JP2003240962A - 導光板およびこれを用いた面光源装置 - Google Patents
導光板およびこれを用いた面光源装置Info
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- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1335—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
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- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/0001—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
- G02B6/0011—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being planar or of plate-like form
- G02B6/0033—Means for improving the coupling-out of light from the light guide
- G02B6/0035—Means for improving the coupling-out of light from the light guide provided on the surface of the light guide or in the bulk of it
- G02B6/0038—Linear indentations or grooves, e.g. arc-shaped grooves or meandering grooves, extending over the full length or width of the light guide
Abstract
(57)【要約】
【構成】 点光源１６から発せられた光線は、側面１４
ａおよび１４ｂによって形成される角部ＣＮ１に形成さ
れた入射面１４ｃから入射し、その後上面１４ｆから出
射される。上面１４ｆには、角部ＣＮ１を中心点として
側面１４ａおよび１４ｂを結ぶように円弧状に延びるプ
リズムＰｒが形成される。 【効果】 プリズムを円弧状に形成するようにしたた
め、導光板を作成するためのマスタは、マスタ基板の一
方主面に切削加工を施すことによって得られる。これに
よって、プリズムの鏡面仕上げが可能となり、輝度特性
を向上させることができる。
ａおよび１４ｂによって形成される角部ＣＮ１に形成さ
れた入射面１４ｃから入射し、その後上面１４ｆから出
射される。上面１４ｆには、角部ＣＮ１を中心点として
側面１４ａおよび１４ｂを結ぶように円弧状に延びるプ
リズムＰｒが形成される。 【効果】 プリズムを円弧状に形成するようにしたた
め、導光板を作成するためのマスタは、マスタ基板の一
方主面に切削加工を施すことによって得られる。これに
よって、プリズムの鏡面仕上げが可能となり、輝度特性
を向上させることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、導光板および面
光源装置に関し、特にたとえば第１側面および第２側面
によって形成される角部から入射した光線を一方主面か
ら出射する導光板、およびこれを用いた面光源装置に関
する。
光源装置に関し、特にたとえば第１側面および第２側面
によって形成される角部から入射した光線を一方主面か
ら出射する導光板、およびこれを用いた面光源装置に関
する。
【０００２】
【従来技術】従来のこの種の導光板の一例が、平成１０
年９月２５日付けで出願公開された特開平１０−２５５
５３０号公報［Ｆ２１Ｖ８／００］に開示されている。
この従来技術は、導光板の隅に入射面を形成し、下面に
拡散パターン素子を形成することによって、点光源を用
いた面発光を可能にするものである（同公報の図３０参
照）。
年９月２５日付けで出願公開された特開平１０−２５５
５３０号公報［Ｆ２１Ｖ８／００］に開示されている。
この従来技術は、導光板の隅に入射面を形成し、下面に
拡散パターン素子を形成することによって、点光源を用
いた面発光を可能にするものである（同公報の図３０参
