JP2003244723A - ホワイトバランス補正装置およびそれを搭載した撮像装置、及びホワイトバランス補正方法 - Google Patents

ホワイトバランス補正装置およびそれを搭載した撮像装置、及びホワイトバランス補正方法

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JP2003244723A
JP2003244723A JP2002043326A JP2002043326A JP2003244723A JP 2003244723 A JP2003244723 A JP 2003244723A JP 2002043326 A JP2002043326 A JP 2002043326A JP 2002043326 A JP2002043326 A JP 2002043326A JP 2003244723 A JP2003244723 A JP 2003244723A
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    • H04N23/88Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals for colour balance, e.g. white-balance circuits or colour temperature control
    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 白判定の誤判断を削減することができるた
め、より良好なホワイトバランス補正を行うこと。 【解決手段】 ホワイトバランス補正装置は、入力した
画像を複数の領域に分割する評価ブロック分割部(3
1)と、各分割領域毎に、複数の白検出領域の内、前記
画像における各分割領域の位置に応じた白検出領域に基
づいて、当該分割領域が白色であるか否かを判定する白
判定部(35)と、白色であると判断された分割領域の
データに基づいてホワイトバランス補正を行うホワイト
バランス補正部(38)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホワイトバランス補
正装置及びホワイトバランス補正方法に関し、特にデジ
タルカメラやデジタルビデオカメラなどで用いられるホ
ワイトバランス補正装置及びホワイトバランス補正方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の撮像装置の一例として、
単板方式のデジタルカメラの構成を示すブロック図であ
る。図13において、1は、CCD等の固体撮像素子で
あり、その表面は、例えばベイヤー配列のRGBカラー
フィルターにより覆われ、カラー撮影が可能な構成とな
っている。不図示のレンズを介して入射する光学被写体
像は撮像素子1により電気信号に変換され、変換された
電気信号はノイズ除去のためCDS/AGC回路2によ
り処理された後、各画素毎に順々にA/D変換回路3で
所定のデジタル信号に変換される。
【0003】A/D変換回路3から出力されるデジタル
信号は、ホワイトバランス回路4で白のゲインが調整さ
れ、輝度ノッチ回路12に送られる。輝度ノッチ回路1
2にて、垂直ローパスフィルタ(VLPF)を用いて、
垂直方向に色のナイキスト付近の周波数の信号ゲインを
低減する処理が施される。水平方向も同様に水平ローパ
スフィルタ(HLPF)によるゲインの低減処理が施さ
れる。以下、このフィルタを輝度ノッチフィルタと呼
ぶ。その後、水平バンドパスフィルタ(HBPF)回路
13及び垂直バンドパスフィルタ(VBPF)回路16
によって、ノッチフィルタにより弱められたナイキスト
周波数よりも若干低い周波数をもちあげる。
【0004】その後、水平、垂直ともにPP(Aperture
Peak)Gain回路14及び17で振幅が調整され、
ベースクリップ(BC)回路15及び18で小振幅がカ
ットされノイズ除去される。その後、加算器19で水平
成分と垂直成分が加算され、APC(Aperture Contro
l)MainGain回路20 でメインゲインがかか
り、加算器21でベースバンド信号と加算される。その
後、ガンマ変換回路22でガンマ変換が施され、輝度修
正(YCOMP)回路23で、色による輝度信号レベル補正が
実施される。
【0005】また、色信号処理として、色補間回路5に
より全ての画素について全ての色画素値が存在するよう
に補間され、色変換マトリクス(MTX)回路6にて各
色信号が輝度信号(Y)及び色差信号(Cr、Cb)に
変換される。その後クロマ抑圧(CSUP:Chroma Sup
ress)回路7によって低輝度及び高輝度領域の色差ゲイ
ンが抑圧され、クロマローパスフィルタ(CLPF)回
路8にて帯域が制限される。帯域制限されたクロマ信号
はガンマ変換回路9において、RGB信号に変換される
と同時にガンマ変換が施される。ガンマ変換後のRGB
信号は再びY、Cr、Cb信号に変換され、CGain
Knee(Chroma Gain Knee)回路10にて再度ゲインが
調整され、LCMTX(Linear Clip Matrix)回路11に
て、色相の微少修正及び、撮像素子の個体差バラツキに
よる色相ずれを修正する。
【0006】ここで、図13に示す撮像装置におけるホ
ワイトバランス回路4における処理について説明する。
撮像素子1から出力され、A/D変換回路3によりデジ
タル信号に変換された画像信号は、図14に示すような
任意の複数のブロックに分割され、各ブロックごとに色
評価値Cx、Cy、Yを式(1)に基づいて算出する。
【0007】Cx= (R-B)/Y
【0008】Cy= (R+B-2G)/Y
【0009】Y= (R+G+B)/2 …(1)
【0010】上記式(1)により算出した各ブロックの
色評価値Cx、Cyを予め設定した後述する白検出領域と比
較し、白検出領域に含まれる場合、そのブロックが白で
あると仮定し、白と仮定されたブロックのそれぞれの色
画素の積分値(SumR、SumG、SumB)を算出する。そして、
その積分値から以下の式を用いてRGB各色用のホワイ
トバランスゲインkWB_R、kWB_G、kWB_Bを算出する。
【0011】kWB_R=1.0/SumR
【0012】kWB_G=1.0/SumG
【0013】kWB_B=1.0/SumB …(2)
【0014】ホワイトバランス回路4では、このように
して得られたホワイトバランスゲインを用いてホワイト
バランス補正を行う。
【0015】図15は、白検出領域101を示すグラフ
である。この白検出領域101を求めるには、高色温度
から低色温度まで、任意の色温度間隔の光源を用いて不
図示の基準白色板などの白色被写体を撮影し、撮像素子
1から得られた信号値より上記式(1)に基づいて色評
価値Cx、Cyを算出する。そして、それぞれの光源につい
て得られたCxをX軸、CyをY軸としてプロットしたもの
を直線で結ぶか、プロットした点を複数の直線を用いて
近似する。これにより、高色温度から低色温度までの白
検出軸が作られる。実際には白でも分光に若干のばらつ
きがあるため、白検出軸に対してY軸方向に若干の幅を
