JP2003241574A - 画像形成装置およびこれを備えた電子写真式印刷装置 - Google Patents

画像形成装置およびこれを備えた電子写真式印刷装置

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JP2003241574A
JP2003241574A JP2002045943A JP2002045943A JP2003241574A JP 2003241574 A JP2003241574 A JP 2003241574A JP 2002045943 A JP2002045943 A JP 2002045943A JP 2002045943 A JP2002045943 A JP 2002045943A JP 2003241574 A JP2003241574 A JP 2003241574A
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loop belt
roller
photosensitive member
paper
image forming
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JP2002045943A
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Tetsuya Oba
徹也 大場
Isao Nakajima
勇夫 中嶋
Akihiko Yamazaki
彰彦 山崎
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Ricoh Printing Systems Ltd
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Hitachi Printing Solutions Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、高画質多色印刷を実現する
ループベルト感光体搬送機構の提供にある。 【解決手段】 無端ベルト形のループベルト感光体と、
該ループベルト感光体を搬送する搬送手段と、該搬送路
上に沿って、任意の間隙で露光手段と、現像手段と、転
写手段と、清掃手段及び帯電手段とを有する電子写真式
印刷装置の感光体搬送装置において、前記ループベルト
感光体の設定張力を100N以上に設定し、また、ルー
プベルト感光体の内壁にガイドレールを設け、前記感光
体搬送装置に備えられる各ローラには前記ガイドレール
と嵌合する溝を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】連続紙電子写真式印刷装置に
てループ状に加工されたベルト感光体を用いたときの画
質向上に関する技術である。
【0002】
【従来の技術】従来技術の一例を、図1及び図2を用い
て説明する。
【0003】図1において、プリンタ1の前後段には、
用紙給送装置(非図示)や巻き取り装置(非図示)等の
処理装置が配置されている。用紙給送装置から送られた
用紙2はインフィード部3に送られる。インフィード部
3は、以下に示すバッファ搬入手段、張力付与手段およ
び用紙蛇行補正手段の3つの機能により構成されてい
る。
【0004】まず、バッファ搬入手段について説明す
る。
【0005】用紙2の搬送方向と同方向に用紙搬送速度
よりも速い周速で回転する摺動ローラ4と、摺動ローラ
4を駆動するブースタモータ(非図示)と用紙2に所定
のたるみを付与するエアバッファ5に対し、用紙搬送方
向上流側にモータ6によって回転駆動されるバッファロ
ーラ7と、バッファローラ7に対し押接可能に設けられ
バッファローラ7の回転により従動回転する荷重ローラ
8aが設けられている。これら、摺動ローラ4、バッフ
ァローラ7および荷重ローラ8aにより、バッファ搬入
手段が構成されている。尚、エアバッファ5は、センサ
9によりモータ6を回転制御し、たるみ量が一定に保た
れるようになっている。
【0006】エアバッファ5の後段に、固定ローラ10
に対し押接可能に設けられ、用紙2の搬送により従動回
転する荷重ローラ8bが設けられている。また、固定ロ
ーラ10に対し、用紙搬送方向上流側のエアバッファ5
との間の用紙張力が低い部分において、用紙幅に応じて
位置を任意に変更できるペーパガイドブロック11を設
けて、用紙幅方向の蛇行幅を1mm程度の幅をで拘束し
得る。初期の用紙2の張力は、固定ローラ10と荷重ロ
ーラ8bの摩擦力および固定ローラ10への巻付き角度
によって決定される。
【0007】次に、張力付与手段について説明する。
【0008】バッファ搬入手段の後段に、一端を用紙の
流れに追従して従動回転可能なダンサーローラ12を構
成し、ピンを中心に揺動可能なダンサーアーム13にあ
って、他端をバネ14によって支持することで、ダンサ
ーアーム13は一方向に力を付与するアームである。こ
のダンサーアーム13には、遥動位置を監視する位置検
出センサ15が付与されている。
【0009】バッファ搬入手段とダンサーローラの間
に、インフィードローラ16を設け、前記位置検出セン
サ15の出力に応じて回転制御されるインフィードロー
ラ16を駆動するインフィードモータ17と、用紙2を
インフィードローラ16に圧接するニップローラ18に
よって構成されている。これらの機能部品により、張力
付与手段が構成されている。
【0010】次に、用紙蛇行補正手段について説明す
る。
【0011】用紙2のエッジをセンサ19にて検出し、
