JP2003248407A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2003248407A
JP2003248407A JP2002049822A JP2002049822A JP2003248407A JP 2003248407 A JP2003248407 A JP 2003248407A JP 2002049822 A JP2002049822 A JP 2002049822A JP 2002049822 A JP2002049822 A JP 2002049822A JP 2003248407 A JP2003248407 A JP 2003248407A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
image forming
heat pipe
cleaning
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002049822A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Takematsu
浩二 竹松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002049822A priority Critical patent/JP2003248407A/ja
Publication of JP2003248407A publication Critical patent/JP2003248407A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーニングブレードの均熱化と冷却を、ク
リーニングブレードと感光ドラムのニップ部にエアーを
吹きつけることなく実現し、高品位な出力画像を得るこ
とができる画像形成装置を提供することにある。 【解決手段】 ヒートパイプをクリーニングブレードに
配設して、ヒートパイプの放熱部をクリーニング装置外
側のエアダクト内に設けたことによって、感光ドラムと
ブレード間のニップ部へエアーが流入することが防止す
ることができる。またヒートパイプの冷却手段としてペ
ルチェ素子を使うことで、クリーニングブレードの均熱
化と冷却をさらに実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、レーザープ
リンター、レーザーFAX等の画像形成装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機において潜像を形成する手
段として感光ドラムを用いている。感光ドラムは一次帯
電器による表面電位初期化、書き込み光学系による潜像
形成の後、現像手段により潜像に現像剤であるトナーを
付着させることで顕在化させ、顕在化した画像は、転写
手段によりシート材に転写される。転写手段によりシー
ト材に転写されるトナーは100%ではなく、感光ドラ
ム表面に少量残留してしまうため、残留トナーを感光ド
ラム表面から清掃除去するためにクリーニング手段を用
いている。廃棄残留トナーの清掃方法としては、感光ド
ラム表面にウレタンゴムなどからなる弾性体のブレード
のエッジを当接し、感光ドラム表面の残留トナーをかき
とる方法が一般的で、多くの複写機に用いられている。
しかしながら、このようなブレードの配置方式では、ブ
レードのエッジ部分と感光ドラム表面との間で摩擦が大
きくなることは免れず、近年の複写機の高速化により感
光ドラムの周速が上昇したことによる摩擦の増大や、定
着装置による高温な空気の影響により、ブレード自身の
温度上昇を引き起こす可能性がある。このため、クリー
ニング装置内のトナーが溶融、凝集し、回収トナーの機
外排出が困難になるほか、ブレードに残存したトナーが
凝集することにより、ブレードの振動が生じたり、ブレ
ードエッジが反転するブレードめくれが発生しクリーニ
ング不良を発生したり、ブレードエッジ、感光ドラム表
面を損傷したりするおそれがあり、クリーニング性能を
著しく低下させる可能性があった。
【0003】このような問題を回避する手段としては、
特開平4−369678号公報において図4に示すよう
に、ファンによるエアー吹き付けによって、クリーニン
グブレードの温度上昇を防止する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファン
によるエアー吹き付けを行うことにより、画像形成装置
本体内部でのトナーの飛散が起こりやすく、露光部への
汚れなど、作像系へ悪影響による画質低下などを引き起
こす恐れがある。
【0005】そこで本発明は、従来の前記課題を解決す
るものであり、本発明の目的は、クリーニングブレード
の均熱化と冷却を、クリーニングブレードと感光ドラム
のニップ部にエアーを吹き付けることなく実現し、画像
出力を高速で且つ連続して行った場合でも温度上昇によ
る出力画像品位低下を防ぎ、高品位な出力画像を得るこ
とができる画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本出願に係る請求項1記載の発明は、像担持体、及び、
前記像担持体に当接する弾性体のブレードを有するクリ
ーニング装置を有した画像形成装置において、前記ブレ
ード近傍にヒートパイプを当接させ、前記ヒートパイプ
は、前記ブレード近傍の長手方向端部から少なくとも一
方が突出しており、前記突出部に冷却手段を設けたこと
を特徴とする。
