JP2003248939A - 光ディスク装置及びサーボ制御方法 - Google Patents

光ディスク装置及びサーボ制御方法

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JP2003248939A
JP2003248939A JP2002339048A JP2002339048A JP2003248939A JP 2003248939 A JP2003248939 A JP 2003248939A JP 2002339048 A JP2002339048 A JP 2002339048A JP 2002339048 A JP2002339048 A JP 2002339048A JP 2003248939 A JP2003248939 A JP 2003248939A
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signal
timing
optical disc
control
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JP2002339048A
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Inventor
Yasuo Oishi
恭生 大石
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過渡応答状態における破綻を防止する光ディ
スク装置、およびそのトラッキング、フォーカス制御方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】 トラッキングエラー信号またはフォーカ
スエラー信号の信号振幅の変動タイミングをデータの記
録要求またはデータの読み出し要求に対する処理開始タ
イミングとして捉えるODC120と、信号振幅が変動
する前後のタイミングでトラッキング制御またはフォー
カス制御をホールドさせるマスク信号を出力するホール
ドタイミング信号出力回路125を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDVD、CD等の光
ディスク媒体から情報を再生し、または光ディスク媒体
に情報を記録する光ディスク駆動装置及びサーボ制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスクの記録及び再生系に
おいては、光ディスクから反射されるレーザ反射光を利
用することにより、光ディスクへのデータの書き込みや
光ディスクへ記録したデータの読み出しの制御を行って
いる。しかし、このレーザ反射光は、特に再生系におい
ては、光ディスク内にデータが存在するデータ記録領域
とデータが存在しないデータ未記録領域とでは、反射光
量に大きな差が生じるものである。また、書き込み制御
時においても、記録時にレーザから出射されるレーザ光
量を読み出し時に比べ著しく増加させるため、レーザ反
射光量もそれに従って増加する。
【0003】従来の光ディスク装置では、光ディスク記
録面にスパイラル状に記録されたデータ記録列への追従
制御(以下、トラッキング制御と略称して表記する)や
記録面への焦点制御(同様に以下、フォーカス制御)を
行う場合、レーザ反射光量を利用することにより制御を
行っている。一般的にトラッキング制御回路とフォーカ
ス制御回路に入力される制御対象信号は、レーザ反射光
量を電気信号に変換したもの(同様に以下、サーボ信
号)が使用される。トラッキング制御系とフォーカス制
御系がそれぞれ常時安定して動作するためには、このサ
ーボ信号は過大な変動が発生しないことが望ましい。従
来の光ディスク装置においては、サーボ信号変動をなく
し、常にサーボ信号の振幅レベルが一定になるようにす
るためにAGC(Automatic Gain Co
ntrol)回路を使用している。
【0004】さらに、従来の光ディスクの記録再生装置
では欠陥検出セクタにおいて、サーボ信号をホールド或
いはリミッタをかける例が提案されている(例えば、特
許文献1参照。)。そこで、以下に従来の光ディスク駆
動装置におけるサーボ制御に関する制御の態様を説明す
る。
【0005】図6は従来の光ディスク駆動装置の構成図
である。図6において、光ピックアップ602は光ディ
スク601にレーザを照射し、データを記録し、あるい
はデータを再生するものであり、検出器と一体となって
いる。キャリッジ602aはスクリューシャフト603
に係合し、スクリューシャフト603の回転によって、
光ピックアップ602が光ディスク601の半径方向に
移動する。トラバースモータ(同様に、Trsモータ)
604はスクリューシャフト603を回転させる。RF
信号生成ブロック605は、光ピックアップ602の検
出信号から、データを再生するための原信号となるRF
信号を生成する。AS信号生成ブロック606は光ピッ
クアップ602内の検出器から出力された検出信号の総
和であるAS信号を生成する。TE信号生成ブロック6
07はトラッキング方向の制御対象信号を生成する。F
E信号生成ブロック608はフォーカス方向の制御対象
信号を生成する。Trs信号生成ブロック609はトラ
バース駆動の制御対象信号を生成する。AGCブロック
610はフォーカス制御対象信号やトラッキング制御対
象信号を一定振幅に制御する。信号生成回路内の制御ブ
ロック611は上述の各部での信号生成の制御を行う。
【0006】トラバースドライバ(同様に、Trsドラ
イバ)612はTrsモータ604に駆動電圧を与え
る。トラバースサーボ(同様に、Trsサーボ)613
はキャリッジ602a(従って、光ピックアップ60
2)のトラバース制御を実行する。フォーカスドライバ
(同様に、Foドライバ)614はフォーカスアクチュ
エータ(図示せず)を駆動する。フォーカスサーボ(同
様に、Foサーボ)615は光ピックアップ602のフ
ォーカス制御を実行する。トラッキングドライバ(同様
に、Trドライバ)616はトラッキングアクチュエー
タ(図示せず)を駆動する。トラッキングサーボ(同様
に、Trサーボ)617は光ピックアップ602のトラ
ッキング制御を実行する。
【0007】信号整形ブロック618はRF信号生成ブ
ロック605によって生成されたRF信号を整形する。
サーボ回路内の制御ブロック619は上述の各サーボ回
路の制御を行う。光ディスクコントローラ(Optic
al Disc Control;同様に以下、OD
C)620はホストコンピュータ(同様に、ホストP
C)622とのデータの受け渡しやエラー訂正処理等の
リード処理全般を制御する。中央処理装置(同様に、C
PU)621は光ディスク装置全体を制御する。
【0008】次に、図6を用いて従来の光ディスク装置
におけるトラッキング制御の動作とフォーカス制御の動
作について説明する。光ピックアップ602から光ディ
スク601へ照射されたレーザ光は光ディスク601の
情報によって変調されて反射し、再び光ピックアップ6
02に入射する。光ピックアップ602内に組み込まれ
た光検出器(図示せず)は、入射光を検出して電気的な
