JP2003242548A - 媒体表面読取装置 - Google Patents

媒体表面読取装置

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JP2003242548A
JP2003242548A JP2002335065A JP2002335065A JP2003242548A JP 2003242548 A JP2003242548 A JP 2003242548A JP 2002335065 A JP2002335065 A JP 2002335065A JP 2002335065 A JP2002335065 A JP 2002335065A JP 2003242548 A JP2003242548 A JP 2003242548A
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JP2002335065A
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Masaki Yuri
正樹 由利
Katsuya Mita
勝也 三田
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Omron Corp
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、媒体表面の読取に際して、その媒
体表面のエッジ部分を明瞭に照射する傾斜照射手段を設
けることにより、画像取得に適した影を長く作って高精
度に鮮明に読取れるようにした媒体表面読取装置の提供
を目的とする。 【解決手段】この発明は、搬送手段の搬送面に載せて搬
送される媒体の上面側を照射し、前記照射した媒体上面
のエッジ部分を読取手段により読取る媒体表面読取装置
であって、前記搬送手段により搬送される媒体の上面お
よび媒体外周縁部の各エッジ部分を前記読取手段の読取
位置と対応する斜め上方より照射する傾斜照射手段と、
前記傾斜照射手段から媒体上面および媒体外周縁部に対
する傾斜照射を許容して該媒体の搬送幅方向を搬送ガイ
ドする幅ガイド手段とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、例えば硬貨を取
扱う自動取引機に内部構成されるような媒体表面読取装
置に関し、さらに詳しくは媒体の種類を高精度に判別す
る高判別性能を有する媒体表面読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、硬貨やメダルなどの媒体の表面
模様を読取る読取装置は、媒体を載せて搬送する媒体搬
送路に沿って読取検知センサや材質検知センサを配設
し、これらセンサにより、ここに導かれた各種媒体を順
に読取って判別している。
【0003】上述の読取検知センサは、例えば照射用L
EDの照射光を硬貨表面に照射し、その表面模様の反射
光をCCDイメージセンサで受光して、媒体の表面模様
を読取っている。
【0004】この場合、図6に示すように、読取位置の
上方にLED61を設置し、この上方から真下に照射す
ると、媒体62の表面模様として表れる細かな段差(エ
ッジ)部分の影が鮮明に出にくい。この結果、エッジ部
分が強調されないことから画像がハッキリせず、CCD
イメージセンサ63での撮影が難しくなっていた。
【0005】このため、CCDイメージセンサに高コン
トラストの画像が得られるように、照射方向を真上から
ではなく、媒体の斜め上方から傾斜照射させてエッジ部
分の影を長く作ることによって、CCDイメージセンサ
の受光性能を高めることが考えられる(例えば特許文献
1参照)。
【0006】しかし、図7に示すように、照射用のLE
D71を例えば媒体72の左右両側の両斜め上方に配置
して両側面からの照射方向に設定した場合は、搬送路の
両側で媒体72を搬送方向にガイドする幅ガイド板73
が存在するため、この幅ガイド板73が傾斜照射光74
の一部を遮ることになり、図8に示すように、CCDイ
メージセンサが画像を取得する正規の読取領域81は両
側面から照射するため中央寄りに制限され、この読取領
域81より媒体82がはみ出して通過したときは、その
はみ出した外周縁部分83の画像が欠けて読取れず、正
規の大きさより小径の媒体と誤判定してしまう。
【0007】例えば、図9に示すように、大きさが異な
るφ20の小径硬貨91と、φ25の大径硬貨92との
双方の硬貨91,92を識別する場合、両硬貨の画像デ
ータを比較したときに、それぞれの画像データの一部が
欠ける恐れがあることから両硬貨91,92の画像デー
