JP2003249703A - 放電励起ガスレーザ装置 - Google Patents

放電励起ガスレーザ装置

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JP2003249703A JP2002047866A JP2002047866A JP2003249703A JP 2003249703 A JP2003249703 A JP 2003249703A JP 2002047866 A JP2002047866 A JP 2002047866A JP 2002047866 A JP2002047866 A JP 2002047866A JP 2003249703 A JP2003249703 A JP 2003249703A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 4kHz以上の高繰返し条件においても、ピ
ーキングコンデンサの過熱を抑制し、所定の回路性能を
得るとともに、短寿命化を抑制すること。 【解決手段】 ピーキングコンデンサCpの高圧側の端
子をチャンネル形状の通電部材3aに取り付け、通電部
材3aの底部に第1の電流導入部材3b一方端を接続
し、電流導入部材3bの他端を図示しない高圧電源に接
続する。通電部材3aは、第2の電流導入部材3cを介
して放電電極E(高圧側)接続される。上記形状の通電
部材3aを用いることにより、ピーキングコンデンサC
pの高圧電源側からの熱伝導による加熱を抑制すること
ができる。また、ピーキングコンデンサCpの接地側の
端子を通電部材7を介してレーザチェンバ1に取り付
け、通電部材7に冷却管7aを設ける。これにより、ピ
ーキングコンデンサCpを冷却でき、熱伝導によるピー
キングコンデンサの加熱を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光装置等に用い
られる放電励起ガスレーザ装置に関し、さらに詳細に
は、ピーキングコンデンサを冷却する冷却部材を備えた
放電励起ガスレーザ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の微細化、高集積化につ
れて、その製造用の投影露光装置においては解像力の向
上が要請されている。このため、露光用光源から放出さ
れる露光光の短波長化が進められており、半導体露光用
光源として、従来の水銀ランプから波長248nmのK
rFエキシマレーザ装置が用いられている。さらに、次
世代の半導体露光用光源として、波長193nmのAr
Fエキシマレーザ装置及び波長157nmのフッ素(F
2 )レーザ装置等の紫外線を放出するガスレーザ装置が
有力である。KrFエキシマレーザ装置においては、フ
ッ素(F2 )ガス、クリプトン(Kr)ガス及ぴバッフ
ァーガスとしてのネオン(Ne)等の希ガスからなる混
合ガス、ArFエキシマレーザ装置においては、フッ素
(F2 )ガス、アルゴン(Ar)ガス及びバッファーガ
スとしてのネオン(Ne)等の希ガスからなる混合ガ
ス、フッ素(F2 )レーザ装置においては、フッ素(F
2 )ガス及びバッファーガスとしてヘリウム(He)等
の希ガスからなる混合ガスであるレーザガスが数百kP
aで封入されたレーザチェンバの内部で放電を発生させ
ることにより、レーザ媒質であるレーザガスが励起され
る。レーザチェンバ内部には、レーザガスを励起するた
めの一対の主放電電極が、レーザ発振方向に垂直な方向
に所定の距離だけ離間して対向配置されている。この一
対の主放電電極には高電圧パルスが印加され、主放電電
極間にかかる電圧がある値(ブレークダウン電圧)に到
達すると、主放電電極間のレーザガスが絶縁破壊されて
主放電が開始し、この主放電によりレーザ媒質が励起さ
れる。よって、このような露光用ガスレーザ装置は主放
電の繰返しによるパルス発振を行い、放出するレーザ光
はパルス光となる。現状、露光に用いられているレーザ
装置のレーザパルスの繰返し周波数は2kHz程度であ
るが、近年、スループットの増大、露光量のバラツキの
減少のため、繰返し周波数4kHz以上が要請されてい
る。
【0003】上記した露光用ガスレーザ装置において、
上記したようにレーザチェンバ内で放電を発生させレー
ザガスを励起させるための放電回路の例を図7に示す。
図7の放電回路は、可飽和リアクトルからなる3個の磁
気スイッチSR1、SR2、SR3を用いた2段の磁気
パルス圧縮回路からなる。磁気スイッチSR1はIGB
T等の半導体スイッチング素子である固体スイッチSW
でのスイッチングロスの低減用のものであり、磁気アシ
