JP2003250031A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法

Info

Publication number
JP2003250031A
JP2003250031A JP2002045836A JP2002045836A JP2003250031A JP 2003250031 A JP2003250031 A JP 2003250031A JP 2002045836 A JP2002045836 A JP 2002045836A JP 2002045836 A JP2002045836 A JP 2002045836A JP 2003250031 A JP2003250031 A JP 2003250031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
data
processing
image data
image processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002045836A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Tone
剛治 刀根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2002045836A priority Critical patent/JP2003250031A/ja
Publication of JP2003250031A publication Critical patent/JP2003250031A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる種類の画像処理にそれぞれ適したユニ
ットを用いる画像処理がおこない、リソースを充分に活
用した高効率の画像処理をおこなうことができるととも
に画像処理手段の負荷を軽減することができ、外部装置
で画像処理され、本体の画像処理手段を介さないで入力
された画像データの画像メモリーへの効率的な格納を可
能にし、画像メモリーの共有化および有効活用を図れる
こと。 【解決手段】 画像メモリー・アクセス制御部221に
はメモリー・モジュール222に格納する画像データに
対して所定の画像処理をおこなう少なくとも一つのメモ
リー画像処理部709を備える。メモリー画像処理部7
09は、メモリー・モジュール222へ画像データを圧
縮して格納するデータ圧縮部706の前段で、画像デー
タを1次元マトリックスに基づきデータ配列の制御をお
こない圧縮率を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル画像
データに対する画像処理をおこなう、より詳しくは、複
写機、ファクシミリ、プリンター、スキャナーなどの機
能を複合したディジタル複合機において、ディジタル画
像データに対する画像処理、特に、複数の入力画像を同
時に処理、出力する画像処理装置、画像処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、アナログ複写機からディジタル化
された画像データの処理をおこなうディジタル複写機が
登場し、さらに、ディジタル複写機が複写機としての機
能だけでなく、複写機の機能に加えて、ファクシミリの
機能、プリンターの機能、スキャナーの機能などの各機
能を複合したディジタル複合機が存在する。
【0003】図17は、従来技術にかかるディジタル複
合機のハードウエア構成を示すブロック図である。図1
7に示すように、ディジタル複合機は、読み取りユニッ
ト1701、画像処理ユニット1702、ビデオ制御部
1703、書き込みユニット1704の一連の各構成
部、さらにはメモリー制御ユニット1705およびメモ
リー・モジュール1706によって形成される複写機を
構成する部分(複写機部分)と、マザーボード1711
を介して、追加的にファクシミリ制御ユニット171
2、プリンター制御ユニット1713、スキャナー制御
ユニット1714などのユニットが接続されることによ
って、ディジタル複合機としての各機能を実現してい
た。
【0004】したがって、複写機としての機能を実現す
る複写機部分は、読み取りユニット1701、画像処理
ユニット1702、ビデオ制御部1703、書き込みユ
ニット1704、バス1710、システム・コントロー
ラー1707、RAM1708、ROM1709によっ
て各構成部の一連の動作が制御されているのに対し、フ
ァクシミリ制御ユニット1712、プリンター制御ユニ
ット1713、スキャナー制御ユニット1714などの
各ユニットは、複写機における確立された一連の動作の
一部を利用することによって各ユニットの機能を実現す
るものであった。
【0005】換言すると、上記一連の構成部による一つ
のシステムとして確立している複写機部分にファクシミ
リ制御ユニット1712、プリンター制御ユニット17
13、スキャナー制御ユニット1714をアドオンする
ことによって、ディジタル複合機の機能を実現するもの
であった。これは、上記一連の構成部をASIC(Ap
plication Specific Integr
ated Circuit)などのハードウエアによっ
て構成することによって、処理速度を重視する(処理の
高速化を図る)という背景によるものであった。
【0006】また、読み取り信号の画像処理、メモリー
への画像蓄積、複数機能の並行動作およびそれぞれの画
像処理を最適化する『画像処理装置』(たとえば、特開
平8−274986号公報)などが開示されており、各
種の画像処理を一つの画像処理構成で実行できるものが
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術におけるディジタル複合機においては、上述のと
おり複写機部分が一つのシステムとして確立していた。
このため、メモリーの有効活用が図れなかった。また、
周辺ユニットであるファクシミリ制御ユニット171
2、プリンター制御ユニット1713、スキャナー制御
ユニット1714など、上記複写機部分に接続された各
ユニットの性能が向上しても全体システムの機能向上が
図れず、各機能を実現するために複写機部分とは別個に
それぞれ独立してシステムを構築しなければならないと
いう問題点があった。一方、単体スキャナー、単体プリ
ンターとしての機能分割の容易性についても提供されて
いなかった。
【0008】従来のディジタル複合機では、自らのスキ
ャナーで読み取った画像データなどを複写機機能の持つ
画像処理手段で画像処理をしており、データ圧縮も独自
方式の圧縮をしていた。しかしながら、最近のディジタ
ル複合機では、PCIバスなどの汎用バスを装備する方
向にあり、いわゆるオープンアーキテクチャ化の方向に
向かってる。
【0009】すなわち、パソコンなどの外部装置であつ
かう標準的な圧縮ファイル(JPEG、TIFF、MM
Rなど)がそのバス上でやりとりされることになり、こ
のようなファイルを複写機機能の持つ画像処理手段でお
こなおうとすれば、非効率的であった。そのために、デ
ィジタル複合機における複写機機能以外の機能(ファク
シミリ、スキャナー、プリンターなど)や上記外部装置
も共有する画像メモリーの有効活用や管理が大切になる
とともに、画像処理手段などでいかに圧縮効率を上げて
上記画像メモリーに画像データを蓄積できるかがキーと
なりますます画像処理手段への負担が増大する傾向にあ
った。
【0010】上記汎用バスからくる、従来の複写機機能
の持つ独自圧縮ファイルやパソコンなどの外部装置から
の標準ファイル(これらを一次圧縮ファイルと定義す
る)を画像処理手段などで、画像メモリーに画像データ
を格納する時点で、これらの一次圧縮ファイルの二次圧
縮(可逆、独自)をおこなうが、この圧縮能力によっ
て、画像メモリーへの蓄積能力が向上する。
【0011】ただし、JPEG、TIFF、MMRとい
った汎用的な圧縮フォーマットは、独自圧縮ファイルに
比べて、その汎用性を維持するためや、圧縮方式の固定
化によって、圧縮率を一定のレベルでとどめていると考
えられる。また、上記汎用的な圧縮フォーマットのデー
タ配列が、二次圧縮の方式から見て、二次圧縮に不向き
なデータ配列を使用している場合も考えられる。
【0012】この発明は、上述した従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、異なる種類の画像処理
にそれぞれ適したユニットを用いる画像処理がおこな
い、リソースを充分に活用した高効率の画像処理をおこ
なうことができるとともに画像処理手段の負荷を軽減す
ることができ、外部装置で画像処理され、本体の画像処
理手段を介さないで入力された画像データの画像メモリ
ーへの効率的な格納を可能にし、画像メモリーの共有化
および有効活用を図ることができる画像処理装置および
画像処理方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる画
像処理装置は、画像メモリーを制御して画像データの書
込み/読み出しをおこなう画像メモリーアクセス制御手
段と、画像データに対し加工編集などの画像処理を施す
画像処理手段と、前記画像メモリーアクセス制御手段と
前記画像処理手段との間におけるデータの受け渡し処理
をおこなう画像データ制御手段と、を備えた画像処理装
置において、前記画像メモリーアクセス制御手段には前
記画像メモリーに格納する画像データに対して所定の画
像処理をおこなう少なくとも一つのメモリー画像処理手
段と、前記メモリー画像処理手段には、前記画像メモリ
ーに対し前記画像データを圧縮して書き込むデータ圧縮
手段と、前記画像データを前記データ圧縮手段での圧縮
率が向上できる形式に変換する処理を施し変換後の画像
データを前記データ圧縮手段に出力する変換手段とを備
え、該変換手段は、データ配列変換をおこなう場合に、
画像データを1次元マトリックスを用いてデータ配列の
制御をおこなうことを特徴とする。
【0014】この請求項1に記載の発明によれば、汎用
的な画像処理をプロセッサーに負担をかけずに低コスト
で実現可能である。また、少量のハードリソースで、デ
ータ配列変換が可能となり、圧縮方式の特徴を生かした
圧縮効率の向上が図ることができる。
【0015】また、請求項2に記載の発明にかかる画像
処理装置は、画像メモリーを制御して画像データの書込
み/読み出しをおこなう画像メモリーアクセス制御手段
と、画像データに対し加工編集などの画像処理を施す画
像処理手段と、前記画像メモリーアクセス制御手段と前
記画像処理手段との間におけるデータの受け渡し処理を
おこなう画像データ制御手段と、を備えた画像処理装置
において、前記画像メモリーアクセス制御手段には前記
画像メモリーに格納する画像データに対して所定の画像
処理をおこなう少なくとも一つのメモリー画像処理手段
