JP2003248434A - 表示装置及び冷蔵庫 - Google Patents

表示装置及び冷蔵庫

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JP2003248434A
JP2003248434A JP2002048539A JP2002048539A JP2003248434A JP 2003248434 A JP2003248434 A JP 2003248434A JP 2002048539 A JP2002048539 A JP 2002048539A JP 2002048539 A JP2002048539 A JP 2002048539A JP 2003248434 A JP2003248434 A JP 2003248434A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源が点灯する場合は表示画面に表示された
情報をユーザが確認でき、消灯する場合は表示画面を覆
う鏡を備え、ユーザには無表示の表示画面が見えないよ
うにしてある表示装置、及び該表示装置を備える冷蔵庫
を提供する。 【解決手段】 液晶表示パネル241の一面(表示画面
24a)を覆うように配置されたシート状のハーフミラ
ー252を備え、他面側にバックライト242が配置し
てあり、ハーフミラー252は、バックライト242が
発光した光43を透過して、外部からの入射光44を反
射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示画面を備える
表示装置及び冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、表示装置を備える冷蔵庫が用いら
れている。該冷蔵庫の表示装置は、表示画面を有する表
示部、操作部、記憶部、及び制御部等を有し、ユーザが
利用し易いよう、表示画面と操作部とは冷蔵庫本体の外
面に配置してある。前記表示装置は、ユーザが冷蔵庫又
は表示装置を使用している場合(冷蔵庫の扉が開かれた
場合又は表示装置の操作部が操作されている場合等)
に、予め記憶してある情報又は操作部を用いてユーザが
入力した情報を表示画面に表示するよう構成してある。
【0003】表示部は、例えば、表示画面を構成する透
過型の液晶表示パネルとバックライトとを積層してな
り、ユーザが冷蔵庫又は表示装置を使用している場合に
バックライトを点灯させることによって、表示画面に表
示されている情報をユーザが見易いよう液晶表示パネル
を照明する。また、ユーザが冷蔵庫又は表示装置を使用
している場合を除いてバックライトを消灯させることに
よって、又は表示部(液晶表示パネル及びバックライ
ト)若しくは表示装置(表示部及び制御部等)の電源を
オフにすることによって、消費電力を低減し、表示装置
を構成する部品の寿命が短縮されることを抑制して、ユ
ーザに対し、効率良く情報を報知する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶表
示パネルのバックライトを消灯させた場合、ユーザが表
示画面を見づらくなり、冷蔵庫から離れた場所にいるユ
ーザ、又は表示装置(表示画面)を一見しただけのユー
ザには、確認すべき情報が表示画面に表示されているか
否かを判断し難いことがあり、このような場合、ユーザ
は冷蔵庫の近傍まで移動して表示画面を確認する必要が
あった。また、表示装置又は表示部の電源をオフにして
いる場合、表示画面に何も表示されないため、ユーザ
は、表示装置又は表示部の電源をオンにするまで、確認
すべき情報の有無を判断することができないという問題
があった。更に、無表示の表示画面は、故障したのでは
ないかとユーザに勘違いさせることがあり、また、冷蔵
庫の美観を低下させることもあった。
【0005】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、光源を備え、表示画面を覆うようにハーフミラ
ーを配置してあることにより、光源が発光している場合
は表示画面に情報を表示でき、発光していない場合は表
示画面を覆うように鏡を備え、また、無表示の表示画面
がユーザの目に触れることを防止できる表示装置を提供
することを目的とする。本発明の他の目的は、光源とな
る表示画面を備え、該表示画面を覆うようにハーフミラ
ーを配置してあることにより、発光している場合は表示
画面に情報を表示でき、発光していない場合は表示画面
を覆うように鏡を備え、また、無表示の表示画面がユー
ザの目に触れることを防止できる表示装置を提供するこ
とにある。
【0006】本発明の他の目的は、光源を備え、液晶表
示手段を用いてなる表示画面を覆うようにハーフミラー
を配置してあることにより、光源が発光している場合は
表示画面に情報を表示でき、発光していない場合は表示
画面を覆うように鏡を備え、また、無表示の表示画面が
ユーザの目に触れることを防止できる表示装置を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、表示画面を覆うよ
うにタッチパネルを配置してあることにより、タッチパ
ネルを用いて、表示画面と一体的な操作部を構成できる
表示装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、光源の点灯又は消灯
を制御する制御部を備えることにより、消費電力を低減
でき、また、装置を構成する部品の寿命が短縮されるこ
とを抑制でき、更に、ユーザに対し、効率良く情報を報
知できる表示装置を提供することにある。本発明の他の
目的は、光源が発する光の強さを制御する制御部を備え
ることにより、消費電力を低減でき、また、装置を構成
する部品の寿命が短縮されることを抑制でき、更に、ユ
