JP2003251048A - 遊技機管理システム - Google Patents

遊技機管理システム

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JP2003251048A
JP2003251048A JP2002056047A JP2002056047A JP2003251048A JP 2003251048 A JP2003251048 A JP 2003251048A JP 2002056047 A JP2002056047 A JP 2002056047A JP 2002056047 A JP2002056047 A JP 2002056047A JP 2003251048 A JP2003251048 A JP 2003251048A
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JP2002056047A
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Takayuki Yogo
孝之 余語
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PERUSONA KK
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PERUSONA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より適切な遊技機を調整するためのデータを
得ることが可能となる遊技機管理システムを提供するこ
と。 【構成】 この発明の遊技機管理システムは、スタート
入賞数とスタート作動回数を比較する手段、スタートの
作動時間あたりのスタート入賞数が設定値を超えたとき
に度数を加算する手段、及び前記比較の結果と度数を出
力する手段を有するものや、その他の手段を有するもの
とし、遊技機を適切に調整するためのデータが得られる
ようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機等の
遊技機の調整用のデータを得ることを可能とする遊技機
管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、入賞口へ玉が入ると、スター
トが作動し、スタートの作動中に玉が入ると、特賞(大
当たり)として賞球(出玉)の供給が行われるようにし
た遊技機が普及している。
【0003】そして、前記遊技機は、スタート等に関す
る信号をパチンコ店に設置された管理コンピュータに出
力し、管理コンピュータにより、特賞の出る確率等をパ
チンコ店の経営者が分析できるようになっている。そし
て、経営者は、その分析結果を遊技機の釘調整用のデー
タとして活用することができる。
【0004】しかし、従来のシステムで得られるデータ
は、特賞の出る確率等の単純でありきたりなもので、他
のより有用な、客の満足度を把握できるようなデータを
得ることはできなかった。また、信号の回数をすべてカ
ウントし、これを集計して出力しているため、遊技機の
トラブル(故障や不正な改造等)その他の要因により、
異常な数値を含んだデータが出力されることがある。
【0005】従って、客が本当に感じ取れるようなスタ
ートの作動や特賞の発生、賞球等に関するデータを得る
ことができず、前記データに基づいて釘調整を行って
も、適切な結果を得られないことが多かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
より適切な遊技機を調整するためのデータを得ることが
可能となる遊技機管理システムを提供することを課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明は次のような技術的手段を講じている。
【0008】この発明の遊技機管理システムは、次の
〔1〕〜〔7〕の一部又は全部を有するものとして構成
されている。
【0009】〔1〕 スタート入賞数とスタート作動回
数を比較する手段、スタートの作動時間あたりのスター
ト入賞数が設定値を超えたときに度数を加算する手段、
及び前記比較の結果と度数を出力する手段を有するも
の。
【0010】〔2〕 特賞回数及び各特賞間のスタート
作動回数のデータを取得する手段、前記取得したデータ
の中から例外を決定する手段、すべての特賞回数から例
外の特賞回数を減じて対象特賞回数とする手段、すべて
のスタート作動回数から例外のスタート作動回数を減じ
て対象作動回数とする手段、及び対象特賞回数と対象作
動回数を比較する手段を有するもの。
【0011】〔3〕 特賞回数及び各特賞間の発射玉数
のデータを取得する手段、前記取得したデータの中から
例外を決定する手段、すべての特賞回数から例外の特賞
回数を減じて対象特賞回数を求める手段、すべての特賞
間の発射玉数から例外の発射玉数を減じて対象発射玉数
を求める手段、及び対象特賞回数と対象発射玉数を比較
する手段を有するもの。
【0012】〔4〕 特賞回数及び各特賞中の発射玉数
のデータを取得する手段、前記取得したデータの中から
例外を決定する手段、すべての特賞回数から例外の特賞
回数を減じて対象特賞回数を求める手段、すべての特賞
中の発射玉数から、例外の発射玉数を減じて対象発射玉