と、前記メモリー画像処理手段には、前記画像メモリー
に対し前記画像データを圧縮して書き込むデータ圧縮手
段と、前記画像データを前記データ圧縮手段での圧縮率
が向上できる形式に変換する処理を施し変換後の画像デ
ータを前記データ圧縮手段に出力する変換手段とを備
え、該変換手段は、データ配列変換をおこなう場合に、
画像データを2次元マトリックスを用いてデータ配列の
制御をおこなうことを特徴とする。
【0016】この請求項2に記載の発明によれば、圧縮
効率向上を重視したデータ配列変換が可能、圧縮方式の
特徴を生かした圧縮効率向上が可能となる。特に、主走
査、副走査方向に相関の強い画素データに対して、圧縮
効率の向上が図れるようになる。
【0017】また、請求項3に記載の発明にかかる画像
処理装置は、請求項1,2のいずれか一つに記載の発明
において、前記メモリー画像処理手段のうち少なくとも
一つがSIMD型演算処理に向かない画像処理を実行す
る演算処理プロセッサーで構成されたことを特徴とす
る。
【0018】この請求項3に記載の発明によれば、メモ
リー画像処理手段がSIMD型演算処理で実現しにくい
画像処理アルゴリズムを実行した画像データを画像メモ
リーに格納できる。
【0019】また、請求項4に記載の発明にかかる画像
処理装置は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明
において、前記データ圧縮手段は、ランレングス符号の
圧縮方式であり、前記メモリー画像処理手段は、ディザ
マトリックスにより画像データを2値化するものである
場合、前記変換手段は、入力された画像データを一定の
画素数内で観測し、その画素内のデータの散らばり具合
が一定値以上の場合に、ランレングス符号に不利である
と判断し、画像データのランレングスを長くする散らば
り補正処理を実行することを特徴とする。
【0020】この請求項4に記載の発明によれば、画像
データをランレングス符号の圧縮およびディザ処理で2
値化する場合に、画像データの一定の画素数内でのデー
タの散らばり時にランレングスを長くする散らばり補正
処理を実行するため、画像データを構成する画素の状態
に応じて散らばり補正処理の実行の有無が切り替えら
れ、常に画像データのランレングスを長くし圧縮効率を
向上できるようになる。
【0021】また、請求項5に記載の発明にかかる画像
処理装置は、請求項4に記載の発明において、前記変換
手段は、前記画像データ内のデータの散らばり具合につ
いて、画像データをN×1マトリックス単位で2つのマ
トリックスをつなぎ合わせた2N×1の画素列における
白→黒、もしくは黒→白へ変化したポイント数pを一定
数Pと比較し、p>Pの場合に並べ替えを実行するもの
で、該並べ替えは、双方のN×1マトリックスの中央
(L/2)より、ディザ閾値マトリックスの閾値順と同
様の順番に並べ替え番号を付与して画素のデータを並べ
替えることにより、連続した1もしくは0を集合させた
ドット配列とし、ランレングス符号におけるランレング
スを長くすることを特徴とする。
【0022】この請求項5に記載の発明によれば、画像
データを2つのN×1マトリックスを単位として並べ替
えを実行でき、並べ替えの処理を簡単におこなえ、ラン
レングスを長くして圧縮効率を向上できるようになる。
【0023】また、請求項6に記載の発明にかかる画像
処理装置は、請求項4に記載の発明において、前記変換
手段は、前記画像データ内のデータの散らばり具合につ
いて、画像データをN×1マトリックス単位で2つのマ
トリックスをつなぎ合わせた2N×1の画素のマトリッ
クスと、さらに副走査方向に次の1ラインの2N×1の
画素のマトリックスを合わせた2N×2の画素のマトリ
ックス列における白→黒、もしくは黒→白へ変化したポ
イント数pを一定数Pと比較し、p>Pの場合に並べ替
えを実行するもので、該並べ替えは、双方のN×1マト
リックスの中央(L/2)より、ディザ閾値マトリック
スの閾値順と同様の順番に並べ替え番号を付与し、この
際、副走査方向について前ラインの相関をもって画素の
データを並べ替えることにより、連続した1もしくは0
を集合させたドット配列とし、ランレングス符号におけ
るランレングスを長くすることを特徴とする。
【0024】この請求項6に記載の発明によれば、画像
データを2つのN×1マトリックスと副走査方向に1ラ
インの2N×1のマトリックスを単位として並べ替えを
実行でき、特に、主走査、副走査方向に相関の強い画素
データに対する並べ替えの処理を簡単におこなえ、ラン
レングスを長くして圧縮効率を向上できるようになる。
【0025】また、請求項7に記載の発明にかかる画像
処理方法は、画像データの読取処理、蓄積処理、送受信
処理などの各処理ユニットから出力される画像データを
画像データ制御ユニット経由で画像処理ユニットで受信
し所定の画像(加工編集)処理を実行する画像処理工程
と、前記画像データ制御ユニット経由で、前記画像処理
ユニットを介し、あるいは介さずに入力された画像デー
タを蓄積処理ユニットに蓄積する際に、前記画像処理ユ
ニットが実行する画像処理と異なるアルゴリズムの画像
処理の有無を選択的に実行可能なメモリー画像処理工程
と、前記メモリー画像処理工程で前記画像データを圧縮
率が向上できる形式に変換する変換処理工程を備え、該
変換処理工程では、画像データを1次元マトリックスを
用いてデータ配列変換をおこなうことを特徴とする。
【0026】この請求項7に記載の発明によれば、汎用
的な画像処理をプロセッサーに負担をかけずに低コスト
で実現可能である。また、少量のハードリソースで、デ
ータ配列変換が可能となり、圧縮方式の特徴を生かした
圧縮効率の向上が図ることができる。
【0027】また、請求項8に記載の発明にかかる画像
処理方法は、画像データの読取処理、蓄積処理、送受信
処理などの各処理ユニットから出力される画像データを
画像データ制御ユニット経由で画像処理ユニットで受信
し所定の画像(加工編集)処理を実行する画像処理工程
と、前記画像データ制御ユニット経由で、前記画像処理
ユニットを介し、あるいは介さずに入力された画像デー
タを蓄積処理ユニットに蓄積する際に、前記画像処理ユ
ニットが実行する画像処理と異なるアルゴリズムの画像
処理の有無を選択的に実行可能なメモリー画像処理工程
と、前記メモリー画像処理工程で前記画像データを圧縮
率が向上できる形式に変換する変換処理工程を備え、該
変換処理工程では、画像データを2次元マトリックスを
用いてデータ配列変換をおこなうことを特徴とする。
【0028】この請求項8に記載の発明によれば、圧縮
効率向上を重視したデータ配列変換が可能、圧縮方式の
特徴を生かした圧縮効率向上が可能となる。特に、主走
査、副走査方向に相関の強い画素データに対して、圧縮
効率の向上が図れるようになる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる画像処理装置、画像処理方法の好適な実施
の形態を詳細に説明する。
【0030】まず、本実施の形態にかかる画像処理装置
の原理について説明する。図1は、この発明の本実施の
形態にかかる画像処理装置の構成を機能的に示すブロッ
ク図である。図1において、画像処理装置は、以下に示
す5つのユニットを含む構成である。
【0031】上記5つのユニットとは、画像データ制御
ユニット100と、画像データを読み取る画像読取ユニ
ット101と、画像を蓄積する画像メモリーを制御して
画像データの書込み/読み出しをおこなう画像メモリー
制御ユニット102と、画像データに対し加工編集など
の画像処理を施す画像処理ユニット103と、画像デー
タを転写紙などに書き込む画像書込ユニット104と、
である。
【0032】上記各ユニットは、画像データ制御ユニッ
ト100を中心に、画像読取ユニット101と、画像メ
モリー制御ユニット102と、画像処理ユニット103
と、画像書込ユニット104とがそれぞれ画像データ制
御ユニット100に接続されている。
【0033】(画像データ制御ユニット100)画像デ
ータ制御ユニット100によっておこなわれる処理とし
ては以下のようなものがある。
【0034】たとえば、(1)データのバス転送効率を
向上させるためのデータ圧縮処理(一次圧縮)、(2)
一次圧縮データの画像データへの転送処理、(3)画像
合成処理(複数ユニットからの画像データを合成するこ
とが可能である。また、データバス上での合成も含
む。)、(4)画像シフト処理(主走査および副走査方
向の画像のシフト)、(5)画像領域拡張処理(画像領
域を周辺へ任意量だけ拡大することが可能)、(6)画
像変倍処理(たとえば、50%または200%の固定変
倍)、(7)パラレルバス・インターフェース処理、
(8)シリアルバス・インターフェース処理(後述する
プロセス・コントローラー211とのインターフェー
ス)、(9)パラレルデータとシリアルデータのフォー
マット変換処理、(10)画像読取ユニット101との
インターフェース処理、(11)画像処理ユニット10
3とのインターフェース処理、などである。
【0035】(画像読取ユニット101)画像読取ユニ
ット101によっておこなわれる処理としては以下のよ
うなものがある。
【0036】たとえば、(1)光学系による原稿反射光
の読み取り処理、(2)CCD(Charge Cou
pled Device:電荷結合素子)での電気信号
への変換処理、(3)A/D変換器でのディジタル化処
理、(4)シェーディング補正処理(光源の照度分布ム
ラを補正する処理)、(5)スキャナーγ補正処理(読
み取り系の濃度特性を補正する処理)、などである。
【0037】(画像メモリー制御ユニット102)画像
メモリー制御ユニット102によっておこなわれる処理
としては以下のようなものがある。
【0038】たとえば、(1)システム・コントローラ
ーとのインターフェース制御処理、(2)パラレルバス
制御処理(パラレルバスとのインターフェース制御処
理)、(3)ネットワーク制御処理、(4)シリアルバ
ス制御処理(複数の外部シリアルポートの制御処理)、
(5)内部バスインターフェース制御処理(操作部との
コマンド制御処理)、(6)ローカルバス制御処理(シ
ステム・コントローラーを起動させるためのROM、R
AM、フォントデータのアクセス制御処理)、(7)メ
モリー・モジュールの動作制御処理(メモリー・モジュ
ールの書き込み/読み出し制御処理など)、(8)メモ
リー・モジュールへのアクセス制御処理(複数のユニッ
トからのメモリー・アクセス要求の調停をおこなう処
理)、(9)データの圧縮/伸張処理(メモリー有効活
用のためのデータ量を削減するための処理)、(10)
画像編集処理(メモリー領域のデータクリア、画像デー
タの回転処理、メモリー上での画像合成処理など)、な
どである。
【0039】(画像処理ユニット103)画像処理ユニ
ット103によっておこなわれる処理としては以下のよ
うなものがある。
【0040】たとえば、(1)シェーディング補正処理