タは正規の値に比べて±4mm程度の範囲でバラツキ、こ
のバラツキ範囲内で両硬貨91,92の画像データが一
部重なって識別不能になる重合検知領域93が生じ、こ
の重合検知領域93が生じるために識別精度が低くなっ
ていた。
【0008】また、硬貨の下面側を、ガラス板を介して
下方から照射し、下面側で反射した硬貨の表面模様を読
取る読取装置が知られている(例えば特許文献2、特許
文献3参照。)。
【0009】しかしながら、この場合は硬貨下面側の読
取装置である他、硬貨搬送路の下面側に読取装置を要し
て、配置構造に制約を受け、複雑化したりコスト高にな
る問題を有していた。
【0010】
【特許文献1】特開平06−176235号公報
【特許文献2】特開平07−167788号公報
【特許文献3】特開平09−288755号公報。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、媒
体表面の読取に際して、その媒体表面のエッジ部分を明
瞭に照射する傾斜照射手段を設けることにより、画像取
得に適した影を長く作って高精度に鮮明に読取れるよう
にした媒体表面読取装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、搬送手段の
搬送面に載せて搬送される媒体の上面側を照射し、前記
照射した媒体上面のエッジ部分を読取手段により読取る
媒体表面読取装置であって、前記搬送手段により搬送さ
れる媒体の上面および媒体外周縁部の各エッジ部分を前
記読取手段の読取位置と対応する斜め上方より照射する
傾斜照射手段と、前記傾斜照射手段から媒体上面および
媒体外周縁部に対する傾斜照射を許容して該媒体の搬送
幅方向を搬送ガイドする幅ガイド手段とを備えたことを
特徴とする。
【0013】ここで搬送手段とは、媒体を搬送面に載せ
て読取位置に搬送する搬送ベルトで構成することができ
る。
【0014】前記媒体とは、種類別に異なる特有の模様
を外表面に有する流通硬貨、外国硬貨、遊技メダル等が
利用される。
【0015】前記エッジ部分とは、媒体の表面模様を作
成したときの僅かな凹凸段差部分であり、また媒体の外
周縁部、例えば円形外周縁部に形成されている略直角の
角部分である。
【0016】前記読取手段とは、媒体の表面模様や外周
縁部のエッジ部分を読取る装置であり、例えば媒体のエ
ッジ部分を光学的に読取可能なCCDイメージセンサで
構成することができる。
【0017】前記傾斜照射手段とは、媒体上面のエッジ
部分によって作られる影を照射によって長く形成するた
め、斜め上方から照射するものであり、例えばLEDの
照射方向を傾斜設定して構成することができる。
【0018】前記幅ガイド手段とは、搬送手段により搬
送される媒体の搬送幅方向をガイドするものであり、媒
体の幅ガイド時には媒体上面および媒体外周縁部を斜め
上方より照射許容しながら搬送ガイドする形状に設け
る。
【0019】例えば、幅ガイド手段のガイド面高さを、
媒体の高さより低くなるように設ければ、斜め上方から
の傾斜照射を許容することができる。
【0020】さらに、幅ガイド手段のガイド面高さを前
記媒体上面の高さ以下に設けるとともに、前記傾斜照射
手段からの入射光用に傾斜面を切欠いて設け、前記傾斜
面の頂点と前記媒体上面の照射対向面側の頂点とを結ぶ
傾斜方向からの入射限界角度を設定し、この入射限界角
度を越えるように前記傾斜照射手段の入射角度を設定す
れば、媒体の外周縁部を確実に照射することができる。
【0021】この結果、媒体の上面を斜め上方より照射
しても、その傾斜方向からの照射光が幅ガイド手段によ
って遮られないため、搬送幅方向を隅々まで確実に照射
して搬送幅方向の全体を読取検知領域に確保することが
できる。このため、媒体上面や媒体外周縁部を確実に照
射して鮮明に読取ることができる。したがって、読取っ
た画像データの一部分が欠けるというような不鮮明な読
取を完全に解消することができる。
【0022】また、幅ガイド手段によって導かれた媒体
を幅方向の適正な読取領域に搬送ガイドできるため、媒
体を読取に適した位置に搬送ガイドしつつ媒体表面のエ
ッジ部分を明瞭に照射することができる。
【0023】また、このような幅ガイド手段を備えるこ
とによって、媒体の読取精度が高まり、媒体の大きさを
正確に読取れるため必要以上に搬送幅を広げずに済み、
また読取領域を拡大しなくて済み、読取装置の小型化
と、これに基づく低コスト化とを図ることができる。
【0024】ことに、媒体外周縁部のエッジ部分を鮮明
に照射して画像取得できることから近似する大きさの異
種媒体を識別する場合であっても、双方の近似する両検
知データがばらついて一部重なるような重合検知領域が
