JP2003243589A - ダイオード、ダイオード圧入方法、ダイオード装着方法、及びフィン - Google Patents

ダイオード、ダイオード圧入方法、ダイオード装着方法、及びフィン

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JP2003243589A JP2002036705A JP2002036705A JP2003243589A JP 2003243589 A JP2003243589 A JP 2003243589A JP 2002036705 A JP2002036705 A JP 2002036705A JP 2002036705 A JP2002036705 A JP 2002036705A JP 2003243589 A JP2003243589 A JP 2003243589A
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和明 江坂
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礼吉 金田
Shigekazu Kataoka
滋和 片岡
Nakahito Murata
中人 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Si素子の変形を抑制することを目的とす
る。 【解決手段】 円板状の底部を有するヒートシンクと底
部の一方の面に設けられ、交流電流を直流電流に変換す
る半導体ペレットとを備えているダイオードを放熱フィ
ンに設けられた貫通孔へ圧入するダイオード圧入方法に
おいて、底部の他方の面の外周部に主に荷重をかけてダ
イオードを貫通孔に圧入することを特徴としている。こ
のことにより、ヒートシンクの底部の外周部は、中心方
向に押される。そのため、ヒートシンクの底部の中央部
分は、反圧入方向に反力を受けるので、ヒートシンクの
底部は、反圧入方向の球状凸型に変形する。そのため、
半導体ペレットは、ヒートシンクの底部側に球状凸型に
変形し、半導体ペレットは、ヒートシンクの底部から変
形方向とは逆方向の反力を受ける。よって、半導体ペレ
ットの変形を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィンへ圧入する
ダイオード構造、及びその圧入方法に関するものであ
り、特に乗用車、及びトラック等に搭載される車両用交
流発電機の整流装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来技術】従来、整流装置のフィンへのダイオード接
合方法として、特開平5−114678号公報に記載さ
れているように圧入によるものが知られている。ダイオ
ードをフィンへ圧入するには、圧入後にダイオードがフ
ィンから外れないようにするために、ダイオードのヒー
トシンクの外径を整流装置のフィンの貫通孔の内径より
も大きくし、圧入代を設ける必要がある。そのため、ダ
イオード圧入時に高荷重で印加せざるをえない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ダイオード
圧入時にダイオードのヒートシンクに加わる荷重が大き
くなると、ダイオードのヒートシンクの形状は、図11
(c)、及び図12(c)に示すように変形してSi素
子の破壊の原因となる。このことを図に基づき説明す
る。
【0004】(従来例1)図11(a)は、ダイオード
の形状を示した図である。図11(b)は、整流装置の
フィンへのダイオード圧入時を示した図である。図11
(c)は、ダイオード圧入後のダイオードのヒートシン
クの形状を示した図である。
【0005】図11(a)に示すように、ダイオード1
は、ヒートシンク20、Si素子30、応力緩衝板4
0、銅リード50、及び半田60,70,80等から構
成されている。
【0006】ヒートシンク20は、銅で形成され、有底
円筒状であり、ダイオード1による整流時に発生する熱
を整流装置のフィン110へ逃がす役割を果たすもので
ある。また、ヒートシンク20には、半田付面90、及
び押圧面100が形成されている。半田付面90には、
応力緩衝板40、Si素子30、銅リード50の順に積
層され、これらは、半田60、70、80を介して接合
されている。押圧面100は、半田付面90の裏面であ
り、フィン110へのダイオード1圧入時に圧入棒12
1により押圧される。
【0007】Si素子30は、円板状であり、交流電流
を直流電流に変換するものである。なお、変換された直
流電流は、銅リード50を介して車両のバッテリ等に伝
送される。
【0008】応力緩衝板40は、銅で形成されており、
ダイオード1圧入時、及びダイオード1による整流時に
おけるSi素子30の変形力を吸収するものである。
【0009】また、ダイオード1のヒートシンク20の
外径をフィン110に形成されている貫通孔130の内
径よりも大きくすることにより圧入代を設けている。
【0010】そして、以上説明したダイオード1を図1
1(b)に示すように、フィン110に形成されている
貫通孔130に設置し、先端面が平面である圧入棒12
1により、圧入方向Bへ押圧面100に荷重を印加し、
圧入する。
【0011】ダイオード1圧入時、ヒートシンク20の
底部に圧入代を設けているため、ヒートシンク20の外
周部は、貫通孔130の内周壁から中心方向へ押され
る。さらに、圧入棒121の先端面は平面であるため、
ヒートシンク20の押圧面100には、全面に均等な荷
重がかかる。そのため、ヒートシンク20の底部の中央
部分は、圧入方向Bへ大きな反力を受ける。
【0012】このことにより、ダイオード1圧入後のヒ
ートシンク20は、図11(c)に示すように、圧入方
向Bに凸型に変形する。
【0013】(従来例2)次に、従来例2について説明
する。図12(a)に示すように、ダイオード1は、ヒ
ートシンク2a、Si素子3a、応力緩衝板4a、銅リ
ード5a、及び半田6a,7a,8a等から構成されて
いる。
【0014】ヒートシンク2aは、銅で形成され、ほぼ
円柱状であり、ダイオード1による整流時に発生する熱
を整流装置のフィン110へ逃がす役割を果たすもので
ある。また、ヒートシンク2aには、半田付面9a、及
び押圧面10aが形成されている。半田付面9aには、
応力緩衝板4a、Si素子3a、銅リード5aの順に積
層され、これらは、半田6a、7a、8aを介して接合
されている。押圧面10aは、半田付面9aの裏面であ