ーザに対し、効率良く情報を報知できる表示装置を提供
することにある。本発明の他の目的は、報知すべき情報
が記憶部に記憶してあるか否かによって光源を点灯又は
消灯させることにより、消費電力を低減でき、また、装
置を構成する部品の寿命が短縮されることを抑制でき、
更に、ユーザに対し、効率良く情報を報知できる表示装
置を提供することにある。
【0008】本発明の更に他の目的は、光源を有し、表
示画面を覆うようにハーフミラーを配置してある表示装
置を備えることにより、又は、光源となる表示画面を有
し、該表示画面を覆うようにハーフミラーを配置してあ
る表示装置を備えることにより、光源が発光している場
合は表示画面に情報を表示でき、発光していない場合は
表示画面を覆うように鏡を備え、また、無表示の表示画
面がユーザの目に触れることを防止できる冷蔵庫を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る表示装置
は、表示画面と光源とを備える表示装置において、前記
表示画面を覆うようにハーフミラーが配置してあること
を特徴とする。本発明にあっては、表示画面と、該表示
画面に表示されている情報をユーザが見易くなるよう可
視光(以下、光と言う)を発して表示画面を照明する光
源とを備える。また、表示画面を覆うようにシート状又
は膜状のハーフミラーが配置されており、該ハーフミラ
ーは、光源が発光した光を透過して外部からの入射光を
反射する。この場合、光源が発光しているとき、ハーフ
ミラーが光源からの光を透過するため、ハーフミラーは
透光性のあるシート又は膜のように機能する。このと
き、ユーザは表示画面に表示された情報を見ることがで
きる。また、光源が発光していないとき、ハーフミラー
が外部から入射した光を反射するため、ハーフミラーは
鏡として機能する。このとき、ユーザには表示画面が見
えず、ユーザはハーフミラーを鏡として用いることがで
きる。
【0010】また、表示装置、又は表示画面と光源との
電源がオフになっている場合、表示画面には何も表示さ
れないが、ハーフミラーが無表示の表示部を覆う鏡とし
て機能するため、無表示の表示画面がユーザの目に触れ
ることを防止でき、更に、鏡によって表示装置の美観を
向上することができる。更に、本発明の表示装置を他の
電気機器に備える場合、該電気機器は、光源が発光して
いる場合はユーザに対して情報を表示でき、発光してい
ない場合は鏡を備えることができ、また、無表示の表示
画面がユーザの目に触れることによって、電気機器が故
障したのではないかとユーザが勘違いすることを防止で
き、更に、鏡によって電気機器の美観を向上することが
できる。
【0011】本発明に係る表示装置は、光源となる表示
画面を備える表示装置において、前記表示画面を覆うよ
うにハーフミラーが配置してあることを特徴とする。本
発明にあっては、光源として、有機EL表示パネル、デ
ジトロン又はCRT等の自発光型の表示手段を用い、該
表示手段の表示画面が発光する。また、表示画面を覆う
ようにシート状又は膜状のハーフミラーが配置されてお
り、該ハーフミラーは、表示画面が発光した光を透過し
て外部からの入射光を反射する。この場合、表示画面が
発光しているとき、ハーフミラーが表示画面からの光を
透過するため、ハーフミラーは透光性のあるシート又は
膜のように機能する。このとき、ユーザは表示画面に表
示された情報を見ることができる。また、表示画面が発
光していないとき、即ち表示画面に何も表示されていな
いとき、ハーフミラーが外部から入射した光を反射する
ため、ハーフミラーは鏡として機能する。このとき、ユ
ーザには表示画面が見えず、ユーザはハーフミラーを鏡
として用いることができる。
【0012】また、表示装置又は表示画面の電源がオフ
になっている場合、表示画面には何も表示されないが、
ハーフミラーが無表示の表示部を覆う鏡として機能する
ため、無表示の表示画面がユーザの目に触れることを防
止でき、更に、鏡によって表示装置の美観を向上するこ
とができる。更に、本発明の表示装置を他の電気機器に
備える場合、該電気機器は、光源が発光している場合は
ユーザに対して情報を表示でき、発光していない場合は
鏡を備えることができ、また、無表示の表示画面がユー
ザの目に触れることによって、電気機器が故障したので
はないかとユーザが勘違いすることを防止でき、更に、
鏡によって電気機器の美観を向上することができる。
【0013】本発明に係る表示装置は、前記表示画面
は、液晶表示手段を用いてなることを特徴とする。本発
明にあっては、例えば、透過型の液晶表示手段を用いて
なる表示画面(以下、液晶表示画面と言う)と、該液晶
表示画面に表示されている情報をユーザが見易くなるよ
う液晶表示画面を照明する光源(以下、バックライトと
言う)とを備える。また、液晶表示画面を覆うようにシ
ート状又は膜状のハーフミラーが配置されており、該ハ
ーフミラーはバックライトが発光した光を透過して外部
からの入射光を反射する。この場合、バックライトが発
光しているとき、ハーフミラーがバックライトからの光
を透過するため、ハーフミラーは透光性のあるシート又
は膜のように機能する。このとき、ユーザは液晶表示画
面に表示された情報を見ることができる。また、バック
ライトが発光していないとき、ハーフミラーが外部から
入射した光を反射するため、ハーフミラーは鏡として機
能する。このとき、ユーザには液晶表示画面が見えず、
ユーザはハーフミラーを鏡として用いることができる。
【0014】また、表示装置、又は液晶表示手段とバッ
クライトとの電源がオフになっている場合、液晶表示画
面には何も表示されないが、ハーフミラーが無表示の液
晶表示画面を覆う鏡として機能するため、無表示の液晶
表示画面がユーザの目に触れることを防止でき、更に、
