JP2003237924A - 穀粒用横送り搬送装置 - Google Patents

穀粒用横送り搬送装置

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JP2003237924A
JP2003237924A JP2002031743A JP2002031743A JP2003237924A JP 2003237924 A JP2003237924 A JP 2003237924A JP 2002031743 A JP2002031743 A JP 2002031743A JP 2002031743 A JP2002031743 A JP 2002031743A JP 2003237924 A JP2003237924 A JP 2003237924A
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plate
locking shaft
shaft member
supply unit
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JP2002031743A
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Seiichi Noda
清一 能田
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Seiken Kogyo KK
Original Assignee
Seiken Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐久性の高いチエンの提供、振動、騒音の発
生の減少および抑制、メンテナンス作業の容易化、低コ
スト化。 【構成】 搬送方向に長く形成した機筐1の任意の上方
位置に少なくとも一つの供給部2を、機筐1の任意の下
方位置に少なくとも一つの排出部6を夫々設け、前記供
給部2と排出部6の間に、供給部2と排出部6の間移動
するように掛け回した無端チェン13に所定間隔を置い
て搬送体12を複数設けて前記供給部2より供給された
搬送物を搬送する搬送コンベア7を設け、前記無端チェ
ン13は、一対の内側プレート15と外側プレート16
の夫々を係止軸部材17により無端状に連結すると共
に、前記内側プレート15と前記外側プレート16の何
れか一方または両方は前記係止軸部材17を挿通する筒
形状のブッシュを介在させて取付けた穀粒用横送り搬送
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、略水平に設置され
る機筐の供給部から排出部へ米等の穀粒を搬送する搬送
コンベアを設けた横送り搬送装置に関するものであり、
特に、搬送コンベアのチエンについて工夫したものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来公知の、実用新案登録第26076
62号公報には、供給部と排出部の間移動するように掛
け回した無端チェンに、所定間隔を置いて搬送体を複数
設けて前記供給部より供給された搬送物を搬送する搬送
コンベアを設け、前記無端チェンは、一対の内側プレー
トと外側プレートの夫々を係止軸部材により無端状に連
結した構成について記載されている。該公知例の無端チ
ェンAの構成は、図13、14のように、一対の内側プ
レートBの間に位置決め用の樹脂ローラCを挟んで、こ
の内側プレートBの外側に外側プレートDを位置させ
て、内側プレートBと樹脂ローラCと外側プレートDと
に係止軸部材Eを挿通して連結している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例の搬送コン
ベアは、従動歯車または駆動歯車に無端チェンAが噛み
合うとき、水平状態の内側プレートBと外側プレートD
は係止軸部材E中心に回動するので、内側プレートBと
外側プレートDの夫々と係止軸部材Eとの接触部分に摩
擦抵抗が発生し、図13、14のように、内側プレート
Bと外側プレートDの挿通孔Fに摩耗孔Gが生じ、耐久
性を低下させるという課題がある。本願は、無端チェン
の構成を工夫することにより、内側プレートおよび外側
プレートと係止軸部材の摩耗を防止または抑制して耐久
