JP2003241045A - 光線路分岐コネクタ - Google Patents

光線路分岐コネクタ

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JP2003241045A
JP2003241045A JP2002037214A JP2002037214A JP2003241045A JP 2003241045 A JP2003241045 A JP 2003241045A JP 2002037214 A JP2002037214 A JP 2002037214A JP 2002037214 A JP2002037214 A JP 2002037214A JP 2003241045 A JP2003241045 A JP 2003241045A
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pipe
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optical
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JP2002037214A
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Toshio Akiyoshi
俊男 秋吉
Takehisa Kawahara
武久 川原
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光線路の敷設を容易にすると共に、その敷設
時に光線路を分岐させることを容易に行うことのできる
光線路分岐コネクタを提供すること。 【解決手段】 本発明の光線路分岐コネクタは、直線状
の第一管路とこれに対して直角に配置された第二管路と
の分岐部に配置され、ほぼT字状のコネクタ本体部11
1とこのコネクタ本体部111の内部にスライド可能に
配されたセパレータ110とを備えている。コネクタ本
体部111は、第一管路と第二管路との分岐部を構築す
るもので、上述したようにほぼT字状の形態を有してい
る。セパレータ110は、コネクタ本体部111の内部
に第一管路に沿ってスライド可能に配され、第一管路の
一方側から第二管路への線路と第一管路の他方側から第
二管路への線路とを切り替えるものである。そして、こ
のセパレータ110は、第一管路または第二管路内の空
気圧変動でスライドするようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管路を用いて光ケ
ーブル等を敷設する際に光線路の分岐部に配設される光
線路分岐コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】光ケーブル等からなる光線路の敷設には
下水管の内部または併設するなどの手段がある。下水管
は各住宅等まで敷設されており、これを利用することに
よって光ケーブル類の住宅等への敷設を容易にすること
が目的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、光ケーブル等に
よって構築される光線路は幹線にのみ使用され、各家庭
へはメタル線路などが用いられて来た。しかし、近年、
情報通信量の劇的な増大を背景として、FTTH(Fiber To
The Home)などが提唱され、各家庭まで光配線を設置
する動きが推進されている。図8には、下水管などを利
用して各家庭へ光ケーブル類を設置する例として光線路
の下水本管100から各家庭に向けて取付管101を分
岐させ、この内部に光ケーブル類を敷設している状況が
示されている。
【0004】本管100の内部には、接続点102同士
を接続する幹線光ケーブル類103(実線)と共に各家
庭への引込用光ケーブル類104(点線)とが配設され
ることになり、引込用光ケーブル類104は取付管10
1を介して各家庭の端末105に接続される。なお、こ
こに言う「光ケーブル類」には、光ケーブル以外に光フ
ァイバ心線を補強・被覆した光ファイバコードや光ファ
イバ心線自体等の光配線形態の全てが含まれる(以下同
様に用いる)。
【0005】従来の下水管などの管路を利用した光線路
の構造は、旧来のように幹線の光配線化としての使用を
意図したものである。多数のケーブル等を各家庭へ分岐
することを考慮したものではなく、各家庭への分岐を行
うには使用しにくいものであった。例えば、光線路が下
水管等の管路の内部に収納されている場合、後から分岐
