JP2003246410A - 自動倉庫の入出庫ステーション - Google Patents
自動倉庫の入出庫ステーションInfo
- Publication number
- JP2003246410A JP2003246410A JP2002049015A JP2002049015A JP2003246410A JP 2003246410 A JP2003246410 A JP 2003246410A JP 2002049015 A JP2002049015 A JP 2002049015A JP 2002049015 A JP2002049015 A JP 2002049015A JP 2003246410 A JP2003246410 A JP 2003246410A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- station
- loading
- load
- unloading
- slide fork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スタッカクレーンの動作工程を減少し、荷の出
入庫サイクルにかかる時間を短縮することができる自動
倉庫の入出庫ステーションを提供する。 【解決手段】隣り合う出庫ステーションST1と入庫ス
テーションST2からなる入出庫ステーションSTaに
おいて、出庫ステーションST1と入庫ステーションS
T2との間の荷受台10bの下部に、スタッカクレーン
のスライドフォーク7が伸長状態のまま一方のステーシ
ョンから他方のステーションへ移動可能な空間部Xを形
成することにより、移動工程におけるスライドフォーク
7の後退動作と伸長動作を省略して、出入庫サイクル時
間を短縮できる。
入庫サイクルにかかる時間を短縮することができる自動
倉庫の入出庫ステーションを提供する。 【解決手段】隣り合う出庫ステーションST1と入庫ス
テーションST2からなる入出庫ステーションSTaに
おいて、出庫ステーションST1と入庫ステーションS
T2との間の荷受台10bの下部に、スタッカクレーン
のスライドフォーク7が伸長状態のまま一方のステーシ
ョンから他方のステーションへ移動可能な空間部Xを形
成することにより、移動工程におけるスライドフォーク
7の後退動作と伸長動作を省略して、出入庫サイクル時
間を短縮できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動倉庫の入出庫
ステーションに関し、特に荷の出入庫におけるサイクル
時間の短縮を図るための構造に関するものである。
ステーションに関し、特に荷の出入庫におけるサイクル
時間の短縮を図るための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は入出庫ステーションを適用した自
動倉庫の全体図である。図7において、100は自動倉
庫である。1は格納棚であって、荷Wとこの荷Wを受け
るパレットPとを格納する格納空間Aが上下方向U、D
及び左右方向L,Rに複数形成されている。この格納棚
1の左右方向L,Rに沿ってスタッカクレーン2が走行
可能に配置されている。該スタッカクレーン2は、通路
9の天井と床面に上下一対に敷設されたガイドレール3
に沿って左右方向L,Rに移動する台車4と、台車4に
立設された2本のマスト5間に昇降可能に配置されたキ
ャリッジ6とを備え、該キャリッジ6は前後方向F,B
に伸縮可能なスライドフォーク7を備えている。スタッ
カクレーン2はキャリッジ6を昇降させ、スライドフォ
ーク7を伸縮させることにより、格納棚1との間で荷W
の搬出と搬入を行う。
動倉庫の全体図である。図7において、100は自動倉
庫である。1は格納棚であって、荷Wとこの荷Wを受け
るパレットPとを格納する格納空間Aが上下方向U、D
及び左右方向L,Rに複数形成されている。この格納棚
1の左右方向L,Rに沿ってスタッカクレーン2が走行
可能に配置されている。該スタッカクレーン2は、通路
9の天井と床面に上下一対に敷設されたガイドレール3
に沿って左右方向L,Rに移動する台車4と、台車4に
立設された2本のマスト5間に昇降可能に配置されたキ
ャリッジ6とを備え、該キャリッジ6は前後方向F,B
に伸縮可能なスライドフォーク7を備えている。スタッ
カクレーン2はキャリッジ6を昇降させ、スライドフォ
ーク7を伸縮させることにより、格納棚1との間で荷W
の搬出と搬入を行う。
【0003】格納棚1の右方向Rには、スタッカクレー
ン2との間で荷Wの受け渡しを行う入出庫ステーション
ST10が配置されている。該入出庫ステーションST
10は隣り合う複数のステーションST11、ST12
からなり、本適用例では、ST11を格納棚1から搬出
された荷Wを載置する出庫ステーションとし、ST12
を搬送手段であるフォークリフト8により搬送してきた
荷Wを載置する入庫ステーションとして、2つのステー
ションST11、ST12を出庫用と入庫用に区分して
いる。出庫ステーションST11および入庫ステーショ
ンST12は、荷Wを載置するための荷受台16と、該
荷受台16の下部で荷受台16を床面に支持する脚部1
7とにより形成されている。このような自動倉庫100
において、スタッカクレーン2のスライドフォーク7
は、格納棚1の格納空間Aに格納されている荷Wを搬出
して出庫ステーションST11に載置し、入庫ステーシ
ョンST12に載置している荷W2を格納棚1の格納空
間Aに搬入する出入庫動作を行う。この一連の荷W、W
2の移動を、以下、出入庫サイクルと言う。
ン2との間で荷Wの受け渡しを行う入出庫ステーション
ST10が配置されている。該入出庫ステーションST
10は隣り合う複数のステーションST11、ST12
からなり、本適用例では、ST11を格納棚1から搬出
された荷Wを載置する出庫ステーションとし、ST12
を搬送手段であるフォークリフト8により搬送してきた
荷Wを載置する入庫ステーションとして、2つのステー
ションST11、ST12を出庫用と入庫用に区分して
いる。出庫ステーションST11および入庫ステーショ
ンST12は、荷Wを載置するための荷受台16と、該
荷受台16の下部で荷受台16を床面に支持する脚部1
7とにより形成されている。このような自動倉庫100
において、スタッカクレーン2のスライドフォーク7
は、格納棚1の格納空間Aに格納されている荷Wを搬出
して出庫ステーションST11に載置し、入庫ステーシ
ョンST12に載置している荷W2を格納棚1の格納空
間Aに搬入する出入庫動作を行う。この一連の荷W、W
2の移動を、以下、出入庫サイクルと言う。
【0004】次に、入出庫ステーションST10の構造
と、入出庫ステーションST10におけるスタッカクレ
ーン2のスライドフォーク7の動作を説明する。図8は
従来の入出庫ステーションST10を示す図であり、図
8(a)は入出庫ステーションST10の斜視図、図8
(b)は(a)におけるA−A断面図である。図8
(a)において、出庫ステーションST11は荷受台1
6a、16bと、床面に接地して荷受台16aを両端支
持する脚部17a、17bと、床面に接地して荷受台1
6bを両端支持する脚部17c、17d(図8(b)に
図示)とにより形成されている。入庫ステーションST
12は荷W2とパレットP2を受けている荷受台16
b、16cと、床面に接地して荷受台16bを両端支持
する脚部17c、17d(図8(b)に図示)と、床面
に接地して荷受台16cを両端支持する脚部17e、1
7fとにより形成されている。なお、荷受台16bと脚
部17c、17dとは、両ステーションST11、ST
12で共用されている。7a、7b、7c、7dは、図
7において説明したスライドフォーク7が、格納棚1か
ら搬出してきた荷W(図示せず)を出庫ステーションS
T11に載置した後、入庫ステーションST12に載置
している荷W2を格納棚1の所定の位置へ搬入するとき