り、ダイオード1圧入時に圧入棒121により押圧され
る。
【0015】Si素子3a、応力緩衝板4a、及び銅リ
ード5aは、従来例1と同様のものである。
【0016】また、ダイオード1のヒートシンク2aの
外径をフィン110に形成されている貫通孔130の内
径よりも大きくすることにより圧入代を設けている。
【0017】そして、以上説明したダイオード1を図1
1(b)に示すように、貫通孔130に設置し、先端面
が平面である圧入棒121により、圧入方向Bへ押圧面
10aに荷重を印加し、圧入する。
【0018】ダイオード1圧入時、ヒートシンク2aに
圧入代を設けているため、ヒートシンク2aの外周部
は、貫通孔130の内周壁から中心方向へ押される。さ
らに、圧入棒121の先端面は平面であるため、ヒート
シンク2aの押圧面10aには、全面に均等な荷重がか
かる。そのため、ヒートシンク2aの中央部分は、圧入
方向Bへ大きな反力を受ける。
【0019】このことにより、ダイオード1圧入後のヒ
ートシンク2aは、図11(c)に示すように、圧入方
向Bに凸型に変形する。
【0020】以上説明したように、整流装置のフィンへ
のダイオード圧入後、ダイオードのヒートシンクは、圧
入方向に凸型に変形するため、Si素子は、ダイオード
のヒートシンクとは逆側に凹型に変形する。このことに
より、Si素子の変形方向には、ダイオードのヒートシ
ンクのような硬い材質が設けられていないため、Si素
子には、変形方向とは逆方向の反力を受けない。そのた
め、Si素子の変形を抑制できない。これにより、Si
素子の破壊が発生する場合がある。また、ダイオード圧
入時にSi素子の破壊が発生しなくても、ダイオードに
よる整流時にSi素子には、発熱により圧入方向の内部
応力が発生するため、変形量が増大して破壊に至る場合
もある。
【0021】いずれの時にSi素子が破壊するにして
も、ダイオード圧入時にダイオードのヒートシンクが圧
入方向に凸型に変形することにより、Si素子は、ダイ
オードのヒートシンクとは逆側に凹型に変形することで
Si素子の変形を抑制できないことが大きな原因であ
る。
【0022】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、Si素子の変形を抑制することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1では、円板状の底部を有するヒートシンク
と底部の一方の面に設けられ、交流電流を直流電流に変
換する半導体ペレットとを備えているダイオードを放熱
フィンに設けられた貫通孔へ圧入するダイオード圧入方
法において、底部の他方の面の外周部に主に荷重をかけ
てダイオードを貫通孔に圧入することを特徴としてい
る。
【0024】このことにより、ヒートシンクの底部の外
周部は、中心方向に押される。そのため、ヒートシンク
の底部の中央部分は、反圧入方向に反力を受けるので、
ヒートシンクの底部は、反圧入方向の球状凸型に変形す
る。そのため、半導体ペレットは、ヒートシンクの底部
側に球状凸型に変形し、半導体ペレットは、ヒートシン
クの底部から変形方向とは逆方向の反力を受ける。よっ
て、半導体ペレットの変形を抑制することができる。
【0025】また、請求項2では、円板状の底部を有す
るヒートシンクと底部の一方の面に設けられ、交流電流
を直流電流に変換する半導体ペレットとを備えているダ
イオードを放熱フィンに設けられた貫通孔へ圧入するダ
イオード圧入方法において、底部の他方の面は、球状凸
型に形成されており、他方の面にほぼ均等に荷重をかけ
てダイオードを貫通孔に圧入することを特徴としてい
る。また、請求項4では、円板状の底部を有するヒート
シンクと底部の一方の面に設けられ、交流電流を直流電
流に変換する半導体ペレットとを備えているダイオード
において、底部の他方の面は、球状凸型に形成されてい
ることを特徴としている。
【0026】これらのことにより、ダイオード圧入時に
ヒートシンクの底部の他方の面と圧入治具の先端面とが
ほぼ全域で接触する。そのため、ヒートシンクの底部に
は、ほぼ均等な荷重がかかる。また、ヒートシンクの外
周部は、中心方向へ押される。そのため、ヒートシンク
の底部の中央部分は、反圧入方向へ反力を受けるので、
ヒートシンクの底部は、圧入方向へ変形しない。そのた
め、半導体ペレットも同様に圧入方向へ変形せず、半導
体ペレットは、ヒートシンクの底部から変形方向とは逆
方向の反力を受ける。よって、請求項1と同様の効果を
得ることができる。
【0027】また、請求項3では、ダイオードの貫通孔
への圧入は、先端が球状凹型に形成されている圧入治具
により行われることを特徴としている。
【0028】このことにより、ヒートシンクの底部の外
周部にかかる荷重をヒートシンクの底部の中央部分にか
かる荷重よりも大きくすることができる。また、ヒート
シンクの底部が球状凸型で形成されている場合、ヒート
シンクの底部にほぼ均等な荷重をかけることができる。
【0029】また、請求項5では、円板状の底部を有す
るヒートシンクと、交流電流を直流電流に変換する半導
体ペレットと、半導体ペレットの変形力を吸収する応力
緩衝板とを備え、底部の一方の面に第1の半田、応力緩
衝板、第2の半田、半導体ペレットがこの順序で積層さ
れているダイオードにおいて、第2の半田の半導体ペレ
ットとの接合面、もしくは応力緩衝板の第2の半田との
接合面は、球状凹型に形成されていることを特徴として
いる。
【0030】第2の半田の半導体ペレットとの接合面が
球状凹型に形成されている場合、ダイオード組付け時に
半導体ペレットは、第2の半田との接合面に沿って変形
する。そして、ダイオード圧入時、ヒートシンクの底部
は、圧入方向に凸型に変形するため、第1の半田、及び
応力緩衝板も同様に圧入方向に凸型に変形する。そし
て、第2の半田の応力緩衝板との接合面は、変形した応
力緩衝板に沿って変形するため、第2の半田の半導体ペ
レットとの接合面は、平面状になる。これにより、半導
体ペレットの変形を小さくすることができる。
【0031】また、応力緩衝板の第2の半田との接合面
が球状凹型に形成されている場合、ダイオード組付け時
に第2の半田は、応力緩衝板との接合面に沿って変形す
る。これにより、半導体ペレットも同様に第2の半田と
の接合面に沿って変形する。そして、ダイオード圧入
時、ヒートシンクの底部は、圧入方向に凸型に変形する
ため、第1の半田も同様に圧入方向に凸型に変形する。
そして、第1の半田の応力緩衝板との接合面は、変形し
