JP2003249749A - 半導体装置の製造方法及び製造装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及び製造装置

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JP2003249749A
JP2003249749A JP2002046197A JP2002046197A JP2003249749A JP 2003249749 A JP2003249749 A JP 2003249749A JP 2002046197 A JP2002046197 A JP 2002046197A JP 2002046197 A JP2002046197 A JP 2002046197A JP 2003249749 A JP2003249749 A JP 2003249749A
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tape
heater
semiconductor device
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brazing material
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JP2002046197A
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Masahiro Ishigaki
正浩 石垣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロウ材の溶融工程をリール・トゥ・リール搬
送によって行うことにある。 【解決手段】 半導体装置の製造方法は、リール・トゥ
・リール搬送されるテープ10における複数の作業対象
領域に供給されたロウ材44を、加熱セクション36で
溶融させることを含み、加熱セクション36には、テー
プ10の搬送方向に並べられた複数の加熱器50〜70
が設けられ、テープ10のそれぞれの作業対象領域を1
つの加熱器50〜70に対応して一時停止させること
で、ロウ材44の加熱温度をコントロールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法及び製造装置に関する。
【0002】
【発明の背景】電子部品のハンダ処理工程では、基板に
電子部品を搭載した後、基板上のハンダを、例えば加熱
炉で溶融させる。その場合、基板を段階的に温度上昇さ
せるように加熱することが重要である。従来、基板は、
加熱炉内で移動させておく必要があった。そのため、ハ
ンダ処理の工程を、ハンダの印刷や電子部品の搭載な
ど、基板を停止させた状態で処理する他の工程と連動さ
せて行うことが難しく、単品の基板で別工程として処理
することしかできなかった。
【0003】本発明は、上述した課題を解決するための
ものであり、その目的は、ロウ材の溶融工程をリール・
トゥ・リール搬送によって行うことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係る半導
体装置の製造方法は、リール・トゥ・リール搬送される
テープにおける複数の作業対象領域に供給されたロウ材
を、加熱セクションで溶融させることを含み、前記加熱
セクションには、前記テープの搬送方向に並べられた複
数の加熱器が設けられ、前記テープのそれぞれの前記作
業対象領域を、1つの前記加熱器に対応して一時停止さ
せることで、前記ロウ材の加熱温度をコントロールす
る。
【0005】本発明によれば、ロウ材の溶融工程を、テ
ープをリール・トゥ・リール搬送することで行うことが
できる。そのため、複数の単品の製品を別々に取り扱う
必要がなく、生産性が向上する。また、テープを複数の
加熱器によって加熱するので、各加熱器の加熱温度をコ
ントロールすれば、簡単に、ロウ材の加熱温度を段階的
に上昇又は下降させることができる。
【0006】(2)この半導体装置の製造方法におい
て、前記複数の加熱器のうち、隣同士は異なる温度に設
定されてもよい。
【0007】これによって、ロウ材の加熱温度を段階的
に上昇又は下降させることができる。
【0008】(3)この半導体装置の製造方法におい
て、前記テープの前記作業対象領域を、前記加熱器に接
触させた状態で停止させてもよい。
【0009】これによって、ロウ材の加熱温度を、加熱
器の温度とほぼ同じ温度にすることができる。
【0010】(4)この半導体装置の製造方法におい
て、前記テープの前記作業対象領域の前記一時停止の時
間は、前記加熱器ごとに一定であり、前記テープの前記
作業対象領域を、前記一時停止の時間を超えて停止させ
ることになった場合に、前記テープの前記作業対象領域
と前記加熱器との間にシャッターを配置してもよい。
【0011】これによれば、テープの搬送が一定時間以
上停止せざるを得なくても、シャッターを作動させるこ
とによって、テープが加熱され過ぎるのを防ぐことがで
きる。
【0012】(5)この半導体装置の製造方法におい
て、前記シャッターによって、前記テープにエアーを吹
き付けることで、前記テープの前記作業対象領域の温度
