JP2003244053A - 電源管理方法および無線装置 - Google Patents

電源管理方法および無線装置

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JP2003244053A
JP2003244053A JP2002045063A JP2002045063A JP2003244053A JP 2003244053 A JP2003244053 A JP 2003244053A JP 2002045063 A JP2002045063 A JP 2002045063A JP 2002045063 A JP2002045063 A JP 2002045063A JP 2003244053 A JP2003244053 A JP 2003244053A
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power supply
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Natsuki Yuasa
夏樹 湯浅
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線サービス圏にあるか否かを的確に判定し
て、無線部分に必要なときに電源を供給し、消費電力を
節約する。 【解決手段】 第1受信確認手段14は、無線装置が屋
外にあるかどうかのチェック結果を電源制御手段16に
出力し、屋内であれば、電源制御手段16は、第2受信
手段13に電源を供給する。第2受信確認手段15は通
信可能かをチェックする。通信可能なら、無線サービス
の利用を開始する。通信不可能であれば、第1受信手段
12で受信した電波強度に基づいて第1受信確認手段1
4は、無線装置が屋外にあるかどうかをチェックし、そ
の結果を電源制御手段16に出力する。もし屋外である
なら、電源制御手段16は、屋内サービス受信部である
第2受信手段13の電源をオフにする。屋外でないな
ら、電源制御手段16は、手動電源スイッチ11をチェ
ックしつつ適当な時間待機する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線サービスを受
信する場合に一定の条件により電源を自動的にオフにし
て節電を行う機能を有する電源管理方法及び無線装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無線装置がサービス圏外に放置さ
れている場合に、受信動作を間欠動作させるようにして
節電を図る装置や、無線部の電源をオフにしてしまう装
置が知られている。無線部の電源をオフにしてしまった
場合、どのタイミングで無線部の電源をオンにすれば良
いかを判定するのは通常は困難だが、特開平10−10
7718号公報には、電話機本体がサービス圏外に放置
されている場合に、基地局からの信号を受信する無線部
の電源をオフにして節電モードにすることができると共
に、電話機本体を移動させると通常の間欠受信に自動的
に移行することができるようにする「移動電話機」が開
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置のうち、無
線装置がサービス圏外に放置されている場合に、受信動
作を間欠動作させるものは、無線部の電源をオフにして
しまう装置ほどには省電力化を図ることはできなかっ
た。また、無線部の電源をオフにするものは、電源を自
動的にオンにするのにタイマーを使用したり、使用者が
手動で電源をオンにしたりする必要のあるものがほとん
どであった。
【0004】特開平10−107718号公報では無線
部の電源をオフにした後に自動的に電源をオンにする仕
組みとして、加速度センサーを備えることで、装置が移
動したかどうかを検知し、移動を検知した時点で無線部
の電源をオンにする仕組みを提供しているが、加速度セ
ンサーが移動を検知して電源を自動的にオンにしても、
通常しばらくの間はサービス圏外にいることが多いた
め、この場合は電力を無駄に消費することになってしま
っていた。
【0005】本発明の目的は、上記の問題点に対処すべ
く、無線サービス圏にあるか否かを的確に判定して、無
線部分に必要なときに電源を供給し、消費電力を節約す
る電源管理方法及び無線装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線通信が許