照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、拡散パターン
素子は、点光源から離れるにつれて密度が高くなるよう
にランダムに配置される。導光板はマスタから作成され
た金型を用いて射出形成によって得られるが、このよう
な拡散パターン素子をマスタに形成するには、通常は、
半導体の製造工程と同様な製造工程が必要となる。つま
り、マスタを形成するには、ガラス基板表面にフォトレ
ジストのマスクパターンを形成し、エッチングによって
凹部を形成し、そして当該凹部を含むパターン面に導電
性を持たせるためのメッキ処理を施す必要がある。こう
して得られたマスタのパターン素子面に電鋳処理（厚い
メッキ処理）を施し、電鋳部分を剥離することで、スタ
ンパ金型が得られる。つまり、当該電鋳部分がスタンパ
金型となり、射出形成に用いられる。
素子は、点光源から離れるにつれて密度が高くなるよう
にランダムに配置される。導光板はマスタから作成され
た金型を用いて射出形成によって得られるが、このよう
な拡散パターン素子をマスタに形成するには、通常は、
半導体の製造工程と同様な製造工程が必要となる。つま
り、マスタを形成するには、ガラス基板表面にフォトレ
ジストのマスクパターンを形成し、エッチングによって
凹部を形成し、そして当該凹部を含むパターン面に導電
性を持たせるためのメッキ処理を施す必要がある。こう
して得られたマスタのパターン素子面に電鋳処理（厚い
メッキ処理）を施し、電鋳部分を剥離することで、スタ
ンパ金型が得られる。つまり、当該電鋳部分がスタンパ
金型となり、射出形成に用いられる。
【０００４】しかしながら、エッチングでは鏡面仕上げ
が困難であり、マスタに形成された拡散パターン素子ひ
いては導光板に形成された拡散パターン素子では光線を
良好に拡散させることができない。つまり、従来技術で
は、導光板の出射面における輝度特性が十分でない。
が困難であり、マスタに形成された拡散パターン素子ひ
いては導光板に形成された拡散パターン素子では光線を
良好に拡散させることができない。つまり、従来技術で
は、導光板の出射面における輝度特性が十分でない。
【０００５】それゆえに、この発明の主たる目的は、出
射面の輝度特性を向上させることができる、導光板また
は面光源装置を提供することである。
射面の輝度特性を向上させることができる、導光板また
は面光源装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、第１側面お
よび第２側面によって形成される角部から入射した光線
を一方主面から出射する導光板において、角部を中心点
として第１側面および第２側面を結ぶように円弧状に延
びるプリズムを一方主面上に形成するようにしたことを
特徴とする、導光板である。
よび第２側面によって形成される角部から入射した光線
を一方主面から出射する導光板において、角部を中心点
として第１側面および第２側面を結ぶように円弧状に延
びるプリズムを一方主面上に形成するようにしたことを
特徴とする、導光板である。
【０００７】
【作用】光線は、第１側面および第２側面によって形成
される角部から入射し、一方主面から出射する。一方主
面上には、角部を中心点として第１側面および第２側面
を結ぶように円弧状に延びるプリズムが形成される。
される角部から入射し、一方主面から出射する。一方主
面上には、角部を中心点として第１側面および第２側面
を結ぶように円弧状に延びるプリズムが形成される。
【０００８】プリズムを円弧状に形成するようにしたた
め、導光板を作成するためのマスタは、マスタ基板の一
方主面に切削加工を施すことによって得られる。これに
よって、プリズムの鏡面仕上げが容易になる。
め、導光板を作成するためのマスタは、マスタ基板の一
方主面に切削加工を施すことによって得られる。これに
よって、プリズムの鏡面仕上げが容易になる。
【０００９】プリズムの高さを長さ方向において変化さ
せるようにすれば、当該長さ方向における輝度分布を自
在に制御することができる。ここで、角部から入射した
光線の中心軸との交差点において最も低くなるようにプ
リズムの高さを変化させれば、プリズムの長さ方向にお
ける輝度分布が均一化される。
せるようにすれば、当該長さ方向における輝度分布を自
在に制御することができる。ここで、角部から入射した