に、出庫ステーションST11から入庫ステーションS
T12へ移動する動作状態を示している。スライドフォ
ーク7は前方向Fに伸長し、下降しながら出庫ステーシ
ョンST11に荷Wを載置して荷受台16a、16bの
下方に位置した状態(7a)から、一旦後方向Bに後退
してキャリッジ6に引き込まれた状態(7b)となる。
そして、この状態から台車4によりスタッカクレーン2
が右方向Rへ走行すると、スライドフォーク7は入庫ス
テーションST12の前に位置した状態(7c)とな
り、再び前方向Fに伸長することで入庫ステーションS
T12の荷受台16b、16cの下方に位置した状態
(7d)となる。この後、スライドフォーク7は上昇し
ながら入庫ステーションST12に載置している荷W2
を荷取り、格納棚1の所定の位置へ搬入する。
と、入出庫ステーションST10におけるスタッカクレ
ーン2のスライドフォーク7の動作を説明する。図8は
従来の入出庫ステーションST10を示す図であり、図
8(a)は入出庫ステーションST10の斜視図、図8
(b)は(a)におけるA−A断面図である。図8
(a)において、出庫ステーションST11は荷受台1
6a、16bと、床面に接地して荷受台16aを両端支
持する脚部17a、17bと、床面に接地して荷受台1
6bを両端支持する脚部17c、17d(図8(b)に
図示)とにより形成されている。入庫ステーションST
12は荷W2とパレットP2を受けている荷受台16
b、16cと、床面に接地して荷受台16bを両端支持
する脚部17c、17d(図8(b)に図示)と、床面
に接地して荷受台16cを両端支持する脚部17e、1
7fとにより形成されている。なお、荷受台16bと脚
部17c、17dとは、両ステーションST11、ST
12で共用されている。7a、7b、7c、7dは、図
7において説明したスライドフォーク7が、格納棚1か
ら搬出してきた荷W(図示せず)を出庫ステーションS
T11に載置した後、入庫ステーションST12に載置
している荷W2を格納棚1の所定の位置へ搬入するとき
に、出庫ステーションST11から入庫ステーションS
T12へ移動する動作状態を示している。スライドフォ
ーク7は前方向Fに伸長し、下降しながら出庫ステーシ
ョンST11に荷Wを載置して荷受台16a、16bの
下方に位置した状態(7a)から、一旦後方向Bに後退
してキャリッジ6に引き込まれた状態(7b)となる。
そして、この状態から台車4によりスタッカクレーン2
が右方向Rへ走行すると、スライドフォーク7は入庫ス
テーションST12の前に位置した状態(7c)とな
り、再び前方向Fに伸長することで入庫ステーションS
T12の荷受台16b、16cの下方に位置した状態
(7d)となる。この後、スライドフォーク7は上昇し
ながら入庫ステーションST12に載置している荷W2
を荷取り、格納棚1の所定の位置へ搬入する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の入出庫ステーションST10においては、隣り合う
ステーションST11、ST12間の荷受台16bの下
部に荷受台16bを支持する脚部17cが存在するた
め、スタッカクレーン2を隣り合うステーションST1
1、ST12間で移動させるには、上述のように伸長さ
せたスライドフォーク7を一旦後退させて、キャリッジ
6に引き込んでからスタッカクレーン2を走行させ、再
びスライドフォーク7を伸長させるという非効率な動作
を行う必要があり、出入庫サイクルの短縮を図りたい自
動倉庫100にあって改善すべき問題であることがわか
った。
来の入出庫ステーションST10においては、隣り合う
ステーションST11、ST12間の荷受台16bの下
部に荷受台16bを支持する脚部17cが存在するた
め、スタッカクレーン2を隣り合うステーションST1
1、ST12間で移動させるには、上述のように伸長さ
せたスライドフォーク7を一旦後退させて、キャリッジ
6に引き込んでからスタッカクレーン2を走行させ、再
びスライドフォーク7を伸長させるという非効率な動作
を行う必要があり、出入庫サイクルの短縮を図りたい自
動倉庫100にあって改善すべき問題であることがわか
った。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するものであ
って、その課題とするところは、スタッカクレーンの動
作工程を減少させ、荷の出入庫サイクルにかかる時間を
短縮することができる自動倉庫の出入庫ステーションを
提供することにある。
って、その課題とするところは、スタッカクレーンの動
作工程を減少させ、荷の出入庫サイクルにかかる時間を
短縮することができる自動倉庫の出入庫ステーションを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる自動倉庫
の入出庫ステーションは、スタッカクレーンの走行方向
に沿って隣り合う複数のステーションからなり、該隣り
合うステーションの荷受台の下部に、スライドフォーク
が伸長した状態で隣り合うステーション間を移動可能な
空間部が設けられている。
の入出庫ステーションは、スタッカクレーンの走行方向
に沿って隣り合う複数のステーションからなり、該隣り
合うステーションの荷受台の下部に、スライドフォーク
が伸長した状態で隣り合うステーション間を移動可能な
空間部が設けられている。
【0008】このようにすることで、隣り合う複数のス
テーション間でスライドフォークを伸長させた状態のま
まスタッカクレーンを移動させて、スライドフォークを
一方のステーションから他方のステーションに移動する
ことができるため、この移動工程におけるスライドフォ
ークの後退動作と伸長動作を省略し、出入庫サイクル時
間の短縮を図ることが可能となる。
テーション間でスライドフォークを伸長させた状態のま
まスタッカクレーンを移動させて、スライドフォークを
一方のステーションから他方のステーションに移動する
ことができるため、この移動工程におけるスライドフォ
ークの後退動作と伸長動作を省略し、出入庫サイクル時
間の短縮を図ることが可能となる。
【0009】また、本発明にかかる自動倉庫の入出庫ス
テーションは、スタッカクレーンの走行方向に沿って隣
り合う複数のステーションからなり、該隣り合うステー
ションの荷受台の下部に、スライドフォークが伸長した
状態で隣り合うステーション間を移動可能な空間部が設
けられ、かつ、スタッカクレーンの走行方向に沿って移
動可能となっている。
テーションは、スタッカクレーンの走行方向に沿って隣
り合う複数のステーションからなり、該隣り合うステー
ションの荷受台の下部に、スライドフォークが伸長した
状態で隣り合うステーション間を移動可能な空間部が設
けられ、かつ、スタッカクレーンの走行方向に沿って移
動可能となっている。
【0010】このようにすることで、自動倉庫からの荷
の搬出時において、スタッカクレーンの移動に応じて隣
り合う複数のステーションを移動させ、スタッカクレー
ンが入出庫ステーションに到達するまでの移動距離を短
くし、移動時間を短縮することができる。この結果、ス
タッカクレーンは荷の出入庫を早く開始し、一層出入庫
サイクル時間の短縮を図ることが可能となる。
の搬出時において、スタッカクレーンの移動に応じて隣
り合う複数のステーションを移動させ、スタッカクレー
ンが入出庫ステーションに到達するまでの移動距離を短
くし、移動時間を短縮することができる。この結果、ス
タッカクレーンは荷の出入庫を早く開始し、一層出入庫
サイクル時間の短縮を図ることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図を参照しながら説明する。なお、本発明にかかる入出
庫ステーションを適用する自動倉庫は、入出庫ステーシ
ョン以外については図7において説明したものと同一で
あるので、図7を本発明の実施形態として引用し、入出
庫ステーション以外の各部の説明および符号は図7を参
