JP2003250826A - 使い捨てパンツの折り畳み構造および使い捨てパンツ - Google Patents
使い捨てパンツの折り畳み構造および使い捨てパンツInfo
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Abstract
ずに折り畳むことのできる使い捨てパンツの折り畳み構
造を提供する。 【解決手段】 パンツ形状の外装シートと、この外装シ
ートの肌当接面側に接着された吸収性本体とを備え、少
なくともウエスト開口部周囲と脚用開口部周囲とに弾性
体が添設された使い捨てパンツの折り畳み構造であっ
て、この使い捨てパンツの股下部5をその上方のパンツ
中央部7へ折返し、パンツの左側方部6と右側方部8と
をそれぞれパンツ中央部7へ折返し、次いで、パンツ左
右両側方部が折り重ねられたパンツ上方部9をその下方
部10へ折り返してなる使い捨てパンツの折り畳み構造
である。
Description
成された使い捨てパンツの折り畳み構造、特に大型の大
人用に好適な使い捨てパンツの折り畳み構造に関する。
である。この使い捨てパンツは、ウエスト開口部Wと脚
用開口部S,Sとを備えてパンツ型に形成された外装シ
ート50に、ウエスト用弾性体51、脚用弾性体52、
胴部フィット用弾性体53が添着されており、肌当接面
側には吸収性本体54が接着されて構成されている。吸
収性本体54の長手方向端部は、胴部フィット用弾性体
53の収縮力によって、パンツ中央方向へ縮んでいる。
また、吸収性本体が位置しないパンツの左右の両側方部
は、胴部フィット用弾性体53の収縮力でギャザーが寄
り、ふわふわした状態となっている。
性本体54は、不透水性フィルムと透水性不織布との間
に、パルプ繊維と高吸水性ポリマー粉末とからなる吸水
コアを挟持させた構造となっており、パルプ繊維の存在
のため、ごわごわと分厚く形成されている。
は消費者が持ち帰りやすいようにコンパクトに包装する
ことが望まれ、使い捨てパンツを折り畳む必要がある。
上記従来の使い捨てパンツは、吸収性本体54が分厚い
上に、胴部フィット用弾性体53の収縮力によって変形
しているため、図8に示した折返し線L1とL2でパン
ツの左右側方部をパンツ中央部へ折返し、図9に示すよ
うな形状とした後、折返し線L3の上部を下部へと折り
重ね、図10(a)に示したような台形状に折り畳む方
法が採用されている。
パンツの側面概略図を示したように、分厚い吸収性本体
54が4つ折りにされており、吸収性本体54が折り畳
まれている部分とその上部の外装シート50のみが存在
する部分とでは、厚みが大きく異なることとなる。厚み
の異なる部分がある折り畳み構造の場合、包装袋に収納
する際に、ハンドリング性に劣り、きれいな収納ができ
ず、包装袋の自立性が悪くなるという問題があった。
上記折り畳み構造を採用すると、折り畳んだ状態でも、
厚さ6〜8cm、幅、長さとも最大で20cm前後とな
り、使用者が外出時に携帯したいと思っても、嵩張って
いて、はなはだ不都合であった。
用者が携帯可能な程度まで、小さく嵩張らずに折り畳む
ことのできる使い捨てパンツの折り畳み構造を提供する
ことを課題として掲げた。
明は、パンツ形状の外装シートと、この外装シートの肌
当接面側に接着された吸収性本体とを備え、少なくとも
ウエスト開口部周囲と脚用開口部周囲とに弾性体が添設
された使い捨てパンツの折り畳み構造であって、この使
い捨てパンツの股下部をその上方のパンツ中央部へ折返
し、パンツの左側方部と右側方部とをそれぞれパンツ中
央部へ折返し、次いで、パンツ左右両側方部が折り重ね
られたパンツ上方部をその下方部へ折り返してなるとこ
ろに要旨を有する。
パンツをコンパクトに折り畳むことができた。
m以下であると、折り畳まれたパンツの厚みも薄くなる
ため、一層携帯性に優れたものとなる。
略方形状に構成されていることが好ましく、パンツの左
右両側部をパンツ中央部へ折り返す工程や、パンツの上
方部をパンツ下方部へと折り返す工程が容易になると共
に、折り畳まれたパンツの外観が方形状となり、美し
く、包装袋へも収納しやすい。この点で、使い捨てパン
ツの左右の側方部が、それぞれ吸収性本体の左右側縁に
沿って折り返されていることが好ましい。
