JP2003249395A - 放電灯の制御装置及び制御方法 - Google Patents

放電灯の制御装置及び制御方法

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JP2003249395A
JP2003249395A JP2002048059A JP2002048059A JP2003249395A JP 2003249395 A JP2003249395 A JP 2003249395A JP 2002048059 A JP2002048059 A JP 2002048059A JP 2002048059 A JP2002048059 A JP 2002048059A JP 2003249395 A JP2003249395 A JP 2003249395A
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discharge lamp
light emission
discharge
xenon tube
control
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JP2002048059A
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Tatsuya Goto
辰也 後藤
Keizo Sekido
敬三 関戸
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Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電灯の発光時間を制御する制御装置におい
て、放電灯の発光時間を正確に制御することができ、常
に安定したプリ発光量が得られ、適正にメイン発光量を
確保することができるようにする。 【解決手段】 放電灯であるキセノン管1にトリガ回路
2からトリガ電圧を与えて放電させ、該放電によるキセ
ノン管1の発光開始を発光検出回路4により検出する。
また、上記発光検出回路4によりキセノン管1の発光を
検出してから制御素子5によりキセノン管1の放電電流
を遮断させるまでのキセノン管1の発光時間を制御回路
3により設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラのストロボ
(フラッシュ)に好適な放電灯の制御装置及び制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラで被写体を撮影する場合、周囲が
暗いときなどにはストロボを使用して被写体を照明する
が、その際、ストロボのメイン発光を行う前にプリ発光
を行って被写体からの反射光を測光し、その結果から本
撮影時のメイン発光量を制御することが行われている。
図3はこのようなストロボ制御システムにおける従来の
放電灯の制御回路の概略構成を示す図である。
【0003】図3において、1はメインコンデンサCm
の電荷を受けて放電するキセノン管、2はキセノン管1
にトリガ電圧を与えて放電させるトリガ回路、3はトリ
ガ回路2及びキセノン管1に直列接続されたIGBT等
のスイッチ素子Q1を制御する制御回路、D1は整流素
子である。
【0004】上記構成の回路において、トリガ回路2の
オン(ON)と同時かもしくはそれ以前にキセノン管1
の発光経路を制御するスイッチ素子Q1をオンさせてお
き、一定時間でスイッチ素子Q1をオフ(OFF)させ
て、一定の短い時間プリ発光させる。このとき、トリガ
回路2のオン信号(トリガ信号T)からスイチ素子Q1
の発光停止信号(ゲート信号)を一定時間、例えば20
μsec入力する。
【0005】図4は上記スイッチ素子Q1のオン時間と
キセノン管1の発光量との関係を示す図である。図中、
t1はプリ発光時間、t2はメイン発光時間をそれぞれ
示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の放電灯の発光時間の制御にあっては、プリ
発光量が一定にならないことがあり、適正にメイン発光
量を制御できないという問題点があった。
【0007】すなわち、図5の(a)、(b)に示すよ
うに、キセノン管の発光開始(閃光開始)タイミング
(トリガ回路を動作させてから実際にキセノン管が発光
するまでの時間tx)がずれると、プリ発光量が変化し
てしまい、適正にメイン発光量を制御することができな
い。
【0008】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、放電灯の発光時間を正確に制御すること
ができ、常に安定したプリ発光量が得られ、適正にメイ
ン発光量を確保することができる放電灯の制御装置及び
制御方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る放電灯の制
御装置は、放電灯の発光時間を制御する制御装置であっ
て、前記放電灯にトリガ電圧を与えて放電させるトリガ
回路と、該放電による放電灯の発光開始を検出する発光
検出手段と、前記放電灯と直列接続された制御素子を有
し、前記発光検出手段により放電灯の発光を検出してか
ら前記制御素子により放電灯の放電電流を遮断させるま
での放電灯の発光時間を設定する制御手段を備えたもの
である。
【0010】また、上記発光検出手段は、放電灯に放電
電流を供給する主コンデンサの端子電圧の低下から放電
灯の発光を検出するか、制御素子に流れる電流により放
電灯の発光を検出するか、あるいは放電灯の近傍に配置
した光電変換素子からの信号により放電灯の発光を検出
するようにしたものである。
【0011】本発明に係る放電灯の制御方法は、放電灯
の発光時間を制御する制御方法であって、前記放電灯に
トリガ電圧を与えて放電させ、該放電灯と直列接続した
制御素子により放電電流を遮断させるとともに、前記放
電による放電灯の発光開始を検出し、該放電灯の発光を
検出してから前記放電灯の放電電流を遮断させるまでの
放電灯の発光時間を設定するようにしたものである。
【0012】また、上記放電灯に放電電流を供給する主
コンデンサの端子電圧の低下から放電灯の発光を検出す
るか、制御素子に流れる電流により放電灯の発光を検出