もたせたものを白検出領域と定義する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ホワイトバランス検出装置では以下のような欠点があっ
た。例えば、太陽光などの高色温度光源下で顔アップな
どを撮影した場合、太陽光源下の白色被写体の色評価値
は図15(a)の領域103に示すように分布するが、
人肌の色評価値は図15(a)の領域105となり、例
えば白色タングステンなどの低色温度光源下で撮影した
白色の色評価値(図15(a)で領域104が示す領
域)とほぼ同一領域に分布する。このため、肌色の面積
が大きい場合、実際より低い色温度の光源下で撮影され
たものと誤判別してしまう欠点があった。
【0017】また、風景撮影などで画面に地平線や雲の
境などの空の青が薄くなったエリア(7000K程度)
が含まれる場合の色評価値は、図15(b)の領域10
6に示す分布になり、曇りや日陰で撮影した白の評価値
(図15(b)の領域107)の分布とほぼ一致してし
まう。このため、実際(晴天時の色温度は5500K程
度)より画面の色温度が高いと判定され、薄空の青を白
と補正することとなり、誤判別してしまう欠点があっ
た。
【0018】本発明は上記問題点を鑑みてなされたもの
であり、白判定の誤判断を削減し、より良好なホワイト
バランス補正を行うことを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のホワイトバランス補正装置は、入力した画
像を複数の領域に分割する分割手段と、各分割領域毎
に、複数の条件の内、前記画像における各分割領域の位
置に応じた条件に基づいて、当該分割領域内の画像デー
タが白色であるか否かを判定する白判定手段と、白色で
あると判断された分割領域のデータに基づいてホワイト
バランス補正を行うホワイトバランス補正手段とを有す
る。
【0020】また、本発明のホワイトバランス補正方法
は、入力した画像を複数の領域に分割する分割工程と、
各分割領域毎に、複数の条件の内、前記画像における各
分割領域の位置に応じた条件に基づいて、当該分割領域
内の画像データが白色であるか否かを判定する白判定工
程と、白色であると判断された分割領域のデータに基づ
いてホワイトバランス補正を行うホワイトバランス補正
工程とを有する。
【0021】本発明の好適な一様態によれば、ホワイト
バランス補正装置は、前記各分割領域の位置と使用する
条件との組み合わせを示すパターンを保持するパターン
記憶手段を更に有する。また、ホワイトバランス補正方
法においては、白判定工程に先立って、前記各分割領域
の位置と使用する条件との組み合わせを示すパターンを
記憶手段から読み出す。好ましくは、前記パターンは、
画像の中央部を第1の条件に、それ以外の領域を第2の
条件に対応させるパターンを含む。前記条件は色温度領
域に基づいて画像データの白色の判別を定義するもので
あって、前記第1の条件の低色温度側のリミッタ値を、
前記第2の条件の低色温度側のリミッタ値よりも高く設
定した。
【0022】上記構成によれば、画面中央部に顔アップ
など人肌がある場合、肌色を低色温度の白と誤判別し、
その結果光源色温度を実際より低く誤判定することを防
ぐことができる。
【0023】更に、本発明の好適な別の一様態によれ
ば、ホワイトバランス補正装置は、同一の条件を用いて
全分割領域の白判定処理を行い、画像の中央部分から算
出された第1の色温度と、画像の周辺部分から算出され
た第2の色温度とを比較し、前記第2の色温度が前記第
1の色温度より高い場合には、分割領域の画像における
位置に関わらず、同一の条件を用いて白判定を行うよう
に前記白判定手段を制御する。
【0024】また、ホワイトバランス補正方法は、同一
の条件を用いて全分割領域の白判定処理を行う工程と、
画像の中央部分から第1の色温度を算出する工程と、画
像の周辺部分から第2の色温度を算出する工程と、前記
第1の色温度と前記第2の色温度とを比較する工程と、
前記第2の色温度が前記第1の色温度より高い場合に
は、前記白判定工程をスキップし、分割領域の画像にお
ける位置に関わらず、同一の条件を用いて白判定を行う
工程とを更に有する。
【0025】上記構成によれば、画面の中央部に人肌が
ない場合であっても、検出される光源色温度が実際より
も高く判別されてしまうことを防ぐため、良好なホワイ
トバランス補正を行うことができる。
【0026】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記パターンは、画像の上部を第3の条件に、それ以外の
領域を第4の条件に対応させるパターンを含む。前記条
件は色温度領域に基づいて画像データの白色の判別を定
義するものであって、前記第3の条件の高色温度側のリ
ミッタ値を、前記第4の条件の高色温度側のリミッタ値
よりも低く設定した。
【0027】上記構成によれば、画面上部の薄い青空を
高色温度の白と誤判別し、その結果光源色温度を実際よ
り高く誤判別することを防ぐことができる。
【0028】また、本発明の好適な一様態によれば、上
記ホワイトバランス補正装置は撮影モードを判定するモ
ード判定手段を更に有し、前記白判定手段は、前記モー
ド判定手段により判定されたモードに応じて、各分割領
域の位置と使用する条件との組み合わせを変更する。ま
た、上記ホワイトバランス補正方法は、撮影モードを判
定するモード判定工程を更に有し、前記白判定工程で
は、前記モード判定工程により判定されたモードに応じ
て、各分割領域の位置と使用する条件との組み合わせを
変更する。
【0029】更に、本発明の好適な一様態によれば、上
記ホワイトバランス補正装置は撮影方向を判定する撮影
方向判定手段を更に有し、前記白判定手段は、前記撮影
方向判定手段により判定された方向に応じて、各分割領
域の位置と使用する条件との組み合わせを変更する。ま
た、上記ホワイトバランス補正方法は、撮影方向を判定
する撮影方向判定工程を更に有し、前記白判定工程は、
前記撮影方向判定工程により判定された方向に応じて、
各分割領域の位置と使用する条件との組み合わせを変更
する。
【0030】上記構成によれば、撮影された画像の横位
置、縦位置に関わらず、最適な条件設定を行うことがで
き、ホワイトバランスの精度が向上する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0032】<第1の実施形態>図1は、本発明の第1
の実施形態におけるホワイトバランス補正装置の概略構
成を示すブロック図である。本実施形態のホワイトバラ
ンス補正装置は、例えば、図13に示すホワイトバラン
ス回路4の代わりに用いることが可能である。以下、撮
像装置の構成については、ホワイトバランス回路4以
外、図13を参照して説明する。
【0033】同図において、30は撮像装置の動作モー
ド(オートモード、人物を撮影する人物撮影モード、風
景を撮影する風景撮影モード、ユーザによってホワイト
バランスの補正値を設定するマニュアルモードなど)を
判定するモード判定部、31は撮像素子1からの出力信
号を図14のような複数の評価ブロックに分割する評価
ブロック分割部、32は基準となる白検出領域(以下、
