JP2003243815A - Bga型半導体装置と実装基板との接合構造、及び該接合構造を備えた電子機器 - Google Patents

Bga型半導体装置と実装基板との接合構造、及び該接合構造を備えた電子機器

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JP2003243815A
JP2003243815A JP2002036455A JP2002036455A JP2003243815A JP 2003243815 A JP2003243815 A JP 2003243815A JP 2002036455 A JP2002036455 A JP 2002036455A JP 2002036455 A JP2002036455 A JP 2002036455A JP 2003243815 A JP2003243815 A JP 2003243815A
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JP
Japan
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semiconductor device
substrate
mounting substrate
solder balls
mounting
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Application number
JP2002036455A
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Tetsuya Yamaguchi
哲也 山口
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半田ボール同士のショートを確実に防止で
き、したがって高信頼性で実装を行うことのできるBG
A型半導体装置と実装基板の接合構造を提供する。 【解決手段】 実装基板18との電気的接続用の複数の
半田ボール16を下面に備えた半導体装置2と実装基板
18との接合構造において、実装基板18上には複数の
凹部20が形成されており、半導体装置2と実装基板1
8との接合時に前記凹部20に半田ボールが接着され
る。実装時において、半田ボール16は凹部20間の凸
部22により互いに隔離されるため、隣接する半田ボー
ル16でのショートを確実に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールグリッドア
レイ(BGA)型半導体装置と実装基板との接合構造に
関する。本発明はまた、上記接合構造を備えた電子機器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多ピンを有し、且つ実装基板に高
密度で実装可能な半導体装置として、実装基板との電気
的接続用に半田ボールからなる端子を格子状に基板下面
に配置したBGA型半導体装置が知られている。実装の
際には、半田ボールを熱風などにより溶融して、半導体
装置を実装基板に固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半田ボ
ールが比較的狭いピッチで基板下面に設けてあることか
ら、実装時に半田ボールが溶融する際に、半田ボールが
横方向に広がり隣接する半田ボールがショートする場合
があった。
【0004】そこで、本発明は、上述したような半田ボ
ール同士のショートを確実に防止でき、したがって高信
頼性で実装を行うことのできるBGA型半導体装置と実
装基板の接合構造を提供することを目的とする。本発明
はまた、上記接合構造を備えた電子機器を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る接合構造は、実装基板との電気的接続
用の複数の半田ボールを下面に備えた半導体装置と実装
基板との接合構造において、実装基板上には複数の凹部
が形成されており、前記半導体装置と実装基板との接合
時に前記凹部に半田ボールが接着されることを特徴とす
る。
【0006】本発明に係る電子機器は、上述の接合構造
を備える。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を説明する。
【0008】実施の形態1.図1(a)は、実施の形態
1においてBGA型半導体装置と実装基板を示す図であ
る。図1(b)は、図1(a)の半導体装置と実装基板
が接合された状態を示す図である。図2は、半導体装置
側の基板を示す上面図である。図3(a)は、図1
(b)において実装基板の背面側から見た図である。こ
の半導体装置2は、配線4が形成された上面側に半導体
チップ6が搭載された基板8を有する。基板8は例えば
ガラスエポキシ基板から形成される。半導体チップ6
は、その端子(図示せず)と基板8の端子10同士が金
属ワイヤ12を介して接続された上で、モールド部14
により封止されている。半導体装置2はまた、平坦状の
基板8下面に格子状に配置され且つ基板8上面の配線4
にスルーホール15を介して接続された半田ボール16
を有する。一方、実装基板18上には、半導体装置10
の半田ボール16に対応する位置に凹部20が形成され
ている。凹部20間の凸部22の高さ(実装基板18に
垂直な方向の長さ)は、半田ボール16の直径より短く
設定されている。
【0009】半導体装置2を基板18に実装する際、図
1(a)に示すように、半導体装置2を基板18上方の
所定の位置に配置した後、半田ボール16を熱風を当て
るなどして溶融させる。そして、図1(b)及び図3
(a)に示すように半田ボール16を実装基板18の対
応する凹部20内に入れ、凹部20底部に接着させるこ
とで、半導体装置2を基板18に固定する。本実施形態
によれば、実装時において、図1(b)及び図3(a)
に示すように、溶融した半田ボール16は凹部20間の
凸部22により互いに隔離されるため、隣接する半田ボ
ール16でのショートを確実に防止できる。