変位信号に変換して出力する。これらの変位信号は、後
述するフォーカス制御やトラッキング制御、さらに光デ
ィスクに記録された情報を取得するためのRF信号生成
処理などに加工して使用される。
【0009】以下、フォーカス制御、トラッキング制
御、RF信号生成処理及びAS信号生成処理について説
明する。光検出器が検出する変位情報は上述の各制御で
必要であり、この変位情報は光学的な変位情報から電気
的な変位情報(電流変位)に変換されたものである。I
/V変換器(図示せず)は光ピックアップ602内に組
み込まれており、電流変位情報を電圧変位情報に変換す
る。TE信号生成ブロック607は、この電圧変位情報
を基にして、光ディスク601にスパイラル状に刻まれ
たピットに対する光ピックアップ602のトラック幅方
向位置ずれ情報であるトラッキングエラー信号(同様に
以下、TE信号)を生成する。
【0010】また、FE信号生成ブロック608は、ピ
ットに対する光ピックアップ602の光学的焦点距離ず
れ情報であるフォーカスエラー信号(同様に以下、FE
信号)を生成する。RF信号生成ブロック605は、光
ディスク601上に刻まれたデータそのもの(同様に以
下、RF信号)を生成する。次に、AS信号生成ブロッ
ク606は、光ディスク601からのレーザ反射光量の
変化を捉えるための信号であるオールサム信号(同様に
以下、AS信号)を生成する。
【0011】一般に、検出方式に応じて複数の光検出素
子がレイアウトされ、これら複数の光検出素子の生成信
号を組み合わせ、演算処理してRF信号、TE信号、F
E信号等の制御信号が生成される。TE信号、FE信号
はそれぞれトラキング制御、フォーカス制御における制
御対象信号として使用され、RF信号は光ディスク60
1に刻まれたデータ情報をデジタル的に処理するための
アナログ源信号として使用される。また、AS信号は、
データ及び制御信号(つまり、RF信号、TE信号、F
E信号)の生成に寄与した光検出素子の生成信号をすべ
て加算して得られる、すなわち全加算(All Su
m)信号である。
【0012】そこで、このうち先ず、トラッキング制御
から説明する。TE信号生成ブロック607により作成
されたTE信号とAS信号生成ブロック606で作成さ
れたAS信号はAGCブロック610へ渡される。図7
は図6の光ディスク装置のAGCブロック610の構成
図である。図7において、AGCブロック610に入力
されたTE信号706とFE信号708は、それぞれT
E系アンプ701とFE系アンプ703で増幅され、T
E系AGC部702とFE系AGC部704でそれぞれ
制御に適切な出力レベルにゲイン設定される。
【0013】他方、AGCブロック610に入力された
AS信号710は、次のように制御信号として用いられ
る。先ず、AS系ATT部705は、AS信号710を
基にして制御信号の基準となるレベルを決定する。この
基準となるレベルとは、光ディスク601でデータが存
在するデータ記録領域、あるいはデータが存在しないデ
ータ未記録領域のいずれかにおいてAS信号710の適
切な信号レベルである。AS信号710は、光ディスク
601における記録領域と未記録領域とではレーザ反射
光量に相違があるので、光ピックアップ602の移動に
依存して信号のレベル変動を伴う。TE信号706とF
E信号708も、同様の理由で信号振幅のレベル変動を
伴う。
【0014】ところで、光ディスク601の記録領域と
未記録領域とで発生するAS信号710のレベル変動の
変化量と、TE信号706及びFE信号708のレベル
変動の変化量との比は物理的に常に一定である。即ち、
TE信号706の信号レベルとAS信号710の信号レ
ベルとの比は一定、FE信号708の信号レベルとAS
信号710の信号レベルとの比は一定である。そこで、
TE系AGC部702とFE系AGC部704はAS系
ATT部705から供給されるAS信号710の変動情
報の制御信号を基にしてそれぞれのゲインを調整し、信
号振幅に変動がないTEagc信号707と信号振幅に
変動がないFEagc信号709を夫々生成する。
【0015】このようにして、AGCブロック610に
より生成された振幅変動のないTEagc信号707は
トラッキングサーボブロック617に入力される。トラ
ッキングサーボブロック617は古典サーボ理論を具体
的に実現するためにデジタルサーボフィルタ回路により
構成されたものであり、入力されたTEagc信号70
7を制御対象信号として使用する。TEagc信号70
7は、光ディスク601内にデータ情報として形成され
たピットに対するレーザビームのトラック方向のずれ情
報そのものを示している。TEagc信号707はレー
ザビームのピットからディスク半径方向(トラック方
向)へのずれ情報そのものを示しているので、あるトラ
ックから隣接するトラックまでをレーザービームのスポ
ットが移動した場合、サイン波形の1周期分の変動がT
Eagc信号707に現れる。
【0016】すなわち、光ピックアップ602内に組み
込まれたトラッキングアクチュエータ(図示せず)が、
TEagc信号707の振幅変動を極く小さな振幅レベ
ル偏差に抑えるように光ピックアップ602をトラッキ
ング方向(ディスク半径方向)に駆動させて制御するこ
とで、光ディスク601内にデータ情報として形成され
たピットへのトラック方向制御を行う。Trサーボ61
7はこのような制御を行い、トラッキングアクチュエー
タ(図示せず)を制御するために必要な信号を出力す
る。Trドライバ616はそれを適切な信号レベルに設
定し、トラッキングアクチュエータを駆動制御しトラッ
キング制御を行っている。
【0017】続いて、フォーカス制御について説明す
る。FE信号生成ブロック608により作成されたFE
信号708はAS信号710とともにAGCブロック6
10へ渡され、FE系AGC部704から信号振幅に変
動がないFEagc信号709が出力される。FEag
c信号709はFoサーボ615に入力される。
【0018】Foサーボ615は、Trサーボ613と
同様に古典サーボ理論を具体的に実現するためにデジタ
ルサーボフィルタ回路により構成される。入力されたF
Eagc信号709は制御対象信号として使用され、光
ピックアップ602と光ディスク601内にデータ情報
として形成されたピットまでの光学的焦点距離のずれ情
報そのものを示しており、焦点が合っているポイントを
中心にサイン波的に変動する。
【0019】光ピックアップ602内に組み込まれたフ
ォーカスアクチュエータ(図示せず)は、FEagc信
号709の振幅変動を極く小さな振幅レベル偏差に抑え
るように光ピックアップ602をフォーカス方向(上下
方向)に駆動して制御する。こうして光ディスク601
内にデータ情報として形成されたピットへのフォーカス
方向制御が実行される。Foサーボ615はこのような
制御を行い、フォーカスアクチュエータ(図示せず)を
制御するために必要な信号を出力する。Foドライバ6
14はこの信号を適切な信号レベルに設定した後、フォ
ーカスアクチュエータを駆動制御しフォーカス制御を行
っている。
【0020】次に、RF信号について説明する。信号整