照する。
図を参照しながら説明する。なお、本発明にかかる入出
庫ステーションを適用する自動倉庫は、入出庫ステーシ
ョン以外については図7において説明したものと同一で
あるので、図7を本発明の実施形態として引用し、入出
庫ステーション以外の各部の説明および符号は図7を参
照する。
【0012】図1は、本発明にかかる入出庫ステーショ
ンを示す図である。図1(a)は入出庫ステーションの
斜視図であり、図1(b)は(a)におけるA−A断面
図である。図1(a)において、STaはスタッカクレ
ーン2との間で荷Wの受け渡しが行われ、該受け渡しの
際に荷Wが載置される荷受台10a、10b、10cを
備える自動倉庫100の入出庫ステーションであり、隣
り合う複数のステーションST1、ST2からなる。本
実施形態では、ST1を格納棚1から搬出された荷Wを
載置する出庫ステーションとし、ST2を搬送手段であ
るフォークリフト8により搬送してきた荷Wを載置する
入庫ステーションとして、2つのステーションST1、
ST2を出庫用と入庫用に区分している。出庫ステーシ
ョンST1は、荷受台10a、10bと、床面に接地し
て荷受台10aを両端支持する脚部11a、11bと、
床面に接地して荷受台10bを片持ち梁構造に支持する
脚部11d(図1(b)に図示)とにより形成されてい
る。入庫ステーションST2は、荷W2とパレットP2
を受けている荷受台10b、10cと、床面に接地して
荷受台10bを片持ち梁構造に支持する脚部11d(図
1(b)に図示)と、床面に接地して荷受台10cを両
端支持する脚部11e、11fとにより形成されてい
る。なお、荷受台10bと脚部11dは両ステーション
ST1、ST2で共用されている。そして、出庫ステー
ションST1と入庫ステーションST2の間の荷受台1
0bは脚部11dにより片持ち梁構造に固定されている
ので、荷受台10bの下部に、スライドフォーク7が伸
長した状態で一方のステーションから他方のステーショ
ンへ移動可能な空間部Xが形成されている。7a、7b
は、スライドフォーク7が出庫ステーションST1から
入庫ステーションST2へ移動する動作状態を示してい
る。スライドフォーク7は、前方向Fに伸長して出庫ス
テーションST1の下方に位置している状態(7a)か
ら、スライドフォーク7を前方向Fに伸長したままスタ
ッカクレーン2の右方向Rへの移動により、荷受台10
bの下部にある空間部Xを通って、入庫ステーションS
T2の下方に位置する状態へ移動する(7b)。
ンを示す図である。図1(a)は入出庫ステーションの
斜視図であり、図1(b)は(a)におけるA−A断面
図である。図1(a)において、STaはスタッカクレ
ーン2との間で荷Wの受け渡しが行われ、該受け渡しの
際に荷Wが載置される荷受台10a、10b、10cを
備える自動倉庫100の入出庫ステーションであり、隣
り合う複数のステーションST1、ST2からなる。本
実施形態では、ST1を格納棚1から搬出された荷Wを
載置する出庫ステーションとし、ST2を搬送手段であ
るフォークリフト8により搬送してきた荷Wを載置する
入庫ステーションとして、2つのステーションST1、
ST2を出庫用と入庫用に区分している。出庫ステーシ
ョンST1は、荷受台10a、10bと、床面に接地し
て荷受台10aを両端支持する脚部11a、11bと、
床面に接地して荷受台10bを片持ち梁構造に支持する
脚部11d(図1(b)に図示)とにより形成されてい
る。入庫ステーションST2は、荷W2とパレットP2
を受けている荷受台10b、10cと、床面に接地して
荷受台10bを片持ち梁構造に支持する脚部11d(図
1(b)に図示)と、床面に接地して荷受台10cを両
端支持する脚部11e、11fとにより形成されてい
る。なお、荷受台10bと脚部11dは両ステーション
ST1、ST2で共用されている。そして、出庫ステー
ションST1と入庫ステーションST2の間の荷受台1
0bは脚部11dにより片持ち梁構造に固定されている
ので、荷受台10bの下部に、スライドフォーク7が伸
長した状態で一方のステーションから他方のステーショ
ンへ移動可能な空間部Xが形成されている。7a、7b
は、スライドフォーク7が出庫ステーションST1から
入庫ステーションST2へ移動する動作状態を示してい
る。スライドフォーク7は、前方向Fに伸長して出庫ス
テーションST1の下方に位置している状態(7a)か
ら、スライドフォーク7を前方向Fに伸長したままスタ
ッカクレーン2の右方向Rへの移動により、荷受台10
bの下部にある空間部Xを通って、入庫ステーションS
T2の下方に位置する状態へ移動する(7b)。
【0013】次に、図1で説明した入出庫ステーション
STaと、図7に示した自動倉庫100(図7における
入出庫ステーションST10は除く)とにおいて、スタ
ッカクレーン2が、格納棚1の格納空間A1に格納され
ている荷W1を搬出して出庫ステーションST1に載置
し、入庫ステーションST2に載置している荷W2を格
納棚1の格納空間A2に搬入するまでの出入庫動作を説
明する。図2は、本発明にかかる入出庫ステーションS
Taによる出入庫動作を示す図である。最初に、格納空
間A1に格納されている荷W1に対し、台車4によりス
タッカクレーン2を移動させるとともに、キャリッジ6
を上昇させてスライドフォーク7を格納空間A1に対向
させる。次にスライドフォーク7を伸長させ(M1)、
キャリッジ6を上昇させてスライドフォーク7により荷
W1を持ち上げ(M2)、スライドフォーク7を後退さ
せてキャリッジ6上に荷W1を引き込んで搬出する(M
3)。その後、キャリッジ6を下降させ(M4)、台車
4によりスタッカクレーン2を右方向Rにある出庫ステ
ーションST1に対向する位置まで移動させる(M
5)。なお、このとき、移動時間の短縮のためキャリッ
ジ6と台車4とを同時に動作させて、キャリッジ6を下
降させながらスタッカクレーン2を出庫ステーションS
T1に対向する位置まで右方向Rに移動させてもよい
(破線矢印M4−5)。そして、スライドフォーク7を
出庫ステーションST1に向けて伸長させ(M6)、キ
ャリッジ6を下降させて出庫ステーションST1に荷W
1を載置する(M7)。次に、スライドフォーク7を伸
長させたままの状態で、台車4によりスタッカクレーン
2を入庫ステーションST2に対向する位置まで移動さ
せる(M8)。このときにおけるスライドフォーク7の
移動の様子は、図1(a)に示したとおりである。そし
て、キャリッジ6を上昇させて入庫ステーションST2
に載置されている荷W2を持ち上げ(M9)、スライド
フォーク7を後退させてキャリッジ6上に荷W2を引き
込む(M10)。その後、台車4によりスタッカクレー
ン2を左方向Lにある格納空間A2に向けて移動させ
(M11)、キャリッジ6を上昇させてスライドフォー
ク7を格納空間A2に対向させる(M12)。なお、こ
のとき、移動時間の短縮のため台車4とキャリッジ6と
を同時に動作させて、スタッカクレーン2を左方向Lに
移動させながらキャリッジ6を格納空間A2に対向する
位置まで上昇させてもよい(破線矢印M11−12)。
そして、スライドフォーク7を格納空間A2に向けて伸
長させ(M13)、キャリッジ6を下降させて(M1
4)、スライドフォーク7をキャリッジ6内に後退させ
て格納空間A2に荷W2を搬入する(M15)。
STaと、図7に示した自動倉庫100(図7における
入出庫ステーションST10は除く)とにおいて、スタ
ッカクレーン2が、格納棚1の格納空間A1に格納され
ている荷W1を搬出して出庫ステーションST1に載置
し、入庫ステーションST2に載置している荷W2を格
納棚1の格納空間A2に搬入するまでの出入庫動作を説
明する。図2は、本発明にかかる入出庫ステーションS
Taによる出入庫動作を示す図である。最初に、格納空
間A1に格納されている荷W1に対し、台車4によりス
タッカクレーン2を移動させるとともに、キャリッジ6
