JP2003238965A - コークス炉炭化室炉床被覆剤及びコークス炉操業方法 - Google Patents

コークス炉炭化室炉床被覆剤及びコークス炉操業方法

Info

Publication number
JP2003238965A
JP2003238965A JP2002046510A JP2002046510A JP2003238965A JP 2003238965 A JP2003238965 A JP 2003238965A JP 2002046510 A JP2002046510 A JP 2002046510A JP 2002046510 A JP2002046510 A JP 2002046510A JP 2003238965 A JP2003238965 A JP 2003238965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbonization chamber
coke oven
hearth
refractory material
high temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002046510A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ando
猛 安藤
Tadakatsu Kishi
忠勝 岸
Ryuzo Wakimoto
隆三 脇本
Mitsuo Onozawa
光雄 小野沢
Shigeru Nakai
滋 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2002046510A priority Critical patent/JP2003238965A/ja
Priority to PCT/JP2003/001835 priority patent/WO2003074631A1/ja
Priority to EP03705340A priority patent/EP1477548A1/en
Priority to KR10-2004-7000932A priority patent/KR20040028937A/ko
Priority to BR0303220-5A priority patent/BR0303220A/pt
Priority to US10/484,933 priority patent/US20040198583A1/en
Publication of JP2003238965A publication Critical patent/JP2003238965A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B29/00Other details of coke ovens
    • C10B29/02Brickwork, e.g. casings, linings, walls
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B29/00Other details of coke ovens
    • C10B29/06Preventing or repairing leakages of the brickwork
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D1/00Casings; Linings; Walls; Roofs
    • F27D1/16Making or repairing linings increasing the durability of linings or breaking away linings
    • F27D1/1678Increasing the durability of linings; Means for protecting
    • F27D1/1684Increasing the durability of linings; Means for protecting by a special coating applied to the lining

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】炭化室炉壁高温耐火物塗布後のコークス押出し
時の負荷を低減する。 【解決手段】コークス炉炭化室2の炉壁に高温耐火物を
塗布して、平滑で高強度の溶融塗着層を形成する前に、
当該炭化室2の炉床2Bに、珪酸ジルコニウムやアルミ
ナなどの高融点微粒子を造粒した炉床被覆剤14を敷き
詰めて被覆する。リバウンドした炉壁用高温耐火物は炉
床被覆剤14に捕捉され、炉床2Bに溶融固着せず、コ