をほぼ一定に保ってもよい。
【0013】これによれば、テープにエアーを吹き付け
るので、加熱器によってテープが加熱され過ぎるのを確
実に防ぐことができる。
【0014】(6)この半導体装置の製造方法におい
て、前記テープの前記作業対象領域と前記加熱器との間
から前記シャッターを取り除き、前記テープの前記作業
対象領域が次の前記加熱器に搬送されるまでの間に、前
記テープの前記作業対象領域と前記加熱器との距離をコ
ントロールすることによって、前記ロウ材の加熱温度を
コントロールしてもよい。
【0015】これによれば、テープの搬送が再開する場
合、テープを次の加熱器に搬送するまでの間に、テープ
と加熱器との距離をコントロールする。こうすること
で、テープをいずれかの加熱器の位置に停止させた状態
で、ロウ材の加熱温度をコントロールすることができ
る。
【0016】(7)この半導体装置の製造方法におい
て、前記複数の加熱器は、第1から第3の加熱器からな
り、前記テープの前記作業対象領域を、前記第1の加熱
器によって予備加熱し、前記第2の加熱器によって最高
温度に至るように加熱し、前記第3の加熱器によって前
記最高温度よりも低温に加熱してもよい。
【0017】これによって、ロウ材の加熱温度を段階的
に上昇させ、その後に段階的に降下させることができ
る。
【0018】(8)この半導体装置の製造方法におい
て、少なくとも前記第1の加熱器は、複数設けられ、前
記テープのそれぞれの前記作業対象領域を、1つの前記
第1の加熱器に対応して一時停止させることで、前記ロ
ウ材の加熱温度を段階的に上昇させてもよい。
【0019】これによって、テープを予備加熱するとき
に、ロウ材の加熱温度をさらに滑らかに上昇させること
ができる。
【0020】(9)この半導体装置の製造方法におい
て、前記ロウ材の溶融工程前に、ロウ材供給セクション
で、前記テープの前記作業対象領域に前記ロウ材を供給
し、マウントセクションで、前記テープの前記作業対象
領域に電子部品を搭載することをさらに含み、前記各工
程を、前記各セクションを一対のリール間に配置して、
前記テープをリール・トゥ・リール搬送することで行っ
てもよい。
【0021】これによれば、ロウ材の溶融工程を他のセ
クションとともに、テープをリール・トゥ・リール搬送
することで行うことができる。こうすることで、製造工
程を流れ作業で行えるので、生産性が向上し製造コスト
を削減することができる。
【0022】(10)本発明に係る半導体装置の製造装
置は、リール・トゥ・リール搬送されるテープにおける
複数の作業対象領域に供給されたロウ材を溶融させる加
熱セクションを含み、前記加熱セクションには、前記テ
ープの搬送方向に並べられた複数の加熱器が設けられ、
前記テープのそれぞれの前記作業対象領域が、1つの前
記加熱器に対応して一時停止することで、前記ロウ材の
加熱温度がコントロールされる。
【0023】本発明によれば、ロウ材の溶融工程が、テ
ープがリール・トゥ・リール搬送されることで行われ
る。そのため、複数の単品の製品を別々に取り扱う必要
がなく、生産性が向上する。また、テープを複数の加熱
器によって加熱するので、各加熱器の加熱温度をコント
ロールすれば、簡単に、ロウ材の加熱温度を段階的に上
昇又は下降させることができる。
【0024】(11)この半導体装置の製造装置におい
て、前記複数の加熱器のうち、隣同士は異なる温度に設
定されてもよい。
【0025】これによって、ロウ材の加熱温度を段階的
に上昇又は下降させることができる。
【0026】(12)この半導体装置の製造装置におい
て、前記テープの前記作業対象領域は、前記加熱器に接
触した状態で停止してもよい。
【0027】これによって、ロウ材の加熱温度を、加熱
器の温度とほぼ同じ温度にすることができる。
【0028】(13)この半導体装置の製造装置におい
て、前記テープの前記作業対象領域の前記一時停止の時
間は、前記加熱器ごとに一定であり、前記加熱セクショ
ンには、前記加熱器からの熱を遮断するシャッターが設
けられ、前記テープの前記作業対象領域が、前記一時停
止の時間を超えて停止することになった場合に、前記テ
ープの前記作業対象領域と前記加熱器との間に前記シャ
ッターが配置されてもよい。
【0029】これによれば、テープの搬送が一定時間以
上停止せざるを得なくなっても、シャッターを作動させ
ることによって、テープが加熱され過ぎるのを防ぐこと
ができる。
【0030】(14)この半導体装置の製造装置におい
て、前記シャッターは、エアーを吹き付ける手段を有
し、前記シャッターによって、前記テープにエアーが吹
き付けられることで、前記テープの前記作業対象領域の
温度がほぼ一定に保たれてもよい。
【0031】これによれば、テープにエアーが吹き付け
られるので、加熱器によってテープが加熱され過ぎるの
を確実に防ぐことができる。
【0032】(15)この半導体装置の製造装置におい
て、前記テープの前記作業対象領域と前記加熱器との間
から前記シャッターが取り除かれ、前記テープの前記作
業対象領域が次の前記加熱器に搬送されるまでの間に、
前記テープの前記作業対象領域と前記加熱器との距離が
コントロールされることによって、前記ロウ材の加熱温
度がコントロールされてもよい。