のいずれか一方または両方において、吸収性本体長手方
向端縁とウエスト用弾性体の間に、胴部フィット用弾性
体がウエスト用弾性体と同方向に添設されていてもよ
い。着用者へのフィット性を高めることができる。
パンツの股下部の最下端と吸収性本体の長手方向端部と
の間の長さが、吸収性本体の長手方向端部とウエスト開
口端との間の長さのほぼ2倍となるように外装シートに
接着されていることが好ましく、これにより、使い捨て
パンツのウエスト開口端と股下部最下端との間の長さの
ほぼ1/3の長さに折り畳むことができる。
の最適な使い捨てパンツも含まれ、この使い捨てパンツ
は、パンツ形状の外装シートと、この外装シートの肌当
接面側に接着された厚さ5mm以下の吸収性本体とを備
え、ウエスト開口部周囲と脚用開口部周囲とに弾性体が
添設され、吸収性本体の長手方向両端部は方形状に形成
され、かつ、使い捨てパンツの股下部の最下端と吸収性
本体の長手方向端部との間の長さが、吸収性本体の長手
方向端縁とウエスト開口端縁との間の長さのほぼ2倍と
なるように外装シートに接着されており、パンツの後身
頃には、吸収性本体長手方向端縁とウエスト用弾性体の
間に、胴部フィット用弾性体がウエスト用弾性体と同方
向に添設されており、パンツの前身頃には上記胴部フィ
ット用弾性体が添設されていないことを特徴とする。
り畳み工程が容易であり、折り畳み後も薄くコンパクト
で、携帯性に優れるものとなる。
捨てパンツの折り畳み構造を説明する。図1(a)には
折り畳む前の使い捨てパンツPを示した。この使い捨て
パンツPは、外装シート1が、ウエスト開口部Wと脚用
開口部Sを備えることにより、パンツ形状に構成されて
いる。ウエスト開口部Wの周囲と、脚用開口部Sの周囲
には、それぞれウエスト用弾性体2と脚用弾性体3が伸
長状態で添設され、ギャザーを形成する。また、外装シ
ート1の着用者の肌に当接する面側には、吸収性本体4
が接着されている。
上方へラインFL1で折返し、図1(b)のような形状
にする(第1折り畳み工程)。このとき、股下部5の長
さx 3は、使い捨てパンツの股下部最下端からウエスト
開口端までの長さ(x1+x2+x3)の1/3であるこ
とが望ましい。また、吸収性本体4の長手方向端縁とウ
エスト開口端との間の長さx2も、(x1+x2+x3)の
1/3であることが好ましく、すなわちx1とx2とx3
とがそれぞれほぼ等しいことが好ましい。前身頃および
後身頃の吸収性本体4がそれぞれ二つ折り状態となると
共に、最終的には使い捨てパンツのウエスト開口端と股
下部最下端との間の長さのほぼ1/3の長さに折り畳む
ことができ、折り畳み後の形状が美麗になるためであ
る。
右側方部6を吸収性本体4の右側縁に沿ったラインFL
2でパンツ中央部7側へと折返して(第2の折り畳み工
程)図2(a)のような形状に折り畳み、同様にして吸
収性本体4よりも左側のパンツ左側方部8を吸収性本体
4の左側縁に沿ったラインFL3でパンツ中央部7へと
折返し(第3の折り畳み工程)、図2(b)のような形
状に折り畳む。
FL4で、パンツ左右両側方部が折り重ねられたパンツ
上方部9をその下方部10へと折り返す(第4の折り畳
み工程)。
る。これにより、折り畳み前の前身頃(または後身頃)
の全長の約1/3の長さで、吸収性本体4とほぼ同じ幅
の四辺形に折り畳むことができる。従来の折り畳み構造
の場合は、折り畳み前の前身頃のほぼ半分にまでしか折
り畳めず、形状も歪なものであったが、本発明ではコン
パクトな四辺形に折り畳めるため、携帯性に優れたもの
となった。また、前身頃または後身頃の中央部に廃棄用
テープを備える使い捨てパンツの場合は、廃棄用テープ
側を図1の前側にして折り畳むことにより、折り畳み完
了後には、廃棄用テープがパンツ左右側方部6,8やパ
ンツ上方部9によって隠れて表面に露出しないことか
ら、包装時等にテープが剥がれてしまうなどのトラブル
を防止することができる。
3の折り畳み工程とは、その順序が逆でもよく、この場
合は、先にパンツの左右両側方部6、8をパンツ中央部
7へと折返し(左右いずれが先でも構わない)、続い
て、股下部5をパンツの中央部7へと折返すとよい。
折り畳むための折り畳み装置の一例を示している。この
折り畳み装置は、図外の製造装置により製造された使い