(光源の照度分布ムラを補正する処理)、(2)スキャ
ナーγ補正処理(読み取り系の濃度特性を補正する処
理)、(3)MTF補正処理、(4)平滑処理、(5)
主走査方向の任意変倍処理、(6)濃度変換(γ変換処
理:濃度ノッチに対応)、(7)単純多値化処理、
(8)単純二値化処理、(9)誤差拡散処理、(10)
ディザ処理、(11)ドット配置位相制御処理(右寄り
ドット、左寄りドット)、(12)孤立点除去処理、
(13)像域分離処理(色判定、属性判定、適応処
理)、(14)密度変換処理、などである。
【0041】(画像書込ユニット104)画像書込ユニ
ット104によっておこなわれる処理としては以下のよ
うなものがある。
【0042】たとえば、(1)エッジ平滑処理(ジャギ
ー補正処理)、(2)ドット再配置のための補正処理、
(3)画像信号のパルス制御処理、(4)パラレルデー
タとシリアルデータのフォーマット変換処理、などであ
る。
【0043】(ディジタル複合機のハードウエア構成)
つぎに、本実施の形態にかかる画像処理装置がディジタ
ル複合機を構成する場合のハードウエア構成について説
明する。図2は本実施の形態にかかる画像処理装置のハ
ードウエア構成の一例を示すブロック図である。
【0044】図2のブロック図において、本実施の形態
にかかる画像処理装置は、読取ユニット201と、セン
サー・ボード・ユニット202と、画像データ制御部2
03と、画像処理プロセッサー204と、ビデオ・デー
タ制御部205と、作像ユニット(エンジン)206と
を備える。また、本実施の形態にかかる画像処理装置
は、シリアルバス210を介して、プロセス・コントロ
ーラー211と、RAM212と、ROM213とを備
える。
【0045】また、本実施の形態にかかる画像処理装置
は、パラレルバス220を介して、画像メモリー・アク
セス制御部221とファクシミリ制御ユニット224と
を備え、さらに、画像メモリー・アクセス制御部221
に接続されるメモリー・モジュール222と、システム
・コントローラー231と、RAM232と、ROM2
33と、操作パネル234とを備える。
【0046】ここで、上記各構成部と、図1に示した各
ユニット100〜104との関係について説明する。す
なわち、読取ユニット201およびセンサー・ボード・
ユニット202によって、図1に示した画像読取ユニッ
ト101の機能を実現する。また同様に、画像データ制
御部203によって、画像データ制御ユニット100の
機能を実現する。また同様に、画像処理プロセッサー2
04によって画像処理ユニット103の機能を実現す
る。
【0047】また同様に、ビデオ・データ制御部205
および作像ユニット(エンジン)206によって画像書
込ユニット104の機能を実現する。また同様に、画像
メモリー・アクセス制御部221およびメモリー・モジ
ュール222によって画像メモリー制御ユニット102
の機能を実現する。
【0048】つぎに、各構成部の内容について説明す
る。原稿を光学的に読み取る読取ユニット201は、ラ
ンプとミラーとレンズから構成され、原稿に対するラン
プ照射の反射光をミラーおよびレンズによって受光素子
に集光する。
【0049】受光素子、たとえばCCDは、センサー・
ボード・ユニット202に搭載され、CCDにおいて電
気信号に変換された画像データはディジタル信号に変換
された後、センサー・ボード・ユニット202から出力
(送信)される。
【0050】センサー・ボード・ユニット202から出
力(送信)された画像データは画像データ制御部203
に入力(受信)される。機能デバイス(処理ユニット)
およびデータバス間における画像データの伝送は画像デ
ータ制御部203がすべて制御する。
【0051】画像データ制御部203は、画像データに
関し、センサー・ボード・ユニット202、パラレルバ
ス220、画像処理プロセッサー204間のデータ転
送、画像データに対するプロセス・コントローラー21
1と画像処理装置の全体制御を司るシステム・コントロ
ーラー231との間の通信をおこなう。また、RAM2
12はプロセス・コントローラー211のワークエリア
として使用され、ROM213はプロセス・コントロー
ラー211のブートプログラムなどを記憶している。
【0052】センサー・ボード・ユニット202から出
力(送信)された画像データは画像データ制御部203
を経由して画像処理プロセッサー204に転送(送信)
され、光学系およびディジタル信号への量子化にともな
う信号劣化(スキャナー系の信号劣化とする)を補正
し、再度、画像データ制御部203へ出力(送信)され
る。
【0053】画像メモリー・アクセス制御部221は、
メモリー・モジュール222に対する画像データの書き
込み/読み出しを制御する。また、パラレルバス220
に接続される各構成部の動作を制御する。また、RAM
232はシステム・コントローラー231のワークエリ
アとして使用され、ROM233はシステム・コントロ
ーラー231のブートプログラムなどを記憶している。
【0054】操作パネル234は、画像処理装置がおこ
なうべき処理を入力する。たとえば、処理の種類(複
写、ファクシミリ送信、画像読込、プリントなど)およ
び処理の枚数などを入力する。これによって、画像デー
タ制御情報の入力をおこなうことができる。
【0055】つぎに、読み取った画像データにはメモリ
ー・モジュール222に蓄積して再利用するジョブと、
メモリー・モジュール222に蓄積しないジョブとがあ
り、それぞれの場合について説明する。メモリー・モジ
ュール222に蓄積する例としては、1枚の原稿につい
て複数枚を複写する場合に、読取ユニット201を1回
だけ動作させ、読取ユニット201によって読み取った
画像データをメモリー・モジュール222に蓄積し、蓄
積された画像データを複数回読み出すという方法があ
る。
【0056】メモリー・モジュール222を使わない例
としては、1枚の原稿を1枚だけ複写する場合に、読み
取り画像データをそのまま再生すればよいので、画像メ
モリー・アクセス制御部221によるメモリー・モジュ
ール222へのアクセスをおこなう必要はない。
【0057】まず、メモリー・モジュール222を使わ
ない場合、画像処理プロセッサー204から画像データ
制御部203へ転送されたデータは、再度画像データ制
御部203から画像処理プロセッサー204へ戻され
る。画像処理プロセッサー204においては、センサー
・ボード・ユニット202におけるCCDによる輝度デ
ータを面積階調に変換するための画質処理をおこなう。
【0058】画質処理後の画像データは画像処理プロセ
ッサー204からビデオ・データ制御部205に転送さ
れる。面積階調に変化された信号に対し、ドット配置に
関する後処理およびドットを再現するためのパルス制御
をおこない、その後、作像ユニット206において転写
紙上に再生画像を形成する。
【0059】つぎに、メモリー・モジュール222に蓄
積し画像読み出し時に付加的な処理、たとえば画像方向
の回転、画像の合成などをおこなう場合の画像データの
流れについて説明する。画像処理プロセッサー204か
ら画像データ制御部203へ転送された画像データは、
画像データ制御部203からパラレルバス220を経由
して画像メモリー・アクセス制御部221に送られる。
【0060】ここでは、システム・コントローラー23
1の制御に基づいて画像データとメモリー・モジュール
222のアクセス制御、外部PC(パーソナル・コンピ
ューター)223のプリント用データの展開、メモリー
・モジュール222の有効活用のための画像データの圧
縮/伸張をおこなう。
【0061】画像メモリー・アクセス制御部221へ送
られた画像データは、所定の画像処理後(詳細は後述す
るが所望時にのみ実行される)、データ圧縮後メモリー
・モジュール222へ蓄積され、蓄積された画像データ
は必要に応じて読み出される。読み出された画像データ
は伸張され、本来の画像データに戻し画像メモリー・ア
クセス制御部221からパラレルバス220を経由して
画像データ制御部203へ戻される。
【0062】画像データ制御部203から画像処理プロ
セッサー204への転送後は画質処理、およびビデオ・
データ制御部205でのパルス制御をおこない、作像ユ
ニット206において転写紙上に再生画像を形成する。
【0063】画像データの流れにおいて、パラレルバス
220および画像データ制御部203でのバス制御によ
って、ディジタル複合機の機能を実現する。ファクシミ
リ送信機能は読み取られた画像データを画像処理プロセ
ッサー204にて画像処理を実施し、画像データ制御部
203およびパラレルバス220を経由してファクシミ
リ制御ユニット224へ転送する。ファクシミリ制御ユ
ニット224にて通信網へのデータ変換をおこない、公
衆回線(PN)225へファクシミリデータとして送信
する。
【0064】一方、受信されたファクシミリデータは、
公衆回線(PN)225からの回線データをファクシミ
リ制御ユニット224にて画像データへ変換され、パラ
レルバス220および画像データ制御部203を経由し
て画像処理プロセッサー204へ転送される。この場
合、特別な画質処理はおこなわず、ビデオ・データ制御
部205においてドット再配置およびパルス制御をおこ
ない、作像ユニット206において転写紙上に再生画像
を形成する。
【0065】複数ジョブ、たとえば、コピー機能、ファ
クシミリ送受信機能、プリンター出力機能が並行に動作
する状況において、読取ユニット201、作像ユニット
206およびパラレルバス220の使用権のジョブへの
割り振りをシステム・コントローラー231およびプロ
セス・コントローラー211において制御する。
【0066】プロセス・コントローラー211は画像デ
ータの流れを制御し、システム・コントローラー231
はシステム全体を制御し、各リソースの起動を管理す
る。また、ディジタル複合機の機能選択は操作パネル
(操作部)234において選択入力し、コピー機能、フ
ァクシミリ機能などの処理内容を設定する。
【0067】システム・コントローラー231とプロセ
ス・コントローラー211は、パラレルバス220、画
像データ制御部203およびシリアルバス210を介し
て相互に通信をおこなう。具体的には、画像データ制御
部203内においてパラレルバス220とシリアルバス
210とのデータ・インターフェースのためのデータフ
ォーマット変換をおこなうことによって、システム・コ
ントローラー231とプロセス・コントローラー211
間の通信をおこなう。
【0068】(画像処理ユニット103/画像処理プロ
セッサー204)つぎに、画像処理ユニット103を構
成する画像処理プロセッサー204における処理の概要
について説明する。図3は本実施の形態にかかる画像処
理装置の画像処理プロセッサー204の処理の概要を示
すブロック図である。
【0069】図3のブロック図において、画像処理プロ
セッサー204は、第1入力I/F301と、スキャナ
