JP2003241486A - 画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

画像形成装置及びプロセスカートリッジ

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JP2003241486A
JP2003241486A JP2002043168A JP2002043168A JP2003241486A JP 2003241486 A JP2003241486 A JP 2003241486A JP 2002043168 A JP2002043168 A JP 2002043168A JP 2002043168 A JP2002043168 A JP 2002043168A JP 2003241486 A JP2003241486 A JP 2003241486A
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Kazumi Yamauchi
和美 山内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】AC印加・接触帯電方式の電子写真画像形成装
置について、現像剤の消費量を増加させず、非印字面の
裏汚れが防止できて、感光体の寿命を延ばすことので
き、良好な画像を出力する、安価な画像形成装置を提供
する。 【解決手段】画像形成領域における単位面積当たりの放
電電流値δp(μA×s/m2)に対して、画像形成領
域の先端から、電子写真感光体表面の移動方向とは反対
方向に電子写真感光体の周長だけ移動した位置までの非
画像形成領域の一部分が下記の式 175(μA×s/m2)≦δn≦870(μA×s/
2) を満足する単位面積当たりの放電電流値δn(μA×s
/m2)であることを特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真画像形成
装置に関する。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置としては、
例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ、(例え
ば、LEDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、電
子写真ファクシミリ装置、及び電子写真ワードプロセッ
サー等が含まれる。
【0003】又、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一つ
と、電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、こ
のカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着
脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】複写機、プリンタ及びファクシミリ等の
電子写真方式を用いた画像形成装置は、潜像担持体(像
担持体)である感光体(感光体ドラム)、その感光体を
帯電処理する帯電装置、感光体上に形成された静電潜像
を現像剤であるトナーにより顕像化する現像装置、紙な
どの記録材(転写材)に上記トナーを転写する転写装
置、記録材上のトナーを定着させる定着装置などから構
成されている。
【0005】従来、潜像担持体である感光体の表面を帯
電処理する装置として、コロナ放電装置が広く利用され
てきた。これはコロナ放電装置をその放電開口部が被帯
電体に対向するように非接触に配設し、被帯電面を放電
開口部からのコロナ電流にさらすことで所定の極性、所
定の電位に帯電処理するものである。このコロナ放電装
置によると、高圧電源を必要とすること、オゾンが発生
すること等の問題がある。
【0006】これに対し、電圧を印加した帯電部材を被
帯電面に接触させて被帯電面を帯電処理する接触式の帯
電装置は、電源の低電圧化が図れること、オゾンの発生
量が少ないこと等の長所を有しており、新たな帯電処理
手段として注目され、その実用化もなされている。
【0007】接触式帯電装置には、帯電部材に対して、
帯電バイアスとして直流電圧VDCのみを印加して被帯電
体を帯電処理する「DC帯電方式」と、直流電圧VDC
交流電圧VACを重畳して印加して被帯電体を帯電する
「AC帯電方式」とがある。
【0008】いずれの方式においても、バイアス電圧の
印加された接触帯電部材により、被帯電面が所定の極
性、所定の電位に帯電処理される。
【0009】AC帯電方式に関して、本出願人は、先の
提案(特公平3−52058号公報(特開昭63−14
9668号公報)を行っている。このAC帯電方式にお
いては、帯電部材は、被帯電体と接触する接触領域と、
この接触領域よりも被帯電体移動方向下流側で被帯電面
との距離が大きくなっていく離間面領域とを具備し、直
流電圧成分と交流電圧(帯電部材に直流電圧を印加して
被帯電体の帯電が開始するときの帯電部材の印加電圧値
の2倍以上のピーク間電圧成分とを有する交流電圧)と
を被帯電体と帯電部材との間に印加する。
【0010】これにより、被帯電面と帯電部材の前記離
間面領域との間に振動電界を形成し、交流成分が被帯電
面の帯電電位の凹凸を均し、直流成分が被帯電面を所定
の電位に収束させるため、全体として、被帯電面を帯電
ムラなく均一に安定して帯電することができるという利
点がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】(第1の課題)画像形
成装置における感光体は画像形成回数が増加するにつれ
て、すなわち耐久が進むにつれて、表面(外周面)がク
リーニングブレードや転写ローラなどの接触部材によっ
て削られて感光層の厚み(感光体の厚膜)が減少する。
【0012】特に前述のAC帯電方式では、帯電部材に
直流電圧と交流電圧とを重畳して印加することにより、
直流成分のみによって帯電される場合に生じる帯電ムラ
を交流成分によって均す効果があるため帯電の均一性に
優れているという特徴をもつ一方で、DC帯電方式に比
べて、耐久にともなう感光層の厚みの減少が著しい。
【0013】その原因として、交流電流値のうちの放電
電流が感光体表面にダメージを与え、感光体表面がクリ
ーニングブレードや転写ローラなどの接触部材によって
削れやすくなるためであることが知られている。
【0014】帯電装置によって帯電が行われる感光体の
帯電領域には、静電潜像が形成される画像形成領域と、
それ以外の非画像形成領域がある。非画像形成領域と
は、連続通紙時の記録材の後端から次の記録材の先端に
相当する紙間領域や、次の画像形成領域に対して装置の
準備を行う領域や、画像形成領域直後で次の出力に備え
る領域である。
【0015】非画像形成領域に対する放電がなくなれ
ば、感光体表面に対するダメージは少なくなるので、帯
電バイアスを出力しない方法が考えられる。しかし、こ
の方法では、非画像形成領域の静電潜像が帯電装置を通