【0033】これによれば、テープの搬送が再開される
場合、テープが次の加熱器に搬送されるまでの間に、テ
ープと加熱器との距離がコントロールされる。こうする
ことで、テープをいずれかの加熱器の位置に停止させた
状態で、ロウ材の加熱温度をコントロールすることがで
きる。
【0034】(16)この半導体装置の製造装置におい
て、前記複数の加熱器は、第1から第3の加熱器からな
り、前記テープの前記作業対象領域は、前記第1の加熱
器によって予備加熱され、前記第2の加熱器によって最
高温度に至るように加熱され、前記第3の加熱器によっ
て前記最高温度よりも低温に加熱されてもよい。
【0035】これによって、ロウ材の加熱温度を段階的
に上昇させ、その後に段階的に降下させることができ
る。
【0036】(17)この半導体装置の製造装置におい
て、少なくとも前記第1の加熱器は、複数設けられ、前
記テープのそれぞれの前記作業対象領域が、1つの前記
第1の加熱器に対応して一時停止することで、前記ロウ
材の加熱温度が段階的に上昇してもよい。
【0037】これによって、テープを予備加熱するとき
に、ロウ材の加熱温度をさらに滑らかに上昇させること
ができる。
【0038】(18)この半導体装置の製造装置におい
て、前記テープの前記作業対象領域に前記ロウ材を供給
するロウ材供給セクションと、前記テープの前記作業対
象領域に電子部品を搭載するマウントセクションと、を
さらに含み、前記各セクションは、一対のリール間に配
置され、前記テープがリール・トゥ・リール搬送されて
もよい。
【0039】これによれば、ロウ材の溶融工程が他のセ
クションとともに、テープがリール・トゥ・リール搬送
されることで行われる。こうすることで、製造工程を流
れ作業で行えるので、生産性が向上し製造コストを削減
することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。ただし、本発明は、以下の
実施の形態に限定されるものではない。
【0041】図1は、本実施の形態で使用されるテープ
を示す図である。テープ10は、ベース基板12にリー
ド14が形成されたものである。テープ10は、COF
(Chip On Film)用基板やTAB(Tape Automated Bon
ding)用基板であってもよい。
【0042】ベース基板12は、フレキシブル基板であ
り、長尺状(図1では上下方向に長尺状)をなしてい
る。ベース基板12は、有機系の材料(例えばポリイミ
ド)で構成されることが多い。複数の製品部分(完成品
として切り出される部分)11は、ベース基板12の長
さ方向に並ぶ。その場合、図1に示すようにベース基板
12の幅方向に1列に配置されてもよいし、複数列に配
置されてもよい。リード14の一部は、メッキリード1
5であってもよい。メッキリード15は、ベース基板1
2の長さ方向に延びて形成される。
【0043】テープ10には、1つ又は複数の半導体チ
ップ16が実装されている。半導体チップ16には、集
積回路が形成されている。半導体チップ16は、金属接
合(例えば金同士の熱圧着やハンダ接合)、導電材料
(例えば異方性導電材料)による接合などによって、リ
ード14と電気的に接続されている。
【0044】テープ10は、1つ又は複数の電子部品の
搭載領域18を有する。搭載領域18には、リード14
の一部(図示しない)が延びてなり、電子部品が搭載さ
れる。電子部品は、ロウ接合されることが多く、例えば
表面実装型のものであってもよい。電子部品は、例え
ば、抵抗器、コンデンサ、コイル、発振器、フィルタ、
温度センサ、サーミスタ、バリスタ、ボリューム又はヒ
ューズなどであってもよい。
【0045】図1に示すように、ベース基板12には、
複数のホール19が形成されてもよい。ホール19は、
スプロケットホールと呼ばれ、ベース基板12の幅方向
の両端部に、その長さ方向に沿って設けられる。ホール
19にスプロケット(図示しない)を嵌め込むことでテ
ープ10を搬送してもよいし、スプロケットなしでテー
プ10を搬送してもよい。
【0046】本実施の形態では、図1に示すテープ10
(複数の半導体チップ16が実装されたテープ10)を
用意し、図2に示す製造装置を使用して、半導体装置の
製造工程の一部を行う。
【0047】製造装置1では、テープ10が複数のリー
ル(第1及び第2のリール20、22を含む)に掛け渡
されて搬送されるリール・トゥ・リール搬送方式が適用
されている。図2に示す例では、テープ10は、第1の
リール20(ローダー)から送り出され、第2のリール
22(アンローダー)によって巻き取られる。製造装置
1は、半導体装置の製造ラインの一部であってもよい。
【0048】製造装置1は、少なくとも加熱セクション
36を含む。加熱セクション36では、テープ10に供
給されたロウ材(軟ロウ(例えばハンダ)及び硬ロウを
含む)を溶融させる工程が行われる。図2に示す例で
は、製造装置1は、ロウ材供給セクション30と、マウ
ントセクション(図2では第1及び第2のマウントセク
ション32、34)と、上述の加熱セクション36と、
を含む。ロウ材供給セクション30では、テープ10に
ロウ材を供給する工程が行われる。マウントセクション