ークスの押出しと共に外部に排出される。炉床被覆剤1
4の粒径は0.3mm〜10mmとし、発塵を抑制しな
がら、高温耐火物の捕捉効果を高める。微粒子を造粒し
てなる炉床被覆剤14は、コークス押出し時に崩壊し、
滑り効果を発現して負荷を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コークスが押し出
された高温の炭化室の炉壁煉瓦面に高温耐火材を塗布す
るに当たり、当該コークス炉炭化室の炉床を被覆する被
覆剤及びコークス炉操業方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コークス炉は、石炭をコークスに乾留す
る多数の炭化室と燃料ガスを燃焼する燃焼室とを交互に
配列した構造であり、炭化室と燃焼室とを仕切る隔壁に
は、一般に珪石質耐火煉瓦が用いられている。珪石質耐
火煉瓦は、珪石質原料を粉砕し、水で混和した後に型枠
に入れて乾燥させ、1200℃前後で焼成して製造され
る。このようにして製造された珪石質耐火煉瓦を用いて
築炉されたコークス炉は、炭化室を均一な温度で乾燥し
て煉瓦の応力を除去した後、炭化室の耐火煉瓦として実
際のコークス炉の運転に供される。
【0003】珪石質耐火煉瓦は、断熱性を高める目的
で、高い気孔率を有し、粒子間接触により形成されてい
るので、築炉の初期には平滑であった煉瓦壁の表面は、
装入される石炭やコークスとの摩擦や頻繁な加熱と冷却
との繰り返しによる剥離や割れ等によって次第に荒れが
大きくなる。このため、摩擦抵抗が高まるばかりか、荒
れ面は処理石炭、燃焼により生じるカーボンや灰分の付
着が助長され、操業上の問題となる。
【0004】ところで、前記炭化室の高さは約6〜7
m、奥行き15〜16m、幅0.4〜0.5mの長方形
の空洞であり、コークスを炉外に押出し易くするため
に、幅はコークス排出側が僅かに広くなっている。ま
た、原料である配合石炭は、炭化室の天井側に配置され
ている装入口から装入車で間欠的に供給され、コークス
排出側とは反対側に配置されているコークス押出機に付
属するレベラで均一な高さに調整した後、両側の燃焼室
側で燃焼するガスの燃焼熱により加熱された隔壁を介し
て加熱乾留される。乾留終了後は、両方のドアが開放さ
れ、コークス押出機によってコークス排出側に押出さ
れ、更に消火装置にて消化冷却されて製品コークスとな
る。
【0005】前記炭化室内でのコークス化の過程では、
配合石炭中のタール質がガス化されると共に、炭化室の
耐火煉瓦な過酷な高温条件に晒されている。また、コー
クス強度を高める目的で、装入前の配合石炭を乾燥(通
常8〜12%の水分を5〜6%付近になるまで乾燥す
る)させ、炭化室に装入される配合石炭の嵩密度を高め
る操業が行われ、強度の高いコークスが製造されてい
る。
【0006】前述のように耐火煉瓦からなる壁面の平滑
さが失われると、コークス化の過程で生じる配合石炭中
のカーボンが表面に固着して更に凹凸の著しい表面とな
ると共に、カーボンの固着により炭化室の幅が狭くなっ
てコークスの押出し抵抗が高まり、コークス押出機への
付加が増加するのでコークス炉操業上の大きな問題点と
なる。また、無理な押出しにより、目地と呼ばれる煉瓦
と煉瓦の隙間を埋めている部分が損傷し、炭化室内で石
炭の乾留により発生した生ガスが隔壁の隙間を通じて燃
焼室に流入し、不完全燃焼によって煙突から黒煙を排出
する原因となる。
【0007】炭化室耐火煉瓦へのカーボン付着を防止す
るため、特開昭59−174585号公報には、耐火煉
瓦に高温耐火材からなる表面保護材を塗布して熱処理す
る手段、また特開昭63−236783号公報には、素
地段階で表面保護材を塗布した耐火煉瓦を使用する手段
などが開示されている。更に、本出願人は特定成分のシ
リカ純度が高く、高強度の平滑な表面層を形成可能な高
温耐火材を特開平8−11977号公報で提案した。こ
の高温耐火材は、珪酸ナトリウム、硼酸ナトリウム及び
有機シリコーン化合物を水で溶解したものであり、この
高温耐火材粘度が所定の状態で、まだ500〜1200
℃の高温の炭化室の耐火煉瓦壁面に、スプレーノズルを
用いて塗布し、その後の昇温により、ガラス面のように
平滑で、亀裂もなく、機械的強度も優れたシリカ純度の
高い表面層を形成する。
【0008】また、前記のように炭化室の耐火煉瓦に表
面保護材を塗布する装置として、特開平9−12506
8号公報に記載されるものがある。この塗布装置は、炭
化室のコークス押出機側に設けられ、炉外から炭化室の
長手方向に向かって前後進する移動台車と、この移動台
車の後端部に取付けられて、前記炭化室の下部で長手方
向に向かって一端から他端まで水平に進退自在にもうけ
られた水平ランスと、この水平ランスの先端部で炭化室
