JP2003239554A - 車椅子用可動床装置 - Google Patents

車椅子用可動床装置

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JP2003239554A JP2002045355A JP2002045355A JP2003239554A JP 2003239554 A JP2003239554 A JP 2003239554A JP 2002045355 A JP2002045355 A JP 2002045355A JP 2002045355 A JP2002045355 A JP 2002045355A JP 2003239554 A JP2003239554 A JP 2003239554A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プールや浴槽において、車椅子に乗ったまま
プール等に入ることができ、有効な筋肉トレーニング効
果を得ることができると共に、プール等の周囲に余計な
ポスト等を立設する等の大掛かりな設備とすることなく
簡易で低廉な構成とすることができる車椅子用可動床装
置を提供する。 【解決手段】 プール部1の一部に、該プール部1と連
通する凹部3を上下方向に縦長に開設し、該凹部3に
は、車椅子Cを載せた状態で昇降自在な車椅子用可動床
4を配設し、該車椅子用可動床4は、上記プール部1の
周辺フロア面と略面一となる位置からプール部1の固定
床面1A或は水深調整用可動床2の上面と略面一となる
位置まで昇降するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車椅子に坐った
ままでプールや浴槽に入ることができ、リハビリ運動や
筋力アップ及び精神的なリラックスを容易に得ることが
できる車椅子用可動床装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車椅子を必要とする身障者が運動を行う
場合には、水や湯の中が理想的であり、温冷刺激、浮
力、圧力及び抵抗が身体に優しく作用することも知られ
ている。即ち、水には大量の熱を吸収し、蓄え、放出す
る性質があり、熱は高い方から低い方へ、つまり、31
〜33.5℃の湯水につかっていると、身体の表面では
冷却と熱の移動が頻繁に行われるので、身体の新陳代謝
が高まり、血管やその他の循環器系にも好結果が得られ
る。また、浮力は身体を重力から開放し、抗重力筋の解
放で肉体的な緊張だけではなく、精神的なリラックスも
得られる、という効果がある。さらに、水圧は、水中の
下肢に溜まった血液やリンパ液等の循環を促進して鬱血
状態を解消する。またさらに、水の抵抗は、筋肉のトレ
ーニングに有効である。
【0003】このため、車椅子が必要な身障者がプール
等に入ることは、リハビリに極めて有効であるが、この
ような車椅子に頼らざるを得ない身障者の場合、プール
や浴槽に入るときに介護が必要となり、介助の人の時間
と負担が非常に大きくなるばかりではなく、床やスロー
プ等で転倒する危険性もあることから、この種のトレー
ニングが敬遠されがちである、という課題を有してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような課題を解決
する手段としては、プール等のコーナー部分にポストを
立設し、該ポストに椅子を回転かつ昇降自在に配設した
ものが知られており、身障者は、車椅子から上記ポスト
の椅子に乗り換えてプール等に入るようにしたものが提
案されているが、このような従来の装置では、装置が大
掛かりとなりコスト高であるばかりか、車椅子からポス
トの椅子に乗り換えなければならない、という介護が必
要となり、また、このような行為に対する心理的負担が
大きい、という課題を有していた。
【0005】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、プールや浴槽
において、車椅子に乗ったままプール等に入ることがで
き、有効な筋肉トレーニング効果を得ることができると
共に、プール等の周囲に余計なポスト等を立設する等の
大掛かりな設備とすることなく簡易で低廉な構成とする
ことができる車椅子用可動床装置を提供しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る車椅子用可動床装置にあっては、プ
ール等の貯水部の一部に、該貯水部と連通する凹部を上
下方向に縦長に開設し、該凹部には、車椅子を載せた状
態で昇降自在な車椅子用可動床を配設し、該車椅子用可
動床は、上記貯水部の周辺フロア面と略面一となる位置
から貯水部の底面と略面一となる位置まで昇降自在に構
成したことを特徴とするものである。
【0007】この場合、上記車椅子用可動床の昇降操作
