JP2003238210A - ガラス繊維用集束剤とそれにより表面処理されてなるガラス繊維 - Google Patents

ガラス繊維用集束剤とそれにより表面処理されてなるガラス繊維

Info

Publication number
JP2003238210A
JP2003238210A JP2002041429A JP2002041429A JP2003238210A JP 2003238210 A JP2003238210 A JP 2003238210A JP 2002041429 A JP2002041429 A JP 2002041429A JP 2002041429 A JP2002041429 A JP 2002041429A JP 2003238210 A JP2003238210 A JP 2003238210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mass
parts
starch
glass
paraffin wax
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002041429A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Ogata
善章 緒方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Glass Co Ltd filed Critical Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority to JP2002041429A priority Critical patent/JP2003238210A/ja
Publication of JP2003238210A publication Critical patent/JP2003238210A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラスクロスを高速で製織しても毛羽の発生
が少なく、飛走性が良好であり、脱落澱粉の発生を抑制
できるガラス繊維用集束剤とそれにより表面処理されて
なるガラス繊維を提供すること。 【構成】 本発明のガラス繊維集束剤は、澱粉とパラフ
ィンワックスを含有し、前記パラフィンワックスがカチ
オン性界面活性剤とノニオン性高分子界面活性剤を含有
する乳化剤により乳化されてなり、パラフィンワックス
が固形分換算で澱粉100質量部に対して、5〜70質
量部含有されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラスクロス製造に適
したガラス繊維用集束剤とそれにより表面処理されてな
るガラス繊維に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガラス繊維は溶融ガラスを白金
製のブッシングの底部に設けられた多数のノズルから引
き出すことによって紡糸されたガラスフィラメントの表
面に集束剤が塗布され、数十〜数千本のガラスフィラメ
ントを1本のストランドに束ね、ケーキとして巻き取ら
れる。
【0003】上記集束剤は、ガラスフィラメントを集束
させるとともに、後工程の撚糸、整径、製織の際にガラ
スフィラメントを保護し、毛羽の発生を防ぐ被膜を形成
するためにガラス繊維に塗布されており、澱粉、潤滑
剤、界面活性剤、カチオン柔軟剤、防腐剤等から構成さ
れている。
【0004】プリント配線基板用のガラスクロスは、一
般にガラスヤーンをエアージェットルームで製織するこ
とによって作製され、緯糸をエアーによって経糸の間を
通し平織等される。その後、ガラスクロスに付着してい
る有機成分は加熱焼却することにより取り除かれ(加熱
脱油)、熱硬化性樹脂と混合しプリント配線基板用の積
層板が製造される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ガラスクロス製織時
に、緯糸の飛走性が悪いと、ガラスクロスの端まで到達
できずガラスクロスの緩み不良が発生する。また、ガラ
スクロスの緩み不良を解消するために織機のエアー圧を
上げると、高いエアー圧によってガラス繊維が傷つき毛
羽が発生する。
【0006】また、ガラスクロス製織時に、ガラス繊維
と織機部材との摩擦が大きくなると毛羽が発生しやすく
なる。織機部材との摩擦を小さくするために集束剤に多
量のパラフィンワックスを添加すると、発生する毛羽は
減少するが、添加したパラフィンワックスが澱粉の被膜
形成を阻害するので、撚糸時や製織時に澱粉被膜が剥が
れやすくなる。剥がれた澱粉被膜(脱落澱粉)は粉となっ
て飛散し、その粉が再びガラス繊維に付着すると、加熱
