JP2003247259A - 局部洗浄装置 - Google Patents

局部洗浄装置

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JP2003247259A JP2002048762A JP2002048762A JP2003247259A JP 2003247259 A JP2003247259 A JP 2003247259A JP 2002048762 A JP2002048762 A JP 2002048762A JP 2002048762 A JP2002048762 A JP 2002048762A JP 2003247259 A JP2003247259 A JP 2003247259A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 局部洗浄用の洗浄ノズル洗浄ノズルに付着し
た汚れを確実に落とす。 【解決手段】 洗浄液保持部30と、給水口から局部へ
洗浄水を噴出するための洗浄ノズル22,23ヘ至る給
水経路の途中に配設されて洗浄液保持部30からの洗浄
液を洗浄水に混合する洗浄液混合部33と、洗浄水や洗
浄水と洗浄液との混合液を局部に向けて噴射する上記洗
浄ノズル22,23と、これらの動作を制御する制御部
Cとを備える。また、給水経路における洗浄液混合部3
3と洗浄ノズル22,23との間に配した流路切換部2
0を介して混合液が供給されて洗浄ノズル22,23に
向けて混合液を噴射するノズル洗浄用ノズル21を備え
る。洗浄液が洗浄水に混合された混合液をノズル洗浄用
ノズル21にも供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人体局部を洗浄する
ための局部洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】局部洗浄装置は、局部洗浄機構を有する
局部洗浄装置本体と、使用者が洗浄方法等を選択操作す
るための操作部と、操作部からの信号に応じて便座温度
や洗浄水温度や洗浄流量等を制御するための制御回路
と、使用者が座るための便座とで構成され、温水タンク
と局部洗浄用の洗浄ノズルとを備えた局部洗浄装置本体
は、操作部からの指示に基づいて、温水タンク内の温水
を洗浄ノズルから局部に向けて噴射して局部の洗浄を行
う。
【0003】このような局部洗浄装置において、局部洗
浄をより衛生的に行うために、洗浄用の温水に洗浄液を
混合して洗浄ノズルから噴射するようにしたものが提供
されている。
【0004】また、局部洗浄用の洗浄ノズルの他に、洗
浄ノズルに対して洗浄水を噴射するノズル洗浄用ノズル
を備えて、洗浄ノズルの洗浄を行うことができるように
したものや、便器内面に対して洗浄水を噴射する便器洗
浄用ノズルを備えたものなども提供されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のノズル洗浄用ノ
ズルや便器洗浄用ノズルを備えたものでは、これらから
噴射する洗浄水は、洗浄ノズルに至る給水経路とは別系
統の給水経路から得ており、単なる水による洗浄であっ
たことから、洗浄ノズルや便器などに付着した便等の汚
れ(特にこの汚れに含まれる油分)を完全に落とすこと
ができなかった。温水タンクを経由した水をノズル洗浄
用ノズルや便器洗浄用ノズルに供給することで、汚れを
落としやすくしたものもあるが、上記油分に対しては依
然として不十分である。
【0006】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは洗浄ノズルの洗浄や便
器内面の洗浄についても洗浄液による洗浄を行うこと
で、洗浄ノズルや便器内面に付着した汚れを確実に落と
すことができるようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、洗剤
等の洗浄液を保存するための洗浄液保持部と、給水口か
ら局部へ洗浄水を噴出するための洗浄ノズルヘ至る給水
経路の途中に配設されて洗浄液保持部からの洗浄液を洗
浄水に混合する洗浄液混合部と、洗浄水や洗浄水と洗浄
液との混合液を局部に向けて噴射する上記洗浄ノズル
と、これらの動作を制御する制御部とを備えた局部洗浄
装置において、給水経路における洗浄液混合部と洗浄ノ
ズルとの間に配した流路切換部を介して混合液が供給さ
れて洗浄ノズルに向けて混合液を噴射するノズル洗浄用
ノズルを備えていることに主たる特徴を有している。洗
浄液が洗浄水に混合されている混合液をノズル洗浄用ノ
ズルにも供給できるようにしたものである。
【0008】給水経路を通じてノズルに送られる液に対
して気泡を混合する空気混合部を備えたものであっても
よい。
【0009】上記制御部は、ノズル洗浄用ノズルからの
混合液の噴射の後にノズル洗浄用ノズルに洗浄水を供給
して洗浄水を噴射させるものであったり、局部洗浄用の
スイッチ操作に連動して洗浄ノズルからの洗浄水もしく
は混合液の噴射に先立って、または及び洗浄ノズルから
の洗浄水もしくは混合液の噴射の直後に、ノズル洗浄用
ノズルから洗浄ノズルに向けて混合液を噴射させるもの
であったり、人体の検知用の人体検知センサを有して、
制御部が人体検知センサによる人体の離座検知信号に基
づいてノズル洗浄用ノズルから洗浄ノズルに向けて混合
液を噴射させるものであってもよい。
【0010】また本発明は、洗剤等の洗浄液を保存する
ための洗浄液保持部と、給水口から局部へ洗浄水を噴出
するための洗浄ノズルヘ至る給水経路の途中に配設され
て洗浄液保持部からの洗浄液を洗浄水に混合する洗浄液
混合部と、洗浄水や洗浄水と洗浄液との混合液を局部に
向けて噴射する洗浄ノズルと、これらの動作を制御する
制御部とを備えた局部洗浄装置において、給水経路にお
ける洗浄液混合部と洗浄ノズルとの間に配した流路切換
部を介して混合液が供給されて便器内面に向けて混合液
を噴射する便器洗浄用ノズルを備えていることに他の特
徴を有している。洗浄液が洗浄水に混合されている混合
液を便器洗浄用ノズルにも供給できるようにしたもので
ある。
【0011】このものにおいても、給水経路を通じてノ
ズルに送られる液に対して気泡を混合する空気混合部を
備えたものとするのが好ましい。
【0012】また上記制御部は、便器洗浄用ノズルから
の混合液の噴射の後に便器洗浄用ノズルに洗浄水を供給
して洗浄水を噴射させるものであったり、人体の検知用
の人体検知センサを有して制御部が人体検知センサによ
る人体の着座検知信号に基づいて便器洗浄用ノズルから
便器内面に向けて混合液を噴射させるものであったり、
人体検知センサによる人体検知信号が入らない時間が所
定時間を越えた時、便器洗浄用ノズルから便器内面に向
けて混合液を噴射させるものであってもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、図1に示すように、水道等の水源
1と洗浄用のノズル部2とをつなぐ給水経路中に、給水
加熱用のヒータを備えた温水タンク12と水ポンプ13
と洗浄液混合部33と空気混合部43とをこの順に挿入
してある。
【0014】そして、ここでは上記ノズル部2として、
お尻洗浄ノズル22とビデ洗浄ノズル23の2つの局部
洗浄用の洗浄ノズルのほかに、便器内面を濡らしたり洗
浄したりするための便器洗浄用ノズル24と、お尻洗浄
ノズル22及びビデ洗浄ノズルを洗浄するためのノズル
洗浄用ノズル21とを備えたものを用いており、上記給
水経路に対し、これら4つのノズル21〜24はステッ
ピングモーターで駆動するロータリー切替弁のような流
路切替機構20を介して接続することで、洗浄水を各ノ