数を求める手段、及び対象特賞回数と対象発射玉数を比
較する手段を有するもの。
【0013】前記〔2〕〜〔4〕における例外を決定す
る手段は、〔特賞回数×(100−x)÷100÷2〕
(xはx%の客が体感するものとして設定した値)の式
の値に近似する整数値を求めて例外個数とし、取得した
データのうち、特賞回数に関しては、〔例外個数×2〕
個を例外の特賞回数として決定し、特賞回数ではない方
のデータに関しては、上位のデータについては昇順に、
下位のデータについては降順に、それぞれ例外個数のデ
ータを例外として決定することができる。
【0014】〔5〕 スタートの作動から次のスタート
の作動までの時間を取得する手段、及び前記時間を設定
値と比較する手段を有するもの。
【0015】〔6〕 スタートの作動から次のスタート
の作動までの時間を取得する手段、前記時間から設定値
を減じてスタート停止時間とする手段、スタート停止時
間の合計を求める手段、及び前記合計した時間と客の遊
技時間とを比較する手段を有するもの。
【0016】〔7〕 売り上げ信号の発生から次の売り
上げ信号の発生までの時間を取得する手段、前記時間内
における客の発射した玉の数と供給された賞球の数との
差を求めて差玉数とする手段、及び前記差玉数を設定値
と比較する手段を有するもの。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面を参照して説明する。
【0018】図1は、このシステムの構成の概略を示す
図である。このシステムは、パチンコ店の店内のパチン
コ台やスロット台等の遊技機1とデータ通信可能に接続
された管理コンピュータ2(ホールコンピュータや運用
端末コンピュータ)等の機器で構成される。この実施形
態では、店内において、複数台のパチンコ台からなる島
と、複数のスロット台からなる島が構成されており、各
島に金庫・計数機、カード発行機等3が設置されてい
る。また、ホールコンピュータと運用端末コンピュータ
のいずれか又は双方を管理コンピュータ2として使用す
ることができる。
【0019】遊技機1の横には、パチンコ台の場合は玉
貸機4、スロット台の場合はコイン貸機5が備えられ、
また、各遊技機1や玉貸機4、コイン貸機5は、遊技機
情報入力基板6を介して管理コンピュータ2に接続され
ている。遊技機情報入力基板6は、それぞれ1台ないし
複数台の遊技機1と接続されている。
【0020】図2に示すように、遊技機1(パチンコ
台)の盤面には複数の入賞口7が設けられており、入賞
口7に玉が入賞すると、所定数の玉(賞球)が玉受皿に
供給される。
【0021】さらに、盤面にはスタート8及びスタート
入賞口9が設けられており、スタート入賞口9に玉が入
賞するとスタート8が作動し、スタート8の表示画面の
図柄が変動する。
【0022】スタート8の図柄が特定のパターンになる
と、特賞が発生する。特賞が発生すると、スタート入賞
口9の下方の大入賞口10が一定期間(例えば約25秒
間)開き(以下、この期間を「特賞中」と言う)、入賞
しやすい状態となり、客は多数の賞球を得ることが可能
になる。
【0023】また、スタート8の作動中にスタート入賞
口9に複数の玉が入った場合は、保留玉として扱われ
る。客には、保留玉の個数分、スタート8の作動の機会
が与えられる。すなわち当該スタート8の作動が終了し
た後、さらに保留玉個数の回数、続いてスタート8が作
動し、客に有利なプレイ状況が継続する。ただし、保留
玉は4個までに設定されており、4個を超えた分はカウ
ントされない。なお、保留玉の数はこれに限定されな
い。
【0024】遊技機1は、内蔵された制御装置により、
スタート8の作動、賞球、発射玉や入賞回数等に関する
信号を発生し、これを遊技機情報入力基板6を介して、
遊技機1から出力される各種信号に基づいて各遊技機1
の状況を把握することができる。
【0025】管理コンピュータ2に出力される信号に
は、次のようなものがある。なお、信号の種類や内容
は、この例に限定されない。 ・スタート入賞信号…スタート入賞口9に玉が入るごと
に出力される信号。 ・スタート開始信号…スタート8の作動(図柄変動)が
開始するごとに出力される信号。 ・スタート作動中信号…スタート8が作動している間、
継続して出力される信号。 ・図柄停止信号…スタート8の表示画面の図柄変動が停
止したときに出力される信号。 ・特賞中信号…特賞中、継続して出力される信号。 ・発射玉信号…打込まれた発射玉が排出されるときに出
力される信号。発射玉10個ごと、100個ごと、40
0個ごと等、一定個数ごとに1パルス出力される。 ・賞球信号…賞球が玉受皿に供給されるときに1パルス
出力される信号。賞球10個ごと、100個ごと、40
0個ごと等、一定個数ごとに1パルス出力される。 ・売り上げ信号…玉貸機4又はコイン貸機5に客が料金
を投入したときに出力される信号。100円毎に1パル
スの信号が出力される。
【0026】管理コンピュータ2は、各種の信号を受信
し、これをもとにデータを作成して蓄積する。データは
各遊技機1ごとに蓄積され、パチンコ店の経営者はその
履歴を参照することができる。
【0027】そして、管理コンピュータ2は、次の
〔1〕〜〔7〕の機能を有する装置として動作する。
【0028】〔1〕第1の機能(スタートスランプ率又
はスタート有効率+スランプ頻度)管理コンピュータ2
