手段とを備え、 前記印刷制御部は、 前記メモリ変更手段が前記画像メモリから前記画保存メ
    モリに変更すると、印刷を停止させる印刷停止手段と、
    後に続く画像データの全てが前記画保存メモリに蓄積さ
    れた後、印刷を再開させる印刷再開手段とを備えること
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 総ページ数の画像データを蓄積可能な画保存メモリを備
    え、 前記システム制御部は、 前記印刷情報から受信予定の画像データの総ページ数を
    読み取って記憶する総ページ数認識記憶手段と、前記画
    像データを画保存メモリに蓄積し、この蓄積した画像デ
    ータのヘッダ個数を計測するヘッダ個数計測カウンタ
    と、該ヘッダ個数から前記画保存メモリへの画像データ
    の蓄積量が所定の値に達したか否かを監視する画像デー
    タ蓄積量監視手段とを備え、 前記印刷制御部は、 前記画像データ蓄積量監視手段が所定の値に達したこと
    を検出すると、前記画保存メモリを用いて印刷処理を実
    行する画保存メモリによる印刷開始手段を備えることを
    特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 印刷情報を受け入れて印刷手順を制御す
    るシステム制御部と、前記印刷手順に従って印刷処理を
    実行し、定着器をオン・オフさせて、印刷媒体上に転写
    されたトナーを定着させる印刷制御部とを含むファクシ
    ミリ装置用の画像形成装置であって、 前記システム制御部は、 印刷すべき画像データを監視し、EOP(伝送終了)信
    号を検出するEOP信号検出手段を備え、 前記印刷制御部は、 前記EOP信号検出手段が前記EOP信号を検出すると
    前記定着器への電力供給をオフさせる定着器オフ手段を
    備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の画像形成装置におい
    て、 画像データの総ページを蓄積可能な画保存メモリを備
    え、 前記システム制御部は、 ファクシミリ信号のキャリア(伝送搬送波)を検出する
    キャリア検出手段と、前記キャリアの継続時間を計測す
    るCD時間計測タイマと、前記キャリアの継続時間が所
    定の設定値よりも大きい時に後に続く画像データを画像
    メモリから前記画保存メモリに変更して蓄積するメモリ
    変更手段とを備え、 前記印刷制御部は、 前記メモリ変更手段が前記画像メモリから前記画保存メ
    モリに変更すると印刷処理を停止させて前記定着器をオ
    フさせる定着器オフ手段を備えることを特徴とする画像
    形成装置。
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