た第1の半田に沿って変形するため、応力緩衝板の第2
の半田との接合面は、平面状になる。これにより、第2
の半田の半導体ペレットとの接合面は、平面状になる。
そのため、半導体ペレットの変形を小さくすることがで
きる。
【0032】また、請求項6では、円板状の底部、及び
底部の一方の面側に形成される周壁部を有するヒートシ
ンクと、周壁部に包囲され、交流電流を直流電流に変換
する半導体ペレットとを備えているダイオードにおい
て、周壁部は、底部からの突出方向に熱膨張係数が異な
る第1の周壁部、及び第2の周壁部をこの順に有し、且
つ第2の周壁部の熱膨張係数は、第1の周壁部の熱膨張
係数よりも大きいことを特徴としている。
【0033】第2の周壁部の熱膨張係数は、第1の周壁
部の熱膨張係数よりも大きいため、ダイオードによる整
流時、第2の周壁部の熱膨張は、第1の周壁部の熱膨張
よりも大きくなる。そのため、第2の周壁部は、第1の
周壁部よりも中心方向に大きく変形するので、周壁部の
先端部の内径は、減少する。よって、ヒートシンクの底
部の中央部分は、反圧入方向に反力を受けるため、ヒー
トシンクの底部は、反圧入方向の球状凸型に変形し、半
導体ペレットは、ヒートシンクの底部側に球状凸型に変
形する。これにより、半導体ペレットは、ヒートシンク
の底部から変形方向とは逆方向の反力を受ける。よっ
て、半導体ペレットの変形を抑制することができる。
【0034】また、請求項7では、円板状の底部、及び
底部の一方の面側に形成される周壁部を有するヒートシ
ンクと、周壁部に包囲され、且つ一方の面と半田を介し
て接合され、交流電流を直流電流に変換する半導体ペレ
ットと、半導体ペレットと半田を介して接合される銅リ
ードとを備えているダイオードにおいて、ヒートシンク
の熱膨張係数は、銅リードの熱膨張係数よりも大きいこ
とを特徴としている。
【0035】ヒートシンクの熱膨張係数は、銅リードの
熱膨張係数よりも大きいため、ダイオードによる整流
時、ヒートシンクの熱膨張は、銅リードの熱膨張よりも
大きくなる。そのため、ヒートシンクの底部の中央部分
は、反圧入方向に反力を受けるので、ヒートシンクの底
部は、反圧入方向の球状凸型に変形し、半導体ペレット
は、ヒートシンクの底部側に球状凸型に変形する。これ
により、半導体ペレットは、ヒートシンクの底部から変
形方向とは逆方向の反力を受ける。よって、半導体ペレ
ットの変形を抑制することができる。
【0036】また、請求項8では、円板状の底部、及び
底部の一方の面側に形成される周壁部を有するヒートシ
ンクと、周壁部に包囲され、交流電流を直流電流に変換
する半導体ペレットとを備えているダイオードにおい
て、ヒートシンクの熱膨張係数は、半導体ペレットの熱
膨張係数よりも大きいことを特徴としている。
【0037】ヒートシンクの熱膨張係数は、半導体ペレ
ットの熱膨張係数よりも大きいため、ダイオードによる
整流時、ヒートシンクの熱膨張は、半導体ペレットの熱
膨張よりも大きくなる。そのため、ヒートシンクの底部
の中央部分は、反圧入方向に反力を受けるので、ヒート
シンクの底部は、反圧入方向の球状凸型に変形し、半導
体ペレットは、ヒートシンクの底部側に球状凸型に変形
する。これにより、半導体ペレットは、ヒートシンクの
底部から変形方向とは逆方向の反力を受ける。よって、
半導体ペレットの変形を抑制することができる。
【0038】また、請求項9では、貫通孔が形成されて
いる放熱フィンにおいて、放熱フィンには、円板状の底
部を有するヒートシンク、及び底部の一方の面に交流電
流を直流電流に変換する半導体ペレットを備えたダイオ
ードを放熱フィンの一方側から他方側に圧入可能な貫通
孔が設けられ、且つ貫通孔の内径は、一方側から他方側
方向に漸減していることを特徴としている。
【0039】ダイオード圧入時、ヒートシンクの外周部
は、貫通孔の内径が圧入方向に漸減しているため、貫通
孔の内周に沿って斜めに変形する。そのため、ヒートシ
ンクの底部の中央部分は、反圧入方向に反力を受けるの
で、ヒートシンクの底部は、反圧入方向の球状凸型に変
形し、半導体ペレットは、ヒートシンクの底部側に球状
凸型に変形する。これにより、半導体ペレットは、ヒー
トシンクの底部から変形方向とは逆方向の反力を受け
る。よって、半導体ペレットの変形を抑制することがで
きる。
【0040】また、請求項10では、貫通孔が形成され
ている放熱フィンにおいて、放熱フィンには、円板状の
底部を有するヒートシンク、及び底部の一方の面に交流
電流を直流電流に変換する半導体ペレットを備えたダイ
オードを放熱フィンの一方側から他方側に圧入可能な貫
通孔が設けられ、且つ放熱フィンは、一方側から他方側
方向に熱膨張係数が異なる第1の放熱フィン、及び第2
の放熱フィンの順に有し、且つ第2の放熱フィンの熱膨
張係数は、第1のフィンの熱膨張係数よりも大きいこと
を特徴としている。
【0041】第2の放熱フィンの熱膨張係数は、第1の
放熱フィンの熱膨張係数よりも大きいため、ダイオード
による整流時、第2の放熱フィンの熱膨張は、第1の放
熱フィンの熱膨張よりも大きくなる。そのため、第2の
放熱フィンは、第1の放熱フィンよりも中心方向に大き
く変形するので、ヒートシンクの外周部は、変形した貫
通孔の内周に沿って変形する。そのため、ヒートシンク
の底部の中央部分は、反圧入方向に反力を受けるので、
ヒートシンクの底部は、反圧入方向の球状凸型に変形
し、半導体ペレットは、ヒートシンクの底部側に球状凸
型に変形する。これにより、半導体ペレットは、ヒート
シンクの底部から変形方向とは逆方向の反力を受ける。
よって、半導体ペレットの変形を抑制することができ
る。
【0042】また、請求項11では、円板状の底部、及
び底部の一方の面側に形成される周壁部を有するヒート
シンクと、周壁部に包囲され、交流電流を直流電流に変
換する半導体ペレットとを備えるダイオードを放熱フィ
ンに設けられた貫通孔へ装着するダイオード装着方法に
おいて、ダイオードは、貫通孔へ圧入され、その後、周
壁部の先端部の径を減少することを特徴としている。
【0043】このことにより、ヒートシンクの底部の中
央部分は、反圧入方向に反力を受けるため、ヒートシン
クの底部は、反圧入方向の球状凸型に変形する。そのた
め、半導体ペレットは、ヒートシンクの底部側に球状凸
型に変形する。これにより、半導体ペレットは、ヒート
シンクの底部から変形方向とは逆方向の反力を受ける。
よって、半導体ペレットの変形を抑制することができ
る。
【0044】また、請求項12では、先端部の径の減少
