JP2003243296A - ステンシルマスク及びその製法 - Google Patents
ステンシルマスク及びその製法Info
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Abstract
い、高精度かつ長寿命なステンシルマスク及びその製法
を提供する。 【解決手段】SOIウェーハ12のシリコン膜18上に
導電性膜20が形成された後に複数の描画用開口24が
形成されてなる電子ビーム用のステンシルマスク10。
導電性膜20には複数の描画用開口24が形成されてい
るとともに、シリコン膜18には複数の描画用開口24
と略同じ形状で描画用開口24より大きな開口が形成さ
れており、描画用領域のSOIウェーハ12のシリコン
層14及び酸化シリコン膜16は窓枠状に除去される。
Description
びその製法に係り、特に、半導体集積回路を形成すべ
く、半導体基板上に形成されたレジスト層に電子ビーム
で描画するために使用されるステンシルマスク及びその
製法に関する。
せるべく、電子ビーム描画法が多用されている。この電
子ビーム描画法に使用されるステンシルマスクについて
は、各種の改善がなされており、高精度化が志向されて
いる。
2453号が提案されており、電子ビーム照射時に反り
が発生しない、高精度かつ長寿命なアパーチャ及びその
製造方法が示されている。
て、図6によってその構成及び製法を説明する。同図
(a)に示されるシリコンウェーハ1の表面に約0.1
μm厚のSiNx 層2と、更にその上に約0.5μm厚
のC層3(ダイヤモンド膜)を形成する(同図
(b))。
ングにより窓状に除去し、裏面開口1aを形成する(同
図(c))。そして、シリコンウェーハ1の表面に(C
層3の上に)レジスト4を塗布、形成し、露光(以上、
同図(d))、現像し、所定のレジストパターンを形成
する(同図(e))。
エッチングにより除去する(同図(f))。この際、S
iNx 層2はエッチングされず、ストッパーの役割を果
たす。次いで、SiNx 層2を除去し、レジストを剥離
する(同図(g))。その後、全面に導電層5である約
0.01μm厚の金を被着してステンシルマスクが完成
する(同図(h))。
来のステンシルマスクにおいては、導電層5の厚さを大
きくすると、パターン精度が低下するという問題があ
る。一方、導電層5の厚さが小さい状態では、電子ビー
ムの照射により加熱された際の熱を有効に逃がすことが
できず、熱膨張を生じる。その結果、ステンシルマスク
に反りを生じるという問題点がある。
もので、電子ビームの照射によっても反りが発生しな
い、高精度かつ長寿命なステンシルマスク及びその製法
を提供することを目的とする。
に、本発明は、SOIウェーハのシリコン膜上に導電性
膜が形成された後に複数の描画用開口が形成されてなる
電子ビーム用のステンシルマスクであって、前記導電性
膜には前記複数の描画用開口が形成されているととも
に、前記シリコン膜には前記複数の描画用開口と略同じ
形状で該描画用開口より大きな開口が形成されており、
描画用領域の前記SOIウェーハのシリコン層及び酸化
シリコン膜は窓状に除去されていることを特徴とするス
テンシルマスクを提供する。
ために、本発明は、SOIウェーハのシリコン膜上に導
電性膜が形成された後に複数の描画用開口が形成されて
なる電子ビーム用のステンシルマスクの製法であって、
前記SOIウェーハのシリコン膜上に導電性膜を形成す
る工程と、描画用領域の前記SOIウェーハのシリコン
層を窓状に除去する工程と、前記導電性膜に前記複数の
描画用開口を形成する工程と、前記SOIウェーハのシ
リコン膜に前記複数の描画用開口と略同じ形状で該描画
用開口より大きな開口を形成する工程と、描画用領域の
前記SOIウェーハの酸化シリコン膜を窓状に除去する
工程と、を含むことを特徴とするステンシルマスクの製
法を提供する。
on On Insulatorウェーハの略称であ
り、図1(a)に示されるように、シリコン層14の片
側表面の全面に酸化シリコン膜16、シリコン膜18の
順で薄膜が形成されたものをいう。市販されているSO
Iウェーハは、たとえば、板厚2mmのシリコン層1
4、膜厚0.01〜5μmの酸化シリコン膜16、膜厚
0.1μm以下のシリコン膜18の構成が例示される。
導電物質よりも電気抵抗の高い物質よりなる膜、たとえ
ば、ダイヤモンド、SiC、クロム、等の物質よりなる
膜をも含むものである。
用開口が形成されることによりパターンが形成され、ま
た、導電性膜の裏面には該パターンより狭い幅のシリコ