過しても残るので現像装置から現像剤が飛翔してしま
い、不要な現像剤を消費するので現像装置の寿命が短く
なってしまう。
【0016】さらには、感光体の非画像形成領域に現像
剤が付着すると、転写装置が現像剤を回収してしまい、
搬送された記録材の非印字面側に現像剤が付着して、出
力する記録材の裏面が汚れてしまう。
【0017】また、特開平06−083162号公報に
は、非画像形成領域のみDC帯電方式により帯電処理す
る方法が開示されている。この方法は感光体のダメージ
を軽減するために有効である。しかし、この方法もDC
帯電用に大きな出力回路が必要になるので、コスト的に
は不利になる。
【0018】本発明の第1の目的は、上記の問題を解決
するもので、トナーの消費量を増加させず、非印字面の
裏汚れが防止できて、感光体の寿命を延ばすことので
き、良好な画像を出力する、安価な画像形成装置を提供
することである。
【0019】(第2の課題)一方、画像形成装置の大型
化にともなって、感光体の長寿命化が求められている。
感光体の寿命とは使用初期から感光体の電荷輸送層が序
々に削れて、最終的に画像不良が発生するまで出力した
枚数のことである。したがって、寿命を延ばすには電荷
輸送層を厚くする方法が考えられる。
【0020】しかし、この方法では潜像に対して電荷の
回り込みが発生するので、写真画像などの再現性が低下
する。したがって、特に高解像度の画像形成装置におい
ては、電荷輸送層を厚くせずに硬度を高くする方法が好
ましい。
【0021】また、感光体のクリーニング装置として、
ゴムブレードを感光体表面の移動方向に対してカウンタ
方向に当接し、発生する摩擦力に対するゴムの弾性を利
用してトナーを清掃するクリーニングブレード方式は簡
単な構成で、感光体表面において、高い当接圧を得るこ
とができるので、多くの画像形成装置に用いられてい
る。
【0022】しかし、硬度の高い感光体を上述したクリ
ーニング手段で使用すると、ゴムブレードが感光体表面
の移動方向に折れ曲がってしまう問題が発生することが
ある(今後、「ブレード折れ曲がり」と呼ぶ)。
【0023】本発明の第2の目的は、上記の問題を解決
するもので、硬度の高い感光体を用いた画像形成装置に
おいても、トナーの消費量を増加させず、非印字面の裏
汚れが防止でき、感光体の寿命を延ばすことのできて、
写真画像を含めて良好な画像を出力する、安価な画像形
成装置を提供することである。
【0024】(第3の課題)一方、多様なメデイアに対
するプリントの要求も高まっており、例えば、はがきや
封筒など面積の小さいメデイア(「小サイズ紙」と呼
ぶ)に対しても、普通紙と同等にプリントする装置も求
められている。
【0025】しかし、このような小サイズ紙を連続モー
ドで多数出力をすると、定着ニップ部の非通紙部が過度
の加熱状態になってしまうので、定着ローラ(定着フィ
ルム)・加圧ローラが劣化して、装置の寿命が短くなっ
てしまうことがある。
【0026】こうした小サイズ紙に対しては紙間領域を
長くして、長手方向の温度勾配を均一にしながらプリン
トする方法が有効である。
【0027】ところが、表面硬度の高い感光体を用いた
画像形成装置で、紙間領域を長くすると、感光体表面の
帯電生成物が多くなり、クリーニングブレードの折れ曲
がりの問題が発生しやすくなる。
【0028】本発明の第3の目的は、上記の問題を解決
するもので、連続出力時における紙間の長さが変更可能
な画像形成装置においても、トナーの消費量を増加させ
ず、非印字面の裏汚れが防止できて、感光体の寿命を延
ばすことのでき、良好な画像を出力する、安価な画像形
成装置を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために、請求項1のように、回転体である電子写真感
光体と、電子写真感光体に接触する帯電部材に振動電圧
を印加することで電子写真感光体を帯電する帯電手段
と、電子写真感光体を露光して静電潜像を形成する露光
手段と、静電潜像に現像剤を供給することで現像剤像を
形成する現像手段と、静電潜像の形成と同期して搬送さ
れた記録材に現像剤像を転写する転写手段と、を備え、
電子写真感光体の帯電領域は静電潜像が形成される画像
形成領域とそれ以外の非画像形成領域からなる、電子写
真画像形成装置において、 1)プロセススピードをVps、 2)前記振動電圧のピーク間電圧をVpp、 3)前記振動電圧Vppにより発生する電流をIac、 4)前記振動電圧により、前記電子写真感光体が帯電さ
れる領域の感光体表面の移動方向と垂直な方向の長さを
L、 5)前記電子写真感光体と前記帯電部材が接触した状態
での交流V−I特性で、帯電開始電圧Vthの2倍以下
での電圧に対する電流の比をα、 6)δ(μA×s/m2)=(Iac−α×Vpp)/
L/Vpsで定義される電子写真感光体の単位面積当た
りの放電電流値をδ(μA×s/m2) としたとき、 画像形成領域における単位面積当たりの放電電流値δp
(μA×s/m2)に対して、画像形成領域の先端か
ら、電子写真感光体表面の移動方向とは反対方向に電子
写真感光体の周長だけ移動した位置までの非画像形成領
域の一部分が下記の式 175(μA×s/m2)≦δn≦870(μA×s/
2) を満足する単位面積当たりの放電電流値δn(μA×s
/m2)であることを特徴とする画像形成装置が提供さ
れる。
【0030】即ち、この構成により、現像剤(トナー)
の消費量を増加させず、非印字面の裏汚れが防止でき
て、感光体の寿命を延ばすことのできる。また良好な画
像出力することができる。
【0031】前記第2の目的を達成するために、請求項
2のように、前記電子写真感光体は表面のフィッシャー
硬度が240(N/mm^2)以上であり、前記電子写
真感光体のクリーニング手段を有し、前記クリーニング
手段は、前記電子写真感光体に付着した異物を除去する
ための弾性ブレードと、前記弾性ブレードを支持する支
持部材とを有し、支持部材によって支持されている弾性
ブレードの基端部が、前記電子写真感光体に当接されて
いる先端部によりも、電子写真感光体表面の移動方向に
対して上流側に位置しており、画像形成領域における単
位面積当たりの放電電流値δp(μA×s/m^2)に
対して、電子写真感光体表面が帯電される非画像形成領
域の一部分が、下記の式 δn<δp 175(μA×s/m2)≦δn≦870(μA×s/
2) を満足する単位面積当たりの放電電流値δn(μA×s
/m^2)であることを特徴とする請求項1記載の画像
形成装置が提供される。
【0032】即ち、この構成により、ブレード折れ曲が
りを防止できて、写真画像を含めて良好な画像を出力す
ることができる。また、現像剤の消費量を増加させず、
非印字面の裏汚れが防止できて、感光体の寿命を延ばす
ことができる。
【0033】前記第3の目的を達成するために、請求項
3のように、前記電子写真感光体の周長をLd(m
m)、連続する非画像形成領域の長さをLt(mm)、
連続する非画像形成領域内における放電電流値δn(μ
A×s/m2)である部分の長さをLp(mm)とした