は、かしめにより行われることを特徴としている。
【0045】このことにより、周壁部の先端部の径は、
減少する。よって、請求項11と同様の効果を得ること
ができる。
【0046】また、請求項13では、放熱フィンには、
貫通孔の近傍に他の貫通孔が設けられており、先端部の
径の減少は、テーパー状で形成されているかしめ棒を他
の貫通孔にダイオードの反圧入方向から圧入することに
より行われることを特徴としている。
【0047】このことにより、貫通孔の内周は、他の貫
通孔にかしめ棒を圧入することにより、中心方向に力が
加わり、かしめ棒の側面に沿って変形する。そのため、
ヒートシンクの周壁部は、変形した貫通孔の内周に沿っ
て変形する。これにより、周壁部の先端部の径は、減少
する。よって、請求項11と同様の効果を得ることがで
きる。
【0048】また、請求項14では、他の貫通孔は、周
方向にほぼ均等に少なくとも3つ、もしくは周方向全域
に設けられていることを特徴としている。
【0049】このことにより、貫通孔の内周は、他の貫
通孔にかしめ棒を圧入することにより、径方向にほぼ同
心円状に変形する。そのため、ヒートシンクの底部は、
径方向にほぼ同心円状に変形する。これにより、半導体
ペレットも同様に径方向にほぼ同心円状に変形する。よ
って、半導体ペレットの耐久性を向上させることができ
る。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施形態について
説明する。
【0051】(第1実施形態)図1(a)は、本実施形
態におけるダイオード1の形状を示した図である。ま
た、図1(b)は、整流装置のフィン110へのダイオ
ード1の圧入方法を示した図である。また、図1(c)
は、本実施形態におけるダイオード1圧入後のダイオー
ド1のヒートシンク20の形状を示した図である。
【0052】図1(a)に示すダイオード1は、整流装
置に用いられるものである。そのダイオード1は、ヒー
トシンク20、半導体ペレットであるSi素子30、応
力緩衝板40、銅リード50、及び半田60,70,8
0等から構成されている。
【0053】ヒートシンク20は、銅で形成され、有底
円筒状であり、ダイオード1による整流時に発生する熱
を整流装置のフィン110へ逃す役割を果たすものであ
る。
【0054】また、ヒートシンク20は、底部20a、
及び周壁部20bを有している。周壁部20bは、ダイ
オード1を整流装置のフィン110に形成されている貫
通孔130に圧入した際、その貫通孔130の内周と嵌
合する。また、ヒートシンク20の底部20aには、圧
入側に押圧面100、及び押圧面100の裏面に半田付
面90が形成されている。ヒートシンク20の周壁部2
0bは、底部20aの外周側に形成されていて、半田付
面90側に突出している。
【0055】半田付面90には、圧入方向Bに応力緩衝
板40、Si素子30、及び銅リード50の順に積層さ
れており、これらは、半田60、70、80を介して接
合されている。また、押圧面100は、半田付面90の
裏面であり、ダイオード1圧入時に圧入棒120により
押圧される。
【0056】Si素子30は、ヒートシンク20の周壁
部20bに包囲され、円板状であり、交流電流を直流電
流に変換するものである。また、Si素子30により変
換された直流電流は、銅リード50を介して車両のバッ
テリ等に伝送される。
【0057】応力緩衝板40は、Si素子30と同様に
円板状であり、銅で形成されている。また、応力緩衝板
40は、ダイオード1圧入時、及びダイオードによる整
流時におけるSi素子30の変形力を吸収するものであ
る。
【0058】また、図1(b)に示す整流装置のフィン
110は、銅で形成されており、ダイオード1による整
流時に発生する熱をダイオード1のヒートシンク20か
ら受け、その熱を放熱する役割を果たす。また、圧入治
具である圧入棒120は、ダイオード1の貫通孔への圧
入時に押圧面100と接する先端面が球状凹型で形成さ
れている。
【0059】また、ダイオード1のヒートシンク20の
外径をフィン110に形成されている貫通孔130の内
径よりも大きくすることにより圧入代を設けている。
【0060】そして、硬質金属からなるSKD−11の
固定装置2にフィン110を挟み、フィン110に形成
されている貫通孔130に押圧面100が圧入方向Bと
は逆方向を向くようにダイオード1を設置する。そし
て、圧入棒120の先端部と押圧面100が接触するよ
うに圧入棒120を配し、ダイオード1の押圧面100
に荷重を印加し、圧入方向Bにダイオード1を圧入す
る。
【0061】この構成では、圧入棒120の先端面は、
圧入方向Bとは逆方向の球状凹型に形成しているため、
圧入棒120の先端面は、押圧面100の外周部と主に
接触する。そのため、ヒートシンク20の底部20aの
外周部にかかる荷重は、ヒートシンク20の底部20a
の中央部分にかかる荷重よりも大きくなる。また、ダイ
オード1の外径を貫通孔130の内径よりも大きくする
ことで圧入代を設けているため、ヒートシンク20の周
壁部20bは、中心方向へ押される。これにより、ヒー
トシンク20の底部20aの中央部分は、圧入方向Bと
は逆方向へ大きな力を受けるため、ヒートシンク20の
底部20aは、図1(c)に示すように、圧入方向Bと
は逆方向の球状凸型に変形する。
【0062】このことにより、Si素子30は、ヒート
シンク20の底部20a側に球状凸型に変形する。これ
により、Si素子30は、Si素子30よりも硬い材質
であるヒートシンク20の底部20aから変形方向とは
逆方向の反力を受けるため、Si素子30の変形が抑制
される。よって、Si素子30の変形を小さくし、破壊
を発生し難くすることができる。
【0063】なお、本実施形態でのダイオード1のヒー
トシンク20は、有底円筒状で説明したが、ダイオード
1のヒートシンク20が図12のようにほぼ円柱状であ
っても同様の効果を得ることができる。
【0064】(第2実施形態)図2(a)は、本実施形
態におけるダイオード1の形状を示した図である。ま
た、図2(b)は、整流装置のフィン110へのダイオ
ード1の圧入方法を示した図である。また、図2(c)
は、本実施形態におけるのダイオード1圧入後のダイオ
ード1のヒートシンク21の形状を示した図である。こ
こでは、第1実施形態と同様な箇所は省略し、相違する
箇所についてのみ説明する。
【0065】図2(a)に示すように、本実施形態での
ヒートシンク21の底部21aは、圧入方向Bとは逆方