鏡によって表示装置の美観を向上することができる。
【0015】本発明に係る表示装置は、前記表示画面を
覆うようにタッチパネルが配置してあることを特徴とす
る。本発明にあっては、ハーフミラーと表示画面との間
に、又は、ハーフミラーの外面側に、表示画面を覆うよ
うに透光性を有するタッチパネルが配置してあるため、
該タッチパネルを用いて操作部を構成する場合、表示画
面と一体的な操作部を構成することができる。このよう
な表示装置は、ユーザが操作すべきキー部を適宜タッチ
パネル上に設け、前記キー部の名称又は機能等を表示画
面に表示することができ、このためユーザの利便性を向
上することができ、更に、表示画面と別体的な操作部を
設けてある表示装置よりも小型化することができる。
【0016】また、ハーフミラーと表示画面との間にタ
ッチパネルを配置する場合、例えば、弾力性を有するシ
ート状のハーフミラーを用い、該ハーフミラーとタッチ
パネルとを密着させることによって、又は、弾力性を有
する膜状のハーフミラーをタッチパネルに形成すること
によって、ユーザがハーフミラーを介してタッチパネル
を操作することができるため、ハーフミラーがユーザの
操作を阻害することを防止できる。更に、ハーフミラー
の外面側にタッチパネルを配置する場合、ハーフミラー
を介してタッチパネルを操作する必要がないため、タッ
チパネルを操作することによってハーフミラーの形状に
歪みが生じることを防止でき、ハーフミラーが鏡として
機能している場合に歪んだ鏡面を生じることを防止でき
る。
【0017】本発明に係る表示装置は、前記光源の点灯
又は消灯を制御する制御部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、例えば、表示装置にタイマを設け、
該タイマは現在時刻又は所定の時点からの経過時間等を
時間信号として制御部に入力するよう構成してあり、制
御部は、前記時間信号を用いて、所定の時刻になったか
否か、又は所定の経過時間が経過したか否かを判定し、
前記時刻に、又は前記経過時間が経過した場合に、光源
を点灯又は消灯させる。この場合、表示装置から離れた
場所にいるユーザ、又は表示画面を一見しただけのユー
ザであっても、光源が発光していない場合、即ち表示画
面を覆うようにして鏡が存在している場合は確認すべき
情報がなく、光源が発光している場合、即ち表示画面が
存在している場合は確認すべき情報があると判断できる
ため、ユーザが表示装置の近傍まで移動して表示画面を
確認することなく、ユーザに対して効率良く情報の有無
を報知することができ、ユーザの利便性を向上すること
ができる。
【0018】以上のようにして、所定の条件が成立した
か否かを制御部が判定し、前記条件が成立した場合に光
源を点灯又は消灯させるため、消費電力を低減でき、ま
た、装置を構成する部品の寿命が短縮されることを抑制
でき、更に、ユーザに対し、効率良く情報を報知するこ
とができる。
【0019】本発明に係る表示装置は、前記制御部は、
前記光源が発する光の強さを制御する手段を有すること
を特徴とする。本発明にあっては、例えば、本発明の表
示装置を他の電気機器に備え、該電気機器の動作状況又
はエラー等を示す信号を制御部へ入力するよう構成して
あり、制御部は、前記信号を用いて、ユーザに報知すべ
き動作状況又はエラー等が電気機器に発生したか否かを
判定し、前記動作状況又はエラー等が発生した場合は、
光源に強い光(表示画面に表示されている情報をユーザ
が見易い光)を発光させ、前記動作状況又はエラー等が
発生していない場合は、光源に弱い光(ハーフミラーが
半透明の鏡状に見える光)を発光させる。この場合、表
示装置から離れた場所にいるユーザ、又は表示画面を一
見しただけのユーザであっても、光源が弱い光を発光し
ている場合、即ち表示画面を覆うようにして半透明の鏡
が存在している場合は確認すべき情報がなく、光源が強
い光を発光している場合、即ち表示画面が存在している
場合は確認すべき情報があると判断できるため、ユーザ
が表示装置の近傍まで移動して表示画面を確認すること
なく、ユーザに対して効率良く情報の有無を報知するこ
とができ、ユーザの利便性を向上することができる。以
上のようにして、所定の条件が成立したか否かを制御部
が判定し、前記条件が成立した場合に光源が発光する光
の強さを変更するため、消費電力を低減でき、また、装
置を構成する部品の寿命が短縮されることを抑制でき、
更に、ユーザに対し、効率良く情報を報知することがで
きる。
【0020】本発明に係る表示装置は、表示すべき情報
を記憶する記憶部を備え、前記制御部は、前記記憶部に
前記情報が記憶してあるか否かを判定し、記憶してある
場合は前記光源を点灯させ、記憶していない場合は前記
光源を消灯させることを特徴とする。本発明にあって
は、例えば本発明の表示装置を冷蔵庫に備え、該冷蔵庫
の動作状況又はエラー等を示す信号を制御部へ入力する
よう構成してある場合、予め基準温度と「庫内温度が上
昇しています」という表示情報とを記憶部に記憶してお
き、庫内の温度を示す信号を用いて庫内の温度が基準温
度以上になったか否かを判定し、基準温度以上になった
とき、制御部は前記表示情報がユーザに報知すべき情
報、即ち表示すべき情報であると判定し、光源に「庫内
温度が上昇しています」と表示させる。また、例えば操
作部を用いてユーザが入力した庫内に収納してある食品
の名称と該食品の消費期限とを記憶しておき、消費期限
が近づいた場合、制御部は前記名称がユーザに報知すべ
き情報、即ち表示すべき情報であると判定し、前記名称
を光源に表示させる。以上のような場合、庫内の温度が
基準温度以上のとき、又は消費期限が近づいたとき、制
御部は、光源を点灯させる。庫内の温度が基準温度未満
のとき、又は消費期限が近づいていないとき、光源を消
灯させる。