とき、放電電流値δn(μA×s/m2)の長さが下式 Lt(mm)−Ln(mm)≦Ld(mm) を満足することを特徴とする、請求項1または2記載の
画像形成装置置が提供される。
【0034】即ち、この構成により、非画像形成領域の
帯電時間が長い場合でも、ブレード折れ曲がりを防止で
きて、写真画像を含めて良好な画像を出力することがで
きる。また、現像剤の消費量を増加させず、非印字面の
裏汚れが防止できて、感光体の寿命を延ばすことができ
る。
【0035】また請求項4のように、電子写真感光体
と、少なくとも、前記電子写真感光体に接触する帯電部
材に振動電圧を印加することで、電子写真感光体表面を
帯電する帯電手段とを、一体的に形成して、上述した画
像形成装置に着脱可能とすることを特徴とするプロセス
カートリッジであることで、ブレード折れ曲がりを防止
できて、良好な画像を出力することができる。また、現
像剤の消費量を増加させず、非印字面の裏汚れが防止で
きて、感光体の寿命を延ばすことができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子写真画像
形成装置、プロセスカートリッジを図面に則して更に詳
しく説明する。
【0037】(実施例1)(1)画像形成装置例 図1は本実施例における電子写真画像形成装置の概略構
成模型図である。本例の画像形成装置はプロセスカート
リッジ方式のレーザービームプリンタである。
【0038】Aは画像形成装置本体、Bは画像形成装置
本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジである。
【0039】10は潜像担持体つまり電子写真感光体で
ある感光体ドラムであり、矢印の時計方向に所定の周速
度(プロセススピード)で回転駆動される。
【0040】21は接触帯電部材としての導電性・弾性
を有する帯電ローラであり、感光体ドラム10に対して
所定の押圧力で圧接させて接触帯電部(帯電ニップ部)
を形成させて配設してある。この帯電ローラ21は感光
体ドラム10の回転駆動に従動回転する。
【0041】24は帯電ローラ21に対する帯電バイア
ス印加用の高圧電源であり、交流電源22と、直流電源
23が直列に接続されている。この電源24から帯電バ
イアスとしての所定の振動電圧が所定の制御タイミング
にて帯電ローラ21の芯金に印加されることで、回転駆
動されている感光体ドラム10の周面がAC帯電方式で
所定の極性、所定の電位に均一に接触帯電される。
【0042】3は画像露光手段としてのスキャナユニッ
トである。このスキャナユニット3から画像信号に応じ
て変調されたレーザー光Lが出力され、それが、ミラー
31、プロセスカートリッジBの露光窓aを介してプロ
セスカートリッジB内に入射し、プロセスカートリッジ
B内の回転駆動されている感光体ドラム10の一様帯電
処理面が走査露光される。これにより感光体ドラム10
の周面に走査露光した画像情報パターンに対応した静電
潜像が形成される。
【0043】40は上記の静電潜像を現像剤像として可
視化する現像装置である。現像剤収容部である現像容器
41に貯蔵されている現像剤(トナー)Tは、矢印の反
時計方向に回転駆動される現像ローラ42の周面を帯電
されながら搬送されて、現像ローラ42上に現像可能な
トナー層が形成される。また現像ローラ42には不図示
の電源から所定の制御タイミングで所定の現像バイアス
が印加され、現像ローラ42と感光体ドラム10との対
向部である現像部において現像ローラ42側から感光体
ドラム10面側に現像剤が静電潜像パターンに対応して
選択的に付着することで、静電潜像が現像剤像として正
規現像または反転現像される。
【0044】50は転写手段としての接触転写ローラで
あり、芯金51の上にスポンジ層52を設けたものであ
る。この転写ローラ50は感光体ドラム10に対して所
定の押圧力で圧接させて転写ニップ部を形成させて配設
してあり、感光体ドラム10の回転方向と順方向に感光
体ドラム表面移動速度に対して101%の速度で回転さ
せている。また電源53から転写ローラ50の芯金51
に対して所定の制御タイミングで、現像剤(トナー)の
帯電極性とは逆極性の所定の転写バイアスが印加され
る。
【0045】90は給紙カセットであり、記録媒体であ
る記録材(転写材)80を積載収容させてある。給紙カ
セット90内の記録材80は給紙ローラ91によって一
枚分離給送されて定着ニップ部へ搬送される。81は給
紙カセット90から定着ニップ部へ至る記録材搬送路の
途中に配設した搬送タイミング検知センサ(以下「トッ
プセンサ」と呼ぶ)であり、上述した静電潜像の先端
に、記録材の書き出し位置を合わせるための制御用セン
サである。
【0046】定着ニップ部に搬送された記録材80は定
着ニップ部を挟持搬送されて感光体ドラム10上のトナ
ー画像の静電転写を受ける。トナー画像が転写された記
録材80は感光体ドラム10面から分離されて定着器6
0へ搬送導入され、そこでトナー画像が定着されて永久
像とされたあと、最後に装置外部に排出される。
【0047】記録材分離後の感光体ドラム10上に残留
したトナーはクリーニング装置70により除去され、感
光体ドラム10は繰り返して作像に供される。
【0048】クリーニング装置70は、ゴムブレード
(クリーニングブレード)71を感光体ドラム10の表
面の移動方向に対してカウンタ方向に当接し、発生する
摩擦力に対するゴムの弾性を利用してトナーを清掃する
クリーニングブレード方式である。
【0049】即ちクリーニング装置70は、感光体ドラ
ム10に付着した異物を除去するための弾性ブレード7
1と、この弾性ブレード71支持する支持部材72とを
有し、支持部材72によって支持されている弾性ブレー
ド71の基端部が、感光体ドラム10に当接されている
先端部によりも、感光体ドラム表面の移動方向に対して
上流側に位置している(カウンタ当接)。
【0050】(2)プロセスカートリッジB 図2はプロセスカートリッジBの拡大横断面模型図であ
る。本例のプロセスカートリッジBは、感光体ドラム1
0、帯電ローラ21、現像装置40、クリーニング装置
70を一体化(ユニット化)している。これらの構成要
素10、21、40、70は所定の相互配置関係でプロ
セスカートリッジカバーに組み付けられている。プロセ
スカートリッジBは、画像形成装置本体Aの所定部に対
して所定の要領で挿入装着され、又画像形成装置本体A
から抜き外しできるようにされている。19(図1)は
画像形成装置本体A側のプロセスカートリッジ装着手段
である。
【0051】プロセスカートリッジBは画像形成装置本
体Aから抜き外された状態時には、感光体ドラム10の
外部露出面部分は不図示のドラムカバーが閉じ状態にさ
れて隠蔽防護されている。また露光窓aも不図示のシャ
ッター部材が閉じ状態にされて閉鎖されている。
【0052】(3)感光体ドラム10 感光体ドラム10は外径30(mm)、長手の長さ26
0(mm)のアルミシリンダー11に、下引き層12、
電荷発生層13、電荷輸送層14を順次積載して形成し
たものである。