するか、あるいは放電灯の近傍に配置した光電変換素子
からの信号により放電灯の発光を検出するようにしたも
のである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面につ
いて説明する。
【0014】図1は本発明に係る放電灯の制御装置の構
成を示す回路図であり、図3と同様プリ発光を行うカメ
ラ(撮影装置)のストロボシステムの要部を示してお
り、図3と同一符号は同一構成要素を示している。
【0015】同図において、1は放電灯であるキセノン
管で、メインコンデンサ(主コンデンサ)Cmの充電電
荷を受けて放電する。2はキセノン管1にトリガ電圧を
与えて放電させるトリガ回路、3はキセノン管1の発光
時間を制御するための制御回路(制御手段)、4は上記
放電によるキセノン管1の発光(閃光)開始を検出する
発光検出回路(発光検出手段)、5はキセノン管1と直
列接続された放電経路(発光経路)のオン、オフを行う
制御素子で、上記制御回路3は発光検出回路4によりキ
セノン管1の発光を検出してからこの制御素子5により
キセノン管1の放電電流を遮断させるまでのキセノン管
1の発光時間を設定する。
【0016】上記構成のストロボ回路には、不図示のバ
ッテリから直流電圧(V−GND)が供給され、この電
圧が整流素子D1を通してメインコデンサCmに印加さ
れ、メインコンデンサCmが充電される。そして、トリ
ガ回路2によりキセノン管1にトリガ電圧が与えられる
と、キセノン管1が放電を開始して発光する。この発光
は、制御素子5にゲート信号が供給されてオフするまで
継続される。
【0017】ここで本実施例では、トリガ回路2がオン
になった後、実際にキセノン管1が発光したことを発光
検出回路4により検出し、その発光を検出した時点から
設定時間経過後に制御素子5をオフさせている。このた
め、トリガ回路2の方式に関わらず、ストロボシステム
のプリ発光の閃光時間を正確に制御することができ、安
定したプリ発光量が得られる。したがって、安定した本
撮影時のメイン発光量が確保でき、適正な照明で撮影を
行うことができる。
【0018】図2は本実施例の動作を示すタイミング図
であり、上記トリガ回路2のトリガ信号Tと、発光検出
回路4の検出信号Dと、制御素子5へのゲート信号Gと
の関係を示している。上述のように、キセノン管1の発
光を検出してからの発光時間taを決めているので、安
定した発光量を得ることができる。
【0019】このように、本実施例においては、キセノ
ン管1の発光時間を正確に制御することができ、常に安
定したプリ発光量が得られ、適正にメイン発光量を確保
することができる。
【0020】なお、上記の実施例では、発光検出回路4
により例えばキセノン管1に放電電流を供給するメイン
コンデンサCmの端子電圧の低下からキセノン管1の発
光を検出しているが、このキセノン管1の発光は他の手
段により検出することも可能である。例えば、制御素子
5に流れる電流によりキセノン管1の発光を検出するこ
ともでき、あるいはキセノン管1の近傍に配置した光電
変換素子からの信号によりキセノン管1の発光を検出す
ることもできる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
放電灯の発光時間を正確に制御することができ、常に安
定したプリ発光量が得られ、適正にメイン発光量を確保
することができるという効果ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の構成を示す回路図
【図2】 実施例の動作を示すタイミング図
【図3】 従来例を示す回路図
【図4】 従来例の動作を示すタイミング図
【図5】 発光開始タイミングがずれた場合を示す説明
【符号の説明】
1 キセノン管 2 トリガ回路 3 制御回路 4 発光検出回路 Cm メインコンデンサ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電灯の発光時間を制御する制御装置で
    あって、前記放電灯にトリガ電圧を与えて放電させるト
    リガ回路と、該放電による放電灯の発光開始を検出する
    発光検出手段と、前記放電灯と直列接続された制御素子
    を有し、前記発光検出手段により放電灯の発光を検出し
    てから前記制御素子により放電灯の放電電流を遮断させ
    るまでの放電灯の発光時間を設定する制御手段を備えた
    ことを特徴とする放電灯の制御装置。
  2. 【請求項2】 発光検出手段は、放電灯に放電電流を供
    給する主コンデンサの端子電圧の低下から放電灯の発光
    を検出することを特徴とする請求項1記載の放電灯の制
    御装置。
  3. 【請求項3】 発光検出手段は、制御素子に流れる電流
    により放電灯の発光を検出することを特徴とする請求項
    1記載の放電灯の制御装置。
  4. 【請求項4】 発光検出手段は、放電灯の近傍に配置し
    た光電変換素子からの信号により放電灯の発光を検出す
    ることを特徴とする請求項1記載の放電灯の制御装置。
  5. 【請求項5】 放電灯の発光時間を制御する制御方法で
    あって、前記放電灯にトリガ電圧を与えて放電させ、該
    放電灯と直列接続した制御素子により放電電流を遮断さ
    せるとともに、前記放電による放電灯の発光開始を検出
    し、該放電灯の発光を検出してから前記放電灯の放電電
    流を遮断させるまでの放電灯の発光時間を設定するよう
    にしたことを特徴とする放電灯の制御方法。
  6. 【請求項6】 放電灯に放電電流を供給する主コンデン
    サの端子電圧の低下から放電灯の発光を検出するように
    したことを特徴とする請求項5記載の放電灯の制御装
    置。
  7. 【請求項7】 制御素子に流れる電流により放電灯の発
    光を検出するようにしたことを特徴とする請求項5記載
    の放電灯の制御方法。
  8. 【請求項8】 放電灯の近傍に配置した光電変換素子か
    らの信号により放電灯の発光を検出するようにしたこと
    を特徴とする請求項5記載の放電灯の制御方法。
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