【0021】即ち、一定の条件が成立した場合にユーザ
に報知すべき情報を記憶部に記憶してあり、制御部が、
前記条件が成立したと判定した場合に、表示すべき情報
が記憶部に記憶してあると判定して、光源を点灯させ、
前記条件が成立していないと判定した場合に、前記情報
が記憶部に記憶されていないと判定して、光源を消灯さ
せるため、消費電力を低減でき、また、装置を構成する
部品の寿命が短縮されることを抑制でき、更に、ユーザ
に対し、効率良く情報を報知することができる。なお、
光源を点灯させる場合、ユーザが表示装置又は該表示装
置を備える電気機器を使用しているときは強い光(表示
画面に表示されている情報をユーザが見易い光)を発光
させ、使用していないときは弱い光(ハーフミラーが半
透明の鏡状に見える光)を発光させることによって、消
費電力を更に低減することができる。
【0022】本発明に係る冷蔵庫は、請求項1乃至7の
何れかに記載の表示装置を備え、外面に表示画面が配置
してあることを特徴とする。本発明にあっては、本発明
の表示装置を備え、例えば扉を開けることなくユーザが
容易に表示画面を見ることができるように表示画面を本
体外面に配置してあるため、前記表示装置の効果を得る
ことができる。即ち、光源が発光しているときはユーザ
が表示画面に表示された情報を見ることができ、発光し
ていないときはユーザがハーフミラーを鏡として用いる
ことができ、表示画面は見えない。このため、無表示の
表示画面によって、冷蔵庫が故障したのではないかとユ
ーザが勘違いすることを防止でき、更に、鏡によって美
観を向上することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。 実施の形態 1.図1は、本発明の実施の形態1に係る
表示装置20を備える冷蔵庫10の斜視図である。本実
施の形態では、冷蔵庫10の扉11の外面側に、表示画
面23aを備える表示装置20が備えられている。図2
は、表示装置20の正面図である。表示装置20の本体
中央部には、ハーフミラー251と透光性を有するタッ
チパネル212とに覆われた表示画面23aが備えられ
ている。表示装置20の本体下部には、マイクとスピー
カとで構成された音声入出力部22が備えられている。
【0024】表示画面23aには、通常、日付と現在の
時刻とが表示され、また、「食品メモ」「伝言」「生活
メモ」「タイマ」が表示してあり、各表示にタッチパネ
ル212を用いてキー部21a,21a,…が設けられ
ている。「食品メモ」のキー部21aを操作した場合
は、冷蔵庫内に収納した食品の名称及び該食品の消費期
限を入力するための食品メモモードに移行し、「伝言」
のキー部21aを操作した場合は、音声入出力部22を
用いて音声を録音/再生するための伝言モードに移行
し、「生活メモ」のキー部21aを操作した場合は、ス
ケジュール又は献立等を入力するための生活メモモード
に移行し、「タイマ」のキー部21aを操作した場合
は、表示装置20をキッチンタイマとして用いるための
タイマモードに移行する。
【0025】音声入出力部22の左上には、ワンタッチ
ボタンを用いてなる入/切スイッチ211が備えられて
いる。ユーザは、ハーフミラー251が鏡として機能し
ている場合に入/切スイッチ211を操作することによ
って、表示画面23aを明るくし、このとき表示画面2
3aに表示された情報を見ることができ、キー部21
a,21a,…を操作することができる。更に、表示画
面23aに情報が表示されている場合に入/切スイッチ
211を操作することによって、表示画面23aを暗く
し、このときハーフミラー251を鏡として機能させる
ことができる。
【0026】図3は、表示装置20が備える表示部23
の縦断面図である。表示部23は、表示画面23aを有
する有機EL表示パネル231を用いてなり、タッチパ
ネル212を用いてなる操作部21と一体的に設けられ
ている。有機EL表示パネル231は表示装置20の内
部側に配置され、有機EL表示パネル231の一面(表
示画面23a)を覆うようにして有機EL表示パネル2
31の面積と等しい面積を有するタッチパネル212が
配置されている。ハーフミラー251は膜状であり、タ
ッチパネル212の外部側の一面上に形成してある。ハ
ーフミラー251は、ユーザがハーフミラー251を介
してタッチパネル212を操作した場合にユーザによる
タッチパネル212の操作位置を図示しない操作位置検
出手段が検出できるだけの弾力性を有する。ハーフミラ
ー251は、有機EL表示パネル231が発光し、タッ
チパネル212を透過してハーフミラー251に入射し
た光41を外部へ透過し、外部から入射した光42を反
射する。
【0027】図4は、表示装置20のブロック図であ
る。図中201は、表示装置20の主制御部であるCP
Uであり、該CPU201は装置各部に接続され、RO
M202に格納された制御プログラムに従って各部を制
御する。
【0028】操作部21は、入/切スイッチ211と、
CPU201に制御されてキー部21a,21a,…を
設けるタッチパネル212とを用いてなり、操作部21
が操作された場合、CPU201は、操作された入/切
スイッチ211又はキー部21a,21a,…に応じた
動作処理を行なう。記憶部203は、表示装置20に記
憶させるべくキー部21a,21a,…を用いてユーザ
が入力した情報を記憶する。音声入出力部22はユーザ
がマイクから入力した音声をデジタルデータに変換して
音声記憶部207に記憶させ、また、音声記憶部207
に記憶してあるデジタルデータを音声に変換してスピー
カから出力する。また、一度もスピーカから出力してい
ない音声のデジタルデータが音声記憶部207に記憶し
てある場合、CPU201は、出力すべき音声が記憶し
てあることを記憶部203に記憶させる。タイマ204