の高さ方向に立設された直立ランスと、この直立ランス
の高さ方向に沿って炭化室の壁面に対向するように多段
に配設された耐火材塗布用スプレーノズルとを備えたも
のである。
【0009】前記従来の塗布装置は、確かに炭化室の炉
壁煉瓦面には平滑な表面保護材の表面層を塗布形成する
ことができるが、実際には炉壁煉瓦面に衝突して跳ね返
り(以下、リバウンドとも記す)により飛散するものも
あり、これが炭化室炉壁煉瓦面の下部に蓄積されると、
それが昇温によって硬化して再付着し、余分な表面層と
して突き出してしまう。このようになると、押出される
コークスのじゃまになってコークス押出機の負荷が大き
くなってしまう。
【0010】このような問題を解決するため、本出願人
は、特開平10−46153号公報に記載される高温耐
火材塗布方法及び装置を提案した。この公報によれば、
高温耐火材の粘度とそれが塗布された後のコークス押出
機の押出し負荷との関係に基づいて、当該高温耐火材の
粘度に応じた単位面積当たりの塗布量を設定することと
し、更に温度依存性のある高温耐火材の粘度を考慮し、
塗布むらや垂れ、或いはリバウンドロスを抑制可能な単
位面積当たりの塗布量の設定方法を提供すると共に、炉
壁煉瓦面から果報に飛散する高温耐火材を直立ランスの
高さ方向に沿って炭化室の壁面に対向するように多段に
配設された耐火材塗布用スプレーノズルの家宝にあっ
て、炭化室の下部を幅方向に覆い且つ少なくともスプレ
ーノズルと共に進退するように配設されて、吹付け時、
リバウンドによって飛散する高温耐火材を受け部で受け
て、それが再付着しないようにするものでる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平10−46153号公報に記載の高温耐火材塗布方
法及び装置を用いても、コークス炉炭化室炉床に高温耐
火材が落下するのを完全に防止することはできない。本
発明は前記諸問題を解決すべく開発されたものであり、
コークス炉炭化室炉床に高温耐火材が落下しても、コー
クスの押出時に、それを容易に除去することができるコ
ークス炉炭化室炉床被覆剤及びコークス炉操業方法を提
供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記諸問題を解決するた
め、本発明のうち請求項1に係るコークス炉炭化室炉床
被覆剤は、コークス炉炭化室の炉壁に高温耐火材を塗布
する際に、その炉床を被覆する被覆剤であって、前記コ
ークス炉炭化室の温度より高い融点を有し且つ10μm
以下の耐火性材料を造粒して0.3〜10mmの粒径の
粒状体としたことを特徴とするものである。なお、前記
耐火性材料からなる粒状体の粒径は、好ましくは0.5
mm〜5mm、更に望ましくは0.5mm〜1mmとす
る。
【0013】また、本発明のうち請求項2に係るコーク
ス炉炭化室炉床被覆剤は、前記請求項1の発明におい
て、前記耐火性材料は、珪酸ジルコニウムを40体積%
以上含有することを特徴とするものである。また、本発
明のうち請求項3に係るコークス炉炭化室炉床被覆剤
は、前記請求項1又は2の発明において、前記耐火性材
料は、珪酸ジルコニウムを40〜70体積%、アルミナ
30〜60体積%の混合材料であることを特徴とするも
のである。
【0014】また、本発明のうち請求項4に係るコーク
ス炉操業方法は、高温状態にあるコークス炉炭化室の炉
壁煉瓦面に高温耐火材を塗布する前に、当該コークス炉
炭化室の炉床煉瓦面に、当該炭化室の温度よりも融点の
高い粒状被覆剤を被覆し、前記コークス炉炭化室炉壁煉
瓦面に高温耐火材を塗布した後、コークス製造用石炭を
当該炭化室内に装入することを特徴とするものである。
【0015】また、本発明のうち請求項5に係るコーク
ス炉操業方法は、前記請求項4の発明において、前記コ
ークス炉炭化室の炉床煉瓦面全面を前記粒状被覆剤で被
覆することを特徴とするものである。また、本発明のう
ち請求項6に係るコークス炉操業方法は、前記請求項4
の発明において、前記コークス炉炭化室の炉床煉瓦面の
うち、前記炭化室壁面への高温耐火材の塗布時に当該高
温耐火材がリバウンドする領域の先方に、前記粒状被覆
剤を被覆することを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は、前述した特開平10−46153
号公報に記載されるコークス炉炭化室炉壁用高温耐火材
塗布装置である。ここで、その概略についてのみ説明す
ると、図1の符号1はコークス炉、2は炭化室、2Bは
炭化室の炉床である。また、符号3が高温耐火材塗布装
置であり、符号4は押出機、5はコークス押出し用ラ
ム、6は作業床、7は移動台車、8は固定ガイドレー
ル、9はキャリアロール、10は水平ランス、11は直
立ランス、12は高温耐火材塗布用スプレーノズル、1