は、請求項2に示すように、リモコンスイッチで操作可
能としたことを特徴とするものである。
【0008】また、この発明にあっては、請求項3に記
載したように、上記車椅子用可動床の貯水部側に、該可
動床と貯水部底面との間に発生する空隙部を閉塞する潜
り込み防止板をスライド自在に配設したことを特徴とす
るものである。
【0009】さらに、この発明にあっては、請求項4に
記載したように、上記車椅子用可動床の上面に、車椅子
の車輪が浅く嵌合可能な溝部を形成し、車椅子が車椅子
用可動床からみだりに脱輪することがないように構成し
たことを特徴とするものである。
【0010】この場合、上記車椅子用可動床には、請求
項5に記載したように、車椅子を固定可能なロック装置
を配設し、該ロック装置は、請求項2に記載のリモコン
スイッチでロック・アンロック制御可能であることを特
徴とするものである。
【0011】また、この発明にあっては、上記車椅子用
可動床を昇降させる駆動手段を、請求項6に記載したよ
うに、可動床の下面に配設されたパンタグラフリンク機
構と、該パンタグラフリンク機構を拡縮させる作動ロッ
ドと、該作動ロッドを伸縮させる駆動源と、から構成す
るのが望ましいが、この発明にあってはこれに限定され
るものではなく、例えば、請求項7に記載したように、
正逆回転自在な電動モータと、該電動モータに作動的に
連結された減速機構と、該減速機構の回転力を昇降力に
変換するベルトアンドプーリ機構と、から構成し、或
は、請求項8に記載したように、上記凹部の底面に配設
された伸縮自在なシリンダロッドで構成することができ
る。
【0012】さらに、この発明にあっては、上記貯水部
に、請求項9に記載したように、水深を調整可能な水深
調整用可動床を配設し、前記車椅子用可動床は、上記水
深調整用可動床の上面を検知して該水深調整用可動床と
略面一となる高さ位置で自動的に停止するように制御可
能に構成したことを特徴とするものである。
【0013】この場合、上記車椅子用可動床を水深調整
用可動床と略面一となる高さ位置に制御する手段は、請
求項10に記載したように、リミットスイッチで構成
し、或は、請求項11に記載したように、光センサース
イッチで構成し、或は、請求項12に記載したように、
赤外線スイッチで構成し、または、請求項13に記載し
たように、超音波スイッチで構成したことを特徴とする
ものである。
【0014】また、この発明に係る車椅子用可動床装置
にあっては、請求項14に記載したように、上記凹部の
底面を上記貯水部の固定床面よりも下方に掘り下げて、
上記車椅子用可動床を上記貯水部の固定床面と略面一と
なる高さ位置で自動的に停止するように制御可能に構成
したことを特徴とするものである。
【0015】この場合、上記車椅子用可動床を固定床面
と略面一となる高さ位置に制御する手段は、請求項15
に記載したように、リミットスイッチで構成し、或は、
請求項16に記載したように、光センサースイッチで構
成し、或は、請求項17に記載したように、赤外線スイ
ッチで構成し、または、請求項18に記載したように、
超音波スイッチで構成したことを特徴とするものであ
る。
【0016】さらに、この発明にあっては、請求項19
に記載したように、上記貯水部の固定床面よりも下方に
掘り下げられた該凹部の下部に、上記潜り込み防止板の
収納部を形成したことを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の一形
態例に基づきこの発明を詳細に説明する。
【0018】図1乃至図6は、この発明の第1形態例に
係る車椅子用可動床Fを示しており、この形態例に係る
車椅子用可動床4が適用された屋内プール施設は、断面
形状が略凹状に形成された貯水部であるプール部1と、
このブール部1内を昇降自在な水深調整用可動床2と、
上記プール部1のプールサイド部に凹設され上記プール
部1と連通する車椅子用可動床昇降凹部3と、該昇降凹
部3内に水平に配設された車椅子用可動床4と、該車椅
子用可動床4を昇降させるパンタグラフリンク機構5
と、このパンタグラフリンク機構5を拡縮させる作動ロ
ッド6と、該作動ロッド6を進退作動させる駆動装置7
と、から構成されている。
【0019】プール部1の基本的な構成は、公知のプー
ルと同様であり、その形状も、本形態例では、平面形状
が略凸状に形成されているが、この発明にあってはこれ
に限定されるものではなく、平面形状が矩形状或は円形
・楕円形等の公知の形状に形成できることは勿論であ
る。また、プール部1の深さは、特に限定はされない
が、車椅子用可動床4自体の降下限度は、安全対策上、
車椅子に坐ったままで頭が沈まない程度、例えば、80
〜110cmまでで停止するように構成するのが望まし
い。また、水深調整用可動床2が昇降するプール部1の
深さは、水泳およびリハビリ(水治療、水中運動療法)