を上昇させてスライドフォーク7を格納空間A1に対向
させる。次にスライドフォーク7を伸長させ(M1)、
キャリッジ6を上昇させてスライドフォーク7により荷
W1を持ち上げ(M2)、スライドフォーク7を後退さ
せてキャリッジ6上に荷W1を引き込んで搬出する(M
3)。その後、キャリッジ6を下降させ(M4)、台車
4によりスタッカクレーン2を右方向Rにある出庫ステ
ーションST1に対向する位置まで移動させる(M
5)。なお、このとき、移動時間の短縮のためキャリッ
ジ6と台車4とを同時に動作させて、キャリッジ6を下
降させながらスタッカクレーン2を出庫ステーションS
T1に対向する位置まで右方向Rに移動させてもよい
(破線矢印M4−5)。そして、スライドフォーク7を
出庫ステーションST1に向けて伸長させ(M6)、キ
ャリッジ6を下降させて出庫ステーションST1に荷W
1を載置する(M7)。次に、スライドフォーク7を伸
長させたままの状態で、台車4によりスタッカクレーン
2を入庫ステーションST2に対向する位置まで移動さ
せる(M8)。このときにおけるスライドフォーク7の
移動の様子は、図1(a)に示したとおりである。そし
て、キャリッジ6を上昇させて入庫ステーションST2
に載置されている荷W2を持ち上げ(M9)、スライド
フォーク7を後退させてキャリッジ6上に荷W2を引き
込む(M10)。その後、台車4によりスタッカクレー
ン2を左方向Lにある格納空間A2に向けて移動させ
(M11)、キャリッジ6を上昇させてスライドフォー
ク7を格納空間A2に対向させる(M12)。なお、こ
のとき、移動時間の短縮のため台車4とキャリッジ6と
を同時に動作させて、スタッカクレーン2を左方向Lに
移動させながらキャリッジ6を格納空間A2に対向する
位置まで上昇させてもよい(破線矢印M11−12)。
そして、スライドフォーク7を格納空間A2に向けて伸
長させ(M13)、キャリッジ6を下降させて(M1
4)、スライドフォーク7をキャリッジ6内に後退させ
て格納空間A2に荷W2を搬入する(M15)。
【0014】このようにすることにより、スライドフォ
ーク7を出庫ステーションST1から入庫ステーション
ST2へ移動する時に、スライドフォーク7が伸長した
状態のまま出庫ステーションST1から入庫ステーショ
ンST2へ移動できるため、一旦スライドフォーク7を
後退させる後退動作(図8の7a状態から7b状態への
動作)と、後退したスライドフォーク7を再度伸長させ
る伸長動作(図8の7c状態から7d状態への動作)を
省略することができる。この結果、格納棚1に格納され
ている荷Wを搬出して出庫ステーションST1に載置
し、入庫ステーションST2に載置している荷W2を格
納棚1に搬入する出入庫サイクルにおいて、サイクル時
間の短縮を図ることが可能となる。
ーク7を出庫ステーションST1から入庫ステーション
ST2へ移動する時に、スライドフォーク7が伸長した
状態のまま出庫ステーションST1から入庫ステーショ
ンST2へ移動できるため、一旦スライドフォーク7を
後退させる後退動作(図8の7a状態から7b状態への
動作)と、後退したスライドフォーク7を再度伸長させ
る伸長動作(図8の7c状態から7d状態への動作)を
省略することができる。この結果、格納棚1に格納され
ている荷Wを搬出して出庫ステーションST1に載置
し、入庫ステーションST2に載置している荷W2を格
納棚1に搬入する出入庫サイクルにおいて、サイクル時
間の短縮を図ることが可能となる。
【0015】次に、本発明にかかる入出庫ステーション
の他の実施形態を説明する。図3および図4は、本発明
にかかる他の入出庫ステーションを適用した自動倉庫の
全体図であり、図3は同側面図、図4は同平面図であ
る。なお、図7において説明した各部と同一の部分につ
いては同一の符号を付すものとする。図3において、1
00は自動倉庫である。1は格納棚であり、多数の格納
空間Aを区画形成して、荷Wと、荷Wを受けるパレット
Pを格納している。格納棚1の片側には、図4に示すよ
うに通路9を格納棚1に沿って左右方向L、Rに走行す
るスタッカクレーン2を配置していて、該スタッカクレ
ーン2は上下方向U、D(図3)に昇降可能なキャリッ
ジ6を有し、キャリッジ6は前後方向F、Bに伸縮可能
なスライドフォーク7を備えている。スタッカクレーン
2の格納棚1と反対側には格納棚1に対面して、隣り合
う複数のステーションST3、ST4(ST3は図4に
図示)からなる可動入出庫ステーションSTbを配置し
ている。本実施形態では、ST3を格納棚1から搬出さ
れた荷Wを載置する可動出庫ステーションとし、ST4
を外部から搬送手段により搬送されてきた荷Wを載置す
る可動入庫ステーションとして、2つの可動ステーショ
ンST3、ST4を出庫用と入庫用に区分している。可
動入出庫ステーションSTbは、スタッカクレーン2の
移動に応じて可動可能な荷受台12を備えていて、該荷
受台12の可動によりスタッカクレーン2の走行方向
L、Rに沿って移動可能である。また、可動入庫ステー
ションST4には、荷W2と、荷W2を受けるパレット
P2とが載置されている。ここで、格納棚1と可動入出
庫ステーションSTbとは、スライドフォーク7の伸縮
ストロークよりも短い間隔で、スタッカクレーン2が走
行可能な程度に接近して配置されている。これにより、
キャリッジ6を上昇し、スライドフォーク7を前方向F
に伸長して、再びキャリッジ6を上昇させて図4に示す
格納空間A1から荷W1を搬出した後、スライドフォー
ク7を後退し、さらに後方向Bに伸長して、図3に示す
2点鎖線のキャリッジ6aのように荷W1を可動入出庫
ステーションSTb側に突き出た状態とする。そして、
その状態のままキャリッジ6aを下降させることによ
り、伸長したスライドフォーク7aから可動出庫ステー
ションST3に荷W1を載置することができる。
の他の実施形態を説明する。図3および図4は、本発明
にかかる他の入出庫ステーションを適用した自動倉庫の
全体図であり、図3は同側面図、図4は同平面図であ
る。なお、図7において説明した各部と同一の部分につ
いては同一の符号を付すものとする。図3において、1
00は自動倉庫である。1は格納棚であり、多数の格納
空間Aを区画形成して、荷Wと、荷Wを受けるパレット
Pを格納している。格納棚1の片側には、図4に示すよ
うに通路9を格納棚1に沿って左右方向L、Rに走行す
るスタッカクレーン2を配置していて、該スタッカクレ
ーン2は上下方向U、D(図3)に昇降可能なキャリッ
ジ6を有し、キャリッジ6は前後方向F、Bに伸縮可能
なスライドフォーク7を備えている。スタッカクレーン
2の格納棚1と反対側には格納棚1に対面して、隣り合
う複数のステーションST3、ST4(ST3は図4に
図示)からなる可動入出庫ステーションSTbを配置し
ている。本実施形態では、ST3を格納棚1から搬出さ
れた荷Wを載置する可動出庫ステーションとし、ST4
を外部から搬送手段により搬送されてきた荷Wを載置す
る可動入庫ステーションとして、2つの可動ステーショ
ンST3、ST4を出庫用と入庫用に区分している。可
動入出庫ステーションSTbは、スタッカクレーン2の
移動に応じて可動可能な荷受台12を備えていて、該荷
受台12の可動によりスタッカクレーン2の走行方向
L、Rに沿って移動可能である。また、可動入庫ステー
ションST4には、荷W2と、荷W2を受けるパレット
P2とが載置されている。ここで、格納棚1と可動入出
庫ステーションSTbとは、スライドフォーク7の伸縮
ストロークよりも短い間隔で、スタッカクレーン2が走
行可能な程度に接近して配置されている。これにより、
キャリッジ6を上昇し、スライドフォーク7を前方向F
に伸長して、再びキャリッジ6を上昇させて図4に示す
格納空間A1から荷W1を搬出した後、スライドフォー
ク7を後退し、さらに後方向Bに伸長して、図3に示す
2点鎖線のキャリッジ6aのように荷W1を可動入出庫