3は排出斜管、20はスライドシューであり、前記高温
耐火材塗布用スプレーノズル12は、直立ランス11の
両側に、夫々炭化室2の炉壁に向けて多段に配設されて
いる。
【0017】この高温耐火材塗布装置によれば、前記公
報に記載されるように、前記高温耐火材塗布用スプレー
ノズル12から、炭化室2の炉壁に向けて、高温耐火材
を噴出しながら、水平ランス10を炭化室2の一端から
他端まで所定の速度で移動させることにより、炭化室2
の耐火煉瓦炉壁に高温耐火材を均一に塗布することがで
きる。そして、コークスが押出された後の高温の炭化室
2では、前記高温耐火材が炭化室2の炉壁に溶融固着
し、ガラス面のように平滑で、密度が高く、且つ強度の
高い溶融塗着層を形成する。この溶融塗着層がコークス
の滑りを増し、押出負荷を軽減すると共に、耐火煉瓦か
らなる炉壁を保護する。この高温耐火材塗布装置には、
炉床部に、受け部が形成されており、リバウンドした高
温耐火材を受けるようになっているが、それでも受け部
と炉壁との間から高温耐火材が炉床に落下するのを完全
に防止することはできない。このようにして高温耐火材
が炉床に溶融固着すると、それがコークス押出し時の負
荷になってしまう。
【0018】図2は、前記高温耐火材塗布装置による炭
化室炉壁への高温耐火材塗布に先だって、本発明のコー
クス炉炭化室炉床被覆剤を当該炭化室2の炉床2Bに被
覆するための炉床被覆剤被覆装置である。図中の符号2
1は、前記コークス押出し用ラム5の先端部下方に設け
られたスライドシューである。この炉床被覆剤被覆装置
では、前記コークス押出し用ラム5の先端部下方にホッ
パー22が設けられている。このホッパー22の内部に
は、前記高温耐火材を炉壁に塗布する前に、炉床に被覆
する被覆剤14が入っており、その内底部には、当該被
覆剤14を効率よく切り出すためのロータリフィーダ2
5が設けられている。このホッパー22は、その側板2
3がボルト24によってコークス押出し用ラム5の先端
部に固定されている。後述するように、このホッパー2
2による被覆剤14の炉床被覆は、炭化室2が未だ高温
状態にあるときに行われるので、ホッパー22の外壁を
二重構造とし、内部に冷却水を通して冷却するようにし
ている。図中の符号26は、ホッパー22に冷却水を供
給する供給管、符号27は冷却水を回収する排出管であ
る。従って、前記ロータリフィーダ25を回転させなが
ら、コークス押出し用ラム5を駆動してホッパー22を
炭化室2の一端から他端まで所定の速度で移動させるこ
とにより、炭化室2の炉床全面を前記被覆剤(以下、炉
床被覆剤とも記す)14で均一に被覆することができ
る。
【0019】この炉床被覆剤14は、前述のようにリバ
ウンドによって炉床に落下する高温耐火材を捕捉し、コ
ークスの押出しと共に外部に排出するためのものであ
る。そのため、本実施形態では、前記コークス押出し後
の炭化室2内の温度よりも融点の高い、10μm以下の
耐火性材料を粒径0.3mm〜10mmの粒状体に造粒
して炉床被覆剤14とする。この粒状の炉床被覆剤14
が0.3mmより小さいと、コークス押出し後の細長い
開孔となる炭化室2を通過する風で発塵してしまう。そ
のため、炉床被覆剤14の粒径は0.3mm以上、好ま
しくは0.5mm以上とする。また、この炉床被覆剤1
4は、リバウンドして炉床に落下する前記炉壁用高温耐
火材を捕捉して、コークスの押出しと共に外部に排出す
るためのものであるから、その捕捉効果は、粒状体間の
隙間が小さいほど良好であり、そのために炉床被覆剤1
4の粒径は10mm以下、好ましくは5mm以下、望ま
しくは1mm以下とする。
【0020】また、この炉床被覆剤14は、10μm以
下の耐火性材料を造粒して粒状体としたため、以下のよ
うな作用がある。即ち、図3は、炉床被覆剤14に上方
からの力と側方からの力が作用したときの形態の変化を
示したものである。上方からの力は、炭化室2の炉床を
被覆した被覆剤14の上に堆積しているコークスの重さ
であり、側方からの力は、当該コークス押出し時にかか
る押出力である。このように上方からの力と側方からの
力を受けると、図3a〜図3dに示すように炉床被覆剤
14は崩壊し、本来の微粒子状態となり、それが滑り効
果を発揮してコークス押出し時の負荷を低減すると共
に、それらの微粒子化した炉床被覆剤14が炉床耐火煉
瓦の微孔に入り込んで更にコークス押出し時の負荷を低
減する。
【0021】前記炉床被覆剤14の原材料としては、珪
酸ジルコニウム(ZrO2 ・SiO 2 、ZrSi
2 )、珪砂(SiO2 )、アルミナ(Al2 3 )な
どを使用することができる。中でも、珪酸ジルコニウム
が特に好ましい。この珪酸ジルコニウムは、天然にジル
コンとして存在する鉱物の主成分であり、膨張率が4.