ズル21〜24に選択的に供給することができるように
してある。 図2及び図3はノズル部2の具体的構成の
一例を示しており、洗浄ノズル22,23としては給水
圧によって伸びた後に洗浄水を噴射するテレスコピック
型のものを、ノズル洗浄用ノズル21には図2に示すよ
うに複数箇所から洗浄水を噴射して収納状態にある洗浄
ノズル22,23に対して夫々斜め上方から洗浄水を当
てるものを、便器洗浄用ノズル24には図3に示すよう
に扇状に洗浄水を噴射して便器内面の広範囲に洗浄水を
当てるものを用いている。
【0015】上記洗浄液混合部33には、洗浄液タンク
30が逆止弁31と洗浄液供給ポンプ32とを介して接
続されており、洗浄液供給ポンプ32が作動する時、給
水経路を流れる洗浄水に洗浄液が混合される。また上記
空気混合部43にはエアポンプ40が接続されており、
エアポンプ40が作動する時、給水経路を流れる洗浄水
もしくは洗浄水と洗浄液との混合液に気泡が付加され
る。
【0016】従って、ノズル部2には温水である洗浄水
と、洗浄水に洗浄液を混合した混合液と、気泡を付加し
た洗浄水と、気泡を付加した混合液を供給することが可
能となっており、また、流路切替機構20による流路の
切替により、任意の液を任意のノズル21〜24に供給
することが可能となっている。
【0017】そして、該局部洗浄装置における各ポンプ
13,32,40と流路切替機構20とを制御する制御
回路Cは、局部洗浄にあたり、通常は気泡を付加した混
合液を洗浄ノズル22もしくは洗浄ノズル23から噴射
させることで局部の洗浄を行うが、該洗浄ノズル22,
23に際しては気泡を含んだ泡沫状混合液をノズル洗浄
用ノズル21から洗浄ノズル22,23に向けて噴射さ
せ、便器洗浄に際しては気泡を含んだ泡沫状混合液を便
器洗浄用ノズル24から便器に向けて噴射させる。
【0018】なお、空気混合部43やエアポンプ40を
備えていないものであってもよく、この場合は混合液を
洗浄ノズル22,23から噴射して局部洗浄を行い、混
合液をノズル洗浄ノズル21や便器洗浄用ノズル24か
ら噴射して洗浄ノズル22,23の洗浄や便器の洗浄を
行う。
【0019】いずれにしても、洗浄液を含んだ混合液を
ノズル部2から噴射することで、汚れ(特に油分)を洗
浄液(界面活性剤等)の洗浄力によって落とすことがで
きるものであり、また、混合液で表面が濡らされた洗浄
ノズル22,23や便器はその表面が滑りやすくなるた
めに、便等の汚れが付着しにくくなるものである。
【0020】そして、気泡を含んだ泡沫状混合液を噴射
する時は、泡の界面活性の働きを期待することができる
上に、泡沫状混合液を洗浄ノズル22,23や便器に柔
らかく当てた時、洗浄ノズル22,23や便器の表面に
気泡層がしばらく留まることになるために、便等の汚れ
がより付着しにくくなるものである。
【0021】そして、ここではノズル洗浄用ノズル21
による洗浄ノズル22,23の洗浄と、便器洗浄用ノズ
ル24による便器の洗浄とは、便器への着座及び離座
と、前記操作部に配された局部洗浄のための洗浄スイッ
チのオンオフ動作に連動して自動的になされるようにし
ている。
【0022】図5はこの場合の制御の一例を示してお
り、人体の検知用の人体検知センサSによる便座への着
座検知により、制御回路Cはまず泡沫状混合液Aを便器
洗浄用ノズル24から吐出し、次いで気泡を含んだ洗浄
水B(洗浄液は混合されていない)を便器洗浄用ノズル
24から吐出することで便器内面を濡らす。
【0023】そして使用者が局部洗浄用の洗浄開始スイ
ッチSW1をオンとすれば、制御回路Cはまずノズル洗
浄用ノズル21に泡沫状混合液Aを供給して洗浄ノズル
22,23を洗浄させ、次いで気泡を含んだ洗浄水Bを
ノズル洗浄用ノズル21に供給して洗浄ノズル22,2
3を洗浄させる。このプレ洗浄が終われば、制御回路C
はユーザーが指定した洗浄ノズル22,23に洗浄水