ステーションSTb側に突き出た状態とする。そして、
その状態のままキャリッジ6aを下降させることによ
り、伸長したスライドフォーク7aから可動出庫ステー
ションST3に荷W1を載置することができる。
【0016】また、可動入出庫ステーションSTbの荷
受台12は、車輪14a、14b、14cを介して床面
に接地している脚部13に可動自在に支持されている。
車輪14aは脚部13の溝部13aにはまり込み、荷受
台12をスタッカクレーン2の移動方向に動くように案
内し、車輪14bは脚部13の段差部13b上を転がり
荷受台12を垂直方向に脚部13に支持し、車輪14c
は荷受台12が傾かないように荷受台12を脚部13の
側面部13cに支持している。このため、スライドフォ
ーク7が格納棚1から荷Wを搬出し、スタッカクレーン
2が可動出庫ステーションST3に向けて移動するとき
に、後述するように可動出庫ステーションST3をスタ
ッカクレーン2に近づけるように移動させることができ
る。また、可動入出庫ステーションSTbは、可動出庫
ステーションST3に載置された荷WをB方向に搬送し
て外部に荷Wを出し、外部から受け入れた荷WをF方向
に搬送して可動入庫ステーションST4に載置する搬送
手段としてのコンベア15を備えている。
受台12は、車輪14a、14b、14cを介して床面
に接地している脚部13に可動自在に支持されている。
車輪14aは脚部13の溝部13aにはまり込み、荷受
台12をスタッカクレーン2の移動方向に動くように案
内し、車輪14bは脚部13の段差部13b上を転がり
荷受台12を垂直方向に脚部13に支持し、車輪14c
は荷受台12が傾かないように荷受台12を脚部13の
側面部13cに支持している。このため、スライドフォ
ーク7が格納棚1から荷Wを搬出し、スタッカクレーン
2が可動出庫ステーションST3に向けて移動するとき
に、後述するように可動出庫ステーションST3をスタ
ッカクレーン2に近づけるように移動させることができ
る。また、可動入出庫ステーションSTbは、可動出庫
ステーションST3に載置された荷WをB方向に搬送し
て外部に荷Wを出し、外部から受け入れた荷WをF方向
に搬送して可動入庫ステーションST4に載置する搬送
手段としてのコンベア15を備えている。
【0017】図5は、図3および図4に示した可動入出
庫ステーションSTbの斜視図である。図5(a)にお
いて、可動出庫ステーションST3と可動入庫ステーシ
ョンST4は出庫用荷受台と入庫用荷受台が一体となっ
た荷受台12と、荷受台12を図3において説明した車
輪14a、14b、14cを介して可動自在に支持する
脚部13とにより形成されている。なお、脚部13は床
面に接地している。そして、可動出庫ステーションST
3と可動入庫ステーションST4の荷受台12の下部に
は、スライドフォーク7が伸長した状態で一方のステー
ションから他方のステーションへ移動可能な空間部Xが
形成されている。
庫ステーションSTbの斜視図である。図5(a)にお
いて、可動出庫ステーションST3と可動入庫ステーシ
ョンST4は出庫用荷受台と入庫用荷受台が一体となっ
た荷受台12と、荷受台12を図3において説明した車
輪14a、14b、14cを介して可動自在に支持する
脚部13とにより形成されている。なお、脚部13は床
面に接地している。そして、可動出庫ステーションST
3と可動入庫ステーションST4の荷受台12の下部に
は、スライドフォーク7が伸長した状態で一方のステー
ションから他方のステーションへ移動可能な空間部Xが
形成されている。
【0018】荷受台12は脚部13により可動自在に支
持されているため、図4において可動入出庫ステーショ
ンSTbの右方向Rにある格納棚1の格納空間A3か
ら、スライドフォーク7が荷W3を搬出した場合、荷受
台12は図5(b)に示すようにR方向に移動し、荷W
3を載置する場所である可動出庫ステーションST3を
スタッカクレーン2に近づける。また、荷受台12が図
5(b)に示す位置にあり、図4において可動入出ステ
ーションSTbの左方向Lにある格納棚1の格納空間A
4から、スライドフォーク7が荷W4を搬出した場合、
荷受台12は図5(a)に示すようにL方向に移動し、
荷W4を載置する場所である可動出庫ステーションST
3をスタッカクレーン2に近づける。図5(b)におい
て、7a、7bはスライドフォーク7が、格納棚1から
搬出してきた荷W(図示せず)を可動出庫ステーション
ST3に載置した後、可動入庫ステーションST4に載
置している荷W2を格納棚1の所定の位置へ搬入すると
きに、可動出庫ステーションST3から可動入庫ステー
ションST4へ移動する動作状態を示している。スライ
ドフォーク7は前方向に伸長し、下降しながら可動出庫
ステーションST3に荷Wを載置して可動出庫ステーシ
ョンST3の下方に位置している状態(7a)から、前
方向に伸長したままの状態でスタッカクレーン2の移動
により、荷受台12の下部にある空間部Xを通って、可
動入庫ステーションST4の下方に移動する(7b)。
なお、このとき、スライドフォーク7は移動させずに、
荷受台12をL方向に移動させることによっても、スラ
イドフォーク7は可動出庫ステーションST3の下方に
位置している状態(7a)から、荷受台12の下部にあ
る空間部Xを通り、可動入庫ステーションST4の下方
へ位置している状態(7b)となる。この後、スライド
フォーク7は上昇しながら可動入庫ステーションST4
に載置している荷W2を荷取り、格納棚1の所定の位置
へ搬入する。
持されているため、図4において可動入出庫ステーショ
ンSTbの右方向Rにある格納棚1の格納空間A3か
ら、スライドフォーク7が荷W3を搬出した場合、荷受
台12は図5(b)に示すようにR方向に移動し、荷W
3を載置する場所である可動出庫ステーションST3を
スタッカクレーン2に近づける。また、荷受台12が図
5(b)に示す位置にあり、図4において可動入出ステ
ーションSTbの左方向Lにある格納棚1の格納空間A
4から、スライドフォーク7が荷W4を搬出した場合、
荷受台12は図5(a)に示すようにL方向に移動し、
荷W4を載置する場所である可動出庫ステーションST
3をスタッカクレーン2に近づける。図5(b)におい
て、7a、7bはスライドフォーク7が、格納棚1から
搬出してきた荷W(図示せず)を可動出庫ステーション
ST3に載置した後、可動入庫ステーションST4に載
置している荷W2を格納棚1の所定の位置へ搬入すると
きに、可動出庫ステーションST3から可動入庫ステー
ションST4へ移動する動作状態を示している。スライ
ドフォーク7は前方向に伸長し、下降しながら可動出庫
ステーションST3に荷Wを載置して可動出庫ステーシ
ョンST3の下方に位置している状態(7a)から、前
方向に伸長したままの状態でスタッカクレーン2の移動
により、荷受台12の下部にある空間部Xを通って、可
動入庫ステーションST4の下方に移動する(7b)。
なお、このとき、スライドフォーク7は移動させずに、
荷受台12をL方向に移動させることによっても、スラ
イドフォーク7は可動出庫ステーションST3の下方に
位置している状態(7a)から、荷受台12の下部にあ
る空間部Xを通り、可動入庫ステーションST4の下方
へ位置している状態(7b)となる。この後、スライド
フォーク7は上昇しながら可動入庫ステーションST4
に載置している荷W2を荷取り、格納棚1の所定の位置
へ搬入する。
【0019】このようにすることにより、スライドフォ
ーク7が可動出庫ステーションST3と可動入庫ステー
ションST4との間で移動するときに、スライドフォー
ク7を伸長した状態のままスタッカクレーン2を移動さ
せて、スライドフォーク7を一方のステーションから他
方のステーションに移動することができるため、スライ
ドフォーク7の後退動作と伸長動作を省略することがで
きる。また、格納棚1と可動入出庫ステーションSTb