は、ソフトウェアにより次の手段を有する装置として機
能する。 (1a)スタート入賞数とスタート作動回数を比較する
手段。 (1b)スタート8の作動時間あたりのスタート入賞数
が、設定値を超えたときに度数を加算する手段。 (1c)前記比較の結果と度数を出力する手段。
【0029】前記手段(1a)では、スタート入賞信号
をカウントすることにより得たスタート入賞数(スター
ト入賞口9に入った玉の数)のデータと、図柄停止信号
をカウントすることにより得たスタート作動回数のデー
タとを比較する。両データの比較は、両データの除算に
より得られた結果をもって行うことができる。
【0030】一方、前記手段(1b)では、まず、スタ
ート8の作動時間あたりのスタート入賞数を得る。ここ
で、スタート8の作動時間は、スタート開始信号の出力
の時点から設定時間が経過するまでの時間とみなすこと
ができる。前記設定時間は、遊技機1に内蔵された制御
装置に設定されているスタート8の1回の最大の作動時
間(MAXスタート時間)とすることができる。あるい
は、図柄停止信号をカウントすることにより得た、ある
時点のスタート8の図柄変動の停止から、次のスタート
8の図柄変動の停止までの時間や、スタート作動中信号
が出力されている間の時間を、スタート8の作動時間と
することができる。
【0031】そして、前記スタート8の作動時間中のス
タート入賞信号をカウントして集計することにより、前
記スタート8の作動時間におけるスタート入賞数を得
る。
【0032】次に、前記スタート8の作動時間における
スタート入賞数が設定値を超えたか否かを判別する。こ
の判別は、前記スタート入賞数から設定値を減じた値が
プラスか否かにより行うことができる。前記設定値は、
適宜の数とすることができる。前記スタート8の作動時
間におけるスタート入賞数が、設定値を超える場合は、
度数(初期値は0)を1つ加算し、これを記憶手段に保
存する。
【0033】前記手段(1b)による処理は、次回以降
に発生するスタート8の作動についても行なわれ、ある
期間内のすべてのスタート8の作動時間あたりのスター
ト入賞数が集計される。
【0034】そして前記手段(1c)により、前記手段
(1a)で得た数値に「スタートスランプ率(又はスタ
ート有効率)」、前記手段(1b)で得た度数に「スラ
ンプ頻度」という名称を付して管理コンピュータ2の画
面やプリンターに出力される。
【0035】前記手段(1a)の結果は、スタート入賞
数とスタート作動回数の対比を示すものであるため、ス
タート入賞口9に入った玉の数に対してスタート作動回
数が多いか少ないかの目安とすることができる。すなわ
ち、スタート8の作動中に最大の保留玉数を超えた (オ
ーバーフローした)回数がどの程度あったかを数値によ
り把握することが可能となる。
【0036】また、前記手段(1b)の結果により、ス
タート8の1回の作動時間あたりに設定値をオーバーす
る(入賞口へ入る)玉の数のばらつきが把握できる。
【0037】そして、前記手段(1c)により前記手段
(1a)、(1b)による結果があわせて出力されるの
で、遊技店の経営者は、これを、客の満足度を推測する
ためのデータとして活用することができる。
【0038】〔2〕第2の機能(体感確率 F−TS) また、管理コンピュータ2は、ソフトウェアにより次の
手段を有する装置として機能する。 (2a)特賞回数及び各特賞間のスタート作動回数のデ
ータを取得する手段。 (2b)前記取得したデータの中から例外を決定する手
段。 (2c)すべての特賞回数から例外の特賞回数を減じて
対象特賞回数とする手段。 (2d)すべてのスタート作動回数から例外のスタート
作動回数を減じて対象作動回数とする手段。 (2e)対象特賞回数と対象作動回数を比較する手段。
【0039】前記手段(2a)では、ある期間内につい
て、特賞信号、スタート開始信号により特賞回数、及び
各特賞間(n−1回目の特賞の発生後からn回目の特賞
の発生までの間)にスタート8が作動した回数のデータ
を取得する。
【0040】前記手段(2b)では、前記取得したデー
タの中から例外を決定する。取得したデータの中には、
遊技機1のトラブル(故障や不正な改造等)その他の要
因による異常なものが含まれているため、取得したすべ
てのデータに基づいて手段(2e)の結果を出力して
も、実際に客が体感できるものとは異なる場合がある。
そこで、このシステムは、手段(2b)により、このよ
うな異常なデータを除去しようとするものである。
【0041】前記手段(2c)では、すべての特賞回数
から例外の特賞回数を減じて対象特賞回数とする。
【0042】前記手段(2d)では、すべてのスタート
作動回数から例外のスタート作動回数を減じて対象作動
回数とする。
【0043】前記手段(2e)では、対象特賞回数と対
象作動回数を比較する。比較は、対象特賞回数と対象作
動回数とを除算した結果をもって行うことができる。
【0044】前記手段(2b)における例外の決定は、
前記手段(2e)により得られる結果を、x%の客が体
感するものとする場合、次のようにして行うことができ
る。
【0045】まず、〔特賞回数×(100−x)÷10
0÷2〕(xはx%の客が体感するものとして設定した
値)の式の値に近似する整数値を求め、これを例外個数
とする。次に、取得したデータのうち、特賞回数に関し