形ブロック618は、RF信号生成ブロック605によ
り作成されたRF信号からアナログ的な信号ノイズを除
去するためのイコライザ処理(図示せず)を施した後、
アナログ情報からデジタル情報へ変換するための2値化
処理(図示せず)を施してODC(OpticalDi
sc Control)620へ渡す。
【0021】ODC620は、光ディスク601内に刻
まれたデータをデジタルデータとして取り扱い、データ
の誤り訂正処理や、変調されたデータの復調処理や、意
図的に入換えられたデータ(スクランブル)の復元処理
(デスクランブル)等を行った後、正式なデータ情報と
してホストPC622に渡す。
【0022】ところで、光ディスク装置の制御として
は、光ディスク601内に広く存在する任意のデータに
アクセスするために光ピックアップ602を目的のデー
タが存在する領域へ高速に移動させるための制御(同様
に以下、シーク制御)が必要である。このような光ピッ
クアップ602の高速移動は、Trsモータ604が回
転してスクリューシャフト603を回転させ、光ピック
アップ602を搭載したキャリッジ602aがスクリュ
ーシャフト603上で移動することで実行される。シー
ク制御においては、TE信号や外部に設けられたセンサ
ー(図示せず)から出力される信号が制御対象信号とし
て使用される。
【0023】このシーク制御についてさらに説明する。
現在位置アドレスから目的アドレスまでの差は、トラッ
ク本数に換算される。光ピックアップ602が横切った
トラックの本数はTE信号振幅の山谷をカウントするこ
とで求められるため、必要なカウント値だけTrsモー
タ604を回転させてキャリッジ602aが移動され
る。
【0024】また、光ディスク601内にスパイラル上
に刻まれたデータに追従、すなわちトラッキング制御さ
せる場合においても、少しづつキャリッジ602aを移
動させるための制御(同様に以下、トラバース制御)が
必要である。が、トラバース制御においては、TE信号
の低域成分を抽出したトラバース信号(同様に以下、T
rs信号)が使用される。
【0025】次に、トラバース制御について説明する。
データは光ディスク601にスパイラル状に記録されて
いるため、データを読み続けるに従い、光ピックアップ
602を搭載したキャリッジ602aを内周から外周へ
と少しづつ動かす必要が生じる。
【0026】一般的に、光ピックアップ602はキャリ
ッジ602a上をある程度の範囲でトラック方向、フォ
ーカス方向ともに移動可能である。ところが、トラッキ
ング制御によって光ピックアップ602がキャリッジ2
a上で移動(同様に以下、レンズシフト)すると、TE
信号の電気的なDC成分(低域成分)が変動する。
【0027】すなわちTE信号の低域成分を抽出するこ
とにより、トラバース制御の制御対象信号であるTrs
信号を生成し、Trs信号の変動分をトラバース駆動信
号としてトラバースサーボ613に与えればトラバース
制御が可能となる。このようにトラバース制御処理がT
rsサーボ613で行われ、適切なゲインをTrsドラ
イバ612に与えることにより、キャリッジ602aに
対してトラッキング制御によるキャリッジの追従移動を
行うことができる。
【0028】
【特許文献1】特開2000−298830号公報(第
1頁要約、第4頁段落番号0006−0008、参照)
【0029】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ディスク駆動
装置は、以上のような一連の各制御系が協調的に働い
て、光ディスク601内のデータの読み出しや書き込み
を行っている。しかしながら、従来の光ディスク装置に
おけるトラッキング制御およびフォーカス制御系では、
通常、古典制御理論による制御方法が使用されている。
従って、制御部へ入力される制御対象信号となる信号に
変動が発生すると、制御部内に設定したゲインは一定の
ため、制御対象信号の変動分だけゲインに変動が発生
し、その結果サーボ発振やサーボ破綻を起こすことがあ
った。
【0030】全てのCD−R/RWやDVD−R/RW
に代表される記録可能な光ディスクでは、ディスク内に
データが存在するデータ記録領域と、データが存在しな
いデータ未記録領域とで、TE信号振幅が大きく変動す
ることが知られている。また、再生時から記録時への移
行処理においてもレーザパワーが変動することにより、
トラッキングエラー信号(TE信号)やフォーカスエラ
ー信号(FE信号)は大きく変動する。
【0031】この問題に対処するため、従来の光ディス
ク装置においてはTE信号やFE信号の変動分をAGC
回路により吸収している。しかし、信号変動が発生して
からAGC回路によって信号変動が収束し定常状態に落
ち着くまでの過渡状態がしばらく続くことが避けられな
い。過渡状態の期間はAGCによる信号変動がまだ収束
しきれていない状態であり、TE信号やFE信号の信号
レベルが変動状態にある。この収束までのわずかな時間
においても、制御帯域内で、しかも同時に信号変動が大
きいと、TE信号とFE信号を入力とするトラッキング
制御とフォーカス制御回路内のサーボゲインは大きく変
動する。しかし、トラッキング制御とフォーカス制御回
路内に設定されたゲインは一定であるため、トラッキン
グサーボ及びフォーカスサーボ系が発振あるいはサーボ
破綻を起こす恐れがあった。
【0032】そこで、本発明は、AGC回路で発生する
TE信号とFE信号の過渡応答状態におけるサーボ的な
発振および破綻を防止することを可能にする光ディスク
装置を提供することを目的とする。
【0033】また、本発明は、AGC回路で発生するT
E信号とFE信号の過渡応答状態におけるサーボ的な発
振および破綻を防止することを可能にする光ディスク装
置のトラッキングまたはフォーカスのサーボ制御方法を
提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであって、サーボエラー信号の
信号振幅の変動タイミングをデータの記録要求またはデ
ータの読み出し要求に対する処理開始タイミングとして
捉える制御部と、サーボ制御をホールドさせるマスク信
号を出力するホールドタイミング信号出力回路を有し、
マスク信号によってサーボ制御をホールドする光ディス
ク装置である。
【0035】また、光ディスク装置のサーボ制御方法
は、マスク信号を出力するタイミングを設定するタイミ
ング設定ステップと、サーボ制御をホールドする時間を
設定するホールド時間設定ステップとを有し、制御部が
処理開始タイミングを捉えたときにタイミング設定ステ
ップとホールド時間設定ステップとの設定に基づいてサ
ーボをホールドさせるためのマスク信号を出力する。
【0036】これにより、通常再生時におけるデータ記
録領域からデータ未記録領域に光ピックアップが移動し
たり、光ディスクからのデータの読み出し操作から光デ
ィスクへのデータ書き込み操作へ移行したりする遷移時
において、AGC回路で発生するTE信号とFE信号の
過渡応答状態におけるサーボ的な発振および破綻を防止
することことができる。
【0037】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するためになされ