に最適な水位を確保できる深さを有して構成されてい
る。この場合、水深調整用可動床2の床面及びプール部
1の固定床面1Aには、滑り止め処理を施しておくのが
望ましい。
【0020】また、上記水深調整用可動床2は、基本的
には、プール部1の固定床面1Aより上部からプールサ
イド1B面との間を昇降可能に構成されており、該水深
調整用可動床2を昇降させる駆動装置(図示せず)は、
パンタグラフ駆動方式のものや、電動モータとベルトア
ンドプーリ機構方式のもの、流体圧シリンダ駆動方式の
もの等、公知の各種駆動装置を適用することができる。
【0021】さらに、上記車椅子用可動床4は、車椅子
Cが載置可能な平面部を有し、その上面部には、特に図
示はしないが、車椅子の両輪が浅く嵌合する円弧状の凹
溝19が形成されており、車椅子Cが車椅子用可動床4
からみだりに脱輪することがないように構成されてい
る。勿論、この発明にあっては、このような移動防止凹
溝19に代えて、車輪の一部と係合するロック装置(図
示せず)を配設し、該ロック装置の施錠・解錠を、車椅
子用可動床4を駆動制御するリモコンスイッチ(図示せ
ず)でコントロールできるように構成することもでき
る。
【0022】そして、上記水深調整用可動床2及び車椅
子用可動床4は、小さな駆動トルクで当該可動床2,4
を昇降させることができるように、水中における比重が
略「0」となるように、空気が密封可能な複数本の角筒
材8を枠材9に連結して組構されている(図3参照)。
【0023】また、上記車椅子用可動床4のプール側下
面には、該車椅子用可動床4とプール部1の固定床面1
Aとの間に発生する空隙部を閉塞する2枚の潜り込み防
止板10,10が配設されており、該滑り込み防止板1
0,10の両側部は、前記凹部3の両側壁に凹設された
ガイドレール3B,3Bに沿ってスライド自在に配設さ
れている。
【0024】また、上記パンタグラフリンク機構5は、
この形態例では、上下に一対のX字状リンクアームが回
動自在に軸支されており、該リンクアームの上端部の一
方端5Aは、図1に示すように、車椅子用可動床4の枠
下部に突設された固定片11に回動自在に軸支され、他
方端5Bは上記車椅子用可動床4の枠下部に形成された
ガイドレール(図示せず)に沿って水平方向にスライド
自在に軸部が遊嵌されていると共に、上記リンクアーム
の下端部の一方端5Cは、前記車椅子用可動床昇降凹部
3の底面部に固定されたロッドガイドブロック12に回
転自在に軸支され、また、他方端5Dは、これも上記凹
部3の底面部3Aに配設されたガイドレール(図示せ
ず)に沿って水平方向に軸部がスライド自在に遊嵌され
ている。
【0025】そして、上記パンタグラフリンク機構5を
拡縮させる作動ロッド6の一端部は上記リンクアームの
下端部の他方端5Dを連結する軸部に連結され、また、
その中途部は上記ロッドガイドブロック12の挿通孔を
通ってプール部1の上記凹部3と該凹部3に隣接して形
成された駆動室13とを液密状に連通させるガイドパイ
プ14に挿通され、かつ、該作動ロッド6の他端部はパ
ワーシリンダロッド15の伸縮ロッド16の先端部に連
結されている。
【0026】このように配設された伸縮ロッド16は、
油圧等の流体圧によって進退作動される。尚、該パワー
シリンダ15内に流体を供給し排出する機構は公知であ
るので、その詳細な説明をここでは省略する。
【0027】それ故、上記作動ロッド6を後退方向に作
動させると、図1に示すように、パンタグラフリンク機
構5は伸長するので車椅子用可動床4は上昇し、また、
作動ロッド6を前進方向に作動させると、図6に示すよ
うに、パンタグラフリンク機構5は収縮するので車椅子
用可動床4は下降する。
【0028】尚、上記形態例では、上記車椅子用可動床
4を昇降させる駆動手段としてパンタグラフリンク機構
を採用した場合を例にとり説明したが、この発明にあっ
てはこれに限定されるものではなく、例えば、特に図示
はしないが、正逆回転自在な電動モータと、該電動モー
タに作動的に連結された減速機構と、該減速機構の回転
力を昇降力に変換するベルトアンドプーリ機構と、から
構成し、或は、上記凹部3の底面に配設された伸縮自在
なシリンダロッドで構成することができる。
【0029】また、上記車椅子用可動床4は、上記水深
調整用可動床2の上面を検知して該水深調整用可動床2
と略面一となる高さ位置で自動的に停止するように制御
される。
【0030】この場合、上記車椅子用可動床4を水深調
整用可動床2と略面一となる高さ位置に制御する装置と
しては、図4に示すように、光センサースイッチ18で
構成されており、該光センサースイッチ18は、常態に
おいて特定周波数の波長光、例えば、赤外線束や紫外線
束を水深調整用可動床2の側面方向に向かって照射して
おり、該光束が上記可動床2の側面に配設された反射板