ー画像処理部302と、第1出力I/F303と、第2
入力I/F304と、出力画像処理部305と、第2出
力I/F306とを含む構成となっている。
【0070】上記構成において、読み取られた画像デー
タはセンサー・ボード・ユニット202、画像データ制
御部203を介して画像処理プロセッサー204の第1
入力インターフェース(I/F)301からスキャナー
画像処理部302へ伝達される。
【0071】スキャナー画像処理部302は読み取られ
た画像データの劣化を補正することを目的とし、具体的
には、シェーディング補正、スキャナーγ補正、MTF
補正などをおこなう。補正処理ではないが、拡大/縮小
の変倍処理もおこなうことができる。読み取り画像デー
タの補正処理が終了すると、第1出力インターフェース
(I/F)303を介して画像データ制御部203へ画
像データを転送する。
【0072】転写紙への出力の際は、画像データ制御部
203からの画像データを第2入力I/F304より受
信し、出力画像処理305において面積階調処理をおこ
なう。画質処理後の画像データは第2出力I/F306
を介してビデオ・データ制御部205または画像データ
制御部203へ出力される。
【0073】出力画像処理305における面積階調処理
は、濃度変換処理、ディザ処理、誤差拡散処理などがあ
り、階調情報の面積近似を主な処理とする。一旦、スキ
ャナー画像処理部302によって処理された画像データ
をメモリー・モジュール222に蓄積しておけば、出力
画像処理305によって画質処理を変えることによって
種々の再生画像を確認することができる。
【0074】たとえば、再生画像の濃度を振って(変更
して)みたり、ディザマトリックスの線数を変更してみ
たりすることによって、再生画像の雰囲気を容易に変更
することができる。この際、処理を変更するごとに画像
を読取ユニット201からの読み込みをやり直す必要は
なく、メモリー・モジュール222から蓄積された画像
データを読み出すことによって、同一画像データに対し
て、何度でも異なる処理を迅速に実施することができ
る。
【0075】また、システムを単体スキャナーで構成し
た場合などには、スキャナー画像処理と階調処理を合せ
て実施し、画像データ制御部203へ出力する。処理内
容はプログラマブルに変更することができる。処理の切
り替え、処理手順の変更などはシリアルI/F308を
介してコマンド制御部307において管理する。
【0076】つぎに、画像処理プロセッサー204の内
部構成について説明する。図4は本実施の形態にかかる
画像処理装置の画像処理プロセッサー204の内部構成
を示すブロック図である。図4のブロック図において、
画像処理プロセッサー204は、外部とのデータ入出力
に関し、複数個の入出力ポート401を備え、それぞれ
データの入力および出力を任意に設定することができ
る。
【0077】また、入出力ポート401と接続するよう
に内部にバス・スイッチ/ローカル・メモリー(群)4
02を備え、使用するメモリー領域、データバスの経路
をメモリー制御部403において制御する。入力された
データおよび出力のためのデータは、バス・スイッチ/
ローカル・メモリー(群)402をバッファー・メモリ
ーとして割り当て、それぞれに格納し、外部とのI/F
を制御される。
【0078】バス・スイッチ/ローカル・メモリー
(群)402に格納された画像データに対してプロセッ
サー・アレー部404において各種処理をおこない、出
力結果(処理された画像データ)を再度バス・スイッチ
/ローカル・メモリー(群)402に格納する。プロセ
ッサー・アレー部404における処理手順、処理のため
のパラメーターなどは、プログラムRAM405および
データRAM406との間でやりとりがおこなわれる。
【0079】プログラムRAM405、データRAM4
06の内容はシリアルI/F408を通じて、プロセス
・コントローラー211からホスト・バッファー407
にダウンロードされる。なお、シリアルI/F408は
図3におけるシリアルI/F308と同一のものであ
る。また、プロセス・コントローラー211がデータR
AM406の内容を読み出して、処理の経過を監視す
る。
【0080】処理の内容を変えたり、システムで要求さ
れる処理形態が変更になる場合は、プロセッサー・アレ
ー部404が参照するプログラムRAM405およびデ
ータRAM406の内容を更新して対応する。
【0081】(画像データ制御ユニット100/画像デ
ータ制御部203)つぎに、画像データ制御ユニット1
00を構成する画像データ制御部203における処理の
概要について説明する。図5は本実施の形態にかかる画
像処理装置の画像データ制御部203の処理の概要を示
すブロック図である。
【0082】図5のブロック図において、画像データ入
出力制御部501は、センサー・ボード・ユニット20
2からの画像データを入力(受信)し、画像処理プロセ
ッサー204に対して画像データを出力(送信)する。
すなわち、画像データ入出力制御部501は、画像読取
ユニット101と画像処理ユニット103(画像処理プ
ロセッサー204)とを接続するための構成部であり、
画像読取ユニット101によって読み取られた画像デー
タを画像処理ユニット103へ送信するためだけの専用
の入出力部であるといえる。
【0083】また、画像データ入力制御部502は、画
像処理プロセッサー204でスキャナー画像補正された
画像データを入力(受信)する。入力された画像データ
はパラレルバス220における転送効率を高めるため
に、データ圧縮部503においてデータ圧縮処理をおこ
なう。その後、データ変換部504を経由し、パラレル
データI/F505を介してパラレルバス220へ送出
される。
【0084】パラレルバス220からパラレルデータI
/F505を介して入力される画像データは、バス転送
のために圧縮されているため、データ変換部504を経
由してデータ伸張部506へ送られ、そこでデータ伸張
処理をおこなう。伸張された画像データは画像データ出
力制御部507において画像処理プロセッサー204へ
転送される。
【0085】また、画像データ制御部203は、パラレ
ルデータとシリアルデータの変換機能も備えている。シ
ステム・コントローラー231はパラレルバス220に
データを転送し、プロセス・コントローラー211はシ
リアルバス210にデータを転送する。画像データ制御
部203は2つのコントローラーの通信のためにデータ
変換をおこなう。
【0086】また、シリアルデータI/Fは、シリアル
バス210を介してプロセス・コントローラーとのデー
タのやりとりをする第1シリアルデータI/F508
と、画像処理プロセッサー204とのデータのやりとり
に用いる第2シリアルデータI/F509を備える。画
像処理プロセッサー204との間に独立に1系統持つこ
とによって、画像処理プロセッサー204とのインター
フェースを円滑化することができる。
【0087】コマンド制御部510は、入力された命令
にしたがって、上述した画像データ制御部203内の各
構成部および各インターフェースの動作を制御する。
【0088】(画像書込ユニット104/ビデオ・デー
タ制御部205)つぎに、画像書込ユニット104の一
部を構成するビデオ・データ制御部205における処理
の概要について説明する。図6は本実施の形態にかかる
画像処理装置のビデオ・データ制御部205の処理の概
要を示すブロック図である。
【0089】図6のブロック図において、ビデオ・デー
タ制御部205は、入力される画像データに対して、作
像ユニット206の特性に応じて、追加の処理をおこな
う。すなわち、エッジ平滑処理部601がエッジ平滑処
理によるドットの再配置処理をおこない、パルス制御部
602がドット形成のための画像信号のパルス制御をお
こない、上記の処理がおこなわれた画像データを作像ユ
ニット206へ出力する。
【0090】画像データの変換とは別に、パラレルデー
タとシリアルデータのフォーマット変換機能を備え、ビ
デオ・データ制御部205単体でもシステム・コントロ
ーラー231とプロセス・コントローラー211の通信
に対応することができる。すなわち、パラレルデータを
送受信するパラレルデータI/F603と、シリアルデ
ータを送受信するシリアルデータI/F604と、パラ
レルデータI/F603およびシリアルデータI/F6
04によって受信されたデータを相互に変換するデータ
変換部605とを備えることによって、両データのフォ
ーマットを変換する。
【0091】(画像メモリー制御ユニット102/画像
メモリー・アクセス制御部221)つぎに、画像メモリ
ー制御ユニット102の一部を構成する画像メモリー・
アクセス制御部221における処理の概要について説明
する。図7は本実施の形態にかかる画像処理装置の画像
メモリー・アクセス制御部221の処理の概要を示すブ
ロック図である。
【0092】図7のブロック図において、画像メモリー
・アクセス制御部221は、パラレルバス220との画
像データのインターフェースを管理し、また、メモリー
・モジュール222への画像データのアクセス、すなわ
ち格納(書込み)/読み出しを制御し、また、主に外部
PC223から入力されるコードデータの画像データへ
の展開を制御する。
【0093】そのために、画像メモリー・アクセス制御
部221は、パラレルデータI/F701と、システム
・コントローラーI/F702と、メモリー・アクセス
制御部703と、ラインバッファー704と、ビデオ制
御部705と、データ圧縮部706と、データ伸張部7
07と、データ変換部708と、メモリー・画像処理部
709と、を含む構成である。
【0094】ここで、パラレルデータI/F701は、
パラレルバス220との画像データのインターフェース
を管理する。また、メモリー・アクセス制御部703
は、メモリー・モジュール222への画像データのアク
セス、すなわち格納(書込み)/読み出しを制御する。
【0095】また、入力されたコードデータは、ライン
バッファー704において、ローカル領域でのデータの
格納をおこなう。ラインバッファー704に格納された
コードデータは、システム・コントローラーI/F70
2を介して入力されたシステム・コントローラー231
からの展開処理命令に基づき、ビデオ制御部705にお
いて画像データに展開される。
【0096】展開された画像データもしくはパラレルデ
ータI/F701を介してパラレルバス220から入力
された画像データは、メモリー・モジュール222に格
納される。この場合、データ変換部708において格納
対象となる画像データを選択し、データ圧縮部706に
おいてメモリー使用効率を上げるためにデータ圧縮をお
こない、メモリー・アクセス制御部703にてメモリー
・モジュール222のアドレスを管理しながらメモリー
・モジュール222に画像データを格納(書込み)す
る。
【0097】メモリー・モジュール222に格納(蓄