た第1の発明は、光検出器が光ディスクからのレーザ反
射光を電気信号に変換し、電気信号の変化を利用するこ
とにより光ディスク記録面に記録されたデータ記録列の
トラッキング制御と記録面へのフォーカス制御を行う光
ディスク装置であって、トラッキングエラー信号の信号
振幅の変動タイミングをデータの記録要求またはデータ
の読み出し要求に対する処理開始タイミングとして捉え
る制御部と、信号振幅が変動する前後のタイミングでト
ラッキング制御をホールドさせるマスク信号を出力する
ホールドタイミング信号出力回路と、を有することを特
徴とする光ディスク装置である。
【0038】これにより、通常再生時におけるデータ記
録領域からデータ未記録領域に光ピックアップが移動し
たり、光ディスクからのデータの読み出し操作から光デ
ィスクへのデータ書き込み操作へ移行する遷移時におい
て、AGC回路で発生するTE信号とFE信号の過渡応
答状態におけるサーボ的な発振および破綻を防止するこ
とことができる。
【0039】上記課題を解決するためになされた第2の
発明は、光検出器が光ディスクからのレーザ反射光を電
気信号に変換し、電気信号の変化を利用することにより
光ディスク記録面に記録されたデータ記録列のトラッキ
ング制御と記録面へのフォーカス制御を行う光ディスク
装置のサーボ制御方法であって、光ディスク装置はトラ
ッキングエラー信号の信号振幅の変動タイミングをデー
タの記録要求またはデータの読み出し要求に対する処理
開始タイミングとして捉える制御部と、信号振幅が変動
する前後のタイミングでトラッキング制御をホールドさ
せるマスク信号を出力するホールドタイミング信号出力
回路とを有し、記録処理は、マスク信号を出力するタイ
ミングを設定するタイミング設定ステップと、ホールド
する時間を設定するホールド時間設定ステップとを有
し、制御部が処理開始タイミングを捉えたときにタイミ
ング設定ステップとホールド時間設定ステップとの設定
に基づいてトラッキング制御をホールドさせるためのマ
スク信号を出力することを特徴とする光ディスク装置の
サーボ制御方法である。
【0040】これにより、通常再生時におけるデータ記
録領域からデータ未記録領域に光ピックアップが移動し
たり、光ディスクからのデータの読み出し操作から光デ
ィスクへのデータ書き込み操作へ移行する遷移時におい
て、AGC回路で発生するTE信号とFE信号の過渡応
答状態におけるサーボ的な発振および破綻を防止するこ
とができる。
【0041】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態について、図1、4、5を用いて説明する。図1は本
発明の実施の形態1、2における光ディスク駆動装置の
構成図である。図1において、光ディスク101、光ピ
ックアップ102、キャリッジ102a、シャフト10
3、トラバースモータ(Trsモータ)104、RF信
号生成ブロック105、AS信号生成ブロック106、
TE信号生成ブロック107、FE信号生成ブロック1
08、Trs信号生成ブロック109、AGCブロック
110、信号生成回路内の制御ブロック111、トラバ
ースドライバ(Trsドライバ)112、トラバースサ
ーボ(Trsサーボ)113、フォーカスドライバ(F
oドライバ)114、フォーカスサーボ(Foサーボ)
115、トラッキングドライバ(Tr)116、トラッ
キングサーボ(Trサーボ)117、信号整形ブロック
118、サーボ回路内の制御ブロック119、光ディス
クコントローラ(ODC Optical Disc
Control)120、CPU121、ホストPCP
C122のそれぞれは、図6の光ディスク601、光ピ
ックアップ602、キャリッジ602a、シャフト60
3、トラバースモータ604、RF信号生成ブロック6
05、AS信号生成ブロック606、TE信号生成ブロ
ック607、FE信号生成ブロック608、Trs信号
生成ブロック609、AGCブロック610、信号生成
回路内の制御ブロック611、トラバースドライバ61
2、トラバースサーボ613、フォーカスドライバ61
4、フォーカスサーボ615、トラッキングドライバ6
16、トラッキングサーボ617、信号整形ブロック6
18、サーボ回路内の制御ブロック619、光ディスク
コントローラ(ODC Optical Disc C
ontrol)620、CPU621、ホストPC62
2とそれぞれ同様の機能を有し、これらの詳細な説明の
重複を省略する。また、トラッキング制御とフォーカス
制御の基本動作原理についても図6における説明と同様
であり、詳細な説明は省略する。
【0042】タイミングレジスタ123は、ODC12
0から出力されるホールドタイミング信号の設定を行
う。サーボホールド回路124は、フォーカス制御やト
ラッキング制御の駆動を一時的にホールドさせる機能を
有する。サーボホールド回路124のホールド機能によ
り、フォーカス制御やトラッキング制御の駆動信号は固
定値あるいは現在の駆動信号レベルにそれぞれ維持され
る。
【0043】次に、本実施の形態1の光ディスク装置に
おいて、光ディスク601からのデータの読み出し操作
から光ディスク601へのデータ書き込み操作への遷移
時におけるトラッキング制御とフォーカス制御のホール
ドについて説明する。なお、これは書き込み操作から読
み出し操作に移行するときも制御内容が逆順になるのみ
で、同様に説明される。また、本実施の形態1の光ディ
スク装置は、通常再生時におけるデータ記録領域からデ
ータ未記録領域への光ピックアップの突入時にも、トラ
ッキング制御とフォーカス制御をサーボホールド回路の
切り替えによってホールドするが、これに関しては実施
の形態2で説明する。
【0044】ODC120内のホールドタイミング信号
出力回路125はタイミングレジスタ123に設定され
た値に従って動作してホールドタイミング信号を作成す
る。このホールドタイミング信号はサーボホールド回路
124に供給される。
【0045】図2は図1の光ディスク駆動装置でのホー
ルドタイミング信号出力回路125の構成図である。図
2において、ホールドタイミング信号出力回路125
は、同期信号検出回路201、セクター到着判断部20
2、カウンター部203、設定レジスタ204、クロッ
ク供給部205で構成されている。同期信号検出回路2
01は、信号整形ブロック118からの整形されたRF
信号206を受けて、光ディスク101内に刻まれたデ
ータを構成する1単位であるセクター毎に同期検出用と
して刻まれた同期信号データ(以下、シンクデータ)を
検出する。
【0046】セクター到着判断部202は、検出したシ
ンクデータを基にして、ホールドタイミング信号を出力
する必要があるセクターが到着したことを判断する。カ
ウンター部203は、任意のセクターでの任意の位置に
おいてホールドタイミング信号207の出力タイミング
を決定する。設定レジスタ204は、セクター到着判断
部202やカウンター部203での出力基準となるパラ
メータを設定する。クロック供給部205は、カウンタ
ー部203におけるカウンタークロック信号を与える。