向の球状凸型で形成している。ヒートシンク21の底部
21aを球状凸型にすることにより、半田付面91、及
び押圧面101の形状も圧入方向Bとは逆方向の球状凸
型になる。なお、ヒートシンク21の底部21a、及び
圧入棒120の先端面の曲面率は、ほぼ同じである。そ
のため、半田付面91に配設される半田61、応力緩衝
板41、半田71、Si素子31、半田81、及び銅リ
ード51の形状も半田付面91に沿うように変形する。
【0066】この構成により、ダイオード1圧入時、ヒ
ートシンク21に形成されている押圧面101と圧入棒
120の先端面がほぼ全域に接触するため、ヒートシン
ク21の底部21aには、ほぼ均等な荷重がかかる。ま
た、ダイオード1の外径を貫通孔130の内径よりも大
きくすることで圧入代を設けているため、ヒートシンク
21の周壁部21bは、中心方向へ押される。これによ
り、ヒートシンク21の底部21aの中央部分は、圧入
方向Bとは逆方向に反力を受けるため、ヒートシンク2
1の底部21aは、図2(c)に示すように、ほとんど
変形が起こらない。そのため、Si素子31も同様にほ
ぼ変形が起こらない。
【0067】このことにより、Si素子31は、Si素
子30よりも硬い材質であるヒートシンク21の底部2
1aから変形方向とは逆方向の反力を受けるため、Si
素子30の変形が抑制される。よって、Si素子30の
変形を小さくし、破壊を発生し難くすることができる。
【0068】なお、本実施形態でのダイオード1のヒー
トシンク20は、有底円筒状で説明したが、ダイオード
1のヒートシンク20が図12のようにほぼ円柱状であ
っても同様の効果を得ることができる。
【0069】(第3実施形態)図3(a)は、本実施形
態におけるダイオード1の形状を示した図である。ま
た、図3(b)は、整流装置のフィン111へのダイオ
ード1の圧入方法を示した図である。また、図3(c)
は、本実施形態におけるのダイオード1圧入後のダイオ
ード1のヒートシンク20の形状を示した図である。こ
こでは、第1実施形態と同様な箇所は省略し、相違する
箇所についてのみ説明する。
【0070】図3(b)に示すように、本実施形態での
整流装置のフィン111に形成されている貫通孔131
の内径は、圧入方向Bに漸減している。なお、貫通孔1
31の挿入側の内径は、フィン貫通孔径Aである。ま
た、圧入棒121の先端面は、平面で形成されている。
【0071】この構成により、ダイオード1圧入時、ヒ
ートシンク20の周壁部20bは、貫通孔131の内径
が圧入方向Bに漸減しているため、貫通孔131の内周
に沿って斜めに変形する。そのため、ヒートシンク20
の底部20aの中央部分は、圧入方向Bとは逆方向に反
力を受ける。これにより、ヒートシンク20の底部20
aの中央部分は、圧入方向Bとは逆方向の大きな力を受
けるため、ヒートシンク20の底部20aは、図3
(c)に示すように、圧入方向Bとは逆方向の球状凸型
に変形する。
【0072】このことにより、Si素子30は、ヒート
シンク20の底部20a側に球状凸型に変形する。これ
により、Si素子30は、Si素子30よりも硬い材質
であるヒートシンク20の底部20aから変形方向とは
逆方向の反力を受けるため、Si素子30の変形が抑制
される。よって、Si素子30の変形を小さくし、破壊
を発生し難くすることができる。
【0073】なお、本実施形態では、先端面が圧入方向
Bとは逆方向の球状凹型に形成している圧入棒120を
用いても同様の効果を得ることができる。また、本実施
形態でのダイオード1のヒートシンク20は、有底円筒
状で説明したが、ダイオード1のヒートシンク20が図
12のようにほぼ円柱状であっても同様の効果を得るこ
とができる。
【0074】(第4実施形態)図4(a)は、本実施形
態におけるダイオード1の形状を示した図である。ま
た、図4(b)は、整流装置のフィン110へのダイオ
ード1の圧入方法を示した図である。また、図4(c)
は、本実施形態におけるのダイオード1圧入後のダイオ
ード1のヒートシンク20のかしめ状態を示した図であ
る。ここでは、第1実施形態と同様な箇所は省略し、相
違する箇所についてのみ説明する。
【0075】本実施形態では、ヒートシンク20の周壁
部20bの先端部が圧入方向Bのフィン110端部を突
出するようにダイオード1を圧入する。そして、その先
端部の径が小さくなるようにかしめ治具により、先端部
をかしめる。これにより、ヒートシンク20の底部20
aの中央部分は、ダイオード1圧入時よりも圧入方向B
とは逆方向に大きい反力を受ける。そのため、ヒートシ
ンク20の底部20aの形状は、ダイオード1圧入時よ
りも圧入方向Bとは逆方向の球状凸型に大きく変形す
る。
【0076】このことにより、Si素子30は、ダイオ
ード1圧入時よりもヒートシンク20の底部20a側に
球状凸型に大きく変形する。これにより、Si素子30
は、Si素子30よりも硬い材質であるヒートシンク2
0の底部20aからダイオード1圧入時よりも変形方向
とは逆方向の大きい反力を受けるため、Si素子30の
変形が抑制される。よって、ダイオード1による整流時
におけるSi素子30の変形を小さくし、破壊をより発
生し難くすることができる。
【0077】(第5実施形態)図5(a)は、本実施形
態におけるダイオード1の形状を示した図である。ま
た、図5(b)は、整流装置のフィン112へのダイオ
ード1の圧入方法を示した図である。また、図5(c)
は、本実施形態におけるダイオード1圧入後、整流装置
のフィン112にかしめ棒4を圧入した時を示した図で
ある。ここでは、第1実施形態と同様な箇所は省略し、
相違する箇所についてのみ説明する。
【0078】図5(b)に示すように、本実施形態で
は、整流装置のフィン112に形成されている貫通孔1
30の近傍に他の貫通孔であるかしめ棒挿入孔3が空け
られている。そのかしめ棒挿入孔3は、周方向に均等に
なるように少なくとも3つ、もしくは周方向全域に穴が
空けられている。
【0079】かしめ棒挿入孔3に圧入されるかしめ棒4
は、フィン112より硬い材質で形成されている。ま
た、かしめ棒4は、フィン112の板厚よりも長く、先
端にいくに従って径が小さくなるようなテーパー状をし
ている。
【0080】この構成により、ダイオード1圧入後、か
しめ棒4をかしめ棒挿入孔3に圧入方向Bとは逆方向に
圧入する。そして、貫通孔130の内周は、かしめ棒4
の側面に沿って斜めに変形する。そのため、ヒートシン
ク20の周壁部20bは、変形した貫通孔130の内周