(洗浄水だけであっても混合液であっても泡沫状混合液
であっても気泡を含ませた洗浄水であってもよい)を供
給する局部洗浄動作を行わせる。図中のTがこの局部洗
浄動作期間である。
【0024】そしてユーザーが局部洗浄用の洗浄停止ス
イッチSW2をオンとすれば、制御回路Cはノズル部2
への洗浄水(洗浄液)の供給を止め、洗浄ノズル22,
23の収納動作に要する時間の後、制御回路Cはノズル
洗浄用ノズル21に泡沫状混合液Aを供給して洗浄ノズ
ル22,23を洗浄させ、次いで気泡を含んだ洗浄水B
をノズル洗浄用ノズル21に供給して洗浄ノズル22,
23を洗浄させる。
【0025】また、ここでは人体検知センサSが便座か
ら人体が離れたことの検知出力により、制御回路Cはノ
ズル洗浄用ノズル21から洗浄ノズル22,23に向け
て泡沫状混合液Aを噴射させ、続いて気泡を含んだ洗浄
水Bをノズル洗浄用ノズル21から洗浄ノズル22,2
3に向けて噴射させる。
【0026】図6に便器洗浄ルーチンに関するフローチ
ャートを、図7に局部洗浄に関するフローチャートを、
図8に洗浄ノズルの洗浄ルーチンに関するフローチャー
トを示す。
【0027】さらに便器の洗浄に関しては、ここでは図
9及び図10に示すように、人体検知センサSによる離
座信号の出力から所定時間t1(たとえば5分)が経過
した時点で、便器洗浄ノズル24から泡沫状混合液Aを
吐出させ、該吐出から便器が使用されることなくさらに
所定時間t2(例えば2時間)が経過すれば、便器洗浄
ノズル24から泡沫状混合液Aを吐出させるようにして
いる。
【0028】これは便器使用後の便器内面に残った汚れ
を分解するためであり、また便器内の封止水の上面に泡
の層を作ることで、封止水の喫水線に溶融成分が析出し
て汚れることを低減するためである。なお、上記所定時
間t2は、封止水の上面の泡の層が持続する時間に基づ
いて設定している。また、所定時間t2が経過するごと
に便器洗浄ノズル24から泡沫状混合液Aを吐出させる
ことは、洗浄液の無駄な使用を無くすために、所定回数
(たとえば3回)までに制限しておくことが望ましい。
【0029】ところで、上記の例において、泡沫状混合
液Aをノズル部2から吐出させた後、洗浄液を混合して
いない洗浄水Bをノズル部2から吐出させているのは、
洗浄液の固形成分がノズル部2に付着することによるノ
ズル部2の詰まりを防ぐためであり、図9に示した離座
後の便器洗浄に関しても、図6に示す便器洗浄ルーチン
を呼び出すことで、混合液Aの吐出に続いて洗浄水Bの
吐出を行っている。
【0030】なお、気泡を含んだ混合液A及び気泡を含
んだ洗浄水Bを用いる例を示したが、気泡を含んでいな
い混合液及び気泡を含んでいない洗浄水を用いるもので
あってもよい。
【0031】上記人体検知センサSは、便座への着座及
び便座からの離座を検知できるものであれば、どのよう
な形式のものを用いてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明においては、給水経
路における洗浄液混合部と洗浄ノズルとの間に配した流
路切換部を介して混合液が供給されて洗浄ノズルに向け
て混合液を噴射するノズル洗浄用ノズルを備えているこ
とから、洗浄液が洗浄水に混合されている混合液で洗浄
ノズルの洗浄を行うことができるものであり、洗浄水の
みで洗浄ノズルの洗浄を行う場合に比して、洗浄ノズル
に付着した汚れを確実に落とすことができて洗浄ノズル
を清潔に保つことができる。また、混合液で洗浄された
洗浄ノズルは、洗浄液の成分によって表面が滑りやすく
なるために、便等の汚れが付着しにくくなる。
【0033】このものにおいて、給水経路を通じてノズ
ルに送られる液に対して気泡を混合する空気混合部を備
えたものであってもよい。気泡を界面活性の働きによ
り、洗浄ノズルの洗浄効果が更に高くなるとともに、洗