で反射されて受光素子に受光されると同時に、該受光信
号を制御装置MPUへとA/D変換して入力し、車椅子
用可動床2の昇降動を直ちに停止させ、両可動床2,4
の上面が略面一となるように駆動制御される。勿論、こ
の光センサースイッチ18は、水深調整用可動床2側に
配置しても同様の作用・効果が得られる。
【0031】尚、この面一制御手段に用いられるスイッ
チとしては、光センサースイッチ18に限定されるもの
ではなく、例えば、これをリミットスイッチで構成し、
或は、赤外線スイッチで構成し、または、超音波スイッ
チで構成しても同様の作用・効果が得られる。
【0032】図7と図8は、この発明の実施の第2形態
例に係る車椅子用可動床装置を示しており、この形態例
では、前記凹部3の底面3Aを上記プール部1の固定床
面1Aよりも1段下方に掘り下げて車椅子用可動床4の
収納凹部20を形成し、上記車椅子用可動床4を上記プ
ール部1の固定床面1Aと略面一となる高さ位置で自動
的に停止するように制御可能に構成されている。
【0033】この場合、上記車椅子用可動床4を固定床
面1Aと略面一となる高さ位置に制御する手段は、第1
形態例で用いたリミットスイッチや光センサースイッ
チ、赤外線スイッチまたは超音波スイッチで構成するこ
とができる。
【0034】さらに、この形態例に係る車椅子用可動床
装置にあっては、上記プール部1の固定床面1Aよりも
下方に掘り下げられた上記凹部20の深さを、上記潜り
込み防止板10,10が収納される深さに形成されてい
る他は、その他の構成は第1形態例と同様であるので、
図面には第1形態例と同一の符号を付して、その詳細な
説明をここでは省略する。
【0035】この形態例に係る車椅子用可動床装置は、
以上のように構成されているので、水深調整用可動床2
が配設されていないプールでも、第1形態例で得られる
作用・効果と同様の作用・効果を得ることができる。
【0036】また、上記形態例では、この発明をプール
に適用した場合を例にとり説明したが、一般家庭や温泉
施設或はリハビリセンターや養老院等の老人施設の浴槽
に適用しても同様の効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、プールや浴槽において、車椅子に乗った
ままプール等に入ることができ、有効な筋肉トレーニン
グ効果を得ることができると共に、プール等の周囲に余
計なポスト等を立設する等の大掛かりな設備とすること
なく簡易で低廉な構成とすることができる等、幾多の優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第1形態例に係る車椅子用可
動床装置が配設されたプールの構成を示す断面図であ
る。
【図2】同プールの要部の構成を示す拡大平面図であ
る。
【図3】同車椅子用可動床とプール部のプールサイド部
の配置例を一部切欠して示す断面図である。
【図4】同車椅子用可動床の要部の構成を一部切欠して
示す断面図である。
【図5】同車椅子用可動床に配設された潜り込み防止板
の配設状態を示す断面図である。
【図6】同車椅子用可動床が下降した状態を示す断面図
である。
【図7】この発明の実施の第2形態例に係る車椅子用可
動床装置が配設されたプールの構成を示す断面図であ
る。
【図8】同車椅子用可動床が下降した状態を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 プール部(貯水部) 1A 固定床面 2 水深調整用可動床 3 凹部 4 車椅子用可動床 5 パンタグラフリンク機構 6 作動ロッド 7 駆動装置 10 潜り込み防止板 18 光センサースイッチ 20 収納凹部 C 車椅子

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プール等の貯水部の一部に、該貯水部と
    連通する凹部を上下方向に縦長に開設し、該凹部には、
    車椅子を載せた状態で昇降自在な車椅子用可動床を配設
    し、該車椅子用可動床は、上記貯水部の周辺フロア面と
    略面一となる位置から貯水部の底面と略面一となる位置
    まで昇降自在であることを特徴とする車椅子用可動床装
    置。
  2. 【請求項2】 前記車椅子用可動床の昇降操作は、リモ
    コンスイッチで操作可能であることを特徴とする請求項
    1に記載の車椅子用可動床装置。
  3. 【請求項3】 前記車椅子用可動床の貯水部側には、該
    可動床と貯水部底面との間に発生する空隙部を閉塞する
    潜り込み防止板をスライド自在に配設したことを特徴と
    する請求項1または請求項2のいずれかに記載の車椅子
    用可動床装置。
  4. 【請求項4】 前記車椅子用可動床の上面には、車椅子