光線の中心軸との交差点において最も低くなるようにプ
リズムの高さを変化させれば、プリズムの長さ方向にお
ける輝度分布が均一化される。
【００１０】プリズムを一方主面に複数形成し、各々の
プリズムの高さを角部から離れる方向において変化させ
るようにすれば、当該方向における輝度分布を自在に制
御することができる。ここで、各々のプリズムの長さを
角部から離れるにつれて高くするようにすれば、角部か
らの距離に関係なく輝度分布を均一化できる。
プリズムの高さを角部から離れる方向において変化させ
るようにすれば、当該方向における輝度分布を自在に制
御することができる。ここで、各々のプリズムの長さを
角部から離れるにつれて高くするようにすれば、角部か
らの距離に関係なく輝度分布を均一化できる。
【００１１】
【発明の効果】この発明によれば、プリズムの鏡面仕上
げが容易であるため、出射面における輝度特性を向上さ
せることができる。
げが容易であるため、出射面における輝度特性を向上さ
せることができる。
【００１２】この発明の上述の目的，その他の目的，特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【００１３】
【実施例】図１を参照して、この実施例の液晶表示装置
１０は、板状の液晶パネルユニット１２、液晶パネルユ
ニット１２の上面に配置された導光板１４、および導光
板１４と同じ高さに配置された点光源１６を含む。
１０は、板状の液晶パネルユニット１２、液晶パネルユ
ニット１２の上面に配置された導光板１４、および導光
板１４と同じ高さに配置された点光源１６を含む。
【００１４】このうち、液晶パネルユニット１２は反射
型のパネルユニットである。図には詳しく示さないが、
反射板，液晶層，カラーフィルタ，ガラス板および偏向
板が、この順番でガラス基板上に積層される。
型のパネルユニットである。図には詳しく示さないが、
反射板，液晶層，カラーフィルタ，ガラス板および偏向
板が、この順番でガラス基板上に積層される。
【００１５】導光板１４は、アクリル系の樹脂を材料と
した直方体状の板である。互いに直交する側面１４ａお
よび１４ｂによって形成される角部ＣＮ１には、入射面
１４ｅが形成される。この入射面１４ｅが側面１４ａお
よび１４ｂとなす角度θ１およびθ２は、いずれも１３
５°である。上面１４ｆには、角部ＣＮ１を中心として
円弧状に延びる複数のプリズムＰｒ，Ｐｒ，…が形成さ
れる。なお、側面１４ｃおよび１４ｄによって形成され
る角部をＣＮ２と定義する。
した直方体状の板である。互いに直交する側面１４ａお
よび１４ｂによって形成される角部ＣＮ１には、入射面
１４ｅが形成される。この入射面１４ｅが側面１４ａお
よび１４ｂとなす角度θ１およびθ２は、いずれも１３
５°である。上面１４ｆには、角部ＣＮ１を中心として
円弧状に延びる複数のプリズムＰｒ，Ｐｒ，…が形成さ
れる。なお、側面１４ｃおよび１４ｄによって形成され
る角部をＣＮ２と定義する。
【００１６】点光源１６としては発光ダイオードが用い
られる。点光源１６は、出射光の中心軸Ｌ１が入射面１
４ｅの中心において直交するように、入射面１４ｅの近
傍に配置される。
られる。点光源１６は、出射光の中心軸Ｌ１が入射面１
４ｅの中心において直交するように、入射面１４ｅの近
傍に配置される。
【００１７】図２を参照して、各々のプリズムＰｒの長
さ方向断面は、斜面Ｓ１およびＳ２によって山状に形成
される。隣り合う２つのプリズムＰｒは、一方のプリズ
ムＰｒの斜面Ｓ１と他方のプリズムＰｒの斜面Ｓ２とに
よって結合される。入射面１４ｅから取り込まれた光線
は、斜面Ｓ２に直接照射される。この光線の斜面Ｓ２に
対する入射角が臨界角以上であれば、当該光線は斜面Ｓ
２で全反射される。一方、斜面Ｓ２に対する入射角が臨
界角に満たなければ、光線の一部が斜面Ｓ２で反射し、
残りは斜面Ｓ２から外部に出射される。なお、斜面Ｓ２
を出射した光線が斜面Ｓ１に入射したときは、このとき
の入射角と臨界角との関係に応じて一部の光線が導光板
１４内に戻される。
さ方向断面は、斜面Ｓ１およびＳ２によって山状に形成
される。隣り合う２つのプリズムＰｒは、一方のプリズ
ムＰｒの斜面Ｓ１と他方のプリズムＰｒの斜面Ｓ２とに
よって結合される。入射面１４ｅから取り込まれた光線
は、斜面Ｓ２に直接照射される。この光線の斜面Ｓ２に
