JP2003246128A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003246128A
JP2003246128A JP2002049799A JP2002049799A JP2003246128A JP 2003246128 A JP2003246128 A JP 2003246128A JP 2002049799 A JP2002049799 A JP 2002049799A JP 2002049799 A JP2002049799 A JP 2002049799A JP 2003246128 A JP2003246128 A JP 2003246128A
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laser
detecting
control means
communication
detection
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JP2002049799A
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Seiji Shibaki
誠司 柴木
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異常が発生して緊急停止する前に装置の停止
の予告を検出することができる画像形成装置を提供する
こと。 【構成】 レーザを感光体に走査するレーザ走査手段
と、前記レーザ走査手段により走査されるレーザを検知
するレーザ検知手段と、前記レーザ検知手段で検知され
る周期を検出する周期検出手段と、前記周期検知手段に
より検出された周期と所定の周期との差が所定値よりも
大きい場合には装置を停止させる制御手段と、前記制御
手段により装置が停止されることを予告するアラームを
検出する装置停止予告検出手段を含んで画像形成装置を
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体に走査する
レーザの異常を検出する画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置は、感光ドラムに照
射するレーザの異常検出をした場合には、即時に緊急停
止し、装置の使用を禁止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式では、サービスマン等による修理が行われるま
で、画像形成装置は復旧されずにダウンタイムが長いと
いう問題があった。
【0004】そこで、本発明は、異常が発生して緊急停
止する前に装置の停止の予告を検出することができる画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、レーザを感光体に走査するレーザ走査手
段と、前記レーザ走査手段により走査されるレーザを検
知するレーザ検知手段と、所定時間で前記レーザ検知手
段により検知された検知回数が所定回数に達しないとき
装置を停止させる制御手段と、前記制御手段により装置
が停止されることを予告するアラームを検出する装置停
止予告検出手段を含んで画像形成装置を構成する。
【0006】又、本発明は、レーザを感光体に走査する
レーザ走査手段と、前記レーザ走査手段により走査され
るレーザを検知するレーザ検知手段と、前記レーザ検知
手段で検知される周期を検出する周期検出手段と、前記
周期検知手段により検出された周期と所定の周期との差
が所定値よりも大きい場合には装置を停止させる制御手
段と、前記制御手段により装置が停止されることを予告
するアラームを検出する装置停止予告検出手段を含んで
画像形成装置を構成する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
複写装置について説明する。
【0008】図1は本発明の実施の形態における複写装
置の構成を示すブロック図である。
【0009】100は複写装置本体、800は複写動作
を制御する複写制御手段、900は外部通信回線との間
でデータの送受信を行うための通信制御手段(モデムボ
ード)、908は外部通 信回線である公衆回線、99
9は複写装置を管理するための管理部所等に置かれた外
部装置であるホストコンピュータシステムである。
【0010】図2は通信制御手段(モデムボード)90