【0010】なお、図3(a)に示す例では、実装基板
18には各半田ボール16に対応して1つの凹部20が
設けてあるが、図3(b)に示すように、所定の方向
(図の上下方向)に関して隣接する半田ボール16a,
16bの距離が比較的大きく、したがって間に隔壁を設
けなくても実装時に隣接する半田ボール16a,16b
がショートする危険性がない場合は、隣接する半田ボー
ル16a,16bに対応して上記所定の方向に伸びた1
つの短冊状の凹部20を形成した実装基板18を用いて
もよい。
【0011】本実施形態に係るBGA型半導体装置と実
装基板の接合構造は、例えば携帯電話など各種電子機器
に適用でき、該電子機器の生産性を向上させることがで
きる。
【0012】実施の形態2.図4(a)は、実施の形態
2においてBGA型半導体装置と実装基板を示す図であ
る。図4(b)は、図4(a)の半導体装置と実装基板
が接合された状態を示す図である。以下、実施の形態1
と同一の構成要素については、同一の符号又は同一の符
号に添字Aを付したものを用いる。本実施形態では、実
装基板18Aの上面を略平坦状に形成するとともに、半
導体装置2Aの基板8A側に凹部30を設け、この凹部
30内に半田ボール16を配置する。凹部30間の凸部
32の高さ(基板8Aに垂直な方向の長さ)は、半田ボ
ール16の直径より短く設定されている。
【0013】半導体装置2Aを基板18Aに実装する
際、図4(a)に示すように、半導体装置2Aを基板1
8A上方の所定の位置に配置した後、半田ボール16を
熱風を当てるなどして溶融させる。そして、半田ボール
16を対応する実装基板18A部分に接着させること
で、半導体装置2Aを基板18Aに固定する。本実施形
態によれば、実装時において、図1(b)に示すよう
に、溶融した半田ボール16は凹部30間の凸部32に
より互いに隔離されるため、隣接する半田ボール16で
のショートを確実に防止できる。本実施形態はまた、実
装基板18Aを実施の形態1のように加工する工程が不
要であるため、実装コストを下げる点で有利である。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、半導体装置の半田ボー
ルが、実装基板に設けた凹部間の凸部により隔離される
ため、隣接する半田ボール間のショートを確実に防止で
き、したがって、高信頼性でBGA型半導体装置を実装
基板に接合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1において、図(a)はBGA型
半導体装置と実装基板が接合する前の状態を示し、図
(b)はBGA型半導体装置と実装基板が接合した状態
を示す。
【図2】 モールド部により封止する前の半導体装置の
基板を示す図。
【図3】 (a)半導体装置の半田ボールと実装基板の
凹部との対応関係を示す図。(b)半導体装置の半田ボ
ールと実装基板の凹部との別の対応関係を示す図。
【図4】 実施の形態2において、図(a)はBGA型
半導体装置と実装基板が接合する前の状態を示し、図
(b)はBGA型半導体装置と実装基板が接合した状態
を示す。
【符号の説明】
2:半導体装置、6:半導体チップ、8:基板、14:
モールド部、16:半田ボール、18:実装基板、2
0:凹部、22:凸部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実装基板との電気的接続用の複数の半田
    ボールを下面に備えた半導体装置と実装基板との接合構
    造において、 実装基板上には複数の凹部が形成されており、前記半導
    体装置と実装基板との接合時に前記凹部に半田ボールが
    接着されることを特徴とする接合構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の接合構造を備えた電子機器。
JP2002036455A 2002-02-14 2002-02-14 Bga型半導体装置と実装基板との接合構造、及び該接合構造を備えた電子機器 Pending JP2003243815A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011166096A (ja) * 2009-03-06 2011-08-25 Panasonic Corp 表面実装デバイス及びプリント基板、並びに、それらを用いた表面実装デバイスの実装構造体
US8587108B2 (en) 2010-09-29 2013-11-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Package for semiconductor device including guide rings and manufacturing method of the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011166096A (ja) * 2009-03-06 2011-08-25 Panasonic Corp 表面実装デバイス及びプリント基板、並びに、それらを用いた表面実装デバイスの実装構造体
US8587108B2 (en) 2010-09-29 2013-11-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Package for semiconductor device including guide rings and manufacturing method of the same
US9018041B2 (en) 2010-09-29 2015-04-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Package for semiconductor device including guide rings and manufacturing method of the same

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