される通信許可範囲内に装置本体があるか否かを判定す
る通信許可範囲判定手段と、前記通信許可範囲内に設定
された無線サービス圏で無線通信を行う通信手段と、前
記無線サービス圏に装置本体があるか否かを判定する無
線サービス圏判定手段とを備えた無線装置の前記通信手
段に対する電源管理方法であって、前記通信許可範囲判
定手段に前記無線装置が通信許可範囲内にあるか否かを
判定させ、前記無線装置が通信許可範囲内にあれば、前
記通信手段への電源供給を行い、前記無線装置が通信許
可範囲外であれば、前記通信手段への電源供給を停止し
て前記通信許可範囲の判定処理に戻る第1ステップと、
前記通信手段が電源供給を受けた場合、前記無線サービ
ス圏判定手段に前記無線装置が無線サービス圏内にある
か否かを判定させ、前記無線装置が無線サービス圏内に
あれば、無線サービスに接続し、接続終了後あるいは前
記無線装置が無線サービス圏外にあれば、所定時間経過
するまでは前記無線サービス圏判定処理に戻り、所定時
間経過後に前記無線装置が無線サービス圏外にあれば前
記通信手段への電源供給を停止する第2ステップとを備
えることを特徴とする。
【0007】また、第2ステップにおいて前記通信手段
への電源供給を停止された前記無線装置が通信許可範囲
内にあるか否かを前記通信許可範囲判定手段に判定さ
せ、前記無線装置が通信許可範囲内にあれば、前記通信
手段への電源供給を停止状態のまま直前の通信許可範囲
の判定処理に戻り、通信許可範囲外にあれば、前記第1
ステップに戻る第3ステップとを備えることを特徴とす
る。
【0008】また、第2ステップにおいて前記通信手段
への電源供給を停止された前記無線装置が通信許可範囲
内にあるか否かを前記通信許可範囲判定手段に判定さ
せ、電源供給を停止状態のまま、手動で前記通信手段へ
の電源がオンされなければ所定の時間だけ直前の通信許
可範囲の判定処理に戻り、手動で前記通信手段への電源
がオンされればステップ2に戻り、所定の時間経過後、
通信許可範囲外にあると判定された場合、第1ステップ
に戻る第3ステップとを備えることを特徴とする。
【0009】本発明は、無線通信が許される通信許可範
囲内に装置本体があるか否かを判定する通信許可範囲判
定手段と、前記通信許可範囲内に設定された無線サービ
ス圏で無線通信を行う通信手段と、前記無線サービス圏
に装置本体があるか否かを判定する無線サービス圏判定
手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて前記通信手
段への電源供給を制御する制御手段とを備えた無線装置
であって、前記制御手段は、前記通信許可範囲判定手段
に前記無線装置が通信許可範囲内にあるか否かを判定さ
せ、前記無線装置が通信許可範囲内にあれば、前記通信
手段への電源供給を行い、前記無線装置が通信許可範囲
外であれば、前記通信手段への電源供給を停止して前記
通信許可範囲の判定処理に戻り、前記通信手段が電源供
給を受けた場合、前記無線サービス圏判定手段に前記無
線装置が無線サービス圏内にあるか否かを判定させ、前
記無線装置が無線サービス圏内にあれば、無線サービス
に接続し、接続終了後あるいは前記無線装置が無線サー
ビス圏外にあれば、所定時間経過するまでは前記無線サ
ービス圏判定処理に戻り、所定時間経過後に前記無線装
置が無線サービス圏外にあれば前記通信手段への電源供
給を停止することを特徴とする。
【0010】また、前記制御手段は、前記通信手段への
電源供給を停止された前記無線装置が通信許可範囲内に
あるか否かを前記通信許可範囲判定手段に判定させ、前
記無線装置が通信許可範囲内にあれば、前記通信手段へ
の電源供給を停止状態のまま直前の通信許可範囲の判定
処理に戻り、通信許可範囲外にあれば、当初の通信許可
範囲の判定処理に戻ることを特徴とする。
【0011】また、前記制御手段は、前記通信手段への
電源供給を停止された前記無線装置が通信許可範囲内に
あるか否かを前記通信許可範囲判定手段に判定させ、電
源供給を停止状態のまま、手動で前記通信手段への電源
がオンされなければ所定の時間だけ直前の通信許可範囲
の判定処理に戻り、手動で前記通信手段への電源がオン
されれば前記無線サービス圏判定処理に戻り、所定の時
間経過後、通信許可範囲外にあると判定された場合、当
初の通信許可範囲の判定処理に戻ることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図に基づき説明する。図1は、本発明に係る無線装置