性を向上させたものである。
【0004】
【発明の目的】耐久性の高いチエンの提供、振動、騒音
の発生の減少および抑制、メンテナンス作業の容易化、
低コスト化。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、搬送方向に長
く形成した機筐1の任意の上方位置に少なくとも一つの
供給部2を、機筐1の任意の下方位置に少なくとも一つ
の排出部6を夫々設け、前記供給部2と排出部6の間
に、供給部2と排出部6の間移動するように掛け回した
無端チェン13に所定間隔を置いて搬送体12を複数設
けて前記供給部2より供給された搬送物を搬送する搬送
コンベア7を設け、前記無端チェン13は、一対の内側
プレート15と外側プレート16の夫々を係止軸部材1
7により無端状に連結すると共に、前記内側プレート1
5と前記外側プレート16の何れか一方または両方は前
記係止軸部材17を挿通する筒形状のブッシュを介在さ
せて取付けた穀粒用横送り搬送装置としたものである。
本発明は、前記ブッシュはその少なくとも一端は左右何
れか一方の内側プレート15または外側プレート16に
固定状態に取付けた穀粒用横送り搬送装置としたもので
ある。本発明は、前記内側プレート15および外側プレ
ート16は合成樹脂または金属板によりにより形成し、
合成樹脂の場合は前記ブッシュの一端は挿通孔に圧入嵌
合させ、金属板の場合は前記ブッシュの一端は挿通孔に
嵌合させて溶接固定し、何れの場合も、前記ブッシュの
他端は挿通孔に嵌合させた穀粒用横送り搬送装置とした
ものである。本発明は、前記ブッシュのうち前記内側プ
レート15に取付けるブッシュ19の外周には樹脂ロー
ラ26を挿入して内側プレート15の左右幅を設定する
ように構成した穀粒用横送り搬送装置としたものであ
る。本発明は、搬送方向に長く形成した機筐1の任意の
上方位置に少なくとも一つの供給部2を、機筐1の任意
の下方位置に少なくとも一つの排出部6を夫々設け、前
記供給部2と排出部6の間に、供給部2と排出部6の間
移動するように掛け回した無端チェン13に、所定間隔
を置いて搬送体12を複数設けて前記供給部2より供給
された搬送物を搬送する搬送コンベア7を設け、前記無
端チェン13は、一対の内側プレート15と外側プレー
ト16の夫々を係止軸部材17により無端状に連結する
と共に、少なくとも前記係止軸部材17の一端は左右何
れか一方の前記外側プレート16に回転しないように取
付けた穀粒用横送り搬送装置としたものである。本発明
は、前記係止軸部材17は軸棒形状の挿入軸部31の一
端に異径形状の頭部30を設けて形成し、前記一対の外
側プレート16の何れか一方の外面には前記頭部30に
合わせた嵌合孔32を有する回り止め部材33を固定し
た穀粒用横送り搬送装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図により説明すると、1
は横送り搬送装置の機筐であり、搬送方向に長く形成す
る。該機筐1の一端側上方位置に供給部2を設け、他端
には落口5を有する排出部6を設ける。前記供給部2の
供給口(図示省略)と他端の排出部6の間の機筐1内に
は、搬送コンベア7を設ける。説明の都合上搬送コンベ
ア7の搬送方向を前後方向とすると、搬送コンベア7
は、前記供給部2の後部の機筐1内に従動歯車8を従動
軸9により軸装し、前側の排出部6の機筐1内に駆動歯
車10(図7)を駆動軸11により軸装し、前記従動歯
車8と前記駆動歯車10の間に複数の搬送体12を所定
間隔を置いて設けた無端チェン13を掛け回して構成す
る。
【0007】しかして、前記無端チェン13は、前後方
向の左右一対の内側プレート15と外側プレート16の
夫々を係止軸部材17により着脱自在に連結して無端状
に形成して構成する。前記内側プレート15の前後両端
には夫々挿通孔18を形成し、左右の挿通孔18の内面
側の内側プレート15には筒形状に形成したブッシュ1
9の両端を取付け、該ブッシュ19内に前記係止軸部材
17を挿通し、係止軸部材17の回転による荷重はブッ
シュ19の内面で支持するように構成する。この場合、
内側プレート15は合成樹脂または金属板により形成
し、合成樹脂の場合はブッシュ19の一端を挿通孔18
に圧入嵌合させ、また、金属板の場合はブッシュ19の
