JP2003243785A - 樹脂接着用銅箔、銅箔/樹脂接着フィルム、および樹脂接着用銅箔の製造方法 - Google Patents

樹脂接着用銅箔、銅箔/樹脂接着フィルム、および樹脂接着用銅箔の製造方法

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JP2003243785A JP2002040113A JP2002040113A JP2003243785A JP 2003243785 A JP2003243785 A JP 2003243785A JP 2002040113 A JP2002040113 A JP 2002040113A JP 2002040113 A JP2002040113 A JP 2002040113A JP 2003243785 A JP2003243785 A JP 2003243785A
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Toshinori Ozaki
敏範 尾崎
Noboru Hagiwara
登 萩原
Yasuyuki Ito
保之 伊藤
Hajime Sasaki
元 佐々木
Masahiro Kiyofuji
雅宏 清藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂接着用銅箔、銅箔/樹脂接着フィルム、
および樹脂接着用銅箔の製造方法を提供する。 【解決手段】 この銅箔/樹脂接着フィルムは、電解銅
箔あるいは粗化めっき銅箔(粗化銅箔)1の複数の微小
突起2aからなる粗化面2の先端部分を機械加工により
変形あるいは除去して複数の平滑面2bを形成し、粗化
面2に樹脂材3を接合したものである。粗化銅箔1の一
部をエッチング除去して位置決め用穴1aを形成した場
合に、位置決め用穴1aから露出する樹脂材3の露出面
は粗化面2が転写して平滑面3bが形成されているた
め、位置決め用穴1aに位置検出光5を透過させたと
き、樹脂材3の露出面で乱反射が起こりにくくなり、透
過光5’の光量が増大する。先端部分が機械加工された
複数の微小突起2aは、オーバーハング形状であるの
で、樹脂材3との密着力低下を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品用のフレ
キシブルプリント基板やTABテープ、あるいは一般産
業用部品や航空宇宙機器部品等におけるマイクロヒータ
ー、微少放熱部品、アース板、電磁遮断板等に用いられ
る樹脂接着用銅箔、それを用いた銅箔/樹脂接着フィル
ム、および樹脂接着用銅箔の製造方法に関し、特に、樹
脂密着性と光透過性の双方を満足した樹脂接着用銅箔、
銅箔/樹脂接着フィルム、および樹脂接着用銅箔の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、樹脂接着用銅箔は、樹脂材との
密着性を向上させる目的で、凹凸に富む粗化面をめっき
技術で形成している。
【0003】図6は、そのような樹脂接着用銅箔を用い
た従来の銅箔/樹脂接着フィルムを示す。この銅箔/樹
脂接着フィルムは、電界銅箔あるいは圧延銅箔の銅箔素
材の表面にめっき技術により複雑な形状の多数の微小突
起2aからなる粗化面2を形成し、その粗化面2に透光
性を有する樹脂材3を接合して製造される。その後、粗
化銅箔1の一部をエッチング除去して位置決め用穴1a
を形成する。この位置決め用穴1aから位置検出光5を
透過させ、この透過光5’を用いて位置決めを行い、例
えば、電子回路パターンが作製される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の銅箔/
樹脂接着フィルムによると、位置決め用穴1aから露出
する樹脂材3の露出面は、粗化銅箔1の粗化面2の凹凸
を転写した複雑な形状の凹凸面3aとなっているため、
位置決め用穴1aを介して樹脂材3の露出面に位置検出
光5を照射した場合に、図6に示すように、その凹凸面
3aで乱反射6して透過光量が減り、そのため、その後
の透過光5’を位置検出に用いた各種電子部品製作プロ
セス工程、例えば、IC実装時の位置合わせ作業が困難
となるなどの障害が生じやすい。
【0005】一方、エッチング後の光透過性を満足させ
る手法としては、樹脂材の平滑な表面にスパッタリング
などのドライプロセスで銅薄膜密着層を形成し、その上
に銅めっき膜を成長させて樹脂付き銅箔を製造する方法
があるが、製作能率が劣るドライプロセスを使用するの
で製品価格が高く、一部の製品を除き用途が制限され
る。また、粗化程度を抑制した粗化銅めっき箔あるいは
電解銅箔を用いる方法もあるが、樹脂密着性が小さいの
で、一般電子部品への適用が困難であり、用途が制限さ