配線するためには下水管に開口部を形成させて所望のケ
ーブルを取り出さねばならず、後から分岐することは考
慮されていない。また、先行して光ケーブル類を布設す
る管路を敷設しておき、後からその内部に光ケーブルな
どを敷設することに対しての十分な配慮もなされておら
ず、光ケーブル類を分岐敷設する場合に管路の分岐部で
任意の経路を選択して光ケーブルなどを敷設することに
対しての配慮も十分ではなかった。このようなことか
ら、従来の構造では光線路の分岐配線が行いにくく、更
なる改良が要望されていた。
【0006】従って、本発明の目的は、光線路の敷設を
容易にすると共に、その敷設時に光線路を分岐させるこ
とを容易に行うことのできる光線路分岐コネクタを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の光線路
分岐コネクタは、ほぼ直線状の第一管路と第一管路に対
してほぼ直角に配置された第二管路との分岐部に配置さ
れるもので、ほぼT字状のコネクタ本体部とこのコネク
タ本体部の内部にスライド可能に配されたセパレータと
を備えている。コネクタ本体部は、第一管路と第二管路
との分岐部を構築するもので、上述したようにほぼT字
状の形態を有している。セパレータは、コネクタ本体部
の内部に第一管路に沿ってスライド可能に配され、第一
管路の一方側から第二管路への線路と第一管路の他方側
から第二管路への線路とを切り替えるものである。そし
て、このセパレータは、第一管路内の空気圧変動でスラ
イドするようになされている。
【0008】請求項2に記載の光線路分岐コネクタは、
請求項1に記載の発明において、各切替位置において第
一管路の内面と第二管路の内面とを繋ぐセパレータの曲
面の線路に沿った曲率が、所定の曲率を有していること
を特徴としている。
【0009】請求項3に記載の光線路分岐コネクタは、
請求項1に記載の発明において、各切替位置において第
一管路の内面と第二管路の内面とを繋ぐセパレータの曲
面の線路方向にほぼ直角な曲率が、コネクタ本体内面の
曲率とほぼ一致されていることを特徴としている。
【0010】請求項4に記載の光線路分岐コネクタは、
請求項2又は3に記載の発明において、セパレータのコ
ネクタ本体部との摺動部にゴムが配置されていることを
特徴としている。
【0011】請求項5に記載の光線路分岐コネクタは、
請求項1に記載の発明において、セパレータが、各切替
位置において第一管路の内面と第二管路の内面とを連続
的になめらかに繋ぐ凹曲面を有していることを特徴とし
ている。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の光線路分岐コネクタの実
施形態について図面を参照しつつ説明する。図1及び図
2は本実施形態の分岐コネクタ10を用いた光線路構造
を示している。図1は、光線路を収容させる際に利用す
る管路(本実施形態では下水管であるので、以下単に下
水管とも言うこととする)1の延設方向に直角な平面を
切断面とする断面図である。図2は、上述した下水管1
を側方より見た側面図である(ただし、分岐管7などが
配されている分岐部分は省略されている)。本実施形態
の下水管1は塩ビ製であり、その外表面上に一対の突起
部5aが一体的に形成されている。突起部5aは、下水
管1の長手方向に沿って下水管1の全長にわたって形成
されている。一対の突起部5aは、図1の断面におい
て、互いに反対方向を向くように、それぞれ、下水管1
の外側方に向けて形成されている。
【0013】下水管1の上部(下水管1の敷設時に上側
になる部分)には、カバー2が取り付けられている。こ
こでは、カバー2も塩ビ製である。カバー2の断面は、
底辺のない台形のような形状を有している。カバー2の
一対の下端縁には、上述した突起部5aと係止し合う爪
部5bがそれぞれ形成されている。爪部5bは、カバー
2の長手方向に沿ってカバー2の全長にわたって形成さ
れている。一対の爪部5bは、図1の断面において、互
いに相手側を向くように、それぞれ、カバー2の内側に
向けて形成されている。
【0014】カバー2を上方から下水管1に対して押し
付けると、カバー2は僅かにたわんでその下端の間隔を
広げ、各突起部5aと各爪部5bとが係止し合う。即
ち、突起部5aと爪部5bとで、カバー2を下水管1に
固定する固定手段を構成している。このような固定手段
を構築することで、カバー2の脱着が非常に簡便に行え
ると共に、カバー2の内部の密閉を簡単に行うことがで
きる。
【0015】カバー2の内部には、複数本のパイプ(第