の一実施形態を示すブロック図である。この無線装置
は、屋内限定の無線サービスにおいて情報の受信を行う
ものである。したがって、この屋内は無線サービスの通
信が許される通信許可範囲ということができる。屋外
は、通信許可範囲外であり、当然ながら無線サービス圏
外となる。屋内であれば、どこでも無線サービス圏を設
定できるが、必ずしも屋内全域がサービス圏内になると
は限らない。屋外のGPS(Global Positioning Syste
m)等の無線サービスを利用して、通信許可範囲内か否
かを判定する。サービス圏内か否かは、無線サービスと
通信可能か否かで判断する。
【0013】10は、電源部である。電源部10は、各
部分に電源を供給する。11は、手動電源スイッチであ
る。本無線装置は基本的には自動的に電源をオン・オフ
するが、利用者が手動で屋内無線サービスにおける通信
部分の電源をオン・オフしたいときには、自動でのオン
・オフの制御よりも利用者による手動の電源のオン・オ
フを優先させる。そのために、手動電源スイッチ11を
用意してある。12は、第1受信手段である。これはG
PSなど実質的に屋外限定の無線サービスを受信するた
めの手段である。13は、第2受信手段である。これは
日本における5GHz帯の無線など実質的に屋内限定の無線
サービスを受信するための通信手段である。14は、第
1受信確認手段である。これは第1受信手段において、
実質的に屋外限定の無線サービスが受信できているかど
うか、すなわち通信許可範囲内であるか否かを確認し判
定するための手段である。15は、第2受信確認手段で
ある。これは第2受信手段において、実質的に屋内限定
の無線サービスが受信できているかどうかを確認し判定
するための手段である。16は、電源制御手段である。
電源制御手段16は、電源部10に電源供給指示を出
す。なお、電源制御手段16は、常に電源部10から電
源を供給されており、手動電源スイッチ11のオン・オ
フをチェックするとともに、第1受信確認手段14、第
2受信確認手段15の情報に基づいて第2受信手段への
電源供給を制御する。そして、時間を計測するためのタ
イマーも備え、「一定時間」を計測して電源を制御する
ことができる。
【0014】図2及び図3は、本発明の無線装置におけ
る電源管理手順の一例を示すフローチャートである。以
下、このフローチャートに沿って処理を説明する。ま
ず、S101にて、電源制御手段16は、手動で手動電
源スイッチ11が入れられたかをチェックし、入れられ
ていたらS104へ行く。手動電源スイッチ11が入れ
られていなかったら、S102へ行き、第1受信手段1
2により屋外無線サービスを受信して、第1受信確認手
段14により無線装置が屋外にあるかどうかをチェック
する。これは例えばGPS受信機での受信電波強度を測
定することで判定できる。GPSの電波は基本的には屋
外でしか受信できないため、GPS受信機の受信電波強
度がある閾値以上になっていれば、その無線装置は屋外
にあると判定することができる。
【0015】電源制御手段16は、第1受信確認手段1
4の情報を受け取り、屋外ではないとの判定であればS
104へ行く。屋外であるとの判定であればS103へ
行き、手動電源スイッチ11をチェックしつつ適当な時
間待機し、S101へ戻る。S104では、電源制御手
段16は,屋内無線サービス受信部である第2受信手段
13に電源を供給し、S105に進み、タイマー変数t
を0クリアする。
【0016】次にS106にて、第2受信確認手段15
は屋内無線サービスのアクセスポイントと通信可能かを
チェックする。通信不可能であればS109へ行くが、
通信可能ならS107へ行き、第2受信手段13により
屋内無線サービスのアクセスポイントと接続して屋内無
線サービスの利用(受信)を開始し、S108に行く。
S108では、第2受信確認手段15により屋内無線サ
ービスと接続中であるかどうかをチェックし、接続中の
間チェックを繰り返す。接続が切れたらS109へ行
く。
【0017】S109では、第1受信手段12で受信し
た電波強度に基づいて第1受信確認手段14は、無線装
置が屋外にあるかどうかをチェックし、その結果を電源
制御手段16に出力する。もし屋外であるなら、S11
0へ行き、電源制御手段16は、屋内サービス受信部で
ある第2受信手段13の電源をオフにしてS101へ行
く。屋外でないなら、S111へ行き、電源制御手段1