対する入射角が臨界角以上であれば、当該光線は斜面Ｓ
２で全反射される。一方、斜面Ｓ２に対する入射角が臨
界角に満たなければ、光線の一部が斜面Ｓ２で反射し、
残りは斜面Ｓ２から外部に出射される。なお、斜面Ｓ２
を出射した光線が斜面Ｓ１に入射したときは、このとき
の入射角と臨界角との関係に応じて一部の光線が導光板
１４内に戻される。
【００１８】斜面Ｓ２で反射した光線および斜面Ｓ１か
ら内部に戻された光線は、導光板１４の下面１４ｇから
出射される。この出射光は、液晶パネルユニット１２に
照射され、上述した液晶層などを透過し、反射板によっ
て上方に反射され、そして液晶層を再度透過する。液晶
層を透過した光は、導光板１４を経て上面１４ｆから上
方に出射される。
ら内部に戻された光線は、導光板１４の下面１４ｇから
出射される。この出射光は、液晶パネルユニット１２に
照射され、上述した液晶層などを透過し、反射板によっ
て上方に反射され、そして液晶層を再度透過する。液晶
層を透過した光は、導光板１４を経て上面１４ｆから上
方に出射される。
【００１９】各々のプリズムＰｒのピッチＰおよび頂角
αは均一であり、互いに接する２つのプリズムＰｒの接
線から下面１４ｇまでの距離Ｄもまた均一である。ただ
し、各々のプリズムＰｒの高さ寸法Ｈつまり斜面Ｓ２の
面積は、点光源１６から離れるほど大きくなる。したが
って、斜面Ｓ１が下面１４ｇに対してなす角度βは点光
源１６から離れるほど大きくなり、斜面Ｓ２が下面１４
ｇに対してなす角度γは点光源１６から離れるほど小さ
くなる。また、各々のプリズムＰｒの長さ方向に注目す
ると、高さ寸法Ｈは、長さ方向両端において最も高くな
り、長さ方向中央において最も低くなる。
αは均一であり、互いに接する２つのプリズムＰｒの接
線から下面１４ｇまでの距離Ｄもまた均一である。ただ
し、各々のプリズムＰｒの高さ寸法Ｈつまり斜面Ｓ２の
面積は、点光源１６から離れるほど大きくなる。したが
って、斜面Ｓ１が下面１４ｇに対してなす角度βは点光
源１６から離れるほど大きくなり、斜面Ｓ２が下面１４
ｇに対してなす角度γは点光源１６から離れるほど小さ
くなる。また、各々のプリズムＰｒの長さ方向に注目す
ると、高さ寸法Ｈは、長さ方向両端において最も高くな
り、長さ方向中央において最も低くなる。
【００２０】高さ寸法Ｈは、具体的には図３および図４
に示すように変化する。図３は、上述の中心軸Ｌ１方向
における高さ寸法Ｈの変化を示すグラフであり、座標値
は入射面１４ｅから矢印方向に向かうにつれて大きくな
る。図３によれば、高さ寸法Ｈは緩やかな２次曲線を描
く。また、図４は、図１のＡ−Ａ´を結ぶプリズムＰ
ｒ、Ｂ−Ｂ´を結ぶプリズムＰｒおよびＣ−Ｃ´を結ぶ
プリズムＰｒの長さ方向における高さ寸法Ｈの変化を示
す。このグラフより、各々のプリズムＰｒの高さ寸法Ｈ
は、中心軸Ｌ１との交差点において最も低くなるような
カーブを描ことが分かる。
に示すように変化する。図３は、上述の中心軸Ｌ１方向
における高さ寸法Ｈの変化を示すグラフであり、座標値
は入射面１４ｅから矢印方向に向かうにつれて大きくな
る。図３によれば、高さ寸法Ｈは緩やかな２次曲線を描
く。また、図４は、図１のＡ−Ａ´を結ぶプリズムＰ
ｒ、Ｂ−Ｂ´を結ぶプリズムＰｒおよびＣ−Ｃ´を結ぶ
プリズムＰｒの長さ方向における高さ寸法Ｈの変化を示
す。このグラフより、各々のプリズムＰｒの高さ寸法Ｈ
は、中心軸Ｌ１との交差点において最も低くなるような
カーブを描ことが分かる。
【００２１】点光源１６から発せられた光線の量は、入
射面１４ｅから離れるにつれて低下するため、中心軸Ｌ
１方向に離れるにつれて高さ寸法Ｈを大きくしている。
これによって、各々の斜面Ｓ２に照射される光量の均一
化が図られる。また、空気と導光板１４との屈折率の相
違（空気：１、導光板：１．４９）から、入射面１４ｅ
からの入射光は中心軸Ｌ１に集中する傾向にある。この
ため、プリズムＰｒの長さ方向中央の高さ寸法Ｈを長さ
方向両端よりも低くし、斜面Ｓ２に照射される光量をプ
リズムＰｒの長さ方向においても均一化するようにして
いる。つまり、この実施例によれば、上面１４ｆおよび
下面１４ｇの輝度分布を均一にすることができる。
射面１４ｅから離れるにつれて低下するため、中心軸Ｌ
１方向に離れるにつれて高さ寸法Ｈを大きくしている。
これによって、各々の斜面Ｓ２に照射される光量の均一