【0007】本出願に係る請求項2記載の発明は、請求
項1記載の発明において、前記冷却手段は、送風手段と
送風路から成ることを特徴とする。
【0008】本出願に係る請求項3記載の発明は、請求
項1記載の発明において、前記冷却手段として、ペルチ
ェ素子を用いていることを特徴とする。
【0009】本出願に係る請求項4記載の発明は、請求
項1記載の発明において、前記冷却手段は、送風手段と
送風路と、ペルチェ素子を用いていることを特徴とす
る。
【0010】上記構成によれば、ヒートパイプをクリー
ニングブレードに配設して、ヒートパイプの放熱部をク
リーニング装置外側のエアダクト内に設けたことによっ
て、クリーニングブレードの均熱化と冷却を、クリーニ
ングブレードと感光ドラムのニップ部にエアーを吹き付
けることなく実現し、画像出力を高速で且つ連続して行
った場合でも、温度上昇による出力画像品位低下を防
ぎ、高品位な出力画像を得ることが可能である。さら
に、冷却手段としてペルチェ素子を使うことで、クリー
ニングブレードの均熱化と冷却をさらに実現でき、より
高速な画像形成装置においても、画像品位低下の防止と
高品位な画像の両立を実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】(第一の実施形態)図1は本発明
の実施形態である、クリーニング装置1を備えた画像形
成装置Aを示している。図2aは第1の実施形態である
クリーニング装置1の上視図を示し、図2bはその断面
図を示している。図2a、図2bにおいてクリーニング
装置1には、残留トナーを表面に形成しているマグネッ
トローラー10が備えられており、その表面に形成した
トナー層を感光ドラム長手方向に接触させて、感光ドラ
ム表面にトナーを再コートしている。残留トナーを感光
ドラム2の長手方向に再コートすることでブレード3と
感光ドラム2の摩擦が長手方向で安定するためブレード
3の振動を防止できる。残留トナーは再コートされたト
ナーとともにブレード3によりかきとられ、マグネット
ローラー10で回収される。マグネットローラー10に
回収されたトナー層を形成するのに余分な残留トナー
は、図示しない搬送スクリューによって、図示しないト
ナー回収容器へ搬送する。
【0012】クリーニングブレード3には長手方向にヒ
ートパイプ6が配設されている。ヒートパイプ6はクリ
ーニング装置後側にあるエアダクト9の内側まで伸びて
おり、ヒートパイプ6の端部近傍にはペルチェ素子7と
ヒートシンク5がエアダクト内に配設されている。ペル
チェ素子7の吸熱側はヒートパイプ側に接しており、放
熱側はヒートシンク5と接している。ヒートシンク5
は、エアダクト内に配設したファン8によりエアーが吹
き付けられている。エアダクト9とヒートパイプ6の接
合部はエアダクトシール材9aにより完全に密閉されて
おりエアーの流出入はない。
【0013】この構成によれば、感光ドラム2の回転に
よる、感光ドラム2とブレード3間のニップ部3aにお
いて発生する摩擦熱を、ヒートパイプ6で熱移動させ、
ニップ部3aより離れた部分での冷却が可能になる。ま
たエアダクト9内でファン8のエアーを流すことによ
り、感光ドラム2とブレード3間のニップ部3aへ、フ
ァン8のエアーが流入することが遮断されるため、ニッ
プ部3a付近でのトナーの飛散を防止することができ
る。
【0014】なお前記構成においては、ヒートパイプ6
をブレード3長手方向配設していたが、図3a、図3b
に示すように、ヒートパイプ6をブレード支持板4長手
方向に配設するようにしてもよい。なお図3aはクリー
ニング装置1の上視図を示し、図3bはその断面図を示
している。
【0015】また、ヒートシンク5に送風するファン8
の代わりに、画像形成装置内の他のファンからのエアー
を利用してもよい。
【0016】さらにヒートシンク部は、エアダクト9内
に配置されていたが、熱の遮断という観点から見ると、
エアダクト9内の代わりに本体後側板の外側に配置され
ていても良い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、ヒートパイプをク
リーニングブレードに配設して、ヒートパイプの放熱部
をクリーニング装置外側のエアダクト内に設けたことに
よって、感光ドラムとブレード間のニップ部へエアーが
流入することが防止することができる。これによりクリ
ーニングブレードの均熱化と冷却を、クリーニングブレ
ードと感光ドラムのニップ部にエアーを吹き付けること
なく実現し、画像出力を高速で且つ連続して行った場合
でも、温度上昇による出力画像品位低下を防ぎ、高品位
な出力画像を得ることが可能である。さらに、冷却手段
としてペルチェ素子を使うことで、クリーニングブレー
ドの均熱化と冷却をさらに実現でき、より高速な画像形
成装置においても、画像品位低下の防止と高品位な画像
の両立を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクリーニング装置を備えた画像形成装
置の正面断面図。
【図2】(a)は本発明の第1の実施形態に係るクリー
ニング装置を説明する上視図。(b)は本発明の第1の
実施形態に係るクリーニング装置を説明する断面図。
【図3】(a)は本発明の第1の実施形態に係るクリー
ニング装置を説明する上視図。(b)は本発明の第1の
実施形態に係るクリーニング装置を説明する断面図。
【図4】従来のクリーニング装置を説明する断面図。
【符号の説明】