一管路)3が収納されている。各パイプ3の内部には、
光ケーブル4が収納されている。なお、パイプ3の内部
には、光ケーブル4以外に、光ファイバ心線を補強・被
覆した光ファイバコードや光ファイバ心線自体等の光配
線形態の全てが収納され得る。以下、これらをまとめて
「光ケーブル類」とも言うこととする。複数本のパイプ
3は、保持部材6の両端部がカバー2の内面に固定され
ることによって、カバー2の内面に保持されている。保
持部材6は、金属ワイヤを折り曲げて形成されたもの
で、カバー2の内面に一定間隔毎に取り付けられてい
る。
【0016】このように、パイプ3をカバー2の内部に
収納させ、さらにその内部に光ケーブル類を収納させる
ような構造としておくことで、光ケーブル類を圧搾空気
によって敷設する方法に容易に対応することができる。
この場合、パイプ3の内部に敷設しようとする光ケーブ
ル類と圧搾空気を送り込むことで、圧搾空気流を利用し
て光ケーブル類をパイプ3の内部に敷設することができ
る。あるいは、圧搾空気を吹き込むのではなく、パイプ
3内の空気を吸引して光ケーブル類を敷設しても良い。
【0017】このとき、パイプ3の材質は、ポリエチレ
ン系材料からなることが好ましい。この材料であれば、
光ケーブル類の敷設時のパイプ3の内面と光ケーブル類
の被覆との間の摩擦を低減し、光ケーブル類を敷設しや
すくなる。パイプ3の内径は収納される光ケーブル類に
応じて変わる。
【0018】上述したような光線路構造とすることによ
って、光線路の分岐を行いやすくすることができる。即
ち、脱着自在なカバー2を下水管1の外側に取り付け、
このカバー2の内部に光ケーブル類を収納させること
で、分岐作業時には、カバー2を外して所望の光ファイ
バを分岐させることが容易に行える。また、分岐させる
光ファイバも探しやすい。さらに、分岐時の各家庭に接
続される取付管(分岐管)のカバー8はカバー2に取り
付けるだけで良く(下水管1自体に加工は不要)、その
接続も行いやすい。
【0019】また、図1及び図2には分岐部分が示され
ており、この分岐部分に後述する分岐コネクタ10を配
置しておけば、既に埋設させた光線路構造物に対して後
から光ケーブル類を容易に敷設することができる。まず
分岐部分の全体構造について説明する。ここでは、一つ
のパイプ3内の一本の光ケーブル4が本線から分岐され
ている。このとき、カバー2の側面には孔が開けられ、
ここに分岐用の取付管8が接続されている。カバー2は
脱着可能であるので穿孔加工も行いやすい。本実施形態
のカバー2は塩ビ製であるのでさらに穿孔加工は容易で
ある。取付管のカバー8は、下水管1自体の取付管7の
上部に固定されている。取付管のカバー8と取付管7と
の間には、取付管のカバー8の安定化のための支持材が
配置されている。
【0020】取付管用カバー8の内部には、パイプ3と
同様な分岐パイプ(第二管路)9が配置されている。分
岐パイプ9はパイプ3と接続されている。即ち、パイプ
(第一管路)3はほぼ直線状に敷設され、パイプ(第一
管路)3に対して分岐パイプ(第二管路)9がほぼ直角
に接続されている。そして、一本の光ケーブル4がパイ
プ3の内部から分岐パイプ9の内部に向けて分岐されて
いる。そして、このパイプ3と分岐パイプ9との分岐部
分に分岐コネクタ10が配設されている。分岐コネクタ
10は、パイプ3と共に第一管路を構成する直線上の管
状部分と、この直線状の管状部分に対して直角に結合さ
れ、分岐パイプ9と共に第二管路とを構成する管状部分
と、内部にスライド可能に配設されたセパレータ110
とからなる。なお、セパレータ110を除いたT字状の
管状部分をコネクタ本体部111と言う。
【0021】この分岐コネクタ10を図3〜図7に示
す。図3は、第一管路及び第二管路の各中心軸を通る平
面における断面図である。図4は、セパレータ110の
単品斜視図である。図5〜図6は、ぞれぞれ図3におけ
るV−V線、VI−VI線、VII−VII線断面図で
ある。なお、図3〜図7には、パイプ3や分岐パイプ9
と接合に用いる接合スリーブが分岐コネクタ10に取り
付けられた状態が示されている。
【0022】上述したように、分岐コネクタ10は、コ
ネクタ本体部111とその内部にスライド可能に配設さ
れたセパレータ110とからなる。以下、説明を容易に
するため、図3及び図5における上方を分岐コネクタ1
0の上部又は上方、図3及び図5における下方を分岐コ
ネクタ10の下部又は下方として説明するが、分岐コネ
クタ10の配設方向は限定されない。
【0023】コネクタ本体部111は、内部が円形断面
