JP2003242450A - Icカードリーダ - Google Patents

Icカードリーダ

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JP2003242450A
JP2003242450A JP2002039824A JP2002039824A JP2003242450A JP 2003242450 A JP2003242450 A JP 2003242450A JP 2002039824 A JP2002039824 A JP 2002039824A JP 2002039824 A JP2002039824 A JP 2002039824A JP 2003242450 A JP2003242450 A JP 2003242450A
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Kenji Hirasawa
賢司 平沢
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Nidec Sankyo Corp
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Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードリーダ本体の小型化を図る。IC
カードに傷が付いたりIC接点が摩耗したりするのを防
ぎつつICカードを後方排出する。 【解決手段】 ICカード2の先端が当接するようにI
C接点ブロック7に取り付けられるとともにこのICカ
ード2が当接したとき退避可能な度当たり4と、該度当
たり4の退避動作を規制する規制手段9と、規制手段9
による規制を解除する駆動手段10とが設けられてい
る。カード走行路3内に放置されたICカード2を度当
たり4よりも奥側に送り込む際は、規制手段9による規
制を解除して度当たり4を退避可能な状態としておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードリーダ
に関する。さらに詳述すると、本発明は、ICカードの
先端を突き当てることによってIC接点ブロックを移動
させ、このIC接点ブロックのIC接点をICカードの
コンタクト端子パターンに接触させてデータの読み書き
を行うICカードリーダの構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ICカードの搬送力を利用してIC接点
ブロックを下げ、ICコンタクト端子パターンにIC接
点を接触させるようにしたICカードリーダが従来利用
されている。このようなICカードリーダとしては、例
えば図5に示すように、IC接点ブロック112の度当
たり113にICカード111の先端を突き当て、この
ICカード111の移動によりIC接点ブロック112
をICカード111側に下降させてICコンタクト端子
パターンにIC接点を接触させる様にしたものがある。
なお同図では、IC接点ブロック112の下降構造は示
していない。
【0003】また、同図に示すように、一旦はカード挿
入口114から挿入されたが不要となったICカード1
11あるいは手動で回収されないICカード111を例
えばカードリーダ後方のカード溜め115などに排出す
るようにしたICカードリーダも利用されている。図示
するカードリーダでは、ICカード111をカード排出
口116からカード溜め115に排出する(以下、この
ようなカード排出動作を後方排出と称する)。
【0004】以上のような機能を備えたカードリーダと
しては、例えば、特開平9−147064号公報におい
て、図6に示すように、ICカード101を搬送する駆
動ローラ102a〜102dと、この駆動ローラ102
a〜102dによって搬送されるICカード101の先
端部を当接部(度当たり)103に当接させてICカー
ド101とともに移動し、その移動途中で接触子(IC
接点)104をICカード101の端子に電気的に接触
させて通信可能状態としたのち、ICカード101のさ
らなる移動により、当接部103をICカード101の
先端部から離脱させてICカード101を通過させ、こ
のICカード101の通過後、初期位置に復帰するコン
タクトヘッド(IC接点ブロック)105とを具備し、
コンタククトヘッド105の接触子104を接離できる
ようにしたICカード101の処理装置が開示されてい
る。符号106はコンタクトヘッド105を支持するア
ームを示している。
【0005】また、特開平10−27220号公報に