脱油工程で焼け残り、ヒートクリーニング不良が発生し
やすい。
【0007】近年、ガラスクロス製織工程の高速化が進
むにつれて、エアー圧の上昇などガラス繊維に加わる負
荷が増大するため、ガラス繊維に対する品質の要求が高
くなってきている。
【0008】そこで、本発明は、ガラスクロスを高速で
製織しても毛羽の発生が少なく、飛走性が良好であり、
脱落澱粉の発生を抑制できるガラス繊維用集束剤とそれ
により表面処理されてなるガラス繊維を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のガラス繊維集束
剤は、澱粉とパラフィンワックスを含有し、前記パラフ
ィンワックスがカチオン性界面活性剤とノニオン性高分
子界面活性剤を含有する乳化剤により乳化されてなり、
パラフィンワックスが固形分換算で澱粉100質量部に
対して、5〜70質量部含有してなることを特徴とす
る。
【0010】
【作用】本発明のガラス繊維集束剤は、澱粉とパラフィ
ンワックスを含有し、前記パラフィンワックスが、カチ
オン性界面活性剤とノニオン性高分子界面活性剤を含有
する乳化剤により乳化されてなり、固形分換算で澱粉1
00質量部に対して、5〜70質量部、好ましくは10
〜50質量部含有されるため、それにより表面処理され
たガラス繊維は、毛羽の発生が少なく、飛走性が良好で
あり、脱落澱粉の発生を抑制することが可能である。
【0011】澱粉100質量部に対して、パラフィンワ
ックスが固形分換算で5質量部よりも少ないと、ガラス
繊維と織機部材との摩擦が大きくなるため、毛羽が発生
しやすく、また、ガラス繊維の潤滑性と柔軟性が乏しく
なるため、飛走性が悪くなりやすい。一方、70質量部
よりも多いと、パラフィンワックスによって澱粉の被膜
形成が阻害されるため脱落澱粉が発生しやすい。
【0012】澱粉は、ガラスフィラメントを保護するた
めの被膜形成剤であり、トウモロコシ、ジャガイモ、サ
ツマイモ、米、タピオカ等を原料とし、低粘化、ヒドロ
キシアルキル化、アセチル化、架橋等の加工が施された
ものが使用できる。
【0013】パラフィンワックスは、炭素数が20〜4
0の炭化水素を主成分として含有しており、ガラス繊維
に潤滑性を付与し、毛羽の発生を抑制する目的で添加さ
れ、各種界面活性剤によって乳化され、ガラス繊維に均
一に塗布される。
【0014】カチオン性界面活性剤は、パラフィンワッ
クスを乳化する以外に、ガラス繊維に潤滑性と柔軟性を
付与するため、ガラスフィラメント間の摩擦が軽減され
毛羽の発生を抑制するとともに飛走性を向上させる働き
を有し、ポリアミン誘導体が使用できる。
【0015】ノニオン性高分子界面活性剤は、パラフィ
ンワックスを乳化する以外に、被膜形成剤である澱粉と
なじみやすく、澱粉被膜を柔軟にして剥がれにくくする
ため、脱落澱粉の発生を抑制し、澱粉被膜によってガラ
スフィラメントが保護されるため毛羽の発生を抑制する
働きを有し、ポリエチレングリコールやポリプロピレン
グリコールのようなポリアルキレングリコールが使用で
きる。
【0016】パラフィンワックスを乳化し、安定して乳
化状態を保持させる目的でエーテル系界面活性剤を用い
てもよい。エーテル系界面活性剤は、炭素数が13〜3
0のアルキルアルコールまたはアルキルカルボン酸とポ
リエチレングリコールの縮合物であり、エーテル系界面
活性剤は質量平均分子量が500〜4000である。
【0017】また、パラフィンワックス100質量部に
対して、カチオン性界面活性剤が2〜50質量部、ノニ
オン性高分子界面活性剤が2〜50質量部含有されると
好ましい。パラフィンワックス100質量部に対してカ
チオン性界面活性剤が2質量部よりも少ないとガラス繊
維の柔軟性が乏しくなるため、飛走性が悪く、50質量
部よりも多いとガラス繊維の結束性が低下し毛羽立ちや
すい。一方、パラフィンワックス100質量部に対して
ノニオン性高分子界面活性剤が2質量部よりも少ないと
ガラス繊維を保護する澱粉被膜がもろくなるため脱落澱
粉が発生しやすく、50質量部よりも多いと被膜が硬く
なりすぎ、柔軟性に乏しくなるため飛走性が悪くなりや
すい。
【0018】また、ノニオン性高分子界面活性剤は、質
量平均分子量が8000〜50000であると好まし
い。質量平均分子量が8000よりも小さいと、澱粉と
のなじみが悪く、柔軟性を有する澱粉被膜が形成でき
ず、脱落澱粉が発生しやすくなる。一方、50000よ
りも大きいと、被膜が硬くなりすぎ、柔軟性に乏しくな
るため飛走性が悪くなりやすい。
【0019】本発明のガラス繊維用集束剤は、上記した
成分以外にもカチオン柔軟剤、潤滑剤、防腐剤等を含め
ることができる。
【0020】カチオン柔軟剤は、ガラス繊維を柔軟に