化が図られる。また、空気と導光板１４との屈折率の相
違（空気：１、導光板：１．４９）から、入射面１４ｅ
からの入射光は中心軸Ｌ１に集中する傾向にある。この
ため、プリズムＰｒの長さ方向中央の高さ寸法Ｈを長さ
方向両端よりも低くし、斜面Ｓ２に照射される光量をプ
リズムＰｒの長さ方向においても均一化するようにして
いる。つまり、この実施例によれば、上面１４ｆおよび
下面１４ｇの輝度分布を均一にすることができる。
【００２２】このような構造の導光板１４を作成するた
めのマスタは、プリズムＰｒと同形状のプリズムＰｒｍ
をマスタ基板の上面に切削加工することで得られる。プ
リズムＰｒつまりＰｒｍが円弧状に延びるプリズムであ
るゆえに、切削加工が可能となり、鏡面仕上げも容易と
なる。これによって、上面１４ｆおよび下面１４ｇから
出射される光線の輝度特性を向上させることができる。
めのマスタは、プリズムＰｒと同形状のプリズムＰｒｍ
をマスタ基板の上面に切削加工することで得られる。プ
リズムＰｒつまりＰｒｍが円弧状に延びるプリズムであ
るゆえに、切削加工が可能となり、鏡面仕上げも容易と
なる。これによって、上面１４ｆおよび下面１４ｇから
出射される光線の輝度特性を向上させることができる。
【００２３】図５を参照して、他の実施例の液晶表示装
置１０は、図１実施例とほぼ同様であるため、異なる部
分を中心に説明し、同様の部分に関する重複した説明を
省略する。
置１０は、図１実施例とほぼ同様であるため、異なる部
分を中心に説明し、同様の部分に関する重複した説明を
省略する。
【００２４】点光源１６は、出射光の中心軸Ｌ２が導光
板１４の角部ＣＮ１およびＣＮ２を結ぶように、入射面
１４ｅの近傍に配置される。また、入射面１４ｅは、中
心軸Ｌ２と直交するように形成される。また、各々のプ
リズムＰｒの高さ寸法Ｈは、図６および図７に示すよう
に変化する。
板１４の角部ＣＮ１およびＣＮ２を結ぶように、入射面
１４ｅの近傍に配置される。また、入射面１４ｅは、中
心軸Ｌ２と直交するように形成される。また、各々のプ
リズムＰｒの高さ寸法Ｈは、図６および図７に示すよう
に変化する。
【００２５】図６は、中心軸Ｌ２方向における高さ寸法
Ｈの変化を示すグラフであり、座標値は入射面１４ｅか
ら矢印方向に向かうにつれて大きくなる。図６において
も、高さ寸法Ｈは緩やかな２次曲線を描く。また、図７
は、図１のＤ−Ｄ´を結ぶプリズムＰｒ、Ｅ−Ｅ´を結
ぶプリズムＰｒおよびＦ−Ｆ´を結ぶプリズムＰｒの長
さ方向における高さ寸法Ｈの変化を示す。このグラフよ
り、各々のプリズムＰｒの高さ寸法Ｈは、中心軸Ｌ２と
の交差点において最も低くなるようなカーブを描ことが
分かる。この実施例においても、図１実施例と同様、上
面１４ｆおよび下面１４ｇの輝度分布を均一にすること
ができる。
Ｈの変化を示すグラフであり、座標値は入射面１４ｅか
ら矢印方向に向かうにつれて大きくなる。図６において
も、高さ寸法Ｈは緩やかな２次曲線を描く。また、図７
は、図１のＤ−Ｄ´を結ぶプリズムＰｒ、Ｅ−Ｅ´を結
ぶプリズムＰｒおよびＦ−Ｆ´を結ぶプリズムＰｒの長
さ方向における高さ寸法Ｈの変化を示す。このグラフよ
り、各々のプリズムＰｒの高さ寸法Ｈは、中心軸Ｌ２と
の交差点において最も低くなるようなカーブを描ことが
分かる。この実施例においても、図１実施例と同様、上
面１４ｆおよび下面１４ｇの輝度分布を均一にすること
ができる。
【００２６】なお、この実施例の導光板１４を作成する
ためのマスタも図１実施例と同じ要領で作成されること
は言うまでもない。
ためのマスタも図１実施例と同じ要領で作成されること
は言うまでもない。
【００２７】図１実施例および図５実施例のプリズムＰ
ｒは、図２に示すように２つの斜面Ｓ１およびＳ２によ
って形成され、斜面Ｓ１の角度βおよび斜面Ｓ２の角度
γのいずれも鋭角である。このため、液晶パネルユニッ
ト１２を経ることなく上面１４ｆから出射された光線が
上面１４ｆないし下面１４ｇに直交する方向に向かうこ
とはない。これによって、表示画像のコントラストの低
下が防止される。
ｒは、図２に示すように２つの斜面Ｓ１およびＳ２によ
って形成され、斜面Ｓ１の角度βおよび斜面Ｓ２の角度
γのいずれも鋭角である。このため、液晶パネルユニッ
ト１２を経ることなく上面１４ｆから出射された光線が
上面１４ｆないし下面１４ｇに直交する方向に向かうこ