0の主要構成を示すブロック図である。901は通信を
制御するための中央演算処理装置(以下CPUと言
う)、903は通信データを一時保管するためのメモリ
(RAM)、905はデジタル通信データを公衆回線9
08に載せるために変調し、又、公衆回線908によっ
て送られてきたデータをデジタル通信データに復調する
変復調器(モデム)であり、906はネットワークコン
トロールユニット(NCU)である。
【0011】上記構成の複写制御手段800及び通信制
御手段900による制御によって、複写装置100の複
写動作、データ記憶、外部通信回線908を経由しての
外部装置との通信が実施される。
【0012】次に、複写制御手段800、通信制御手段
900について説明する。
【0013】図3は複写制御手段800、通信制御手段
900のブロック図である。複写制御手段800は複写
装置本体100の動作制御を行い、通信制御手段900
は外部通信回線との通信制御を行う。
【0014】801は複写装置全体の制御を行う中央演
算処理装置(以下、CPUと記す)であり、802は複
写装置本体100の制御手順(制御プログラム)を記憶
した読み取り専用メモリ(以下、ROMと記す)であ
り、CPU801はROM802に記憶された制御手順
に従ってバスを介して接続された各構成装置を制御す
る。
【0015】803は入力データの記憶や作業用記憶領
域等として用いる主記憶装置であるところのランダムア
クセスメモリ(以下、RAMと記す)であり、外部装置
999との通信を開始するために必要な電話番号等を記
憶している。804はメインモータ113等の負荷に対
するCPU801の制御信号の出力及び定着器のセンサ
等からの信号の入力をCPU801に送る入出力IC
(以下、I/Oと言う)である。CPU801は、バス
及び適当なI/O(不図示)を介して、後述する操作パ
ネル上の各種キーからの入力を受け入れ、更に同パネル
上のディスプレイに必要な情報を表示させる。
【0016】外部通信回線908との通信制御を行う通
信制御手段900は、CPU901により通信の制御を
行う。902は通信制御、接続手続プログラム等を記憶
した記憶装置(ROM)である。そして、複写装置本体
100の複写制御手段800とはRS−232Cインタ
ーフェース805,907により構成した転送手段を介
して接続されている。
【0017】RS−232Cインターフェース907を
介して複写装置本体100の複写制御手段800からの
データ転送が行われると、その転送データを通信制御手
段900内に設けた専用の通信データ記憶手段であるR
AM903に一時保持し、複写制御手段800からのデ
ータ転送終了後にCPU901によりネットワークコン
トロールユニット(以下、NCUと記す)部906を制
御し、外部装置との通信回線接続を行い、回線接続後モ
デム905、NCU部906を通して外部にデータ転送
を行う。
【0018】又、外部からデータ転送が行われた場合に
は、その転送データをRAM903に一時保持し、複写
装置本体100の複写制御手段800からの要求に応じ
てRS−232Cインターフェース805,907を介
して複写装置本体100の複写制御装置800にデータ
転送を行う。909は通信先の電話番号、自信のID番
号、パスワード等を設定するためのロータリスイッチで
ある。
【0019】図4は複写装置の構成を示す断面図であ
る。
【0020】図4を参照して複写装置の構成と動作を説
明する。本発明の実施の形態に係る画像形成装置100
は、原稿給送装置1000、イメージリーダ200、プ
リンタ300、折り処理部400、フィニシャ500を
備えている。
【0021】原稿給送装置1000は、セットされた原
稿を先頭頁から順に1枚ずつ、湾曲したパスを介してプ
ラテンガラス102上を左から右へ向けて搬送し、その
後、排紙トレイ112へ排出する。このとき、スキャナ
ユニット104は所定の位置に保持された状態にあり、
このスキャナユニット104上を原稿が左から右へ通過
することにより、原稿の読み取りが行われる。原稿の通
過時、スキャナユニット104のランプ103の光が原
稿に照射され、その原稿からの反射光がミラー105,
106,107、レンズ108を介してイメージセンサ
109に導かれる。尚、原稿給送装置1000により原
稿をプラテンガラス102上に搬送した後に停止させ、
スキャナユニット104を左から右へ移動させることに