は、図7に示すように、ICカード201上の接点(コ
ンタクト端子パターン)202とカードリーダ側のIC
接点203とを、精度良く位置決めし接触させるための
位置基準として機能するフック204を、位置決めする
ときはフック204を起こした状態にしてICカード2
01のエッジを当てるようにし、ICカード201の取
り込み時にはフック204を接点ホルダ(IC接点ブロ
ック)205に収納させてICカード201の移動を妨
げない状態にすることできるカードリーダが開示されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示したカード処理装置の場合、ICカード101を後方
排出する際、当接部(度当たり)103をICカード1
01の走行路から退かせるためにコンタクトヘッド10
5を動かす必要があることから、このようにコンタク
トヘッド105を動かそうとすると装置の大型化を招く
コンタクトヘッド105を動かすためにカード走行
ガイドの逃げを大きくする(つまり、コンタクトヘッド
105がスイングする範囲でカード走行ガイドの一部を
切り欠く)必要がありカードジャムが生じやすくなる
コンタクトヘッド105が戻った時の衝撃により接触
子104が破損するおそれがある といった問題があ
る。
【0007】また、図7に示したカードリーダの場合、
IC接点203が接触した状態のままICカード201
を送り込むため、ICカード201に傷が生じたりIC
接点203が摩耗したりするという問題がある。
【0008】そこで、本発明は、装置本体の小型化を図
りやすく、かつICカードに傷が付いたりIC接点が摩
耗したりするのを防ぎつつICカードを後方排出するこ
とができるICカードリーダを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ICカードが走行するカー
ド走行路と、ICカードのコンタクト端子パターンに接
するIC接点を有しICカードに接触離反可能なIC接
点ブロックとを備えるICカードリーダにおいて、IC
カードの先端が当接するようにIC接点ブロックに取り
付けられるとともにこのICカードが当接したとき退避
可能な度当たりと、該度当たりの退避動作を規制する規
制手段と、規制手段による規制を解除する駆動手段とが
設けられ、カード走行路内に放置されたICカードを度
当たりよりも奥側に送り込む際は規制手段による規制を
解除して度当たりを退避可能な状態としておくことによ
り、IC接点ブロックを動作させることなくICカード
を後方に排出することを特徴とするものである。
【0010】このICカードリーダでは、ICカードを
後方排出する必要がない限り度当たりの退避動作が規制
手段によって規制されている。この場合のIC接点ブロ
ックは、このIC接点ブロックから突出している度当た
りが常にカード走行路内に位置していることから、カー
ド走行路を走行してきたカードの先端が度当たりに突き
当たることによって押し込まれ一緒に移動し、かつIC
カード側に接近し、コンタクト端子パターンにIC接点
を接触させる。これ以降、ICカードのデータの読み書
きが可能となる。
【0011】一方、一旦はカードリーダ内に取り込んだ
ICカードを後方排出する場合は、まず駆動手段を駆動
して規制手段による規制を解除し、度当たりが退避動作
するのを許容する。この場合の度当たりは、ICカード
によって押し込まれても度当たり自身が退避動作するの
みであり、ICカードが度当たりを通過して後方排出さ
れるのを妨げることはない。しかも、後方排出時、IC
接点ブロックは全く移動しなくて済むため余計な移動ス
ペースを確保しなくて済む。加えて、IC接点ブロック
はICカードから離反したままでありIC接点をICカ
ードに接触させていないので、後方排出時、ICカード
の表面に傷が付いたりIC接点が摩耗するのを防ぐこと
ができる。
【0012】さらに、請求項2記載の発明では、駆動手
段をカード走行路を形成するフレーム部材に設けたこと
を特徴としている。駆動手段としては重量の大きなソレ
ノイド等が用いられる場合があるが、本発明ではこの駆
動手段をフレーム部材上に取り付けてあるため、IC接
点ブロックの重量が軽減され、ICカードによるIC接
点ブロックの駆動時、ICカードに加わる衝撃力が減少
する。
【0013】また、度当たりはIC接点ブロックに対し
回動可能な度当たりレバーであり、規制手段はこの度当
たりレバーに引っ掛かって回動動作を規制する規制レバ
ーであり、駆動手段はこの規制レバーを回動させて度当