は、表示画面23aに表示させるための日時を計時し、
また、CPU201に制御されて、所定のタイミング
で、又はユーザがタイマ機能を用いるための所定のキー
部21aを操作した時に、経過時間の計時を開始/停止
を行なう。
【0029】表示制御部206は、CPU201に制御
されて、有機EL表示パネル231を点灯させ、所要の
情報(記憶部203に記憶された情報、又は、タイマ2
04が計時した日時若しくは経過時間等)を表示画面2
3aに表示させる、又は、有機EL表示パネル231を
消灯させる。CPU201は、表示制御部206を介し
て有機EL表示パネル231が発光しているか否かを判
定し、また、入/切スイッチ211若しくはキー部21
a,21a,…が操作されたか否かを判定し、入/切ス
イッチ211又はキー部21a,21a,…が操作され
た時からの経過時間をタイマ204で計時し、更に、前
記経過時間が3分を経過したか否かを判定する。CPU
201は、有機EL表示パネル231が発光していない
場合、入/切スイッチ211が操作されたとき、有機E
L表示パネル231を点灯させて表示画面23aを明る
くし、有機EL表示パネル231が発光している場合、
入/切スイッチ211が操作されたとき、又は、前記経
過時間が3分を経過したとき、有機EL表示パネル23
1を消灯させて表示画面23aを暗くする(ハーフミラ
ー251を鏡として機能させる)。
【0030】冷蔵庫10は電源30に接続されており、
表示装置20はインタフェイス205を介して冷蔵庫1
0と接続され、該冷蔵庫10が出力した各種信号を入力
され、また、冷蔵庫10を介して駆動のための電力を得
る。
【0031】図5は、表示装置20の動作処理を説明す
るためのフローチャートである。CPU201は、入/
切スイッチ211が操作されたか否かを判定し(S1
1)、操作されなかった場合は(S11でNO)、S1
1へ処理を戻す。入/切スイッチ211が操作された場
合(S11でYES)、CPU201は有機EL表示パ
ネル231を点灯させ(S12)、タイマ204を用い
て経過時間の計時を開始する(S13)。
【0032】次いで、CPU201は、入/切スイッチ
211が操作されたか否かを判定し(S14)、操作さ
れなかった場合は(S14でNO)、タッチパネル21
2のキー部21aが操作されたか否かを判定する(S1
5)。操作された場合(S15でYES)、CPU20
1は、タイマ204をリセットして経過時間の計時を0
から再開し(S16)、処理をS14へ戻す。タッチパ
ネル212のキー部21aが操作されなかった場合(S
15でNO)、CPU201は、タイマ204で計時し
ている経過時間が3分を経過したか否かを判定し(S1
7)、経過していない場合は(S17でNO)、処理を
S14へ戻す。入/切スイッチ211が操作された場合
(S14でYES)又は前記経過時間が3分を経過した
場合(S17でYES)、CPU201は有機EL表示
パネル231を消灯させ(S18)、S11へ処理を戻
す。
【0033】以上のような冷蔵庫10は、入/切スイッ
チ211を操作することによって表示部23をオン/オ
フし、また、表示部23がオンになっている場合、最後
に入/切スイッチ211又はキー部21aが操作されて
から一定時間(この場合3分)が経過した時に表示部2
3をオフにする。このため、表示装置20の消費電力を
低減でき、また、装置を構成する部品の寿命が短縮され
ることを抑制できる。また、表示部23がオンになって
いる場合は、表示画面23aに日付又は時刻等の情報が
表示され、オフになっている場合は、表示画面23aを
覆うようにして鏡が存在する。このため、無表示の表示
画面23aがユーザの目に触れることによって冷蔵庫1
0が故障したのではないかとユーザが勘違いすることを
防止でき、更に、鏡によって冷蔵庫10の美観を向上す
ることができる。
【0034】なお、表示部23のオン/オフを、冷蔵庫
10の扉11の開閉、又はタイマ204を用いてユーザ
が設定した時刻又は経過時間後に行っても良い。この場
合、ユーザに対し、効率良く情報を報知することができ
る。また、タッチパネル212又は入/切スイッチ21
1を用いず、例えば、表示装置20とは別体のリモート
コントローラを用いて操作部を構成しても良い。更に、
表示装置20を、冷蔵庫10の扉ではなく、扉と扉との
隙間、側面、又は天板等に設置しても良い。
【0035】実施の形態 2.図6は、本発明の実施の
形態2に係る表示装置20を備える冷蔵庫10の斜視図
である。本実施の形態では、冷蔵庫10の扉11の外面
側に、表示画面24aを備える表示装置20が備えられ
ている。図7は、表示装置20の正面図である。表示装
置20の本体中央部には、透光性を有するタッチパネル
212とハーフミラー252とに覆われた表示画面24
aが備えられている。タッチパネル212には、キー部
21a,21a,…が設けられている。表示画面24a
には、通常、日付と現在の時間とが表示され、また、
「食品メモ」「伝言」「生活メモ」「タイマ」が表示し
てあり、夫々にタッチパネル212を用いてキー部21
a,21a,…が設けられている。
【0036】ユーザは、ハーフミラー252が鏡として
機能している場合に入/切スイッチ211を操作するこ
とによって表示画面24aを見易い明るさに明るくし、
このとき表示画面24aに表示された情報を見ることが
でき、キー部21a,21a,…を操作することができ
る。また、表示画面24aに情報が表示されている場合
に入/切スイッチ211を操作することによって表示画
面24aを暗くし、このときハーフミラー252を鏡と
して機能させることができる。更に、表示画面24aが
薄明るい場合に入/切スイッチ211又はキー部21
a,21a,…を操作することによって表示画面24a