6は、手動電源スイッチ11をチェックしつつ適当な時
間(T1秒)待機し、tにT1を加算し、S112へ行
く。S112では手動電源スイッチ11がオフにされた
かどうかをチェックし、オフにされていたらS114へ
行く。オフにされていなければS113へ行き、tがT
2(T1より大きな適当な時間)より大きくなっている
かどうかをチェックする。大きくなっているならS11
4へ行く。大きくなっていないならS106へ行く。
【0018】このように、通信不能状態にあっても、す
ぐに第2受信手段の電源は切らず、手動電源スイッチの
確認等を行いながら所定の時間だけまって、屋内無線サ
ービスの圏内か否かを確認するので、一時的なノイズ等
による通信不能状態であってもすぐに通信が回復すると
いう効果がある。
【0019】S114では屋内無線サービス受信部であ
る第2受信手段13の電源をオフにし、S115へ行
く。S115では、第1受信手段12で受信した電波強
度に基づいて、第1受信確認手段14は無線装置が屋外
にあるかどうかをチェックする。もし屋外であるならS
101へ行く。屋外でないならS116に行き、手動電
源スイッチ11をチェックしつつ適当な時間待機し、S
117へ行く。S117では、電源制御手段16が、手
動で電源が入れられたかどうかをチェックし、入れられ
ていたらS104に行き、入れられていなければS11
5へ行く。もちろん、図2及び図3のフローチャートは
あくまでも処理方法の一例であり、必ずしもこの手順通
りにする必要はない。例えば、手動電源スイッチ11が
ない場合もあり、その場合の処理は、図2のS101,
S112で電源スイッチ11が常にオン状態の場合と同
じである。
【0020】図4は、本発明の無線装置における電源管
理手順の他の例を示すフローチャートである。以下、こ
のフローチャート図に沿って処理を説明する。S101
〜S113までは、図2と同様なので説明は省略する。
S112において、電源制御手段16は、手動電源スイ
ッチ11がオフにされたかどうかをチェックし、オフに
されていたらS414へ行く。オフにされていなければ
S113へ行き、tがT2(T1より大きな適当な時
間)より大きくなっているかどうかをチェックする。大
きくなっているならS414へ行く。大きくなっていな
いならS106へ行く。
【0021】S414では屋内無線サービス受信部であ
る第2受信手段13の電源をオフにしタイマー変数tを
0クリアし、S115へ行く。S115では第1受信確
認手段14が屋外にあるかどうかをチェックする。もし
屋外であるならS101へ行く。屋外でないならS41
6に行き、手動電源スイッチをチェックしつつ適当な時
間(T3秒)待機し、S117へ行く。S117では手
動で電源が入れられたかどうかをチェックし、入れられ
ていたらS104に行き、入れられていなければS41
8へ行く。S418では、tがT4(T3より大きな適
当な時間)より大きくなっているかどうかをチェックす
る。大きくなっていたらS101へ行き、大きくなって
いなければS115へ行く。なお、当然のことながら、
電源制御手段16が、第2受信手段13の電源をオフに
した時には第2受信確認手段15の電源もオフにして良
い。また、第1受信手段12と第1受信確認手段14に
対しても、動作されるときのみ電源をオンさせ、それ以
外はオフとしてもよい。
【0022】本無線装置における電源管理方法は、受信
のみに限定された装置だけでなく、送信を行うことがで
きる装置においても適用できる。図5は、本発明に係る
無線装置の他の実施形態を示すブロック図である。17
は送信手段である。これは日本における5GHz帯の無
線など実質的に屋内限定の無線サービスに対して送信す
るための通信手段である。18は通信確認手段である。
これは第2受信手段や送信手段において、実質的に屋内
限定の無線サービスと通信できているかどうかを確認す
るための手段である。無線サービスによっては、単に受
信するだけではなく、送信と受信の両方を行って通信を
行う必要があるものがあり、この場合は受信ができるだ
けでなく、送信したデータが相手にきちんと伝わってい
るかを確認する必要がある。このため、受信ができてい
るかを確認するだけでなく、送信と受信とで通信がきち
んとできているかを確認する必要がある。このための確
認手段が、この通信確認手段である。19は電源制御手
段である。手動電源スイッチや、第1受信確認手段14
や通信確認手段17からの情報に応じて第2受信手段1