「基準白検出領域」と呼ぶ。)を記憶する白検出領域記
憶部、33は白検出領域をリミット値を用いて適宜変更
する白検出領域可変部、34は画面上の位置と、その位
置にある評価ブロックを白判定するために使用する白検
出領域可変部により変更された白判断領域の組み合わせ
パターンをモード別に記憶するパターン記憶部、35は
評価ブロック分割部31により分割された各評価ブロッ
クが白であるか否かを判定する白判定部、36は白判定
部35により白であると判定された評価ブロックの信号
値から、ホワイトバランス(WB)補正に用いるWB係
数を算出するWB係数算出部、37はWB係数算出部3
6により求められたWB係数を記憶するWB係数記憶
部、38はWB係数記憶部37に記憶されたWB係数を
用いて、撮像素子1からの出力信号に対してWB補正を
行うWB補正部である。なお、白検出領域記憶部32、
パターン記憶部34、及びWB係数記憶部37は、1つ
のメモリにより構成しても、複数のメモリにより構成し
てもよい。
【0034】ここで、白検出領域記憶部32に記憶され
る基準白検出領域について説明する。なお、撮像素子1
として原色フィルタを使用している場合について説明す
る。
【0035】図2において、201は白検出領域、20
2は白検出軸であり、従来例と同様に、高色温度から低
色温度まで、任意の色温度間隔の光源を用いて不図示の
基準白色板などの白色被写体を撮影し、撮像素子1から
得られた信号値より上記式(1)に基づいて色評価値C
x、Cyを算出する。そして、それぞれの光源について得
られたCxをX軸、CyをY軸としてプロットしたものを直
線で結ぶか、プロットした点を複数の直線を用いて近似
する。これにより、高色温度から低色温度までの白検出
軸202を作る。なお、X軸が光源の色温度に対応し、
Y軸が緑方向(言い換えると、輝度の色温度方向、蛍光
灯の色温度方向)補正量に対応している。実際には白で
も分光に若干のばらつきがあるため、白検出軸に対して
Y軸方向に若干の幅をもたせたものを白検出領域201
と定義する。このようにして定義された白検出領域のデ
ータが、ホワイトバランス補正装置の製造時や出荷時な
どに白検出領域記憶部32に記憶される。
【0036】従来であれば、評価ブロック分割部31が
撮像素子1からの出力信号を図14のような複数の評価
ブロックに分割し、白判定部35では、各ブロック毎に
上記式(1)を用いて色評価値Cx、Cyを算出し、この色
評価値Cx、Cyが白検出領域201内に含まれる場合に、
この小ブロックを白と判別するが、本発明の第1の実施
形態においては、評価ブロックの画面上での相対位置に
応じて、白検出領域可変部33により白検出領域201
の大きさ(図2に示す例では、色温度方向のリミッタ)
を可変とすることを特徴とする。
【0037】図2において、白検出領域203は、白検
出領域201に対して白検出リミッタLl1及びLh1
を設定することで、Cxの範囲をLl1〜Lh1とするよ
うに制限を加えたものであり、白検出領域204は、白
検出領域201に対して白検出リミッタLl2及びLh
2を設定することで、色温度の低い領域を検出領域20
3よりカットするように検出領域204に対してCxの範
囲をLl2〜Lh2として制限を加えたものである。
【0038】白判定部35は評価ブロックに対して白判
定を行い、WB係数算出部36において白と判別された
評価ブロックの画素値の積分値よりWB係数(ホワイト
バランスゲイン)を算出し、WB係数記憶部37に記憶
する。WB補正部38は、WB係数記憶部37に記憶さ
れた係数を用いて、入力画像のWB補正を行う。
【0039】次に、白判定処理について図2乃至図4を
参照して説明する。
【0040】図3(a)は、パターン記憶部34に記憶
されるオートモード時のパターン設定例を、図3(b)
は人物撮影モード時のパターン設定例を示す。このパタ
ーンは、各評価ブロックの位置と、当該位置にある評価
ブロックを白判定する際に使用する可変後の白検出領域
の大きさとの組み合わせを示すものである。これらのパ
ターンについては、ホワイトバランス補正装置の製造時
や出荷時などに予め記憶しておいても、ユーザが領域設
定を変更できるようにしておいてもよい。
【0041】まず、ステップS11において、モード判
定部30はオートモードが設定されているか、人物撮影
モードが設定されているかを判断する。白判定部35
は、オートモードが設定されている場合にはステップS
12に進んでパターン記憶部34から図3(a)に示す
パターンの領域データを取得し、人物撮影モードが設定
されている場合にはステップS13に進んで図3(b)
に示すパターンの領域データを取得する。
【0042】次に、ステップS14において、白判定部
35は、各評価ブロックが領域(1)内にあるか領域(2)内
にあるかを判断する。領域(1)内にある場合(ステップ
S14でYES)、ステップS15に進み、評価ブロッ
クの色評価値を、白検出領域可変部33により領域制限
された図2(a)に示す白検出領域203と比較する。
【0043】一方、領域(2)内にある場合(ステップS
14でNO)、ステップS16に進み、白検出領域可変
部33により領域制限された図2(b)に示す白検出領
域204と比較する。画面の中央領域には人の顔が含ま
れている可能性が高いため、中央領域に対しては低色温
度側の制限を周辺領域のそれよりも高く設定すること
で、人肌を白と誤判別しないように白検出領域204に
制限するものである。
【0044】ステップS15及びステップS16いずれ
においても、白判定部35は、評価ブロックの色評価値
が白検出領域203又は204内にある場合にはステッ
プS17に進んでその評価ブロックが白であると判定
し、白検出領域203又は204内に無い場合にはステ
ップS18に進んでその評価ブロックが白ではないと判
定する。
【0045】このようにして白と判定された評価ブロッ
クは、上述したようにホワイトバランスゲイン(WB係
数)を算出するために、その画素値が積分される。
【0046】ステップS19では全ての評価ブロックに
ついて白であるか否かの判定を行ったかどうかを判断
し、全ての評価ブロックの判定が終了するまでステップ
S14〜S18を繰り返す。
【0047】なお、実験によれば、低色温度側白検出リ
ミッタLl2を約5000Kに固定とすると良好な結果を得
ることができた。しかしながら、本発明は5000Kに限ら
れるものではなく、適宜変更可能であることは言うまで
もない。
【0048】上記の通り本第1の実施形態によれば、画
面上の位置に応じて異なる白検出領域を用いることによ
り、白判定の誤判断を削減することができるため、より
良好なホワイトバランス補正を行うことが可能となる。
【0049】また、カメラの撮影モードを人物撮影モー
ドにした場合に図3(b)に示すように中央領域(2)の
面積をより大きくすることで、人肌による白判定の誤判
断をより少なくするができる。
【0050】しかしながら、人物撮影モードであれば画
面中央部に人肌がある可能性が高いと考えられるが、オ
ートモードの場合、画面中央部に人肌が無い場合も多く
考えられる。画面中央部に人肌が無い場合に上記のよう