し、ストランドを構成するガラスフィラメント間の摩擦
を軽減するものであり、テトラエチレンペンタミンとス
テアリン酸の縮合物であるイミダゾリンカチオン柔軟剤
が含まれる。
【0021】潤滑剤は、摩擦を低減させガラス繊維を保
護するためのものであり、上記のパラフィンワックスや
水素添加した植物油の硬化油を各種界面活性剤で乳化し
た乳化液が使用可能である。
【0022】防腐剤は、ガラス繊維用集束剤からカビが
発生することを防止する目的で添加され、有機イオウハ
ロゲン系化合物等が使用可能である。
【0023】本発明におけるガラス繊維に対する集束剤
の付着量は、0.1〜3.0質量%、好ましくは0.3
〜2.0質量%である。付着量が0.1質量%より少な
いとガラスフィラメントを保護する被膜が薄くなり、上
記の効果が得にくいため毛羽が発生しやすく、3.0質
量%よりも多いと被膜が厚くなりすぎて、もろくなるた
め脱落澱粉が発生しやすい。
【0024】
【実施例】以下、本発明のガラス繊維用集束剤およびガ
ラス繊維を実施例と比較例に基づいて詳細に説明する。
【0025】表1は、実施例および比較例の毛羽、飛走性
および脱落澱粉の評価結果を示し、図1は金属摩擦体を
用いた毛羽評価方法を示す説明図である。
【0026】
【表1】
【0027】[実施例1]まず、ヒドロキシアルキルエー
テル化澱粉を10倍量の水に分散させてから昇温し、糊
化した後、60℃まで冷却することによって澱粉糊液を
作製した。
【0028】次いで、植物油と植物油の乳化剤を含む潤
滑剤およびテトラエチレンペンタミンとステアリン酸の
縮合物であるイミダゾリンカチオン柔軟剤を10倍量の
60℃の熱水で溶解させたA液を作成した。また、防腐
剤を10倍量の60℃の熱水で希釈したB液を作製し
た。さらに、カチオン性界面活性剤、ノニオン性高分子
界面活性剤およびエーテル系界面活性剤により乳化され
たパラフィンワックスを含むワックス乳化液を10倍量
の60℃の熱水で希釈したC液を作製した。
【0029】上記澱粉糊液に、A液、B液およびC液を
攪拌しながら順次加え、固形分量が5質量%となるよう
に60℃の熱水を加え集束剤とした。
【0030】集束剤中の各成分の含有比率は、固形分換
算で、ヒドロキシアルキルエーテル化澱粉100質量部
に対して、植物油が15質量部、植物油の乳化剤が1質
量部、イミダゾリンカチオン柔軟剤が5質量部、防腐剤
が1質量部、パラフィンワックスが50質量部となるよ
うに調製した。また、ワックス乳化液中の各成分の含有
比率は、パラフィンワックス100質量部に対して、カ
チオン性界面活性剤が10質量部、ノニオン性高分子界
面活性剤が13質量部、エーテル系界面活性剤が14質
量部となるように調製した。
【0031】尚、パラフィンワックスは、主成分として
炭素数が27の炭化水素を含有し、カチオン性界面活性
剤は、炭素数が16〜18の脂肪酸とポリアミンの縮合
物の酢酸塩であり、分子量が3000〜4000であ
る。ノニオン性高分子界面活性剤は、ポリプロピレング
リコールとポリエチレングリコールが4対1の割合で縮
合し、質量平均分子量が10000である。エーテル系
界面活性剤は、炭素数が18のアルコールとポリエチレ
ングリコールの縮合物であり、分子量が1000程度で
ある。
【0032】このようにして調製した集束剤を直径7μ
mのEガラスのガラスフィラメント200本に塗布して
集束したストランドを紙管に巻き取りケーキとした後、
ケーキからストランドを解舒し、撚糸(1Z)を行い、
ガラスヤーンを作製しガラスヤーンボビンに巻き取っ
た。ガラス繊維に対する集束剤の付着量は、1.0質量
%であった。
【0033】[実施例2]固形分換算で澱粉100質量部
に対して、パラフィンワックスを10質量部含有するワ
ックス乳化液を添加した以外は、全て実施例1と同様の
方法でガラスヤーンを作製した。
【0034】[比較例1]固形分換算で澱粉100質量部
に対して、パラフィンワックスを3質量部含有するワッ
クス乳化液を添加した以外は、全て実施例1と同様の方
法でガラスヤーンを作製した。
【0035】[比較例2]ワックス乳化液のかわりに、エ
ーテル系界面活性剤により乳化されたパラフィンワック
スを含む乳化液を用いた以外は、実施例1と同様の方法
でガラスヤーンを作製した。尚、この乳化液は、パラフ
ィンワックス100質量部に対して、エーテル系界面活
性剤を43質量部含有する。
【0036】[比較例3]ワックス乳化液のかわりに、カ
チオン性界面活性剤とエーテル系界面活性剤により乳化
されたパラフィンワックスを含む乳化液を用いた以外
は、実施例1と同様の方法でガラスヤーンを作製した。
尚、この乳化液は、パラフィンワックス100質量部に
対して、カチオン性界面活性剤を10質量部、エーテル