9×10-6と非常に小さく、酸化ジルコニウムのような
以上膨張がなく、融点は2400℃以上で耐熱性に優
れ、温度急変にも耐える。従って、珪酸ジルコニウムを
主成分とし、他の材料としては珪砂(シリカ砂ともい
う)、アルミナの組合せがよい。また、前記炉壁用高温
耐火材との溶融のしやすさは、珪砂、アルミナ、珪酸ジ
ルコニウムと、材料の溶融温度順である。この炉床被覆
剤14の目的は、前記炉壁用高温耐火材が炉床に溶融固
着しないようにすることであるから、自身は炉壁用高温
耐火材と溶融しない方が望ましい。従って、これらの組
合せでは珪酸ジルコニウムとアルミナを用いるのがよ
い。種々の実験の結果、少なくとも珪酸ジルコニウムが
40体積%以上含有されていると、炉床被覆剤14上に
炉壁用高温耐火材が落下していても、当該炉壁用高温耐
火材は炉床に溶融固着せず、コークス押出し時の負荷が
低減される。ただし、珪酸ジルコニウムは、他の材料に
比べて高価であるため、全体量の70体積%以下とし
て、他は前記珪砂やアルミナを組合せて用いる。最終的
に、もっとも経済的で且つコークス押出し時の負荷を軽
減させる組合せは、珪酸ジルコニウムを40〜70体積
%、アルミナを30〜60体積%とする。
【0022】従って、この実施形態では、コークス押出
し後の未だ高温状態にあるコークス炉炭化室において、
まず前記図2に示す炉床被覆剤被覆装置で炭化室炉床に
前記炉床被覆剤14を敷き詰めて当該炉床全面を炉床被
覆剤14でほぼ均一な厚さに被覆する。この炉床被覆剤
14の使用量は、例えば長さ10m、高さ4.5m、幅
0.45mの炭化室の炉床面積7.2m2 で約60kg
程度、即ち単位面積当たり8.3kg/m2 で十分であ
る。然る後、前記図1に示す高温耐火材塗布装置で、炭
化室の炉壁全面に高温耐火材を塗布すると、当該高温耐
火材は高温の炉壁で溶融し、そのまま固着して、前述の
ように平滑で高強度の溶融塗着層を形成する。また、こ
のとき、リバウンドによって炉壁用高温耐火材が落下し
ても、落下するのは炉床被覆剤14の上であるから、こ
のままコークス炉の操業にはいっても当該炉壁用高温耐
火材が直接炉床に溶融固着することはない。
【0023】その後、コークス炉炭化室内に配合石炭を
装入し、それを所定温度で乾留した後、前記押出機で押
出す。すると、前記炉床被覆剤14上に捕捉された炉壁
用高温耐火材がコークスと共に押出され、外部に排出さ
れる。この最初に押出されたコークスには、このように
炉床被覆剤とリバウンドによって落下した炉壁用高温耐
火材が混在しているが、前記図1の特開平10−461
53号公報に記載される高温耐火材塗布装置は受け部で
炉壁用高温耐火材を受けており、元来、炉壁用高温耐火
材はさほど炉床上に落下するものではないし、また前述
のように炉床被覆剤も炭化室1室当たり60kg程度で
あるために、炭化室1室当たり20tレベルのコークス
に比して品質に影響を及ぼすことはない。
【0024】次に、本発明のコークス炉炭化室炉床被覆
剤及びコークス炉操業方法の他の実施形態について図4
を用いて説明する。この実施形態では、前記高温耐火材
塗布装置に炉床被覆剤被覆装置の機能を兼備したもので
ある。この高温耐火材塗布装置では、前記水平ランス1
0上に炉床被覆剤14の収納部28を設け、この収納部
28内に収納されている炉床被覆剤14を加圧管29に
送り込んだ圧縮空気で加圧し、それを直立ランス11か
ら前方に突出させた噴出管30から前方に噴出して炉床
2Bに撒き散らすように構成されている。本実施形態で
は、前記噴出管30の直立ランス11からの突出寸度
は、約3.5mとした。即ち、本実施形態では、高温耐
火材塗布装置の高温耐火材塗布用スプレーノズル12か
ら、炭化室2の炉壁に向けて、高温耐火材を噴出しなが
ら、噴出管30から炉床被覆剤14を噴出すると、それ
より装置進行方向前方の炉床2B、つまり炉壁用高温耐
火材がリバウンドして落下する前の領域にのみ、炉床被
覆剤14が被覆され、その後、炉壁用高温耐火材がリバ
ウンドして炉床2Bに被覆された被覆剤14上に落下す
る。この場合も、リバウンドした炉壁用高温耐火材が落
下するのは炉床被覆剤14の上であるから、このままコ
ークス炉の操業にはいっても当該炉壁用高温耐火材が直
接炉床に溶融固着することはない。しかも、この実施形
態では、炉壁用高温耐火材の塗布と炉床被覆剤の炉床被
覆とを同時に行うことができるので、効率がよい。な
お、この場合も、炉床被覆剤14の使用量は、炭化室1
室当たり60kg程度でよい。
【0025】その後、コークス炉炭化室内に配合石炭を
装入し、それを所定温度で乾留した後、前記押出機で押
出すと、前記炉床被覆剤14上に捕捉された炉壁用高温
耐火材がコークスと共に押出され、外部に排出される。
この最初に押出されたコークスには、このように炉床被
覆剤とリバウンドによって落下した炉壁用高温耐火材が
混在しているが、前記高温耐火材塗布装置は受け部で炉
壁用高温耐火材を受けており、元来、炉壁用高温耐火材
はさほど炉床上に落下するものではないし、また前述の
ように炉床被覆剤も炭化室1室当たり60kg程度であ
るために、炭化室1室当たり20tレベルのコークスに