では、テープ10に電子部品を供給する工程が行われ
る。図2に示す例では、処理時間を他のセクションと合
わせるために、第1及び第2のマウントセクション3
2、34が設けられている。なお、製造装置1は、その
他のセクションを含む装置であってもよい。
【0049】各セクションは、第1及び第2のリール2
0、22の間に配置され、テープ10をリール・トゥ・
リール搬送することで各工程が行われる。ここで、テー
プ10は、複数の作業対象領域を有する。1つの作業対
象領域は、1つ又は複数の製品部分(ロウ材によるボン
ディング領域を含む部分)を含む。例えば、1つの作業
対象領域は、10個程度の製品部分を含んでもよい。テ
ープ10のそれぞれの作業対象領域は、一定のピッチで
各セクションに送られる。テープ10の作業対象領域
は、1ピッチ(1コマ)で次のセクションに移動しても
よいし、1つのセクション(本実施の形態での加熱セク
ション)を複数ピッチ(複数コマ)で移動してもよい。
テープ10のそれぞれの作業対象領域は、一時停止した
状態で各工程の処理がなされる。なお、図2の矢印に示
す方向は、テープ10の搬送方向を指す。
【0050】ロウ材の溶融工程を他のセクションととも
に、リール・トゥ・リール搬送することで行えば、各製
造工程を流れ作業で行えるので、生産性が向上し製造コ
ストを削減することができる。
【0051】図2に示すように、テープ10を製造装置
1にセットする。まず、テープ10を搬送し、テープ1
0の作業対象領域をロウ材供給セクション30に送る。
【0052】図3(A)及び図3(B)は、ロウ材供給
セクションの工程を示す図である。図示する例では、印
刷法を適用してロウ材44を供給する。図3(A)に示
すように、テープ10にマスク40を配置する。マスク
40には、複数の開口部42が形成されており、開口部
42の位置にロウ材44が設けられるようになってい
る。そして、スキージ46によって、マスク40を介し
てテープ10上にロウ材44を印刷する。詳しくは、ス
キージ46でロウ材44を均すことによって、開口部4
2にロウ材44を充填する。ロウ材44は、マスク40
の厚さで平らに充填される。その後に、図3(B)に示
すように、マスク40を除去することで、ロウ材44を
テープ10(詳しくはリード14)上に供給することが
できる。
【0053】変形例として、インクジェットプリンタの
技術を応用したインクジェット方式を適用して、ロウ材
44をテープ10に吐出してもよい。これによれば、ロ
ウ材44を、高速かつ無駄なく経済的に充填することが
できる。
【0054】図4は、マウントセクションの工程を示す
図である。図4に示すように、電子部品48を、テープ
10のロウ材44上に載せる。電子部品48は、テープ
10の一方の面に搭載してもよいし、リード14がテー
プ10の両面に形成される場合には両面に搭載してもよ
い。第1及び第2のマウントセクション32、34で、
複数の電子部品48を2グループに分割して搭載しても
よい。こうすることで、1つのセクションに要する時間
を短くする(図2に示す例では半分にする)ことができ
るので、処理時間を他のセクションに合わせることが可
能になる。
【0055】図5及び図6は加熱セクションの工程を示
す図である。加熱セクション36には、複数の加熱器
(第1の加熱器50、52、54、56、58、第2の
加熱器60及び第3の加熱器70)が設けられている。
加熱器は、加熱プレート又は加熱ブロックともいえる。
複数の加熱器は、テープ10の搬送方向(図5の矢印に
示す方向)に順番に並べられている。こうすることで、
同一の加熱セクション36内で、テープ10の加熱温度
を、作業対象領域ごとに変化させることができる。
【0056】加熱セクション36には、テープ10の搬
送方向の上流側から順番に、第1〜第3の加熱器50〜
58、60、70が設けられている。第1の加熱器50
〜58は、テープ10を予備加熱するものである。第2
の加熱器60は、テープ10を最高温度に至るように加
熱するものである。第3の加熱器70は、テープ10の
最高温度よりも低温に加熱(冷却)するものである。こ
れによって、ロウ材44の加熱温度を段階的に上昇さ
せ、その後に段階的に降下させることができる。
【0057】複数(図5及び図6では5つ)の第1の加
熱器50〜58が設けられてもよい。こうすることで、
テープ10を予備加熱するときに、ロウ材44の加熱温
度を滑らかに上昇させることができる。図5及び図6に
示す例では、加熱セクション36には、第2及び第3の
加熱器60、70が各1つずつ設けられているが、変形
例として、複数の第2又は第3の加熱器60、70が設
けられてもよい。こうすることで、ロウ材44の加熱温
度をさらに段階的にコントロールすることができる。あ
るいは、図7に示すように、加熱セクション136に、
第1〜第3の加熱器150、160、170を各1つず
つ配置してもよい。
【0058】複数の加熱器のうち、隣同士に配置される
加熱器は、異なる温度に設定されてもよい。図5及び図
6に示す例で説明すると、隣同士の第1の加熱器(例え
ば隣同士の第1の加熱器50、52)は、異なる温度に
設定される。また、隣同士の第1及び第2の加熱器5
8、60、又は、隣同士の第2及び第3の加熱器60、