な画面の設定や白リミッタ設定をすると、画面中央部の
色温度検出結果が低色温度側の白検出リミッタLl2
(例えば、5000K)より低くなることはないため、例え
ばA光源下で撮影された画像に基づく色温度の結果が実
際の光源色温度より高くなってしまう不都合が生じる。
そこで、以下のように、人肌の有無の判定を図4のステ
ップS12に示す動作に先立って行ない、人肌があると
判断した場合にステップS12以下の動作を行うこと
で、より精度の高いホワイトバランス補正を実現するこ
とができる。この動作について図5のフローチャートを
参照して説明する。
【0051】まずステップS21において、画面中央部
(図3(a)領域(2))と周辺部(図3(a)領域(1))
の全評価ブロックについて同じ白検出領域(同じ白検出
リミッタにより制限した領域または、制限をしない白検
出領域に人肌の色温度領域が含まれる領域。例えば、白
検出領域201や203のいずれか一方の領域)を用い
て画像データが白色のであると判定される評価ブロック
(以下、「白評価ブロック」と呼ぶ。)を検出し、ステ
ップS22及びS23で画面周辺部の白評価ブロックの
画像データを積分して平均したデータから光源色温度Ct
Aroundを、画面中央部の白評価ブロックの画像データを
積分して平均したデータから光源色温度CtCenterを求め
る。なお、ステップS22及びS23の処理の順番は、
逆であっても同時であっても構わない。
【0052】次にステップS24において、CtAroundと
CtCenterとを比較し、画面中央部から求めた色温度CtCe
nterが画面周辺部から求めた色温度CtAroundよりも低い
場合には、ステップS25において画面中央部が人肌で
ある可能性が高いと判断する。つまり、
【0053】CtCenter<CtAround
【0054】が成り立てば、画面中央部は人肌と判断
し、図2乃至図4に示すオートモードの白判定を行っ
て、光源色温度を算出する。一方、画面中央部からの色
温度CtCenterが、画面周辺部からの色温度CtAroundとほ
ぼ同じか高い場合は、画面中央部は人肌でない可能性が
高いと判断する。つまり、
【0055】CtCenter≧CtAround
【0056】の場合は、人肌無しと判定し、全評価ブロ
ックを共通な白検出領域と比較して白評価ブロックを検
出し、得られた光源色温度を採用する。上記処理を追加
することで、白判定の誤判断を更に減らすことができ、
良好なホワイトバランス補正を行うことが可能となる。
【0057】なお、ステップS11におけるモード判別
において、マニュアルモードであることが判別された場
合、人肌無しと判定した場合と同様に全評価ブロックを
共通な白検出領域と比較して白評価ブロックを検出し、
白評価ブロック中の画像データから得られる光源色温度
を採用してもよい。
【0058】(変形例1)図6(a)及び(b)は、青
空を白色と誤判断することを抑制する為のパターン設定
例を示す図であり、図6(a)はオートモードの場合の
パターン例を、図6(b)は風景撮影モードの場合のパ
ターン例を示す。上記第1の実施形態と同様に、領域
(1)と領域(2)とで異なる白検出リミッタを用いて制限し
た白検出領域と比較することで評価ブロックが白色であ
るか否かを判定する。
【0059】薄くもりや地平線に近い空を写した画像領
域の評価ブロックの色評価値は、先に述べたように日陰
の白点の色評価値とほぼ同じ分布であるために、空の画
像部分の評価ブロックを白と誤判定してしまう。つまり
空を高色温度の白と誤判別してしまう。そこで、図6
(a)のように画面上部と下部とで、白検出領域可変部
33により高色温度側で異なる白検出リミッタを用いて
制限を加えた、異なる白検出領域を用いて白判定を行
う。
【0060】変形例1において、図7に示すように、画
面上部にある評価ブロックを判定するための白検出領域
制限する高色温度側の白検出リミッターLh4を画面下
部にある評価ブロックを判定するための高色温度側の白
検出リミッターLh3に比べ低色温度側に設定し、薄青
を白と誤判別しないようにした。
【0061】実験によると、白検出リミッターLh4を
約5500Kに設定すると良好な結果を得ることができた。
しかしながら、本発明は5500Kに限られるものではな
く、適宜変更可能であることは言うまでもない。
【0062】上記の通り変形例1によれば、画面上の位
置に応じて異なる白検出領域を用いることにより、白判
定の誤判断を削減することができるため、より良好なホ
ワイトバランス補正を行うことが可能となる。
【0063】また、カメラの撮影モードを風景撮影モー
ドにした場合に図6(b)に示すように上部領域(2)の
面積をより大きくすることで、青空部分の白判定の誤判
断をより少なくするができる。
【0064】なお、変形例1において、撮影画像データ
から被写体の明るさBvを検出し、その明るさに応じて図
6(a)及び(b)に示すような白検出の検出パターン
を変更してもよい。例えば、図16に示すように、Bvが
予め設定した値Bv2より大きいときは外で撮影した割合
が高い(空の面積の割合が多い)ので、図10(a)に
示す白検出領域209によって白検出範囲が制限される
画面上部の評価ブロックの割合を大きくする。一方、Bv
が予め設定したBv1(<Bv2)より小さいときには屋内の
確率が高いので空の面積を0とする。また、被写体の明
るさがBv1からBv2の間の場合には、グラフのようにBvで
の線形演算にて白検出領域209によって白検出範囲が
制限される画面上部の評価ブロックの割合を決定する。
このような処理によってさらに適切なホワイトバランス
補正を行うことができる。
【0065】(変形例2)図8は、人肌と空の両方に関
して、白判定の誤判断を抑制するためのパターン設定例
を示す図である。ここでは、例えば、図8の領域(1)の
評価ブロックの白判定には、
【0066】高色温度側白検出リミッタLh5:550
0K
【0067】低色温度側白検出リミッタLl5:明るさ
可変(図9(a))
【0068】と設定し、図8の領域(2)に対しては、 高色温度側白検出リミッタLh6:明るさ可変
【0069】低色温度側白検出リミッタLl6:明るさ
可変(図9(b))
【0070】と設定し、図8の領域(3)に対しては、 高色温度側白検出リミッタLh7:5500K
【0071】低色温度側白検出リミッタLl7:500
0K(図10(a))
【0072】と設定し、図8の領域(4)に対しては、 高色温度側白検出リミッタLh8:明るさ可変
【0073】低色温度側白検出リミッタLl8:500
0K(図10(b))
【0074】と設定すると、良好な結果が得られる。な
お、上記の白検出リミッタLh5、Lh7、Ll7、L
l8として示した値は一例であって、本発明はこれに限
られるものではなく適宜変更することが可能である。
【0075】上記の通り変形例2によれば、画面の領域
をより細かく分割したパターンを用い、画面上の位置に
応じて異なる白検出領域を用いて白判定を行うので、よ
り精度の高いホワイトバランス補正を行うことが可能と
なる。
【0076】なお、第1の実施形態と同様に、撮影モー
ドによって使用するパターンを変更することも可能であ