3の電源を制御するための手段である。時間を計測する
ためのタイマーも備え、「一定時間」を計測して電源を
制御することができる。
【0023】以上の手段で構成された無線装置におい
て、実際に電源管理を行う処理フローは、図2〜図4に
示される処理と同様なので詳しい説明は省略する。な
お、当然のことながら、第2受信手段を停止させた時
(電源をオフにした時)には、通信確認手段や送信手段
の電源もオフにして良い。送信手段の電源については、
送信の必要があるとき以外はオフにしておいて良いが、
送信手段を構成する部分のうち、電源をオンにしてから
動作可能になるまでに時間がかかる部分については予め
余裕を持って電源をオンにしておいたり、電源を落さな
いようにしておくことも考えられる。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、通信許可範囲内に無線装置がある場合は、まず通信
手段に電源を供給し、さらに無線サービス圏内にあれば
通信手段により無線サービスに接続し、無線サービス圏
外であれば所定の時間が来るまでは、通信手段への電源
は供給しつづけ、所定時間が来くれば、電源を供給を停
止する。こうして、所定時間内であれば、無線サービス
圏内に入れば直ちに無線サービスとの接続が可能とな
り、一時的な通信障害の場合は、すぐ通信を回復するこ
とができる。しかも所定時間を過ぎれば、通信手段に対
する電源供給を停止するので、電力を無駄に消費するこ
とがない。
【0025】また、通信手段への電源供給を停止した状
態では、無線サービス圏の判定もできないが、GPS等
の別無線サービスを利用する通信許可範囲判定手段によ
り、無線装置が通信許可範囲外にあれば、再び初めの判
定処理を開始する。したがって、無線装置が一旦通信許
可範囲外に出るまでは電源停止状態を保持するので、無
線装置の電力消費を必要最小限に抑えることができ、電
池による使用可能時間を延ばすことができる。
【0026】また、通信手段への電源供給を停止した状
態で、所定時間だけ、手動電源スイッチがオンされたか
を確認して、オンの場合に通信手段に電源供給を行う機
能を有していると、一旦通信許可範囲外に出るという手
間をかけることなく、無線サービスへのアクセスが可能
となる。所定時間が過ぎれば、無線装置が一旦通信許可
範囲外に出るまでは電源停止状態を保持するので、無線
装置の電力消費を必要最小限に抑えることができ、電池
による使用可能時間を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線装置の一実施形態を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の無線装置における電源管理手順の一例
を示すフローチャートである。
【図3】図2に続く電源管理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図4】図2に続く電源管理手順の他の例を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の無線装置における電源管理手順の他の
例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 電源部 11 手動電源スイッチ 12 第1受信手段 13 第2受信手段 14 第1受信確認手段 15 第2受信確認手段 16 電源制御手段 17 通信確認手段 18 送信手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信が許される通信許可範囲内に装
    置本体があるか否かを判定する通信許可範囲判定手段
    と、前記通信許可範囲内に設定された無線サービス圏で
    無線通信を行う通信手段と、前記無線サービス圏に装置
    本体があるか否かを判定する無線サービス圏判定手段と
    を備えた無線装置の前記通信手段に対する電源管理方法
    であって、 前記通信許可範囲判定手段に前記無線装置が通信許可範
    囲内にあるか否かを判定させ、前記無線装置が通信許可
    範囲内にあれば、前記通信手段への電源供給を行い、前
    記無線装置が通信許可範囲外であれば、前記通信手段へ
    の電源供給を停止して前記通信許可範囲の判定処理に戻
    る第1ステップと、 前記通信手段が電源供給を受けた場合、前記無線サービ
    ス圏判定手段に前記無線装置が無線サービス圏内にある