を有する管材をT字状に接合させた形状が基本となって
いる。ただし、その内面には、後述するセパレータ11
0のスライドを案内する案内溝112や、セパレータ1
10のスライドを可能とするための平面部113等が形
成されている。コネクタ本体部111は、分岐パイプ9
と接合される管状部分を中心にして対称な形状を有して
いる。セパレータ110も、図4に示されるように、対
称形状を有している。
【0024】セパレータ110は、コネクタ本体部11
1内で第一管路方向にスライドする。セパレータ110
は、その上部がコネクタ本体部111の内面と当接する
と共に、下部の後述する突出片114が案内溝112の
端部と当接することによって、二つの切替位置に停止し
得る。図3に示されるように、一方の停止位置において
は、第一管路の図3中右方と第二管路とが連通される。
他方の停止位置では、第一管路の図3中左方と第二管路
とが連通される。
【0025】図1では、第一管路の図1中手前側と第二
管路とが連通されており、この方向に光ケーブル4が敷
設されている。コネクタ本体部111の分岐部近傍の内
側面上半分は、ほぼ台形状の平面部113とされてい
る。また、分岐部の内部凸角部は、セパレータ110の
上部と面接するように、セパレータの凹曲面115a,
115bに対応した凸曲面とされている(図7参照)。
【0026】セパレータ110の下面は、コネクタ本体
部111の内面に対応する円柱表面となっている。セパ
レータ110の下面には、上述した案内溝112内に収
納されてスライドを案内する突出片114が突設されて
いる。また、セパレータ110は、そのスライド方向の
一方の側と他方の側とにそれぞれ凹曲面115a,11
5bを有している。各凹曲面115a,115bは、図
4中α方向(第一管路の内面と第二管路の内面とを繋ぐ
線路に沿った方向)に沿って所定の曲率を有している。
【0027】ここに言う所定の曲率とは、光ケーブルの
許容曲げ半径を上回るため、光ケーブル敗戦時に許容曲
げ半径以下に曲げられることにより、光ケーブルがダメ
ージを受けることのないような曲率のことである。
【0028】また、各凹曲面115a,115bは、図
4中β方向(第一管路の内面と第二管路の内面とを繋ぐ
セパレータの曲面の線路方向にほぼ直角な方向)に沿っ
てコネクタ本体部111の内部円形断面の曲率とほぼ一
致する曲率を有している。このため、セパレータ110
が各切替位置にあるときに、コネクタ本体部111の内
面とこの凹曲面115a(又は115b)とが段差のな
い滑らかに連続した曲面を形成し、光ファイバなどを円
滑に敷設することができる。
【0029】さらに、セパレータ110のコネクタ本体
部111との摺動部(接触面:図4におけるγ)にゴム
が配置されていると、第一管路内におけるセパレータ1
10の両側の気圧差でセパレータをスライドさせる際
に、セパレータ110とコネクタ本体部111との間の
気密性を確保でき、セパレータ110が各切替位置に達
した後の気密性をより十分に得ることができる。気密性
を確保することによって、光ケーブル類の圧搾空気や吸
引などによる敷設をより確実に行うことができる。
【0030】また、セパレータ110が各切替位置にあ
るとき、光線路の屈曲外側に位置する凹曲面115a
(又は115b)とコネクタ本体部111内面とは、連
続的に滑らかに繋がれた曲面を構成する。ただし、光線
路の屈曲内側に位置する上述した凸角部は滑らかな曲面
ではない。しかし、屈曲外側の内面が滑らかな曲面とさ
れているので、敷設される光ケーブル4などはこの曲面
に沿って案内され、円滑に敷設される。
【0031】分岐コネクタ10を実際に使用する際に
は、第一管路を構成するパイプ3の一方の側から分岐コ
ネクタ10に向けて圧搾空気を送出する。この際、光ケ
ーブル4の圧送と同時に圧搾空気が分岐コネクタ10に
送られても良い。圧搾空気が分岐コネクタに達すると、
その圧力(セパレータ110の両側の気圧差)によって
セパレータ110がスライドされ、一方の切替位置に当
接した状態で止まる。その後、光ケーブル4が圧搾空気
によって分岐コネクタ10部分まで運ばれ、光ケーブル
4は、セパレータ110の凹曲面115a(又は115
b)とコネクタ本体部111の内面とによって形成され
た滑らかな曲面によって分岐パイプ9側の第二管路に案
内されて敷設される。
【0032】このように、本実施形態の分岐コネクタ1
0を用いることによって、光ケーブル4を第一管路の何
れの側からも第二管路に向けて容易に分岐・敷設するこ