を見易い明るさに明るくすることができる。
【0037】図8は、表示装置20が備える表示部24
の縦断面図である。表示部24は、表示画面24aを有
する液晶表示パネル241と該液晶表示パネル241を
照明するバックライト242とを用いてなる。表示部2
4は、ハーフミラー252を介して、タッチパネル21
2を用いてなる操作部21と一体的に設けられている。
【0038】液晶表示パネル241は表示装置20の内
部側に配置され、液晶表示パネル241の更に内部側に
バックライト242が配置され、液晶表示パネル241
の一面(表示画面24a)を覆うようにして液晶表示パ
ネル241の面積と等しい面積を有するシート状のハー
フミラー252が配置され、ハーフミラー252を覆う
ようにしてハーフミラー252の面積と等しい面積を有
するタッチパネル212が配置されている。ハーフミラ
ー252は、バックライト242が発光し、液晶表示パ
ネル241を透過して入射した光43を、タッチパネル
212を介して外部へ透過し、タッチパネル212を透
過して外部から入射した光44を、タッチパネル212
を介して外部へ反射する。
【0039】図9は、表示装置20のブロック図であ
る。図中201は、表示装置20の主制御部であるCP
Uであり、該CPU201は装置各部に接続され、RO
M202に格納された制御プログラムに従って各部を制
御する。タイマ204は、表示画面24aに表示させる
ための日時を計時し、また、CPU201に制御され
て、所定のタイミングで、又はユーザがタイマ機能を用
いるための所定のキー部21aを操作された時に、経過
時間の計時を開始/停止を行なう。
【0040】表示制御部206は、CPU201に制御
されて、バックライト242を第1光強度(表示画面2
4aに表示されている情報をユーザが見易い光の強さ)
又は第1光強度より弱い第2光強度(ハーフミラー25
2が半透明の鏡状に見える光の強さ)で発光させ、所要
の情報を液晶表示パネル241の表示画面24aに表示
させる、又は、バックライト242を消灯させる。CP
U201は、表示制御部206を介してバックライト2
42が発光しているか否かを判定し、また、入/切スイ
ッチ211又はキー部21a,21a,…が操作された
か否かを判定し、入/切スイッチ211又はキー部21
a,21a,…が操作された時からの経過時間をタイマ
204で計時し、前記経過時間が1分又は3分を経過し
たか否かを判定し、更に、記憶部203に表示すべき情
報が記憶してあるか否かを判定する。
【0041】CPU201は、バックライト242が発
光していない場合、入/切スイッチ211が操作された
とき、バックライト242を第1光強度で発光させて表
示画面24aを明るくし、記憶部203に前記情報が記
憶してあるとき、バックライト242を第2光強度で発
光させて表示画面24aを薄明るくする。バックライト
242が発光している場合、前記経過時間が1分を経過
したとき、又は、入/切スイッチ211が操作され、前
記情報が記憶部203に記憶されているとき、バックラ
イト242を第2光強度で発光させて表示画面24aを
薄明るくし、入/切スイッチ211が操作され、又は、
前記経過時間が3分を経過し、前記情報が記憶部203
に記憶されていないとき、バックライト242を消灯さ
せて表示画面24aを暗くする(ハーフミラー252を
鏡として機能させる)。その他、実施の形態1に対応す
る部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
【0042】図10及び図11は、表示装置20の動作
処理を説明するためのフローチャートである。CPU2
01は、入/切スイッチ211が操作されたか否かを判
定し(S31)、操作されなかった場合は(S31でN
O)、記憶部203に表示すべき情報が記憶してあるか
否かを判定する(S32)。記憶してある場合(S32
でYES)、CPU201は、バックライト242を第
2光強度で薄明るく点灯させ(S33)、記憶していな
い場合は(S32でNO)、S31へ処理を戻す。入/
切スイッチ211が操作された場合(S31でYE
S)、CPU201はバックライト242を第1光強度
で明るく点灯させ(S34)、タイマ204を用いて経
過時間の計時を開始する(S35)。
【0043】次いで、CPU201は、入/切スイッチ
211が操作されたか否かを判定し(S36)、操作さ
れた場合は(S36でYES)、記憶部203に表示す
べき情報が記憶してあるか否かを判定する(S37)。
記憶してある場合(S37でYES)、CPU201
は、バックライト242を第2光強度で薄明るく発光さ
せ(S38)、記憶していない場合は(S37でN
O)、バックライト242を消灯し(S39)、S31
へ処理を戻す。
【0044】入/切スイッチ211が操作されなかった
場合(S36でNO)、CPU201は、タッチパネル
212のキー部21aが操作されたか否かを判定し(S
40)、操作された場合は(S40でYES)タイマ2
04をリセットして経過時間の計時を0から再開し(S
41)、処理をS36へ戻す。タッチパネル212のキ
ー部21aが操作されなかった場合(S40でNO)、
CPU201は、タイマ204で計時している経過時間
が1分を経過したか否かを判定し(S42)、経過して
いない場合は(S42でNO)、処理をS36へ戻す。
【0045】前記経過時間が1分を経過した場合(S4
2でYES)、CPU201はバックライト242を第
2光強度で薄明るく点灯させ(S43)、次いで、タッ
チパネル212のキー部21aが操作されたか否かを判
定する(S51)。操作された場合(S51でYE
S)、CPU201は、バックライト242を第1光強
度で明るく発光させ(S58)、タイマ204をリセッ
トして経過時間の計時を0から再開し(S59)、処理