る。
【0077】<第2の実施形態>図11は、本発明の第
2の実施形態におけるホワイトバランス補正装置の概略
構成を示すブロック図である。図11では、モード判定
部30の代わりに、撮影時の縦位置、横位置を判別する
縦横位置判定部40が備えられているところが図1に示
す構成と異なる。なお、図1と同じ構成については同じ
参照番号を付し、説明を省略する。
【0078】本第2の実施形態では、不図示の重力セン
サからの出力に基づいて、縦横位置判定部40が撮影時
の横位置、縦位置(右90度回転、左90度回転)を判
断し、白検出リミッタの設定を撮影状態によって可変と
することを特徴とする。
【0079】図12(a)〜(c)は、パターン設定例
を示す図であり、図12(a)は横位置が縦横位置判別
部40において判別されたの場合のパターン例を、図1
2(b)は縦横位置判別部40において左90度回転し
たことが判別された場合のパターン例を、図12(c)
は縦横位置判別部40において右90度回転したことが
判別された場合のパターン例を示す。図12(a)〜
(c)に示す点Aは同じ角を示すもので、回転方向をよ
り分かりやすくするために示している。
【0080】図12(a)〜(c)の各領域(1)〜(4)内
の評価ブロックは、例えば図9及び図10に示す白検出
領域207〜210を用いて判断される。
【0081】上記の通り第2の実施形態によれば、カメ
ラの撮影位置(横位置、縦位置)に関わらず、適切に各
評価ブロックの白判定を行うことができる。
【0082】なお、図12に示すパターン設定例は一例
であり、図3や図6に示すパターン設定やその他の設定
を用いたり、また、撮影モードによって変更するように
してもよい。
【0083】更に、上記実施の形態においては、白検出
領域可変部33により白検出領域を制限する場合につい
て説明したが、予め複数の白検出領域を記憶しておき、
評価ブロックの位置に応じて記憶された複数の白検出領
域のいずれかを使用するようにしてもよい。
【0084】
【他の実施形態】なお、以上の実施の形態のソフト構成
とハード構成は、適宜置き換えることができるものであ
る。
【0085】また、本発明は、以上の各実施の形態、ま
たは、それら技術要素を必要に応じて組み合わせるよう
にしてもよい。
【0086】更に、本発明は、特許請求の範囲の構成、
または、実施形態の構成の全体若しくは一部が、1つの
装置を形成するものであっても、デジタルカメラやビデ
オカメラなどの撮像装置や撮像装置から得られる信号を
処理する信号処理装置など、他の装置と結合するような
ものであっても、装置を構成する要素となるようなもの
であってもよい。
【0087】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能の一部又は全部を実現するソフトウェアのプログ
ラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、
システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは
装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒
体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するこ
とによっても、達成されることは言うまでもない。この
場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体
が前述した実施形態の機能を実現することになり、その
プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成す
ることになる。また、コンピュータが読み出したプログ
ラムコードを実行することにより、前述した実施形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレー
ティングシステム(OS)などが実際の処理の一部また
は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機
能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
ここでプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、
例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、RO
M、RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、C
D−ROM、CD−R、DVD、光ディスク、光磁気デ
ィスク、MOなどが考えられる。
【0088】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0089】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した図4および/または図5
に示すフローチャートに対応するプログラムコードが格
納されることになる。
【0090】
【発明の効果】上記の通り本発明によれば、白判定の誤
判断を削減することができるため、より良好なホワイト
バランス補正を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるホワイトバラ
ンス補正装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における白検出領域を
示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における画面分割を示
す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における白判定処理を
示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態におけるオートモード
時の人肌の有無を判定する処理を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の変形例1における画面分割を示す図で
ある。
【図7】本発明の変形例1における白検出領域を示す図
である。
【図8】本発明の変形例2における画面分割を示す図で
ある。
【図9】本発明の変形例2における白検出領域を示す図
である。
【図10】本発明の変形例2における白検出領域を示す
図である。
【図11】本発明の第2の実施形態におけるホワイトバ
ランス補正装置の概略構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第2の実施形態における画面分割を
示す図である。
【図13】従来の撮像装置の概略構成を示すブロック図
である。
【図14】白判定を行うための単位を示す画面分割の例
を示す図である。
【図15】従来の白検出領域を示す図である。
【図16】本発明の変形例1において、被写体の明るさ
に対応した画面上の白領域を検出するための検出パター
ンの一例を示す図である。