ては、〔例外個数×2〕個を例外の特賞回数として決定
し、特賞回数ではない方のデータに関しては、上位のデ
ータについては昇順に、下位のデータについては降順
に、それぞれ例外個数のデータを例外として決定する。
【0046】前記手段(2e)で得られた結果は、「体
感確率 F−TS」という名称を付して管理コンピュー
タ2の画面やプリンターに出力される。「体感確率 F
−TS」は、特賞回数とスタート作動回数の対比を示す
ものであり、スタート作動回数の割に特賞回数が多いか
少ないかを判断する目安となる。しかも、異常なデータ
を除去して計算されているので、適切なデータを得るこ
とができる。
【0047】〔3〕第3の機能(体感特賞外時間) また、管理コンピュータ2は、ソフトウェアにより次の
手段を有する装置として機能する。 (3a)特賞回数、及び各特賞間の発射玉数のデータを
取得する手段。 (3b)前記取得したデータの中から例外を決定する手
段。 (3c)すべての特賞回数から例外の特賞回数を減じて
対象特賞回数を求める手段。 (3d)すべての特賞間の発射玉数から例外の発射玉数
を減じて対象発射玉数を求める手段。 (3e)対象特賞回数と対象発射玉数を比較する手段。
【0048】前記手段(3a)では、ある期間内につい
て、特賞信号、発射玉信号により特賞回数、及び各特賞
間の発射玉数のデータを取得する。
【0049】前記手段(3b)では、前記取得したデー
タの中から例外を決定する。例外の決定は、前記第2の
機能の手段(2b)と同様にして行うことができる。
【0050】前記手段(3c)では、すべての特賞回数
から例外の特賞回数を減じて対象特賞回数とする。
【0051】前記手段(3d)では、すべての特賞間の
発射玉数から例外の発射玉数を減じて対象発射玉数とす
る。
【0052】前記手段(3e)では、対象特賞回数と対
象発射玉数を比較する。比較は、両者を除算した結果を
もって行うことができる。
【0053】前記手段(3e)で得られた結果は、「体
感特賞外時間」という名称を付して管理コンピュータ2
の画面やプリンターに出力される。「体感特賞外時間」
は、特賞回数と、特賞が発生していない期間中に客によ
って発射された玉の数(遊技時間に比例する)の対比を
示すものであり、発射玉数(遊技時間)の割に特賞回数
が多いか少ないかを判断する目安となる。しかも、異常
なデータを除去して計算されているので、適切なデータ
を得ることができる。
【0054】〔4〕第4の機能(体感特賞中時間) また、管理コンピュータ2は、ソフトウェアにより次の
手段を有する装置として機能する。 (4a)特賞回数、及び各特賞中の発射玉数のデータを
取得する手段。 (4b)前記取得したデータの中から例外を決定する手
段。 (4c)すべての特賞回数から例外の特賞回数を減じて
対象特賞回数を求める手段。 (4d)すべての特賞中の発射玉数から、例外の発射玉
数を減じて対象発射玉数を求める手段。 (4e)対象特賞回数と対象発射玉数を比較する手段。
【0055】前記手段(4a)では、ある期間につい
て、特賞信号、発射玉信号により特賞回数、及び各特賞
中の発射玉数のデータを取得する。
【0056】前記手段(4b)では、前記取得したデー
タの中から例外を決定する。例外の決定は、前記第2の
機能の手段(2b)と同様にして行うことができる。
【0057】前記手段(4c)では、すべての特賞回数
から例外の特賞回数を減じて対象特賞回数とする。
【0058】前記手段(4d)では、すべての特賞中の
発射玉数から、例外の発射玉数を減じて対象発射玉数と
する。
【0059】前記手段(4e)では、対象特賞回数と対
象発射玉数を比較する。比較は、両者の除算の結果をも
って行うことができる。
【0060】前記手段(4e)で得られた結果は、「体
感特賞中時間」という名称を付して管理コンピュータ2
の画面やプリンターに出力される。「体感特賞中時間」
は、特賞回数と、特賞中に客によって発射された玉の数
(特賞中の時間に比例する)の対比を示すものであり、
特賞1回あたりの平均の、特賞中の発射玉数ないし特賞
中の時間が多いか少ないかを判断する目安となる。しか
も、異常なデータを除去して計算されているので、適切
なデータを得ることができる。
【0061】〔5〕第5の機能(スタート停止時間 S
S) また、管理コンピュータ2は、ソフトウェアにより次の
手段を有する装置として機能する。 (5a)スタート8の作動から次のスタート8の作動ま
での時間を取得する手段。 (5b)前記時間を設定値と比較する手段。
【0062】前記手段(5a)では、図柄停止信号によ
り、ある時のスタート8の作動から次のスタート8の作
動までの時間を取得する。
【0063】前記手段(5b)では、前記取得した時間
を、設定値と比較する。設定値は、遊技機1の制御装置
に設定されている、スタート8の最大の作動時間(MA
Xスタート時間)である。
【0064】前記手段(5b)で得られた結果は、「ス
タート停止時間 SS」という名称を付して管理コンピ
ュータ2の画面やプリンターに出力される。「スタート
停止時間 SS」は、スタート8の作動から次のスター
ト8の作動までの時間から、MAXスタート時間を差し
引いたものであり、スタート8の作動が終了し次のスタ
ート8の作動が開始するまでの時間、すなわちスタート
8が作動していない時間を示すものである。