をS36へ戻す。タッチパネル212のキー部21aが
操作されなかった場合(S51でNO)、CPU201
は、入/切スイッチ211が操作されたか否かを判定す
る(S52)。操作されなかった場合(S52でN
O)、CPU201は、前記経過時間が3分を経過した
か否かを判定し(S53)、経過しなかった場合は(S
53でNO)、処理をS51へ戻す。入/切スイッチ2
11が操作された場合(S52でYES)又は前記経過
時間が3分を経過した場合(S53でYES)、CPU
201は、記憶部203に表示すべき情報が記憶してあ
るか否かを判定し(S54)、記憶していない場合は
(S54でNO)、バックライト242を消灯し(S5
5)、S31へ処理を戻す。
【0046】S33でバックライト242を第2光強度
で薄明るく点灯させた後、又は、S38でバックライト
242を第2光強度で薄明るく発光させた後、あるい
は、記憶部203に前記情報が記憶してある場合(S5
4でYES)、CPU201は液晶表示パネル241の
表示画面24aに前記情報を表示し(S56)、入/切
スイッチ211又はタッチパネル212のキー部21a
が操作されたか否かを判定する(S57)。操作されな
かった場合(S57でNO)、CPU201は処理をS
57へ戻して操作されるまで待機し、操作された場合は
処理をS58ヘ移す。
【0047】以上のような冷蔵庫10は、ユーザがキー
部21a,21a,…を操作中はバックライト242を
明るく発光させて表示画面24aに表示された情報をユ
ーザが見易いようにし、ユーザがキー部21a,21
a,…を操作していない場合は、最後にキー部21aが
操作されてから1分後にバックライト242を薄明るく
発光させてハーフミラー252を半透明の鏡状にし、3
分後にバックライト242を消灯してハーフミラー25
2を鏡状にする。このため、無表示の表示画面24aに
よって冷蔵庫が故障したのではないかとユーザが勘違い
することを防止でき、更に、鏡によって冷蔵庫の美観を
向上することができる。更に、表示装置20の消費電力
を低減でき、また、装置を構成する部品の寿命が短縮さ
れることを抑制できる。
【0048】また、記憶部203に、表示画面24aに
表示すべき情報(ユーザに報知すべき情報)が記憶して
ある場合は、バックライト242が消灯中であっても、
バックライト242が発光中に表示部24を消灯すべく
ユーザが入/切スイッチ211を操作した場合であって
も、最後に入/切スイッチ211又はキー部21aが操
作されてから3分が経過した場合であっても、バックラ
イト242を薄明るく発光させてハーフミラー252を
半透明の鏡状にし、前記情報を表示画面24aに表示す
る。このため、ユーザに対し、効率良く情報を報知する
ことができる。更に、タッチパネル212と液晶表示パ
ネル241との間にハーフミラー252を配置すること
によって、タッチパネル212を操作することによって
ハーフミラー252の形状に歪みが生じることを防止で
き、ハーフミラー252が鏡として機能している場合に
歪んだ鏡面を生じることを防止できる。
【0049】
【発明の効果】本発明の表示装置によれば、光源を備
え、表示画面を覆うようにハーフミラーを配置してある
ことにより、又は、光源となる表示画面を備え、該表示
画面を覆うようにハーフミラーを配置してあることによ
り、光源が発光しているとき、ハーフミラーが光源から
の光を透過し、光源が発光していないとき、ハーフミラ
ーが外部から入射した光を反射するため、光源が発光し
ているときはユーザが表示画面に表示された情報を見る
ことができ、発光していないときはユーザがハーフミラ
ーを鏡として用いることができ、表示画面は見えない。
このため、無表示の表示画面によって、前記表示装置又
は該表示装置を備える電気機器が故障したのではないか
とユーザが勘違いすることを防止でき、更に、鏡によっ
て前記表示装置又は前記電気機器の美観を向上すること
ができる。
【0050】また、光源を備え、液晶表示手段を用いて
なる表示画面を覆うようにハーフミラーを配置してある
ことにより、光源が発光しているとき、ハーフミラーが
光源からの光を透過し、光源が発光していないとき、ハ
ーフミラーが外部から入射した光を反射するため、光源
が発光しているときはユーザが液晶表示手段の表示画面
に表示された情報を見ることができ、発光していないと
きはユーザがハーフミラーを鏡として用いることがで
き、前記表示画面は見えない。このため、無表示の表示
画面によって、前記表示装置又は該表示装置を備える電
気機器が故障したのではないかとユーザが勘違いするこ
とを防止でき、更に、鏡によって前記表示装置又は前記
電気機器の美観を向上することができる。
【0051】また、表示画面を覆うようにタッチパネル
を配置してあることにより、ハーフミラーと表示画面と
の間に、又は、ハーフミラーの外面側に、表示画面を覆
うように透光性を有するタッチパネルが配置してあるた
め、該タッチパネルを用いて操作部を構成する場合、表
示画面と一体的な操作部を構成することができる。ま
た、ハーフミラーの外面側にタッチパネルを配置する場
合、ハーフミラーを介してタッチパネルを操作する必要
がないため、タッチパネルを操作することによってハー
フミラーの形状に歪みが生じることを防止でき、ハーフ
ミラーが鏡として機能している場合に歪んだ鏡面を生じ
ることを防止できる。
【0052】また、光源の点灯又は消灯を制御する制御
部を備えることにより、所定の条件が成立したか否かを
制御部が判定し、前記条件が成立した場合に光源を点灯
又は消灯させるため、消費電力を低減でき、また、装置
を構成する部品の寿命が短縮されることを抑制でき、更
に、ユーザに対し、効率良く情報を報知することができ
る。また、光源が発する光の強さを制御する制御部を備