【0047】以下、図2を用いてホールドタイミング信
号出力回路125の動作について説明する。図1のOD
C120は、書き込みを開始するタイミング自体も制御
しているため、設定されたセクター分の書き込み開始以
前のタイミングでホールドタイミング信号を出力するこ
とができる。
【0048】すなわち、ODC120は、TE信号また
はFE信号の信号振幅の変動タイミングをホストPC1
22からのデータの記録要求またはデータの読み出し要
求に対する書き込み操作または読み出し操作の処理開始
タイミングと捉えて、変動タイミングを決定する。な
お、ODC120の代わりに、CPU121がこの制御
を実行することも可能である。従って、ODC120ま
たはCPU121が制御プログラムにより機能実現手段
として構成される本発明の制御部に相当する。
【0049】設定レジスタ204に設定された処理開始
タイミングに相当するセクター数に到達すると、セクタ
ー到着判断部202は同期信号検出回路201から出力
される同期信号をカウンター部203へ渡す。カウンタ
ー部203は、設定レジスタ204に設定されたセクタ
ー内の出力タイミング情報も受けとる。カウンター部2
03は同期信号が入力されると同時にカウントを開始す
る。出力位置のセクターを示す出力セクタタイミングに
到達すると、カウンター部203にあるセクター内出力
タイミングカウンター(図示せず)がカウント動作を開
始し、セクター内出力タイミングに到達するとホールド
タイミング信号207を図1のサーボホールド回路12
4へ出力する。
【0050】このように、ホールドタイミング信号出力
回路125では、書き込みを開始するタイミング自体を
制御するODC120を利用することにより、書き込み
開始タイミングよりも以前あるいは変動発生直後のタイ
ミングでホールドタイミング信号207を出力する等、
書き込み開始タイミングの前後で柔軟に出力することが
できる。
【0051】ホールドタイミング信号出力回路125よ
り出力されたホールドタイミング信号207は図1のサ
ーボホールド回路124に渡される。サーボホールド回
路124は、ホールドタイミング信号207が入力され
ている一定の設定期間だけ、トラッキングドライバ11
6の出力を現在の状態に維持するようにトラッキングサ
ーボ117を制御する。同様に、サーボホールド回路1
24は、ホールドタイミング信号207が入力されてい
る一定の設定期間だけ、フォーカスドライバ114の出
力を現在の状態に維持するようにフォーカスサーボ11
5を制御する。
【0052】以下、図3を用いてサーボホールド回路の
動作について説明する。図3は図1での光ディスク駆動
装置のサーボホールド回路124の構成図である。図3
において、サーボホールド回路124は、AS極性切り
替え部(図中、POL)301、コンパレータ302、
スイッチ(図中、SW)303、タイムホールド回路3
04、領域判断基準信号レベル設定部(図中、Vref
コントロール)305、コントロールレジスタ306で
構成されている。AS極性切り替え部(POL)301
は、コントロールレジスタ306に制御されて、AS信
号生成ブロック106から供給されているAS信号30
7の極性を切り替え、それをコンパレータ302に供給
する。コンパレータ302は領域判断基準信号レベル設
定部(Vrefコントロール)305から出力されてい
る領域判断基準信号とAS極性切り替え部(POL)3
01から出力されているAS信号307との比較を行
う。
【0053】スイッチ(SW)303はコントロールレ
ジスタ306に制御されて、ホールドタイミング信号出
力回路125からのホールドタイミング信号207とコ
ンパレータ302の出力との切り替えを行う。図1のO
DC120から切替え設定要求制御信号309がコント
ロールレジスタ306へ渡され、コントロールレジスタ
306がスイッチ(SW)303での切り替えを制御す
る。この切替え制御は、ホールドタイミング出力回路1
25と同様の手段で、ホールドタイミング信号207が
入力されるよりも以前のタイミングで切り替えが行われ
る。
【0054】ホールドタイミング信号207はスイッチ
303を経由してタイムホールド回路304に渡され
る。スイッチ303がコンパレータ302の出力を選択
するのは、光ディスク101の通常再生時でのデータ記
録領域からデータ未記録領域への突入時におけるサーボ
変動を制御する場合であり、このケースは実施の形態2
で説明する。
【0055】タイムホールド回路304は、ホールドタ
イミング信号207の立ち上がりエッジあるいは立ち下
がりエッジを起点としてコントロールレジスタ306で
設定された時間幅を有するパルス信号を発生させ、これ
をマスク信号308として出力する。マスク信号308
は図1のトラバースサーボ113とフォーカスサーボ1
15に供給される。マスク信号を受けたトラバースサー
ボ113とフォーカスサーボ115は、マスク信号30
8のパルス幅の期間内、トラッキング制御とフォーカス
制御を現在の駆動状態あるいは任意の固定値レベルで駆
動ホールドするようにトラバースドライバ112及びフ
ォーカスドライバ114に働きかける。
【0056】このようにして、光ディスク101からの
データの読み出し操作から光ディスク101へのデータ
書き込み操作への遷移時には、AGCブロック110で
発生するTE信号とFE信号が過渡状態を示す期間、ト
ラッキング制御とフォーカス制御がホールドされる。そ
の結果、過渡状態におけるサーボ系の発振および破綻を
防止することができる。
【0057】(実施の形態2)図4は本発明の実施の形
態2における光ディスク駆動装置の記録領域から未記録
領域への遷移時におけるAGC回路の動作時のAS信号
とTE信号の変化図である。図4において、AS信号信
号レベル403は、AS信号307の信号レベルの時間
経緯を示している。期間401は、光ピックアップが通
常再生時のデータ書き込み操作域を走査している期間
で、期間402は光ピックアップが未記録領域を走査し
ている期間である。期間404は、TE信号405が、
AGC回路110により一定の振幅レベルに収まるまで
の過渡応答状態の期間である。時刻406は、通常再生
から記録処理への遷移時点と読みかえれば,図4は実施
の形態1の過渡状態を示すことになる。
【0058】次に記録系のサーボ制御の方法について図
1と、図5に示すフローチャートに従って説明する。図
5は本発明の実施の形態1、2におけるサーボホールド
処理のフローチャートである。実施の形態1の光ディス
ク装置に光ディスク101が装着されると、装着された
光ディスク101の種類の判別、装着された光ディスク
101の種類に応じたフォーカス制御系信号やトラッキ
ング制御系信号のDCオフセット調整やレベル調整、装
着された光ディスク101の種類に応じた各信号処理L
SIの設定等の処理を行い、実施の形態1の光ディスク
装置に対応した光ディスクの起動処理が正常終了する
(ステップS0)。
【0059】起動処理の終了後、再生系処理が実行され
るべきか否かの判断が成される(ステップS1)。
【0060】ここで、ホストPC122のデータ読み出
し要求が発生すると、図1のODC120は通常再生処