生じないため両媒体を明瞭に区別して高精度の識別性能
が得られる。
【0025】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を以下図
面に基づいて説明する。図面は硬貨の表面模様を読取る
硬貨表面読取装置を示し、図1において、この硬貨表面
読取装置11は硬貨Cを上面に載せて水平方向に搬送す
る搬送ベルト12と、同ベルト12の両側に沿って硬貨
Cを搬送ガイドする幅ガイド板13と、搬送されてきた
硬貨Cの存在を検知する硬貨検知センサSと、硬貨Cの
上面を搬送幅方向両側の斜め上方より照射する発光ダイ
オード(LED)14,15と、硬貨Cの上面より反射
した反射光を受光するCCDイメージセンサ16とを配
設して構成される。
【0026】上述の搬送ベルト12は、搬送方向に沿っ
て対設されたプーリP1,P2間に平ベルトが張設さ
れ、この平ベルト面上が硬貨の搬送面に設けられ、一方
のプーリに図示しない駆動機構が連結されて動力伝達さ
れ、硬貨の読取時には一定速度で回転駆動される。
【0027】前記搬送ベルト12の両側には幅ガイド板
13を配設し、この幅ガイド板13は搬送方向に沿って
内向きに傾斜する傾斜面17を対向させて構成してい
る。
【0028】この傾斜面17は、図2および図3にも示
すように、水平方向のベルト搬送面に対し、その搬送幅
方向の斜め上方に位置する両側の各LED14,15か
ら斜め下向きに照射させたときの傾斜照射光18を遮ら
ない傾斜角度に切欠いて設けている。
【0029】また、搬送されてきた硬貨Cは後述する硬
貨検知センサSにより検知確認するように設定してい
る。上述の硬貨検知センサSは、例えば投光器と受光器
とからなる光電検知センサを用いて硬貨検知位置に配設
し、この硬貨検知位置に搬送ベルト12の上面に載って
硬貨Cが導かれたとき、遮光したことによって硬貨Cの
存在を検知し、この検知信号に連動してOFF待機状態
にある各LED14,15を一定時間ON発光させ、そ
のときの傾斜照射光18が読取検知領域20に向けて照
射するものである。
【0030】上述のCCDイメージセンサ16は、読取
位置の上方に配設され、ここで硬貨Cの上面から反射し
た画像データを受光して光学検知することにより、硬貨
上面の表面模様と硬貨外周部分との双方に表れるエッジ
部分を読取り、読取ったデータは図示しない制御部で金
種が識別される。図中、19は保護ガラス板を示し、2
0は読取検知領域を示す。
【0031】次に、ベルト上面に対する傾斜照射の原理
構造を図4を参照して説明する。
【0032】図4(A)に示すように、幅ガイド板13は
硬貨Cの高さ(厚み)L1より幅ガイド板13のガイド面
高さL2が低くなるように設定する。
【0033】この場合、 L1:硬貨の高さ L2:ガイド面高さ t:硬貨とガイド板との隙間 とすると、 t=0のとき L1>L2 t>0のとき L1≧L2 で表され、 t=0のときが発生する可能性があるため、 条件式は L1>L2 となる。
【0034】このような条件式を設定すれば、斜め上方
からの傾斜照射光18の入光を許容することができる。
【0035】例えば、図4(A)に想像線で示すように、
硬貨C1が幅方向に最も移動して片側の幅ガイド板13
に接触し(t=0)、傾斜照射光18の照射領域が最小と
なる搬送状態にあっても、同じく斜め上方からの傾斜照
射光18の入光を許容することができる。
【0036】ところが、読取対象物が硬貨Cのように極
めて薄い場合は、ベルト面上で平面的に搬送されること
から幅ガイド板13のガイド面高さL2を低くすること
が難しくなり、薄過ぎると硬貨Cが幅ガイド板13に乗
り上がる恐れがあり、本来の適切なガイド機能が得られ
なくなる。
【0037】このため、図4(B)に示すように、硬貨C
の高さL1より幅ガイド板13の内側のガイド面高さL
2が低くなるように設定するとともに、幅ガイド板13
の内側上部に入射光用の傾斜面17を切欠いて設け、こ
の傾斜面17の頂点M1と硬貨C上面の照射対向面側の
頂点M2とを結ぶ傾斜方向の入射限界光L0の入射限界
角度θ2を設定し、この入射限界角度θ2を越える範囲
にLEDの入射角度θ1を設定する。
【0038】例えば、水平方向のベルト上面と、その斜
め上方からの入射角度との間で作られる入射限界角度θ
2が30゜の場合であれば、LEDからの傾斜照射光1
8の入射角度θ1は30゜より大きい角度に設定すれば
よい。
【0039】この場合、 L1:硬貨の高さ L2:ガイド面高さ θ1:傾斜入射光の入射角度 θ2:入射限界角度 t:硬貨とガイド板との隙間 とすると、 で表され、 t=0のときが発生する可能性があるため、 となる。