ン膜が形成される。これにより、導電性膜により高精度
パターンが形成される。また、シリコン膜により導電性
膜が補強され、電子ビームの照射によっても反りが発生
せず、長寿命なステンシルマスクが得られる。
合わせることにより、上記のステンシルマスクが製造で
き、工程の自由度の多い製法が得られるので、製造工程
への導入が図り易い。
係るステンシルマスク及びその製法の好ましい実施の形
態について説明する。図1は本発明が適用されるステン
シルマスクの製造工程におけるステンシルマスク10の
要部断面図である。同図において、工程は(a)から
(i)までの順で進行する。
12であり、既述のように、シリコン層14の片側表面
の全面に酸化シリコン膜16、シリコン膜18の順で薄
膜が形成されている。
コン層14の板厚は、外形サイズ毎に規格化されてお
り、たとえば、4インチサイズ(100mm角)のもの
では板厚475μmや2mmが主流である。
ないが、0.01〜5μmの範囲が好適に使用できる。
膜厚が0.01μm未満では酸化シリコンの膜厚、膜質
ともに不均一となり、ストッパーとしての役割を果たさ
ないという理由により不適であり、膜厚が5μm超で
は、酸化シリコン膜の応力が大きくなり、ウェーハが大
きく反るため不適だからである。シリコン膜18の膜厚
は、特に制限がないが、0.1μm以上の範囲が好適に
使用できる。膜厚が0.1μm未満では、結晶欠陥が増
加し、パターン形成不良が生じる等という理由により不
適だからである。
は上記構成のもののみであるが、上記と同様の機能が得
られる構成のウェーハ、たとえば、シリコン層14に代
えてSiC(シリコンカーバイト)層やGaAs(ガリ
ウム砒素)層が、酸化シリコン膜16に代えて多結晶シ
リコン膜が、シリコン膜18に代えてSiC膜やGaA
s膜が適用されたウェーハよりなるステンシルマスクで
あっても、本発明は適用でき、本発明の範囲が及ぶもの
とする。
に導電性膜20が形成された状態を示す。導電性膜20
としては、既述のようにダイヤモンド、SiC、クロ
ム、等が好適に使用できる。導電性膜20の形成手段と
しては、CVD法等、公知の製膜手段が採用できる。
面(上面)側にはCr膜が、裏面(下面)側にはCr/
Cr2 O3 膜が、それぞれ形成されている。導電性膜2
0の膜厚は、特に制限がないが、0.5μm以下の範囲
が好適に使用できる。膜厚が0.5μm超では、後述す
るドライエッチング時(同図(f))に膜厚が大き過ぎ
て完全にはエッチングできなくなるという理由により不
適だからである。
の導電性膜20及びシリコン層14が窓状に除去され、
バックエッチ用窓14aが形成された状態を示す。この
ようなバックエッチ用窓14aを形成するには、裏面
(下面)の導電性膜20の上にレジストを塗布し、次い
でレジストをパターニングして窓状に形成し、その後ウ
ェットエッチング液、たとえば、水酸化カリウム、ヒド
ラジン等のアルカリ溶液を加熱したものによりエッチン
グすればよい。なお、ウェットエッチング以外に、ドラ
イエッチングを採用してもよい。
の導電性膜20上にレジスト22が塗布、形成された
後、所定パターン部分が露光されている状態を示す。露
光は、フォトマスクを使用する方法であっても、フォト
マスクを使用せず直接描画する方法であってもよい。同
図(e)は、導電性膜20上の露光後のレジストが現像
された後の状態を示す。
側の露出した導電性膜20がエッチングにより除去され
た状態を示す。レジスト22で覆われている、エッチン
グにより除去されなかった導電性膜20のパターン幅
は、レジスト22のパターン幅と略同一となっている。
このようにするには、ドライエッチング、特に異方性の
エッチングを行うことが好ましい。
側の露出したシリコン膜18がエッチングにより除去さ
れた状態を示す。レジスト22及び導電性膜20で覆わ
れている、エッチングにより除去されなかったシリコン
膜18のパターン幅は、レジスト22のパターン幅より
狭くなっている。このようにするには、等方性のエッチ
ングであるウェットエッチングを採用するか、又は、ド
ライエッチングであれば、エッチングがシリコン膜18
に達した後、更にエッチングガスに曝しオーバーエッチ
ング行う方法を採り、サイドエッチングによるアンダー
カット18A、18A…を生じるようにコントロールす
ることが好ましい。
状態を示す。同図(i)は、バックエッチ用窓14a内
の酸化シリコン膜16がエッチングにより除去された状
態を示す。これは、本発明に係るステンシルマスクの最
終形態であり、導電性膜20により描画用開口24、2