【0065】客の視点は常にスタート8の表示画面に集
中しており、スタート8が停止しているときが最も不快
に感じられる。従って、スタート8が停止している時間
がゼロであることが望ましいが、様々な要因によりスタ
ート8が停止している時間が生じており、また、この時
間は遊技機1によって差がある。そこで、この「スター
ト停止時間 SS」により、スタート8が停止している
時間を把握することで、遊技機1を適切に調整すること
ができる。
【0066】〔6〕第6の機能(スタート停止率 SS
%) また、管理コンピュータ2は、ソフトウェアにより次の
手段を有する装置として機能する。 (6a)スタート8の作動から次のスタート8の作動ま
での時間を取得する手段。 (6b)前記時間から設定値を減じてスタート停止時間
とする手段。 (6c)スタート停止時間の合計を求める手段。 (6d)スタート停止時間の合計と客の遊技時間とを比
較する手段。
【0067】前記手段(6a)では、まず、図柄停止信
号によりスタート8の作動から次のスタート8の作動ま
での時間を取得する。この処理は、ある期間内に生じる
すべてのスタートの作動について行われる。
【0068】前記手段(6b)では、前記各取得した各
時間から設定値を減じてそれぞれのスタート停止時間と
する。設定値は、前記MAXスタート時間である。
【0069】前記手段(6c)では、前記期間内におけ
る各スタート停止時間の合計を求める。
【0070】前記手段(6d)では、前記スタート停止
時間の合計と客の遊技時間とを比較する。客の遊技時間
は、発射玉信号をカウントして発射された玉の総数を取
得し、これを1分あたりの客の平均発射玉数で割ること
により得ることができる。スタート停止時間の合計と客
の遊技時間との比較は、両者を除算した結果をもって行
うことができる。
【0071】前記手段(6c)で得られた結果は、「ス
タート停止率 SS%」という名称を付して管理コンピ
ュータ2の画面やプリンターに出力される。「スタート
停止率 SS%」は、客の遊技時間に占めるスタート8
の停止時間の比率を示すものであり、遊技機1を適切に
調整するためのデータとして役立てることができる。
【0072】〔7〕第7の機能(玉箱積み数 CS$) また、管理コンピュータ2は、ソフトウェアにより次の
手段を有する装置として機能する。 (7a)売り上げ信号の発生から次の売り上げ信号の発
生までの時間を取得する手段。 (7b)前記時間内における客の発射した玉の数と供給
された賞球の数との差を求めて差玉数とする手段。 (7c)前記差玉数を設定値と比較する手段。
【0073】前記手段(7a)では、売り上げ信号によ
り、ある時の売り上げ信号の発生から次の売り上げ信号
の発生までの時間を取得する。
【0074】前記手段(7b)では、売り上げ信号と発
射玉信号、及び賞球信号により、前記時間内の客の発射
した玉の数、及び賞球(出玉)の数を取得し、前者から
後者を差し引いて、その結果を差玉数とする。
【0075】前記手段(7c)では、前記差玉数を設定
値と比較する。設定値は、1つの玉箱に入る玉数に相当
するものとすることができる。前記差玉数と設定値との
比較は、両者の除算により得られた結果をもって行うこ
とができる。
【0076】前記手段(7c)で得られた結果は、「玉
箱積み数 CS$」という名称を付して管理コンピュー
タ2の画面やプリンターに出力される。「玉箱積み数
CS$」は、差玉(客が得た賞球から発射した玉数を減
じたもの)が、玉箱にして何杯分かを示すものである。
【0077】従来より、パチンコホールの集客効果に最
良の演出として玉箱積みがあるが、この「玉箱積み数
CS$」により、玉箱積みの数を数値化して管理コンピ
ュータ2で管理することができる。
【0078】なお、この実施形態以外でも、通常、パチ
ンコ玉貸機4は各パチンコ台に設置されており、差玉が
マイナスの場合、売り上げ信号と次の売り上げ信号の間
に出た賞球を得るのは同一の客と仮定できる。
【0079】なお、前記〔1〕〜〔7〕の機能によって
得られる結果は、管理コンピュータ2により各遊技機1
ごとのデータとして蓄積され、パチンコ店の経営者はそ
の履歴を参照することができる。また、これらの結果
は、客の満足度を推し量るデータとして、遊技機1の調
整の際の参考にするだけでなく、遊技機1の特徴を示す
データとして公開し、集客のために活用することもでき
る。
【0080】
【実施例】以下、前述の〔1〕〜〔7〕の各機能につい
て、具体的な例に基づいて説明する。
【0081】〔1〕第1の機能(スタートスランプ率又
はスタート有効率+スランプ頻度) 手段(1a)は、ある期間内(例えばある日の営業時
間)について、〔スタート入賞数÷スタート作動回数〕
の式により、「スタートスランプ率」を求める。スター
ト入賞数を100、スタート作動回数を10とすると、
「スタートスランプ率」は、〔100÷10〕の式より
10である。また、パーセント形式で出力する場合は、
〔スタート入賞数÷スタート作動回数×100〕の式を
用いる。この場合は、1000%となる。
【0082】また、手段(1a)において、「スタート
有効率」を求める場合は、〔スタート作動回数÷スター
ト入賞数〕(パーセント形式で出力する場合は、〔スタ
ート作動回数÷スタート入賞数×100〕)の式を用い