【0040】このような条件式を設定すれば、全搬送幅
を読取検知領域20に確保することができ、この広域の
読取検知領域20にて硬貨Cの上面とその硬貨Cの円形
外周縁部とを確実に読取可能に照射することができる。
【0041】またこのとき、図4(B)に想像線で示すよ
うに、硬貨C1が幅方向に最も移動して片側の幅ガイド
板13に接触し(t=0)、傾斜照射光18の入射限界光
L0の入射限界角度θ2が50゜の場合であれば、LE
Dからの傾斜照射光18の入射角度θ1は50゜より大
きい角度に設定すればよい。これにより、硬貨C1の片
寄り搬送状態にあっても、斜め上方からの傾斜照射光1
8の入光を許容することができる。
【0042】このように構成された硬貨表面読取装置1
1の読取動作を次に説明する。今、硬貨Cが搬送ベルト
12に載って読取位置に導かれたとき、その読取位置の
硬貨検知センサSが光軸を遮光した硬貨Cを検知する。
このとき、該センサSの検知信号に基づいて図示しない
制御部が硬貨検知センサSの光電出力をOFFにした
後、このOFFに連動して両側のLED14,15をO
Nして照射開始させる。これに基づいて硬貨Cの上面全
体が照射される。
【0043】このとき、硬貨Cの上面は斜め上方のLE
D14,15より照射しても、その傾斜方向からの傾斜
照射光18が幅ガイド板13によって遮られないため、
硬貨Cの上面や円形外周縁部のエッジ部分を確実に照射
することができる。このため、読取位置の上方に設けら
れたCCDイメージセンサ16からは鮮明に読取ること
ができ、読取った画像データの一部分が幅ガイド板13
によって欠けるというような不鮮明な読取を完全に解消
することができる。
【0044】また、硬貨Cは両側の幅ガイド板13によ
って読取に適した幅方向中央位置に搬送ガイドされなが
ら後段へと搬送される。このとき、ガイド面高さL2よ
りさらに上方に形成された傾斜面17によっても硬貨C
の乗り上げを規制した働きが得られ、安定した硬貨の搬
送作用が得られる。
【0045】このような読取機能を備えることによっ
て、金種別硬貨の読取精度が高まり、硬貨の大きさを正
確に読取れるため必要以上に搬送幅を広げたり、読取領
域を拡大しなくて済み、読取装置の小型化と、これに基
づく低コスト化とを図ることができる。
【0046】ことに、硬貨の外周縁部のエッジ部分を鮮
明に照射して画像取得できることから近似する大きさの
金種別硬貨を識別する場合であっても、その近似する両
検知データがばらついて一部が重なるような重合検知領
域が生じないため各硬貨を明瞭に区別して高精度の識別
性能が得られる。
【0047】図5は硬貨表面読取装置11を用いた実験
結果例を示し、この硬貨表面読取装置11を用いて、大
きさが異なるφ20の小径硬貨51と、φ25の大径硬
貨52との双方の硬貨51,52を識別した場合、両硬
貨の画像データを比較したときに、それぞれの両硬貨5
1,52の画像データのバラツキは正規の値に比べて±
2mm程度の比較的小さい範囲でのバラツキで収まった。
【0048】よって、両硬貨のバラツキ範囲内での画像
データは重ならず、識別不能になる重合検知領域が生じ
ないため、識別精度が確実に高められることが認められ
た。
【0049】上述のように、硬貨の上面を斜め上方より
照射しても、その傾斜方向からの照射光が幅ガイド板に
よって遮られないため、搬送幅方向を隅々まで確実に照
射して搬送幅方向の全体を読取検知領域に確保すること
ができる。このため、硬貨上面や硬貨外周縁部を確実に
照射して鮮明に読取ることができる。ことに、実験結果
例からでも分かるように硬貨の外周縁部のエッジ部分を
鮮明に照射して画像取得できることから近似する大きさ
の硬貨であっても、重合検知領域が生じないため明瞭に
区別して高精度の識別性能が得られる。
【0050】この発明と、上述の一実施の形態の構成と
の対応において、この発明の媒体表面読取装置は、実施
の形態の硬貨表面読取装置11に対応し、以下同様に、
搬送手段は、搬送ベルト12 に対応し、媒体は、硬貨
C,C1に対応し、読取手段は、CCDイメージセンサ
16に対応し、傾斜照射手段は、左右のLED14,1
5に対応し、幅ガイド手段は、幅ガイド板13に対応す
るも、この発明は請求項に示される技術思想に基づいて
応用することができ、上述の一実施の形態の構成のみに
限定されるものではない。
【0051】
【発明の効果】この発明によれば、媒体の上面とその外
周縁部とを確実に読取可能に照射して媒体の全搬送幅を
読取検知領域に確保することができるため、信頼性の高