より、原稿の読み取りを行うこともできる。
【0022】イメージセンサ109で読み取られた原稿
の画像は、画像処理が施されて露光制御部110へ送ら
れる。露光制御部110は、画像信号に応じたレーザ光
を出力する。このレーザ光は感光ドラム111に照射さ
れ、感光ドラム111上に静電潜像が形成される。感光
ドラム111上の静電潜像は現像器113により現像さ
れ、感光ドラム111上の現像剤はカセット114,1
15、手差し給紙部125、両面搬送パス124の何れ
かから給送されたシートに転写部116で転写される。
【0023】現像剤が転写されたシートは、定着部11
7で現像剤の定着処理が施される。定着部117を通過
したシートは、フラッパ121により一旦パス122に
導き、シートの後端がフラッパ121を抜けた後にシー
トをスイッチバックさせてフラッパ121により排出ロ
ーラ118へ導く。これにより、現像剤が転写された面
を下向きの状態(フェイスダウン)で排出ローラ118
によりプリンタ300から排出される。
【0024】尚、手差し給紙部125からOHPシート
等の硬いシートに画像形成を行うときには、パス122
に導くことなく、現像剤が転写された面を上向きの状態
(フェイスアップ)で排出ローラ118から排出させ
る。又、シートの両面に画像形成する場合には、シート
を定着部117から真っ直ぐ排出ローラ118へ導き、
シートの後端がフラッパ121を抜けた直後にシートを
スイッチバックし、フラッパ121により両面搬送パス
124へ導く。
【0025】排出ローラ118から排出されたシート
は、折り装置400へ送り込まれる。折り装置400
は、シートをZ形に折り畳む処理を行う。A3サイズや
B4サイズのシートで且つ折り処理の指定がなされてい
るときには、折り装置400で折り処理を行い、それ以
外のシートはそのままフィニッシャ本体500へ送り込
まれる。フィニッシャ本体500では製本処理、綴じ処
理、穴あけ等の処理等を行う。又、フィニシャ500上
には、インサータ1900が設けられており、表紙、合
紙等をフィニシャ本体500に給送する。
【0026】次に、操作パネル(操作部)について説明
する。図5は複写装置本体100に備えた操作パネル6
00の一例を示す外観図である。
【0027】601はアスタリスク(*)キーであり、
オペレータ(使用者)が、綴じ代量の設定や、原稿枠消
しのサイズ設定等の設定モードを利用するときに用い
る。627はカーソルキーであり、設定モード時の設定
事項を選択するときに用いる。628はOKキーであ
り、設定モード時の設定内容を確定するときに用いる。
【0028】606はオールリセットキーであり、標準
モードに戻すときに押す。又、オートシャットオフ状態
から標準モードに復帰させるときにも、このオートリセ
ットキー606を押す。
【0029】605は複写開始キー(コピースタートキ
ー)であり、複写を開始するときに押す。604はクリ
ア/ストップキーであり、待機(スタンバイ)中はクリ
アキー、複写記録中はストップキーの機能を有する。こ
のクリア/ストップキー604は、設定した複写枚数を
解除するとき、又、連続複写を中断するときに押す。そ
して、この押した時点での複写が終了した後に、複写動
作を停止する。
【0030】603はテンキーであり、複写枚数を設定
するときに押す。又、アスタリスク(*)モードを設定
するときにも使う。619はメモリキーであり、使用者
が使用頻繁の高いモードを登録しておくことができる。
ここでは、M1〜M4の4通りのモードの記録ができ
る。
【0031】611及び612は複写濃度キーであり、
複写濃度を手動で調節するときに押す。613はAEキ
ーであり、原稿の濃度に応じて複写濃度を自動的に調節
するとき、又はAE(自動濃度調節)を解除して濃度調
節をマニュアル(手動)に切り換えるときに押す。
【0032】607はコピー用紙選択キーであり、上段
ペーパリフタ114、下段ペーパリフタ115、マルチ
手指し125を選択するときに押す。又、原稿給送装置
1000に原稿が載っているときには、このコピー用紙
選択キー607によりAPS(自動紙カセット選択)が
選択できる。APSが選択されたときには、原稿と同じ
大きさのカセットが自動的に選択される。610は等倍
キーであり、等倍(原寸)の複写を取るときに押す。6
16はオート変倍キーであり、指定した転写紙のサイズ