一端を挿通孔18に嵌合させて溶接固定すればよく、何
れの場合も、ブッシュ19の他端は挿通孔18に密に嵌
合させ、嵌合深さを変えて製品のばらつきを吸収し、ブ
ッシュ19の外周に挿入した樹脂ローラ26により左右
の内側プレート15の幅を設定する。したがって、製品
の寸法精度を高くする。また、樹脂ローラ26は従動歯
車8と駆動歯車10の夫々と噛み合うときの衝撃を緩和
し、振動・騒音を減少させる。
【0008】しかして、前記外側プレート16と係止軸
部材17との間に別途形成した内側ブッシュ20を設
け、外側プレート16と係止軸部材17との間の荷重が
集中するのを分散させる。内側ブッシュ20は、前記ブ
ッシュ19の内側に嵌合する外径寸法に形成し、一端に
フランジ部21を有して構成する。内側ブッシュ20は
一方の外側プレート16の挿通孔22から内側プレート
15のブッシュ19に挿通し、この内側ブッシュ20に
係止軸部材17を挿通し、係止軸部材17の先端の係合
溝23を他方側の内側ブッシュ20より突出させ、この
係合溝23に止着具24を係合させて止着する。この場
合、内側ブッシュ20の一端は外側プレート16に固定
し、他端は外側プレート16の挿通孔22に嵌合させ、
内側ブッシュ20と外側プレート16の挿通孔22との
摺接を防止して摩耗を防止する。また、外側プレート1
6は合成樹脂または金属板により形成し、合成樹脂の場
合は内側ブッシュ20の一端を挿通孔22に圧入嵌合さ
せ、また、金属板の場合は内側ブッシュ20の一端を挿
通孔22に嵌合させて溶接固定すればよく、何れの場合
も、挿通孔22の他端は挿通孔22に密に嵌合させる。
25は座金、27はカラーであり、内側プレート15、
外側プレート16が金属製のときは合成樹脂により形成
すると、異音の発生を抑制して好適である。
【0009】図8〜図12は、他の実施例であり、外側
プレート16と係止軸部材17は互いに回転しないよう
に設けて荷重集中を分散または減少させる。即ち、係止
軸部材17は異径形状の頭部30に挿入軸部31を設け
て形成し、外側プレート16の外面に前記頭部30に合
わせた嵌合孔32を有する回り止め部材33を固定し、
嵌合孔32に係止軸部材17の頭部30を嵌合させるこ
とにより、外側プレート16と係止軸部材17を互いに
回転不能とし、外側プレート16の挿通孔挿通孔22の
内面と係止軸部材17の外面との摺接現象を防止する。
この場合、外側プレート16と係止軸部材17とは互い
に回転不能であるが、外側プレート16と係止軸部材1
7はブッシュ19中心に内側プレート15に対して回動
する。
【0010】しかして、前記搬送体12の構成は任意で
あり、外側プレート16の夫々の側面に側方に突出する
ように設け、搬送体12の下縁は内側プレート15およ
び外側プレート16の下縁より下方に位置させればよ
い。この場合、合成樹脂により搬送体12と無端チェン
13を一体に形成してよいが、実施例では、搬送体12
と無端チェン13は金属板部材により形成し、L型形状
に屈曲させた搬送体12の基部を無端チェン13の外側
プレート16の夫々の側面に溶接固定している。前記搬
送体12のうち所定個数を置いて特定のまたは全ての搬
送体12には、ウレタンゴム等の弾性を有する材料によ
り形成した弾性掻落し体35を取付ける。前記弾性掻落
し体35は機筐1の底板の上面に摺接移動して残留物を
搬送する。即ち、搬送体12は底板と常時接触させる
と、異音を発生し、耐久性が低下するの不利であり、底
板36との間に所定隙間を有して移動させ、この隙間に
残留する穀粒を弾性掻落し体35により搬送するのであ
る。前記弾性掻落し体35は、前記搬送体12に対応す
る掻落し部37を細い連結部38により連結し、金具3
9により取付ける。
【0011】
【作用】次ぎに作用を述べる。モーターに通電すると、
駆動歯車10が回転し、駆動歯車10は無端チェン13
を回転させて搬送体12を供給部2から排出部6へ移動
させ、搬送体12は機筐1内の穀粒を排出部6へ向けて
搬送する。この場合、従動歯車8と駆動歯車10に無端
チェン13が噛み合うとき、水平状態の内側プレート1
5と外側プレート16は係止軸部材17中心に回動し、
このとき、単に内側プレート15と外側プレート16と
を係止軸部材17により取付けると、内側プレート15
と係止軸部材17との接触部分に摩擦抵抗が発生し、図