系界面活性剤を14質量部含有する。
【0037】[比較例4]ワックス乳化液のかわりに、ノ
ニオン性高分子界面活性剤とエーテル系界面活性剤によ
り乳化されたパラフィンワックスを含む乳化液を用いた
以外は、実施例1と同様の方法でガラスヤーンを作製し
た。尚、この乳化液は、パラフィンワックス100質量
部に対して、ノニオン性高分子界面活性剤を12質量
部、エーテル系界面活性剤を10質量部含有する。
【0038】このようにして得られた実施例および、比
較例のガラスヤーンについて次のような方法で毛羽、飛
走性、脱落澱粉を評価した。
【0039】毛羽は、図1に示すようにガラスヤーンボ
ビン1から解舒されたガラスヤーン2を巻き取りボビン
3に巻き取り、毎分300mで7500mのガラスヤー
ン2を5本の金属摩擦体4上を走行させたときに発生し
た毛羽量、高速エアージェット式織機(津田駒工業株式
会社製ZAタイプ)で製織したときのガラスクロス上に
発生した毛羽量およびガラスヤーン1の光学式毛羽検知
器により検知した毛羽量から毛羽量の多い順に1から5
の5段階で評価した。
【0040】飛走性は、ガラスヤーンを高速エアージェ
ット式織機で製織した際の、ガラスヤーンの到達タイミ
ングによって評価し、到達タイミングが遅いものほど飛
走性が悪いことを示し、到達タイミングが遅い順に1か
ら5の5段階で評価した。
【0041】脱落澱粉は、高速エアージェット織機のヤ
ーン糸打ち出しノズル付近に脱落する澱粉を目視で観察
し、脱落澱粉の多い順に1から5の5段階で評価した。
尚、評価が4以上であると、使用する上で特に問題な
い。
【0042】表1から明らかなように実施例1、2は、
カチオン性界面活性剤およびノニオン性高分子界面活性
剤を含有する乳化剤により乳化されたパラフィンワック
スと、澱粉との含有比率が適切であるため、毛羽、飛走
性、脱落澱粉のいずれの項目においても良好な結果であ
った。
【0043】一方、比較例1は、澱粉に対するカチオン
性界面活性剤およびノニオン性高分子界面活性剤を含有
する乳化剤により乳化されたパラフィンワックスの含有
比率が低いため、毛羽、飛走性、脱落澱粉のいずれの評
価も悪かった。
【0044】比較例2は、カチオン性界面活性剤および
ノニオン性高分子界面活性剤を含有せず、エーテル系界
面活性剤のみで乳化されたパラフィンワックスを含む乳
化液を使用しているため、毛羽、飛走性、脱落澱粉のい
ずれの評価も悪かった。
【0045】比較例3は、ノニオン性高分子界面活性剤
を含有せず、カチオン性界面活性剤とエーテル系界面活
性剤により乳化されたパラフィンワックスを含む乳化液
を使用しているため、脱落澱粉の評価が悪く、また、比
較例4は、カチオン性界面活性剤を含有せず、エーテル
系界面活性剤とノニオン性高分子界面活性剤により乳化
されたパラフィンワックスを含む乳化液を使用している
ため、飛走性の評価が悪かった。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明のガラス繊維用集束
剤によって表面処理されてなるガラス繊維は、毛羽の発
生が少なく、飛走性が良好であり、また、脱落澱粉の発
生が抑制でき、高い歩留まりで、高い品質のガラスクロ
スが製造できるためプリント配線基板用途に好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属摩擦体を用いた毛羽評価方法を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 ガラスヤーンボビン 2 ガラスヤーン 3 巻き取りボビン 4 金属摩擦体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 澱粉とパラフィンワックスを含有し、前
    記パラフィンワックスが、カチオン性界面活性剤および
    ノニオン性高分子界面活性剤を含有する乳化剤により乳
    化されてなり、固形分換算で澱粉100質量部に対し
    て、5〜70質量部含有してなることを特徴とするガラ
    ス繊維用集束剤。
  2. 【請求項2】 固形分換算でパラフィンワックス100
    質量部に対して、カチオン性界面活性剤を2〜50質量
    部、ノニオン性高分子界面活性剤を2〜50質量部含有
    してなることを特徴とする請求項1記載のガラス繊維用
    集束剤。
  3. 【請求項3】 ノニオン性高分子界面活性剤の質量平均
    分子量が8000〜50000であることを特徴とする
    請求項1または2記載のガラス繊維用集束剤。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のガラス
    繊維用集束剤により表面処理されてなることを特徴とす