捨てパンツPを搬入する搬入機構21と、搬入された使
い捨てパンツPの搬送方向を90°反転させる反転機構
22と、使い捨てパンツPを搬送しつつ順次折り畳んで
いく折り畳み機構23とを有している。
の吸引力に応じ、使い捨てパンツPを吸引して保持しつ
つ反転機構22に搬入する回転ドラム24を有し、図4
(a)に示すように、使い捨てパンツPの側辺部を先頭
にして横流れ状態で搬送するものである。
して保持する保持部25が周面に設けられた反転ドラム
26を有し、上記保持部25を回転駆動部により90°
旋回させることにより、図4(b)に示すように、使い
捨てパンツPの底辺部(股下下端部)を先頭として搬送
されるように搬送方向を変換するように構成されてい
る。
出された使い捨てパンツPを吸引しつつ搬送する搬送コ
ンベア27と、使い捨てパンツPの股下部上方をライン
FL1に沿って回転自在な押し込み棒28で押圧するこ
とにより、ラインFL1で使い捨てパンツPを折り畳ん
だ状態で第1ガイド部29内に挿入して股下部5をその
上方側に折り返す第1折返し部30と、第1ガイド部2
9に沿って搬送される使い捨てパンツPの左右両側方部
6,8を左右の折返し案内部材(図示しない)により順
次中央部7側に折り返す第2折返し部31と、吸収性本
体4の端縁に沿う部分をラインFL4に沿って回転自在
な押し込み棒32で押圧することにより、上記吸収性本
体4の端縁に沿う部分を第2ガイド部33内に挿入し
て、パンツ上方部9と下方部10とを折り重ねるように
折り畳む最終折り畳み部34とを有している。
により、図1(b)に示すように、使い捨てパンツPの
股下部5をその上方側に折り返した後、第2折返し部3
1において、図2(a),(b)に示すように、使い捨
てパンツPの左側方部6を中央部7側に折り返すととも
に、その上に右側方部7を折り返すようにする。次い
で、上記最終折り畳み部34において、図2(c)に示
すように、パンツ上方部9と下方部10とを折り重ねる
ことにより、自動的に上記使い捨てパンツPをコンパク
トな折り畳み状態とすることができる。
捨てパンツの構成について説明する。図1に示したよう
に、使い捨てパンツPの外装シート1がウエスト開口部
Wと脚用開口部Sを備えることにより、パンツ形状に構
成されている。ウエスト開口部Wの周囲と、脚用開口部
Sの周囲には、それぞれウエスト用弾性体2と脚用弾性
体3が伸長状態で添設され、ギャザーを形成する。ま
た、外装シート1の着用者の肌に当接する面側には、吸
収性本体4が接着されている。
ように、最外層シート11と内層シート12とからな
り、股下の両側には脚穴部Sが形成されて略砂時計形状
になっている。最外層シート11と内層シート12は、
肌触りの点等から不織布で構成されることが好ましく、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロ
ン等製の不織布や、ポリエステル/ポリエステル、ポリ
エステル/ポリエチレン、ポリプロピレン/ポリエチレ
ン等の組合せによる複合繊維製不織布等が利用可能であ
る。
の間には、複数本の弾性糸ウエスト用弾性体2と脚用弾
性体3が伸長状態で挟持されている。また、使い捨てパ
ンツPの後側B(後身頃側)のパンツ上方には、吸収性
本体4の長手方向端部とウエスト開口端との間に、胴回
りのフィット性を上げるための胴部フィット用弾性体1
3がウエスト用弾性体2と同方向に伸長状態で接合され
ている。これらの弾性体2、3、13としては、弾性糸
や弾性リボンが利用できる。なお、使い捨てパンツPの
前側F(前身頃側)には上記胴部フィット用弾性体13
は添設されていないことが好ましい。収縮力が働かず、
折り畳み易くなるためである。
には吸収性本体4が接合されている。吸収性本体4は、
長方形状が好ましいが、砂時計状でもよく、少なくとも
長手方向両端部は略方形状に形成されていることが折り
畳み易いため好ましい。隅角部が若干アールを有する円
形状を呈していてもよい。吸収性本体4は、前記したよ
うに、前側Fにおいては、使い捨てパンツPの股下部5
の長さx3のほぼ2倍の長さ(x3+x2)となってい
る。すなわち吸収性本体4の全長は、使い捨てパンツP
の全長のほぼ2/3である。また、吸収性本体4の長手
方向端縁とウエスト開口端縁との間の長さx1がx3また