比して品質に影響を及ぼすことはない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に係るコークス炉炭化室炉床被覆剤によれば、コー
クス炉炭化室の温度より高い融点を有し且つ10μm以
下の耐火性材料を造粒して0.3〜10mmの粒径の粒
状体としたことにより、発塵を防止しながら、炉床に落
下する炉壁用高温耐火材を確実に補足し、粒状体崩壊時
の滑り効果によって、コークスの押出しと共に、それを
除去することができる。
【0027】また、本発明のうち請求項2に係るコーク
ス炉炭化室炉床被覆剤によれば、耐火性材料は、珪酸ジ
ルコニウムを40体積%以上含有することとしたため、
コークス炉操業時に溶融することがなく、炉床に落下す
る炉壁用高温耐火材の炉床への固着を抑制防止すること
ができる。また、本発明のうち請求項3に係るコークス
炉炭化室炉床被覆剤によれば、耐火性材料は、珪酸ジル
コニウムを40〜70体積%、アルミナ30〜60体積
%の混合材料であることとしたため、コークス炉操業時
に溶融することがなく、炉床に落下する炉壁用高温耐火
材の炉床への固着をより一層抑制防止することができ
る。
【0028】また、本発明のうち請求項4に係るコーク
ス炉操業方法によれば、高温状態にあるコークス炉炭化
室の炉壁煉瓦面に高温耐火材を塗布する前に、当該コー
クス炉炭化室の炉床煉瓦面に、当該炭化室の温度よりも
融点の高い粒状被覆剤を被覆し、前記コークス炉炭化室
炉壁煉瓦面に高温耐火材を塗布した後、コークス製造用
石炭を当該炭化室内に装入することとしたため、コーク
ス押出し時には、粒状被覆剤と共に、炉床に落下した炉
壁用高温耐火材を排出することができ、もって当該炉床
に落下した炉壁用高温耐火材の炉床への固着を抑制防止
することができる。
【0029】また、本発明のうち請求項5に係るコーク
ス炉操業方法によれば、コークス炉炭化室の炉床煉瓦面
全面を粒状被覆剤で被覆することとしたため、炉床に落
下した炉壁用高温耐火材の炉床への固着を確実に抑制防
止することができる。また、本発明のうち請求項6に係
るコークス炉操業方法によれば、コークス炉炭化室の炉
床煉瓦面のうち、炭化室壁面への高温耐火材の塗布時に
当該高温耐火材がリバウンドする領域の先方に粒状被覆
剤を被覆することとしたため、炉床に落下した炉壁用高
温耐火材の炉床への固着を確実に抑制防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コークス炉炭化室の炉壁に対して高温耐火材を
塗布する高温耐火材塗布装置の概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す炉床被覆剤被覆装置
の概略構成図である。
【図3】炉床被覆剤の作用の説明図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す炉床被覆剤被覆装
置兼高温耐火材塗布装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1はコークス炉 2は炭化室 2Bは炉床 3は高温耐火材塗布装置 4は押出機 5はコークス押出し用ラム 10は水平ランス 11は直立ランス 12は高温耐火材塗布用スプレーノズル 14は炉床被覆剤 22はホッパー 25はロータリフィーダ 28は収納部 29は加圧管 30は噴出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 脇本 隆三 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 小野沢 光雄 神奈川県藤沢市桐原町9番地 タイホー工 業株式会社中央研究所内 (72)発明者 中井 滋 神奈川県藤沢市桐原町9番地 タイホー工 業株式会社中央研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コークス炉炭化室の炉壁に高温耐火材を
    塗布する際に、その炉床を被覆する被覆剤であって、前
    記コークス炉炭化室の温度より高い融点を有し且つ10
    μm以下の耐火性材料を造粒して0.3〜10mmの粒
    径の粒状体としたことを特徴とするコークス炉炭化室炉
    床被覆剤。
  2. 【請求項2】 前記耐火性材料は、珪酸ジルコニウムを
    40体積%以上含有することを特徴とする請求項1に記
    載のコークス炉炭化室炉床被覆剤。
  3. 【請求項3】 前記耐火性材料は、珪酸ジルコニウムを
    40〜70体積%、アルミナ30〜60体積%の混合材
    料であることを特徴とする請求項1又は2に記載のコー
    クス炉炭化室炉床被覆剤。
  4. 【請求項4】 高温状態にあるコークス炉炭化室の炉壁
    煉瓦面に高温耐火材を塗布する前に、当該コークス炉炭
    化室の炉床煉瓦面に、当該炭化室の温度よりも融点の高
    い粒状被覆剤を被覆し、前記コークス炉炭化室炉壁煉瓦
    面に高温耐火材を塗布した後、コークス製造用石炭を当
    該炭化室内に装入することを特徴とするコークス炉操業
    方法。