この出力結果により制御されている位置制御モータ(非
図示)によって、ベース20をピン21を中心に揺動運
動させる。スイングローラ22はベース20に従動回転
できるように両端を軸受けで支持され、このスイングロ
ーラ22も同時に位置制御モータ(非図示)によって揺
動運動させられる。結果として、揺動角度に応じ用紙2
の幅方向における送行位置を変化させることができる。
これらセンサ19、位置制御モータ、スイングローラ2
2等により用紙蛇行補正手段が構成されている。
【0012】インフィード部3に対して用紙搬送方向下
流側の画像形成部23は、基本的に、感光体ユニット、
帯電器32、LEDやレーザ等の光源33、現像機3
4、転写器24及び清掃機35よって構成される。
【0013】図2において、ループベルト感光体31表
面に形成された感光体の電位をコロナ放電等で帯電器3
2によって一様に帯電させる。次いで、光源33にて露
光し印刷画像の静電潜像が形成される。ループベルト感
光体31は、現像機34によって、前記静電潜像にそっ
て粒状トナー44が静電力で引き付けられて付着し、可
視化する。印刷画像上に可視化されたトナー44は、転
写器24により静電力で用紙2に引き付けられ、用紙2
に転写される。トナー44全てが転写されることは無
く、残留トナーは清掃機35にてブラシ等で清掃され
る。
【0014】ループベルト感光体31は、モータ等の駆
動源36によって回転駆動するドライブローラ37によ
って搬送される。搬送パスに沿ってガイドローラ38が
あって、搬送パスを形成する。また、ループベルト感光
体31の張力は、テンションローラ39で与えられる。
テンションローラ39は両端に配設させたバネ40で張
力付与を行なっている。また、両端のバネ40の高さ
を、モータ42及びワイヤ41によってバランスを崩
し、ループベルト感光体31の蛇行補正を行なう。
【0015】蛇行補正の補正量は、ループベルト感光体
31の端部を監視するスキューセンサ43の出力に応じ
て制御されている。
【0016】上記構成によって、図1に示す様に、感光
体上のトナー44像を用紙2上に転写器24によって転
写し、用紙2は定着機25に送られる。定着機25は熱
源を有し、用紙2に熱エネルギーを供給できるように副
数枚の熱板があり、熱板からの輻射熱及び定着機内部に
入った用紙周囲の雰囲気温度を、トナーでは150〜3
50度に保ち、用紙2を加熱している。この結果、用紙
上のトナーは溶融し、用紙2上に溶け込み用紙2の温度
が低下したとき、用紙2に固着する。
【0017】定着後の用紙2は、定着機25に対し、用
紙搬送方向下流側のアウトフィード部26によって、プ
リンタ1から用紙2を排出される。
【0018】アウトフィード部26は、アウトフィード
ローラ27と、それを回転駆動するアウトフィードモー
タ28と、用紙2をアウトフィードローラ27に圧接す
るニップローラ29と、プラー30とによって構成され
る。
【0019】結果として、インフィードローラ16下流
側の用紙2の張力は、ダンサーローラ12によって決定
され、用紙2の張力設定は、一般的に30〜200Nで
あり、用紙連量や幅によって調節する。印刷位置精度を
向上させるため、用紙に高い張力を付与している。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】複数個の画像形成部を
使用し多色印刷を実施する場合、各色の位置が精度よく
合致しないと画像の色再現性及びシャープネスが損なわ
れ画質低下を招く原因となる。色位置精度を確保するに
は用紙搬送及びループベルト感光体の搬送安定化が重要
である。ループベルト送り方向の変動要因はドライブロ
ーラ,ドライブローラ駆動部の偏心等の機械的加工精度
及びドライブモータの回転変動が大きく影響する。画像
の位置精度を許容値レベルまで向上させるためには精度
確保が重要であるが部品コストが高くなる。そこで、露光
点と転写点間距離を前記ドライブローラ周りでの速度変
動を打ち消すように位置に配設した。打ち消すためには
用紙とループベルト感光体ベルト間で完全な滑りが発生
する必要がある。つまり、ループベルト感光体へのドライ
ブローラからの摩擦力が用紙からの力以上必要である。
しかしながら、上記の如く用紙搬送精度を向上させるた
め、用紙には30〜200Nの張力が付与されており、
転写器での静電吸着力が作用しているため、ドライブロ
ーラのループベルト感光体の駆動力が低いとドライブロ
ーラとループベルト感光体間で滑りが発生し、搬送速度
が不安定となる。
【0021】対策として、ドライブローラのループベル
ト感光体搬送力向上が考えられ、摩擦係数、巻角及びル
ープベルト感光体の設定張力向上が考えられる。摩擦係
数や巻角度の向上には限界があるため、ループベルト感
光体の設定張力向上が有力である。しかしながら、ルー
プベルト感光体の設定張力を上げた場合、蛇行制御のき
きが低下するため、蛇行制御用のモータを大きくし左右
の張力差を大きくする必要があった。装置の小型化等を
考えた場合、得策ではない。
【0022】本発明の課題は、高画質多色印刷を実現す
るループベルト感光体搬送機構の提供にある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、ループベルト感光体と、該ループベル
ト感光体を搬送する搬送手段と、前記ループベルト感光
体を案内する複数のローラと、前記搬送路上に沿って、
任意の間隙で露光手段と、現像手段と、転写手段と、清
掃手段及び帯電手段とを有する画像形成装置において、
前記ループベルト感光体の設定張力を100N以上に設