理を行うべく判断信号を出力する(ステップS2)。
【0061】一方、ホストPC122からデータの記録
要求が発生すると、ODC120は、記録処理を行うべ
く判断信号を自動的に記録地点に応じて出力する。判断
信号が記録処理を行うことを示す場合、本発明における
制御方法は、ホールドタイミング信号によるサーボ制御
処理を行う(ステップS3)。
【0062】書き込みサーボホールド処理を行うサーボ
制御処理ルーチン(ステップS9)に入ると、実施の形
態1の制御方法は図1におけるサーボホールド回路12
4はホールドタイミング信号系に設定される。即ち、ス
イッチ303はホールドタイミング信号207を選択す
る(ステップS10)。
【0063】次に、タイミングレジスタ123の設定が
実行される。そうして、書き込み地点からのマスク信号
を出力するセクタタイミングを指定するための設定と、
到達したセクター内における出力タイミングの設定をO
DC120のタイミングレジスタ123にて行う(ステ
ップS11)。これにより、書き込み地点の前後のセク
タタイミングと、そのセクター内における任意の時間に
おいて、サーボ制御をホールドすることができる。
【0064】次にどれだけの時間サーボ制御をホールド
させるかを決定するために、ホールドタイムが設定され
る(ステップS12)。
【0065】そうして、目的とする出力タイミングが存
在するセクターに到達すると、検出した同期信号が出力
される(ステップS13)。
【0066】図1のホールドタイミング信号出力回路1
25が同期信号を受け取ると同時に、内部カウンターが
動作を開始する(ステップS14)。
【0067】内部カウンターがセクター内における出力
タイミング時間に到達すると、ホールドタイミング信号
がサーボホールド回路124に出力され、ホールドタイ
ミング系サーボホールド回路が作動する(ステップS1
5)。
【0068】サーボホールド回路124は、ホールドタ
イミング信号の立ち上がりあるいは立下りエッジのタイ
ミングからホールドタイムで設定された時間幅のパルス
を出力し、サーボ制御系へマスク信号308を出力する
(ステップS16)。
【0069】以上に説明した本サーボ制御方法は、光デ
ィスク101からのデータの読み出し操作から光ディス
ク101へのデータ書き込み操作への遷移時において、
AGCブロック110で発生するTE信号およびFE信
号が過渡状態にある期間、トラッキング制御とフォーカ
ス制御をホールドするためのマスク信号を生成する。こ
うすることで、過渡状態におけるサーボ的な発振および
破綻を防止することができる。またその逆に遷移する場
合、即ち光ディスク101へのデータ書き込み操作から
光ディスク101のデータの読み出し操作への遷移時に
おいても同様の効果が得られる。
【0070】次に、本実施の形態2の光ディスク装置に
おいて、光ディスク101からのデータの通常再生時に
おけるデータ記録領域からデータ未記録領域への光ピッ
クアップの突入時におけるトラッキング制御とフォーカ
ス制御について説明する。実施の形態2の光ディスク装
置は、実施の形態1における光ディスク装置のサーボホ
ールド回路124の切り替えによって実施するもので基
本的に同一構成であるから、実施の形態2においても図
1を参照する。
【0071】ホストPC122から実施の形態2の光デ
ィスク装置にデータの読み出し要求が発生すると、OD
C120はサーボホールド回路124に対して、AS信
号処理系に設定を切り替えるための制御信号を供給す
る。以下、AS信号処理系におけるサーボホールド回路
124の動作について図3と図5を用いて説明する。
【0072】AS信号処理系に切り替える設定要求制御
信号309は、ホストPC122よりコントロールレジ
スタ306に渡されて、コントロールレジスタ306は
スイッチ303がコンパレータ302の出力をタイムホ
ールド回路304へ流すように切り替えを制御する。即
ち、スイッチ303はAS信号がタイムホールド回路3
04へ流れるように切り替えられる。併せて、AS極性
切り替え部301において、AS信号307の極性設定
を行うための処理が行われる。一般的に光量が多くなる
とAS信号307は増加する方向に設計されているが、
光ディスク装置によっては極性が反転している場合もあ
るため、この極性設定を行うことによりこれに対応する
ことができる。
【0073】さらに、コントロールレジスタ306は、
未記録領域判断基準となるAS信号307の閾値(DC
レベル)を領域判断基準信号レベル設定部305に設定
する。以下、閾値の設定について再び図4を用いて説明
する。図4において、期間401はデータ記録領域を、
期間402はデータ未記録領域を、期間404はAGC
回路110によりTE信号405が一定の振幅レベルに
収まるまでの過渡応答状態時間を、時刻406は通常再
生における未記録領域から記録領域への遷移地点を夫々
示す。なお、実施の形態1に言い換えれば、期間401
はデータ記録動作中における記録済み領域の再生動作に
対応し、期間402はデータ記録動作中のデータ未記録
操作域の記録動作に対応し、時刻406はは通常再生か
ら記録処理への遷移時点に対応する。
【0074】本実施の形態2の光ディスク装置における
光ピックアップ102が、通常再生時にデータ記録領域
からデータ未記録領域に移動すると、AS信号403の
DCレベルとTE信号405の振幅レベルが、領域遷移
地点である時刻406で図4に示すように変化する。こ
れはFE信号でもまったく同様であり、上述したように
実施の形態1の場合で通常再生時から記録動作に遷移す
る場合においても同様である。
【0075】AS信号403とTE信号405またはF
E信号は、反射光量のバラツキ等により常に同一領域内
においても変化しているが、その変化量は遷移時の変化
量に比べて十分小さい。従って、AS信号403の変化
量を基にして、Vrefコントロール305の閾値を設
定することで、領域を判断することができる。なお、閾
値については適宜設定可能であり、とくに定められた基
準範囲はない。
【0076】図3と図5とにおいて、AS信号307は
POL301を経由し、上述のように設定されたそれぞ
れの閾値とコンパレータ302で比較され、スイッチ3
03を経てタイムホールド回路304に渡される。タイ
ムホールド回路304での動作については、上述した通
りであるから説明を省略する。
【0077】期間401で示される通常再生時における
データ記録領域から、期間402で示されるデータ未記
録領域に光ピックアップ102が移動した場合、実施の
形態2のタイムホールド回路304は実施の形態1の場
合と同様に、AGCブロック110で発生するTE信号
405とFE信号が過渡状態にある期間404、トラッ
キング制御とフォーカス制御をホールドするためのマス
ク信号308がサーボホールド回路124から出力され
る。こうして、過渡状態におけるサーボ制御の発振およ
び破綻を防止することができる。
【0078】次に、本実施の形態2における通常再生系
の制御方法について、図1と、図5に示すフローチャー
トにしたがって説明を行う。
【0079】光ディスク101が本実施の形態2の光デ