【0053】電荷発生層13は、例えばフタロシアン化
合物等に、ポリビニルブチラール等に分散させて塗工し
たものを用いることができる。
【0054】また電荷輸送層14は、例えばビフェニレ
ン、ピレン等をポリカーボネートに溶解して塗工したも
のを用いることができる。
【0055】(4)帯電ローラ21 帯電ローラ21は支持部材としてのステレンレス等の金
属でできた直径6mmの芯金25と囲繞する弾性体26
とによって構成されている。
【0056】弾性体26は、芯金25の外周に同心一体
にローラ形状に形成された発泡部材(発泡層)27と、
発泡部材を囲繞する導電層28とさらにその外周面を被
覆する中抵抗層29とによって構成されている。
【0057】発泡部材27は、例えば、ポリスチレン、
ポリオレフィン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリア
ミド系の発泡部材や、EPDMやウレタンを発泡させた
部材に、カーボン、酸化錫などの導電性粉体を分散させ
て抵抗を調整したものを用いることができる。形状とて
してはローラの長手の長さ230(mm)、外径12
(mm)のものを用いている。
【0058】(5)放電電流値δ 次に、感光体ドラムの単位面積当たりの放電電流値δ
(μA×s/m2)(以下、単に「放電電流値」と呼
ぶ)について、一般的な帯電ローラの電気的特性である
図3のグラフを用いて説明する。
【0059】ここで、単位面積当たりの交流電流値δt
(μA×s/m2)(以下、単に「交流電流値」と呼
ぶ)とは、感光体ドラムに流れる電流値をIac
(A)、感光体ドラム表面の移動速度であるプロセスス
ピードをVps(m/s)、帯電領域における長手方向
の長さをL(m)にしたとき、 δt(μA×s/m2)=Iac/L/Vps で定義される量である。
【0060】図3において、横軸を振動電圧のピーク間
電圧Vpp(V)にとり、縦軸を電流値δt(μA×s
/m2)にとると、Vppが0(V)から帯電開始電圧
Vth(V)の2倍までの領域では、交流電流値δt
(μA×s/m2)は直線的に増加する。このグラフの
傾きは交流アドミッタンスを示す。Vth(V)の2倍
を超えると、グラフは傾きを増す。この傾きの変化は放
電開始によって、交流電流値δt(μA×s/m2)が
増加したことによるものである。
【0061】したがって、印加電圧Vppにおける単位
面積当たりの放電電流値δ(μA×s/m2)は δ(μA×s/m2)=(Iac−α×Vpp)/L/
Vps で示される。ここで、αは帯電開始電圧Vthの2倍以
下での電圧に対する電流の比である、交流アドミッタン
スを意味する。
【0062】(6)プリントシーケンス 次に、本実施例に係る画像形成装置のプリントシーケン
スについて示す。プリントシーケンスにおける前回転工
程、画像形成工程、紙間工程、後回転工程を説明するた
めに、一例として図4に2枚連続でA4用紙をプリント
したときのシーケンスを示す。
【0063】1)前回転工程:プリント信号を受けてか
ら、画像形成を始める前の準備工程である。感光体ドラ
ム10の電位を暗部電位にするために、感光体ドラム1
周以上帯電電圧を印加する。その他、定着装置60を加
熱したり、スキャナユニット3内におけるポリゴンの回
転数制御を行う、 2)画像形成工程:画像形成を行う工程。
【0064】3)紙間工程:連続出力モードにおける画
像形成の終了から次の画像形成の始まりまでの工程。
【0065】4)後回転工程:画像形成後に、次のプリ
ントに備えて、感光体ドラムの表面電位を均一にする。
【0066】また、それぞれの工程を感光体ドラム上の
位置であらわすと、画像形成工程は潜像形成を行う領域
であり、それ以外の領域が非画像形成領域である。
【0067】非画像形成領域のうち前回転工程と後回転
工程に対応するのは、潜像形成領域に対してそれぞれ前
後の領域である。また、紙間工程は連続出力モードにお
ける潜像形成領域の後端から次の潜像形成領域の先端ま
での間の領域になる。
【0068】(7)175(μA×s/m2)≦δn≦
870(μA×s/m2) 以下、画像形成領域における放電電流値をδp(μA×
s/m2)、非画像形成領域における放電電流値をδn
(μA×s/m2)とする。
【0069】本実施例に係る特徴は、帯電が行われる非
画像形成領域の放電電流値δn(μA×s/m2)を1
75(μA×s/m2)から870(μA×s/m2)に
することである。
【0070】図5は、本出願人らが実験により見出し
た、単位面積当たりの放電電流値δと感光体ドラム表面
の電位の関係である。
【0071】単位面積当たりの放電電流値δ(μA×s
/m2)に対して、感光体ドラムの表面電位は175
(μA×s/m2)から安定し、1200(μA×s/
2)から局所的な点状の弱帯電部が消失する。
【0072】1200(μA×s/m2)より大きい領
域では、ハーフトーン画像等においても、弱帯電部があ
らわれないので、画像形成で用いられる放電電流値δp
(μA×s/m2)に設定できる。また、図中の領域
〜における表面電位の状態を示す。
【0073】:感光体ドラム周方向で帯電が不均一 :点状の弱帯電部がある :軽微な点状の弱帯電部がある :局所的に軽微な点状の弱帯電部がある :帯電均一(ハーフトーンで問題ない領域=画像形成
領域で設定される範囲) このグラフから、放電電流値δ(μA×s/m2)を1
75(μA×s/m2)から870(μA×s/m2)に
することにより、放電電流値を抑えつつ感光体電位を暗
部電位にできることが分かる。
【0074】また、上述した範囲内は点状の弱帯電部な
ので、非画像形成領域でトナーの消費量が大きくなるこ
とはなく、良好な画像を維持することができる。
【0075】(8)制御機構 次に、図6のブロック図と、図7〜図9のフローチャー
トに基づいて本実施例の制御機構を説明する。
【0076】フローチャート中の時間間隔を下記に示
す。
【0077】ta:記録材が給紙〜転写まで到達する時
間 tb:記録材が転写〜定着まで到達する時間 tc:帯電ローラ〜転写までに潜像が移動する時間 td:感光体ドラム1周の時間 te:紙間工程の時間 tf:記録材が給紙〜トップセンサまで到達する時間 本実施例の制御を、一例としてtf>te、tc>ta
の画像形成装置に用いた。
【0078】なお、あらかじめ帯電電流値(μA)と放
電電流値δ(μA×s/m2)との関係を算出してお
き、画像形成領域のδp(μA×s/m2)に対応する
帯電電流値としてIp(μA)、非画像形成領域のδn
(μA×s/m2)に対応する帯電電流値In(μA)
として定電流値制御している。
【0079】S101:プリント信号があるか判断す
る、YesではS102に進む、Noは再び検知動作を
行う S102:感光体ドラムの回転駆動を行う S103:定着温度を測定し、定着器の加熱を行う S104:検知した温度から目標温度になるまでの時間
Txを算出する S105:T1のリセットのあと、T1の時間カウント
を始める S106:下記の式で求められるTaとT1の大きさを