とを、スライドフォーク7の伸縮ストロークよりも短い
間隔に接近させて配置するため、スライドフォーク7の
伸縮距離を短くすることができる。また、スタッカクレ
ーン2の移動に応じて可動入出庫ステーションSTbを
可動するため、スタッカクレーン2が可動出庫ステーシ
ョンST3に到達するまでの移動距離を短くし、移動時
間を短縮することができ、これによりスタッカクレーン
2は荷Wの出入庫を早く開始できる。以上の結果、全体
として、格納棚1に格納されている荷Wを搬出して可動
出庫ステーションST3に載置し、可動入庫ステーショ
ンST4に載置している荷W2を格納棚1に搬入する出
入庫サイクルにおいて、一層サイクル時間の短縮を図る
ことが可能となる。
ーク7が可動出庫ステーションST3と可動入庫ステー
ションST4との間で移動するときに、スライドフォー
ク7を伸長した状態のままスタッカクレーン2を移動さ
せて、スライドフォーク7を一方のステーションから他
方のステーションに移動することができるため、スライ
ドフォーク7の後退動作と伸長動作を省略することがで
きる。また、格納棚1と可動入出庫ステーションSTb
とを、スライドフォーク7の伸縮ストロークよりも短い
間隔に接近させて配置するため、スライドフォーク7の
伸縮距離を短くすることができる。また、スタッカクレ
ーン2の移動に応じて可動入出庫ステーションSTbを
可動するため、スタッカクレーン2が可動出庫ステーシ
ョンST3に到達するまでの移動距離を短くし、移動時
間を短縮することができ、これによりスタッカクレーン
2は荷Wの出入庫を早く開始できる。以上の結果、全体
として、格納棚1に格納されている荷Wを搬出して可動
出庫ステーションST3に載置し、可動入庫ステーショ
ンST4に載置している荷W2を格納棚1に搬入する出
入庫サイクルにおいて、一層サイクル時間の短縮を図る
ことが可能となる。
【0020】以上述べた実施形態においては、入出庫ス
テーションSTa、STbは出庫用と入庫用を区分した
2つのステーションからなり、格納棚1との間で荷の出
入庫動作を行う場合を例に挙げているが、本発明はこれ
のみに限定するものではない。これ以外にも、複数の入
出庫ステーションを出庫用と入庫用に区分せず、それぞ
れのステーションで搬送手段により搬送されてきた荷の
ピッキングが行われるピッキング作業用の入出庫ステー
ションとして設け、この複数の入出庫ステーションと格
納棚1との間で荷の出入庫動作を行う場合にも適用する
ことができる。
テーションSTa、STbは出庫用と入庫用を区分した
2つのステーションからなり、格納棚1との間で荷の出
入庫動作を行う場合を例に挙げているが、本発明はこれ
のみに限定するものではない。これ以外にも、複数の入
出庫ステーションを出庫用と入庫用に区分せず、それぞ
れのステーションで搬送手段により搬送されてきた荷の
ピッキングが行われるピッキング作業用の入出庫ステー
ションとして設け、この複数の入出庫ステーションと格
納棚1との間で荷の出入庫動作を行う場合にも適用する
ことができる。
【0021】図6は、上記の場合の実施形態における入
出庫ステーションを示す図である。図6において、ST
cは隣り合う3つのステーションST5、ST6、ST
7からなる入出庫ステーションであり、スタッカクレー
ン2の移動方向(図6においては左右方向L、R)に並
んで配置している。本実施形態では、入出庫ステーショ
ンSTcの3つのステーションは、外部から搬送手段に
より搬送されてきた荷W1、W2、W3を荷受台に載置
されたパレットP1、P2、P3上に荷揃えるピッキン
グ作業用のステーションである。また、入出庫ステーシ
ョンSTcは荷受台18と荷受台18を床面に接地して
支持する脚部19とにより形成されていて、入出庫ステ
ーションST5と入出庫ステーションST6の間にある
荷受台18の下部と、入出庫ステーションST6と入出
庫ステーションST7の間にある荷受台18の下部に、
それぞれスライドフォーク7が伸長した状態のままステ
ーション間を移動可能な空間部X1、X2が形成されて
いる。各入出庫ステーションST5、ST6、ST7の
前方向Fには、外部から荷W1、W2、W3を入出庫ス
テーションST5、ST6、ST7に搬送する搬送手段
である搬送用コンベア20a、20b、20cが設けら
れている。
出庫ステーションを示す図である。図6において、ST
cは隣り合う3つのステーションST5、ST6、ST
7からなる入出庫ステーションであり、スタッカクレー
ン2の移動方向(図6においては左右方向L、R)に並
んで配置している。本実施形態では、入出庫ステーショ
ンSTcの3つのステーションは、外部から搬送手段に
より搬送されてきた荷W1、W2、W3を荷受台に載置
されたパレットP1、P2、P3上に荷揃えるピッキン
グ作業用のステーションである。また、入出庫ステーシ
ョンSTcは荷受台18と荷受台18を床面に接地して
支持する脚部19とにより形成されていて、入出庫ステ
ーションST5と入出庫ステーションST6の間にある
荷受台18の下部と、入出庫ステーションST6と入出
庫ステーションST7の間にある荷受台18の下部に、
それぞれスライドフォーク7が伸長した状態のままステ
ーション間を移動可能な空間部X1、X2が形成されて
いる。各入出庫ステーションST5、ST6、ST7の
前方向Fには、外部から荷W1、W2、W3を入出庫ス
テーションST5、ST6、ST7に搬送する搬送手段
である搬送用コンベア20a、20b、20cが設けら
れている。
【0022】7a、7b、7c、7dは、格納棚1から
搬出してきた荷WとパレットP1を入出庫ステーション
ST5に載置した後、入出庫ステーションST6か入出
庫ステーションST7のいずれかのステーションへ移動
してパレットP2、P3上にピッキングされた荷W2、
W3を荷取り、格納棚1に搬入する場合の、スライドフ
ォーク7の動作状態を示している。最初に、格納棚1か
ら荷WとパレットP1を搬出してきたスライドフォーク
7は入出庫ステーションST5の前に位置する(7
a)。この位置からスライドフォーク7は前方向Fに伸
長して入出庫ステーションST5に進入し、下降しなが
ら入出庫ステーションST5に荷WとパレットP1を載
置して(出庫)、入出庫ステーションST5の下方に位
置する(7b)。この後、入出庫ステーションST5に
載置されたパレットP1は、パレットP1上の荷Wに加
え、搬送用コンベア20aにより搬送されてくる荷W1
がピッキングされる。次に、スライドフォーク7はパレ
ットP2、P3上にピッキングされた荷W2、W3を荷
取って格納棚1へ搬入するため、入出庫ステーションS
T6か入出庫ステーションST7のいずれかのステーシ
ョンへ移動する。なお、このとき、どちらかのステーシ
ョンでピッキングが完了していなければ、時間短縮のた
めピッキングが完了している方のステーションへ移動す
る。入出庫ステーションST6へ移動してピッキングさ
れた荷W2を荷取る場合は、スライドフォーク7は伸長
した状態のままスタッカクレーン2の右方向Rへの移動
により、荷受台18の下部にある空間部X1を通って、
入出庫ステーションST6の下方に移動する(7c)。
そして、スライドフォーク7は上昇して入出庫ステーシ
ョンST6でパレットP2とピッキングされた荷W2を
荷取り、格納棚1へ搬入する。一方、入出庫ステーショ
ンST7へ移動してピッキングされた荷W3を荷取る場
合には、スライドフォーク7は伸長した状態のままスタ
ッカクレーン2の右方向Rへの移動により、荷受台18
の下部にある空間部X1と入出庫ステーションST6の
下方を通り、さらに、空間部X2を通って、入出庫ステ
ーションST7の下方に移動する(7d)。そして、ス
ライドフォーク7は上昇して入出庫ステーションST7
でパレットP3とピッキングされた荷W3を荷取り、格
納棚1へ搬入する。なお、スライドフォーク7は荷W2
またはW3を格納棚1へ搬入した後、再び入出庫ステー