れる。
【0006】従って、本発明の目的は、樹脂密着性と光
透過性の双方を満足した樹脂接着用銅箔、銅箔/樹脂接
着フィルム、および樹脂接着用銅箔の製造方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、電解銅箔あるいは粗化めっき銅箔の複数の
微小突起からなる所定の表面あらさを有する粗化面に樹
脂材が接合される樹脂接着用銅箔において、前記粗化面
は、前記複数の微小突起の先端部分を機械加工により変
形あるいは除去して形成された複数の平滑面を備えるこ
とを特徴とする樹脂接着用銅箔を提供する。粗化面に樹
脂材を接合し、銅箔の一部をエッチング除去して位置決
め用穴を形成した場合に、位置決め用穴から露出する樹
脂材の露出面は粗化面が転写して平滑面が形成されてい
るため、位置決め用穴に位置検出光を透過させたとき、
樹脂材の露出面で乱反射が起こりにくくなり、透過光の
光量が増大する。複数の微小突起の先端部分を機械加工
によって変形あるいは除去すると、オーバーハング形状
となるので、樹脂材との密着力低下を抑制することがで
きる。
【0008】本発明は、上記目的を達成するため、電解
銅箔あるいは粗化めっき銅箔の複数の微小突起からなる
所定の表面あらさを有する粗化面に樹脂材が接合された
銅箔/樹脂接着フィルムにおいて、前記粗化面は、前記
複数の微小突起の先端部分を機械加工により変形あるい
は除去して形成された複数の平滑面を備えることを特徴
とする銅箔/樹脂接着フィルムを提供する。
【0009】本発明は、上記目的を達成するため、複数
の微小突起からなる所定の表面あらさの粗化面を有する
電解銅箔あるいは粗化めっき銅箔を準備し、前記粗化面
の前記複数の微小突起の先端部分を機械加工により変形
あるいは除去して複数の平滑面を形成することを特徴と
する樹脂接着用銅箔の製造方法を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明の実施
の形態に係る銅箔/樹脂接着フィルムの製造工程を示
す。まず、図1に示すように表面に多数の微小突起2a
からなる所定の表面あらさの粗化面2を有する電界銅箔
あるいは粗化めっき銅箔(以下、「粗化銅箔」とい
う。)1を準備する。次に、図2に示すように、粗化銅
箔1の粗化面2を機械加工して微小突起2aの先端部を
除去すると、複数の平滑面2bが形成される。その後、
粗化銅箔1の粗化面2に透過性を有するエポキシ樹脂等
の樹脂材を接合することにより銅箔/樹脂接着フィルム
が製造される。
【0011】図3は、その銅箔/樹脂接着フィルムを示
す。銅箔/樹脂接着フィルムは、粗化銅箔1の一部をエ
ッチング除去して位置決め用穴4が形成される。位置決
め用穴4から露出する樹脂材3の露出面は、粗化銅箔1
の粗化面2が転写された形状を有するので、微小突起2
aに対応した凹凸面3aと平滑面2bに対応した平滑面
3bが形成される。
【0012】このような実施の形態によれば、以下の効
果が得られる。 (イ)粗化面2aが機械加工された粗化銅箔1を銅箔/
樹脂接着フィルムに用いた場合に、エッチング後におけ
る位置決め用穴4内の樹脂材3の露出面に平滑面3bが
多数形成されるので、露出面での光の乱反射が防止さ
れ、位置検出光5の透過光5’の光量が増えて、位置検
出が容易となる。 (ロ)単に粗化面2の粗さを小さくすると樹脂密着性が
低下したり、平滑面2bを無作為に作成すると、光透過
性が低下する障害が生じるが、微小突起2aの先端部を
平滑に加工すると、微小突起2aの形状がオーバーハン
グ形状となるので、粗化銅箔1と樹脂3の密着性(アン
カー効果)が増大する。この結果、微小突起2aの先端
部を平滑にすることにより生じる樹脂密着性の低下を防
止することができる。 (ハ)樹脂密着性と光透過性を共に満足させた銅箔/樹
脂接着フィルムが製作できることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0014】<実施例1>
【0015】表1は、めっき膜形成方法とその特性を示
す。
【表1】 表1中、試料No.0は、市販電解銅箔(未加工材)で
ある。膜厚は12μm、平均粗さRaは1.0μm、微
小突起2aの平均平面サイズは5μmである。
【0016】図4は、試料No.1‐1の平面形態写真
を示す。試料No.1‐1は、本試料を表中の条件でプ
レス加工したものである。その結果、試料No.1‐1
は、平均粗さが0.4〜0.5μmに減少し、独立して
生成した平滑面2bの平均平面サイズが、当初の粗化面
2の5.0μmから7.5μmに拡大している。この地
点の断面形態を観察すると、当初の微小突起2aの円錐
状突起形状がビヤ樽型に近い茸型(オーバーハング形
状)になっていることが確認された。また、樹脂3との