比較 Ta=Tx−(ta+tb)+(tc+te) これは、前回転時に潜像形成領域より前にドラム1周分
の帯電をするために帯電印加タイミングを逆算したもの
であるT1>TaでYesならS107へ、Noなら再
比較 S107:帯電バイアスオン In(μA)で制御す
る。
【0080】S108:T2のリセットのあと、T2の
時間カウントを始める S109:下記の式で求められるTbとT2の大きさを
比較 Tb=(tc+td)−ta T2>TbでYesならS110へ、Noなら再比較 これは、搬送された記録材の先端位置に対応するドラム
表面部分から、少なくともドラム2周の帯電を行う条件
である S110:記録材の搬送開始。
【0081】S111:T3のリセットのあと、T3の
時間カウントを始める S112:下記の式で求められるTcとT3の大きさを
比較 Tc=tc−ta これは、搬送された記録材の先端位置に対応するドラム
表面部分から、画像形成を行うための電流値Ip(μ
A)にする条件である S113:帯電電流値の変更を行う、In(μA)→I
p(μA) S114:トップセンサオン、YesなS115へ、N
oなら再度判断。
【0082】S115:潜像形成開始 S116:トップセンサオフ、YesなS117へ、N
oなら再度判断 S117:潜像形成終了 S118:帯電電流値の変更を行う。 Ip(μA)→
In(μA) S119:T4のリセットのあと、T4の時間カウント
を始める。
【0083】S120:T4>te、YesならS12
1へ、Noなら再比較 S121:次のプリント信号があるか判断する、Yes
ではS110に進み連続プリントになる、NoならS1
23へ S122:T4>td、YesならS123へ、Noな
ら再比較 S123:帯電バイアスオフ S124:感光体ドラムの駆動停止。
【0084】(9)評 価 本実施例の帯電ローラ21と感光体ドラム10につい
て、具体例を示す。
【0085】1)帯電ローラ21 芯金25 :直径6mm ステンレス 発泡層27 :厚み2.5mm EPDMスポンジにカ
ーボンを分散し、体積抵抗値102〜104Ω・cmに調
整したもの 導電層28 :厚み500μm NBRゴムにカーボン
を分散し、体積抵抗値108〜1010Ωに調整したもの 中抵抗層29:厚み10μm フッ素系エラストマーに
カーボンを分散し、体積抵抗値109〜1011Ω・cm
に調整したもの。
【0086】2)感光体ドラム10 本実施例で用いた感光体ドラム10は、直径30mm、
長さ260mmのアルミニウムシリンダー11を支持体
とし、共重合ポリアミド4部をメタノール50部/n−
ブタノール50部に溶解し、上記支持体上に浸漬塗布し
て、0.6μmの下引き層12を形成した。
【0087】次に、CuKα特性X線回折におけるブラ
ッグ角2θ±0.2°の9.0°、14.2°、23.
9°、27.1°に強いピークを有する結晶形のオキシ
チタニウムフタロシアニン顔料8部と、アゾ顔料2部、
ポリビニルブチラール樹脂10部をシクロヘキサン12
0部とともにサンドミル装置で10時間分散した、分散
液にメチルエチルケトン30部を加えて上記下引き層1
2に塗布して、膜厚が0.1μmの電荷発生層13を形
成した。
【0088】次いで、下記式で示される構造を有する化
合物8部、
【0089】
【化1】
【0090】下記式で示される構造を有する化合物2
部、
【0091】
【化2】
【0092】下記式で示される繰り返し構造単位を有す
る重合体(粘度平均分子量2.0×104)9部、
【0093】
【化3】
【0094】下記(a)、(b)および(c)で示され
る繰り返し構造単位を有し、
【0095】
【化4】
【0096】成分(a)が共重合体の全質量の45質量
%であり、成分(b)が45質量%である共重合体(粘
度平均分子量2.1×104)1部を、ジクロロメタン
20部/モノクロロベンゼン40部の混合溶媒中に溶解
し、電荷輸送層14を調製した。
【0097】この塗料を前記電荷発生層13上に浸漬塗
布方法で塗布し、120℃で60分間乾燥して、膜厚が
24μmの電荷輸送層14を形成し、電子写真感光体1
0を作製した。
【0098】この感光体ドラム10のフィッシャー硬度
は220N/mm2であった。
【0099】表1に、本実施例について評価結果を示
す。なお、実施例1−1〜1−4、および比較例1−1
〜1−2については、上記の帯電ローラ21と感光体ド
ラム10を用いた。
【0100】
【表1】
【0101】なお、評価は下記の条件で行った。
【0102】解像度:600DPI プロセススピード:270(mm/sec) 感光体ドラム表面のフィッシャー硬度:220(N/m
2) 帯電バイアス:定電流値制御 画像形成工程の帯電電流値:2000(μA) 画像形成工程の放電電流値δp:1520(μA×s/
2) 紙間領域の長さ:70(mm) 帯電バイアスの直流電圧:−650(V) 帯電周波数:2500(Hz) 帯電領域における長手の方向の長さ:230(mm) 評価モード:2枚のA4用紙の連続出力と休止を交互に
繰り返すモード上述したフィッシャー硬度とは、以下の
フィッシャー硬度試験を行い、算出されるユニバーサル
硬度を指す。
【0103】フィッシャー硬度試験とは、ビッカーズ圧
子に連続的に荷重Fを加えて電子写真感光体表面に押し
込み、押し込み深さh1により硬さを測定する方法であ
る。測定条件は、室温環境下(温度23℃/湿度50
%)で荷重を50mN、荷重時間を10秒間に設定し
た。荷重Fと得られた押し込み深さh1とを下式に代入
し、ユニバーサル硬度(HU)を算出した。
【0104】HU=F/(26.43×h12) また、帯電交流バイアスは定電流値制御、直流バイアス
は定電圧値制御で行った。単位面積当たりの放電電流値
と帯電電流値との関係をあらかじめ算出して、非画像形
成領域の放電電流値δt(μA×s/m2)が所定の値
になるように、定電流値制御している。
【0105】ところで、感光体ドラムに対するダメージ
は、放電によって感光体ドラム表面の材料の結合性が弱
くなることによって起こる。したがって、ドラムの単位
面積当たりの放電電流値δ(μA×s/m2)と強い相
関性があり、放電電流値δ(μA×s/m2)が大きい
と分解反応が加速的に進むと考えられる。したがって、
前述した図5のように、放電電流値δt(μA×s/m
2)は870(μA×s/m2)以下、特には650(μ
A×s/m2)以下が好ましいまた、画像形成工程と非
画像形成工程で帯電の周波数を変更することは可能であ
るが、周波数を変更したときに設定電流値を変更する必
要がある。周波数切り替えと電流値の切り替えタイミン
グが高圧電源の立ち上がり等を含めて同じタイミングに
しないと、非画像形成領域の放電電流値δt(μA×s
/m2)の範囲が大きくずれてしまう。したがって、画
像形成工程と非画像形成工程では一定の周波数が好まし
い。
【0106】このように、非画像形成領域における放電
電流値δt(μA×s/m2)を175(μA×s/
2)から870(μA×s/m2)に特には220(μ
A×s/m2)から650(μA×s/m2)にすること