【符号の説明】
30 モード判定部 31 評価ブロック分割部 32 白検出領域記憶部 33 白検出領域可変部 34 パターン記憶部 35 白判定部 36 WB係数算出部 37 WB係数記憶部 38 WB補正部 40 縦横位置判定部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年4月30日(2003.4.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項24】 請求項23に記載のホワイトバランス
補正方法を実現するためのプログラムコードを有する情
報処理装置が実行可能なプログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のホワイトバランス補正装置は、入力した画
像を複数の領域に分割する分割手段と、各分割領域毎
に、複数の条件の内、前記画像における各分割領域の位
置に応じた条件に基づいて、当該分割領域内の画像デー
タが白色であるか否かを判定する白判定手段と、白色で
あると判断された分割領域の画像データに基づいてホワ
イトバランス補正を行うホワイトバランス補正手段とを
有する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】また、本発明のホワイトバランス補正方法
は、入力した画像を複数の領域に分割する分割工程と、
各分割領域毎に、複数の条件の内、前記画像における各
分割領域の位置に応じた条件に基づいて、当該分割領域
内の画像データが白色であるか否かを判定する白判定工
程と、白色であると判断された分割領域の画像データに
基づいてホワイトバランス補正を行うホワイトバランス
補正工程とを有する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】また、本発明の好適な一様態によれば、上
記ホワイトバランス補正装置は撮影モードを判定するモ
ード判定手段を更に有し、前記白判定手段は、前記モー
ド判定手段により判定されたモードに応じて、各分割領
域の位置と使用する条件との組み合わせを変更する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】更に、本発明の好適な一様態によれば、上
記ホワイトバランス補正装置は撮影方向を判定する撮影
方向判定手段を更に有し、前記白判定手段は、前記撮影
方向判定手段により判定された方向に応じて、各分割領
域の位置と使用する条件との組み合わせを変更する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】まずステップS21において、画面中央部
(図3(a)領域(2))と周辺部(図3(a)領域(1))
の全評価ブロックについて同じ白検出領域(同じ白検出
リミッタにより制限した領域または、制限をしない白検
出領域に人肌の色温度領域が含まれる領域。例えば、白
検出領域201や203のいずれか一方の領域)を用い
て画像データが白色であると判定される評価ブロック
(以下、「白評価ブロック」と呼ぶ。)を検出し、ステ
ップS22及びS23で画面周辺部の白評価ブロックの
画像データを積分して平均したデータから光源色温度Ct
Aroundを、画面中央部の白評価ブロックの画像データを
積分して平均したデータから光源色温度CtCenterを求め
る。なお、ステップS22及びS23の処理の順番は、
逆であっても同時であっても構わない。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】が成り立てば、画面中央部は人肌と判断
し、図2乃至図4に示すオートモードの白判定を行っ
て、光源色温度を算出する(ステップS26)。一方、
画面中央部からの色温度CtCenterが、画面周辺部からの
色温度CtAroundとほぼ同じか高い場合は、画面中央部は
人肌でない可能性が高いと判断する(ステップS2
7)。つまり、
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】の場合は、人肌無しと判定し、全評価ブロ
ックを共通な白検出領域と比較して白評価ブロックを検
出し、得られた光源色温度を採用する(ステップS2
8)。上記処理を追加することで、白判定の誤判断を更
に減らすことができ、良好なホワイトバランス補正を行
うことが可能となる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】なお、変形例1において、撮影画像データ
から被写体の明るさBvを検出し、その明るさに応じて図
6(a)及び(b)に示すような白検出の検出パターン
を変更してもよい。例えば、図16に示すように、Bvが
予め設定した値Bv2より大きいときは外で撮影した割合
が高い(空の面積の割合が多い)ので、図10(a)に
示す白検出領域209によって白検出範囲が制限される
画面上部の評価ブロックの割合を大きくする。一方、Bv
が予め設定したBv1(<Bv2)より小さいときには屋内の
確率が高いので画面上部の評価ブロックの割合を小さく
する。また、被写体の明るさがBv1からBv2の間の場合に
は、グラフのようにBvでの線形演算にて白検出領域20
9によって白検出範囲が制限される画面上部の評価ブロ
ックの割合を決定する。このような処理によってさらに
適切なホワイトバランス補正を行うことができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0079
【補正方法】変更
【補正内容】
【0079】図12(a)〜(c)は、パターン設定例
を示す図であり、図12(a)は横位置が縦横位置判
部40において判別されたの場合のパターン例を、図1
2(b)は縦横位置判部40において左90度回転し
たことが判別された場合のパターン例を、図12(c)
は縦横位置判部40において右90度回転したことが
判別された場合のパターン例を示す。図12(a)〜
(c)に示す点Aは同じ角を示すもので、回転方向をよ
り分かりやすくするために示している。
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C065 AA01 BB02 CC01 DD02 DD17 GG15 5C066 AA01 BA01 CA08 EA15 GA01 GA02 GA05 GB01 KA12 KD06 KM02 LA02

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した画像を複数の領域に分割する分
    割手段と、 各分割領域毎に、複数の条件の内、前記画像における各
    分割領域の位置に応じた条件に基づいて、当該分割領域
    内の画像データが白色であるか否かを判定する白判定手
    段と、 白色であると判断された分割領域のデータに基づいてホ
    ワイトバランス補正を行うホワイトバランス補正手段と
    を有することを特徴とするホワイトバランス補正装置。
  2. 【請求項2】 撮影モードを判定するモード判定手段を
    更に有し、 前記白判定手段は、前記モード判定手段により判定され