70は、異なる温度に設定される。こうすることで、ロ
ウ材44の加熱温度を段階的に上昇又は下降させること
ができる。
【0059】図6に示すように、第1〜第3の加熱器5
0〜58、60、70の温度T1〜T7において、第2の
加熱器60の温度T6を最高温度に設定すると、第1の
加熱器50〜58の温度T1〜T5を段階的に高くなるよ
うに設定し、第3の加熱器70の温度T7を温度T6より
も低くなるように設定する。隣同士の加熱器の温度変化
量は一定(40℃程度)であってもよい。あるいは、一
部の隣同士の温度変化量を、他の隣同士の温度変化量よ
りも小さく(例えば20℃程度)してもよいし、大きく
してもよい。
【0060】第1〜第3の加熱器50〜58、60、7
0の温度T1〜T7は自由に設定できるが、例えば、 T1=約 70(℃) T2=約110(℃) T3=約150(℃) T4=約170(℃) T5=約190(℃) T6=約240(℃) T7=約150(℃) に設定してもよい。
【0061】加熱セクション36では、テープ10の作
業対象領域を各加熱器に順番に停止させる。すなわち、
テープ10の作業対象領域は、第1〜第3の加熱器50
〜58、60、70の全てを経由して、加熱セクション
36の外部に搬送される。テープ10の作業対象領域
を、各加熱器に一定時間(例えばt=20〜30秒程
度)停止させる。こうすることで、1つのテープ10に
おける複数の作業対象領域に対して、複数の処理(温度
の異なる加熱の処理)を同時に行うことができる。な
お、一時停止の時間tは、他のセクションでの一時停止
の時間と同一である。
【0062】図5に示すように、テープ10の作業対象
領域を、各加熱器に接触させた状態で一時停止させても
よい。例えば、テープ10の作業対象領域を、加熱器に
押さえ付けてもよい。その場合、加熱セクション36に
は、テープ10の押さえ部材(図示しない)が設けられ
る。こうすることで、ロウ材44の加熱温度を、各加熱
器の温度とほぼ同じ温度にすることができる。したがっ
て、ロウ材44の加熱温度をコントロールしやすくな
る。
【0063】図8は、テープ10の作業対象領域(詳し
くはロウ材44)の温度プロファイルの一例を示す図で
ある。図8において、縦軸は温度(℃)を示し、横軸は
時間(s)を示す。図5及び図6の加熱セクションによ
れば、複数の加熱器の加熱温度をコントロールすること
によって、テープ10のロウ材44の加熱温度を滑らか
に上昇又は下降することができる。
【0064】本実施の形態では、テープ10をリール・
トゥ・リール搬送させて、複数の工程を連動させて行う
ので、1つの工程で生じたトラブルなどによって、テー
プ10の搬送が停滞する場合がある。すなわち、テープ
10の作業対象領域を、1つの加熱器に、一定時間を超
えて(例えば1〜5分程度)停止せざるを得ない場合が
ある。これによって、テープ10の作業対象領域が加熱
させ過ぎるのを防止するため、加熱セクション36に
は、シャッター80が設けられている。
【0065】図9及び図10は、加熱セクションに配置
されるシャッターを示す図である。シャッター80は、
テープ10の作業対象領域が一定時間を超えて停止する
ことになった場合に、テープ10と加熱器との間に配置
される。シャッター80を配置するために、テープ10
を上昇させてもよいし、加熱器を下降させてもよい。シ
ャッター80は、上述の一時停止の時間tの経過後に作
動させてもよい。その場合、加熱セクション36にテー
プ10の作業対象領域の停止時間を検知するセンサを設
けて、センサの検出結果に応じて、シャッター80の自
動制御してもよい。あるいは、シャッター80を手動で
動作させてもよい。これによれば、加熱器からのテープ
10への熱を遮断して、テープ10、電子部品48又は
半導体チップ16等の熱による損傷を防止することがで
きる。テープ10の複数の作業対象領域を、1つのシャ
ッター80によって保護してもよいし、複数のシャッタ
ー80によって保護してもよい。
【0066】図9及び図10に示す例では、シャッター
80は、第1及び第2の部分82、84を有する。第1
の部分82は、テープ10の一方の面に対向して配置さ
れ、第2の部分84は、テープ10の他方の面に対向し
て配置される。第1及び第2の部分82、84は連結さ
れて、1つのシャッター80を構成している。第1の部
分82は、テープ10の加熱器の側に配置される。図1
0に示すように、第1及び第2の部分82、84は、テ
ープ10の長さ方向に長く形成されてもよい。こうする
ことで、1つのシャッター80によって、複数の作業対
象領域を保護することができる。第1及び第2の部分8
2、84の幅は、テープ10の幅よりも大きいことが好
ましい。なお、シャッター80の形状は、上述に限定さ
れず、例えば第2の部分84は省略してもよい。
【0067】図9に示すように、シャッター80は、冷
却手段(図9ではエアーを吹き付ける手段(エアーの吹
き付け口)86)を有してもよい。エアーの吹き付け口
86は、第1及び第2の部分82、84に設けられ、テ
ープ10の各面に向けて設けられている。これによれ
ば、シャッター80が作動したときに、テープ10にエ
アーを吹き付けることができるので、加熱器によってテ