ストとも呼ばれる。第1の磁気スイッチSR2と第2の
磁気スイッチSR3により2段の磁気パルス圧縮回路を
構成している。
【0004】図7に従って回路の構成と動作を以下に説
明する。まず、高電圧電源HVの電圧が所定の値Vin
に調整され、主コンデンサC0が充電される。このと
き、固体スイッチSWはオフになっている。主コンデン
サC0の充電が完了し、固体スイッチSWがオンとなっ
たとき、固体スイッチSW両端にかかる電圧は主に磁気
スイッチSR1の両端にかかる。磁気スイッチSR1の
両端にかかる主コンデンサC0の充電電圧V0の時間積
分値が磁気スイッチSR1の特性で決まる限界値に達す
ると、磁気スイッチSR1が飽和して磁気スイッチが入
り、主コンデンサC0、磁気スイッチSR1、インダク
タンスLL 、昇圧トランスTr1の1次側、固体スイッ
チSWのループに電流が流れる。同時に、昇圧トランス
Tr1の2次側、コンデンサC1のループに電流が流
れ、主コンデンサC0に蓄えられた電荷が移行してコン
デンサC1に充電される。なお、ここでは、回路ループ
のインダクタンスとコンデンサC0の寄生インダクタン
スを合成したものをインダクタンスLL として表してい
る。また、主コンデンサC0、磁気スイッチSR1イン
ダクタンスLL 、昇圧トランスTr1の1次側、固体ス
イッチSWがなすループをパルス発生回路、昇圧トラン
スTr1の2次側、コンデンサC1のループを昇圧回路
と呼ぶことにする。
【0005】この後、コンデンサC1における電圧V1
の時間積分値が磁気スイッチSR2の特性で決まる限界
値に達すると、磁気スイッチSR2が飽和して磁気スイ
ッチが入り、コンデンサC1、コンデンサC2、磁気ス
イッチSR3のループに電流が流れ、コンデンサC1に
蓄えられた電荷が移行してコンデンサC2に充電され
る。さらにこの後、コンデンサC2における電圧V2の
時間積分値が磁気スイッチSR3の特性で決まる限界値
に達すると、磁気スイッチSR3が飽和して磁気スイッ
チが入り、コンデンサC2、ピーキングコンデンサC
p、磁気スイッチSR3のループに電流が流れ、コンデ
ンサC2に蓄えられた電荷が移行してピーキングコンデ
ンサCpが充電される。予備電離のためのコロナ放電
は、第1電極11が挿入されている誘電体チューブ12
と第2電極13とが接触している個所を基点として誘電
体チューブ12の外周面に発生するが、ピーキングコン
デンサCpの充電が進むにつれてその電圧Vpが上昇
し、Vpが所定の電圧になるとコロナ予備電離部の誘電
体チューブ12表面にコロナ放電が発生する。
【0006】このコロナ放電によって誘電体チューブ1
2の表面に紫外線が発生し、主放電電極E、E間のレー
ザ媒質であるレーザガスが予備電離される。ピーキング
コンデンサCpの充電がさらに進むにつれて、ピーキン
グコンデンサCpの電圧Vpが上昇し、この電圧Vpが
ある値(ブレークダウン電圧)Vbに達すると、主放電
電極E、E間のレーザガスが絶縁破壊されて主放電が開
始し、この主放電によりレーザ媒質が励起され、レーザ
光が発生する。このような放電動作が固体スイッチSW
のスイッチング動作、高電圧電源動作によって繰り返し
行なわれることにより、所定の繰り返し周波数でのパル
スレーザ発振が行われる。ここで、磁気スイッチSR
2、SR3及びコンデンサC1、C2で構成される各段
の容量移行型回路のインダクタンスを後段に行くにつれ
て小さくなるように設定することにより、各段を流れる
電流パルスのパルス幅が順次狭くなるようなパルス圧縮
動作が行われ、主放電電極E、E間に短パルスの強い放
電が実現される。
【0007】図8に露光用ガスレーザ装置の放電部の構
造を示す。図8(a)は放電部の断面構造を示し、図8
(b)は同図(a)をA−A方向から見た図であり、図
8(b)においては予備電離部15は省略されている。
また、図8においてレーザチャンバの下部は省略されて
いる。図8に示すように、レーザチェンバ1の上部の壁
に、放電空間の長手方向に沿うように絶縁ベース2(例
えば、セラミックス製)が気密に嵌めこまれている。絶
縁ベース2のレーザチェンバ内部側には、主放電電極E
(高圧側;例えばカソード)が取りつけられ、電流導入
部材3を介して高圧電源4に接続されている。ここで高
圧電源とは、図7においてピーキングコンデンサCpよ
り左側の回路部分を示す。主放電電極E(高圧側)の両
側に沿うように一対の通電部材5が略平行にレーザチェ
ンバ1に取りつけられている。ここで、通電部材5には
同図に示すように、不図示のファンによってレーザチェ
ンバ1内を循環するレーザガスが主放電電極E,E間の
放電空間を通過できるように開口部5aが設けられてい