る。この場合、「スタート有効率」は0.1(10%)
である。
【0083】そして、手段(1b)は、前記と同じ期間
内について、各スタート8の作動時間(スタート8のM
AXスタート時間とすることができる)に関し、スター
ト入賞数が設定値を超えたときに、度数を1つ加算し、
この度数の合計を「スランプ頻度」とする。ここでは設
定値を2とする。この場合、それぞれのスタート8の作
動時間あたりのスタート入賞数が2を超えたときに、度
数が1加算される。設定値を超えた総計が20回(度数
が20)あれば、帳票(画面)に「スランプ頻度20
回」と表示する。
【0084】〔2〕第2の機能(体感確率 F−TS) 図3は、ある遊技機1(第15番のパチンコ台)につい
て、ある期間(例えばある日の営業時間)内に管理コン
ピュータ2が受信した信号を集計し、作成したデータを
示す表である。ここで、各列の文字は次の意味である。 ・「特賞」…特賞回数(大当たり回数)。 ・「時間」…特賞が開始した時刻。 ・「特賞外発射玉」…特賞間に客が打った玉数(1/1
0で表示)。すなわち、n−1回目の特賞の発生後から
n回目の特賞の発生までの間に発射した玉の個数であ
る。なお、1回目の特賞が出るまでに発射した玉の個数
(第1行目の欄)、及び最後(第12回目)の特賞が出
てから前記期間の終了までに売った玉の個数(第13行
目の欄)も特賞間に客が打った玉数とみなす。 ・「スタート」…特賞間のスタート作動回数。すなわ
ち、n−1回目の特賞の発生後からn回目の特賞の発生
までの間にスタート8が作動した回数である。なお、1
回目の特賞が出るまでのスタート回数(第1行目の
欄)、及び最後(第12回目)の特賞が出てから前記期
間の終了までのスタート作動回数(第13行目の欄)も
特賞間のスタート作動回数とみなす。 ・「特賞中賞球」…特賞中(特賞中信号の出力中)の賞
球の数(1/10で表示)。 ・「特賞中発射玉」…特賞中に打った玉数(1/10で
表示)。
【0085】この表から、11時19分に1回目の特賞
が発生し、それまでに客は6410個の球を発射し、ス
タート8が383回作動し、特賞により2290個の賞
球が出て、特賞中に打った玉数は320個であることが
わかる。また、玉は1分間に100個発射されるものと
すると、1回目の特賞が発生するまでに要した時間は、
〔6410÷100〕の式により約64分であり、特賞
中の時間は、〔320÷100〕の式により約3分12
秒であることがわかる。
【0086】「体感確率(F−TS)80」(80%の
客が感じ取れると考えられる特賞の発生確率)は、以下
の手順により求められる。
【0087】まず、手段(2a)において特賞回数、及
び各特賞間のスタート作動回数のデータを取得する。こ
の表では、特賞回数(「特賞」)は12、各特賞間のス
タート作動回数(「スタート」)は、383、118、
223、494、82、277、3、243、47、2
78、64、82、1158である。
【0088】次に手段(2b)において、前記取得した
データの中から例外を決定する。例外の決定は、まず、
〔特賞回数×(100−x)÷100÷2〕の式により
例外個数を求める。この例では、〔12×(100−8
0)÷100÷2〕の式より1.2となるが、小数点以
下を四捨五入することより、1を例外個数とする。
【0089】次に、取得したデータのうち、特賞回数に
関しては、〔例外個数×2〕個を例外の特賞回数として
決定し、特賞回数ではない方のデータ(各特賞間のスタ
ート作動回数)に関しては、上位のデータについては昇
順に、下位のデータについては降順に、それぞれ例外個
数のデータを例外として決定する。
【0090】この例では、例外個数は1であるので、例
外の特賞回数は〔1×2〕の式より2個であり、各特賞
間のスタート作動回数「スタート」に関しては、特賞第
7回目の3、第13行目の1158が例外として決定さ
れる。
【0091】次に、手段(2c)において、表中のすべ
ての特賞回数から例外の特賞回数を減じて対象特賞回数
とする。この例では、対象特賞回数は、〔12−2〕の
式により10である。
【0092】次に、手段(2d)において、表中のすべ
てのスタート作動回数から例外のスタート作動回数を減
じて対象作動回数とする。すべてのスタート作動回数
は、各特賞間のスタート作動回数「スタート」の合計の
3452であり、この例の対象作動回数は、〔3452
−(3+1158)〕の式より、2291である。
【0093】次に、手段(2e)により対象特賞回数と
対象作動回数を比較する。この例では、〔対象作動回数
÷対象特賞回数〕の式で求めた値を比較の結果として出
力する。ここでは、〔対象作動回数÷対象特賞回数=2
291÷10〕の式より229.1となる。
【0094】そして、この結果「229.1」が、「体
感確率(F−TS)80」であり、80%の客が、スタ
ート作動回数に対し229.1分の1の確率で特賞が発
生すると感じられることを示すデータとして利用するこ
とができる。
【0095】〔3〕第3の機能(体感特賞外時間) 図3の表に関し、「体感特賞外時間80」(80%の客
が感じ取れると考えられる特賞中でない時間)は、以下
の手順により求められる。
【0096】まず、手段(3a)において特賞回数、及
び各特賞間の発射玉数のデータを取得する。この表で
は、特賞回数は12、各特賞間の発射玉数「特賞外発射