浄ノズル表面に泡の層を作って汚れが付着しにくくなる
ようにできる。
【0034】そして、上記制御部がノズル洗浄用ノズル
からの混合液の噴射の後にノズル洗浄用ノズルに洗浄水
を供給して洗浄水を噴射させるものであれば、洗浄液の
固形成分によるところのノズル洗浄用ノズルの詰まりを
防ぐことができ、洗浄ノズルの洗浄機能を長期にわたり
安定して得ることができる。
【0035】また、上記制御部が局部洗浄用のスイッチ
操作に連動して洗浄ノズルからの洗浄水もしくは混合液
の噴射に先立って、または及び洗浄ノズルからの洗浄水
もしくは混合液の噴射の直後に、ノズル洗浄用ノズルか
ら洗浄ノズルに向けて混合液を噴射させるものであった
り、人体の検知用の人体検知センサを有して、制御部が
人体検知センサによる人体の離座検知信号に基づいてノ
ズル洗浄用ノズルから洗浄ノズルに向けて混合液を噴射
させるものであれば、洗浄ノズルの洗浄を自動的に且つ
効果的に行うことができ、洗浄ノズルを常に清潔に保つ
ことができる。
【0036】さらに本発明は、給水経路における洗浄液
混合部と洗浄ノズルとの間に配した流路切換部を介して
混合液が供給されて便器内面に向けて混合液を噴射する
便器洗浄用ノズルを備えていることから、洗浄液が洗浄
水に混合されている混合液で便器の洗浄も行うことがで
きるものであり、便器内面の汚れをより確実に落とすこ
とができるとともに、便器内面に汚れが付着しにくくす
ることができる。
【0037】このものにおいても、給水経路を通じてノ
ズルに送られる液に対して気泡を混合する空気混合部を
備えたものとすると、便器内の封止水上に気泡層を形成
することができるために、排便によるはね返りの低減
や、臭いの遮断等を行えるとともに封止水の喫水線に溶
融成分が析出して汚れることを低減することができる。
【0038】また上記制御部が便器洗浄用ノズルからの
混合液の噴射の後に便器洗浄用ノズルに洗浄水を供給し
て洗浄水を噴射させるものであれば、便器洗浄用ノズル
が洗浄液の固形成分の付着で詰まってしまうことを防ぐ
ことができ、便器の洗浄機能を長期にわたり安定して得
ることができる。
【0039】また人体の検知用の人体検知センサを有し
て制御部が人体検知センサによる人体の着座検知信号に
基づいて便器洗浄用ノズルから便器内面に向けて混合液
を噴射させるものであったり、人体検知センサによる人
体検知信号が入らない時間が所定時間を越えた時、便器
洗浄用ノズルから便器内面に向けて混合液を噴射させる
ものであれば、便器を常に清潔に保つとともに便器に汚
れが付着しにくい状態を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の配管図である。
【図2】同上のノズル部の斜視図である。
【図3】同上のノズル部の斜視図である。
【図4】(a)(b)(c)は同上の動作説明図である。
【図5】同上の動作の一例を示すタイムチャートであ
る。
【図6】同上の動作における便器洗浄ルーチンのフロー
チャートである。
【図7】同上の動作における局部洗浄動作のフローチャ
ートである。
【図8】同上の動作におけるノズル洗浄ルーチンのフロ
ーチャートである。
【図9】同上の便器洗浄動作の一例を示すタイムチャー
トである。
【図10】同上の離座後の便器洗浄ルーチンのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
給水経路 21 ノズル洗浄用ノズル 22 洗浄ノズル 23 洗浄ノズル 24 便器洗浄用ノズル 30 洗浄液タンク 33 洗浄液混合部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗剤等の洗浄液を保存するための洗浄液
    保持部と、給水口から局部へ洗浄水を噴出するための洗
    浄ノズルヘ至る給水経路の途中に配設されて洗浄液保持