はx2とほぼ同じ長さになるように内層シート12に接
着されていることが好ましい。
用することが、折り畳まれた使い捨てパンツPの厚みを
薄くする上で効果的である。このような超薄型吸収シー
ト体としては、本願出願人によるWO01/89439
号公報に記載されているパルプ繊維非使用の超薄型吸収
シート体が最適である。
な例の斜視説明図を、図7には、図6に示した超薄型吸
収シート体40の1/3の幅のものの幅方向断面図を示
した。超薄型吸収シート体40は、第1不織布層41と
第2不織布層42との間に、吸水性樹脂粉末層43が6
本のスジ状に区分けされた状態で接合されている。この
超薄型吸収シート体40には、パルプ繊維のような吸収
性繊維は含まれていないため、厚さ5mm以下の非常に
薄い吸収体となる。
ほぼ同面積の第1ホットメルト接着剤層H1と、第2不
織布層42のほぼ全面に形成された第2のホットメルト
接着剤層H2とによって、第1不織布層41と第2不織
布層42との間に接合されている。吸水性樹脂粉末の散
布領域の形状は、図例には限定されないが、体液を速や
かに拡散させて、吸水性樹脂粉末に吸液をスムーズに行
わせるためには、非散布領域を複数設けることが好まし
い。
塩系、澱粉・アクリロニトリル系、セルロース系等公知
の吸水性樹脂を用いることができる。吸水量が大きく、
吸液速度が速いものが好ましい。
する繊維の種類としては、レーヨン等の再生繊維;ポリ
エチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン;ポリエ
ステル等の合成繊維;絹、パルプ(セルロース)等の天
然繊維等が好ましく用いられる。芯鞘タイプやサイドバ
イサイド等の複合繊維を用いてもよい。疎水性繊維を使
用する際には公知の親水化処理を行っておくことが望ま
しい。
樹脂粉末層43と第1不織布層42とを接合固定するた
めの層であるので、吸収性樹脂を所望パターンで散布す
る場合に、同じパターンで第1不織布層41上に形成す
ることが望ましく、第2ホットメルト接着剤層H2は、
吸水性樹脂粉末層43を第1不織布層41と第2不織布
層42とで確実に挟持することができるように、第2不
織布層42の全面に塗布されていることが好ましいが、
いずれも図例には限定されない。また、適宜、ヒートシ
ールや超音波による接合部を設けてもよい。
細繊維状のホットメルト接着剤が、空隙を残すようにラ
ンダムに付着し合って形成されたウエブ状体であること
が好ましく、このようなウエブ状体は、例えば、複数の
小さな吐出孔群が直線状に配列され、各吐出孔近傍に加
熱空気を高速で噴出することのできるエアー噴出口を備
えたカーテンスプレーコータを利用することにより製造
することができる。
ラル状軌跡を有する線状のホットメルト接着剤が、空隙
を残して複数本重なり合った網状体であることが好まし
い。第1ホットメルト接着剤層H1よりも強力な網状体
となるためである。この結果、吸液後に膨潤した樹脂粒
子を、確実に第1不織布層41と第2不織布層42との
間に把持固定することができる。
ホットメルト接着剤は、例えば、ホットメルト吐出孔近
傍に、ノズル中心方向にエアーを吹き出すことのできる
エアー噴出口が3個以上点対称に備えられたスパイラル
スプレーガンノズルで得ることができる。
同種の、または異種のものを用いることができ、その種
類は特に限定されない。生産性の点からは、60〜18
0℃程度で溶融するものが好ましく、SIS、SIB
S、SEBS、SEPS等のスチレン系エラストマー;
エチレン・酢酸ビニル系コポリマー;ポリエステル系、
アクリル系、ポリオレフィン系等のエラストマー類;ポ
リイソブチレン、ブチルゴム、ポリイソプレン、天然ゴ
ム等のゴム類等が好ましく用いられる。吸液後に膨潤し
た粒子を確実に固定することができるように伸び易いも
のが好ましく、この点で、スチレン系エラストマーや、
ゴム類が好ましい。
4に利用する場合は、超薄型吸収シート体40と略同程
度かまたは1回りほど大きい不透液性シート等をバック
シートとして用い、その上に超薄型吸収シート体40を
接合し、必要に応じて透液性トップシート、立体ギャザ
ー等公知の部材を設ければよい。
はなく、第1不織布層41か第2不織布層42を省略し