  5. 【請求項5】 前記コークス炉炭化室の炉床煉瓦面全面
    を前記粒状被覆剤で被覆することを特徴とする請求項4
    に記載のコークス炉操業方法。
  6. 【請求項6】 前記コークス炉炭化室の炉床煉瓦面のう
    ち、前記炭化室壁面への高温耐火材の塗布時に当該高温
    耐火材がリバウンドする領域の先方に、前記粒状被覆剤
    を被覆することを特徴とする請求項4に記載のコークス
    炉操業方法。
JP2002046510A 2002-02-22 2002-02-22 コークス炉炭化室炉床被覆剤及びコークス炉操業方法 Pending JP2003238965A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002046510A JP2003238965A (ja) 2002-02-22 2002-02-22 コークス炉炭化室炉床被覆剤及びコークス炉操業方法
PCT/JP2003/001835 WO2003074631A1 (fr) 2002-02-22 2003-02-20 Agent de revetement de creuset pour chambre de carbonisation d'un four a coke, son procede de production, et son procede d'application sur un creuset
EP03705340A EP1477548A1 (en) 2002-02-22 2003-02-20 Hearth covering agent for carbonization chamber of coke oven, method for production thereof and method for application thereof on hearth
KR10-2004-7000932A KR20040028937A (ko) 2002-02-22 2003-02-20 코크스로 탄화실의 노상로 피복제 및 그 제조 방법과 시공방법
BR0303220-5A BR0303220A (pt) 2002-02-22 2003-02-20 Agente de cobertura de base de câmara de carbonização de forno de coque e seu método de fabricação e método de aplicação
US10/484,933 US20040198583A1 (en) 2002-02-22 2003-02-20 Hearth covering agent for carbonization chamber of coke oven, method for production thereof and method for application thereof on hearth

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002046510A JP2003238965A (ja) 2002-02-22 2002-02-22 コークス炉炭化室炉床被覆剤及びコークス炉操業方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003238965A true JP2003238965A (ja) 2003-08-27

Family

ID=27784517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002046510A Pending JP2003238965A (ja) 2002-02-22 2002-02-22 コークス炉炭化室炉床被覆剤及びコークス炉操業方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20040198583A1 (ja)
EP (1) EP1477548A1 (ja)
JP (1) JP2003238965A (ja)
KR (1) KR20040028937A (ja)
BR (1) BR0303220A (ja)
WO (1) WO2003074631A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011030730A1 (ja) * 2009-09-09 2011-03-17 株式会社タイホーコーザイ コークス炉炭化室炉床滑り剤
JP2021060149A (ja) * 2019-10-04 2021-04-15 黒崎播磨株式会社 窯炉の吹付け補修方法
JP2022125490A (ja) * 2021-02-17 2022-08-29 株式会社三井E&Sマシナリー 誘導加熱炉および耐熱部材の製造方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3148145A1 (de) * 1981-12-05 1983-06-09 Dr. C. Otto & Comp. Gmbh, 4630 Bochum Ueberzugsmasse fuer die innenwandungen der kammerwaende von koksoefen