ションST5の位置まで来て、パレットP1にすでにピ
ッキングされている荷Wおよび荷W1をパレットごと荷
取って格納棚1へ搬入する。
搬出してきた荷WとパレットP1を入出庫ステーション
ST5に載置した後、入出庫ステーションST6か入出
庫ステーションST7のいずれかのステーションへ移動
してパレットP2、P3上にピッキングされた荷W2、
W3を荷取り、格納棚1に搬入する場合の、スライドフ
ォーク7の動作状態を示している。最初に、格納棚1か
ら荷WとパレットP1を搬出してきたスライドフォーク
7は入出庫ステーションST5の前に位置する(7
a)。この位置からスライドフォーク7は前方向Fに伸
長して入出庫ステーションST5に進入し、下降しなが
ら入出庫ステーションST5に荷WとパレットP1を載
置して(出庫)、入出庫ステーションST5の下方に位
置する(7b)。この後、入出庫ステーションST5に
載置されたパレットP1は、パレットP1上の荷Wに加
え、搬送用コンベア20aにより搬送されてくる荷W1
がピッキングされる。次に、スライドフォーク7はパレ
ットP2、P3上にピッキングされた荷W2、W3を荷
取って格納棚1へ搬入するため、入出庫ステーションS
T6か入出庫ステーションST7のいずれかのステーシ
ョンへ移動する。なお、このとき、どちらかのステーシ
ョンでピッキングが完了していなければ、時間短縮のた
めピッキングが完了している方のステーションへ移動す
る。入出庫ステーションST6へ移動してピッキングさ
れた荷W2を荷取る場合は、スライドフォーク7は伸長
した状態のままスタッカクレーン2の右方向Rへの移動
により、荷受台18の下部にある空間部X1を通って、
入出庫ステーションST6の下方に移動する(7c)。
そして、スライドフォーク7は上昇して入出庫ステーシ
ョンST6でパレットP2とピッキングされた荷W2を
荷取り、格納棚1へ搬入する。一方、入出庫ステーショ
ンST7へ移動してピッキングされた荷W3を荷取る場
合には、スライドフォーク7は伸長した状態のままスタ
ッカクレーン2の右方向Rへの移動により、荷受台18
の下部にある空間部X1と入出庫ステーションST6の
下方を通り、さらに、空間部X2を通って、入出庫ステ
ーションST7の下方に移動する(7d)。そして、ス
ライドフォーク7は上昇して入出庫ステーションST7
でパレットP3とピッキングされた荷W3を荷取り、格
納棚1へ搬入する。なお、スライドフォーク7は荷W2
またはW3を格納棚1へ搬入した後、再び入出庫ステー
ションST5の位置まで来て、パレットP1にすでにピ
ッキングされている荷Wおよび荷W1をパレットごと荷
取って格納棚1へ搬入する。
【0023】このようにすることにより、スライドフォ
ーク7が入出庫ステーションST5とST6間、または
ST5とST7間で移動する場合に、スライドフォーク
7を伸長させた状態のままスタッカクレーン2を移動さ
せて、スライドフォーク7を全ての入出庫ステーション
ST5、ST6、ST7へ自由に移動することができる
ため、スライドフォーク7の後退動作と伸長動作を省略
することができる。この結果、ピッキングが完了した入
出庫ステーションST6、ST7の荷W2、W3をより
早く荷取ることができるため、入出庫時間の短縮を図る
ことが可能となる。
ーク7が入出庫ステーションST5とST6間、または
ST5とST7間で移動する場合に、スライドフォーク
7を伸長させた状態のままスタッカクレーン2を移動さ
せて、スライドフォーク7を全ての入出庫ステーション
ST5、ST6、ST7へ自由に移動することができる
ため、スライドフォーク7の後退動作と伸長動作を省略
することができる。この結果、ピッキングが完了した入
出庫ステーションST6、ST7の荷W2、W3をより
早く荷取ることができるため、入出庫時間の短縮を図る
ことが可能となる。
【0024】上記実施形態では、複数の入出庫ステーシ
ョンを隣接して配置しているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、複数の入出庫ステーションの間に間
隔をおいて配置していても、スライドフォーク7が伸長
状態で一方のステーションから他方のステーションへ移
動できるようにスタッカクレーン2の走行方向に隣り合
って配置していればよい。
ョンを隣接して配置しているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、複数の入出庫ステーションの間に間
隔をおいて配置していても、スライドフォーク7が伸長
状態で一方のステーションから他方のステーションへ移
動できるようにスタッカクレーン2の走行方向に隣り合
って配置していればよい。
【0025】また、上記実施形態では、入出庫ステーシ
ョンSTaの荷受台10a、10b、10cや可動入出
庫ステーションSTbの荷受台12を倉庫内の床面に接
地した脚部11a〜11f、13により支持ないし固定
しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
倉庫内の天井や隣接する格納棚1等から荷受台の上部に
支持部材を伸ばし、荷受台を吊るすような構造で支持し
てもよい。このようにすることで、各ステーションの下
部にスライドフォーク7が移動可能な空間部Xを容易に
形成することができる。
ョンSTaの荷受台10a、10b、10cや可動入出
庫ステーションSTbの荷受台12を倉庫内の床面に接
地した脚部11a〜11f、13により支持ないし固定
しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
倉庫内の天井や隣接する格納棚1等から荷受台の上部に
支持部材を伸ばし、荷受台を吊るすような構造で支持し
てもよい。このようにすることで、各ステーションの下
部にスライドフォーク7が移動可能な空間部Xを容易に
形成することができる。
【0026】さらに、上記実施形態では、入出庫ステー
ションSTa、STbを適用した自動倉庫100におい
て、スタッカクレーン2を台車4上に立設した2本のマ
スト5間にキャリッジ6とスライドフォーク7をそれぞ
れ1つずつ備えている1連式のスタッカクレーン2とし
た場合を例に挙げているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、台車上に3本のマストを立設して、2つ
のマスト間にキャリッジとスライドフォークをそれぞれ
1つずつ配置した2連式のスタッカクレーンとする場合
にも適用できる。なお、この場合、2連式のスタッカク
レーンにおいて、キャリッジの昇降とスライドフォーク
の伸縮はそれぞれ独立して行われるが、格納棚1に沿っ
た移動は2連のキャリッジとスライドフォークが一体と
なって行われるため、入出庫ステーションSTa、ST
bにもう1つ以上出庫用や入庫用の入出庫ステーション
を設けることが作業効率上好ましい。
ションSTa、STbを適用した自動倉庫100におい
て、スタッカクレーン2を台車4上に立設した2本のマ
スト5間にキャリッジ6とスライドフォーク7をそれぞ
れ1つずつ備えている1連式のスタッカクレーン2とし
た場合を例に挙げているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、台車上に3本のマストを立設して、2つ
のマスト間にキャリッジとスライドフォークをそれぞれ
1つずつ配置した2連式のスタッカクレーンとする場合
にも適用できる。なお、この場合、2連式のスタッカク
レーンにおいて、キャリッジの昇降とスライドフォーク
の伸縮はそれぞれ独立して行われるが、格納棚1に沿っ
た移動は2連のキャリッジとスライドフォークが一体と
なって行われるため、入出庫ステーションSTa、ST
bにもう1つ以上出庫用や入庫用の入出庫ステーション
を設けることが作業効率上好ましい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、隣り合う複数のステー