4…が形成されている。
用開口24、24…が形成されることによりパターンが
形成され、また、導電性膜20の裏面には該パターンよ
り狭い幅のシリコン膜18が形成される。これにより、
導電性膜20により高精度パターンが形成される。ま
た、シリコン膜18により導電性膜20が補強され、電
子ビームの照射によっても反りが発生せず、長寿命なス
テンシルマスクが得られる。
スクの他の製造工程におけるステンシルマスクの要部断
面図である。なお、図1に示される工程におけるものと
同一、類似の部材については同様の符号を附し、その説
明を省略する。
違し、SOIウェーハを表裏反転して図示してある。
(a)〜(c)に到る工程は、図1の(a)〜(c)の
工程と同一である。
(図では上面)の導電性膜20上及びバックエッチ用窓
14a内にレジスト22が塗布、形成された後、所定パ
ターン部分が露光されている状態を示す。露光は、フォ
トマスクを使用する方法であっても、フォトマスクを使
用せず直接描画する方法であってもよい。同図(e)
は、シリコン膜18上の露光後のレジストが現像された
後の状態を示す。
側より、露出した酸化シリコン膜16がエッチングによ
り除去された状態を示す。レジスト22で覆われてい
る、エッチングにより除去されなかった酸化シリコン膜
16のパターン幅は、レジスト22のパターン幅と略同
一となっている。このようにするには、ドライエッチン
グ、特に異方性のエッチングを行うことが好ましい。
側より、露出したシリコン膜18がエッチングにより除
去された状態を示す。レジスト22及び酸化シリコン膜
16で覆われている、エッチングにより除去されなかっ
たシリコン膜18のパターン幅は、レジスト22のパタ
ーン幅と略同一となっている。このようにするには、ド
ライエッチング、特に異方性のエッチングを行うことが
好ましい。
側より、露出した導電性膜20がエッチングにより除去
された状態を示す。レジスト22、酸化シリコン膜16
及びシリコン膜18のパターン幅よりも、エッチングに
より除去されなかったシリコン膜18のパターン幅が広
くなるように、エッチングがなされる。この場合、エッ
チングガスに、パターン側壁に被着しやすいシリコンや
炭素を多く含むガスを入れればよい。このようにするこ
とで、被着物がシリコン膜18の側壁に形成され、パタ
ーン寸法を変化させられる。
ーン幅が、酸化シリコン膜16及びシリコン膜18のパ
ターン幅よりも広くなるようにエッチングがなされてい
るので、図1に示される工程でアンダーカットがなされ
たのと同様な形状となっている。
状態を示す。同図(j)は、バックエッチ用窓14a内
の酸化シリコン膜16がエッチングにより除去された状
態を示す。これは、本発明に係るステンシルマスクの最
終形態であり、導電性膜20により描画用開口24、2
4…が形成されている。
ンシルマスクの更に他の製造工程におけるステンシルマ
スクの要部断面図である。なお、図1、図2に示される
工程におけるものと同一、類似の部材については同様の
符号を附し、その説明を省略する。
される工程と相違し、SOIウェーハを表裏反転して図
示してある。(a)〜(g)に到る工程は、図2の
(a)〜(g)の工程と同一である。
なり、SOIウェーハ12の表面側(図(h)では下側
であり、以降反転される)よりエッチングを行う方式が
採用され、フォトレジストとフォトマスクとの組み合わ
せによるエッチングが行なわれている。以下、順に説明
する。
状態を示す。同図(i)は、上下反転された後、SOI
ウェーハ12の表面側の導電性膜20上にレジスト22
が塗布、形成された後、所定パターン部分が露光されて
いる状態を示す。露光は、フォトマスクを使用する方法
であっても、フォトマスクを使用せず直接描画する方法
であってもよい。同図(j)は、導電性膜20上の露光
後のレジストが現像された後の状態を示す。
側の露出した導電性膜20がエッチングにより除去され
た状態を示す。レジスト22で覆われている、エッチン
グにより除去されなかった導電性膜20のパターン幅
は、レジスト22のパターン幅と略同一となっている。
このようにするには、ドライエッチング、特に異方性の
エッチングを行うことが好ましい。なお、同図の状態
で、導電性膜20により描画用開口24、24…が形成
されている。
状態を示す。同図(m)は、バックエッチ用窓14a内
の酸化シリコン膜16がエッチングにより除去された状
態を示す。これは、本発明に係るステンシルマスクの最
終形態である。
スクの更に他の製造工程におけるステンシルマスクの要
部断面図である。なお、図1〜図4に示される工程にお