によって、トナーの消費量を増加させず、非印字面の裏
汚れが防止できて、感光体ドラムの寿命を延ばすことの
できる、良好な画像を出力する画像形成装置を提供する
ことができる。
【0107】(実施例2)次に、本発明に係る実施例2
について説明する。本実施例の特徴は、感光体ドラムの
表面のフィッシャー硬度が高い場合に、非画像形成領域
の単位面積当たりの放電電流値を175(μA×s/m
2)から870(μA×s/m2)にすることにある。
【0108】また、画像形成装置、プロセスカートリッ
ジについては前記の実施例1と同様の構成である。
【0109】クリーニングブレード71の折れ曲がり
は、放電によって発生した帯電生成物が感光体表面に残
り、ブレードとドラム間の摩擦係数が高くなって、感光
体表面の移動方向にブレードが引きずられることで生じ
る。
【0110】また、記録材の搬送中は記録材が感光体表
面を摺擦して、帯電生成物を除去する効果があるが、非
画像形成領域では感光体の表面において刷新効果が得ら
れにくい。
【0111】したがって、感光体ドラムの表面の硬度が
高い場合には、非画像形成領域の単位面積当たりの放電
電流値を低くする方法が有効である。
【0112】本実施例における感光体ドラム10aと感
光体ドラム10bの具体例について示す。
【0113】1)感光体ドラム10a 本実施例の感光体ドラム10aについては下記で示され
る電荷輸送層14以外は実施例1の感光体ドラム10と
同様の構成を用いた。
【0114】感光体ドラム10aは、下記式で示される
構造を有する化合物8部、
【0115】
【化5】
【0116】下記式で示される構造を有する化合物2
部、
【0117】
【化6】
【0118】下記式で示される繰り返し構造単位を有す
る重合体(粘度平均分子量4.0×104)9部、
【0119】
【化7】
【0120】下記(a)、(b)および(c)で示され
る繰り返し構造単位を有し、
【0121】
【化8】
【0122】成分(a)が共重合体の全質量の45質量
%であり、成分(b)が45質量%である共重合体(粘
度平均分子量4.2×104)1部を、ジクロロメタン
20部/モノクロロベンゼン40部の混合溶媒中に溶解
し、電荷輸送層を調製した。
【0123】この塗料を前記電荷発生層上に浸漬塗布方
法で塗布し、120℃で60分間乾燥して、膜厚が24
μmの電荷輸送層を形成し、電子写真感光体を作製し
た。
【0124】この感光体ドラムのフィッシャー硬度は2
40N/mm2であった。
【0125】2)感光体ドラム10b 本実施例の感光体ドラム10bについては下記で示され
る電荷輸送層13以外は実施例1の感光体ドラム10と
同様の構成を用いた。
【0126】実施例1の感光体ドラム10において、電
荷輸送層13に用いた上記重合体および共重合体に代え
て、下記式で示される繰り返し構造単位を有するポリア
リレート(粘度平均分子量4.0×104
【0127】
【化9】
【0128】を用いた。
【0129】この感光体ドラムのフィッシャー硬度は2
60N/mm2であった。
【0130】表2に本実施例について評価結果を示す。
【0131】なお、本実施例において、実施例2−1〜
2−6および比較例2−1〜2−4については、実施例
1の帯電ローラ10を用いた。
【0132】実施例2−1〜2−4および比較例2−1
〜2−2については、上記の感光体ドラム10aを用い
た。
【0133】また、実施例2−5〜2−6および比較例
2−3〜2−4については、上記の感光体ドラム10b
を用いた。
【0134】その他の評価条件に関しては実施例1と同
じ条件にした。
【0135】
【表2】
【0136】このようにして、フィッシャー硬度240
(N/mm2)以上の感光体ドラムに対しても、非画像
形成領域の放電電流値δn(μA×s/m2)を175
(μA×s/m2)から870(μA×s/m2)、特に
220(μA×s/m2)から650(μA×s/m2
にすることで、ブレード折れ曲がりを防止できて、写真
画像を含めて良好な画像を出力する画像形成装置を提供
することができる。
【0137】また、実施例1と同様にトナーの消費量を
増加させず、非印字面の裏汚れが防止できて、感光体ド
ラムの寿命を延ばす効果もある。
【0138】ところで、ブレードの折れ曲がりが単位面
積当たりの放電電流値δn(μA×s/m2)と高い相
関性があるのは、感光体表面にできる帯電生成物が放電
反応により加速的に発生するためであると考えられる。
【0139】さらに、感光体表面に適度な刷新効果を持
つためには、フィッシャー硬度は260(N/mm2
以下が好ましい。
【0140】(実施例3)次に、図10と図11〜図1
3に基づいて、本発明に係る画像形成装置の実施例3に
ついて説明する。
【0141】本実施例の特徴は紙間の長さの変更が可能
な画像形成装置において、感光体ドラムの1周の長さで
ある周長をLd(mm)、紙間領域の長さをLt(m
m)、放電電流値δn(μA×s/m2)である長さを
Ln(mm)としたとき、下式を満足するようにLn
(mm)を設定することを特徴とする。
【0142】 Lt(mm)−Ln(mm)≦Ld(mm) なお、画像形成装置において、実施例1と同じ構成・作
用をなす部品については詳しい説明を省略する。
【0143】紙間領域を長くすると、感光体ドラム2周
目に対しても、放電電流値δ(μA×s/m2)を受け
るので、実質的に放電電流値δ(μA×s/m2)を大
きくしたのと同じ影響がある。このために表面硬度の高
い感光体ドラムを用いた画像形成装置では、ドラム表面
の帯電生成物が多くなり、クリーニングブレードの折れ
曲がりの問題が発生しやすくなる。
【0144】したがって、本実施例のように紙間での放
電電流値δp(μA×s/m2)の領域を感光体ドラム
1周分以内にする方法が有効である。
【0145】図10に本実施例に係る画像形成装置Aの
プリントシーケンスについて示す。
【0146】本例は下記の条件で出力した。
【0147】モード:休止状態から2枚連続出力 感光体ドラム周長Ld:94.2mm 記録材:はがき 搬送方向長さ:148mm 紙間の長さLt:270mm 放電電流値δn領域の長さLn:242mm したがって、下記の式を満足する。
【0148】 Lt(mm)−Ln(mm)≦Ld(mm) 図11〜図13にフローチャートを示す。
【0149】なお、S204〜S219は実施例1の図
7〜図9のS102〜S117と同じ制御であり、説明
を省略する。
【0150】S201:プリント信号があるか判断す
る、YesではS202に進む、Noは再び検知動作を
行う(待機状態) S202:紙サイズの検知を行い、小サイズ紙かどうか
判断する、YesではS204に進む、NoではS20
3(普通紙モード)に進む。
【0151】S220:帯電電流値の変更を行う、Ip
(μA)→In(μA) S221:T4のリセットのあと、T4の時間カウント
を始める S222:T4>td、YesならS223へ、Noな
ら再比較 S223:次のプリント信号があるか判断する、Yes