ィスク装置に装着されると、装着された光ディスク10
1の種類を判別するディスク判別処理、装着された光デ
ィスク101の種類に応じたフォーカスやトラッキング
制御系信号のDCオフセット調整やレベル調整などの各
信号調整、装着された光ディスク101の種類に応じた
各信号処理LSIの設定等の処理が夫々実行される。光
ディスク101は光ディスク装置に対応したものであれ
ば、起動処理が正常終了する(ステップS0)。
【0080】起動処理が終了した後、図1のホストPC
122からデータの読み出し要求が発生すると図1のO
DC120は通常再生処理を行うべく判断信号を出力す
る(ステップS1)。本実施の形態2の制御方法では、
AS信号によるサーボ制御処理が実行される(ステップ
S2)。
【0081】こうして、再生系サーボホールド処理を行
うサーボ制御処理ルーチンに入る(ステップS4)。
【0082】本実施の形態2の制御方法は図1における
サーボホールド回路124の入力信号をAS信号系に設
定する。即ち、スイッチ303はコンパレータ302の
出力を選択する(ステップS5)。
【0083】次に、どれだけの時間サーボ制御をホール
ドさせるかを決定するためにホールドタイムを設定する
と同時に、データ記録領域とデータ未記録領域との領域
判断を行うための閾値設定やASの極性設定が実行され
る(ステップS6)。
【0084】図1のサーボホールド回路124に入力さ
れたAS信号のDCレベルがステップS6で設定された
閾値を超えると、サーボホールド回路124のAS系が
作動する(ステップS7)。
【0085】サーボホールド回路124は、ホールドタ
イムの設定に従がって、コンパレータ302出力信号の
立ち上がりあるいは立下りエッジのタイミングからホー
ルドタイムで設定した時間幅のパルスを出力し、サーボ
制御系へマスク信号308を出力する(ステップS
8)。
【0086】本実施の形態2でのサーボ制御の方法は、
光ピックアップ102が通常再生時におけるデータ記録
領域401からデータ未記録領域402に移動した場合
に、AGCブロック110で発生するTE信号405お
よびFE信号が過渡状態にある期間404、トラッキン
グ制御とフォーカス制御をホールドするためのマスク信
号308を生成する。こうすることで、過渡状態におけ
るサーボ的な発振および破綻を防止することができる。
【0087】
【発明の効果】以上のように本発明は、光ピックアップ
が通常再生時におけるデータ記録領域からデータ未記録
領域に移動したり、光ピックアップが光ディスクからの
データの読み出し操作と光ディスクへのデータ書き込み
操作との間で移動する遷移時において、トラッキング制
御とフォーカス制御をホールドするためのマスク信号を
生成する。こうすることで、本発明はAGC回路で発生
するTE信号およびFE信号の過渡応答状態によるサー
ボ動作不安定状態を回避し、過渡応答状態におけるにお
けるサーボ制御の発振および破綻を防止することを可能
とした光ディスク装置を提供することができる。
【0088】以上のように、本発明によれば、通常再生
時におけるデータ記録領域からデータ未記録領域に光ピ
ックアップが移動したり、光ディスクからのデータの読
み出し操作から光ディスクへのデータ書き込み操作へ移
行する遷移時において、AGC回路で発生するTE信号
とFE信号の過渡応答状態におけるサーボ的な発振およ
び破綻を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1,2における光ディスク
駆動装置の構成図
【図2】図1の光ディスク駆動装置のホールドタイミン
グ信号出力回路の構成図
【図3】図1の光ディスク駆動装置のサーボホールド回
路の構成図
【図4】本発明の実施の形態2における光ディスク駆動
装置の記録領域から未記録領域への遷移時におけるAG
C回路の動作時のAS信号とTE信号の変化図
【図5】本発明の実施の形態1,2におけるサーボホー
ルド処理のフローチャート
【図6】従来の光ディスク駆動装置の構成図
【図7】図6の光ディスク装置のAGCブロックの構成
【符号の説明】
101,601 光ディスク 102,602 光ピックアップ 102a,602a キャリッジ 103,603 スクリューシャフト 104,604 トラバースモータ(Trsモータ) 105,605 RF信号生成ブロック 106,606 AS信号生成ブロック 107,607 TE信号生成ブロック 108,608 FE信号生成ブロック 109,609 Trs信号生成ブロック 110,610 AGCブロック 111,119,611,619 制御ブロック 112,612 トラバースドライバ(Trsドライ
バ) 113,613 トラバースサーボ(Trsサーボ) 114,614 フォーカスドライバ(Foドライバ) 115,615 フォーカスサーボ(Foサーボ) 116,616 トラッキングドライバ(Trドライ
バ) 117,617 トラッキングサーボ(Trサーボ) 118,618 信号整形ブロック 120,620 光ディスクコントローラ(ODC) 121,621 CPU 122,622 ホストPC 123 タイミングレジスタ 124 サーボホールド回路 125 ホールドタイミング信号出力回路 201 同期信号検出回路 202 セクター到着判断部 203 カウンター部 204 設定レジスタ 205 クロック供給部 206 RF信号 207 ホールドタイミング信号 301 AS極性切り替え部(POL) 302 コンパレータ 303 スイッチ(SW) 304 タイムホールド回路 305 領域判断基準信号レベル設定部(Vrefコン
トロール) 306 コントロールレジスタ 307 AS信号 308 マスク信号 309 切替え設定要求制御信号 401,402,404 期間 403 AS信号レベル 405 TE信号 406 時刻 701 TE系アンプ 702 TE系AGC部 703 FE系アンプ 704 FE系AGC部 705 AS系ATT部 706 TE信号 707 TEagc信号 708 FE信号 709 FEagc信号 710 AS信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光検出器が光ディスクからのレーザ反射光
    を電気信号に変換し、前記電気信号の変化を利用するこ
    とにより前記光ディスク記録面に記録されたデータ記録
    列のトラッキング制御と前記記録面へのフォーカス制御
    を行う光ディスク装置であって、 トラッキングエラー信号の信号振幅の変動タイミングを
    データの記録要求またはデータの読み出し要求に対する
    処理開始タイミングとして捉える制御部と、 前記信号振幅が変動する前後のタイミングで前記トラッ
    キング制御をホールドさせるマスク信号を出力するホー
    ルドタイミング信号出力回路とを有することを特徴とす
    る光ディスク装置。
  2. 【請求項2】光検出器が光ディスクからのレーザ反射光
    を電気信号に変換し、前記電気信号の変化を利用するこ
    とにより前記光ディスク記録面に記録されたデータ記録
    列のトラッキング制御と前記記録面へのフォーカス制御