る。通電部材5の先端間には導電性べ一ス6が張り渡さ
れており、その中央であって、上部の主放電電極E(高
圧側)に対向する位置に一方の主放電電極E(例えばア
ノード)が取り付けられている。
【0008】レーザチェンバ外部においては、電流導入
部材3の両側には、並列接続される多数のコンデンサか
らなるピーキングコンデンサCpの高圧側の電極が接続
されている。またピーキングコンデンサCpの接地側の
電極は、通電部材7に接続されている。通電部材7と通
電部材5とは、導電性の金属からなるレーザチェンバ1
を介して電気的に接続される。導電性ベース6の上部の
矢印は、レーザチェンバ1内に設置された不図示のファ
ンによりレーザチェンバ内を循環するレーザガス流であ
り、その上流側、下流側であって、主放電電極間の放電
空間を見込む位置に、予備電離部15が配置されてい
る。予備電離部15は誘電体チューブ12を介して第1
電極11と第2電極13とが対向配置される構造であ
り、第2電極13は導電性ベース6と直接接続されてお
り、第1電極11は、図示しない端子を介して、図7に
示すコンデンサCcと接続されている。
【0009】図8に示す点線に囲まれた部分が放電回路
ループであり、絶縁べ一スを貫通した電流導入部材3、
電流導入部材3に接続されている主放電電極E(高圧
側)、主放電電極Eが設置されている導電性ベース6、
導電性ベース6に接続されている通電部材5、レーザチ
ェンバ1、レーザチェンバ1を介して通電部材5に接続
された通電部材7、通電部材7と電流導入部材3とに接
続されたピーキングコンデンサCpからなる。一般に、
上記した放電回路ループが作るインダクタンスが低い
程、レーザの発振効率が向上することが知られている。
このインダクタンスは放電回路ループの断面積に比例す
るので、この断面積ができるだけ小さくなるように構成
することが望ましい。すなわち、点線で囲まれた電流導
入部材3、主放電電極E(高圧側)、主放電電極E、導
電性ベース6、通電部材5、レーザチェンバ1、通電部
材7、ピーキングコンデンサCpで囲まれる空間の断面
積が小さくなるように構成することが望ましい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、近
年、露光用レーザ装置においては、繰返し周波数4kH
z以上が要請されている。すなわち、単位時間あたりに
ピーキングコンデンサに印加されるパルス電圧の回数が
増大する。一方、発振するレーザビームの波長が短い
程、レーザ励起に必要なエネルギーは大きくなる。すな
わち、露光波長の短波長化が進むにつれ、ピーキングコ
ンデンサCpに印加される電圧も高電圧となる。以上の
ような事情により、ピーキングコンデンサCpにて消費
される電力が増大し、ピーキングコンデンサCpの発熱
量が増大する。その結果、発熱によるピーキングコンデ
ンサの容量の変化が大きくなって放電回路特性が変化
し、所望の性能が得られなくなったり、またピーキング
コンデンサCp自体の寿命が低下するといった問題が発
生する可能性が生じた。ピーキングコンデンサCpの過
熱が発生する原因は、ピーキングコンデンサCp自体の
発熱だけではなく、ピーキングコンデンサCpのアース
側を接続している通電部材7が、放電により温度上昇し
たレーザチャンバより熱せられ、この熱せられた通電部
材7による加熱による場合もあった。また、ピーキング
コンデンサCpの高電圧電極と接続される電流導入部材
3が、放電により発生した熱の熱伝導により熱せられ、
その結果、ピーキングコンデンサCpの温度が上昇する
という場合もあった。本発明は上記事情に鑑みなされた
ものであって、本発明は、放電励起ガスレーザ装置にお
いて、4kHz以上の高繰返し条件においても、ピーキ
ングコンデンサの過熱を抑制して所定の回路性能を得る
とともに、ピーキングコンデンサの過熱による短寿命化
を抑制することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、以下のようにして、ピーキング
コンデンサCpの発熱や加熱により生じるピーキングコ
ンデンサCpの過熱状態を、ピーキングコンデンサCp
を冷却して所望の温度に維持し、所定の回路性能を得る
こと、またピーキングコンデンサの過熱による短寿命化
を抑制する。 (1)ピーキングコンデンサのアース側が第1の通電部
材を介してレーザ用チャンバに取り付けられ、該ピーキ
ングコンデンサの高圧側が第2の通電部材を介して主放
電電極に取り付けられた放電励起ガスレーザ装置でおい
て、上記第1の通電部材および/または第2の通電部材