ではS226に進み、NoならS224へ S224:帯電バイアスオフ S225:感光体ドラムの駆動停止 S226:T4>td、YesならS212に進み連続
プリントになる、Noなら再比較 このようにして、紙間が長いモードにおいても、クリー
ニングブレードの折れ曲がりの問題が発生でき、写真画
像を含めて良好な画像を出力する画像形成装置を提供す
ることができる。
【0152】また、実施例1と同様にトナーの消費量を
増加させず、非印字面の裏汚れが防止できて、感光体ド
ラムの寿命を延ばす効果もある。
【0153】(実施例4)次に、図14に基づいて、本
発明に係る画像形成装置の実施例4について説明する。
【0154】本実施例は、プロセスカートリッジBもし
くは画像形成装置本体A内に記憶手段17を設けて、カ
ートリッジの使用量や帯電ローラの種類で放電電流値δ
n(μA×s/m2)が175(μA×s/m2)から8
70(μA×s/m2)になるように、帯電電流値を切
り替えることを特徴としている。
【0155】なお、画像形成装置において、前述実施例
と同じ構成・作用をなす部品については詳しい説明を省
略する。
【0156】画像形成装置の条件を下記に示す。
【0157】(1)「プロセスカートリッジB1」 1)感光体ドラムは実施例2における感光体ドラム10
bとした。
【0158】2)帯電ローラは下記の構成の帯電ローラ
21aとした。
【0159】 芯金25 :直径6mm ステンレス 発泡層27 :厚み2.5mm ウレタンスポンジにカーボンを分散し、 体積抵抗値101〜104Ωに調整したもの 導電層28 :厚み350μm アクリル樹脂にカーボンを分散し、体積 抵抗値108〜1010Ωに調整したもの 中抵抗層29:厚み10μm ビニリデン樹脂とブチラール樹脂をブレン ドしたものにカーボンを分散し、体積抵抗値109〜1011 に調整したもの
【0160】
【表3】
【0161】(2)「プロセスカートリッジB2」 1)感光体ドラムは実施例2における感光体ドラム10
bとした。
【0162】2)帯電ローラは下記の構成の帯電ローラ
21bとした。
【0163】 芯金25 :直径6mm ステンレス 発泡層27 :厚み3.0μm ウレタンスポンジにカーボンを分散し、 体積抵抗値101〜104Ωに調整したもの 導電層28 :厚み80μm エピクロロヒドリンゴム 体積抵抗1010 Ωに調整したもの 中抵抗層29:厚み2μm N−メトキシメチル化ナイロン 体積抵抗 値109に調整したもの
【0164】
【表4】
【0165】上記表のw1、w2・・・とは、プロセス
カートリッジの使用量に対応するパラメータであり、帯
電の印加時間と感光体ドラムの駆動時間から算出される
ものである。具体的には、w1、w2・・・が2枚のA
4用紙の連続出力と休止を交互に繰り返すモードにおい
て、それぞれ0枚、2500枚、5000枚、1000
0枚相当のカートリッジ使用量になる。
【0166】「カートリッジB1」では使用量が大きく
なるにつれ、帯電ローラ21aにトナーが付着して、ハ
ーフトーン出力時に黒い点状画像(以下、黒ポチ画像と
呼ぶ。)が発生した。これに対しては、記憶手段17に
記憶されるカートリッジ使用量に応じて画像形成時の電
流値を高く切り替えるようなテーブルを用いることによ
り、良好な画像を得ることができる。
【0167】非画像形成領域では、黒ポチ部などの局所
の電位ではなく、全体の表面電位が所定の値になればよ
いので、表面電位に良い相関性のある放電電流値δ(μ
A×s/m2)を一定にできる。この例のようにカート
リッジ使用量に関わらず電流値と放電電流値δ(μA×
s/m2)の関係が変わらなければ、一定の電流値で制
御できる。
【0168】また、「カートリッジB2」ではカートリ
ッジ使用量によって、帯電ローラ21bの抵抗が高くな
っている。これは帯電ローラ内の導電物質が分極するこ
とによるものである。このように、カートリッジの使用
量によって電流値と放電電流値δ(μA×s/m2)の
関係が変わるものがあるが、その場合は切り替え電流値
によって。放電電流値δn(μA×s/m2)が175
(μA×s/m2)から870(μA×s/m2)の範囲
になるようなテーブルを用いる。
【0169】このような切り替えテーブルはプロセスカ
ートリッジ内の記憶手段17に格納されることが好まし
いが、画像形成装置内の記憶手段でもよい。
【0170】こうして、プロセスカートリッジの種類や
使用状態に依らずに、放電電流値δn(μA×s/
2)を175(μA×s/m2)から870(μA×s
/m2)の範囲にするように、帯電電流値(μA)を設
定することで、クリーニングブレード71の折れ曲がり
の問題が防止でき、良好な画像を出力する画像形成装置
を提供することができる。
【0171】また、実施例1と同様にトナーの消費量を
増加させず、非印字面の裏汚れが防止でき、感光体ドラ
ム10の寿命を延ばす効果もある。
【0172】なお、各実施例において、感光体ドラムか
ら記録材へのトナー画像の転写は中間転写ドラムや中間
転写ベルト等の中間転写体を介して行う構成の、カラー
画像形成装置等の画像形成装置にすることもできる。
【0173】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、A
C印加・接触帯電方式の電子写真画像形成装置につい
て、現像剤の消費量を増加させず、非印字面の裏汚れが
防止できて、感光体の寿命を延ばすことのでき、良好な
画像を出力する、安価な画像形成装置を提供することが
できる。
【0174】また、硬度の高い感光体を用いた画像形成
装置においても、現像剤の消費量を増加させず、非印字
面の裏汚れが防止でき、感光体の寿命を延ばすことので
きて、写真画像を含めて良好な画像を出力する、安価な
画像形成装置を提供することができる。
【0175】また、連続出力時における紙間の長さが変
更可能な画像形成装置においても、現像剤の消費量を増
加させず、非印字面の裏汚れが防止できて、感光体の寿
命を延ばすことのでき、良好な画像を出力する、安価な
画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における画像形成装置を示
す概略構成図である。
【図2】 本発明の実施例1におけるプロセスカートリ
ッジを示す概略構成図である。
【図3】 本発明の実施例1を説明する単位面積当たり
の放電電流値δn(μA×s/m2)を説明するグラフ
である。
【図4】 本発明の実施例1を説明する画像形成装置の
シーケンスを示すタイミングチャートである。
【図5】 本発明の実施例1を説明する放電電流値δn
(μA×s/m2)と感光体ドラムの電位の関係を示す
グラフである。
【図6】 本発明の実施例1を説明する画像形成装置の
ブロック図である。
【図7】 本発明の実施例1を説明する画像形成装置の
フローチャートである。
【図8】 本発明の実施例1を説明する画像形成装置の
フローチャートである。
【図9】 本発明の実施例1を説明する画像形成装置の
フローチャートである。
【図10】 本発明の実施例3を説明する画像形成装置
のシーケンスを示すタイミングチャートである。