ープ10が加熱され過ぎるのを確実に防ぐことができ
る。
【0068】テープ10は、エアーが吹き付けられるこ
とによって、ほぼ一定の温度(例えば工場内の温度(3
0℃程度))に保たれる。したがって、余熱によって、
テープ10等が損傷するのを防止することができる。
【0069】図11は、テープの搬送が再開される状態
を示す図である。テープ10の搬送が停滞した原因が除
去されると、テープ10の搬送が再開される。詳しく
は、シャッター80が除去され、テープ10の作業対象
領域は加熱器によって再び加熱される。その場合、テー
プ10の作業対象領域と加熱器との距離をコントロール
することによって、ロウ材44の加熱温度をコントロー
ルする。テープ10と加熱器との距離は、各加熱器の加
熱温度に応じて決定すればよい。
【0070】図11に示す例では、テープ10を所定の
搬送経路に戻した直後の状態では、第1の加熱器50〜
58とテープ10との距離は、順番に大きくなってい
る。こうすることで、テープ10の各作業対象領域を急
激に予備加熱するのを防止することができる。テープ1
0の搬送が停止した状態で、第1の加熱器50〜58と
テープ10の各作業対象領域との距離は、時間経過に伴
ない小さくしてもよい。こうして、テープ10の作業対
象領域を、再配置された加熱器の加熱温度とほぼ同じ温
度にする。なお、テープ10のうち、第2及び第3の加
熱器60、70に配置された作業対象領域では、ロウ材
44の溶融がすでに終了しているので、第2及び第3の
加熱器60、70はテープ10から離した状態を保てば
よい。
【0071】こうして、テープ10の作業対象領域を、
各加熱器に再配置した後、次の加熱器又は加熱セクショ
ン36の外部へ搬送する。
【0072】これによれば、テープ10の搬送が再開す
る場合、テープ10を次の加熱器に搬送するまでの間
に、テープ10と加熱器(例えば第1の加熱器50〜5
8)との距離をコントロールする。こうすることで、テ
ープ10をいずれかの加熱器の位置に停止させた状態
で、ロウ材44の加熱温度をコントロールすることがで
きる。すなわち、テープ10を巻き戻す必要がなくな
る。
【0073】ロウ材の溶融工程の終了後、製品の検査工
程を行ってもよい。その場合、テープ10をリール・ト
ゥ・リール搬送して、テープ10の作業対象領域を検査
セクション(図示しない)に送る。検査セクションで
は、製品の外観検査や電気的特性の検査などを行う。な
お、本実施の形態の製造方法によれば、リールに巻き取
られた長尺状態で、テープ10を梱包及び出荷すること
ができる。
【0074】本実施の形態によれば、ロウ材44の溶融
工程を、テープ10をリール・トゥ・リール搬送するこ
とで行うことができる。そのため、複数の単品の製品を
別々に取り扱う必要がない。すなわち、テープ10の個
片化(単品抜き)、個片化された単品の治具へのセット
(又はリセット)作業、治具の製造装置への投入及び回
収などの手間を省略することができるので、生産性が向
上する。
【0075】また、テープ10を複数の加熱器によって
加熱するので、各加熱器の加熱温度をコントロールすれ
ば、簡単に、ロウ材44の加熱温度を段階的に上昇又は
下降させることができる。したがって、テープ10及び
テープ10上の電子部品48などへの熱ストレスを抑え
ることができる。
【0076】図12は、本発明の実施の形態に係る半導
体装置の一例を示す図である。この例では、COF(Ch
ip On Film)の形態が適用された半導体装置1000
が、液晶パネル1100に取り付けられている。これら
は電気光学装置と呼ばれる。電気光学装置は、上述の液
晶装置のほかに、例えば、プラズマディスプレイ装置、
エレクトロルミネセンスディスプレイ装置などであって
もよい。電気光学装置は、電子機器ということもでき
る。なお、半導体装置1000は、テープ10の作業対
象領域が打ち抜かれたものである。
【0077】本発明の実施の形態に係る半導体装置を有
する電子機器として、図13にはノート型パーソナルコ
ンピュータ2000が示され、図14には携帯電話30
00が示されている。
【0078】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本
発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構
成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるい
は目的及び結果が同一の構成)を含む。また、本発明
は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置
き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説
明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目
的を達成することができる構成を含む。また、本発明
は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構
成を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態で使用されるテー