に冷却部材を取り付ける。 (2)上記(1)の冷却部材を冷媒を通流させる冷却管
とする。 (3)上記(1)(2)において、第1の通電部材に、
レーザチャンバからピーキングコンデンサへの熱伝導を
抑制するための薄肉部および/または開口部を設ける。 (4)ピーキングコンデンサのアース側が第1の通電部
材を介してレーザ用チャンバに取り付けられ、該ピーキ
ングコンデンサの高圧側が第2の通電部材を介して主放
電電極に取り付けられた放電励起ガスレーザ装置におい
て、上記第2の通電部材を、薄板状部材から構成し、上
記ピーキングコンデンサの高電圧側の電極を、上記薄板
状部材に取り付ける。 (5)ピーキングコンデンサのアース側が第1の通電部
材を介してレーザ用チャンバに取り付けられ、該ピーキ
ングコンデンサの高圧側が第2の通電部材を介して主放
電電極に取り付けられた放電励起ガスレーザ装置におい
て、上記第2の通電部材を、チャンネル形状の薄板状部
材から構成し、該チャンネル形状の薄板状部材の底部を
主放電電極に取り付け、上記ピーキングコンデンサの高
電圧側の電極を、チャンネル形状の上記薄板状部材の対
向部に取り付ける。 (6)ピーキングコンデンサのアース側が第1の通電部
材を介してレーザ用チャンバに取り付けられ、該ピーキ
ングコンデンサの高圧側が第2の通電部材を介して主放
電電極に取り付けられた放電励起ガスレーザ装置におい
て、上記第2の通電部材を、一方端が上記主放電電極に
取り付けられた2枚の薄板状部材から構成し、該薄板状
部材を対向して所定距離離して配置し、上記ピーキング
コンデンサの高電圧側の電極を、上記薄板状部材に取り
付ける。 (7)上記(4)〜(6)において、上記薄板状部材
の、ピーキングコンデンサの高圧側の電極の取り付け部
分とレーザチャンバの取り付け部分の間に開口部を設け
る。 (8)上記(1)〜(7)において、第1の通電部材お
よび/または第2の通電部材を強制冷却するための冷却
風を発生するファンを設ける。 (9)上記(8)において、冷却風を冷却するためのラ
ジエターを設ける。本発明においては、上記のように、
第1の通電部材および/または第2の通電部材に冷却部
材が取り付け、また、第1の通電部材に、薄肉部および
/または開口部を設けたので、ピーキングコンデンサ自
体の発熱による温度上昇や、レーザチェンバからの熱伝
導によるピーキングコンデンサの加熱を防止することが
できる。また、第2の通電部材を、一方端が上記主放電
電極に取り付けられた2枚の薄板状部材から構成した
り、該薄板状部材に開口部を設けることにより、高圧電
源やレーザチェンバからの熱伝導によるピーキングコン
デンサの加熱を防止することができる。また、第2の通
電部材を薄板状部材で構成することにより、熱膨張等に
よるピーキングコンデンサの長さの変化を、薄板状部材
が撓むことで吸収することができ、ピーキングコンデン
サに加わる力を軽減することができる。特に、上記第2
の通電部材を、2枚の薄板状部材から構成し、該薄板状
部材を対向して所定距離離して配置することで、第2の
通電部材の加工を一層容易とし、コストを一層低減化す
ることができる。また、2枚の薄板状部材の間隔を調整
することが可能となるので、ピーキングコンデンサCp
の長さ等が変わっても、容易に対応することができる。
さらに、第1の通電部材および/または第2の通電部材
を強制冷却するための冷却風を発生するファンを設けた
り、冷却風を冷却するためのラジエターを設ければ、一
層、ピーキングコンデンサの温度上昇を抑制することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に本発明の第1の実施例の放
電部の構造を示す。図1(a)は放電部の断面構造を示
し、図1(b)は図1(a)に示す放電部を斜め上方が
見た斜視図である。なお、図1では、図8に示した高圧
電源4、通電部材5、導電性ベース6、主放電電極E
(接地側)、予備電離部15は省略されている。また、
図1(b)では図1(a)に示す電流導入部材3bは省
略されている。本実施例においては、図8に示した電流
導入部材3を、同図に示すように、チャンネル形状の金
属製の通電部材3aと、チャンネル形状の通電部材3a
の底部に接続される第1の電流導入部材3bと、第1の
電流導入部材3bと放電電極E(高圧側)を接続する第
2の電流導入部材3cとから構成するとともに、通電部
材7に冷却管7aを設けたものである。なお、通電部材
7に同図に示すように薄肉部7bを設けてもよい。図2
は、前記図7に示した回路と、図1に示した各部材との
対応を示す図である。同図(a)に示す第1の電流導入
部材3b(A部分)、チャンネル形状の通電部材3a