から中心方向に押され、貫通孔130の内周に沿って斜
めに変形する。これにより、ヒートシンク20の底部2
0aの中央部分は、ダイオード1圧入時よりも圧入方向
Bとは逆方向に大きい反力を受けるため、ヒートシンク
20の底部20aの形状は、ダイオード1圧入時よりも
圧入方向Bとは逆方向の球状凸型に大きく変形する。
【0081】このことにより、Si素子30は、ダイオ
ード1圧入時よりもヒートシンク20の底部20a側に
球状凸型に大きく変形する。これにより、Si素子30
は、Si素子30よりも硬い材質であるヒートシンク2
0の底部20aからダイオード1圧入時よりも変形方向
とは逆方向の大きい反力を受けるため、Si素子30の
変形が抑制される。よって、ダイオード1による整流時
におけるSi素子30の変形を小さくし、破壊をより発
生し難くすることができる。
【0082】(第6実施形態)図6(a)は、本実施形
態におけるダイオード1の形状を示した図である。ま
た、図6(b)は、整流装置のフィン110へのダイオ
ード1の圧入方法を示した図である。また、図6(c)
は、本実施形態におけるの圧入後のダイオード1の形状
を示した図である。ここでは、第1実施形態と同様な箇
所は省略し、相違する箇所についてのみ説明する。
【0083】図6(a)に示すように、Si素子32、
及び応力緩衝板42との間には、これらを接合するため
に半田72が用いられている。その半田72は、中心部
分が薄くなるように圧入方向Bとは逆方向の球状凹型で
形成されている。これは、先端が丸い治具で半田72を
圧入することで形成できる。また、図6(b)に示すよ
うに、圧入棒121の先端は、従来と同じく平面で形成
されている。
【0084】この構成により、ダイオード1の組み付け
時にSi素子32、及び銅リード52は、球状凹型で形
成さている半田72との接合面に沿って変形する。そし
て、ダイオード1を圧入後、ヒートシンク20の底部2
0aは、図6(c)に示すように、圧入方向Bに凸型に
変形する。そのため、応力緩衝板42もヒートシンク2
0の底部20aと同じように凸型に変形し、半田72の
応力緩衝板42との接合面は、変形した応力緩衝板42
に沿って変形するので、半田72のSi素子32との接
合面は、平面状になる。
【0085】このことにより、Si素子32は、平面状
に変形するため、ほとんど内部応力が発生しない。その
ため、Si素子32の破壊を発生し難くすることができ
る。
【0086】なお、本実施形態でのダイオード1のヒー
トシンク20は、有底円筒状で説明したが、ダイオード
1のヒートシンク20が図12のようにほぼ円柱状であ
っても同様の効果を得ることができる。
【0087】(第7実施形態)図7(a)は、本実施形
態におけるダイオード1の形状を示した図である。ま
た、図7(b)は、整流装置のフィン110へのダイオ
ード1の圧入方法を示した図である。また、図7(c)
は、本実施形態におけるの圧入後のダイオード1の形状
を示した図である。ここでは、第6実施形態と同様な箇
所は省略し、相違する箇所についてのみ説明する。
【0088】図7(a)に示すように、応力緩衝板43
は、中心部分が薄くなるように圧入方向Bとは逆方向の
球状凹型で形成されている。これは、先端が丸い治具で
応力緩衝板43を圧入することで形成できる。
【0089】この構成により、ダイオード1の組み付け
時に半田73、Si素子33、及び銅リード53は、球
状凹部で形成されている応力緩衝板4との接合面に沿っ
て変形する。そして、ダイオード1を圧入後、ヒートシ
ンク20の底部20aは、図7(c)に示すように、圧
入方向Bに凸型に変形するため、半田73も同様に凸型
に変形する。そして、応力緩衝板43の半田73との接
合面は、変形した半田73に沿って変形するため、応力
緩衝板43の半田73との接合面は、平面状になる。
【0090】このことにより、Si素子32は、平面状
に変形するため、ほとんど内部応力が発生しない。その
ため、Si素子32の破壊を発生し難くすることができ
る。
【0091】なお、本実施形態でのダイオード1のヒー
トシンク20は、有底円筒状で説明したが、ダイオード
1のヒートシンク20が図12のようにほぼ円柱状であ
っても同様の効果を得ることができる。
【0092】(第8実施形態)図8(a)は、本実施形
態におけるダイオード1の形状を示した図である。ま
た、図8(b)は、整流装置のフィン113へのダイオ
ード1の圧入方法を示した図である。また、図8(c)
は、本実施形態におけるダイオード1による整流時のダ
イオード1の形状を示した図である。ここでは、第1実
施形態と同様な箇所は省略し、相違する箇所についての
み説明する。
【0093】図8(b)に示すように、本実施形態で
は、整流装置のフィン113を熱膨張係数が異なる第1
のフィン113a、及び第2のフィン113bの二層に
分けて構成されている。第2のフィン113bは、第1
のフィン113aよりも熱膨張係数が大きい材質を選択
する。なお、第1のフィン113aと第2のフィン11
3bは、熱処理により結合されている。また、フィン1
13は、一体に形成されていて、熱加工することによ
り、熱膨張係数が異なるように分けてもよい。
【0094】この構成により、ダイオード1による整流
時、熱膨張係数が大きい第2のフィン103bは、第1
のフィン113aに比べて熱膨張が大きくなる。そのた
め、第2のフィン113bは、図8(c)に示すよう
に、ダイオード1を圧入する貫通孔130の中心方向に
第1のフィン113aよりも大きく変形する。これによ
り、ヒートシンク20の周壁部20bは、第1のフィン
113a、及び第2のフィン113bにより中心方向に
押されるため、周壁部20bの先端部が中心方向に大き
く変形する。これにより、ヒートシンク20の底部20
aの中央部分は、ダイオード1圧入時よりも圧入方向B
とは逆方向に大きい反力を受けるため、ヒートシンク2
0の底部20aの形状は、ダイオード1圧入時よりも圧
入方向Bとは逆方向の球状凸型に大きく変形する。
【0095】このことにより、Si素子30は、ダイオ
ード1圧入時よりもヒートシンク20の底部20a側に
球状凸型に大きく変形する。これにより、Si素子30
は、Si素子30よりも硬い材質であるヒートシンク2
0の底部20aからダイオード1圧入時よりも変形方向
とは逆方向の大きい反力を受けるため、Si素子30の
変形が抑制される。よって、ダイオード1による整流時
におけるSi素子30の変形を小さくし、破壊をより発
生し難くすることができる。