た構成の吸収シート体や、不織布製造段階で吸水性樹脂
粉末を混入させた吸収シート体等も、吸収性本体4の吸
収体として利用することが可能である。
み前の使い捨てパンツPの前身頃(または後身頃)の全
長の約1/3の長さで、パンツPの最大幅のほぼ1/3
の幅の略四辺形に折り畳むことができる。コンパクトな
四辺形に折り畳めたので、携帯性に優れている。また、
折り畳まれた四辺形の製品はその厚みが大体均一である
ので、包装袋に複数の製品を詰める場合にも掴みやすく
ハンドリング性に優れ、包装後も袋の各面がすっきりと
平らになるため美麗である。
用すれば、折り畳み後の四辺形の製品の厚さは3cm以
下と大変薄くすることができるので、包装袋に多数の製
品を装填することが可能となり、保管コストや輸送コス
トの低減にもつながった。また、本発明の使い捨てパン
ツは、上記折り畳み構造に最適な薄さのパンツである。
面図、(b)は第1折り畳み工程を説明するための正面
図である。
明するための正面図である。
造にするための折り畳み装置の一例を示す側面図であ
る。
送方向を示し、(b)は反転ドラム上での使い捨てパン
ツの反転挙動を示す説明図である。
図である。
明図である。
説明図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 パンツ形状の外装シートと、この外装シ
ートの肌当接面側に接着された吸収性本体とを備え、少
なくともウエスト開口部周囲と脚用開口部周囲とに弾性
体が添設された使い捨てパンツの折り畳み構造であっ
て、この使い捨てパンツの股下部をその上方のパンツ中
央部へ折返し、パンツの左側方部と右側方部とをそれぞ
れパンツ中央部へ折返し、次いで、パンツ左右両側方部
が折り重ねられたパンツ上方部をその下方部へ折り返し
てなることを特徴とする使い捨てパンツの折り畳み構
造。 - 【請求項2】 上記使い捨てパンツの吸収性本体の厚み
が5mm以下である請求項1に記載の使い捨てパンツの
折り畳み構造。 - 【請求項3】 上記吸収性本体の少なくとも長手方向両
端部が略方形状に構成されている請求項1または2に記
載の使い捨てパンツの折り畳み構造。 - 【請求項4】 上記使い捨てパンツの左右の側方部が、
それぞれ吸収性本体の左右側縁に沿って折り返されてい
るものである請求項3に記載の使い捨てパンツの折り畳
み構造。 - 【請求項5】 上記使い捨てパンツの前身頃と後身頃の
いずれか一方または両方において、吸収性本体長手方向
端縁とウエスト用弾性体の間に、胴部フィット用弾性体
がウエスト用弾性体と同方向に添設されている請求項1
〜4のいずれかに記載の使い捨てパンツの折り畳み構
造。 - 【請求項6】 上記使い捨てパンツの吸収性本体は、使
い捨てパンツの股下部の最下端と吸収性本体の長手方向
端部との間の長さが、吸収性本体の長手方向端部とウエ
スト開口端との間の長さのほぼ2倍となるように外装シ
ートに接着されている請求項1〜5のいずれかに記載の
使い捨てパンツの折り畳み構造。 - 【請求項7】 上記使い捨てパンツのウエスト開口端と
股下部最下端との間の長さのほぼ1/3の長さに折り畳
まれている請求項6に記載の使い捨てパンツの折り畳み
構造。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の使い捨
てパンツの折り畳み構造に適した使い捨てパンツであっ
て、 この使い捨てパンツは、パンツ形状の外装シートと、こ
の外装シートの肌当接面側に接着された厚さ5mm以下
の吸収性本体とを備え、 ウエスト開口部周囲と脚用開口部周囲とに弾性体が添設
され、 吸収性本体の長手方向両端部は方形状に形成され、か
つ、使い捨てパンツの股下部の最下端と吸収性本体の長
手方向端部との間の長さが、吸収性本体の長手方向端縁
とウエスト開口端縁との間の長さのほぼ2倍となるよう
に外装シートに接着されており、 パンツの後身頃には、吸収性本体長手方向端縁とウエス
ト用弾性体の間に、胴部フィット用弾性体がウエスト用
弾性体と同方向に添設されており、 パンツの前身頃には上記胴部フィット用弾性体が添設さ
れていないことを特徴とする使い捨てパンツ。
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