積)された画像データの読み出しは、メモリー・アクセ
ス制御部703において読み出し先アドレスを制御し、
読み出された画像データをデータ伸張部707において
伸張する。伸張された画像データをパラレルバス220
へ転送する場合、パラレルデータI/F701を介して
データ転送をおこなう。
【0098】この画像メモリー・アクセス制御部221
に設けられるメモリー画像処理部709は、入力された
画像データに対する所定の画像処理を実行する。このメ
モリー画像処理部709は、主にメモリー・モジュール
222に対する画像データの格納を前提とした画像処理
を実行するものであり、データ圧縮部706でのデータ
圧縮前に画像処理を実行する。
【0099】(データフロー)つぎに、メモリー・モジ
ュール222に画像を蓄積する処理について説明する。
図8は、本実施の形態にかかるメモリー・モジュール2
22に画像を蓄積する処理をともなう画像処理装置のデ
ータフローを示す説明図である。図8は、PC223か
らメモリー・モジュール222までの流れが示されてい
る。
【0100】図8において、PC223が画像データを
出力し(ステップS801)、画像メモリー・アクセス
制御部221がラインバッファーによって画像データを
保持し(ステップS802)、ビデオ制御し(ステップ
S803)、データ変換(ステップS804)後に、所
定の画像処理をおこない(ステップS805)、この後
にデータ変換し(ステップS806)、圧縮をおこない
(ステップS807)、メモリー・モジュール222に
対してメモリー・アクセス制御をおこなう(ステップS
808)。それによって、画像データはメモリー・モジ
ュール222に記憶される(ステップS809)。
【0101】(画像処理プロセッサー204/画像メモ
リー・アクセス制御部221の演算処理手段)つぎに、
画像処理プロセッサー204、および画像メモリー・ア
クセス制御部221に設けられるそれぞれの演算処理手
段について説明する。これら画像処理プロセッサー20
4、画像メモリー・アクセス制御部221には、SIM
D型演算処理手段(SIMD型プロセッサー)、あるい
は逐次型演算処理手段(逐次処理型プロセッサー)が機
能に応じて選択的に設けられる。
【0102】(SIMD型プロセッサーの構成)図9
は、画像処理プロセッサー204に設けられるSIMD
型演算処理手段(SIMD型プロセッサー)の概略構成
を示す説明図である。SIMD(Single Ins
truction stream Multiple
Datastream)は複数のデータに対し、単一の
命令を並列に実行させるもので、複数のPE(プロセッ
サー・エレメント)より構成される。
【0103】それぞれのPEはデータを格納するレジス
ター(Reg)901、他のPEのレジスターをアクセ
スするためのマルチプレクサー(MUX)902、バレ
ルシフター(Shift Expand)903、論理
演算器(ALU)904、論理結果を格納するアキュム
レーター(A)905、アキュムレーター905の内容
を一時的に退避させるテンポラリー・レジスター(F)
906から構成される。
【0104】各レジスター901は、アドレスバスおよ
びデータバス(リード線およびワード線)に接続されて
おり、処理を規定する命令コード、処理の対象となるデ
ータを格納する。レジスター901の内容は論理演算器
904に入力され、演算処理結果はアキュムレーター9
05に格納される。結果をPE外部に取り出すために、
テンポラリー・レジスター906に一旦退避させる。テ
ンポラリー・レジスター906の内容を取り出すことに
より、対象データに対する処理結果が得られる。
【0105】命令コードは各PEに同一内容で与え、処
理の対象データをPEごとに異なる状態で与え、隣接P
Eのレジスター901の内容をマルチプレクサー902
において参照することで、演算結果は並列処理され、各
アキュムレーター905に出力される。
【0106】たとえば、画像データ1ラインの内容を各
画素ごとにPEに配置し、同一の命令コードで演算処理
させれば、1画素ずつ逐次処理するよりも短時間で1ラ
イン分の処理結果が得られる。特に、空間フィルター処
理、シェーディング補正処理はPEごとの命令コードは
演算式そのもので、PE全てに共通に処理を実施するこ
とができる。
【0107】SIMD型演算処理手段は、上述したよう
に、非常に高速な処理が可能であるが、アルゴリズムに
よってはその能力が発揮されない場合がある。IIRフ
ィルターがその1例であり、それについて説明する。
【0108】図10はIIRフィルターの構成図であ
る。このIIRフィルターは、式(1)の演算をおこな
う。
【0109】 ODn=(1−K)・ODn−1+K・IDn …(1)
【0110】ODn:主走査方向n画素目の演算後濃度 IDn:主走査方向n画素目の入力画像濃度 K :係数(0<K≦1)
【0111】IIRフィルターの場合、演算後濃度OD
nは主走査方向の一つ前の演算結果ODn−1と現デー
タIDnから求まる。このようなアルゴリズムの場合、
主走査方向に一気に演算をおこなうSIMD型演算処理
手段はそのメリットが生かない。これは、1画素ごとに
演算し、それをつぎの演算に使うためである。
【0112】図11は、図10に示したIIRフィルタ
ーのハードウエア回路を示す回路(ブロック)図であ
る。図示のように、ロジック回路でハードウエア化した
IIRハードウエア回路1101は、入力段の第1の乗
算器1102と、フィードバック系に設ける遅延器11
03および第2の乗算器1104と、第1、第2の乗算
器1102、1104が入力され加算出力する加算器1
105を用いて構成できる。このように、IIRフィル
ターをハードウエア構成にすれば図11に示すように小
規模に構成できるため、係数Kが固定になればプロセッ
サーを用いた構成に比してプロセッサーのプログラム削
減ができ、プロセッサーの負担も削減可能となりハード
ウエアの方が有利となる。
【0113】したがって、メモリー画像処理部709に
は、逐次型処理手段を配置するに限らず、IIRフィル
ター等の特定の画像処理を実行するハードウエアを配置
する構成としてもよい。また、逐次型処理手段と、II
Rフィルター等のハードウエアを組み合わせて配置する
こともできる。
【0114】図7に示すように、メモリー画像処理部7
09は、圧縮処理前に配置しているため、ビデオ制御部
705にて展開された画像データをメモリー画像処理部
709にて、たとえばIIRフィルター処理後、データ
変換部708を介してメモリー・モジュール222へ保
存することができ、PC223からの画像データに有効
な画像処理をおこないメモリー・モジュール222に格
納することが可能となる。なお、処理が不要の場合は、
図示しないが処理をスルーさせることも可能である。
【0115】以上の説明において、メモリー画像処理部
709の画像処理機能としてIIRフィルターのみ示し
たが、これは一例であり、その他の画像処理(FIRフ
ィルター処理、拡大・縮小処理、データマスク処理、S
IMD向きでない処理としては誤差拡散処理など)、複
数の画像処理を搭載して良い。
【0116】また、メモリー・モジュール222に保存
される画像データは、データ圧縮部706にて圧縮処理
がおこなわれる場合を考えると、その圧縮処理の方式
と、入力される画像データの形式によって、圧縮効率が
変動することが考えられる。その一例として、データ圧
縮部706の方式がランレングス符号方式を採用してい
た場合、入力される画像データのランレングスが短い形
式の場合、圧縮効率が向上しない。このため、メモリー
・モジュール222へ格納する前段に位置するデータ圧
縮部706の圧縮率に有効な画像データの形式に変換す
る処理を施すことで、画像データを劣化することなく圧
縮率を向上させることができる。
【0117】(画像データの圧縮効率を向上させる構成
例1)また、メモリー・モジュール222へ保存される
画像データは、データ圧縮部706にて圧縮処理がおこ
なわれる場合を考えると、その圧縮処理の方式と、入力
される画像データの形式によって、圧縮効率が変動する
ことが考えられる。その一例として、データ圧縮部70
6の方式がランレングス符号方式を採用していて、入力
される画像データのランレングスが短い形式の場合に
は、圧縮効率が向上しない。
【0118】このため、メモリー画像処理部709は、
メモリー・モジュール222へ画像データを圧縮して格
納するデータ圧縮部706の前段で、画像データを圧縮
率向上に有効な形式に変換する処理を施し、画像データ
を劣化することなく圧縮率を向上させる。
【0119】圧縮効率を向上させる例を図12を用いて
説明する。この実施の形態では、データ圧縮部706の
圧縮方式をランレングス符号とし、メモリー・モジュー
ル222に入力する画像データが2値画像データである
例で説明する。ランレングス符号の場合、画像データの
ランレングスを長くすることで圧縮効率は向上する。
【0120】そのために、メモリー画像処理部709で
は入力された画像データを一定の画素数内で観測し、そ
の画素内のデータの散らばり具合を判定する。散らばり
具合が一定値以上の場合はランレングス符号に不利であ
ると判断し、散らばり補正処理を実行する。散らばり具
合が一定に満たない場合は、散らばり補正処理をおこな
わない。
【0121】前記、散らばり補正処理の例について説明
する。入力画像データは、図12に示すように、N×1
画素のマトリックスと隣あったN×1画素マトリックス
の2N×1マトリックスにて、その散らばり具合を判断
する。N×1画素中に変化点があらかじめ定めた一定数
P以上ある場合に散らばりを補正する散らばり補正処理
をおこなう。図13に示すように、変化点は、N×1マ
トリックス内を1画素目から観測し0→1、もしくは1
→0へと変化したポイント数をpとしてカウントする。
pを一定数Pと比較することで画像の散らばり具合を判
断する。
【0122】p>Pと判断された画像データは、前記N
×1マトリックス内で画素の並べ替えを試みる。一般に
2値画像データの場合、画像処理において2値化され、
その方式にはたとえばディザ処理などが挙げられる。デ
ィザ処理の場合、L×Mの閾値マトリックスを使用して
2値化する。その場合、閾値マトリックスによって形成
される画像データの配置が決定される。たとえば、図1
4に示すように、ドット集中型ディザの場合、L×1サ
イズマトリックス中lの位置から画像データが形成され
る特徴がある。同様に次のラインについても、lの位置
から画像データが形成される。
【0123】メモリー画像処理部709がこのようなデ
ィザ処理により2値化をおこなう場合、図15上部に示
すように、隣り合ったL×1マトリックスをつなぎ合わ
せた2L×1にて並び替えをおこなう。2L×1中の左
側のL×1を中央(L/2)より、ディザ閾値マトリッ
クスの閾値順と同様の順番に並べ替え番号(左1、左
2、左3、左4、左5、左6、左7(L))が対応す