定したことを特徴とする。また、ループベルト感光体の
内壁にガイドレールを設け、前記画像形成装置に備えら
れる前記複数のローラには前記ガイドレールと嵌合する
溝を設けることを特徴とする。
【0024】また、前記感光体搬送装置を備えた電子写
真式印刷装置であることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の一例である電子写真式印
刷装置について、図3及び図4を用いて説明する。画像
形成部以外の印刷装置の構成は、従来と同様の構成であ
る。
【0026】本発明は、高画質多色印刷を実現するため
に、テンションローラ39両端に配設したバネ40の荷
重の向上を図り、100N以上にループベルト感光体3
1の張力を向上させる。
【0027】次いで、ループベルト感光体にゴム等の弾
性体で形成されたガイドレール45を貼り付ける。感光
体ベルトユニット内のループベルト感光体31を案内す
るガイドローラ38、ドライブローラ37及びテンショ
ンローラ39には各々、前記ガイドレール45に嵌合す
るように溝が設けられ、ループベルト感光体31の蛇行
を強制的に押さえ込む構成を採用している。
【0028】
【発明の効果】上記構成を採用することにより、ループ
ベルト感光体の搬送力向上を図ることができ、用紙とル
ープベルト感光体間で滑りが発生し、印字位置変動を小
さくすることが可能となる。
【0029】また、装置の大型化を行なわずに、ループ
ベルト感光体の蛇行矯正も確実に行なうことが可能とな
る。
【0030】結果として、高画質多色印刷を実現するル
ープベルト感光体搬送機構を提供することが可能とな
る。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来及び本発明の印刷装置概略図である。
【図2】 従来の画像形成部の構造を説明する概略図で
ある。
【図3】 本発明の画像形成部の構造を説明する概略図
である。
【図4】 本発明のループベルト感光体の搬送方向から
見た断面図である。
【符号の説明】
1はプリンタ、2は用紙、3はインフィード部、4は摺
動ローラ、5はエアバッファ、6はモータ、7はバッフ
ァローラ、8aは荷重ローラ、8bは荷重ローラ、9は
センサ、10は固定ローラ、11はペーパガイドブロッ
ク、12はダンサーローラ、13はダンサーアーム、1
4はバネ、15は位置検出センサ、16はインフィード
ローラ、17はインフィードモータ、18はニップロー
ラ、19はセンサ、20はベース、21はピン、22は
スイングローラ、23は画像形成部、24は転写器、2
5は定着機、26はアウトフィード部、27はアウトフ
ィードローラ、28はアウトフィードモータ、29はニ
ップローラ、30はプラー、31はループベルト感光
体、32は帯電器、33は光源、34は現像機、35は
清掃機、36はモータ、37はドライブローラ、38は
ガイドローラ、39はテンションローラ、40はバネ、
41はワイヤ、42はモータ、43はスキューセンサ、
44はトナー、45はガイドレールである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 彰彦 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 Fターム(参考) 2H035 CA05 CB03 CB06 CD09 CF01 CF02 CG03 2H071 BA42 CA02 CA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ループベルト感光体と、該ループベルト感
    光体を搬送する搬送手段と、前記ループベルト感光体を
    案内する複数のローラと、前記搬送路上に沿って、任意
    の間隙で露光手段と、現像手段と、転写手段と、清掃手
    段及び帯電手段とを有する画像形成装置において、前記
    ループベルト感光体の設定張力を100N以上に設定し
    たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】ループベルト感光体の内壁にガイドレール
    を設け、前記画像形成装置に備えられる前記複数のロー
    ラには前記ガイドレールと嵌合する溝を設けることを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記画像形成装置を備えた請求項1乃至2
    記載の電子写真式印刷装置。
JP2002045943A 2002-02-22 2002-02-22 画像形成装置およびこれを備えた電子写真式印刷装置 Pending JP2003241574A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007017757A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Ricoh Printing Systems Ltd フィルム駆動装置ならびにそれを用いた画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007017757A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Ricoh Printing Systems Ltd フィルム駆動装置ならびにそれを用いた画像形成装置

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