    たモードに応じて、各分割領域の位置と使用する条件と
    の組み合わせを変更することを特徴とする請求項1に記
    載のホワイトバランス補正装置。
  3. 【請求項3】 前記モード判定手段によって、前記ホワ
    イトバランス補正手段により補正するための補正値をユ
    ーザが設定するマニュアルモードであると判断された場
    合、前記白判定手段は前記分割領域の全ての画像データ
    を、同一の条件に基づいて、白色であるかどうかを判定
    することを特徴とする請求項2に記載のホワイトバラン
    ス補正装置。
  4. 【請求項4】 撮影方向を判定する撮影方向判定手段を
    更に有し、 前記白判定手段は、前記撮影方向判定手段により判定さ
    れた方向に応じて、各分割領域の位置と使用する条件と
    の組み合わせを変更することを特徴とする請求項1また
    は2に記載のホワイトバランス補正装置。
  5. 【請求項5】 前記各分割領域の位置と使用する条件と
    の組み合わせを示すパターンを保持するパターン記憶手
    段を更に有することを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れかに記載のホワイトバランス補正装置。
  6. 【請求項6】 前記パターンは、画像の中央部を第1の
    条件に、それ以外の領域を第2の条件に対応させるパタ
    ーンを含むことを特徴とする請求項5に記載のホワイト
    バランス補正装置。
  7. 【請求項7】 前記パターンは、人物撮影を行うモード
    の場合、それ以外のときよりも前記画像の中央部より広
    くして前記第1の条件に対応させるパターンを更に含む
    ことを特徴とする請求項6に記載のホワイトバランス補
    正装置。
  8. 【請求項8】 前記条件は色温度領域に基づいて画像デ
    ータの白色の判別を定義するものであって、前記第1の
    条件の低色温度側のリミッタ値を、前記第2の条件の低
    色温度側のリミッタ値よりも高く設定したことを特徴と
    する請求項6又は7に記載のホワイトバランス補正装
    置。
  9. 【請求項9】 前記パターンは、画像の上部を第3の条
    件に、それ以外の領域を第4の条件に対応させるパター
    ンを含むことを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに
    記載のホワイトバランス補正装置。
  10. 【請求項10】 前記白判定手段は、被写体の明るさが
    明るくなるに従って前記第3の条件で白色の判定を行わ
    れる分割領域を多くすることを特徴とする請求項9に記
    載のホワイトバランス補正装置。
  11. 【請求項11】 前記パターンは、風景撮影モードの場
    合に、それ以外のモードよりも画像の上部領域を広くし
    て前記第3の条件に対応させるパターンを更に含むこと
    を特徴とする請求項9に記載のホワイトバランス補正装
    置。
  12. 【請求項12】 前記条件は色温度領域に基づいて画像
    データの白色の判別を定義するものであって、前記第3
    の条件の高色温度側のリミッタ値を、前記第4の条件の
    高色温度側のリミッタ値よりも低く設定したことを特徴
    とする請求項9乃至11のいずれかに記載のホワイトバ
    ランス補正装置。
  13. 【請求項13】 前記パターンは、画像の中央部の上部
    を第5の条件に、中央部の下部を第6の条件に、中央部
    以外の領域の上部を第7の条件に、それ以外の領域を第
    8の条件に対応させるパターンを含むことを特徴とする
    請求項9乃至12のいずれかに記載のホワイトバランス
    補正装置。
  14. 【請求項14】 前記条件は色温度領域に基づいて画像
    データの白色の判別を定義するものであって、前記第5
    及び第6の条件の低色温度側のリミッタ値を、前記第7
    及び第8の条件の低色温度側のリミッタ値よりも高く設
    定し、前記第5の条件の高色温度側のリミッタ値を、前
    記第6の条件の高色温度側のリミッタ値よりも低く設定
    し、前記第7の条件の高色温度側のリミッタ値を、前記
    第8の条件の高色温度側のリミッタ値よりも低く設定し
    たことを特徴とする請求項13に記載のホワイトバラン
    ス補正装置。
  15. 【請求項15】 基準条件を記憶する記憶手段と、 前記基準条件を可変制御する変更手段とを更に有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載のホ
    ワイトバランス補正装置。
  16. 【請求項16】 複数の異なる条件を記憶する記憶手段
    を更に有することを特徴とする請求項1乃至14のいず
    れかに記載のホワイトバランス補正装置。
  17. 【請求項17】 同一の条件を用いて全分割領域の白判
    定処理を行い、画像の中央部分から算出された第1の色
    温度と、画像の周辺部分から算出された第2の色温度と
    を比較し、前記第2の色温度が前記第1の色温度より高
    い場合には、分割領域の画像における位置に関わらず、
    同一の条件を用いて白判定を行うように前記白判定手段
    を制御することを特徴とする請求項6に記載のホワイト
    バランス補正装置。
  18. 【請求項18】 同一の条件を用いて全分割領域の白判
    定処理を行い、画像の上部から算出された第1の色温度
    と、画像の下部から算出された第2の色温度とを比較
    し、前記第2の色温度が前記第1の色温度より高い場合
    には、分割領域の画像における位置に関わらず、同一の
    条件を用いて白判定を行うように前記白判定手段を制御
    することを特徴とする請求項9に記載のホワイトバラン
    ス補正装置。
  19. 【請求項19】 各分割領域毎に、複数の色評価値を算
    出する算出手段を更に有することを特徴とする請求項1
    乃至18のいずれかに記載のホワイトバランス補正装
    置。
  20. 【請求項20】 請求項1乃至19のいずれかに記載の
    ホワイトバランス補正装置を搭載したことを特徴とする
    撮像装置。
  21. 【請求項21】 撮影モードを指定する撮影モード設定
    手段を更に有することを特徴とする請求項20に記載の
    撮像装置。
  22. 【請求項22】 重力センサを更に有することを特徴と
    する請求項20又は21に記載の撮像装置。
  23. 【請求項23】 入力した画像を複数の領域に分割する
    分割工程と、 各分割領域毎に、複数の条件の内、前記画像における各
    分割領域の位置に応じた条件に基づいて、当該分割領域
    内の画像データが白色であるか否かを判定する白判定工
    程と、 白色であると判断された分割領域のデータに基づいてホ
    ワイトバランス補正を行うホワイトバランス補正工程と
    を有することを特徴とするホワイトバランス補正方法。