    を行う光ディスク装置であって、 フォーカスエラー信号の信号振幅の変動タイミングをデ
    ータの記録要求またはデータの読み出し要求に対する処
    理開始タイミングとして捉える制御部と、 前記信号振幅が変動する前後のタイミングで前記フォー
    カ制御をホールドさせるマスク信号を出力するホールド
    タイミング信号出力回路とを有することを特徴とする光
    ディスク装置。
  3. 【請求項3】光検出器が光ディスクからのレーザ反射光
    を電気信号に変換し、前記電気信号の変化を利用するこ
    とにより前記光ディスク記録面に記録されたデータ記録
    列のトラッキング制御と前記記録面へのフォーカス制御
    を行う光ディスク装置であって、 光ピックアップが前記光ディスク内のデータ記録領域と
    データ未記録領域の間を移動するとき、前記レーザ反射
    光量の領域差によって発生するトラッキングエラー信号
    の信号振幅の変動タイミングをAS信号の信号レベルが
    変化するタイミングとして捉える制御部と、 前記信号振幅が変動する前後のタイミングで、前記トラ
    ッキング制御をホールドさせるマスク信号を出力するホ
    ールドタイミング信号出力回路とを有することを特徴と
    する光ディスク装置。
  4. 【請求項4】光検出器が光ディスクからのレーザ反射光
    を電気信号に変換し、前記電気信号の変化を利用するこ
    とにより前記光ディスク記録面に記録されたデータ記録
    列のトラッキング制御と前記記録面へのフォーカス制御
    を行う光ディスク装置であって、 光ピックアップが前記光ディスク内のデータ記録領域と
    データ未記録領域の間を移動するとき、前記レーザ反射
    光量の領域差によって発生するフォーカスエラー信号の
    信号振幅の変動タイミングをAS信号の信号レベルの変
    化するタイミングとして捉える制御部と、 前記信号振幅が変動する前後のタイミングで前記フォー
    カス制御をホールドさせるマスク信号を出力するホール
    ドタイミング信号出力回路とを有することを特徴とする
    光ディスク装置。
  5. 【請求項5】光検出器が光ディスクからのレーザ反射光
    を電気信号に変換し、前記電気信号の変化を利用するこ
    とにより前記光ディスク記録面に記録されたデータ記録
    列のトラッキング制御と前記記録面へのフォーカス制御
    を行う光ディスク装置のサーボ制御方法であって、 前記光ディスク装置は、トラッキングエラー信号の信号
    振幅の変動タイミングをデータの記録要求またはデータ
    の読み出し要求に対する処理開始タイミングとして捉え
    る制御部と、前記信号振幅が変動する前後のタイミング
    で前記トラッキング制御をホールドさせるマスク信号を
    出力するホールドタイミング信号出力回路とを有し、 記録処理は、前記マスク信号を出力するタイミングを設
    定するタイミング設定ステップと、 前記ホールドする時間を設定するホールド時間設定ステ
    ップとを有し、 前記制御部が前記処理開始タイミングを捉えたときに前
    記タイミング設定ステップと前記ホールド時間設定ステ
    ップとの設定に基づいて前記トラッキング制御をホール
    ドさせるための前記マスク信号を出力することを特徴と
    する光ディスク装置のサーボ制御方法。
  6. 【請求項6】光検出器が光ディスクからのレーザ反射光
    を電気信号に変換し、前記電気信号の変化を利用するこ
    とにより前記光ディスク記録面に記録されたデータ記録
    列のトラッキング制御と前記記録面へのフォーカス制御
    を行う光ディスク装置のサーボ制御方法であって、 前記光ディスク装置は、フォーカスエラー信号の信号振
    幅の変動タイミングをデータの記録要求またはデータの
    読み出し要求に対する処理開始タイミングとして捉える
    制御部と、前記信号振幅が変動する前後のタイミングで
    前記フォーカス制御をホールドさせるマスク信号を出力
    するホールドタイミング信号出力回路とを有し、 記録処理は、前記マスク信号を出力するタイミングを設
    定するタイミング設定ステップと、 前記ホールドする時間を設定するホールド時間設定ステ
    ップとを有し、 前記制御部が前記処理開始タイミングを捉えたときに前
    記タイミング設定ステップと前記ホールド時間設定ステ
    ップとの設定に基づいて前記フォーカス制御をホールド
    させるための前記マスク信号を出力することを特徴とす
    る光ディスク装置のサーボ制御方法。
  7. 【請求項7】光検出器が光ディスクからのレーザ反射光
    を電気信号に変換し、前記電気信号の変化を利用するこ
    とにより前記光ディスク記録面に記録されたデータ記録
    列のトラッキング制御と前記記録面へのフォーカス制御
    を行う光ディスク装置のサーボ制御方法であって、 前記光ディスク装置は、AS信号の変動をデータの読み
    出し要求に対する処理開始タイミングとして捉える制御
    部と、前記AS信号振幅が変動する前後のタイミングで
    前記トラッキング制御をホールドさせるマスク信号を出
    力するホールドタイミング信号出力回路とを有し、 再生処理は、前記AS信号の変化量が所定の閾値を越え
    たときに前記マスク信号を出力する閾値設定ステップ
    と、前記ホールドする時間を設定するホールド時間設定
    ステップとを有し、 前記制御部が前記処理開始タイミングを捉えたときに前
    記ホールド時間設定ステップの設定に基づいて前記トラ
    ッキング制御をホールドさせるための前記マスク信号を
    出力することを特徴とする光ディスク装置のサーボ制御
    方法。
  8. 【請求項8】光検出器が光ディスクからのレーザ反射光
    を電気信号に変換し、前記電気信号の変化を利用するこ
    とにより前記光ディスク記録面に記録されたデータ記録
    列のトラッキング制御と前記記録面へのフォーカス制御
    を行う光ディスク装置のサーボ制御方法であって、 前記光ディスク装置は、AS信号の変動をデータの読み
    出し要求に対する処理開始タイミングとして捉える制御
    部と、前記AS信号振幅が変動する前後のタイミングで
    前記トラッキング制御をホールドさせるマスク信号を出
    力するホールドタイミング信号出力回路とを有し、 再生処理は、前記AS信号の変化量が所定の閾値を越え
    たときに前記マスク信号を出力する閾値設定ステップ
    と、前記ホールドする時間を設定するホールド時間設定
    ステップとを有し、 前記制御手段が前記処理開始タイミングを捉えたときに
    前記ホールド時間設定ステップの設定に基づいて前記フ
    ォーカス制御をホールドさせるための前記マスク信号を
    出力することを特徴とする光ディスク装置のサーボ制御
    方法。
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