(C部分)、第2の電流導入部材3c(B部分)、通電
部材7(D部分)は、それぞれ、同図(b)の回路にお
けるAの部分、B部分、C部分、D部分に対応する。本
実施例においては、上記構造を採ることによりピーキン
グコンデンサCpの温度を所望の温度に維持することが
可能となった。
【0013】露光用ガスレーザ装置に使用されるピーキ
ングコンデンサCpは、一般にセラミックコンデンサで
あり、両端に接続用の電極部を有する。この電極部には
略中央部にねじ穴が設けられている。そこで、図1に示
すように、ピーキングコンデンサCpのアース側を、金
属製の通電部材7に設けられた貫通穴を介して、ねじN
2により通電部材7に固定する。また、この通電部材7
に冷却管7aを設け、冷却管7aに冷媒を通すことによ
り、通電部材7とピーキングコンデンサCpのアース側
との間で熱交換され、ピーキングコンデンサCpがアー
ス側より冷却される。前記したように、従来の技術にお
いては、ピーキングコンデンサCpのアース側を接続し
ている通電部材7が、放電により温度上昇したレーザチ
ャンバより熱せられ、この熱せられた通電部材7により
ピーキングコンデンサCpが加熱される場合もあった。
これに対し、上記構造を採ることにより、通電部材7の
レーザチェンバによる加熱の問題も、冷却管に冷媒を流
すことにより回避される。また、上記したように通電部
材7に薄肉部7bを設けても良い。薄肉部7bを設ける
ことにより、高繰返し放電により熱せられたレーザガス
により過熱されたレーザチェンバからの通電部材7への
熱伝導が抑制され、通電部材7の冷媒による冷却効果が
さらに有効に働くようになる。薄肉部7bの厚さは、例
えば、1〜2mm程度が望ましい。なお、通電部材7の
薄肉部7bに図1(b)に示すように、開口部7cを設
けてもよい。これにより、レーザチェンバ1からの熱伝
導を更にしにくくすることができる。また、開口部7c
を設けることにより、レーザチェンバ1からの熱伝導を
抑えることができるので、上記薄肉部7bを設けると強
度が不足する場合には、薄肉部7bを設けず、開口部7
cのみを設けてもよい。
【0014】一方、ピーキングコンデンサCpの高圧側
については、従来のように、電流導入部材3とピーキン
グコンデンサCpの高圧側の電極とを直接接続するので
はなく図1に示すように、チャンネル形状の金属製の通
電部材3aを介して接続する。すなわち、前記図8に示
した高圧電源4と上記チャンネル形状の通電部材3aを
第1の電流導入部材3bを介して接続し、チャンネル形
状の通電部材3aにピーキングコンデンサCpの高圧側
の電極をねじN1により接続する。また、放電電極E
(高圧側)と第1の電流導入部材3bは第2の電流導入
部材3cを介して接続される。なお、第1、第2の電流
導入部材3b,3cは、前記図8に示したように放電電
極Eの長手方向に平行に配置される板状の部材であり、
第1の電流導入部材3bは、その下端が通電部材3aの
底部に接続され、両面は通電部材3aと接触しないよう
に、所定の間隔をあけて取り付けられる。第1の電流導
入部材3bは、例えば図3(a)の断面図に示すような
第1の部材3b1と第2の部材3b2の2つの部分に分
割され、第1、第2の部材3b1、3b2は図3(b)
に示すようにねじN3により接続される。また、第1の
部材3b1には、図3(a)に示すように、ねじN4が
貫通する貫通孔P1と、ねじN4の最大径より大きな孔
P2が設けられ、第1の部材3b1はねじN4により、
上記通電部材3aとともに、絶縁ベース2に取り付けら
れた第2の電流導入部材3cに固定される。チャンネル
形状の通電部材3aは、通電部材7の薄肉部と同様、厚
みが例えば、1〜2mm程度であり、電流導入部材3b
からの熱伝導がしにくい構造である。このため、ピーキ
ングコンデンサCpの高圧側からの加熱が抑制される。
なお、第1、第2の電流導入部材3b,3cからの熱伝
導を更にしにくくするために、通電部材3aのピーキン
グコンデンサCpの高圧側端子の取り付け部分とレーザ
チャンバ1の取り付け部分の間に複数の開口部を設けて
も良い。
【0015】以上のように、本実施例においては、通電
部材7に冷却管7aを設けて冷却するとともに、薄板状
の通電部材3aを設けたので、ピーキングコンデンサC
pを冷却すること、および、レーザチェンバ1、電流導
入部材3bからの熱伝導を抑制することが可能となり、
繰返し周波数が4kHz以上となっても、ピーキングコ
ンデンサCpの温度を所定の温度に維持することが可能
となった。また、通電部材3aをチャンネル形状とした
ので、空気と接触する面積を増やすことができ、冷却効