    か否かを判定させ、前記無線装置が無線サービス圏内に
    あれば、無線サービスに接続し、接続終了後あるいは前
    記無線装置が無線サービス圏外にあれば、所定時間経過
    するまでは前記無線サービス圏判定処理に戻り、所定時
    間経過後に前記無線装置が無線サービス圏外にあれば前
    記通信手段への電源供給を停止する第2ステップとを備
    えることを特徴とする電源管理方法。
  2. 【請求項2】 第2ステップにおいて前記通信手段への
    電源供給を停止された前記無線装置が通信許可範囲内に
    あるか否かを前記通信許可範囲判定手段に判定させ、前
    記無線装置が通信許可範囲内にあれば、前記通信手段へ
    の電源供給を停止状態のまま直前の通信許可範囲の判定
    処理に戻り、通信許可範囲外にあれば、前記第1ステッ
    プに戻る第3ステップとを備えることを特徴とする請求
    項1記載の電源管理方法。
  3. 【請求項3】 第2ステップにおいて前記通信手段への
    電源供給を停止された前記無線装置が通信許可範囲内に
    あるか否かを前記通信許可範囲判定手段に判定させ、電
    源供給を停止状態のまま、手動で前記通信手段への電源
    がオンされなければ所定の時間だけ直前の通信許可範囲
    の判定処理に戻り、手動で前記通信手段への電源がオン
    されればステップ2に戻り、所定の時間経過後、通信許
    可範囲外にあると判定された場合、第1ステップに戻る
    第3ステップとを備えることを特徴とする請求項1記載
    の電源管理方法。
  4. 【請求項4】 無線通信が許される通信許可範囲内に装
    置本体があるか否かを判定する通信許可範囲判定手段
    と、前記通信許可範囲内に設定された無線サービス圏で
    無線通信を行う通信手段と、前記無線サービス圏に装置
    本体があるか否かを判定する無線サービス圏判定手段
    と、前記判定手段の判定結果に基づいて前記通信手段へ
    の電源供給を制御する制御手段とを備えた無線装置であ
    って、 前記制御手段は、 前記通信許可範囲判定手段に前記無線装置が通信許可範
    囲内にあるか否かを判定させ、前記無線装置が通信許可
    範囲内にあれば、前記通信手段への電源供給を行い、前
    記無線装置が通信許可範囲外であれば、前記通信手段へ
    の電源供給を停止して前記通信許可範囲の判定処理に戻
    り、 前記通信手段が電源供給を受けた場合、前記無線サービ
    ス圏判定手段に前記無線装置が無線サービス圏内にある
    か否かを判定させ、前記無線装置が無線サービス圏内に
    あれば、無線サービスに接続し、接続終了後あるいは前
    記無線装置が無線サービス圏外にあれば、所定時間経過
    するまでは前記無線サービス圏判定処理に戻り、所定時
    間経過後に前記無線装置が無線サービス圏外にあれば前
    記通信手段への電源供給を停止することを特徴とする無
    線装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記通信手段への電源
    供給を停止された前記無線装置が通信許可範囲内にある
    か否かを前記通信許可範囲判定手段に判定させ、前記無
    線装置が通信許可範囲内にあれば、前記通信手段への電
    源供給を停止状態のまま直前の通信許可範囲の判定処理
    に戻り、通信許可範囲外にあれば、当初の通信許可範囲
    の判定処理に戻ることを特徴とする請求項4記載の無線
    装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記通信手段への電源
    供給を停止された前記無線装置が通信許可範囲内にある
    か否かを前記通信許可範囲判定手段に判定させ、電源供
    給を停止状態のまま、手動で前記通信手段への電源がオ
    ンされなければ所定の時間だけ直前の通信許可範囲の判
    定処理に戻り、手動で前記通信手段への電源がオンされ
    れば前記無線サービス圏判定処理に戻り、所定の時間経
    過後、通信許可範囲外にあると判定された場合、当初の
    通信許可範囲の判定処理に戻ることを特徴とする請求項
    4記載の無線装置。
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