たりレバーから外すソレノイドであることが好ましい。
この場合、回動動作の規制を解除するときだけソレノイ
ドを動作させれば済む。また、この機構によれば規制を
瞬時に解除しうる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1〜図4に本発明の一実施形態を示す。
本発明にかかるICカードリーダ1は、ICカード2が
走行するカード走行路3と、カード走行路3中のICカ
ード2に接触離反してIC接点6をコンタクト端子パタ
ーン5に接離させるIC接点ブロック7とを備えてい
る。なお本明細書では、ICカード2の走行方向に関し
図示しないカード挿入口のある図中向かって右側を手前
側、カード排出口8のある図中向かって左側を奥側と称
している。
【0016】カード走行路3は、図示しない上フレーム
と下フレームにより形成されている。これら上フレーム
と下フレームとからフレーム部材が構成されている。ま
た、上フレームには2本の支持軸16が固定され、これ
ら支持軸16にそれぞれブラケット形状のアーム13が
回転可能に取り付けられている。これらアーム13の他
端側にはIC接点ブロック7を回転可能に支持するため
の軸17,18が取り付けられている。
【0017】IC接点ブロック7は度当たり4およびI
C接点6を備える部材で、図3に示すようにICカード
2に接近してこのICカード2のコンタクト端子パター
ン5にIC接点6を電気的に接続させた接触位置と、図
2に示すようにICカード2から離れた離反位置との間
を移動できるように設けられている。本実施形態のIC
接点ブロック7は、上述のアーム13により吊り下げら
れるようにして支持されており、カード走行方向に移動
可能であるとともにこの移動に伴いカード走行路3のI
Cカード2に接近し、あるいはこのICカード2から離
反する。また、IC接点ブロック7は図1に示すように
付勢手段14によって手前側に付勢されていて、上フレ
ームに設置されたストッパ11に当接することにより所
定位置で待機している。このIC接点ブロック7の下部
に設けられているIC接点6は弾性のある部材たとえば
図2に示すような接点ばねからなり、接触位置において
ICカード2のコンタクト端子パターン5の所定位置に
接触するように配置されている。
【0018】また、IC接点ブロック7の奥側端部には
カード走行路3側に突出する度当たり4が設けられてい
る。この度当たり4は、軸17を介してIC接点ブロッ
ク7に回動可能に取り付けられたレバーであり(以下、
「度当たりレバー4」という)、図4に示すように奥側
へ回動することによってICカード2の通過領域から退
避することができる。この場合、度当たりレバー4は、
図4に示すように奥側に回動できるが手前側への回動範
囲は制限されるように設けられている。例えば本実施形
態の度当たりレバー4は、手前側を向く内側面がIC接
点ブロック7の先端縁7aに突き当たるように形成され
ており、図2に示す突き当たった位置から反時計回り方
向への動作が規制されている。よって、度当たりレバー
4の度当たりレバー部分はこれ以上手前側へは回動でき
ない。また、この度当たりレバー4には規制手段9が引
っ掛かることのできる係合部(例えば図示するような凹
部4a)が設けられている。
【0019】規制手段9は軸18に回転可能に取り付け
られたレバー(以下「規制レバー9」という)からな
り、凹部4aに引っ掛かる突起などからなる係合部(以
下単に突起9aという)を奥側端部に有している。
【0020】また、上述の度当たりレバー4とこの規制
レバー9の間には例えばコイルスプリングからなる付勢
手段19が掛け渡され、度当たりレバー4及び規制レバ
ー9は図中において反時計回り方向に付勢されている。
この場合、付勢手段19は、少なくとも突起9aが凹部
4aから外れない程度の付勢力で規制レバー9を度当た
りレバー4側に向けて付勢している。ただしこの場合の
付勢力は、多くとも、図4に示すように回動動作が解除
された状態でICカード2に押された度当たりレバー4
が軸17を中心に回動するのを許容する程度のものであ
る。
【0021】また、規制レバー9を回動させるための駆
動手段として本実施形態では図示するようなソレノイド
10が設けられている。ソレノイド10は、図示しない
フレーム部材に設けられている。このソレノイド10
は、可動鉄心10aの先端に設けられた例えば丸軸から
なる係合ピン10bを規制レバー9の係合縁9bに引っ
掛けてこの規制レバー9を手前側に回動させる。可動鉄
心10aは、図1に示す付勢手段12によって引っ張り
付勢されている。