JPS63307284A (ja) * 1987-06-09 1988-12-14 Sumitomo Metal Ind Ltd 耐熱耐食被覆用セラミックス組成物
JP3057859B2 (ja) * 1991-12-06 2000-07-04 住友金属工業株式会社 コークス炉用珪石れんがの製法と炉壁構造
JPH069288A (ja) * 1992-06-25 1994-01-18 Asahi Kagaku Kogyo Kk 耐火物用カーボン物質付着防止用コーティング組成物および耐火物用コーティング皮膜
JP2842174B2 (ja) * 1993-03-19 1998-12-24 住友金属工業株式会社 コークス炉用れんがおよびその製造方法と、コークス炉の炉壁構造
JP2989790B2 (ja) * 1997-10-20 1999-12-13 朝日化学工業株式会社 コークス炉
JP2000336371A (ja) * 1999-05-25 2000-12-05 Sumitomo Metal Ind Ltd コークス炉耐火煉瓦表面の被覆用湿式シール材

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011030730A1 (ja) * 2009-09-09 2011-03-17 株式会社タイホーコーザイ コークス炉炭化室炉床滑り剤
JP2011057841A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Taihokohzai:Kk コークス炉炭化室炉床滑り剤
JP2021060149A (ja) * 2019-10-04 2021-04-15 黒崎播磨株式会社 窯炉の吹付け補修方法
JP2022125490A (ja) * 2021-02-17 2022-08-29 株式会社三井E&Sマシナリー 誘導加熱炉および耐熱部材の製造方法
JP7225286B2 (ja) 2021-02-17 2023-02-20 株式会社三井E&Sマシナリー 誘導加熱炉および耐熱部材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20040198583A1 (en) 2004-10-07
KR20040028937A (ko) 2004-04-03
EP1477548A1 (en) 2004-11-17
BR0303220A (pt) 2004-07-06
WO2003074631A1 (fr) 2003-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100478454C (zh) 制备金属铁的方法
JP2003238965A (ja) コークス炉炭化室炉床被覆剤及びコークス炉操業方法
RU2302470C2 (ru) Способ производства металлического железа
US10343941B2 (en) Glass batch material and process for making glass
RU2098390C1 (ru) Способ очистки поверхности огнеупорных структур и способ керамической сварки
JP2000018529A (ja) 灰熔融式焼却システム
JP3785910B2 (ja) コークス炉炭化室の炉底煉瓦面への表面保護材の付着防止方法および装置
JP4239790B2 (ja) コークス炉の操業方法
EP0495327B1 (fr) Procédé et composition pour la réparation par soudage sur site de produits réfractaires
JPS5929772B2 (ja) 石炭熱焼炉の灰排出装置
JPH0118026B2 (ja)
JP2002201477A (ja) コークス炉窯口補修方法
JP2000336371A (ja) コークス炉耐火煉瓦表面の被覆用湿式シール材
JPH1150057A (ja) コークス炉の炉壁の補修方法
JPH0684812B2 (ja) 焼却灰溶融処理方法および装置
SU1208023A1 (ru) Способ варки минерального сырь и устройство дл его осуществлени
JP2558288B2 (ja) 低融点付着物の除去方法
JPS5879870A (ja) 溶射用粉末材料の製造法
JPH086913B2 (ja) スラグ出滓装置
JP2002195760A (ja) 炉壁れんが補修体および炉壁れんが補修方法
JPH10330758A (ja) コークス炉炭化室壁面の表面処理方法
JP2001027407A (ja) 廃棄物熔融炉及び廃棄物減容化方法
JP5005463B2 (ja) 溶射体の表面の平滑化方法
JPS5824785A (ja) 炉壁等の吹付補修方法
WO2011030730A1 (ja) コークス炉炭化室炉床滑り剤