に合わせて原稿の画像を自動的に縮小・拡大を指定する
ときに押す。
【0033】626は両面キーであり、片面原稿から両
面複写、両面原稿から両面複写又は両面原稿から片面複
写を取るときに押す。625は綴じ代キーであり、転写
紙の左側へ指定された長さの綴じ代を作成することがで
きる。624は写真キーであり、写真原稿を複写すると
きに押す。623は多重キーであり、2つの原稿から転
写紙の同じ面に画像を作成(合成)するときに押す。
【0034】620は原稿枠消しキーであり、使用者が
定形サイズ原稿の枠消しを行うときに押し、その際に原
稿のサイズはアスタリスクキー601で設定する。62
1はシート枠消しキーであり、コピー用紙サイズに合わ
せて原稿の枠消しをするときに押す。629は表紙モー
ド設定キーであり、表紙,裏表紙の作成及び合紙を挿入
するときに用いる。630はページ連写キーであり、見
開きの本の左右を続けて複写するときに用いる。
【0035】614はステイプルソート、ソート、グル
ープの排紙方法を選択する排紙方法選択キーであり、フ
ィニッシャ500が接続されている場合は、記録用紙に
対するステイプルソートモード、ソートモード、グルー
プモードの選択又はその選択モードの解除ができる。
【0036】633はガイドキーであり、各種キーに対
応する機能の説明をメッセージディスプレイ701を表
示するときに用いる。
【0037】701は複写及び通信に関する情報を表示
するLCD(液晶)タイプのメッセージディスプレイで
あり、96×129ドットで文字や図形を表示する。例
えば、テンキー603で設定した複写枚数、定形変倍キ
ー608,609、等倍キー610、ズームキー61
7,618で設定した複写倍率、コピー用紙選択キー6
07で選択した用紙サイズ、複写装置本体100の状態
を示すメッセージ、操作手順を示すガイドメッセージ、
その他各種モード設定内容を表示する。704はAE表
示器であり、AEキー613によりAE(自動濃度調
節)を選択したときに点灯する。709は予熱表示器で
あり、予熱状態のときに点灯する。
【0038】標準モードで原稿給送装置1000を使用
している時では複写枚数1枚、濃度AEモード、オート
用紙選択、等倍、片面原稿から片面複写の設定になる。
原稿給送装置1000を未使用時の標準モードでは複写
枚数1枚、濃度マニュアルモード、等倍、片面原稿から
片面複写の設定となっている。原稿給送装置1000の
使用時と未使用時の差は原稿給送装置1000に原稿が
セットされているか否かで決まる。
【0039】次に、外部装置との通信について説明す
る。
【0040】図6は通信制御手段900のROM902
に納められたプログラムの一部で、通信の制御を行うル
ーチンのフローチャートである。
【0041】S601より本ルーチンに入り、ステップ
S602にて外部回線又は複写機本体からの受信要求が
あるかチェックする。要求がなければステップS606
に進み、受信要求があればステップS603にて要求が
外部装置からか、複写制御手段800からかを判断し、
複写制御手段800からの要求であればステップS60
4に、外部装置からの要求であればステップS605に
進み、各々からのデータを受信し、通信データ記憶手段
であるRAM903に記憶する。
【0042】次に、ステップS606にて、外部回線へ
の送信要求があるかチェックし、なければステップS6
08へ、要求があればステップS607に進み外部回線
を接続し、外部装置にRAM903に記憶したデータを
送信する。次に、ステップS608で複写制御手段80
0への転送が可能かどうかチェックし、不可ならステッ
プS610から本ルーチンを抜け、転送可能ならステッ
プS609に進み複写制御手段800へRAM903に
記憶したデータの転送を行い、ステップS610から本
ルーチンを抜ける。
【0043】図7は複写装置本体100の複写制御手段
800のROM802に納められたプログラムの一部
で、通信の制御を行うルーチンのフローチャートであ
る。
【0044】S701より本ルーチンに入り、ステップ
S702にて複写制御手段800が通信制御手段900
からのデータ転送に対して受信可能状態かどうかをチェ
ックする。受信不可能であれば、ステップS707から
本ルーチンを抜け、受信可能であればステップS703
に進み、通信制御手段900からの受信要求があるかチ
ェックする。受信要求がなければステップS707に進