けるものと同一、類似の部材については同様の符号を附
し、その説明を省略する。同図においては、(a)〜
(b)に到る工程は、図1の(a)〜(b)の工程と同
一である。
の導電性膜20上にレジスト22が塗布、形成された
後、所定パターン部分が露光されている状態を示す。露
光は、フォトマスクを使用する方法であっても、フォト
マスクを使用せず直接描画する方法であってもよい。同
図(d)は、導電性膜20上の露光後のレジストが現像
された後の状態を示す。
側の露出した導電性膜20がエッチングにより除去され
た状態を示す。レジスト22で覆われている、エッチン
グにより除去されなかった導電性膜20のパターン幅
は、レジスト22のパターン幅と略同一となっている。
このようにするには、ドライエッチング、特に異方性の
エッチングを行うことが好ましい。
側の露出したシリコン膜18がエッチングにより除去さ
れた状態を示す。レジスト22及び導電性膜20で覆わ
れている、エッチングにより除去されなかったシリコン
膜18のパターン幅は、レジスト22のパターン幅より
狭くなっている。このようにするには、ウェットエッチ
ング、特に等方性のエッチングを行うことが好ましい。
そして、サイドエッチングによるアンダーカット18
A、18A…を生じるようにオーバーエッチングとなる
ようにコントロールすることが好ましい。
状態を示す。同図(h)は、SOIウェーハ12の表面
側の全面に保護膜26が形成された状態を示す。この保
護膜26は、バックエッチ用窓14aを加工する際のエ
ッチング液等からウェーハ12の表面を保護するために
形成される。
の導電性膜20及びシリコン層14が窓状に除去され、
バックエッチ用窓14aが形成された状態を示す。この
ようなバックエッチ用窓14aを形成するには、導電性
膜20の上にレジストを塗布し、次いでレジストをパタ
ーニングして窓状に形成し、その後ウェットエッチング
液、たとえば、水酸化カリウム、ヒドラジン等のアルカ
リ溶液を加熱したものによりエッチングすればよい。
の酸化シリコン膜16がエッチングにより除去された状
態を示す。これは、本発明に係るステンシルマスクの最
終形態であり、導電性膜20により描画用開口24、2
4…が形成されている。
ステンシルマスクのいずれの製造方法においても、導電
性膜20には複数の描画用開口24、24…が形成され
ることによりパターンが形成され、また、導電性膜20
の裏面には該パターンより狭い幅のシリコン膜18が形
成される。これにより、導電性膜20により高精度パタ
ーンが形成される。また、シリコン膜18により導電性
膜20が補強され、電子ビームの照射によっても反りが
発生せず、長寿命なステンシルマスクが得られる更に、
本発明の特徴として以下の事項が挙げられる。1)基板
として安価なSOIウェーハが使用できる。これにより
経済性に優れる。2)マスク製造設備の新規開発が不要
である。すなわち、EBステッパマスク、X線マスク用
の製造設備の改良でよい。3)パターン層を薄くでき、
解像度、寸法精度が向上する。4)ホール層(コンタク
トホール)では分割が不要になる可能性がある。
その製法ついて説明したが、本発明は上記の実施形態に
限定されるものではなく、各種の態様が採り得る。たと
えば、本発明は電子ビーム露光用の等倍ステンシルマス
クを前提になされているが、4倍のステンシルマスク、
又は、25倍、60倍のステンシルマスクにも同様に適
用できる。
r2 O3 膜を使用しているが、X線マスク用のダイヤモ
ンド、SiC、等も適用可能である。
導電性膜には複数の描画用開口が形成されることにより
パターンが形成され、また、導電性膜の裏面には該パタ
ーンより狭い幅のシリコン膜が形成される。これによ
り、導電性膜により高精度パターンが形成される。ま
た、シリコン膜により導電性膜が補強され、電子ビーム
の照射によっても反りが発生せず、長寿命なステンシル
マスクが得られる。
合わせることにより、上記のステンシルマスクが製造で
き、工程の自由度の多い製法が得られるので、製造工程
への導入が図り易い。
程におけるステンシルマスクの要部断面図である。
造工程におけるステンシルマスクの要部断面図である。
の製造工程におけるステンシルマスクの要部断面図であ
る。
ら引き継がれる製造工程におけるステンシルマスクの要
部断面図である。
の製造工程におけるステンシルマスクの要部断面図であ
る。
ステンシルマスクの要部断面図である。
…シリコン層、16…酸化シリコン膜、18…シリコン
膜、20…導電性膜、24…描画用開口
Claims (2)