    るガラス繊維。
JP2002041429A 2002-02-19 2002-02-19 ガラス繊維用集束剤とそれにより表面処理されてなるガラス繊維 Pending JP2003238210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002041429A JP2003238210A (ja) 2002-02-19 2002-02-19 ガラス繊維用集束剤とそれにより表面処理されてなるガラス繊維

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002041429A JP2003238210A (ja) 2002-02-19 2002-02-19 ガラス繊維用集束剤とそれにより表面処理されてなるガラス繊維

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003238210A true JP2003238210A (ja) 2003-08-27

Family

ID=27781845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002041429A Pending JP2003238210A (ja) 2002-02-19 2002-02-19 ガラス繊維用集束剤とそれにより表面処理されてなるガラス繊維

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003238210A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102503185A (zh) * 2011-11-23 2012-06-20 安徽丹凤电子材料股份有限公司 玻璃纤维浸润剂及其制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102503185A (zh) * 2011-11-23 2012-06-20 安徽丹凤电子材料股份有限公司 玻璃纤维浸润剂及其制备方法
CN102503185B (zh) * 2011-11-23 2013-11-27 安徽丹凤电子材料股份有限公司 玻璃纤维浸润剂及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6345404B2 (ja) ガラス繊維用集束剤、それが塗布されたガラス繊維及びガラス繊維製品並びにガラスクロスの製造方法。
WO2004003284A1 (ja) ガラス繊維ヤーン用集束剤及びそれを用いたガラス繊維ヤーン
JP6454135B2 (ja) 石英ガラス繊維用集束剤、石英ガラス繊維、石英ガラスヤーン、並びに石英ガラスクロス
JP2002293576A (ja) ガラス繊維巻糸体の製造方法およびガラス繊維織物の製造方法
JP2008516101A5 (ja)
CN106243406B (zh) 石英玻璃纤维用集束剂、石英玻璃纤维、石英玻璃纱线以及石英玻璃布
JPH03183644A (ja) グラスファイバー織物用ストランド
JP2003238210A (ja) ガラス繊維用集束剤とそれにより表面処理されてなるガラス繊維
WO2004003282A1 (ja) ガラス繊維ヤーン用集束剤及びそれを用いたガラス繊維ヤーン
JP5834840B2 (ja) ガラス繊維用集束剤及びそれを用いるガラス繊維織物
WO2004029355A1 (ja) ガラス繊維ヤーン用集束剤及びそれを用いたガラス繊維ヤーン
WO2004003283A1 (ja) ガラス繊維ヤーン用集束剤及びガラス繊維ヤーンの製造方法
JP2007162171A (ja) ガラスヤーン回巻体、その製造方法及びガラスクロス
JPH09208268A (ja) ガラス繊維用集束剤及びガラス繊維織物
JP2007153706A (ja) ガラス繊維用集束剤
JP3169055B2 (ja) ガラスクロスの製造方法
JP3837731B2 (ja) ガラス繊維用集束剤及びそれを付着させたガラス繊維
JP2004115351A (ja) ガラス繊維ヤーン
JP2001048596A (ja) 集束剤及びそれが塗布されたガラス繊維
JPH10287448A (ja) ガラス繊維ヤ−ン用集束剤
JP3178504B2 (ja) ガラス繊維織物用経糸の製造方法及びそれに使用する糊剤
JP2003034556A (ja) ガラス繊維集束剤
JP2007217252A (ja) ガラス繊維用集束剤、ガラス繊維及びその製造方法
JPH07166475A (ja) 糊剤付着アルミナ質繊維
JP2002293578A (ja) ガラス繊維用集束剤