【図11】 本発明の実施例3を説明する画像形成装置
のフローチャートである。
【図12】 本発明の実施例3を説明する画像形成装置
のフローチャートである。
【図13】 本発明の実施例3を説明する画像形成装置
のフローチャートである。
【図14】 本発明の実施例4における画像形成装置を
示す概略構成図である。
【符号の説明】 A・・画像形成装置本体 B・・プロセスカートリッジ 10・・感光体ドラム 21・・帯電ローラ 3・・スキャナユニット 40・・現像装置 50・・転写手段 60・・定着装置 70・・クリーニング装置 80・・記録材 19・・装着手段 22・・帯電バイアス交流電源 23・・帯電バイアス直流電源 16・・CPU(制御手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 2H068 AA21 AA28 AA35 AA54 BB25 BB26 BB27 BB32 FA01 FA27 FC03 FC15 2H134 GA01 GB02 HD01 HD06 KD05 KF02 KG01 KG04 KG07 KG08 KH12 KH15 2H200 FA02 FA07 FA08 FA09 FA15 GA02 GA16 GA23 GA34 GA44 GB12 GB25 GB30 HA02 HA29 HB12 HB22 HB43 HB45 HB46 HB48 JA02 JB37 LA19 LA23 LA30 MA03 MA04 MA08 MA13 MA14 MA20 MB04 NA06 NA08 NA10 NA15 NA16 PA06 PA24 PB07 PB12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体である電子写真感光体と、 電子写真感光体に接触する帯電部材に振動電圧を印加す
    ることで電子写真感光体を帯電する帯電手段と、 電子写真感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段
    と、 静電潜像に現像剤を供給することで現像剤像を形成する
    現像手段と、 静電潜像の形成と同期して搬送された記録材に現像剤像
    を転写する転写手段と、を備え、電子写真感光体の帯電
    領域は静電潜像が形成される画像形成領域とそれ以外の
    非画像形成領域からなる、電子写真画像形成装置におい
    て、 1)プロセススピードをVps、 2)前記振動電圧のピーク間電圧をVpp、 3)前記振動電圧Vppにより発生する電流をIac、 4)前記振動電圧により、前記電子写真感光体が帯電さ
    れる領域の感光体表面の移動方向と垂直な方向の長さを
    L、 5)前記電子写真感光体と前記帯電部材が接触した状態
    での交流V−I特性で、帯電開始電圧Vthの2倍以下
    での電圧に対する電流の比をα、 6)δ(μA×s/m2)=(Iac−α×Vpp)/
    L/Vpsで定義される電子写真感光体の単位面積当た
    りの放電電流値をδ(μA×s/m2) としたとき、 画像形成領域における単位面積当たりの放電電流値δp
    (μA×s/m2)に対して、画像形成領域の先端か
    ら、電子写真感光体表面の移動方向とは反対方向に電子
    写真感光体の周長だけ移動した位置までの非画像形成領
    域の一部分が下記の式 175(μA×s/m2)≦δn≦870(μA×s/
    2) を満足する単位面積当たりの放電電流値δn(μA×s
    /m2)であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記電子写真感光体は表面のフィッシャー
    硬度が240(N/mm2)以上であり、前記電子写真
    感光体のクリーニング手段を有し、 前記クリーニング手段は、前記電子写真感光体に付着し
    た異物を除去するための弾性ブレードと、前記弾性ブレ
    ードを支持する支持部材とを有し、支持部材によって支
    持されている弾性ブレードの基端部が、前記電子写真感
    光体に当接されている先端部によりも、電子写真感光体
    表面の移動方向に対して上流側に位置しており、 画像形成領域における単位面積当たりの放電電流値δp
    (μA×s/m2)に対して、電子写真感光体表面が帯
    電される非画像形成領域の一部分が、下記の式 δn<δp 175(μA×s/m2)≦δn≦870(μA×s/
    2) を満足する単位面積当たりの放電電流値δn(μA×s
    /m2)であることを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】前記電子写真感光体の周長をLd(m
    m)、 連続する非画像形成領域の長さをLt(mm)、 連続する非画像形成領域内における放電電流値δn(μ
    A×s/m2)である部分の長さをLp(mm)とした
    とき、放電電流値δn(μA×s/m2)の長さが下式 Lt(mm)−Ln(mm)≦Ld(mm) を満足することを特徴とする、請求項1または2記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】電子写真感光体と、少なくとも、前記電子
    写真感光体に接触する帯電部材に振動電圧を印加するこ
    とで電子写真感光体表面を帯電する帯電手段とを、一体
    的に形成して、請求項1、2、3のいずれかの項に記載
    の画像形成装置に着脱可能とするプロセスカートリッ
    ジ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007078987A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Canon Inc 画像形成装置、及び画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジ
JP2007133038A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Canon Inc 画像形成装置とその制御方法、及びカートリッジ、カートリッジに搭載される記憶装置
JP2008033014A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および帯電装置
US7937035B2 (en) 2008-03-26 2011-05-03 Fuji Xerox Co., Ltd Image forming apparatus including cleaning unit provided with cleaning member having free end facing upward and friction reducing unit, and image forming method

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