13、14のように、内側プレートBの挿通孔Fに摩耗
孔Gが生じ、耐久性を低下させる。
【0012】本願では、内側プレート15の前後両端に
は夫々挿通孔18を形成し、左右の挿通孔18の内面側
の内側プレート15には筒形状のブッシュ19の両端を
取付けているから、外側プレート16の外側を内側プレ
ート15により挟持した状態で、内側プレート15の挿
通孔22とブッシュ19内に係止軸部材17の挿入軸部
31を挿通すると、内側プレート15と外側プレート1
6の組立が完了する。したがって、内側プレート15と
係止軸部材17とが相対的に回転しても、係止軸部材1
7はブッシュ19の内面全体と摺接するから、面接触と
なって、荷重を分散して摩耗を格段に抑制し、耐久性を
向上させる。
【0013】即ち、ブッシュ19を省略すると、内側プ
レート15の挿通孔18の内面と係止軸部材17の外周
との接触であり、この接触部分は係止軸部材17を基準
に見ると内側プレート15に板厚分の幅はあるものの殆
ど線接触といってよく、この部分に荷重が集中して摩耗
が激しくなるが、本願はブッシュ19の内面で支持する
ので、この摩耗を防止または抑制できる。しかも、ブッ
シュ19を追加するだけで基本構成は変えないでよく、
コストの上昇を最小限にしている。
【0014】しかして、単に内側プレート15と外側プ
レート16とを係止軸部材17により直接取付けると、
前記と同様に外側プレート16の挿通孔22と係止軸部
材17との接触部分に摩擦抵抗が発生し、図13、14
のように、外側プレートDの挿通孔Fに摩耗孔Gが生
じ、耐久性を低下させる。本願では、外側プレート16
と係止軸部材17との間に別途形成した内側ブッシュ2
0を設けているから、外側プレート16と係止軸部材1
7との間の荷重は分散され、耐久性を向上させる。即
ち、外側プレート16の場合と同様に、内側ブッシュ2
0の内面と係止軸部材17の外面との接触により接触面
積を大きくして、荷重を分散させ、摩耗発生を抑制す
る。なお、内側ブッシュ20は、一端にフランジ部21
を有しているが、組立てを容易にするためのものであり
要件ではない。
【0015】前記の場合、ブッシュ19および内側ブッ
シュ20の夫々は、少なくとも一端を一方のプレートに
固定状態に取付けているから、他端を他方のプレートに
嵌合させただけでも、左右のプレート(15、16)は
係止軸部材17中心に一体的に回動することになる。し
たがって、ブッシュ19および内側ブッシュ20と、プ
レート(15、16)の挿通孔の内面とは摺接せず、摩
耗を防止する。
【0016】図8〜図12の他の実施例では、外側プレ
ート16と係止軸部材17とは相対的に回転不能となる
ようにしているから、外側プレート16と係止軸部材1
7とは互いに摺接することが防止され、外側プレート1
6の挿通孔22の内面に摩耗部分が生じるのを防止し、
耐久性を向上させる。この場合、内側ブッシュ20を設
ける場合に比し、係止軸部材17の頭部18を異径形状
に形成し、回り止め部材33を追加すればよいこと、回
り止め部材33を固定すればよいことから、組立てを容
易にし、重量およびコストを上昇させない。
【0017】この外側プレート16と係止軸部材17と
の固定は、係止軸部材17の頭部30を異径形状に形成
し、外側プレート16の外面には頭部30に合わせた嵌
合孔32を有する回り止め部材33を固定して構成して
いるから、嵌合孔32に係止軸部材17の頭部30を嵌
合させると、外側プレート16と係止軸部材17とは互
いに回転不能となって、外側プレート16の挿通孔22
の内面と係止軸部材17の外面との摺接現象発生を防止
する。この外側プレート16と係止軸部材17との固定
は、係止軸部材17の頭部30と回り止め部材33によ
り一端側が固定され、他端は他方の外側プレート16の
挿通孔22に嵌合させただけでも、左右の外側プレート
16は係止軸部材17中心に一体的に回動するから、外
側プレート16と係止軸部材17の両者は摺接せず、摩
耗の根本原因を除去でき、合理的構成となる。
【0018】この場合、外側プレート16の前後の挿通
孔22のうち荷重が掛かるのは進行方向後側であるが、
外側プレート16の前後の挿通孔22の夫々の側部に回
り止め部材33を設けることにより、誤組を防止して作