る。中央が左1であり、次は左隣の画素が左2、次に左
1の右隣の画素が左3、次に左2の左隣の画素が左4と
なる。このように、中央を基準に左右に並べ替え番号が
振り分けられていく。2L×1中の右側L×1について
も、中央L/2からも並べ替え番号(右1、右2、…、
右L)が対応する。
【0124】並べ替えは、図15下部に示すように、先
の並べ替え番号を利用して、2L×1マトリックスの左
端から“左1,右1,左2,右2,…,左L,右L”の
順番に並べ替えを実行する。上記並べ替えの結果、2L
×1マトリックスの左端からデータ1(黒)が並び、2
L×1マトリックスの右端からデータ0(白)が並ぶ傾
向となり、連続した1もしくは0が集まるドット配列に
なる。結果、ランレングス符号におけるランレングスが
長くなることとなり、メモリー・モジュール222へ格
納の際の圧縮率の向上が実現する。
【0125】また、メモリー・モジュール222からの
読み出した画像データをデータ伸張部にて復号した場合
は、前記並べ替えの逆の作業をおこなうことで、並べ直
しが完了し、元画像データを復元可能となる(図15の
下部から上部への作業)。
【0126】上記実施形態で説明した2L×1マトリッ
クスでの並べ替えは1例であり、3L×1といった、マ
トリックスサイズを大きくすることで、並べ替え後のド
ット配置はランレングスが長くなることが予測されるた
め、並べ替えのマトリックスサイズは限定しない。上記
処理の場合、参照する画素データは1次元のみのため少
量のハードリソースで実現が可能である。
【0127】(画像データの圧縮効率を向上させる構成
例2)上記処理では、参照するデータ配列を1次元のn
L×1マトリックスサイズを対象としたものであるが、
さらに圧縮率の向上を図る処理について図16を用いて
説明する。
【0128】図12〜図15を用いて説明したように、
たとえばランレングス符号の場合、画像データのランレ
ングスを長くすることで圧縮効率を向上できる。そし
て、図16に示す処理では、メモリー画像処理部709
は、入力された画像データを2次元のマトリックスサイ
ズの画素数内で観測し、その画素内にて散らばり補正を
おこなう構成とする。
【0129】この散らばり補正処理の例について説明す
る。図16の上部に示すように、入力画像データは、図
12に示すN×1画素のマトリックスと、隣あったN×
1画素マトリックスの2N×1マトリックスと、さらに
副走査方向に1ラインの2N×1マトリックスを合わせ
た2N×L(この例では2N×L;N=2,L=2)マ
トリックスにて補正をおこなう。なお散らばり具合の判
断は前記に示す方法と同様である。
【0130】補正対象と判断された画像データは、2N
×2マトリックス内で画素の並べ替えを試みる。ここで
一般に2値画像データの場合を考える。図12〜図15
を用いて説明したのと同様に、2値化されその方式に挙
げられるドット集中型のディザ処理のドット出現特性を
利用する。ただし、副走査方向に2ドットの出現特性は
前ラインに相関が強いため(上左1→下左1)の順で並
べ替えをおこなう。
【0131】結果、2N×2における並べ替えの順番は
左から“上左1,下左1,上右1,下右1,上左2,下
左2,上右2,下右2,上左3,下左3,…,上左L,
下左L,上右L,下右L”(L=7)の順番に並べ替え
を実行する。上記並べ替えの結果、図16の下部に示す
ように、並び替え後の4L×1マトリックスの左端から
データ1(黒)が並び、右端からデータ0(白)が並ぶ
傾向となり、連続した1もしくは0が集まるドット配列
になる。これにより、ランレングス符号におけるランレ
ングスが長くなることとなり、メモリー・モジュール2
22へ格納の際の圧縮率を向上できるようになる。
【0132】また、メモリー・モジュール222からの
読み出した画像データをデータ伸張部にて復号した場合
は、前記並べ替えの逆の作業をおこなうことで、並べ直
しが完了し、元画像データを復元可能となる(図16の
下部から上部への作業)。
【0133】ここで、マトリックスサイズを2N×3
(L=3)のように、大きくすることで、並べ替え後の
ドット配置でランレングスを長くさせることが予測され
るため、並べ替えのマトリックスサイズは限定しない。
このように、上記処理によれば、参照する画素データが
2次元となるため、ハードリソースは大きくなるが、主
走査、副走査方向に相関の強い画素データに対して、圧
縮効率を向上させることが可能となる。
【0134】なお、本実施の形態で説明した画像処理方
法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・
コンピュータやワークステーションなどのコンピュータ
で実行することによって実現することができる。このプ
ログラムは、ハードディスク、フロッピー(R)ディス
ク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで
読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによ
って記録媒体から読み出されることによって実行され
る。またこのプログラムは、上記記録媒体を介して、イ
ンターネットなどのネットワークを介して配布すること
ができる。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、画像メモリーを制御して画像データの書
込み/読み出しをおこなう画像メモリーアクセス制御手
段と、画像データに対し加工編集などの画像処理を施す
画像処理手段と、前記画像メモリーアクセス制御手段と
前記画像処理手段との間におけるデータの受け渡し処理
をおこなう画像データ制御手段と、を備えた画像処理装
置において、前記画像メモリーアクセス制御手段には前
記画像メモリーに格納する画像データに対して所定の画
像処理をおこなう少なくとも一つのメモリー画像処理手
段と、前記メモリー画像処理手段には、前記画像メモリ
ーに対し前記画像データを圧縮して書き込むデータ圧縮
手段と、前記画像データを前記データ圧縮手段での圧縮
率が向上できる形式に変換する処理を施し変換後の画像
データを前記データ圧縮手段に出力する変換手段とを備
え、該変換手段は、データ配列変換をおこなう場合に、
画像データを1次元マトリックスを用いてデータ配列の
制御をおこなう構成としたので、汎用的な画像処理をプ
ロセッサーに負担をかけずに低コストで実現可能であ
る。また、少量のハードリソースで、データ配列変換が
可能となり、圧縮方式の特徴を生かした圧縮効率の向上
が図れるという効果を奏する。
【0136】また、請求項2に記載の発明によれば、画
像メモリーを制御して画像データの書込み/読み出しを
おこなう画像メモリーアクセス制御手段と、画像データ
に対し加工編集などの画像処理を施す画像処理手段と、
前記画像メモリーアクセス制御手段と前記画像処理手段
との間におけるデータの受け渡し処理をおこなう画像デ
ータ制御手段と、を備えた画像処理装置において、前記
画像メモリーアクセス制御手段には前記画像メモリーに
格納する画像データに対して所定の画像処理をおこなう
少なくとも一つのメモリー画像処理手段と、前記メモリ
ー画像処理手段には、前記画像メモリーに対し前記画像
データを圧縮して書き込むデータ圧縮手段と、前記画像
データを前記データ圧縮手段での圧縮率が向上できる形
式に変換する処理を施し変換後の画像データを前記デー
タ圧縮手段に出力する変換手段とを備え、該変換手段
は、データ配列変換をおこなう場合に、画像データを2
次元マトリックスを用いてデータ配列の制御をおこなう
構成としたので、圧縮効率向上を重視したデータ配列変
換が可能、圧縮方式の特徴を生かした圧縮効率向上が可
能となる。特に、主走査、副走査方向に相関の強い画素
データに対して、圧縮効率の向上が図れるという効果を
奏する。
【0137】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1,2のいずれか一つに記載の発明において、前記
メモリー画像処理手段のうち少なくとも一つがSIMD
型演算処理に向かない画像処理を実行する演算処理プロ
セッサーで構成したので、メモリー画像処理手段がSI
MD型演算処理で実現しにくい画像処理アルゴリズムを
実行した画像データを画像メモリーに格納できるという
効果を奏する。
【0138】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、前記
データ圧縮手段は、ランレングス符号の圧縮方式であ
り、前記メモリー画像処理手段は、ディザマトリックス
により画像データを2値化するものである場合、前記変
換手段は、入力された画像データを一定の画素数内で観
測し、その画素内のデータの散らばり具合が一定値以上
の場合に、ランレングス符号に不利であると判断し、画
像データのランレングスを長くする散らばり補正処理を
実行する構成としたので、画像データをランレングス符
号の圧縮およびディザ処理で2値化する場合に、画像デ
ータの一定の画素数内でのデータの散らばり時にランレ
ングスを長くする散らばり補正処理を実行するため、画
像データを構成する画素の状態に応じて散らばり補正処
理の実行の有無が切り替えられ、常に画像データのラン
レングスを長くし圧縮効率を向上できるという効果を奏
する。
【0139】また、請求項5に記載の発明によれば、請
求項4に記載の発明において、前記変換手段は、前記画
像データ内のデータの散らばり具合について、画像デー
タをN×1マトリックス単位で2つのマトリックスをつ
なぎ合わせた2N×1の画素列における白→黒、もしく
は黒→白へ変化したポイント数pを一定数Pと比較し、
p>Pの場合に並べ替えを実行するもので、該並べ替え
は、双方のN×1マトリックスの中央(L/2)より、
ディザ閾値マトリックスの閾値順と同様の順番に並べ替
え番号を付与して画素のデータを並べ替えることによ
り、連続した1もしくは0を集合させたドット配列と
し、ランレングス符号におけるランレングスを長くする
構成としたので、画像データを2つのN×1マトリック
スを単位として並べ替えを実行でき、並べ替えの処理を
簡単におこなえ、ランレングスを長くして圧縮効率を向
上できるという効果を奏する。
【0140】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項4に記載の発明において、前記変換手段は、前記画
像データ内のデータの散らばり具合について、画像デー
タをN×1マトリックス単位で2つのマトリックスをつ
なぎ合わせた2N×1の画素のマトリックスと、さらに
副走査方向に次の1ラインの2N×1の画素のマトリッ
クスを合わせた2N×2の画素のマトリックス列におけ
る白→黒、もしくは黒→白へ変化したポイント数pを一
定数Pと比較し、p>Pの場合に並べ替えを実行するも
ので、該並べ替えは、双方のN×1マトリックスの中央
(L/2)より、ディザ閾値マトリックスの閾値順と同