い読取を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 硬貨表面読取装置を示す要部斜視図。
【図2】 硬貨表面読取装置の硬貨搬送状態を示す要部
平面図。
【図3】 硬貨表面読取装置の硬貨読取状態を示す要部
縦断面図。
【図4】 硬貨表面読取装置の原理説明図。
【図5】 硬貨表面読取装置の実験結果例を示す図表。
【図6】 従来の垂直照射による媒体読取状態を示す要
部縦断面図。
【図7】 従来の傾斜照射による媒体読取状態を示す要
部縦断面図。
【図8】 従来の傾斜照射による媒体読取状態を示す要
部平面図。
【図9】 従来の硬貨識別時の重合検知領域発生状態を
示す図表。
【符号の説明】
11…硬貨表面読取装置 12…搬送ベルト 13…幅ガイド板 14,15…LED 16…CCDイメージセンサ 17…傾斜面 18…傾斜照射光 C,C1…硬 貨 L0…入射限界光 θ2…入射限界角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E002 AA06 AA07 BD03 BD04 BD05 5B047 AA30 BA01 BB01 BC12 BC14 BC18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送手段の搬送面に載せて搬送される媒体
    の上面側を照射し、前記照射した媒体上面のエッジ部分
    を読取手段により読取る媒体表面読取装置であって、前
    記搬送手段により搬送される媒体の上面および媒体外周
    縁部の各エッジ部分を前記読取手段の読取位置と対応す
    る斜め上方より照射する傾斜照射手段と、前記傾斜照射
    手段から媒体上面および媒体外周縁部に対する傾斜照射
    を許容して該媒体の搬送幅方向を搬送ガイドする幅ガイ
    ド手段と、を備えた媒体表面読取装置。
  2. 【請求項2】前記幅ガイド手段のガイド上面の高さを、
    前記媒体の高さ以下に設けたことを特徴とする請求項1
    記載の媒体表面読取装置。
  3. 【請求項3】前記幅ガイド手段は、前記幅ガイド部材の
    媒体に向かう側のガイド側面の高さを前記媒体上面の高
    さ以下に設けるとともに、前記傾斜照射手段からの入射
    光用に切欠いた傾斜面を前記幅ガイド部材の媒体に向か
    う側のガイド側面に設け、前記傾斜面の頂点と前記媒体
    上面の照射対向面側の頂点とを結ぶ傾斜方向からの入射
    限界角度を設定し、この入射限界角度を越えるように前
    記傾斜照射手段の入射角度を設定したことを特徴とする
    請求項1または2記載の媒体表面読取装置。
  4. 【請求項4】搬送手段の搬送面に載せて搬送される媒体
    の上面側を照射し、前記照射した媒体上面の刻印パター
    ンまたは形状を読取手段により読取る媒体表面読取装置
    であって、前記搬送手段により搬送される媒体の上面お
    よび媒体外周縁部の刻印パターンまたは形状を前記読取
    手段の読取位置と対応する斜め上方より照射光を照射す
    る光源と、前記光源から媒体上面および媒体外周縁部に
    対する傾斜照射を許容して該媒体の搬送幅方向に沿う端
    部に設けたガイド部材とを備え、前記ガイド部材を前記
    光源からの照射光を遮断しないで前記媒体上面の刻印パ
    ターンまたは形状を照射できるように設けたことを特徴
    とする媒体表面読取装置。
  5. 【請求項5】前記幅ガイド部材の媒体に向かう側のガイ
    ド側面の高さを、前記媒体の高さ以下に設けたことを特
    徴とする請求項4記載の媒体表面読取装置。
  6. 【請求項6】前記幅ガイド部材は、ガイド上面の高さを
    前記媒体上面の高さ以下に設けるとともに、前記光源か
    らの入射光用に切欠いた傾斜面を設け、前記傾斜面の頂
    点と前記媒体上面の照射対向面側の頂点とを結ぶ傾斜方
    向からの入射限界角度を設定し、この入射限界角度を越
    えるように前記光源の入射角度を設定したことを特徴と
    する請求項4または5記載の媒体表面読取装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101789146B (zh) * 2009-01-23 2012-09-05 北京凌云光视数字图像技术有限公司 对拍式硬币检查机和硬币检查方法
JP7501216B2 (ja) 2020-08-12 2024-06-18 沖電気工業株式会社 照明機構、硬貨鑑別装置、及び現金取扱装置

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