み、受信要求があればステップS704に進み転送され
るデータの受信を行う。
【0045】次に、ステップS705にて、通信制御手
段900への送信が可能かチェックし、不可能ならばス
テップS707に進み、送信可能ならばステップS70
6にて通信制御手段900に送信を行いステップS70
7から本ルーチンを抜ける。
【0046】図8は通信相手の外部装置における通信制
御ルーチンの概略を示すフローチャートである。
【0047】S801より本ルーチンに入り、ステップ
S802にて通信回線908の接続を行う。次に、ステ
ップS803で通信制御手段900に対して送信可能状
態かチェックする。不可能であればステップS805に
進み、可能であれば、ステップS804にてデータの送
信を行う。そして、ステップS805にて、通信回線の
接続を切断しステップS806から本ルーチンを抜け
る。
【0048】図9〜図11は複写装置と通信制御手段間
の通信プロトコルの詳細である。図9は複写装置と通信
制御手段間のデータ通信のタイミングを示す。通信制御
手段900がマスター側となり、コマンドを複写装置に
送信する。複写装置は受信したコマンドに対応するレス
ポンスを通信制御手段900に送信する。
【0049】図10は複写装置と通信制御手段間のコマ
ンド及びレスポンスのフォーマットである。この通信は
シリアル方式で行われ、コマンドはバイナリィ形式で複
数バイトからなるID,Length, Data, Su
mにより構成されている。IDはコマンドの種類を示し
ている。Lengthはコマンドのバイト数を示してい
る。DataはIDで指定されたそれぞれの種類のコマ
ンドについて更に情報を付加する場合に使用する。Su
mはチェックサムであり、通信途中でコマンドの内容が
間違ったものになっていないかどうかを確認するための
ものである。このチェックサムは、IDからDataま
でを加算した値の下位1バイト値を使用している。
【0050】図11は複写装置と通信制御手段間のコマ
ンド及びレスポンスの例である。「複写機ROMバージ
ョン要求コマンド」では、IDが01と定義され、通信
制御手段900が複写装置に対してROMの種類を指定
してROMバージョンを要求し、レスポンスとしてRO
Mバーションデータを取得するものである。
【0051】「複写機メモリリードコマンド」では、I
Dが02と定義され、通信制御手段900が複写装置に
対してアドレスを指定してメモリリードを要求し、レス
ポンスとしてメモリデータを取得するものである。
【0052】「複写機表示データコマンド」では、ID
が03と定義され、通信制御手段900が複写装置に対
して表示データを指定して操作パネルに表示することを
要求し、応答としてレスポンスを取得するものである。
【0053】複写装置は、受信したコマンドの種類をI
Dによって識別する。IDが03であれば表示データと
判断し、03以外であれば表示データではないと判断す
る。表示データと判断されれば、その内容を操作パネル
に送信し表示させる。
【0054】図12〜図14は外部装置(ホストコンピ
ュータ)と通信制御手段間の通信プロトコルの詳細であ
る。
【0055】図12は外部装置と通信制御手段間のデー
タ通信のタイミングを示す。外部装置がマスター側とな
り、コマンドを通信制御手段900に送信する。通信制
御手段900は受信したコマンドに対応するレスポンス
を外部装置に送信する。
【0056】図13は外部装置と通信制御手段間のコマ
ンド及びレスポンスのフォーマットである。この通信は
モデム及び公衆回線を経由してシリアル方式で行われ、
コマンドはアスキー形式で複数バイトから成り、ID,
Data,Sum,CRにより構成されている。IDは
コマンドの種類を示している。DataはIDで指定さ
れたそれぞれの種類のコマンドについて更に情報を付加
する場合に使用する。Sumはチェックサムであり、通
信途中でコマンドの内容が間違ったものになっていない
かどうかを確認するためのものである。このチェックサ
ムはIDからDataまでを加算した値の下位1バイト
値をアスキーに変換したものを使用している。CRはデ
リミタであり、コマンドの終わりを示している。
【0057】図14は外部装置と通信制御手段間のコマ
ンド及びレスポンスの例である。「複写機ROMバージ
ョン要求コマンド」では、IDが81と定義され、外部
装置が通信制御手段900に対してROMの種類を指定
してROMバージョンを要求し、レスポンスとしてRO