業性を向上させている。なお、外側プレート16と係止
軸部材17とは互いに回転不能であるが、外側プレート
16と係止軸部材17はブッシュ19中心に内側プレー
ト15に対して回動する。
【0019】
【発明の効果】本発明は、搬送方向に長く形成した機筐
1の任意の上方位置に少なくとも一つの供給部2を、機
筐1の任意の下方位置に少なくとも一つの排出部6を夫
々設け、前記供給部2と排出部6の間に、供給部2と排
出部6の間移動するように掛け回した無端チェン13に
所定間隔を置いて搬送体12を複数設けて前記供給部2
より供給された搬送物を搬送する搬送コンベア7を設
け、前記無端チェン13は、一対の内側プレート15と
外側プレート16の夫々を係止軸部材17により無端状
に連結すると共に、前記内側プレート15と前記外側プ
レート16の何れか一方または両方は前記係止軸部材1
7を挿通する筒形状のブッシュを介在させて取付けた穀
粒用横送り搬送装置としたものであるから、係止軸部材
17を介して掛かる荷重はブッシュの内面全体で支受さ
れ、荷重を分散して摩耗を格段に抑制し、耐久性を向上
させる。本発明は、前記ブッシュはその少なくとも一端
は左右何れか一方の内側プレート15または外側プレー
ト16に固定状態に取付けた穀粒用横送り搬送装置とし
たものであるから、ブッシュと内側プレート15または
外側プレート16は一体上に回転(回動)して、ブッシ
ュと内側プレート15または外側プレート16との取付
部分の摺接現象発生を抑制または防止する。本発明は、
前記内側プレート15および外側プレート16は合成樹
脂または金属板によりにより形成し、合成樹脂の場合は
前記ブッシュの一端は挿通孔に圧入嵌合させ、金属板の
場合は前記ブッシュの一端は挿通孔に嵌合させて溶接固
定し、何れの場合も、前記ブッシュの他端は挿通孔に嵌
合させた穀粒用横送り搬送装置としたものであるから、
ブッシュと内側プレート15または外側プレート16と
の取付部分の摺接現象発生を簡易な構成により達成し
て、コスト上昇を最小限にし、また、組立ても容易にす
る。本発明は、前記ブッシュのうち前記内側プレート1
5に取付けるブッシュ19の外周には樹脂ローラ26を
挿入して内側プレート15の左右幅を設定するように構
成した穀粒用横送り搬送装置としたものであるから、組
立を容易にし、製品寸法精度を向上させ、振動、騒音を
減少させる。本発明は、搬送方向に長く形成した機筐1
の任意の上方位置に少なくとも一つの供給部2を、機筐
1の任意の下方位置に少なくとも一つの排出部6を夫々
設け、前記供給部2と排出部6の間に、供給部2と排出
部6の間移動するように掛け回した無端チェン13に、
所定間隔を置いて搬送体12を複数設けて前記供給部2
より供給された搬送物を搬送する搬送コンベア7を設
け、前記無端チェン13は、一対の内側プレート15と
外側プレート16の夫々を係止軸部材17により無端状
に連結すると共に、少なくとも前記係止軸部材17の一
端は左右何れか一方の前記外側プレート16に回転しな
いように取付けた穀粒用横送り搬送装置としたものであ
るから、回転を止めるので、摺接現象の防止の確率を向
上させ、耐久性を向上させる。本発明は、前記係止軸部
材17は軸棒形状の挿入軸部31の一端に異径形状の頭
部30を設けて形成し、前記一対の外側プレート16の
何れか一方の外面には前記頭部30に合わせた嵌合孔3
2を有する回り止め部材33を固定した穀粒用横送り搬
送装置としたものであるから、簡易な構成で回転を止め
られ、コスト上昇を最小限にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 横送り搬送装置の側面図。
【図2】 無端チエンの分解状態の平面図。
【図3】 同部分斜視図。
【図4】 同一部横断平面図。
【図5】 同正面図。
【図6】 同側面図。
【図7】 他の実施例の無端チエンの分解状態の平面
図。
【図8】 同部分斜視図。
【図9】 同一部横断平面図。
【図10】 同正面図。
【図11】 同側面図。
【図12】 駆動歯車部分の側面図。
【図13】 従来例の一部横断平面図。
【図14】 同側面図。
【符号の説明】
1…機筐、2…供給部、3…投入口、4…供給口、5…
落口、6…排出部、7…搬送コンベア、8…従動歯車、
9…従動軸、10…駆動歯車、11…駆動軸、12…搬