プを説明する図である。
【図2】図2は、本発明の実施の形態に係る半導体装置
の製造方法及び製造装置を説明する図である。
【図3】図3(A)及び図3(B)は、本発明の実施の
形態に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。
【図4】図4は、本発明の実施の形態に係る半導体装置
の製造方法を説明する図である。
【図5】図5は、本発明の実施の形態に係る半導体装置
の製造方法及び製造装置を説明する図である。
【図6】図6は、本発明の実施の形態に係る半導体装置
の製造方法及び製造装置を説明する図である。
【図7】図7は、本発明の実施の形態の変形例に係る半
導体装置の製造方法及び製造装置を説明する図である。
【図8】図8は、ロウ材の温度プロファイルを示す図で
ある。
【図9】図9は、本発明の実施の形態に係る半導体装置
の製造方法及び製造装置を説明する図である。
【図10】図10は、本発明の実施の形態に係る半導体
装置の製造装置を説明する図である。
【図11】図11は、本発明の実施の形態に係る半導体
装置の製造方法及び製造装置を説明する図である。
【図12】図12は、本発明の実施の形態に係る半導体
装置を説明する図である。
【図13】図13は、本発明の実施の形態に係る電子機
器を説明する図である。
【図14】図14は、本発明の実施の形態に係る電子機
器を説明する図である。
【符号の説明】
1 製造装置 10 テープ 30 ロウ材供給セクション 32 第1のマウントセクション 34 第2のマウントセクション 36 加熱セクション 44 ロウ材 48 電子部品 50 第1の加熱器 52 第1の加熱器 54 第1の加熱器 56 第1の加熱器 58 第1の加熱器 60 第2の加熱器 70 第3の加熱器 80 シャッター 136 加熱セクション 150 第1の加熱器 160 第2の加熱器 170 第3の加熱器

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール・トゥ・リール搬送されるテープ
    における複数の作業対象領域に供給されたロウ材を、加
    熱セクションで溶融させることを含み、 前記加熱セクションには、前記テープの搬送方向に並べ
    られた複数の加熱器が設けられ、 前記テープのそれぞれの前記作業対象領域を、1つの前
    記加熱器に対応して一時停止させることで、前記ロウ材
    の加熱温度をコントロールする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記複数の加熱器のうち、隣同士は異なる温度に設定さ
    れる半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の半導体装
    置の製造方法において、 前記テープの前記作業対象領域を、前記加熱器に接触さ
    せた状態で停止させる半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の半導体装置の製造方法において、 前記テープの前記作業対象領域の前記一時停止の時間
    は、前記加熱器ごとに一定であり、 前記テープの前記作業対象領域を、前記一時停止の時間
    を超えて停止させることになった場合に、前記テープの
    前記作業対象領域と前記加熱器との間にシャッターを配
    置する半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記シャッターによって、前記テープにエアーを吹き付
    けることで、前記テープの前記作業対象領域の温度をほ
    ぼ一定に保つ半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5のいずれかに記載
    の半導体装置の製造方法において、 前記テープの前記作業対象領域と前記加熱器との間から
    前記シャッターを取り除き、 前記テープの前記作業対象領域が次の前記加熱器に搬送
    されるまでの間に、前記テープの前記作業対象領域と前
    記加熱器との距離をコントロールすることによって、前
    記ロウ材の加熱温度をコントロールする半導体装置の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の半導体装置の製造方法において、 前記複数の加熱器は、第1から第3の加熱器からなり、 前記テープの前記作業対象領域を、前記第1の加熱器に
    よって予備加熱し、前記第2の加熱器によって最高温度
    に至るように加熱し、前記第3の加熱器によって前記最
    高温度よりも低温に加熱する半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 少なくとも前記第1の加熱器は、複数設けられ、 前記テープのそれぞれの前記作業対象領域を、1つの前
    記第1の加熱器に対応して一時停止させることで、前記
    ロウ材の加熱温度を段階的に上昇させる半導体装置の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれかに記載