Mバーションデータを取得するものである。
【0058】「複写機メモリリードコマンド」では、I
Dが82と定義され、外部装置が通信制御手段900に
対してアドレスを指定してメモリリードを要求し、レス
ポンスとしてメモリデータを取得するものである。
【0059】「複写機表示データコマンド」では、ID
が83と定義され、外部装置が通信制御手段900に対
して表示データを指定して操作パネルに表示することを
要求し、応答としてレスポンスを取得するものである。
【0060】以上述べたシーケンスにより、ホストコン
ピュータは「複写機表示データコマンド」により操作部
の表示パネルで表示すべきデータを画像形成装置に送信
することが可能である。
【0061】同様に、複写装置、通信制御手段間と外部
装置、通信制御手段間のコマンドには、複写装置の異常
状態を取得するための「複写機エラー状態取得コマン
ド」、複写装置のアラームを記憶した情報であるアラー
ム履歴を取得するための「複写機アラーム履歴取得コマ
ンド」等がある。
【0062】図17はレーザ制御のブロック図である。
1300はCPUを示しており、レーザの点灯のON/
OFFの指示の決定やレーザの照射範囲の決定を行う。
1301はレーザ制御回路であり、CPU1300とバ
スを介して接続されている。又、CPU1300への割
り込み信号出力を備えている。CPU1300が決定し
たレーザ照射範囲に応じたレーザ駆動タイミング信号の
生成を行い、レーザ駆動信号を出力する。
【0063】又、レーザが照射された回数を検知するB
Dカウンタとレーザの照射周期を測定するためのBD周
期カウンタ及び内部カウンタをそれぞれBDセンサーの
数と同じだけ備えている。内部カウンタはBDセンサー
からの信号がHIGHレベルになったエッジを検出した
時にBD周期カウンタに内容をコピーして0にクリアさ
れる。内部カウンタは20Mhzのクロックをカウント
する構成になっている。よって、BD周期カウンタには
レーザのON間隔が常に保存される。
【0064】1302,1304はレーザ駆動回路であ
り、レーザ制御回路のからの駆動信号によりレーザの出
力を行う。又、1303,1305はBDセンサーであ
り、レーザの走査線上に配置され検知信号をレーザ制御
回路1301に伝達する。
【0065】レーザが照射された回数を検知する時の動
作を説明する。
【0066】BDセンサー1303,1305のON信
号をレーザ制御回路が受け取り、これを内部カウンタで
カウントする。CPU1300とレーザ制御回路はバス
を介して接続されているので、内部カウンタをCPU1
300が読み出すことでレーザが照射された回数を検知
することができる。
【0067】図15はアラーム検知及びエラー検知のフ
ローチャートである。このフローチャートでは、コピー
ジョブ開始直後のレーザ制御について説明する。
【0068】S1001はコピースタートキーの押下に
より、ジョブがスタートしてポリゴンの回転駆動が安定
した状態を示す。S1002では感光ドラムの駆動、レ
ーザの点灯、BDカウンタのクリア、エラー検知タイマ
カウンタのクリア等を行う。S1004では、BD測定
周期がBD周期の理論値300μSに対して、Terr
=20(μS)以下の差であるかどうかを判断する。そ
して、その差がTerr以上であればS1009へ進
み、そうでなければS1005に進む。
【0069】S1005では、BD測定周期がBD周期
の理論値300μSに対して、Talarm=10(μ
S)以下の差であるかどうかを判断する。そして、その
差がTalarm以上であればS1006へ進み、そう
でなければS1007に進む。
【0070】S1006は、アラーム処理であり故障の
予兆があると推測されるので、この時の発生日時、アラ
ームコード「0001」をメモリ上のアラーム履歴領域
に記憶してS1007に進む。S1007ではエラー検
知タイマカウンタが10以上かどうかを判断して、10
未満なら、エラー検知タイマカウンタを1増加させて1
msウェイトした後にS1004に進む。エラー検知タ
イマカウンタが10以上ならS1008に進む。
【0071】S1008,S1010ではBD検知カウ
ンタのチェックを行う。この時点でBDの検知回数の理
論値は10ms÷300μs=約33回の筈である。S
1008ではBDカウンタがCerr=10以上か判断
して10未満であればS1009へ、10以上であれば