とができる。即ち、図1に示される構造物を埋設する際
には、第二管路への光線路を第一管路のどちらの側から
導入するか決まっていないことも多いが、本実施形態の
分岐コネクタ10を用いることによって、光ケーブル4
を第一管路の何れの側からも第二管路に向けて後から容
易に分岐・敷設することができる。
【0033】本発明は、上述した実施形態に限定される
ものではない。例えば、セパレータ110は、第一管路
内の空気圧変動でスライド可能となっていれば良く、上
述した実施形態のように圧搾空気で押されてスライドさ
れても良いし、吸引によって引かれてスライドしても良
い。また、セパレータ110のコネクタ本体部111と
の摺動部にゴムを配置するのに、この部分だけゴム部材
としても良いし、セパレータ全体をゴム部材で構成して
も良いし、表面にゴムをコーティングしても良い。
【0034】さらに、ここでは、光線路を敷設する際に
利用する管路が下水管1である場合を例に説明したが、
下水管以外の管路を利用することも可能である。具体的
には、上水道管やガス管などを管路1として利用するこ
とができる。また、管路1は、塩ビ以外の材質(ヒュー
ム管のコンクリートなど)で構成されても良い。
【0035】
【発明の効果】本発明の光線路分岐コネクタによれば、
光線路の分岐時に光ケーブル類を本線から視線に向けて
容易に分岐敷設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光線路分岐コネクタの一実施形態を用
いた光線路構造の断面図である。
【図2】図1の光線路構造の側面図である。
【図3】本発明の光線路分岐コネクタの一実施形態の断
面図である。
【図4】本発明の光線路分岐コネクタの一実施形態にお
けるセパレータの斜視図である。
【図5】図3におけるV−V線断面図である。
【図6】図3におけるVI−VI線断面図である。
【図7】図3におけるVII−VII線断面図である。
【図8】FTTHの様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1…下水管(管路)、2…カバー、3…パイプ(第一管
路)、4…光ケーブル、5a…突起部、5b…爪部、6
…保持部材、7…取付管、8…取付管用カバー、9…分
岐パイプ(第二管路)、10…分岐コネクタ、110…
セパレータ、111…コネクタ本体部、112…案内
溝、113…平面部、114…突出片、115a,11
5b…凹曲面。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ直線状の第一管路と前記第一管路に
    対してほぼ直角に配置された第二管路との分岐部に配置
    される光線路分岐コネクタであって、 前記第一管路と前記第二管路との分岐部を構築するほぼ
    T字状のコネクタ本体部、及び、 前記コネクタ本体部の内部に前記第一管路に沿ってスラ
    イド可能に配され、前記第一管路の一方側から前記第二
    管路への線路と前記第一管路の他方側から前記第二管路
    への線路とを切り替えるセパレータを備えており、 前記セパレータが前記第一管路または第二管路内の空気
    圧変動でスライド可能とされていることを特徴とする光
    線路分岐コネクタ。
  2. 【請求項2】 各切替位置において前記第一管路の内面
    と前記第二管路の内面とを繋ぐ前記セパレータの曲面の
    線路に沿った曲率が、所定の曲率を有していることを特
    徴とする請求項1に記載の光線路分岐コネクタ。
  3. 【請求項3】 各切替位置において前記第一管路の内面
    と前記第二管路の内面とを繋ぐ前記セパレータの曲面の
    線路方向にほぼ直角な曲率が、前記コネクタ本体内面の
    曲率とほぼ一致されていることを特徴とする請求項1に
    記載の光線路分岐コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記セパレータの前記コネクタ本体部と
    の摺動部にゴムが配置されていることを特徴とする請求
    項2又は3に記載の光線路分岐コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記セパレータが、各切替位置において
    前記第一管路の内面と前記第二管路の内面とを連続的に
    なめらかに繋ぐ凹曲面を有していることを特徴とする請
    求項1に記載の光線路分岐コネクタ。
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