ション間でスライドフォークを伸長させた状態のままス
タッカクレーンを移動させて、スライドフォークを一方
のステーションから他方のステーションに移動すること
ができるため、この移動工程におけるスライドフォーク
の後退動作と伸長動作を省略し、出入庫サイクル時間の
短縮を図ることが可能となる。
ション間でスライドフォークを伸長させた状態のままス
タッカクレーンを移動させて、スライドフォークを一方
のステーションから他方のステーションに移動すること
ができるため、この移動工程におけるスライドフォーク
の後退動作と伸長動作を省略し、出入庫サイクル時間の
短縮を図ることが可能となる。
【図1】本発明にかかる入出庫ステーションを示す図で
ある。
ある。
【図2】本発明にかかる入出庫ステーションによる出入
庫動作を示す図である。
庫動作を示す図である。
【図3】本発明にかかる他の入出庫ステーションを適用
した自動倉庫の側面図である。
した自動倉庫の側面図である。
【図4】本発明にかかる他の入出庫ステーションを適用
した自動倉庫の平面図である。
した自動倉庫の平面図である。
【図5】本発明にかかる他の入出庫ステーションを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図6】本発明にかかる他の入出庫ステーションを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図7】入出庫ステーションを適用した自動倉庫の全体
図である。
図である。
【図8】従来の入出庫ステーションを示す図である。
2 スタッカクレーン
7 スライドフォーク
10a 荷受台
10b 荷受台
10c 荷受台
12 荷受台
18 荷受台
100 自動倉庫
STa 入出庫ステーション
ST1 出庫ステーション
ST2 入庫ステーション
STb 可動入出庫ステーション
ST3 可動出庫ステーション
ST4 可動入庫ステーション
STc 入出庫ステーション
ST5 入出庫ステーション
ST6 入出庫ステーション
ST7 入出庫ステーション
W 荷
W1 荷
W2 荷
W3 荷
X 空間部
X1 空間部
X2 空間部
Claims (2)
- 【請求項1】伸縮可能なスライドフォークを備えるスタ
ッカクレーンとの間で荷の受け渡しが行われ、該受け渡
しの際に前記荷が載置される荷受台を備える自動倉庫の
入出庫ステーションにおいて、 前記入出庫ステーションは、前記スタッカクレーンの走
行方向に沿って隣り合う複数のステーションからなり、
該隣り合うステーションの荷受台の下部に、前記スライ
ドフォークが伸長した状態で隣り合うステーション間を
移動可能な空間部が設けられていることを特徴とする自
動倉庫の入出庫ステーション。 - 【請求項2】伸縮可能なスライドフォークを備えるスタ
ッカクレーンとの間で荷の受け渡しが行われ、該受け渡
しの際に前記荷が載置される荷受台を備える自動倉庫の
入出庫ステーションにおいて、 前記入出庫ステーションは、前記スタッカクレーンの走
行方向に沿って隣り合う複数のステーションからなり、
該隣り合うステーションの荷受台の下部に、前記スライ
ドフォークが伸長した状態で隣り合うステーション間を
移動可能な空間部が設けられ、かつ、前記スタッカクレ
ーンの走行方向に沿って移動可能であることを特徴とす
る自動倉庫の入出庫ステーション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002049015A JP2003246410A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | 自動倉庫の入出庫ステーション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002049015A JP2003246410A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | 自動倉庫の入出庫ステーション |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003246410A true JP2003246410A (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=28661638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002049015A Withdrawn JP2003246410A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | 自動倉庫の入出庫ステーション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003246410A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101116671B1 (ko) | 2004-07-28 | 2012-03-06 | 가부시키가이샤 히타치플랜트테크놀로지 | 반송장치 |
-
2002
- 2002-02-26 JP JP2002049015A patent/JP2003246410A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101116671B1 (ko) | 2004-07-28 | 2012-03-06 | 가부시키가이샤 히타치플랜트테크놀로지 | 반송장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110239870B (zh) | 装卸货辅助装置、货物分拣系统及分拣方法 | |
CN110451153B (zh) | 一种货架和一种仓储系统 | |
US3608749A (en) | Plural depth storage system with a plurality of article handling means | |
CN111605946B (zh) | 大批量拣选型全自动出入库成品立体仓库系统 | |
JP2692414B2 (ja) | トレーへの荷積み卸し設備 | |
JP7298589B2 (ja) | 物品収容設備 | |
JPH0912105A (ja) | 物品移載台車及び物品保管設備 | |
JP7314924B2 (ja) | 物品収容設備 | |
JP2003246410A (ja) | 自動倉庫の入出庫ステーション | |
JP2778359B2 (ja) | 自動倉庫設備 | |
JP2001039506A (ja) | 自動倉庫 | |
JP3458932B2 (ja) | 物品保管設備 | |
JP3369392B2 (ja) | 物品保管設備 | |
JP4029688B2 (ja) | 自動倉庫設備 | |
JPH11130214A (ja) | 自動倉庫設備におけるパレットおよびケースの搬送装置 | |
JP4650679B2 (ja) | 物品搬送装置 | |
JPS59153702A (ja) | ピツキング可能な倉庫設備 | |
JPS6232165Y2 (ja) | ||
JPH0441314A (ja) | 自動倉庫のスタッカークレーン | |
JPH08231008A (ja) | 自動倉庫設備 | |
JPH06115614A (ja) | 自動ピッキング装置 | |
JP2001206517A (ja) | 商品出荷システムにおける移動式ローダー | |
KR200296867Y1 (ko) | 화물보관시스템의 무팔레트 적재구조 | |
JP3333273B2 (ja) | ピッキング装置 | |
TW202408902A (zh) | 移載系統 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |