JP2003242078A - 電子掲示板システム - Google Patents

電子掲示板システム

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JP2003242078A
JP2003242078A JP2002039851A JP2002039851A JP2003242078A JP 2003242078 A JP2003242078 A JP 2003242078A JP 2002039851 A JP2002039851 A JP 2002039851A JP 2002039851 A JP2002039851 A JP 2002039851A JP 2003242078 A JP2003242078 A JP 2003242078A
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term
article
check
bulletin board
reply
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JP2002039851A
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Toshihiro Ishida
敏博 石田
Tsuguyoshi Niitsuma
継良 新妻
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子掲示板において、公開前の段階で不正な
内容の記事を見つけ出し、不正な記事の公開を未然に防
ぐ。 【解決手段】 各種情報をネットワーク上の不特定多数
の閲覧者に対し公開する電子掲示板システムであって、
チェックが必要な用語を蓄積するチェック用語データベ
ースと、チェック用語データベースと関連付けされ、投
稿者が投稿した記事の内容中に、チェックが必要な用語
と同じ用語が存在するか否かを電子掲示板への公開前に
自動的に検索するとともに、チェックが必要な用語に対
してエラー情報を付与する投稿記事検閲機能と、前記記
事中にエラー情報が付与されていない新たな不正用語を
発見した場合に、新たな不正用語を前記チェック用語デ
ータベースに追加するチェック用語更新機能とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上で
の情報公開に用いられる電子掲示板システムに関するも
のであり、詳細には、情報公開をする際の手順として、
掲示されるデータの検閲を情報公開前に行うシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子掲示板システムとしては、掲
載後に記事を検閲するシステムを有するのが一般的であ
り、例えば、特開2000−285135号公報に記載
されているシステムでは、投稿と同時に記事が掲示板上
に掲示され、閲覧者に公開される。従って、掲示内容に
ついては掲示前に内容の検閲等は行われず、投稿者が記
載した内容がそのまま表示される。
【0003】また、上記電子掲示板システムでは、掲載
期間が終了した記事も含めて投稿した記事の履歴を検索
するという機能はなく、掲示板上の掲載が削除されてし
まった時点で記事内容の参照はできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記システムにおいて
は、記事が投稿されるまでは、記事の内容を確認するこ
とができない。また、記事の内容を確認できた時点では
既に情報が公開されているため、掲示板の目的にふさわ
しくない記事が投稿された場合でも、一度は情報が公開
されてしまう。従って、例えば公共機関等で掲示板を主
催している場合などについては、掲載記事について苦情
が出る等の問題があった。
【0005】公的な掲示板では、このような事態になる
のを防止するために、記事の掲載前に管理者に記事を送
付し、管理者が記事内容をチェック後、問題がないと判
断された記事に対して掲載を許可するという手順を取っ
ている。しかしながら、かかる方法を用いると、管理者
のチェックに手間がかかり、投稿が承認されるまでに時
間を要し、掲示板上での迅速な情報提供ができないとい
う問題があった。また、管理者にとって全ての記事をチ
ェックするにはかなりの手間がかかるという問題もあっ
た。
【0006】加えて、投稿者が記事を記載する場合、過
去にどのような記事を投稿したか参照したいとき、従来
の掲示板システムでは、掲示板上に掲載されている新し
い記事であれば参照が可能であるが、掲載期間が過ぎた
ものについては参照することができなかった。本発明の
目的は、掲示前における迅速な内容検閲を実現すること
である。さらに、過去の全投稿履歴の検索を可能とする
掲示板システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、各種情報をネットワーク上の不特定多数の閲覧者に
対し公開する電子掲示板システムであって、チェックが
必要な用語を蓄積するチェック用語データベースと、該
チェック用語データベースと関連付けされ、投稿者が投
稿した記事の内容中に、前記チェックが必要な用語と同
じ用語が存在するか否かを前記電子掲示板への公開前に
自動的に検索するとともに、前記チェックが必要な用語
に対してエラー情報を付与する投稿記事検閲機能と、前
記記事中に前記エラー情報が付与されていない新たな不
正用語を発見した場合に、該新たな不正用語を前記チェ
ック用語データベースに追加するチェック用語更新機能
とを有する電子掲示板システムが提供される。上記電子
掲示板システムによれば、公開前の記事に関して自動的
に不正な用語の有無のチェックを行うことができる。デ
ータベースを更新することにより、自動検閲を効率的に
行うことができる。
【0008】本発明の他の観点によれば、各種情報をネ
ットワーク上の不特定多数の閲覧者に対し公開する電子
掲示板システムであって、チェックが必要な用語を予め
登録するチェック用語データベースと、該チェック用語
データベースと関連付けされ、投稿者が投稿した記事の
内容中に、前記チェックが必要な用語と同じ用語が存在
するか否かを前記電子掲示板への公開前に自動的検索す
るとともに、前記チェックが必要な用語に対してエラー
情報を付与する第1投稿記事検閲機能と、前記エラー情
報を参照しつつ前記記事内容中に不正用語が含まれてい
るか否かをチェックする第2投稿記事検閲機能と、前記
エラー情報が付与されていない新たな不正用語が発見さ
れた場合に、該新たな不正用語を前記チェック用語デー
タベースに追加するチェック用語更新機能とを有する電
子掲示板システムが提供される。上記電子掲示板システ
ムによれば、新たな不正用語が発見しやすく、また、新
たな不正用語をデータベースに追加・更新することがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する前に、発明者が行った考察について説明する。発明
者は、投稿された記事の内容に対する自動チェックを行
なう自動検閲機能を備えた電子掲示板システムを考案し
た。自動検閲機能は、投稿された記事中の文章と、不正
な用語を蓄積したチェック用語データベースとを照合
し、投稿された記事内容中に不正な用語が存在していな
いかを事前にチェックする機能である。記事中に不正な
用語が含まれている場合には、エラー情報が付与され
る。チェックの結果エラー情報が付与されなかった場合
は、投稿された記事を電子掲示板に掲載する処理に進
む。但し、その前に管理者が簡単な再チェックを行うの
が好ましい。
【0010】エラー情報が付与されている場合は、投稿
された記事が掲載不可である旨とエラーの内容とについ
て投稿者に通知する処理に進む。或いは、かかる自動検
閲(1次チェック)を行った後に、問題となった記事に
関して管理者が再チェック(2次チェック)を行って、
掲載可か掲載不可かを決めるようにしても良い。自動検
閲の結果により、再チェック時の厳重さの度合いを変え
ても良い。尚、管理者側が掲示記事に対して発言(回
答)を行う場合にも掲載チェックを行うのが好ましい。
【0011】上記自動検閲機能(自動フィルタリング機
能)による検閲の結果が、投稿者より掲載された記事が
掲示板の趣旨に合致しない場合には、その記事を一時的
にでも公開しない。このようにすれば、電子掲示板の運
用を簡易かつ厳密に行なうことができる。
【0012】上記のチェック処理において、不正な用語
のチェックのみでなく、同一内容の記事の2重投稿に関
するチェックを行うようにしても良い。上記チェック機
能は、掲示板システムに対して個別に搭載する方式のほ
かに、サーバごとにまとめて1つ搭載し、サーバ上のそ
れぞれの電子掲示板に共通のものとしても良い。この場
合、電子掲示板の種別に応じて異なるチェック語データ
ベースを用いても良いし、データベースの基となるチェ
ック語テーブルに種別フラグ項目を設定し、種別ごとの
切り分けを行っても良い。
【0013】また、掲示板システムのチェック機能にお
いて、チェック語データベースに、ある1つの用語では
不正とはならないが2つ以上の言葉が連なることで不正
な意味となってしまう用語や、逆に1つの用語では不正
になるが2つ以上の言葉が連なることで不正な意味では
なくなるような用語の組を登録し、用語の組み合わせを
チェックする関連チェック機能を備えても良い。関連チ
ェック機能を付加することにより、掲載記事に関する内
容のチェックがより一層正確になる。
【0014】例えば、上記電子掲示板システムにおい
て、各掲示板に投稿された記事情報は、投稿時に記事情
報データベースに登録し、各記事に承認情報を付与して
管理を行なっても良い。この承認情報を投稿者に対して
公開する機能を持たせれば、過去の情報も含め各記事の
審査状況を照会することが可能となる。
【0015】記事情報は、記事の掲載期間が終了した後
に、記事情報データベースに蓄積する。投稿された記事
に不具合な点があった場合に、その旨を投稿者へ通知す
ることも可能である。この際に過去の投稿履歴のチェッ
ク結果を併せて通知すれば、それ以後の同様の投稿を抑
制することができる。また、この記事情報データベース
に蓄積されたデータに基づいて、エラー記事を頻繁に投
稿する投稿者を事前にチェックする機能を備えても良
い。
【0016】電子掲示板システムにおいて、管理者(主
催者)側への質問事項に対する想定回答データベースを
備えていても良い。すなわち、電子掲示板に投稿した記
事に対して主催者側への質問事項があった場合であっ
て、回答を行う必要がある場合には、電子掲示板の内容
によっては、同様の回答を複数回にわたって行う状況も
想定される。そこで、質問項目に基づいて、想定回答デ
ータベースから類似の質問項目を検索し、対応する回答
をそのまま用いる、または回答テンプレートとして用
い、これを編集することにより掲示板管理者が利用する
ことで迅速に回答を行うことができるようになる。以
下、本発明の第1の実施の形態による電子掲示板システ
ムについて、図面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の第1の実施の形態による
電子掲示板システムの構成を示す図である。併せて、図
15に電子掲示板の表示画面例を、図16に電子掲示板
に掲載されているデータ構造の構成例を示す。尚、本発
明の第1の実施の形態による電子掲示板システムにおい
ては、公共掲示板を前提としており、投稿者は事前に管
理者側に登録されているものとして説明を行う。
【0018】図15に示すように、電子掲示板の表示画
面は、例えば、題名と、名前(投稿者名)と、投稿者の
メールアドレスと、URLと、記事内容とをそれぞれ表
示する領域を有している。さらに、投稿履歴(投稿回
数)を表示する領域を設けても良い。
【0019】図16に示すように、電子掲示板のデータ
構造は、例えばツリー型になっている。例えば、データ
1では、〜のお知らせという表題に対して、その返信で
あるRe:〜のお知らせ、さらにそれに対する返信とい
う構造を有している。同様に、データ2においても、〜
の参加希望という表題に対して、その返信であるRe:
〜の参加希望、さらに、その返信というデータ構造を有
している。
【0020】図1に示すように、本実施の形態による電
子掲示板システムは、電子掲示板記事更新機能102と
返信記事更新機能108と、投稿記事情報を管理する検
閲結果投稿歴情報データベース(DB)105a及び登
録者情報データベース105bとチェック(用)用語デ
ータベース106と想定回答集となる検閲結果返信歴情
報データベース110とを有する。
【0021】掲示板記事更新機能102は、投稿者用ロ
グイン機能102−1と、投稿記事検閲機能102−2
と、検閲結果更新機能102−3と、投稿記事承認機能
102−4と、投稿記事掲載機能102−5と、投稿結
果通知機能102−6とを有しており、入力装置107
によりデータ入力が可能になっている。掲示板記事更新
機能102は、掲示板に投稿された記事の検閲を行い、
内容が適当な記事のみを登録する。
【0022】投稿者用ログイン機能102−1は、投稿
記事104を有する投稿者103及び登録者情報データ
ベース105bと検閲結果投稿歴情報データベース10
5aとに関連付けされており、投稿者103は、ログイ
ン処理機能102−1を通して掲示板システムAにログ
インする。
【0023】システムAが登録者情報データベース10
5bを参照しつつ正常なログインであるか否かを判断す
る。投稿記事検閲機能102−2は、チェック用用語デ
ータベース106(DB)と関連付けされ、投稿記事
(図では、不正用語を含むのでクレーム文書と称す
る。)111内の不正な用語111a、111bをピッ
クアップする。検閲結果更新機能102−3は、検閲結
果投稿歴情報データベース105aと関連付けされ、検
閲結果投稿歴情報データベース105aを更新する。投
稿記事承認機能102−4も、検閲結果投稿歴情報デー
タベース105aと関連付けされ、検閲結果が掲載可と
なった記事を承認するとともに、検閲結果投稿歴情報デ
ータベース105aに蓄積する。投稿記事掲載機能10
2−5は、電子掲示板へ記事を掲載する処理を行なう。
投稿結果通知機能102−6は、検閲機能による検閲結
果を投稿者103に通知する機能を有している。
【0024】以下、掲示板記事更新機能102について
説明する。図1に示す返信記事更新機能108に関して
は、本発明の第2の実施の形態において詳細に説明す
る。検閲結果投稿歴情報データベース105aに登録さ
れる情報の一例を図2(a)及び図2(b)に示す。図
3は、登録者情報データベースのデータ構造例を示す図
である。図4は、記事区分変換テーブルのデータ構造例
を示す図である。図5は、チェック用用語データベース
のデータ構造例である。図7は、回答区分変換テーブル
のデータ構成例を示す図であり、図8は、承認フラグ変
換テーブルのデータ構成例を示す図である。適宜、図1
をも参照して説明する。
【0025】検閲結果投稿歴情報データベース105a
は、図2(a)及び(b)に示すように、基本項目(2
01から209まで)と汎用項目210とに区分されて
管理されている。受付番号201と、氏名202と、メ
ールアドレス203と、記事区分204と、記事内容2
05と、登録者コード206と、承認フラグ207と、
投稿日208と、承認日209とは基本管理項目であ
り、検閲結果投稿歴情報データベース105aに登録す
る際の必須項目である。
【0026】受付番号201は、投稿者103からの投
稿記事104に対し掲示板記事更新機能102がユニー
クに付した番号である。受付番号201は、投稿記事1
04に対して実行された検閲結果更新処理の結果に基づ
き、検閲結果投稿歴情報データベース105aへ追加・
更新・削除する情報を特定するために用いる。
【0027】氏名202と、メールアドレス203と、
記事区分204と、記事内容205とは、図1に示す投
稿者103の識別情報の補助情報として投稿者103を
特定する際に利用したり、投稿者103と連絡が必要な
場合の情報としても利用したりする。
【0028】記事区分204は、図4に示す記事区分変
換テーブルに基づき、投稿者103が選択した記事区分
名401から例えば数字などに変換されたものである。
この記事区分204により、電子掲示板システム上に掲
示する記事を、記事区分名401毎に区分し、記事を掲
示する際の管理を容易にする。また、検閲結果投稿歴情
報データベース105a中に、複数の種類の記事を区分
毎に格納することにより、データの管理を容易にするこ
とができる。
【0029】記事内容205は、投稿者103が入力し
た記事全文を、変更せずにそのままで又は暗号化や圧縮
加工などを行った後に格納する項目である。記事内容2
05は、記事を格納しておく際に用いるとともに、重複
した投稿記事の有無のチェック処理に際しても用いられ
る。
【0030】承認フラグ207は、各処理を行った結果
に基づき、投稿記事に対して、「掲載済」、「承認完
了」、「審査準備中」、「承認中」又は「却下」のいず
れの決定をしたかに関する情報を付与するものである。
図8の承認フラグ変換テーブルに示すようなコード80
1がセットされる。図8に示す承認フラグ変換テーブル
は、コード801とその内容802とを関連付けて格納
する。
【0031】汎用項目210は、基本項目の他にも管理
に必要な項目がある場合に使用する。例えば、投稿記事
の記事区分204ごとに管理が必要な項目を任意に設定
するためのエリア等に使用することができる。例えば、
住所、性別、電話番号などが汎用項目である。
【0032】更新年月日211は、検閲結果投稿歴情報
データベース105aへレコードが追加・更新された際
の年月日を登録する項目である。登録者コード206
は、例えば図3に示す登録者情報データベース105b
から取得する。登録者情報データベース105bは、電
子掲示板システムに対して投稿又は返信を行なうため
に、事前に登録申請をして取得したデータを格納・蓄積
したものである。例えば、登録者コード301と、パス
ワード302と、氏名303等とを格納し、これらの情
報に基づきログイン時の認証処理を行なう。加えて、不
正な投稿を行った場合にカウントされる不正回数304
の項目を設ければ、いわゆるブラックリストとして利用
することもできる。
【0033】図5に、自動検閲処理に用いるチェック用
用語データベース106内に格納されているデータ構成
例を示す。図5に示すように、用語ID501は登録し
た用語を管理するためのコードであり、各用語に対しユ
ニークなID(番号)となる。用語名称502は、掲載
記事の内容中に存在した場合に、不正な記事と判断され
る可能性がある用語である。一般的には、掲示板に関わ
る事について誹謗・中傷するような目的に用いられる用
語を登録しておく。用語の関連性をチェックする際の判
断材料となる情報を、用語と対応付けて登録しておいて
も良い。更新年月日503は、チェック用用語データベ
ースの記憶内容が追加・更新された時の年月日を示す情
報である。尚、チェック用用語データベースへのレコー
ドの追加・更新・削除は、例えば入力装置107を用い
て行なう。
【0034】チェック用用語データベース106及び掲
示板記事更新機能102中の投稿記事検閲機能を独立さ
せ、サーバに共通のチェックシステムとして構成し、掲
示板記事更新機能102の他の機能及び検閲結果投稿歴
情報データベース105aと連携して処理を行っても良
い。
【0035】次に、図9及び図10を参照して、本実施
の形態による電子掲示板システムにおける掲示板記事更
新機能102が行なう処理の流れについて説明する。図
9及び図10は、処理の流れを示すフローチャート図で
ある。適宜、図1〜図8までを参照する。
【0036】まず、事前に登録された投稿者103が、
掲載用の記事104を投稿する際には、まず、ステップ
901において、電子掲示板システムへのログインを行
なう。投稿者用ログイン機能102−1が、入力された
登録者コード301とパスワード302とから、登録者
情報データベース105bを参照し正規の登録者である
か否かを判断し、正規の登録者からの投稿であると判断
されると、正しいログインとなる。
【0037】ステップ902において記事の投稿を行う
場合には、ステップ903において、投稿者103は作
成した投稿記事104を投稿する。ステップ904にお
いて、投稿された記事に受付番号201を付与し、記事
の書誌的事項とともに検閲結果投稿歴情報データベース
105aに登録する。この際、承認フラグ207とし
て、コード801に‘03’、すなわち“審査準備中”
がセットされる。
【0038】次に、ステップ905において、投稿され
た記事104に関して、記事内容205にチェック用用
語データベース106に登録されている用語名称502
と同じ内容の用語が含まれているか否かを投稿記事検閲
機能102−2によりチェックする。
【0039】ステップ905において、投稿された記事
104の内容中に不正な用語が含まれていない場合、す
なわち、チェック用用語データベース106内に蓄積さ
れている用語と一致する用語が存在しない場合には、自
動検閲機能による検閲結果に問題がなしということにな
る。この場合には、ステップ906において、投稿され
た記事104は、エラー情報を付加せずにそのまま検閲
結果更新機能102−3に引き渡される。ステップ90
5において、不正な用語が含まれていると判断した場合
には、ステップ907において、不正データである旨を
示すエラー情報が付加されて検閲結果更新機能へ引き渡
される。
【0040】ステップ908において、検閲結果更新機
能102−3が、投稿された記事104に添付され、受
取った入力ファイルの検閲結果情報の内容をチェックす
る。すなわち、入力ファイル中にエラー情報が含まれて
いるか否かをステップ908においてチェックする。エ
ラー情報が含まれていなければ、記事区分名401を、
ステップ910において記事区分変換テーブル(図4)
により記事区分402に変換した後、検閲結果投稿歴情
報データベース105aの該当する記事区分(204)
に対応する情報に当該情報を追加又は更新する。
【0041】図4に示すように、例えば、記事区分名4
01がニュース、スポーツ、天気、質問である場合に、
記事区分として01、02、03、04が割り当てられ
ている。ステップ908において、受取った入力ファイ
ルの検閲結果情報の内容にエラー情報が付加されていた
場合は、ステップ909において、エラー処理を行う。
エラー処理は、登録者コード301を検索キーとして登
録者情報データベース105bを検索し、そこに格納し
ている不正回数304の値に1を加える。これにより、
投稿者が過去に不正な記事を投稿した回数がわかる。
【0042】ここで、投稿記事104を検閲した結果、
正常処理が行われた記事に対しては承認フラグ208と
して承認完了を意味するコード801‘02’が設定さ
れる。逆に不正の記事に対しては、承認フラグ208と
して却下を意味するコード801‘65’が設定され
る。
【0043】尚、前述のように図8には、承認フラグ変
換テーブルには、区分コード801と対応する内容80
2として、区分コード01の掲載済、区分コード02の
承認完了、区分コード03の審査準備中、区分コード0
4の承認中、区分コード65の却下などが載せられてい
る。
【0044】掲載済は、投稿記事104が既に電子掲示
板に掲示されていることを意味する。承認完了は、図1
0のステップ912において承認された段階であること
を意味する。承認中は、図9、図10のステップ910
とステップ912との間の段階にあることを意味する。
審査準備中は、図9のステップ903からステップ91
0までの間の段階であることを意味する。ステップ91
0において、記事区分変換テーブルにより、記事区分名
401を対応する記事区分402に変換する。変換され
た記事区分402に基づき、投稿記事を、検閲結果投稿
歴情報データベース105aに追加又は更新する。
【0045】尚、投稿者はステップ910までの段階で
は、例えばコンピュータなどを用いて自動的に検閲する
ことができる。承認フラグのコード801に“04”
「承認中」のコードが付加されている。投稿記事が電子
掲示板に掲載される前であるため、投稿者の意志により
掲載を取りやめること(引き戻し)も可能である。
【0046】図14(a)は、投稿者が閲覧できる自己
の投稿記事104に関する情報の一覧である。図14
(b)は、自己が投稿した分類と同様の分類に属する電
子掲示板の表示例である。構成の詳細については後述す
る。
【0047】次に、ステップ911において、管理者が
投稿記事104の検閲を行う。この際、ステップ908
においてエラー情報が付加されていると判断された投稿
記事のみをチェックし、エラー情報が付加されていない
投稿記事はステップ911における管理者によるチェッ
クを行わずにバイパスさせても良い。少なくとも、エラ
ー情報が付加されているか否かにより、チェックを厳重
にするか否かを決めても良い。ステップ910までの自
動検閲機能による第1次チェックにより不正な記事が既
に発見されている可能性が高いため、第1次チェックを
経た後の第2次チェックは確認的な作業になる場合が多
い。但し、この場合に新たな不正用語が発見される場合
がある。投稿記事掲載機能102−5が、ステップ91
1の第2次チェックをバイパスさせた投稿記事又は第2
次チェックにより適正と判断された投稿記事は、ステッ
プ912において電子掲示板に掲載する。
【0048】第1次チェックにおいてエラー情報が付加
されておらず、かつ、第2次チェックにおいて管理者か
ら承認された投稿記事104のみを電子掲示板上に掲載
するようにしても良い。電子掲示板に掲載されると、承
認フラグ208のコード801に‘01’「掲載済」が
付与される。
【0049】ステップ908においてエラー情報が付加
されているか否かにかかわらず、再チェックを行うこと
で、不正な記事の公開を事前に防止することができると
ともに、データベース106の内容をより充実させるこ
とができる。エラー情報が付加されている箇所は読み飛
ばせるため、第2次不正用語チェックは短時間ですむ場
合が多い。
【0050】ステップ911において、エラー(新たな
不正用語)がある場合には、ステップ915において、
チェック(用)用語データベース106内に蓄積されて
いない新しい不正用語があるか否かを確認する。ステッ
プ915において新しい不正用語がある場合には、ステ
ップ916において、チェック用用語データベース10
6に新たな不正用語を追加する。尚、ステップ915及
びステップ916の手順は、ステップ908においてエ
ラー情報が付加されていると判断された時点において行
っても良い。
【0051】以上の処理により、投稿された記事が不正
か否かを判断して、電子掲示板に掲載される前に不正な
記事を取り除くことが可能になる。不正な記事の公開を
未然に防止することができる。さらに、新たな不正用語
をチェック用用語データベース106に追加していくこ
とにより、自動検閲機能をより充実させることができ
る。
【0052】次に、ステップ914において、投稿結果
通知機能102−6が、投稿記事104に対し行なって
きた記事の検閲および、記事の掲載の結果を検閲結果投
稿歴情報データベース105aに基づき投稿者103に
通知する。投稿者103に通知する内容は、通常、投稿
記事104が掲載されたか否かの結果である。非承認と
なった記事については、ステップ913において、その
内容と過去の不正回数304についても通知する。
【0053】投稿記事104が不正であると判断された
場合には、投稿者103に不正データの原因を通知する
ことにより、投稿者が次に投稿する際に不正な用語を使
用しないよう注意を促すことができる。加えて、度々不
正データを含む記事を投稿する常連の投稿者103に対
して、過去の不正回数も通知することにより、通知した
投稿者103の投稿情報を監視していることを認識さ
せ、不正データを含む記事の投稿を抑制させることもで
きる。
【0054】以上において説明したように、本発明の第
1の実施の形態による電子掲示板システムにおいては、
投稿された記事が不正か否かを自動的に判断して、電子
掲示板に掲載される前に不正な記事を取り除くことが可
能になる。不正な記事の公開を未然に防止することがで
きる。さらに、新たな不正用語を不正用語データベース
に追加していくことにより、自動検閲機能をより充実さ
せることができる。
【0055】加えて、度々不正データを含む記事を投稿
する常連の投稿者に対して、投稿情報を監視しているこ
とを認識させ、不正データの投稿を抑制させることがで
きる。次に、本発明の第2の実施の形態による電子掲示
板システムについて、図面を参照して説明する。
【0056】図1に示すように、本発明の第2の実施の
形態による電子掲示板システムは、返信記事更新機能1
08を備えている。返信記事更新機能108を用いる
と、投稿記事104に対して主催者側の担当者(管理
者)が返信する必要がある場合における返信処理を支援
することができる。
【0057】返信記事更新機能108は、返信者用状態
検索機能108−1と、返信記事検閲機能108−2と
検閲結果返信歴情報データベース110を更新する検閲
結果更新機能108−3と返信記事承認機能108−4
と返信記事掲載機能108−5とを有して構成されてい
る。
【0058】図6(a)及び図6(b)に、検閲結果返
信歴情報データベース110のデータ構成例を示す。検
閲結果返信歴情報データベース110に登録される項目
の考え方は、基本的に検閲結果投稿歴情報データベース
105aと同様である。すなわち、検閲結果返信歴情報
データベース110は、受付番号601、回答者名60
2、記事区分603、回答区分604,記事内容60
5、登録者コード606、承認フラグ607、投稿日6
08、承認日609等の基本管理項目と、汎用項目61
0とにより構成されている。さらに、更新年月日611
が加えられる。
【0059】検閲結果投稿歴情報データベース105a
と異なる項目は、回答区分604である。回答区分60
4は、返信記事109を効率よく作成するために設けら
れるものであって、定型的な返信記事109の内容を、
例えば図7に示すような回答区分変換テーブルに予め登
録しておくことにより、返信者は、単に区分を入力する
だけで記事内容605を作成・返信することができる。
【0060】回答区分変換テーブルは、回答区分701
と、類型的な記事内容702とを対応付けて格納する。
返信記事109を作成する際には、回答区分604を入
力することにより、対応する記事内容605を作成する
ことができる。回答区分604にそのまま該当する返信
内容が存在しない場合には、類似の記事内容605をテ
ンプレートとして利用し、新たに作成する部分のみを直
接入力により変更すれば良い。投稿者103からの投稿
記事104の内容中に、電子掲示板の主催者側への質問
等が含まれている場合には、投稿者103への回答が必
要となる。
【0061】図11及び図12は、返信記事更新機能1
08により、投稿記事104に対して主催者側の担当者
(管理者)が返信する処理の流れを示すフローチャート
図である。質問内容に基づき、担当者(管理者)が、返
信記事109を作成する。ステップ1001に示すよう
に、電子掲示板の主催者側の返信記事作成時にも、電子
掲示板への投稿時と同様にログイン機能を用いて電子掲
示板システムへのログインを行なう。ログイン処理が行
なわれると、ステップ1002において、返信者用状態
検索機能108−1により、登録者コード301を検索
キーとして、検閲結果返信歴情報データベース110か
ら抽出された返信記事一覧表が表示される。ステップ1
003において、返信処理が終了していない記事があれ
ば詳細を確認する。ステップ1004において、記事の
返信が必要であれば、ステップ1005において返信記
事109を作成する。作成された返信記事109は、ス
テップ1006で、まず、検閲結果更新機能108−3
が受付番号を付与し、書誌的事項と合わせて検閲結果返
信歴情報データベース110に登録される。
【0062】ステップ1008において、返信記事検閲
機能108−2が、返信記事109は記事内容505中
にチェック用用語データベース106に登録されている
用語名称502と同じ用語が含まれていないかどうかを
チェックする。不正な用語が含まれていないと判断され
た場合には、検閲結果に問題無しということで、そのま
ま検閲結果更新機能108−3に引き渡す。尚、チェッ
ク用用語データベース106内に投稿記事用と返信記事
用とに対して別個のデータベースを備えれば、より効率
的に不正用語の検索が可能となる。
【0063】不正な用語が含まれていると判断された場
合には、エラー情報により担当者に対して不正データが
存在することが通知される。このエラー情報に基づい
て、担当者が入力装置107を用いて不正な用語を修正
する。エラー情報に基づいて不正な用語を修正した後
に、再度ステップ1005から処理を行なう。エラー情
報無しの状態になると、返信記事109に対し検閲結果
更新処理を実行する。すなわち、ステップ1009にお
いて、回答区分604の入力内容を見て入力されていた
場合には、ステップ1010において、回答区分変換テ
ーブル(TBL)に基づき記事内容702を取り出し記
事内容605にセットする。回答区分変換処理終了後、
ステップ1011において、関連する内容を検閲結果返
信歴データベース(DB)110に追加更新する。以上
のようにすれば、類似返信内容に関する検索機能を持た
せることができる。
【0064】次に、返信記事109に対して電子掲示板
上に掲載しても良いか否かに関して、返信記事承認機能
108−4により判断し、良いと判断されると、ステッ
プ1012において承認が行なわれる。内容に問題があ
る等の理由により承認されなかった場合にはエラー情報
として担当者に通知され(ステップ1007)、ステッ
プ1005において再度内容の修正がされた後、承認が
行われる。以上の処理において問題なく承認された返信
記事109に関しては、ステップ1013において返信
記事掲載機能108−5により電子掲示板に掲載する。
【0065】以上において説明したように、本発明の第
2の実施の形態による電子掲示板システムによれば、掲