様の順番に並べ替え番号を付与し、この際、副走査方向
について前ラインの相関をもって画素のデータを並べ替
えることにより、連続した1もしくは0を集合させたド
ット配列とし、ランレングス符号におけるランレングス
を長くする構成としたので、画像データを2つのN×1
マトリックスと副走査方向に1ラインの2N×1のマト
リックスを単位として並べ替えを実行でき、特に、主走
査、副走査方向に相関の強い画素データに対する並べ替
えの処理を簡単におこなえ、ランレングスを長くして圧
縮効率を向上できるという効果を奏する。
【0141】また、請求項7に記載の発明によれば、画
像データの読取処理、蓄積処理、送受信処理などの各処
理ユニットから出力される画像データを画像データ制御
ユニット経由で画像処理ユニットで受信し所定の画像
(加工編集)処理を実行する画像処理工程と、前記画像
データ制御ユニット経由で、前記画像処理ユニットを介
し、あるいは介さずに入力された画像データを蓄積処理
ユニットに蓄積する際に、前記画像処理ユニットが実行
する画像処理と異なるアルゴリズムの画像処理の有無を
選択的に実行可能なメモリー画像処理工程と、前記メモ
リー画像処理工程で前記画像データを圧縮率が向上でき
る形式に変換する変換処理工程を備え、該変換処理工程
では、画像データを1次元マトリックスを用いてデータ
配列変換をおこなう構成としたので、汎用的な画像処理
をプロセッサーに負担をかけずに低コストで実現可能で
ある。また、少量のハードリソースで、データ配列変換
が可能となり、圧縮方式の特徴を生かした圧縮効率の向
上が図れるという効果を奏する。
【0142】また、請求項8に記載の発明によれば、画
像データの読取処理、蓄積処理、送受信処理などの各処
理ユニットから出力される画像データを画像データ制御
ユニット経由で画像処理ユニットで受信し所定の画像
(加工編集)処理を実行する画像処理工程と、前記画像
データ制御ユニット経由で、前記画像処理ユニットを介
し、あるいは介さずに入力された画像データを蓄積処理
ユニットに蓄積する際に、前記画像処理ユニットが実行
する画像処理と異なるアルゴリズムの画像処理の有無を
選択的に実行可能なメモリー画像処理工程と、前記メモ
リー画像処理工程で前記画像データを圧縮率が向上でき
る形式に変換する変換処理工程を備え、該変換処理工程
では、画像データを2次元マトリックスを用いてデータ
配列変換をおこなう構成としたので、圧縮効率向上を重
視したデータ配列変換が可能、圧縮方式の特徴を生かし
た圧縮効率向上が可能となる。特に、主走査、副走査方
向に相関の強い画素データに対して、圧縮効率の向上が
図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の本実施の形態にかかる画像処理装置
の構成を機能的に示すブロック図である。
【図2】本実施の形態にかかる画像処理装置のハードウ
エア構成の一例を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態にかかる画像処理装置の画像処理
プロセッサーの処理の概要を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態にかかる画像処理装置の画像処理
プロセッサーの内部構成を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態にかかる画像処理装置の画像デー
タ制御部の処理の概要を示すブロック図である。
【図6】本実施の形態にかかる画像処理装置のビデオ・
データ制御部の処理の概要を示すブロック図である。
【図7】本実施の形態にかかる画像処理装置の画像メモ
リー・アクセス制御部の処理の概要を示すブロック図で
ある。
【図8】本実施の形態にかかる画像処理装置の画像デー
タのデータフローの一例を示す説明図である。
【図9】本発明の形態にかかる画像処理装置に用いられ
るSIMD型プロセッサーの概略構成を示す説明図であ
る。
【図10】本実施の形態にかかる画像処理装置のIIR
フィルターの構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の形態にかかる画像処理装置のIIR
フィルターのハードウエア構成を示す回路図である。
【図12】本実施の形態にかかる画像処理装置で画像デ
ータを圧縮する際に画像データの散らばり具合を検出す
るための1次元マトリックスを示す図である。
【図13】本実施の形態にかかる画像処理装置で1次元
マトリックスに基づき画像データを圧縮する際に画像デ
ータの散らばり具合の検出状態を示す図である。
【図14】本実施の形態にかかる画像処理装置が画像デ
ータをディザ処理で2値化する際のディザマトリックス
を示す図である。
【図15】本実施の形態にかかる画像処理装置で1次元
マトリックスに基づき画像データを圧縮する際の画像デ
ータの並べ替えを説明するための図である。
【図16】本実施の形態にかかる画像処理装置で画像デ
ータを圧縮する際に画像データの散らばり具合を検出す
る2次元マトリックスと、この2次元マトリックスに基
づく画像データの圧縮の際の画像データの並び替えを説
明するための図である。
【図17】従来技術にかかるディジタル複合機のハード
ウエア構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 画像データ制御ユニット 101 画像読取ユニット 102 画像メモリー制御ユニット 103 画像処理ユニット 104 画像書込ユニット 201 読取ユニット 202 センサー・ボード・ユニット 203 画像データ制御部 204 画像処理プロセッサー 205 ビデオ・データ制御部 206 作像ユニット(エンジン) 210 シリアルバス 211 プロセス・コントローラー 212,232 RAM 213,233 ROM 220 パラレルバス 221 画像メモリー・アクセス制御部 222 メモリー・モジュール 223 パーソナル・コンピューター(PC) 224 ファクシミリ制御ユニット 225 公衆回線 231 システム・コントローラー 234 操作パネル 301,303,304,306 インターフェース
(I/F) 302 スキャナー画像処理部 305 出力画像処理部 307 コマンド制御部 308 シリアルインターフェース 401 入出力ポート 402 バス・スイッチ/ローカル・メモリー 403 メモリー制御部 404 プロセッサー・アレー部 405 プログラムRAM 406 データRAM 407 ホスト・バッファー 408 シリアルインターフェース 501 画像データ入出力制御部 502 画像データ入力制御部 503 データ圧縮部 504 データ変換部 505、508,509 I/F 506 データ伸張部 507 画像データ出力制御部 510 コマンド制御部 601 エッジ平滑処理部 602 パルス制御部 603,604 I/F 605 データ変換部 701,702 I/F 703 メモリー・アクセス制御部 704 ラインバッファー 705 ビデオ制御部 706 データ圧縮部 707 データ伸張部 708 データ変換部 709 メモリー画像処理部 901 レジスター(Reg) 902 マルチプレクサー(MUX) 903 バレルシフター(Shift Expand) 904 論理演算器(ALU) 905 アキュムレーター(A) 906 テンポラリー・レジスター(F) 1101 IIRハードウエア回路 1102 乗算器 1103 遅延器 1104 乗算器 1105 加算器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像メモリーを制御して画像データの書
    込み/読み出しをおこなう画像メモリーアクセス制御手
    段と、画像データに対し加工編集などの画像処理を施す
    画像処理手段と、前記画像メモリーアクセス制御手段と
    前記画像処理手段との間におけるデータの受け渡し処理
    をおこなう画像データ制御手段と、を備えた画像処理装
    置において、 前記画像メモリーアクセス制御手段には前記画像メモリ
    ーに格納する画像データに対して所定の画像処理をおこ
    なう少なくとも一つのメモリー画像処理手段と、 前記メモリー画像処理手段には、前記画像メモリーに対
    し前記画像データを圧縮して書き込むデータ圧縮手段
    と、 前記画像データを前記データ圧縮手段での圧縮率が向上
    できる形式に変換する処理を施し変換後の画像データを
    前記データ圧縮手段に出力する変換手段とを備え、 該変換手段は、データ配列変換をおこなう場合に、画像
    データを1次元マトリックスを用いてデータ配列の制御
    をおこなうことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 画像メモリーを制御して画像データの書
    込み/読み出しをおこなう画像メモリーアクセス制御手
    段と、画像データに対し加工編集などの画像処理を施す
    画像処理手段と、前記画像メモリーアクセス制御手段と
    前記画像処理手段との間におけるデータの受け渡し処理
    をおこなう画像データ制御手段と、を備えた画像処理装
    置において、 前記画像メモリーアクセス制御手段には前記画像メモリ
    ーに格納する画像データに対して所定の画像処理をおこ
    なう少なくとも一つのメモリー画像処理手段と、 前記メモリー画像処理手段には、前記画像メモリーに対
    し前記画像データを圧縮して書き込むデータ圧縮手段
    と、 前記画像データを前記データ圧縮手段での圧縮率が向上
    できる形式に変換する処理を施し変換後の画像データを
    前記データ圧縮手段に出力する変換手段とを備え、 該変換手段は、データ配列変換をおこなう場合に、画像
    データを2次元マトリックスを用いてデータ配列の制御
    をおこなうことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリー画像処理手段のうち少なく
    とも一つがSIMD型演算処理に向かない画像処理を実
    行する演算処理プロセッサーで構成されたことを特徴と
    する請求項1,2のいずれか一つに記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記データ圧縮手段は、ランレングス符
    号の圧縮方式であり、 前記メモリー画像処理手段は、ディザマトリックスによ
    り画像データを2値化するものである場合、 前記変換手段は、入力された画像データを一定の画素数
    内で観測し、その画素内のデータの散らばり具合が一定
    値以上の場合に、ランレングス符号に不利であると判断
    し、画像データのランレングスを長くする散らばり補正