  24. 【請求項24】 撮影モードを判定するモード判定工程
    を更に有し、 前記白判定工程では、前記モード判定工程により判定さ
    れたモードに応じて、各分割領域の位置と使用する条件
    との組み合わせを変更することを特徴とする請求項23
    に記載のホワイトバランス補正方法。
  25. 【請求項25】 前記モード判定工程において、前記ホ
    ワイトバランス補正工程で補正するための補正値をユー
    ザが設定するマニュアルモードであると判断した場合、
    前記白判定工程では前記分割領域の全ての画像データが
    同一の条件に基づいて、白色であるかどうかを判定する
    ことを特徴とする請求項24に記載のホワイトバランス
    補正装置。
  26. 【請求項26】 撮影方向を判定する撮影方向判定工程
    を更に有し、 前記白判定工程は、前記撮影方向判定工程により判定さ
    れた方向に応じて、各分割領域の位置と使用する条件と
    の組み合わせを変更することを特徴とする請求項23ま
    たは25に記載のホワイトバランス補正方法。
  27. 【請求項27】 白判定工程に先立って、前記各分割領
    域の位置と使用する条件との組み合わせを示すパターン
    を記憶手段から読み出す工程を更に有することを特徴と
    する請求項23乃至26のいずれかに記載のホワイトバ
    ランス補正方法。
  28. 【請求項28】 前記パターンは、画像の中央部を第1
    の条件に、それ以外の領域を第2の条件に対応させるパ
    ターンを含むことを特徴とする請求項27に記載のホワ
    イトバランス補正方法。
  29. 【請求項29】 前記パターンは、人物撮影を行うモー
    ドの場合、それ以外のときよりも前記画像の中央部より
    広くして前記第1の条件に対応させるパターンを更に含
    むことを特徴とする請求項28に記載のホワイトバラン
    ス補正方法。
  30. 【請求項30】 前記条件は色温度領域に基づいて画像
    データの白色の判別を定義するものであって、前記第1
    の条件の低色温度側のリミッタ値を、前記第2の条件の
    低色温度側のリミッタ値よりも高く設定したことを特徴
    とする請求項28又は29に記載のホワイトバランス補
    正方法。
  31. 【請求項31】 前記パターンは、画像の上部を第3の
    条件に、それ以外の領域を第4の条件に対応させるパタ
    ーンを含むことを特徴とする請求項27乃至30のいず
    れかに記載のホワイトバランス補正方法。
  32. 【請求項32】 前記白判定工程では、被写体の明るさ
    が明るくなるに従って前記第3の条件で白色の判定を行
    われる分割領域を多くすることを特徴とする請求項31
    に記載のホワイトバランス補正装置。
  33. 【請求項33】 前記パターンは、風景撮影モードの場
    合に、それ以外のモードよりも画像の上部領域を広くし
    て前記第3の条件に対応させるパターンを更に含むこと
    を特徴とする請求項31に記載のホワイトバランス補正
    方法。
  34. 【請求項34】 前記条件は色温度領域に基づいて画像
    データの白色の判別を定義するものであって、前記第3
    の条件の高色温度側のリミッタ値を、前記第4の条件の
    高色温度側のリミッタ値よりも低く設定したことを特徴
    とする請求項31乃至33のいずれかに記載のホワイト
    バランス補正方法。
  35. 【請求項35】 前記パターンは、画像の中央部の上部
    を第5の条件に、中央部の下部を第6の条件に、中央部
    以外の領域の上部を第7の条件に、それ以外の領域を第
    8の条件に対応させるパターンを含むことを特徴とする
    請求項27乃至34のいずれかに記載のホワイトバラン
    ス補正方法。
  36. 【請求項36】 前記条件は色温度領域に基づいて画像
    データの白色の判別を定義するものであって、前記第5
    及び第6の条件の低色温度側のリミッタ値を、前記第7
    及び第8の条件の低色温度側のリミッタ値よりも高く設
    定し、前記第5の条件の高色温度側のリミッタ値を、前
    記第6の条件の高色温度側のリミッタ値よりも低く設定
    し、前記第7の条件の高色温度側のリミッタ値を、前記
    第8の条件の高色温度側のリミッタ値よりも低く設定し
    たことを特徴とする請求項35に記載のホワイトバラン
    ス補正方法。
  37. 【請求項37】 基準条件を記憶手段から読み出す工程
    と、 前記基準条件を可変制御する変更工程とを更に有するこ
    とを特徴とする請求項23乃至36のいずれかに記載の
    ホワイトバランス補正方法。
  38. 【請求項38】 複数の異なる条件を記憶手段から読み
    出す工程を更に有することを特徴とする請求項23乃至
    36のいずれかに記載のホワイトバランス補正方法。
  39. 【請求項39】 同一の条件を用いて全分割領域の白判
    定処理を行う工程と、 画像の中央部分から第1の色温度を算出する工程と、 画像の周辺部分から第2の色温度を算出する工程と、 前記第1の色温度と前記第2の色温度とを比較する工程
    と、 前記第2の色温度が前記第1の色温度より高い場合に
    は、前記白判定工程をスキップし、分割領域の画像にお
    ける位置に関わらず、同一の条件を用いて白判定を行う
    工程とを更に有することを特徴とする請求項29に記載
    のホワイトバランス補正方法。
  40. 【請求項40】 同一の条件を用いて全分割領域の白判
    定処理を行う工程と、 画像の上部から第1の色温度を算出する工程と、 画像の下部から第2の色温度を算出する工程と、 前記第1の色温度と前記第2の色温度とを比較する工程
    と、 前記第2の色温度が前記第1の色温度より高い場合に
    は、前記白判定工程をスキップし、分割領域の画像にお
    ける位置に関わらず、同一の条件を用いて白判定を行う
    工程とを更に有することを特徴とする請求項31に記載
    のホワイトバランス補正方法。
  41. 【請求項41】 各分割領域毎に、複数の色評価値を算
    出する工程を更に有することを特徴とする請求項23乃
    至40のいずれかに記載のホワイトバランス補正方法。
  42. 【請求項42】 情報処理装置が実行可能なプログラム
    であって、前記プログラムを実行した情報処理装置を、
    請求項1乃至22のいずれかに記載のホワイトバランス
    補正装置として機能させることを特徴とするプログラ
    ム。
  43. 【請求項43】 請求項23乃至41のいずれかに記載
    のホワイトバランス補正方法を実現するためのプログラ
    ムコードを有する情報処理装置が実行可能なプログラ
    ム。
  44. 【請求項44】 請求項42又は43に記載のプログラ
    ムを記憶した記憶媒体。
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