とはない。これによって、表示画像のコントラストの低
下が防止される。
【００２８】なお、図１実施例では高さ寸法Ｈが図３お
よび図４に示す要領で変化するようにプリズムＰｒを形
成し、図５実施例では高さ寸法Ｈが図６および図７に示
す要領で変化するようにプリズムＰｒを形成している
が、高さ寸法Ｈを軸Ｌ１方向（軸Ｌ２方向）およびプリ
ズムＰｒの長さ方向の少なくとも一方において任意に変
化させることで、輝度分布を自在に制御できることはい
うまでもない。
よび図４に示す要領で変化するようにプリズムＰｒを形
成し、図５実施例では高さ寸法Ｈが図６および図７に示
す要領で変化するようにプリズムＰｒを形成している
が、高さ寸法Ｈを軸Ｌ１方向（軸Ｌ２方向）およびプリ
ズムＰｒの長さ方向の少なくとも一方において任意に変
化させることで、輝度分布を自在に制御できることはい
うまでもない。
【００２９】また、これらの実施例では、長さ方向断面
が図２に示すように山状に形成されたプリズムＰｒを形
成しているが、プリズムＰｒの断面形状はこれに限られ
ない。つまり、上述のコントラストの低下を問題にしな
いのであれば、図８に示すように長さ方向断面がＶ字状
のプリズムＰｒ´を上面に形成するようにしてもよい。
このときも、高さ寸法Ｈ´は図３および図４あるいは図
６および図７に示す要領で変化する。
が図２に示すように山状に形成されたプリズムＰｒを形
成しているが、プリズムＰｒの断面形状はこれに限られ
ない。つまり、上述のコントラストの低下を問題にしな
いのであれば、図８に示すように長さ方向断面がＶ字状
のプリズムＰｒ´を上面に形成するようにしてもよい。
このときも、高さ寸法Ｈ´は図３および図４あるいは図
６および図７に示す要領で変化する。
【００３０】さらに、この実施例では、フロントライト
型の面光源装置を用いて説明したが、この発明はバック
ライト型の面光源装置にも適用できることはいうまでも
ない。
型の面光源装置を用いて説明したが、この発明はバック
ライト型の面光源装置にも適用できることはいうまでも
ない。
【図１】この発明の一実施例の構成を示す図解図であ
る。
る。
【図２】図１実施例に適用される導光板の断面形状（プ
リズムの長さ方向における断面形状）を示す図解図であ
る。
リズムの長さ方向における断面形状）を示す図解図であ
る。
【図３】図１実施例の中心軸Ｌ１方向におけるプリズム
の高さ寸法の変化を示すグラフである。
の高さ寸法の変化を示すグラフである。
【図４】図１実施例のプリズムの長さ方向における高さ
寸法の変化を示すグラフである。
寸法の変化を示すグラフである。
【図５】この発明の他の実施例の構成を示す図解図であ
る。
る。
【図６】図５実施例の中心軸Ｌ１方向におけるプリズム
の高さ寸法の変化を示すグラフである。
の高さ寸法の変化を示すグラフである。
【図７】図５実施例のプリズムの長さ方向における高さ
寸法の変化を示すグラフである。
寸法の変化を示すグラフである。
【図８】この発明の他の実施例に適用される導光板の断
面形状（プリズムの長さ方向における断面形状）を示す
図解図である。
面形状（プリズムの長さ方向における断面形状）を示す
図解図である。
１０…液晶表示装置
１２…液晶パネルユニット
１４…導光板
１６…点光源
Claims (6)
- 【請求項１】第１側面および第２側面によって形成され
る角部から入射した光線を一方主面から出射する導光板
において、 前記角部を中心点として前記第１側面および前記第２側
面を結ぶように円弧状に延びるプリズムを前記一方主面
上に形成するようにしたことを特徴とする、導光板。 - 【請求項２】前記プリズムの高さを長さ方向において変
化させるようにした、請求項１記載の導光板。 - 【請求項３】前記プリズムの高さは前記角部から入射し
た光線の中心軸との交差点において最も低くされる、請
求項２記載の導光板。 - 【請求項４】前記プリズムは複数存在し、各々のプリズ
ムの高さを前記角部から離れる方向において変化させる
ようにした、請求項１ないし３のいずれかに記載の導光
板。 - 【請求項５】前記各々のプリズムの高さは前記角部から
離れるにつれて高くされる、請求項４記載の導光板。 - 【請求項６】請求項１ないし５のいずれかに記載の導光
板を用いた面光源装置。
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