    処理を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か一つに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記変換手段は、 前記画像データ内のデータの散らばり具合について、画
    像データをN×1マトリックス単位で2つのマトリック
    スをつなぎ合わせた2N×1の画素列における白→黒、
    もしくは黒→白へ変化したポイント数pを一定数Pと比
    較し、p>Pの場合に並べ替えを実行するもので、 該並べ替えは、 双方のN×1マトリックスの中央(L/2)より、ディ
    ザ閾値マトリックスの閾値順と同様の順番に並べ替え番
    号を付与して画素のデータを並べ替えることにより、 連続した1もしくは0を集合させたドット配列とし、ラ
    ンレングス符号におけるランレングスを長くすることを
    特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記変換手段は、 前記画像データ内のデータの散らばり具合について、画
    像データをN×1マトリックス単位で2つのマトリック
    スをつなぎ合わせた2N×1の画素のマトリックスと、
    さらに副走査方向に次の1ラインの2N×1の画素のマ
    トリックスを合わせた2N×2の画素のマトリックス列
    における白→黒、もしくは黒→白へ変化したポイント数
    pを一定数Pと比較し、p>Pの場合に並べ替えを実行
    するもので、 該並べ替えは、 双方のN×1マトリックスの中央(L/2)より、ディ
    ザ閾値マトリックスの閾値順と同様の順番に並べ替え番
    号を付与し、この際、副走査方向について前ラインの相
    関をもって画素のデータを並べ替えることにより、 連続した1もしくは0を集合させたドット配列とし、ラ
    ンレングス符号におけるランレングスを長くすることを
    特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 画像データの読取処理、蓄積処理、送受
    信処理などの各処理ユニットから出力される画像データ
    を画像データ制御ユニット経由で画像処理ユニットで受
    信し所定の画像(加工編集)処理を実行する画像処理工
    程と、 前記画像データ制御ユニット経由で、前記画像処理ユニ
    ットを介し、あるいは介さずに入力された画像データを
    蓄積処理ユニットに蓄積する際に、前記画像処理ユニッ
    トが実行する画像処理と異なるアルゴリズムの画像処理
    の有無を選択的に実行可能なメモリー画像処理工程と、 前記メモリー画像処理工程で前記画像データを圧縮率が
    向上できる形式に変換する変換処理工程を備え、該変換
    処理工程では、画像データを1次元マトリックスを用い
    てデータ配列変換をおこなうことを特徴とする画像処理
    方法。
  8. 【請求項8】 画像データの読取処理、蓄積処理、送受
    信処理などの各処理ユニットから出力される画像データ
    を画像データ制御ユニット経由で画像処理ユニットで受
    信し所定の画像(加工編集)処理を実行する画像処理工
    程と、 前記画像データ制御ユニット経由で、前記画像処理ユニ
    ットを介し、あるいは介さずに入力された画像データを
    蓄積処理ユニットに蓄積する際に、前記画像処理ユニッ
    トが実行する画像処理と異なるアルゴリズムの画像処理
    の有無を選択的に実行可能なメモリー画像処理工程と、 前記メモリー画像処理工程で前記画像データを圧縮率が
    向上できる形式に変換する変換処理工程を備え、該変換
    処理工程では、画像データを2次元マトリックスを用い
    てデータ配列変換をおこなうことを特徴とする画像処理
    方法。
JP2002045836A 2002-02-22 2002-02-22 画像処理装置および画像処理方法 Pending JP2003250031A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002045836A JP2003250031A (ja) 2002-02-22 2002-02-22 画像処理装置および画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002045836A JP2003250031A (ja) 2002-02-22 2002-02-22 画像処理装置および画像処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003250031A true JP2003250031A (ja) 2003-09-05

Family

ID=28659485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002045836A Pending JP2003250031A (ja) 2002-02-22 2002-02-22 画像処理装置および画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003250031A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008227659A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Seiko Epson Corp 画像データ処理方法、画像データ処理プログラム及び画像データ処理装置
JP2010206599A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 画像処理装置、印刷システム、画像処理方法およびプログラム
JP2012065097A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Fujitsu Ltd 圧縮装置、圧縮方法、圧縮プログラムおよび復元装置
WO2020208809A1 (ja) * 2019-04-12 2020-10-15 Eizo株式会社 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008227659A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Seiko Epson Corp 画像データ処理方法、画像データ処理プログラム及び画像データ処理装置
JP2010206599A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 画像処理装置、印刷システム、画像処理方法およびプログラム
JP2012065097A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Fujitsu Ltd 圧縮装置、圧縮方法、圧縮プログラムおよび復元装置
WO2020208809A1 (ja) * 2019-04-12 2020-10-15 Eizo株式会社 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータプログラム
US11763418B2 (en) 2019-04-12 2023-09-19 Eizo Corporation Image processing device, image processing method, and computer program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3789711B2 (ja) 画像処理装置
US7599087B2 (en) Method and apparatus for image processing, and a computer product
JP3732702B2 (ja) 画像処理装置
JP3927388B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び記録媒体
JP2001273267A (ja) Simd型プロセッサー、並列処理装置、画像処理装置、複写機、プリンター、ファクシミリ装置、スキャナー、並列処理方法、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2000316063A (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2003250031A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2001156968A (ja) 画像処理装置
JP2002300407A (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム、並びにそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3083493B2 (ja) 画像処理装置
JP2001126057A (ja) 画像処理装置
JP3938837B2 (ja) 画像処理装置
JP2002359743A (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム、並びにそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4402676B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP3024850B2 (ja) 画像処理装置
JP2004021645A (ja) 画像処理装置およびその制御方法
JP4063840B2 (ja) 画像処理装置
JP2005323406A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3887135B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002218229A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3670918B2 (ja) 画像処理装置
JP3657161B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2003281520A (ja) 情報処理装置および画像形成装置
JP2001092946A (ja) 画像処理装置
JP2001101394A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070501

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071009