    の車輪が浅く嵌合可能な溝部が形成されていることを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車椅
    子用可動床装置。
  5. 【請求項5】 前記車椅子用可動床には、車椅子を固定
    可能なロック装置が配設されており、該ロック装置は、
    請求項2に記載のリモコンスイッチでロック・アンロッ
    ク制御可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載の車椅子用可動床装置。
  6. 【請求項6】 前記車椅子用可動床を昇降させる駆動手
    段は、可動床の下面に配設されたパンタグラフリンク機
    構と、該パンタグラフリンク機構を拡縮させる作動ロッ
    ドと、該作動ロッドを伸縮させる駆動源と、から構成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいず
    れかに記載の車椅子用可動床装置。
  7. 【請求項7】 前記車椅子用可動床を昇降させる駆動手
    段は、正逆回転自在な電動モータと、該電動モータに作
    動的に連結された減速機構と、該減速機構の回転力を昇
    降力に変換するベルトアンドプーリ機構と、から構成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいず
    れかに記載の車椅子用可動床装置。
  8. 【請求項8】 前記車椅子用可動床を昇降させる駆動手
    段は、前記凹部の底面に配設された伸縮自在なシリンダ
    ロッドであることを特徴とする請求項1乃至請求項5の
    いずれかに記載の車椅子用可動床装置。
  9. 【請求項9】 前記貯水部には、水深を調整可能な水深
    調整用可動床を配設し、前記車椅子用可動床は、上記水
    深調整用可動床の上面を検知して該水深調整用可動床と
    略面一となる高さ位置で自動的に停止するように制御さ
    れることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか
    に記載の車椅子用可動床装置。
  10. 【請求項10】 前記車椅子用可動床を水深調整用可動
    床と略面一となる高さ位置に制御する手段は、リミット
    スイッチであることを特徴とする請求項9に記載の車椅
    子用可動床装置。
  11. 【請求項11】 前記車椅子用可動床を水深調整用可動
    床と略面一となる高さ位置に制御する手段は、光センサ
    ースイッチであることを特徴とする請求項9に記載の車
    椅子用可動床装置。
  12. 【請求項12】 前記車椅子用可動床を水深調整用可動
    床と略面一となる高さ位置に制御する手段は、赤外線ス
    イッチであることを特徴とする請求項9に記載の車椅子
    用可動床装置。
  13. 【請求項13】 前記車椅子用可動床を水深調整用可動
    床と略面一となる高さ位置に制御する手段は、超音波ス
    イッチであることを特徴とする請求項9に記載の車椅子
    用可動床装置。
  14. 【請求項14】 前記凹部の底面を前記貯水部の固定床
    面よりも下方に掘り下げて、前記車椅子用可動床を前記
    貯水部の固定床面と略面一となる高さ位置で自動的に停
    止するように制御されることを特徴とする請求項1乃至
    請求項5のいずれかに記載の車椅子用可動床装置。
  15. 【請求項15】 前記車椅子用可動床を固定床面と略面
    一となる高さ位置に制御する手段は、リミットスイッチ
    であることを特徴とする請求項14に記載の車椅子用可
    動床装置。
  16. 【請求項16】 前記車椅子用可動床を固定床面と略面
    一となる高さ位置に制御する手段は、光センサースイッ
    チであることを特徴とする請求項14に記載の車椅子用
    可動床装置。
  17. 【請求項17】 前記車椅子用可動床を固定床面と略面
    一となる高さ位置に制御する手段は、赤外線スイッチで
    あることを特徴とする請求項14に記載の車椅子用可動
    床装置。
  18. 【請求項18】 前記車椅子用可動床を固定床面と略面
    一となる高さ位置に制御する手段は、超音波スイッチで
    あることを特徴とする請求項14に記載の車椅子用可動
    床装置。
  19. 【請求項19】 前記貯水部の固定床面よりも下方に掘
    り下げられた前記凹部の下部には、前記潜り込み防止板
    の収納部が形成されていることを特徴とする請求項14
    乃至請求項18のいずれかに記載の車椅子用可動床装
    置。
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