玉」は、641、174、376、798、131、4
49、0、395、74、442、101、125、1
8980である。
【0097】次に手段(3b)において、前記取得した
データの中から例外を決定する。例外の決定は、まず、
例外個数を求める。例外個数は、前記〔2〕と同様に求
められ、1である。
【0098】次に、取得したデータのうち、特賞回数に
関しては、〔例外個数×2〕個を例外の特賞回数として
決定し、特賞回数ではない方のデータ(各特賞間の発射
玉数)に関しては、上位のデータについては昇順に、下
位のデータについては降順に、それぞれ例外個数のデー
タを例外として決定する。
【0099】この例では、例外個数は1であるので、例
外の特賞回数は〔1×2〕の式より2であり、各特賞間
の発射玉数「特賞外発射玉」に関しては、特賞第7回目
の0、第12行目の18980が例外として決定され
る。
【0100】次に、手段(3c)において、すべての特
賞回数から例外の特賞回数を減じて対象特賞回数とす
る。この例では、対象特賞回数は、〔12−2〕の式に
より10である。
【0101】次に、手段(3d)において、すべての発
射玉数から例外の発射玉数を減じて対象発射玉数とす
る。この例では、対象発射玉数は、〔56040−(0
+18980)〕の式より、37060である。
【0102】次に、手段(3e)により対象特賞回数と
対象発射玉数を比較する。この例では、〔対象発射玉数
÷対象特賞回数〕の式の値を求める。この値は、〔37
060÷10〕の式より3706となる。
【0103】次に、この値3706を、1分あたりの客
の平均発射玉数で割ることにより、最終的に「体感特賞
外時間80」を得る。この例では、玉は1分間に約10
0個発射されるものとして、〔3706÷100〕の式
より37.06、すなわち「体感特賞外時間80」は、
約37分4秒であり、80%の客が、特賞が出ていない
間の時間の平均が約37分4秒であると感じられること
を示すデータとして利用することができる。
【0104】〔4〕第4の機能(体感特賞中時間) 図3の表に関し、「体感特賞中時間80」(80%の客
が感じ取れると考えられる特賞中時間)は、前記「体感
特賞外時間80」と同様の手順で求められる。ただし、
各特賞間の発射玉数「特賞外発射玉」の代わりに、各特
賞中の発射玉数「特賞中発射玉」を用いる。
【0105】この例では、対象特賞回数は10となり、
各特賞中の発射玉数のデータ「特賞中発射玉」のうち、
特賞第2回目の330と、特賞第3回目の310が例外
として決定されるので、対象発射玉数は〔3890−
(330+310)〕の式より3250である。よっ
て、「体感特賞外時間80」は、〔対象発射玉数÷対象
特賞回数÷100=3250÷10÷100〕の式よ
り、3.25、すなわち3分15秒であり、80%の客
が、特賞中でない時間の平均が約3分15秒であると感
じられることを示すデータとして利用することができ
る。
【0106】〔5〕第5の機能(スタート停止時間 S
S) スタート停止時間(SS)は、以下の手順により求めら
れる。まず、手段(5a)により、あるときのスタート
8の作動から次のスタート8の作動までの時間を取得す
る。ここでは、前記スタート8の作動から次のスタート
8の作動までの時間を12秒とする。
【0107】次に、手段(5b)により、前記時間と設
定値とを比較する。設定値は、その遊技機1に設定され
ている最大のスタート8の作動時間(MAXスタート時
間)とすることができる。この例では、設定値を5秒と
する。
【0108】前記時間と設定値との比較は、減算により
行うものとする。すなわちスタート停止時間(SS)
は、〔12秒−5秒〕の式より7秒となる。
【0109】〔6〕第6の機能(スタート停止率 SS
%) 「スタート停止時率(SS%)」は、以下の手順により
求められる。
【0110】まず、手段(6a)により、ある期間内
(例えばある日の営業時間)において、各スタート8の
作動から次のスタート8の作動までの時間を取得する。
ここでは、ある期間内のスタート8の作動が10回あっ
たとし、各スタート8の次のスタート8の作動までの時
間を、10秒、16秒、20秒、18秒、8秒、5秒、
10秒、12秒、11秒、9秒とする。
【0111】次に、手段(6b)により前記時間から設
定値を減じてスタート停止時間とし、手段(6c)によ
りスタート停止時間の合計を求める。ここで設定値はM
AXスタート時間の5秒とすると、〔(10秒−5秒)
+(16秒−5秒)+(13秒−5秒)+(16秒−5
秒)+(8秒−5秒)+(5秒−5秒)+(10秒−5
秒)+(12秒−5秒)+(11秒−5秒)+(9秒−
5秒)〕の式より、スタート停止時間の合計は60秒と
なる。
【0112】次に、手段(6d)により、スタート停止
時間の合計と客の遊技時間とを比較する。前記合計した
時間と客の遊技時間との比較は、除算により行う。ここ
で、客の遊技時間は、発射玉の総数を1分あたりの客の
平均発射玉数で割ったものとみなすことができる。この
例では、玉は1分間に100個発射されるものとし、客
の発射玉の総数を400とすると、遊技時間は4分とな
る。
【0113】従って、「スタート停止率(SS%)」
は、パーセント形式で出力する場合は、〔スタート停止
時間の合計÷(発射玉の総数÷100個×60秒)×1