示板管理者が返信記事を作成する場合において、投稿記
事と同様に記事内容を検閲することで、管理者としての
公共的な立場から見た回答内容に関する不正内容が盛込
まれないようにすることができる。従って、問題が起こ
ることを未然に防ぐことができる。加えて、回答区分で
返事内容を変換することにより、類似の質問に対し効率
よく回答を行なうことができる。次に、本発明の第3の
実施の形態による電子掲示板システムについて、図13
及び図14を参照して説明する。適宜、図1から図12
までを参照する。
【0066】図13は、掲示板記事更新機能108−5
により投稿記事参照処理を行なう処理の流れを示すフロ
ーチャート図である。投稿記事参照処理により、投稿記
事104の過去の履歴情報も参照することができるし、
現在の審査状況を参照することもできる。
【0067】まず、ステップ1101において、ログイ
ン機能により投稿者103が、電子掲示板システムにロ
グインを行なう。ログイン時に投稿記事参照機能を選択
すると、検索結果更新機能108−3が、検閲結果投稿
歴情報データベース105aから、登録者コード301
に基づき該当するレコードを抽出し、例えば図14
(a)に示す投稿状態管理一覧表示画面を表示する。表
示画面の上部には、事前登録の際に、登録者コード30
1の付与を事前に申請した際に登録された氏名を含む表
題が表示される。その他、登録者が過去に投稿した記事
の履歴が一覧表で表示される(ステップ1102)。
【0068】この投稿記事一覧表は、承認フラグ208
を参照し易いようにするため、承認フラグ208ごとに
色分けして表示させても良い。ステップ1103におけ
る並べ替え機能は、投稿記事履歴に蓄積されている既投
稿件数が多く、記事情報が複数ページに跨る場合に、情
報の検索が難しくなるのを回避するために利用するもの
である。すなわち、並べ替えボタン(図14(a))を
押下すると、並べ替え画面用の情報入力画面等に遷移
し、例えば並び替え用のキー項目と順番を設定し実行す
ることでステップ1104の並べ替え表示が実行され、
投稿記事履履歴を見やすくすることができる。
【0069】表示画面上には、承認フラグ208毎に登
録済みの記事の件数も表示される。件数表示は、現時点
までの投稿および審査された記事を集計した件数であ
り、全体の投稿に関する傾向を、件数を参照することに
よりわかりやすく表示したものである。
【0070】ステップ1105及び1106に示すよう
に、投稿記事一覧表においては、投稿記事104を作成
する際の情報を全て表示しなくても良い。例えば、詳細
の内容を参照したい場合には、投稿記事一覧表上の対象
となるレコードに対しダブルクリック等で選択を行い、
選択が終了した時点で記事内容確認ボタンを押下する。
記事内容を詳細に表示する表示画面に遷移し検閲結果投
稿歴情報データベース105aから投稿記事104の詳
細を表示する。記事内容を確認した後に、ログオフして
処理を終了させる(ステップ1107)。
【0071】以上、本実施の形態による電子掲示板シス
テムによれば、投稿者ならびに、返信者が事前に登録し
た登録者コードにより自分が投稿・返信した記事を照会
画面により照会できるようにすることで、現在の投稿記
事に対する過去の審査状況や投稿情報を画面上から簡単
に確認することが可能となる。
【0072】尚、第1の実施の形態において説明したよ
うに、投稿後であって審査中の投稿記事に関して、投稿
者が本実施の形態による電子掲示板システムにおいて説
明した方法により、投稿記事の履歴を参照して投稿を引
き戻すか否かの判断材料として用いることもできる。例
えば、図13に示すように、ステップ1106において
詳細表示を行った後に、投稿者がその表示を参照して投
稿記事を掲載するか否かを判断し(ステップ110
8)、掲載する意思がなくなった場合には、引き戻し処
理(ステップ1109)を行うことができる。この場合
には、引き戻し後の投稿記事の履歴一覧を作成すること
もできる。以上、実施の形態に沿って本発明を説明した
が、本発明はこれらに制限されるものではない。その
他、種々の変更、改良、組み合わせが可能なことは当業
者に自明であろう。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、電子掲示板に掲載する
前に自動的に検閲することにより、公開前の段階で不正
な内容の記事を見つけ出し、不正な記事の公開を未然に
防ぐことができる。また、投稿した記事情報を歴情報と
して保管しておくことで、過去の不正記事の作成状況を
把握することができ、そのデータを不正記事作成者に通
知することで不正記事作成者に認識を促し不正記事の減
少に役立てることができる。また、投稿者ならびに、返
信者が事前に登録した登録者コードにより自分が投稿・
返信した記事を照会画面により照会できるようにするこ
とで、現在の投稿記事に対する過去の審査状況や投稿情
報を画面上から簡単に確認することが可能となる。
【0074】掲示板管理者が返信記事を作成する場合に
おいても、投稿記事と同じ様に記事内容を検閲すること
で然るべき立場からの回答内容に不正な内容が盛込まれ
ないため問題を未然に防ぐことができる。また、回答区
分で記事を変換することで類似の質問に対し効率よく回
答を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による電子掲示板
システムのシステム構成図である。
【図2】 検閲結果投稿歴情報データベースのデータ構
成例を示す図である。
【図3】 登録者情報データベースのデータ構成例を示
す図である。
【図4】 記事区分変換テーブルのデータ構成例を示す
図である。
【図5】 チェック用用語データベースのデータ構成例
を示す図である。