【0022】ここで、規制レバー9の係合縁9bは、図
2に示す離反位置で可動鉄心10aを引いたとき係合ピ
ン10bが引っ掛かることができるように形成されてい
る。さらに、この係合縁9bは、IC接点ブロック7が
図2に示す離反位置から図3に示す接触位置まで移動す
る際、この係合ピン10bが引っ掛からない形状たとえ
ば図示するような滑らかな斜め形状に形成されている。
【0023】カード排出口8は、カード走行路3のIC
接点ブロック7よりも奥側に設けられている。詳しく図
示していないが、このカード排出口8はカード走行路3
からICカード2が滑り降りるような傾斜面を有し、そ
の奥側にある図示しないカード溜めにICカード2を導
くように形成されている。本実施形態のICカードリー
ダ1では、カード走行路3内に滞留しているICカード
2を後方排出してこのカード排出口8からカード溜めへ
と送るようにしている。
【0024】以上のような本実施形態のICカードリー
ダ1の動作を説明する。
【0025】まず、ICカード2を後方排出する必要が
生じない限り、規制レバー9は突起9aを度当たりレバ
ー4の凹部4aに係合させ、この度当たりレバー4が回
動するのを規制している。このとき、規制レバー9は付
勢手段19によって突起9aを凹部4aに押し付ける方
向に付勢されていることから規制状態を維持しやすくな
っている。また、付勢手段14によって手前側へ付勢さ
れているIC接点ブロック7は、図2に示すようにスト
ッパ11に当接する位置で停止して待機している。この
とき、度当たりレバー4はカード走行路3内に突出して
いる。
【0026】ここで、カード走行路3内をICカード2
が走行し、回動動作が規制されている度当たりレバー4
に当接すると、IC接点ブロック7はICカード2によ
り押し込まれて奥側へ移動し、これと同時にICカード
2側へ接近し、IC接点6をICカード2のコンタクト
端子パターン5に接触させる(図3)。このとき、規制
レバー9も度当たりレバー4およびIC接点ブロック7
とともに図3の接触位置まで斜めに移動する。これに伴
い、規制レバー9の係合縁9bは係合ピン10bが引っ
掛からない位置まで移動する(図3)。
【0027】この接触位置において、IC接点6はコン
タクト端子パターン5に接触して電気的に接続した状態
に保たれる。そこで、ICカード2のデータの読み書き
が終わると、ICカード2は手動によりまたはローラな
どの図示しない搬送手段によりカード挿入口に戻され
る。このときIC接点ブロック7は付勢手段14の付勢
力によって図2に示す離反位置まで自動的に戻される。
【0028】また、一旦はICカードリーダ1内に挿入
されたICカード2が不要となるなどして後方排出する
必要が生じた場合は、このICカード2をカード排出口
8まで搬送するが、この場合は、予め度当たりレバー4
の回動規制を解除しておく。すなわち、図2の離反位置
の状態において、ソレノイド10を動作させて係合ピン
10bを引き込み、規制レバー9を時計回りに回動させ
て凹部4aから突起9aを外す(図4)。これにより規
制が解除されて自由に回動できるようになった度当たり
レバー4は、ICカード2によって押し込まれると図4
に示すように軸17を中心に回動して退避し、ICカー
ド2がカード排出口8まで搬送されるのを妨げない。ま
た、IC接点ブロック7を移動させることもない。これ
により、後方排出の対象となったICカード2をカード
排出口8からカード溜めへと排出することが可能とな
る。図4に示すようにICカード2が度当たりレバー4
の下を通過する間、付勢手段19がこの度当たりレバー
4の下端縁4bをICカード2の表面に押し付けるよう
に付勢し続けているが、ICカード2の後方排出動作を
妨げるような影響は及ぼしていない。
【0029】なお、上述の実施形態は本発明の好適な形
態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。例えば本実施形態では、規制レバー9を駆動する
駆動手段の好適な一例としてソレノイド10を示したが
これに限られることはなく、この他にも例えばモータ等
を用いて駆動手段を構成することができる。
【0030】また、本実施形態では1個の付勢手段19
により度当たりレバー4と規制レバー9とを同時に付勢
するようにしたがこれは好適な一例に過ぎず、例えば度
当たりレバー4と規制レバー9に対しそれぞれ付勢手段
を設けて別々に付勢するようにしてもよい。
【0031】また、本実施形態のICカードリーダによ
ると、後方排出の際、ICカード2は表面を度当たりレ