【0096】(第9実施形態)図9(a)は、本実施形
態におけるダイオード1の形状を示した図である。ま
た、図9(b)は、整流装置のフィン110へのダイオ
ード1の圧入方法を示した図である。また、図9(c)
は、本実施形態におけるダイオード1による整流時のダ
イオード1の形状を示した図である。ここでは、第8実
施形態と同様な箇所は省略し、相違する箇所についての
み説明する。
【0097】図9(a)に示すように、本実施形態で
は、ヒートシンク22の周壁部22bは、熱膨張係数が
異なる第1の周壁部22c、及び第2の周壁部22dの
二層に分けて構成されている。第2の周壁部22dは、
第1の周壁部22cよりも熱膨張係数が大きい材質を選
択する。また、第1の周壁部22cと第2の周壁部22
dは、熱処理により結合されている。なお、ヒートシン
ク22の周壁部22bは、一体に形成されていて、熱加
工することにより、熱膨張係数が異なるように分けても
よい。
【0098】この構成により、ダイオード1による整流
時、熱膨張係数が大きい第2の周壁部22dは、第1の
周壁部22cに比べて熱膨張が大きくなる。そして、第
2の周壁部22dの外周には、フィン110の内周を接
しているため、第2の周壁部22dは、図9(c)に示
すように、中心方向に第1の周壁部22cよりも大きく
変形する。これにより、ヒートシンク22の底部22a
の中央部分は、ダイオード1圧入時よりも圧入方向Bと
は逆方向に大きい反力を受けるため、ヒートシンク22
の底部22aの形状は、ダイオード1圧入時よりも圧入
方向Bとは逆方向に径が広がる球状凸型に大きく変形す
る。
【0099】このことにより、Si素子30は、ダイオ
ード1圧入時よりもヒートシンク20の底部20a側に
球状凸型に大きく変形する。これにより、Si素子30
は、Si素子30よりも硬い材質であるヒートシンク2
0の底部20aからダイオード1圧入時よりも変形方向
とは逆方向の大きい反力を受けるため、Si素子30の
変形が抑制される。よって、ダイオード1による整流時
におけるSi素子30の変形を小さくし、破壊をより発
生し難くすることができる。
【0100】(第10実施形態)図10(a)は、本実
施形態におけるダイオード1の形状を示した図である。
また、図10(b)は、整流装置のフィン110へのダ
イオード1の圧入方法を示した図である。また、図10
(c)は、本実施形態におけるダイオード1による整流
時のダイオード1の形状を示した図である。ここでは、
第1実施形態と同様な箇所は省略し、相違する箇所につ
いてのみ説明する。
【0101】本実施形態では、図10(a)に示すダイ
オード1のヒートシンク20の熱膨張係数を銅リード5
0の熱膨張係数よりも大きくしている。
【0102】この構成により、ダイオード1による整流
時、熱膨張係数が大きいダイオード1のヒートシンク2
0は、銅リード50に比べて熱膨張が大きくなる。これ
により、ヒートシンク20の底部20aの中央部分は、
圧入方向Bとは逆方向にダイオード圧入時よりも大きい
反力を受けるため、ヒートシンク20の底部20aの形
状は、ダイオード1圧入時よりも図8(c)に示すよう
に、圧入方向Bとは逆方向の球状凸型に大きく変形す
る。
【0103】このことにより、Si素子30は、ダイオ
ード1圧入時よりもヒートシンク20の底部20a側に
球状凸型に大きく変形する。これにより、Si素子30
は、Si素子30よりも硬い材質であるヒートシンク2
0の底部20aからダイオード1圧入時よりも変形方向
とは逆方向の大きい反力を受けるため、Si素子30の
変形が抑制される。よって、ダイオード1による整流時
におけるSi素子30の変形を小さくし、破壊をより発
生し難くすることができる。
【0104】なお、本実施形態では、ダイオード1のヒ
ートシンク20の熱膨張係数をSi素子30の熱膨張係
数よりも大きく構成しても同様の効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るダイオード構造、
及びその圧入方法を示した図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係るダイオード構造、
及びその圧入方法を示した図である。
【図3】本発明の第3実施形態に係るダイオード構造、
及びその圧入方法を示した図である。
【図4】本発明の第4実施形態に係るダイオード構造、
及びその圧入方法を示した図である。
【図5】本発明の第5実施形態に係るダイオード構造、
及びその圧入方法を示した図である。
【図6】本発明の第6実施形態に係るダイオード構造、
及びその圧入方法を示した図である。
【図7】本発明の第7実施形態に係るダイオード構造、
及びその圧入方法を示した図である。
【図8】本発明の第8実施形態に係るダイオード構造、
及びその圧入方法を示した図である。
【図9】本発明の第9実施形態に係るダイオード構造、
及びその圧入方法を示した図である。
【図10】本発明の第10実施形態に係るダイオード構
造、及びその圧入方法を示した図である。
【図11】従来例1のダイオード構造、及びその圧入方
法を示した図である。
【図12】従来例2のダイオード構造、及びその圧入方
法を示した図である。
【符号の説明】
1…ダイオード、 2…固定装置、 3…かしめ棒挿入孔、 4…かしめ棒、 2a、2b、20、21、22…ヒートシンク、 3a、3b、30、31、32、33…Si素子、 4a、4b、40、41、42、43…応力緩衝板、 5a、5b、50、51、52、53…銅リード、 6a、6b、7a、7b、8a、8b、60、61、6
2、63、70、71、72、73、80、81、8
2、83…半田、 9a、9b、90、91…半田付面、 10a、10b、100、101…押圧面、 20a、21a、22a…底部、 20b、21b、22b…周壁部、 22c…第1の周壁部、 22d…第2の周壁部、 110、111、112、113…フィン、 113a…第1のフィン、 113b…第2のフィン、 120、121…圧入棒、 130、131…貫通孔、 A…フィン貫通孔径、 B…圧入方向。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩澤 方浩 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 金田 礼吉 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 片岡 滋和 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 村田 中人 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 5F036 AA01 BA04 BA23 BB01 BC09