えることにより、所定の条件が成立したか否かを制御部
が判定し、前記条件が成立した場合に光源が発光する光
の強さを変更するため、消費電力を低減でき、また、装
置を構成する部品の寿命が短縮されることを抑制でき、
更に、ユーザに対し、効率良く情報を報知することがで
きる。
【0053】また、報知すべき情報が記憶部に記憶して
あるか否かによって光源を点灯又は消灯させることによ
り、一定の条件が成立した場合にユーザに報知すべき情
報を記憶部に記憶してあり、制御部が、前記条件が成立
したと判定した場合に、表示すべき情報が記憶部に記憶
してあると判定して光源を点灯させ、前記条件が成立し
ていないと判定した場合に、前記情報が記憶部に記憶さ
れていないと判定して光源を消灯させるため、消費電力
を低減でき、また、装置を構成する部品の寿命が短縮さ
れることを抑制でき、更に、ユーザに対し、効率良く情
報を報知することができる。
【0054】更に、本発明の冷蔵庫によれば、本発明の
表示装置を備えることにより、光源を備え、表示画面を
覆うようにハーフミラーを配置してあり、例えば扉を開
けることなくユーザが容易に表示画面を見ることができ
るよう表示画面を本体外面に配置してあるため、前記表
示装置の効果を得ることができる。即ち、光源が発光し
ているときはユーザが表示画面に表示された情報を見る
ことができ、発光していないときはユーザがハーフミラ
ーを鏡として用いることができ、ユーザには表示画面が
見えない。このため、無表示の表示画面によって、冷蔵
庫が故障したのではないかとユーザが勘違いすることを
防止でき、更に、鏡によって美観を向上することができ
る等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る表示装置を備える
冷蔵庫の斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る表示装置の正面図
である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る表示装置が備える
表示部の縦断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る表示装置のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る表示装置の動作処
理を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態2に係る表示装置を備える
冷蔵庫の斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る表示装置の正面図
である。
【図8】本発明の実施の形態2に係る表示装置が備える
表示部の縦断面図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係る表示装置のブロッ
ク図である。
【図10】本発明の実施の形態2に係る表示装置の動作
処理を説明するためのフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態2に係る表示装置の動作
処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 冷蔵庫 11 扉 20 表示装置 201 CPU 203 記憶部 212 タッチパネル 23a,24a 表示画面 231 有機EL表示パネル 241 液晶表示パネル 242 バックライト 251,252 ハーフミラー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面と光源とを備える表示装置にお
    いて、 前記表示画面を覆うようにハーフミラーが配置してある
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 光源となる表示画面を備える表示装置に
    おいて、 前記表示画面を覆うようにハーフミラーが配置してある
    ことを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示画面は、液晶表示手段を用いて
    なることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示画面を覆うようにタッチパネル
    が配置してあることを特徴とする請求項1乃至3の何れ
    かに記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記光源の点灯又は消灯を制御する制御
    部を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに
    記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、前記光源が発する光の強
    さを制御する手段を有することを特徴とする請求項1乃
    至5の何れかに記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 表示すべき情報を記憶する記憶部を備
    え、前記制御部は、前記記憶部に前記情報が記憶してあ
    るか否かを判定し、記憶してある場合は前記光源を点灯
    させ、記憶していない場合は前記光源を消灯させること
    を特徴とする請求項5又は6に記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載の表示装
    置を備え、外面に表示画面が配置してあることを特徴と
    する冷蔵庫。
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