率を向上させることができた。なお、電流導入部材3b
を通電部材3aの底部に接続し、通電部材3aと電流導
入部材3bの間に空間ができるようにしたので、電流導
入部材3bを取り付けても、通電部材3aと電流導入部
材3bの間に空気が介在し、冷却効率が低下することは
ない。さらに、通電部材3aに複数の開口部を設けれ
ば、電流導入部材3bからの熱伝導を一層小さくするこ
とができ、また、通電部材7に薄肉部7bを設ければ、
レーザチャンバ1からの熱伝導を一層小さくすることが
できる。以上のような構成することにより、所定の回路
性能を得ること、またピーキングコンデンサの過熱によ
る短寿命化を抑制することが可能となった。また、通電
部材3aを薄板状としたので、熱膨張等によりピーキン
グコンデンサCpの長さが変わっても、撓むことにより
長さの変化を吸収することができる。また、構造が簡単
であり、加工も容易であるので、コストを低減化するこ
とができる。
【0016】図4(a)は上記第1の実施例の変形例を
示す図である。本変形例では、図1に示したチャンネル
状の通電部材3aとして、2個のL字状部材3a1,3
a2を向き合わせて取り付け、チャンネル状に形成した
ものであり、その他の構成は図1に示したものと同じで
ある。上記L字状部材3a1,3a2には、図4(b)
に示すように、長円形の取り付け孔3a3が設けられて
おり、長円形の取り付け孔3a3にねじを貫通させ、第
2の電流導入部材3cに設けられたねじ孔に取り付け
る。上記構成とすれば、通電部材3aの加工を一層容易
とし、コストを一層低減化することができる。また、L
字状部材3a1,3a2には長円形の孔3a3が設けら
れているので、取り付け時にL字状部材3a1,3a2
の間隔dを調整することができる。このため、ピーキン
グコンデンサCpの長さ等が変わっても、容易に対応す
ることができる。
【0017】図5は本発明の第2の実施例を示す図であ
り、図1と同様、図5(a)は放電部の断面構造を示
し、図5(b)は図5(a)に示す放電部を斜め上方が
見た斜視図である。なお、図5では前記図1に示した電
流導入部材3b等は省略されている。本実施例は、第1
の実施例のように通電部材7に冷却管7aを直接設ける
のではなく、冷却管7aが溶接等により固定された冷却
プレート7dを通電部材7に取りつける構造としたもの
であり、その他の構成は図1に示したものと同様であ
る。上記冷却プレート7dに固定された冷却管7aに冷
媒を通すことにより、通電部材7は冷却され、通電部材
7とピーキングコンデンサCpのアース側との間で熱交
換され、ピーキングコンデンサCpがアース側より冷却
される。通電部材7の水冷プレート7dとの接続は、通
電部材7に設けられているピーキングコンデンサCp取
り付け用の貫通穴と略同軸状に配置される貫通穴を水冷
プレート7dに設け、水冷プレート7d、通電部材7、
ピーキングコンデンサCpをねじで固定することにより
なされる。なお、通電部材7にピーキングコンデンサC
p取付用の貫通穴の他にねじ穴を設け、このねじ穴と略
同軸状に配置される貫通穴を水冷プレート7dに設け、
通電部材7と水冷プレート7dをピーキングコンデンサ
Cp取付用のねじとは別のねじで取り付けてもよい。ま
た、通電部材7の水冷プレート7dと接する部分の板厚
は、冷却効率をあげるためになるべく薄い方が望まし
い。
【0018】一方、ピーキングコンデンサCpの高圧側
については、チャンネル形状の全属製の通電部材3aに
よる放熱効率を上昇させるために、レーザチェンバ外部
に図5に示すように、ファン8を設けて、ファン8によ
り放電電極E,Eの長手方向とほぼ同じ方向に空気を流
す強制冷却を行っても良い。この冷却風は通電部材3a
のみならず、ピーキングコンデンサCpにも当たるよう
に設定しても良い。これによりピーキングコンデンサC
p自体の放熱(特に通電部材7や通電部材3aとの接続
部分ではない、ピーキングコンデンサCpの円筒状側面
部分)も促進することができる。また、通電部材7にも
冷却風が当たるように設定しても良い。さらに、冷却風
の上流側にラジエター9を設けて、冷却風自体を冷却し
てから通電部材3aやピーキングコンデンサCp、通電
部材7等に冷却風を流す構造にしてもよい。なお、通
常、レーザチェンバが設置されるレーザ装置には、管体
内部での高電圧部分によるコロナ放電により、オゾンが
発生する可能性がある。そして仮にオゾンが発生したと
しても作業空間にオゾンが混入しないように、レーザ装
置の筐体には筐体内部の空気を吸い出す吸出し用ファン
と、ファンからの空気を外部に排出するダクトが設けら
れている。この吸出し用ファンによる筐体内部の風の流