    の半導体装置の製造方法において、 前記ロウ材の溶融工程前に、 ロウ材供給セクションで、前記テープの前記作業対象領
    域に前記ロウ材を供給し、 マウントセクションで、前記テープの前記作業対象領域
    に電子部品を搭載することをさらに含み、 前記各工程を、前記各セクションを一対のリール間に配
    置して、前記テープをリール・トゥ・リール搬送するこ
    とで行う半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 リール・トゥ・リール搬送されるテー
    プにおける複数の作業対象領域に供給されたロウ材を溶
    融させる加熱セクションを含み、 前記加熱セクションには、前記テープの搬送方向に並べ
    られた複数の加熱器が設けられ、 前記テープのそれぞれの前記作業対象領域が、1つの前
    記加熱器に対応して一時停止することで、前記ロウ材の
    加熱温度がコントロールされる半導体装置の製造装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の半導体装置の製造装
    置において、 前記複数の加熱器のうち、隣同士は異なる温度に設定さ
    れてなる半導体装置の製造装置。
  12. 【請求項12】 請求項10又は請求項11に記載の半
    導体装置の製造装置において、 前記テープの前記作業対象領域は、前記加熱器に接触し
    た状態で停止する半導体装置の製造装置。
  13. 【請求項13】 請求項10から請求項12のいずれか
    に記載の半導体装置の製造装置において、 前記テープの前記作業対象領域の前記一時停止の時間
    は、前記加熱器ごとに一定であり、 前記加熱セクションには、前記加熱器からの熱を遮断す
    るシャッターが設けられ、 前記テープの前記作業対象領域が、前記一時停止の時間
    を超えて停止することになった場合に、前記テープの前
    記作業対象領域と前記加熱器との間に前記シャッターが
    配置される半導体装置の製造装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の半導体装置の製造装
    置において、 前記シャッターは、エアーを吹き付ける手段を有し、 前記シャッターによって、前記テープにエアーが吹き付
    けられることで、前記テープの前記作業対象領域の温度
    がほぼ一定に保たれる半導体装置の製造装置。
  15. 【請求項15】 請求項10から請求項14のいずれか
    に記載の半導体装置の製造装置において、 前記テープの前記作業対象領域と前記加熱器との間から
    前記シャッターが取り除かれ、 前記テープの前記作業対象領域が次の前記加熱器に搬送
    されるまでの間に、前記テープの前記作業対象領域と前
    記加熱器との距離がコントロールされることによって、
    前記ロウ材の加熱温度がコントロールされる半導体装置
    の製造装置。
  16. 【請求項16】 請求項10から請求項15のいずれか
    に記載の半導体装置の製造装置において、 前記複数の加熱器は、第1から第3の加熱器からなり、 前記テープの前記作業対象領域は、前記第1の加熱器に
    よって予備加熱され、前記第2の加熱器によって最高温
    度に至るように加熱され、前記第3の加熱器によって前
    記最高温度よりも低温に加熱される半導体装置の製造装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の半導体装置の製造装
    置において、 少なくとも前記第1の加熱器は、複数設けられ、 前記テープのそれぞれの前記作業対象領域が、1つの前
    記第1の加熱器に対応して一時停止することで、前記ロ
    ウ材の加熱温度が段階的に上昇する半導体装置の製造装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項10から請求項17のいずれか
    に記載の半導体装置の製造装置において、 前記テープの前記作業対象領域に前記ロウ材を供給する
    ロウ材供給セクションと、 前記テープの前記作業対象領域に電子部品を搭載するマ
    ウントセクションと、 をさらに含み、 前記各セクションは、一対のリール間に配置され、前記
    テープがリール・トゥ・リール搬送される半導体装置の
    製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013065861A1 (ja) * 2011-10-31 2013-05-10 日清紡メカトロニクス株式会社 電子部品の製造装置、電子部品の製造方法、およびled照明の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013065861A1 (ja) * 2011-10-31 2013-05-10 日清紡メカトロニクス株式会社 電子部品の製造装置、電子部品の製造方法、およびled照明の製造方法

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