密着強度は未加工材に対し0.8〜1.0倍の○レベル
を示し、光透過量は未加工材の3倍に増大した。
【0017】図5は、試料No.1‐2の平面形態写真
を示す。試料No.1‐2は、漬れた突起が連続した板
状になっている。本試料は平均粗さが0.15〜0.3
μmに減少し、平滑面2bの平均平面サイズが20〜1
00μmに拡大している。また、樹脂3との密着強度は
未加工材に対し×レベルを示し、光透過量は未加工材の
7倍に増大した。
【0018】なお、本実験結果は後述する試料No.3
‐1〜3‐6の例で述べるように、独自に製作した10
μ膜厚の圧延銅箔に3μmの粗化銅めっき膜を付与した
粗化めっき銅箔の場合にも、同様に確認された。
【0019】このように見ると、粗化銅箔の粗化面を機
械加工して微小突起先端部分を変形あるいは除去するこ
とで独立した微小な平滑面を多数生成させる手法が樹脂
密着性と光透過性の双方を満足することが確認され、樹
脂接着用銅箔、それを使用した銅箔/樹脂接着フィル
ム、およびそれらの製造方法として有効であることが明
らかである。
【0020】<実施例2>試料No.2‐1〜2-3
は、プレス加工以外の機械加工法を用いたものであり、
それぞれロール圧延法、ナイロン繊維性ブラシを高速回
転した研摩法、および直径0.1mmの鋼球を高速水流
と共に試料に吹き掛けるショットピーニング法(鋼球ピ
ーニング法)である。粗化面へ付与した歪速度は、見掛
け上表1中に示す値である。それ以外の操作は実施例1
とほぼ同様である。
【0021】その結果、平滑面の平均平面サイズ、平滑
面の面積率、樹脂密着強度および光透過量は、試料N
o.1‐1のプレス加工法と試料No.2‐1のロール
圧延法がほぼ同等であった。また、試料No.2‐2の
ブラシ研摩法および試料No.2−3の鋼球ピーニング
法の場合は、試料No.1‐1に比べ、平滑面の平均平
面サイズが大きく、面積率は小さくなったにも拘わら
ず、樹脂密着強度が○レベルになった。この原因を知る
目的で突起の断面形状を観察した結果、粗化面へ付与し
た歪速度が大きい程、突起先端が優先的に変形すること
で突起形状がほぼ茸型(オーバーハング形状)になって
おり、その界面形状の違いが樹脂密着性向上に寄与する
ものと推測された。
【0022】以上より、粗化面に対する機械加工法は、
プレス加工、ロール圧延加工、押出し加工、ブラシ研摩
加工、切削加工、ピーニング加工およびそれらに準ずる
機械的加工法の何れを適用できることが明らかである。
【0023】また、粗化面に付与する機械加工変形の見
掛けの歪速度は大きい方が、オーバーハングした突起形
状が得易いことから、1m/s以上が有利である。しか
し、見掛けの歪速度を1000m/s以上とすること
は、エネルギー効率、装置構成、その制御などの点で、
必ずしも現実的でない。
【0024】<実施例3>試料No.3-1〜3-6は、
粗化面に対する加工程度を変化させたものである。これ
らの試料より、平滑面2bの平均平面サイズが5μm以
下では○レベル、10μm以上では△、×レベルであ
り、その中間段階では○レベルとなって粗化めっき銅箔
素材を上回る樹脂密着性を示している。一方、光透過量
は平滑面2bの面積率が5%以上で3以上を示し、実用
上有用である。従って、樹脂密着性と光透過量の双方を
満足するには独立した微小な平滑面2bの平均サイズが
1〜10μm、微小な平滑面2bの総面積が全表面積に
対し5〜80%としたことが樹脂密着強度の評価が△以
上であり、光透過量が2倍以上であるので、有効であ
る。
【0025】これらの機械加工深さを機械加工前におけ
る粗化銅箔の粗化面2の算術平均粗さRaで整理する
と、上記試料のRaより10〜80%が好ましい。
【0026】なお、上記機械加工処理を、電解銅箔ある
いは粗化めっき銅箔製造の粗化面形成工程あるいはその
後の表面処理工程に引続き継続して行うことは、製造工
程の簡略化、製造コスト低減の点で有利である。また、
なお、当初の素材表面の微細サイズが異なる場合、ある
いは、本実施例で取り上げなかった別の各種性質を最適
化する目的で、それらの寸法を適宜変更することは自由
である。
【0027】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、平
滑面を備えたオーバーハング形状の微小突起を有する粗
化面が形成されるので、この粗化面に樹脂を接合する際
の樹脂密着性と粗化銅箔の一部を除去してそこに位置検
出光を透過させる場合の光透過性の双方を満たすことが
できる。従って、この樹脂接着用銅箔は、最終電子部品
の信頼性向上、プロセス条件の簡略化、製品コストの低
減、などに貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る樹脂接着用銅箔の製