送体、13…チェン、15…内側プレート、16…外側
プレート、17…係止軸部材、18…挿通孔、19…ブ
ッシュ、20…内側ブッシュ、21…フランジ部、22
…挿通孔、23…係合溝、24…止着具、25…座金、
26…樹脂ローラ、27…カラー、30…頭部、31…
挿入軸部、32…嵌合孔、33…回り止め部材、35…
弾性掻落し体、36…底板、37…掻落し部、38…連
結部、39…金具。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送方向に長く形成した機筐1の任意の
    上方位置に少なくとも一つの供給部2を、機筐1の任意
    の下方位置に少なくとも一つの排出部6を夫々設け、前
    記供給部2と排出部6の間に、供給部2と排出部6の間
    移動するように掛け回した無端チェン13に所定間隔を
    置いて搬送体12を複数設けて前記供給部2より供給さ
    れた搬送物を搬送する搬送コンベア7を設け、前記無端
    チェン13は、一対の内側プレート15と外側プレート
    16の夫々を係止軸部材17により無端状に連結すると
    共に、前記内側プレート15と前記外側プレート16の
    何れか一方または両方は前記係止軸部材17を挿通する
    筒形状のブッシュを介在させて取付けた穀粒用横送り搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ブッシュはその
    少なくとも一端は左右何れか一方の内側プレート15ま
    たは外側プレート16に固定状態に取付けた穀粒用横送
    り搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記内側プレート1
    5および外側プレート16は合成樹脂または金属板によ
    りにより形成し、合成樹脂の場合は前記ブッシュの一端
    は挿通孔に圧入嵌合させ、金属板の場合は前記ブッシュ
    の一端は挿通孔に嵌合させて溶接固定し、何れの場合
    も、前記ブッシュの他端は挿通孔に嵌合させた穀粒用横
    送り搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記ブッシュのうち
    前記内側プレート15に取付けるブッシュ19の外周に
    は樹脂ローラ26を挿入して内側プレート15の左右幅
    を設定するように構成した穀粒用横送り搬送装置。
  5. 【請求項5】 搬送方向に長く形成した機筐1の任意の
    上方位置に少なくとも一つの供給部2を、機筐1の任意
    の下方位置に少なくとも一つの排出部6を夫々設け、前
    記供給部2と排出部6の間に、供給部2と排出部6の間
    移動するように掛け回した無端チェン13に、所定間隔
    を置いて搬送体12を複数設けて前記供給部2より供給
    された搬送物を搬送する搬送コンベア7を設け、前記無
    端チェン13は、一対の内側プレート15と外側プレー
    ト16の夫々を係止軸部材17により無端状に連結する
    と共に、少なくとも前記係止軸部材17の一端は左右何
    れか一方の前記外側プレート16に回転しないように取
    付けた穀粒用横送り搬送装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記係止軸部材17
    は軸棒形状の挿入軸部31の一端に異径形状の頭部30
    を設けて形成し、前記一対の外側プレート16の何れか
    一方の外面には前記頭部30に合わせた嵌合孔32を有
    する回り止め部材33を固定した穀粒用横送り搬送装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010540380A (ja) * 2007-10-08 2010-12-24 ケッテン−ヴルフ ベトリーブス−ゲーエムベーハー チェーン、特に、シャーシキャリアまたは物品を搬送するためのコンベヤチェーン
WO2016158815A1 (ja) * 2015-04-03 2016-10-06 ツバキ山久チエイン株式会社 コンベヤチェーン

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