1 クリーニング装置 2 感光ドラム 3 クリーニングブレード 3a ニップ部 4 ブレード支持板 5 ヒートシンク 6 ヒートパイプ 7 ペルチェ素子 8 ファン 9 エアダクト 9a エアダクトシール材 10 マグネットローラー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体、及び、前記像担持体に当接す
    る弾性体のブレードを有するクリーニング装置を有した
    画像形成装置において、前記ブレード近傍にヒートパイ
    プを当接させ、前記ヒートパイプは、前記ブレード近傍
    の長手方向端部から少なくとも一方が突出しており、前
    記突出部に冷却手段を設けたことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記冷却手段は、送風手段と送風路から
    成ることを特徴とする、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却手段として、ペルチェ素子を用
    いていることを特徴とする、請求項1記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記冷却手段は、送風手段と送風路と、
    ペルチェ素子を用いていることを特徴とする、請求項1
    記載の画像形成装置。
JP2002049822A 2002-02-26 2002-02-26 画像形成装置 Withdrawn JP2003248407A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002049822A JP2003248407A (ja) 2002-02-26 2002-02-26 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002049822A JP2003248407A (ja) 2002-02-26 2002-02-26 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003248407A true JP2003248407A (ja) 2003-09-05

Family

ID=28662238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002049822A Withdrawn JP2003248407A (ja) 2002-02-26 2002-02-26 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003248407A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007101787A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Toshiba Tec Corp 画像形成装置
JP2007328272A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007101787A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Toshiba Tec Corp 画像形成装置
JP2007328272A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5250343B2 (ja) 画像形成装置および画像形成ユニット
JP5392617B2 (ja) 画像形成装置
JP6587474B2 (ja) 画像形成装置
JP2006208996A (ja) 画像形成装置
JP2003248407A (ja) 画像形成装置
JPH1195511A (ja) 画像表示装置
JP2006208673A (ja) 画像形成ユニットおよび画像形成装置
JP2006208812A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2003241597A (ja) 湿式プリンタの感光ドラムクリーニング装置
JP2005266249A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP6536831B2 (ja) 画像形成装置
JP2009223122A (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2006139045A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2007101787A (ja) 画像形成装置
JP2002072597A (ja) 画像形成装置
JP2020060743A (ja) 画像形成装置
JPS63144371A (ja) 現像装置
JP2005227610A (ja) 冷却方法およびこれを実施する画像形成装置
JP2759578B2 (ja) 定着装置
JP5605689B2 (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JPH0680475B2 (ja) 複写機のクリ−ニング装置
JP3839952B2 (ja) クリーニング装置および画像形成装置
JP2744372B2 (ja) 電子写真式記録装置
JP2004212570A (ja) 画像形成装置
JP2011164477A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510