造工程を示す要部断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る樹脂接着用銅箔の製
造工程を示す要部断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る樹脂接着用銅箔を用
いた銅箔/樹脂接着フィルムの要部断面図である。
【図4】本発明の実施例の試料No.1‐1の平面形態
写真を示す図である。
【図5】本発明の実施例の試料No.1‐2の平面形態
写真を示す図である。
【図6】従来の銅箔/樹脂接着フィルムの要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 粗化銅箔 1a 位置決め用穴 2 粗化面 2a 微小突起 2b 平滑面 3 樹脂材 3a 凹凸面 3b 平滑面 5 位置検出光 5’ 透過光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 保之 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日 立電線株式会社内 (72)発明者 佐々木 元 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日 立電線株式会社内 (72)発明者 清藤 雅宏 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日 立電線株式会社内 Fターム(参考) 4E351 AA01 BB01 BB30 DD04 DD54 DD55 GG01 GG20 4F100 AB03A AK01B BA02 DD01A EH71A GB43 JK06 JK15A JL11 5F044 MM48

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電解銅箔あるいは粗化めっき銅箔の複数の
    微小突起からなる所定の表面あらさを有する粗化面に樹
    脂材が接合される樹脂接着用銅箔において、 前記粗化面は、前記複数の微小突起の先端部分を機械加
    工により変形あるいは除去して形成された複数の平滑面
    を備えることを特徴とする樹脂接着用銅箔。
  2. 【請求項2】前記平滑面を有する前記微小突起は、オー
    バーハング形状を有することを特徴とする請求項1記載
    の樹脂接着用銅箔。
  3. 【請求項3】前記複数の平滑面は、前記粗化面に対し、
    プレス加工、ロール圧延加工、押出し加工、ブラシ研摩
    加工、切削加工、ピーニング加工あるいはこれらに準ず
    る機械的加工法によって形成されたことを特徴とする請
    求項1記載の樹脂接着用銅箔。
  4. 【請求項4】前記複数の平滑面は、一つの前記平滑面の
    平均サイズを1〜10μm、前記複数の平滑面の総面積
    を前記粗化面の総面積の5〜80%としたことを特徴と
    する請求項1記載の樹脂接着用銅箔。
  5. 【請求項5】前記複数の平滑面を有する前記粗化面は、
    機械加工前の平均粗さRaの10〜80%の平均粗さR
    aを有することを特徴とする請求項1記載の樹脂接着用
    銅箔。
  6. 【請求項6】電解銅箔あるいは粗化めっき銅箔の複数の
    微小突起からなる所定の表面あらさを有する粗化面に樹
    脂材が接合された銅箔/樹脂接着フィルムにおいて、 前記粗化面は、前記複数の微小突起の先端部分を機械加
    工により変形あるいは除去して形成された複数の平滑面
    を備えることを特徴とする銅箔/樹脂接着フィルム。
  7. 【請求項7】複数の微小突起からなる所定の表面あらさ
    の粗化面を有する電解銅箔あるいは粗化めっき銅箔を準
    備し、 前記粗化面の前記複数の微小突起の先端部分を機械加工
    により変形あるいは除去して複数の平滑面を形成するこ
    とを特徴とする樹脂接着用銅箔の製造方法。
  8. 【請求項8】前記複数の平滑面を形成する前記機械加工
    は、前記粗化面に付与する機械加工変形の実質的歪速度
    を1〜1000m/sとすることを特徴する請求項7記
    載の樹脂接着用銅箔の製造方法。
  9. 【請求項9】前記複数の平滑面を形成する前記機械加工
    は、前記電解銅箔あるいは前記粗化めっき銅箔の製造工
    程における粗化面形成工程あるいはその後の表面処理工
    程に引続き、継続して行うことを特徴とする請求項7記
    載の樹脂接着用銅箔の製造方法。
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