- 【請求項1】 SOIウェーハのシリコン膜上に導電性
膜が形成された後に複数の描画用開口が形成されてなる
電子ビーム用のステンシルマスクであって、 前記導電性膜には前記複数の描画用開口が形成されてい
るとともに、前記シリコン膜には前記複数の描画用開口
と略同じ形状で該描画用開口より大きな開口が形成され
ており、 描画用領域の前記SOIウェーハのシリコン層及び酸化
シリコン膜は窓状に除去されていることを特徴とするス
テンシルマスク。 - 【請求項2】 SOIウェーハのシリコン膜上に導電性
膜が形成された後に複数の描画用開口が形成されてなる
電子ビーム用のステンシルマスクの製法であって、 前記SOIウェーハのシリコン膜上に導電性膜を形成す
る工程と、 描画用領域の前記SOIウェーハのシリコン層を窓状に
除去する工程と、 前記導電性膜に前記複数の描画用開口を形成する工程
と、 前記SOIウェーハのシリコン膜に前記複数の描画用開
口と略同じ形状で該描画用開口より大きな開口を形成す
る工程と、 描画用領域の前記SOIウェーハの酸化シリコン膜を窓
状に除去する工程と、 を含むことを特徴とするステンシルマスクの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002043658A JP2003243296A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | ステンシルマスク及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002043658A JP2003243296A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | ステンシルマスク及びその製法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003243296A true JP2003243296A (ja) | 2003-08-29 |
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ID=27783365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002043658A Pending JP2003243296A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | ステンシルマスク及びその製法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2003243296A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006024602A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Toppan Printing Co Ltd | ステンシルマスク及びその製造方法及びそのパターン転写方法 |
US11631813B2 (en) | 2019-03-15 | 2023-04-18 | Applied Materials, Inc. | Deposition mask and methods of manufacturing and using a deposition mask |
-
2002
- 2002-02-20 JP JP2002043658A patent/JP2003243296A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006024602A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Toppan Printing Co Ltd | ステンシルマスク及びその製造方法及びそのパターン転写方法 |
JP4635491B2 (ja) * | 2004-07-06 | 2011-02-23 | 凸版印刷株式会社 | ステンシルマスクおよびパターン転写方法 |
US11631813B2 (en) | 2019-03-15 | 2023-04-18 | Applied Materials, Inc. | Deposition mask and methods of manufacturing and using a deposition mask |
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