    部からの洗浄液を洗浄水に混合する洗浄液混合部と、洗
    浄水や洗浄水と洗浄液との混合液を局部に向けて噴射す
    る上記洗浄ノズルと、これらの動作を制御する制御部と
    を備えた局部洗浄装置であって、給水経路における洗浄
    液混合部と洗浄ノズルとの間に配した流路切換部を介し
    て混合液が供給されて洗浄ノズルに向けて混合液を噴射
    するノズル洗浄用ノズルを備えていることを特徴とする
    局部洗浄装置。
  2. 【請求項2】 給水経路を通じてノズルに送られる液に
    対して気泡を混合する空気混合部を備えていることを特
    徴とする請求項1記載の局部洗浄装置。
  3. 【請求項3】 制御部はノズル洗浄用ノズルからの混合
    液の噴射の後にノズル洗浄用ノズルに洗浄水を供給して
    洗浄水を噴射させるものであることを特徴とする請求項
    1または2記載の局部洗浄装置。
  4. 【請求項4】 制御部は、局部洗浄用のスイッチ操作に
    連動して洗浄ノズルからの洗浄水もしくは混合液の噴射
    に先立って、または及び洗浄ノズルからの洗浄水もしく
    は混合液の噴射の直後に、ノズル洗浄用ノズルから洗浄
    ノズルに向けて混合液を噴射させるものであることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の局部洗浄
    装置。
  5. 【請求項5】 人体の検知用の人体検知センサを有して
    おり、制御部は人体検知センサによる人体の離座検知信
    号に基づいてノズル洗浄用ノズルから洗浄ノズルに向け
    て混合液を噴射させるものであることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかの項に記載の局部洗浄装置。
  6. 【請求項6】 洗剤等の洗浄液を保存するための洗浄液
    保持部と、給水口から局部へ洗浄水を噴出するための洗
    浄ノズルヘ至る給水経路の途中に配設されて洗浄液保持
    部からの洗浄液を洗浄水に混合する洗浄液混合部と、洗
    浄水や洗浄水と洗浄液との混合液を局部に向けて噴射す
    る洗浄ノズルと、これらの動作を制御する制御部とを備
    えた局部洗浄装置であって、給水経路における洗浄液混
    合部と洗浄ノズルとの間に配した流路切換部を介して混
    合液が供給されて便器内面に向けて混合液を噴射する便
    器洗浄用ノズルを備えていることを特徴とする局部洗浄
    装置。
  7. 【請求項7】 給水経路を通じてノズルに送られる液に
    対して気泡を混合する空気混合部を備えていることを特
    徴とする請求項6記載の局部洗浄装置。
  8. 【請求項8】 制御部は便器洗浄用ノズルからの混合液
    の噴射の後に便器洗浄用ノズルに洗浄水を供給して洗浄
    水を噴射させるものであることを特徴とする請求項6ま
    たは7記載の局部洗浄装置。
  9. 【請求項9】 人体の検知用の人体検知センサを有して
    おり、制御部は人体検知センサによる人体の着座検知信
    号に基づいて便器洗浄用ノズルから便器内面に向けて混
    合液を噴射させるものであることを特徴とする請求項6
    〜8のいずれかの項に記載の局部洗浄装置。
  10. 【請求項10】 人体の検知用の人体検知センサを有し
    ており、制御部は人体検知センサによる人体検知信号が
    入らない時間が所定時間を越えた時、便器洗浄用ノズル
    から便器内面に向けて混合液を噴射させるものであるこ
    とを特徴とする請求項6〜9のいずれかの項に記載の局
    部洗浄装置。
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