バー4の下端縁4bに摺接させながら後方排出されるが
(図4)、この下端縁4bにICカード2の表面と転が
り接触するローラを設けるようにしてもよい。
【0032】また、度当たりレバー4の下端縁4bは、
ICカード2のIC接点6、マグストライプ部、エンボ
ス部を避けるように設けられていることが望ましい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載のICカードリーダでは、度当たりに対する規制
を解除し、この度当たりのみを退避動作させることによ
ってICカードを後方排出できるようにしている。この
ため、後方排出時にIC接点ブロックを全く移動させな
くて済むことから、余計な移動スペースを確保する必要
がなく、機器の小型化を図る上で有利となる。しかも、
ICカードの搬送力を利用して度当たりを自動的に退避
させるようにしているので、度当たりを独自に退避させ
るためのアクチュエータ等は不要であり、その分だけ部
品点数の増加を回避することができる。また、後方排出
の際、IC接点ブロックはICカードから離反したまま
でありIC接点をICカードに接触させていないので、
ICカードの表面に傷が付いたりIC接点が摩耗するの
を防ぐことができるし、搬送の際の負荷を軽減してロー
ラ等の駆動系が摩耗するのも防ぐことができる。
【0034】また、請求項2記載のICカードリーダに
よると、規制手段がIC接点ブロック上に設けられてい
るのに対し、駆動手段はフレーム部材上に設けるように
したので、IC接点ブロックの重量を軽減することがで
きる。このため、ICカードによるIC接点ブロックの
駆動時、ICカードに加わる衝撃力を減少させることが
できる。
【0035】請求項3記載のICカードリーダによる
と、回動動作の規制を解除するときだけソレノイドを動
作させれば済む。また、規制を瞬時に解除することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のICカードリーダの概略を示す平面図
で、IC接点ブロック等が離反位置にある場合の概略を
示すものである。
【図2】図1に示したICカードリーダの概略を示す側
面図である。
【図3】IC接点ブロック等が接触位置にある場合の概
略を示す側面図である。
【図4】後方排出時の概略を示す側面図である。
【図5】カード溜めを備えた従来のICカードリーダの
概略を示す側面図である。
【図6】従来のICカードリーダの一例を示す概略図で
ある。
【図7】従来のICカードリーダ(処理装置)の一例を
示す側面図である。
【符号の説明】
1 ICカードリーダ 2 ICカード 3 カード走行路 4 度当たりレバー(度当たり) 5 コンタクト端子パターン 6 IC接点 7 IC接点ブロック 8 カード排出口 9 規制レバー(規制手段) 10 ソレノイド(駆動手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードが走行するカード走行路と、
    上記ICカードのコンタクト端子パターンに接するIC
    接点を有し上記ICカードに接触離反可能なIC接点ブ
    ロックとを備えるICカードリーダにおいて、上記IC
    カードの先端が当接するように上記IC接点ブロックに
    取り付けられるとともにこのICカードが当接したとき
    退避可能な度当たりと、該度当たりの退避動作を規制す
    る規制手段と、上記規制手段による規制を解除する駆動
    手段とが設けられ、上記カード走行路内に放置された上
    記ICカードを上記度当たりよりも奥側に送り込む際は
    上記規制手段による規制を解除して上記度当たりを退避
    可能な状態としておくことにより、上記IC接点ブロッ
    クを動作させることなく上記ICカードを後方に排出す
    ることを特徴とするICカードリーダ。
  2. 【請求項2】 上記駆動手段を、上記カード走行路を形
    成するフレーム部材に設けたことを特徴とする請求項1
    記載のICカードリーダ。
  3. 【請求項3】 上記度当たりは上記IC接点ブロックに
    対し回動可能な度当たりレバーであり、上記規制手段は
    この度当たりレバーに引っ掛かって回動動作を規制する
    規制レバーであり、上記駆動手段はこの規制レバーを回
    動させて上記度当たりレバーから外すソレノイドである
    ことを特徴とする請求項1または2記載のICカードリ
    ーダ。
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