S1010へ進む。S1010では、BDカウンタがC
alarm=30回以上かどうかを判断して、30回以
上であればS1012へ進み、そうでなければS101
1に進む。
【0072】S1011はアラーム処理であり故障の予
兆があると推測されるので、この時の発生日時、アラー
ムコード「0002」をメモリ上のアラーム履歴領域に
記憶してS1012に進む。S1012ではジョブスタ
ート後にアラームが発生していた場合はホストコンピュ
ータにメモリ上のアラーム履歴の内容を送信する。その
後は給紙等の画像形成動作を開始する。S1009はエ
ラー処理であり、レーザの停止や各駆動の停止を行い。
この時の発生日時、エラーコード「1001」をホスト
コンピュータに送信する。S1013では電源が切られ
るまでこの状態を保持する。
【0073】図16はアラーム検知及びエラー検知のフ
ローチャートである。レーザ出力が2つある場合につい
て説明する。このフローチャートでは、コピージョブ開
始直後のレーザ制御について説明する。
【0074】S1101はコピースタートキーの押下に
より、ジョブがスタートして、ポリゴンの回転駆動が安
定した状態を示す。S1102では、感光ドラムの駆
動、2つのレーザの点灯、BDカウンタのクリア、エラ
ー検知タイマカウンタのクリアなどを行う。
【0075】S1105では、BD測定周期がBD周期
の理論値に対して、それぞれのレーザにおいてTala
rm=20(μS)以下の差であるかどうかを判断す
る。そして、何れかのレーザの周期の差がTalarm
以上であればS1106へ進み、そうでなければS11
07に進む。S1106は、アラーム処理であり、故障
の予兆があると推測されるので、この時の発生日時、ア
ラームコード「0001」をメモリ上のアラーム履歴領
域に記憶する。又、周期の差がTalarm以上だった
レーザの点灯を停止して、感光ドラムの回転速度を1/
2に落とす。
【0076】S1107では、エラー検知タイマカウン
タが10以上であるかどうかを判断する。そして、10
未満なら、エラー検知タイマカウンタを1増加させて1
msウェイトした後にS1105に進む。エラー検知タ
イマカウンタが10以上ならS1110に進む。この時
点でBDの検知回数の理論値は、10ms÷300μs
=約33回の筈である。S1110ではBDカウンタが
Calarm=30回以上かどうかを判断する。そし
て、30回以上であればS1112へ進み、そうでなけ
ればS1111に進む。
【0077】S1111はアラーム処理であり、故障の
予兆があると推測されるので、この時の発生日時、アラ
ームコード「0002」をメモリ上のアラーム履歴領域
に記憶する。又、周期の差がTalarm以上だったレ
ーザの点灯を停止して、感光ドラムの回転速度を1/2
に落とす。S1112ではジョブスタート後にアラーム
が発生していた場合はホストコンピュータにメモリ上の
アラーム履歴の内容を送信する。その後は、給紙等の画
像形成動作を開始する。ジョブスタート後にアラームが
発生していた場合は紙搬送速度を1/2に落として画像
形成動作を行う。
【0078】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明よ
れば、装置が停止されることを予告するアラームを検出
する装置停止予告検出手段を有するので、装置の異常の
予告を検出し、センターに設置されたホストコンピュー
タ(外部装置)に通報することができ、異常の発生によ
る装置の停止前にサービスマン等による点検、交換等を
促すことが可能である。又、異常の発生による装置の停
止前に対処できるので、画像形成装置のダウンタイムを
減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のブロック図である。
【図2】通信手段のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る制御装置のブロック
図である。
【図4】複写装置の断面図である。
【図5】操作パネル外観図である。
【図6】通信制御手段の通信制御フローチャートであ
る。
【図7】複写制御手段の転送制御フローチャートであ
る。
【図8】外部装置の通信制御フローチャートである。
【図9】複写装置と通信制御手段間の通信プロトコルを
示す図である。
【図10】複写装置−通信手段でのコマンド及びレスポ
ンスのフォーマットを示す図である。