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板状の底部を有するヒートシンクと前
    記底部の一方の面に設けられ、交流電流を直流電流に変
    換する半導体ペレットとを備えているダイオードを放熱
    フィンに設けられた貫通孔へ圧入するダイオード圧入方
    法において、 前記底部の他方の面の外周部に主に荷重をかけて前記ダ
    イオードを前記貫通孔に圧入することを特徴とするダイ
    オード圧入方法。
  2. 【請求項2】 円板状の底部を有するヒートシンクと前
    記底部の一方の面に設けられ、交流電流を直流電流に変
    換する半導体ペレットとを備えているダイオードを放熱
    フィンに設けられた貫通孔へ圧入するダイオード圧入方
    法において、 前記底部の他方の面は、球状凸型に形成されており、前
    記他方の面にほぼ均等に荷重をかけて前記ダイオードを
    前記貫通孔に圧入することを特徴とするダイオード圧入
    方法。
  3. 【請求項3】 前記ダイオードの前記貫通孔への圧入
    は、先端が球状凹型に形成されている圧入治具により行
    われることを特徴とする請求項1又は2に記載のダイオ
    ード圧入方法。
  4. 【請求項4】 円板状の底部を有するヒートシンクと前
    記底部の一方の面に設けられ、交流電流を直流電流に変
    換する半導体ペレットとを備えているダイオードにおい
    て、 前記底部の他方の面は、球状凸型に形成されていること
    を特徴とするダイオード。
  5. 【請求項5】 円板状の底部を有するヒートシンクと、 交流電流を直流電流に変換する半導体ペレットと、 前記半導体ペレットの変形力を吸収する応力緩衝板とを
    備え、 前記底部の一方の面に第1の半田、前記応力緩衝板、第
    2の半田、前記半導体ペレットがこの順序で積層されて
    いるダイオードにおいて、 前記第2の半田の前記半導体ペレットとの接合面、もし
    くは前記応力緩衝板の前記第2の半田との接合面は、球
    状凹型に形成されていることを特徴とするダイオード。
  6. 【請求項6】 円板状の底部、及び前記底部の一方の面
    側に形成される周壁部を有するヒートシンクと、 前記周壁部に包囲され、交流電流を直流電流に変換する
    半導体ペレットとを備えているダイオードにおいて、 前記周壁部は、前記底部からの突出方向に熱膨張係数が
    異なる第1の周壁部、及び第2の周壁部をこの順に有
    し、且つ前記第2の周壁部の熱膨張係数は、前記第1の
    周壁部の熱膨張係数よりも大きいことを特徴とするダイ
    オード。
  7. 【請求項7】 円板状の底部、及び前記底部の一方の面
    側に形成される周壁部を有するヒートシンクと、 前記周壁部に包囲され、且つ前記一方の面と半田を介し
    て接合され、交流電流を直流電流に変換する半導体ペレ
    ットと、 前記半導体ペレットと半田を介して接合される銅リード
    とを備えているダイオードにおいて、 前記ヒートシンクの熱膨張係数は、前記銅リードの熱膨
    張係数よりも大きいことを特徴とするダイオード。
  8. 【請求項8】 円板状の底部、及び前記底部の一方の面
    側に形成される周壁部を有するヒートシンクと、 前記周壁部に包囲され、交流電流を直流電流に変換する
    半導体ペレットとを備えているダイオードにおいて、 前記ヒートシンクの熱膨張係数は、前記半導体ペレット
    の熱膨張係数よりも大きいことを特徴とするダイオー
    ド。
  9. 【請求項9】 貫通孔が形成されている放熱フィンにお
    いて、 前記放熱フィンには、円板状の底部を有するヒートシン
    ク、及び前記底部の一方の面に交流電流を直流電流に変
    換する半導体ペレットを備えたダイオードを前記放熱フ
    ィンの一方側から他方側に圧入可能な前記貫通孔が設け
    られ、且つ前記貫通孔の内径は、前記一方側から前記他
    方側方向に漸減していることを特徴とする放熱フィン。
  10. 【請求項10】 貫通孔が形成されている放熱フィンに
    おいて、 前記放熱フィンには、円板状の底部を有するヒートシン
    ク、及び前記底部の一方の面に交流電流を直流電流に変
    換する半導体ペレットを備えたダイオードを前記放熱フ
    ィンの一方側から他方側に圧入可能な前記貫通孔が設け
    られ、 且つ前記放熱フィンは、前記一方側から前記他方側方向
    に熱膨張係数が異なる第1の放熱フィン、及び第2の放
    熱フィンの順に有し、且つ前記第2の放熱フィンの熱膨
    張係数は、前記第1のフィンの熱膨張係数よりも大きい
    ことを特徴とする放熱フィン。
  11. 【請求項11】 円板状の底部、及び前記底部の一方の
    面側に形成される周壁部を有するヒートシンクと、前記
    周壁部に包囲され、交流電流を直流電流に変換する半導
    体ペレットとを備えるダイオードを放熱フィンに設けら
    れた貫通孔へ装着するダイオード装着方法において、 前記ダイオードは、前記貫通孔へ圧入され、その後、前
    記周壁部の先端部の径を減少することを特徴とするダイ
    オード装着方法。
  12. 【請求項12】 前記先端部の径の減少は、かしめによ
    り行われることを特徴とする請求項11に記載のダイオ
    ード装着方法。
  13. 【請求項13】 前記放熱フィンには、前記貫通孔の近
    傍に他の貫通孔が設けられており、前記先端部の径の減
    少は、テーパー状で形成されているかしめ棒を前記他の
    貫通孔に前記ダイオードの反圧入方向から圧入すること
    により行われることを特徴とする請求項11又は12に
    記載のダイオード装着方法。
  14. 【請求項14】 前記他の貫通孔は、周方向にほぼ均等
    に少なくとも3つ、もしくは周方向全域に設けられてい
    ることを特徴とする請求項13に記載のダイオード装着
    方法。
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