れを、通電部材7,通電部材3aやピーキングコンデン
サCpを通過するように、筐体内部を構成してもよい。
なお、本実施例においても、第1の実施例と同様、通電
部材3aのピーキングコンデンサCpの高圧側端子の取
り付け部分とレーザチャンバ1の取り付け部分の間に複
数の開口部を設けたり、通電部材7の薄肉部7bに開口
部7cを設けてもよい。また、前記第1の実施例におい
て、上記のようにファン8やファン8とラジエター9を
設けてもよい。
【0019】図6は、本発明の第3の実施例を示す図で
あり、図1と同様、図6(a)は放電部の断面構造を示
し、図6(b)は図6(a)に示す放電部を斜め上方が
見た斜視図である。図6では図5と同様電流導入部材3
b等は省略されている。本実施例は、ピーキングコンデ
ンサCpの高圧側について、チャンネル形状の金属製の
通電部材3aによる放熱効率を上昇させるために、通電
部材3aにおいても冷却管3dを設けた構造であり、そ
の他の構成は図5に示したものと同様である。上記のよ
うに冷却管3dを設けることにより、ピーキングコンデ
ンサCpの高圧側の冷却も積極的に行うことが可能とな
る。ここで、冷却管3dを流れる冷媒は、高電圧パルス
が通電する部分であるので、純水や絶縁油等の絶縁性冷
媒である。なお、本実施例においては、通電部材3aに
冷却管3dを設けたが、冷却管3dを設ければ、ピーキ
ングコンデンサCpの高圧側を冷却することが可能とな
るので、上記のようにチャンネル形状の通電部材3aを
設ける代わりに、従来例の図8に示した電流導入部材3
を用い、ピーキングコンデンサCpの高圧側が両側に取
りつけられた電流導入部材3に、冷却管を設けるような
構造であってもよい。なお、本実施例においても、第1
の実施例と同様、通電部材3aのピーキングコンデンサ
Cpの高圧側端子の取り付け部分とレーザチャンバ1の
取り付け部分の間に複数の開口部を設けたり、通電部材
7の薄肉部7bに開口部7cを設けてもよい。また、本
実施例においても、第2の実施例と同様、ファン8やフ
ァン8とラジエター9を設けてもよい。なお、上記第1
〜第3の実施例では、冷却管7a,3dを設ける場合に
ついて説明したが、冷却管7a,3dに替え、ヒートパ
イプを用いたり、フィンを設けて冷却するようにしても
よい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下の効果を得ることができる。 (1)第1の通電部材および/または第2の通電部材に
冷却部材が取り付け、また、第1の通電部材に、薄肉部
および/または開口部を設けたので、ピーキングコンデ
ンサ自体の発熱による温度上昇や、レーザチェンバから
の熱伝導によるピーキングコンデンサの加熱を防止する
ことができる。 (2)第2の通電部材を、一方端が上記主放電電極に取
り付けられた2枚の薄板状部材から構成したり、該薄板
状部材に開口部を設けることにより、高圧電源やレーザ
チェンバからの熱伝導によるピーキングコンデンサの加
熱を防止することができる。 (3)第1の通電部材および/または第2の通電部材を
強制冷却するための冷却風を発生するファンを設けた
り、冷却風を冷却するためのラジエターを設ければ、一
層、ピーキングコンデンサの温度上昇を抑制することが
できる。 (4)第2の通電部材を薄板状部材で構成することによ
り、熱膨張等によるピーキングコンデンサの長さの変化
を、薄板状部材が撓むことで吸収することができ、ピー
キングコンデンサに加わる力を軽減することができる。
また、上記のように第2の通電部材を2枚の薄板状部材
から構成し、該薄板状部材を対向して所定距離離して配
置することで、第2の通電部材の加工を一層容易とし、
コストを一層低減化することができる。さらに、2枚の
薄板状部材の間隔を調整することが可能となるので、ピ
ーキングコンデンサCpの長さ等が変わっても、容易に
対応することができる。 (5)以上のようにしてピーキングコンデンサの温度上
昇を抑えることにより、繰返し周波数が4kHz以上と
なっても、ピーキングコンデンサCpの温度を所定の温
度に維持することが可能となった。このため、所定の回
路性能を得ることができるとともに、ピーキングコンデ
ンサの過熱による短寿命化を抑制することが可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】図7に示した回路と、図1に示した各部材との
対応を示す図である。
【図3】第1の電流導入部材3bの取り付け構造を説明
する図である。
【図4】第1の実施例の変形例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図7】放電回路の1例を示す図である。
【図8】露光用ガスレーザ装置の放電部の構造を示す図
である。
【符号の説明】
1 レーザチェンバ 2 絶縁ベース 3a 通電部材 3b 第1の電流導入部材 3c 第2の電流導入部材 3d 冷却管 4 高圧電源 5 通電部材 6 導電性べ一ス 7 通電部材 7a 冷却管 7b 薄肉部 7c 開口部 7d 冷却プレート 8 冷却ファン 9 ラジエター Cp ピーキングコンデンサ E 主放電電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F071 AA06 DD08 FF09 GG08 JJ03 JJ07 5F072 AA06 FF09 GG08 JJ03 JJ07 TT01 TT25

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピーキングコンデンサのアース側が第1
    の通電部材を介してレーザ用チャンバに取り付けられ、
    該ピーキングコンデンサの高圧側が第2の通電部材を介
    して主放電電極に取り付けられた放電励起ガスレーザ装
    置であって、 上記第1の通電部材および/または第2の通電部材に冷
    却部材が取り付けられていることを特徴とする放電励起
    ガスレーザ装置。
  2. 【請求項2】 上記冷却部材は冷媒を通流させる冷却管
    であることを特徴とする請求項1の放電励起ガスレーザ
    装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の通電部材に、レーザチャンバ
    からピーキングコンデンサへの熱伝導を抑制するための
    薄肉部および/または開口部が設けられていることを特
    徴とする請求項1または請求項2の放電励起ガスレーザ
    装置。
  4. 【請求項4】 ピーキングコンデンサのアース側が第1
    の通電部材を介してレーザ用チャンバに取り付けられ、
    該ピーキングコンデンサの高圧側が第2の通電部材を介
    して主放電電極に取り付けられた放電励起ガスレーザ装
    置であって、上記第2の通電部材は、薄板状部材からな
    り、 上記ピーキングコンデンサの高電圧側の電極が、上記薄
    板状部材に取り付けられていることを特徴とする放電励
    起ガスレーザ装置
  5. 【請求項5】 ピーキングコンデンサのアース側が第1
    の通電部材を介してレーザ用チャンバに取り付けられ、
    該ピーキングコンデンサの高圧側が第2の通電部材を介
    して主放電電極に取り付けられた放電励起ガスレーザ装
    置であって、上記第2の通電部材は、チャンネル形状の
    薄板状部材からなり、 上記チャンネル形状の薄板状部材の底部が主放電電極に
    取り付けられ、 上記ピーキングコンデンサの高電圧側の電極が、チャン
    ネル形状の上記薄板状部材の対向部に取り付けられてい
    ることを特徴とする放電励起ガスレーザ装置。
  6. 【請求項6】 ピーキングコンデンサのアース側が第1
    の通電部材を介してレーザ用チャンバに取り付けられ、
    該ピーキングコンデンサの高圧側が第2の通電部材を介
    して主放電電極に取り付けられた放電励起ガスレーザ装
    置であって、 上記第2の通電部材は、一方端が上記主放電電極に取り
    付けられた2枚の薄板状部材からなり、該薄板状部材は
    対向して所定距離離して配置され、 上記ピーキングコンデンサの高電圧側の電極が、上記薄
    板状部材に取り付けられていることを特徴とする放電励
    起ガスレーザ装置。
  7. 【請求項7】 上記薄板状部材の、ピーキングコンデン
    サの高圧側の電極の取り付け部分とレーザチャンバの取
    り付け部分の間に開口部が設けられていることを特徴と
    する請求項4,5または請求項6の放電励起ガスレーザ
    装置。
  8. 【請求項8】 上記第1の通電部材および/または第2
    の通電部材を強制冷却するための冷却風を発生するファ
    ンが設けられていることを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5,6または請求項7の放電励起ガスレーザ装
    置。
  9. 【請求項9】 冷却風を冷却するためのラジエターが設
    けられていることを特徴とする請求項8の放電励起ガス
    レーザ装置。
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