【図11】複写装置−通信制御手段のコマンド例を示す
図である。
【図12】外部装置と通信制御手段間の通信プロトコル
を示す図である。
【図13】外部装置−通信手段でのコマンド及びレスポ
ンスのフォーマットを示す図である。
【図14】外部装置−通信制御手段のコマンド例を示す
図である。
【図15】アラーム、エラー検知フローチャートであ
る。
【図16】アラーム検知、駆動速度変更処理フローチャ
ートである。
【図17】レーザ制御のブロック図である。
【符号の説明】
100 複写装置本体 102 プラテンガラス 104 スキャナユニット 110 露光制御部 111 感光ドラム 113 現像器 200 イメージリーダ 300 プリンタ 400 折り処理部 500 フィニシャ 800 制御手段 801 CPU 802 ROM 900 通信制御手段 901 CPU 902 ROM 903 RAM 1000 原稿給送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 512 H04N 1/00 106C H04N 1/00 106 B41J 3/00 D Fターム(参考) 2C061 AP04 AQ06 AS02 HK11 HK23 HV26 HV35 HV44 HV60 2C362 BB34 EA04 2H027 DA16 DA38 DA41 DE07 ED02 ED04 EE04 EE07 EE08 EJ08 EJ15 EK01 EK03 EK09 GB07 GB10 2H076 AB02 AB11 AB16 AB31 AB85 5C062 AA05 AB22 AC41 AC42 AC55 AF00 BA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザを感光体に走査するレーザ走査手
    段と、前記レーザ走査手段により走査されるレーザを検
    知するレーザ検知手段と、所定時間で前記レーザ検知手
    段により検知された検知回数が所定回数に達しないとき
    装置を停止させる制御手段と、前記制御手段により装置
    が停止されることを予告するアラームを検出する装置停
    止予告検出手段を有することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 レーザを感光体に走査するレーザ走査手
    段と、前記レーザ走査手段により走査されるレーザを検
    知するレーザ検知手段と、前記レーザ検知手段で検知さ
    れる周期を検出する周期検出手段と、前記周期検知手段
    により検出された周期と所定の周期との差が所定値より
    も大きい場合には装置を停止させる制御手段と、前記制
    御手段により装置が停止されることを予告するアラーム
    を検出する装置停止予告検出手段を有することを特徴と
    する画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記装置停止予告検出手段で検出された
    アラームを記憶する記憶手段を更に有することを特徴と
    する請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記感光体を駆動する感光体駆動手段を
    更に有し、前記装置停止予告検出手段の検出に応じて前
    記感光体駆動手段の駆動速度を遅くすること特徴とする
    請求項1又は2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 外部装置とデータの授受を行う通信手段
    を更に有し、前記通信手段を介して前記装置停止予告検
    出手段の検出結果を前記外部装置に出力する制御手段を
    備えたことを特徴とする請求項1〜4記載の画像形成装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007144951A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2009248391A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Sharp Corp 画像形成装置

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