【図6】 検閲結果返信歴情報データベースのテーブル
形式図である。
【図7】 回答区分変換テーブルのデータ構成例を示す
図である。
【図8】 承認フラグ変換テーブルのデータ構成例を示
す図である。
【図9】 掲示板に記事を掲載する際の処理のフローチ
ャート図である。
【図10】 掲示板に記事を掲載する処理のフローチャ
ート図であり、図9に続く図である。
【図11】 掲示板に投稿された記事に対する返信記
事を掲載する処理のフローチャート図である。
【図12】 記事の状態管理一覧表を照会する際の処理
のフローチャート図である。
【図13】 記事の状態管理一覧表を照会する際の処理
のフローチャート図であり、図12に続く図である。
【図14】 図14(a)は、記事の状態管理一覧表を
照会する画面であり、図14(b)は、自己が投稿した
分野と関連する分野に関する投稿記事一覧を示す図であ
る。
【図15】 電子掲示板の表示画面例を示す図である。
【図16】 電子掲示板に掲載されているデータ構造の
構成例を示す図である。
【符号の説明】
101…掲示板システム制御部、102…掲示板記事更
新機能、102−1…投稿者用ログイン機能、102−
2…投稿記事検閲機能、102−3…検閲結果更新機
能、102−4…投稿記事承認機能、102−5…投稿
記事掲載機能、102−6…投稿結果通知機能、105
a:検閲結果投稿歴情報データベース(DB)、105
b…登録者情報データベース(DB)、106…チェッ
ク用用語データベース(DB)、107…入力装置、1
08…返信記事更新機能、108−1…返信者用状態検
索機能、108−2…返信記事検閲機能、108−3…
検閲結果更新機能108−3、108−4…返信記事承
認機能、108−5…返信記事掲載機能、110…検閲
結果返信歴情報データベース(DB)、111…クレー
ム記事。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種情報をネットワーク上の不特定多数
    の閲覧者に対し公開する電子掲示板システムであって、 チェックが必要な用語を蓄積するチェック用語データベ
    ースと、 該チェック用語データベースと関連付けされ、投稿者が
    投稿した記事の内容中に、前記チェックが必要な用語と
    同じ用語が存在するか否かを前記電子掲示板への公開前
    に自動的に検索するとともに、前記チェックが必要な用
    語に対してエラー情報を付与する投稿記事検閲機能と、 前記記事中に前記エラー情報が付与されていない新たな
    不正用語を発見した場合に、該新たな不正用語を前記チ
    ェック用語データベースに追加するチェック用語更新機
    能とを有する電子掲示板システム。
  2. 【請求項2】 さらに、前記投稿記事検閲機能による検
    閲結果を更新する検閲結果更新機能と、 前記記事の掲載を承認するか否かを判断する投稿記事承
    認機能と、 前記検閲結果更新機能及び前記投稿記事承認機能とにそ
    れぞれ関連付けされ、投稿が承認されたか否かに関する
    情報と投稿記事の内容を含む情報とを蓄積する検閲結果
    投稿歴情報データベースとを備える請求項1に記載の電
    子掲示板システム。
  3. 【請求項3】 前記記事に対して前記電子掲示板システ
    ムの管理者側からの返信が必要な場合において、返信に
    際してのチェックが必要な返信時不正用語をチェックす
    る返信時チェック用語データベースと、 該返信時チェック用語データベースと関連付けされ、前
    記返信の内容中に、前記チェックが必要な返信時不正用
    語と同じ用語が存在するか否かを返信前に自動的に検索
    するとともに、前記チェックが必要な返信時不正用語に
    対して返信時エラー情報を付与する返信記事検閲機能
    と、 該返信時エラー情報が付与されていない新たな不正用語
    が発見された場合に、該新たな不正用語を前記返信時チ
    ェック用語データベースに追加する返信時チェック用語
    更新機能とを備えた請求項1又は2に記載の電子掲示板
    システム。
  4. 【請求項4】 さらに、返信の履歴を蓄積する返信履歴
    情報データベースと、 前記記事と類似する内容の記事を前記返信履歴情報デー
    タベース中から検索する類似返信内容検索機能とを有す
    る請求項3に記載の電子掲示板システム。
  5. 【請求項5】 さらに、前記返信履歴情報データベース
    と関連付けされ、投稿記事に対する過去の履歴情報を確
    認する機能を備える請求項1から4までのいずれか1項
    に記載の電子掲示板システム。
  6. 【請求項6】 各種情報をネットワーク上の不特定多数
    の閲覧者に対し公開する電子掲示板システムであって、 チェックが必要な用語を予め登録するチェック用語デー
    タベースと、 該チェック用語データベースと関連付けされ、投稿者が
    投稿した記事の内容中に、前記チェックが必要な用語と
    同じ用語が存在するか否かを前記電子掲示板への公開前
    に自動的検索するとともに、前記チェックが必要な用語
    に対してエラー情報を付与する第1投稿記事検閲機能
    と、 前記エラー情報を参照しつつ前記記事内容中に不正用語
    が含まれているか否かをチェックする第2投稿記事検閲
    機能と、 前記エラー情報が付与されていない新たな不正用語が発
    見された場合に、該新たな不正用語を前記チェック用語
    データベースに追加するチェック用語更新機能とを有す
    る電子掲示板システム。
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