00=60秒(1分)÷4分×100〕の式により、2
5%となる。
【0114】〔7〕第7の機能(玉箱積み数 CS$) 「玉箱積み数(CS$)」は、以下の手順により求めら
れる。
【0115】まず、手段(7a)により、売り上げ信号
の発生から次の売り上げ信号の発生までの時間を取得す
る。
【0116】次に、手段(7b)により、前記時間内に
客が発射した玉の数と、客が得た賞球の数を取得する。
ここでは、前記時間内の客が発射した玉の数を100
0、賞球の数を4600個とする。この場合の差玉数
は、〔1000−4600〕の式より−3600であ
る。
【0117】次に、手段(7c)により、前記差玉数を
設定値と比較する。設定値は1つの玉箱に入る玉数とし
て設定した値とし、ここでは3000個とする。
【0118】前記賞球の数と設定値との比較は、除算に
より行う。この例では、〔玉箱積み数(CS$)=前記
差玉数÷設定値=−3600個÷3000個〕の式より
−1.2となる。マイナスの符号は無視することによ
り、差玉が玉箱1.2杯分であることがわかる。
【0119】
【発明の効果】この発明の遊技機管理システムは、上述
のような構成を有しており、より適切な遊技機1を調整
するためのデータを得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の遊技機管理システムの概
略図。
【図2】遊技機(パチンコ台)の正面図。
【図3】管理コンピュータが受信した信号を集計し作成
したデータを示す表の説明図。
【符号の説明】
1 遊技機 2 管理コンピュータ 8 スタート 9 スタート入賞口

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタート入賞数とスタート作動回数を比
    較する手段、スタートの作動時間あたりのスタート入賞
    数が設定値を超えたときに度数を加算する手段、及び前
    記比較の結果と度数を出力する手段を有することを特徴
    とする遊技機管理システム。
  2. 【請求項2】 特賞回数及び各特賞間のスタート作動回
    数のデータを取得する手段、前記取得したデータの中か
    ら例外を決定する手段、すべての特賞回数から例外の特
    賞回数を減じて対象特賞回数とする手段、すべてのスタ
    ート作動回数から例外のスタート作動回数を減じて対象
    作動回数とする手段、及び対象特賞回数と対象作動回数
    を比較する手段を有することを特徴とする遊技機管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 特賞回数及び各特賞間の発射玉数のデー
    タを取得する手段、前記取得したデータの中から例外を
    決定する手段、すべての特賞回数から例外の特賞回数を
    減じて対象特賞回数を求める手段、すべての特賞間の発
    射玉数から例外の発射玉数を減じて対象発射玉数を求め
    る手段、及び対象特賞回数と対象発射玉数を比較する手
    段を有することを特徴とする遊技機管理システム。
  4. 【請求項4】 特賞回数及び各特賞中の発射玉数のデー
    タを取得する手段、前記取得したデータの中から例外を
    決定する手段、すべての特賞回数から例外の特賞回数を
    減じて対象特賞回数を求める手段、すべての特賞中の発
    射玉数から、例外の発射玉数を減じて対象発射玉数を求
    める手段、及び対象特賞回数と対象発射玉数を比較する
    手段を有することを特徴とする遊技機管理システム。
  5. 【請求項5】 例外を決定する手段は、〔特賞回数×
    (100−x)÷100÷2〕(xはx%の客が体感す
    るものとして設定した値)の式の値に近似する整数値を
    求めて例外個数とし、取得したデータのうち、特賞回数
    に関しては、〔例外個数×2〕個を例外の特賞回数とし
    て決定し、特賞回数ではない方のデータに関しては、上
    位のデータについては昇順に、下位のデータについては
    降順に、それぞれ例外個数のデータを例外として決定す
    るようにしている請求項2、3又は4記載の遊技機管理
    システム。
  6. 【請求項6】 スタートの作動から次のスタートの作動
    までの時間を取得する手段、及び前記時間を設定値と比
    較する手段を有することを特徴とする遊技機管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 スタートの作動から次のスタートの作動
    までの時間を取得する手段、前記時間から設定値を減じ
    てスタート停止時間とする手段、スタート停止時間の合
    計を求める手段、及び前記合計した時間と客の遊技時間
    とを比較する手段を有することを特徴とする遊技機管理
    システム。
  8. 【請求項8】 売り上げ信号の発生から次の売り上げ信
    号の発生までの時間を取得する手段、前記時間内におけ
    る客の発射した玉の数と供給された賞球の数との差を求
    めて差玉数とする手段、及び前記差玉数を設定値と比較
    する手段を有することを特徴とする遊技機管理システ
    ム。
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