JP4236029B2 - 搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送物を縦方向に搬送する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、搬送物を縦方向に搬送する搬送装置としては、例えば、特許2896265号や実開昭58−137611号公報などに記載されている垂直スラットコンベヤが知られている。
【0003】
このような搬送装置では、荷受面を有していてこの荷受面と反対側への屈曲を許容するとともに荷受面側へは搬送物の荷受が可能な荷受姿勢に規制する荷受台を備えており、この荷受台が、荷受姿勢を保って搬送物を荷受する荷受位置から搬送物を送り出す荷送位置に向けて縦方向に移動し、荷受面の屈曲を伴って荷送位置から荷受位置に回帰している。
【0004】
荷受台は、荷受面の両端に配置される対の支持体を備え、これら対の支持体と交差する荷受面の両側に両端が各支持体に連結された対のチェーンが配置され、これら対のチェーン間に沿って複数のスラットが並設されて荷受面を構成している。各スラットの両側端部は、チェーンに設けられた取付片上に配置し、複数本のボルトによって取付片に締め付けて固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のように、複数のボルトによってスラットをチェーンに締め付けて固定するのでは、ボルトの締付作業を必要とし、組立に手間がかかる問題がある。
【0006】
また、荷受台に搬送物を載せた状態ではチェーンおよびスラットが若干ながら下方へたわむため、たわみの繰り返しにより運転時間を経るにつれてボルトに緩みが生じる場合があり、ボルトが緩むことでスラットががたついて騒音が発生したり、ボルトやスラットが脱落する問題がある。
【0007】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、荷受台を容易に組み立てることができ、両側のチェーン間にスラットを確実に保持できる搬送装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の搬送装置は、荷受面を有しこの荷受面と反対側への屈曲を許容するとともに荷受面側へは搬送物の荷受が可能な荷受姿勢で規制する荷受台を備え、この荷受台が、荷受姿勢を保って搬送物を荷受する荷受位置から搬送物を送り出す荷送位置に向けて縦方向に移動し、荷受面の屈曲を伴って荷送位置から荷受位置に回帰する搬送装置において、前記荷受台は、前記荷受面の両端に配置される対の支持体と、これら対の支持体と交差する前記荷受面の両側に配置されて両端が各支持体に連結され、荷受面と反対側への屈曲を許容するとともに荷受面側へは荷受姿勢で規制し、互いに対向する内側から複数のピンが突設された対のチェーンと、これら対のチェーン間に沿って並設され前記荷受面を構成する荷受部、各チェーンに臨む両側端部にそのチェーンのピンがそれぞれ挿入される対の挿入部、および前記荷受部と前記対の挿入部間とを連結する連結部を有する断面略T字形に形成された複数のスラットとを具備しているものである。
【0009】
そして、この構成では、両側のチェーンから突設されたピンをスラットの両側の挿入部に挿入することにより、両側のチェーン間にスラットが支持され、荷受台の組み立てが容易になり、両側のチェーンによってピンの挿入状態にスラットが規制されて、両側のチェーン間にスラットが保持される。さらに、スラットを、荷受面を構成する荷受部、およびこの荷受部と挿入部とを連結する連結部を有する断面略T字形に形成したことにより、簡略化および軽量化される。
【0010】
請求項2記載の搬送装置は、請求項1記載の搬送装置において、チェーンのピンとスラットの挿入部との間に介在された弾性を有するブッシュを備えているものである。
【0011】
そして、この構成では、チェーンのピンとスラットの挿入部との間に介在された弾性を有するブッシュにより、チェーンとスラットとの間にたわみが生じてもそのたわみ分が吸収され、騒音の発生が低減される。
【0012】
請求項3記載の搬送装置は、請求項2記載の搬送装置において、スラットの挿入部は、チェーンのピンに係合されたブッシュに対して軸方向と交差する方向から着脱可能とする着脱溝部を有しているものである。
【0013】
そして、この構成では、スラットの挿入部の着脱溝部を通じて、チェーンのピンに係合されたブッシュに対して軸方向と交差する方向から着脱可能とすることにより、荷受台からチェーンを外さなくても両側のチェーン間に対してスラットを着脱可能とし、荷受台の組立およびスラットの交換が容易になる。
【0014】
求項記載の搬送装置は、請求項1ないしいずれか記載の搬送装置において、各スラットに着脱可能に取り付けられ、各スラットの並設方向に対応した荷受面の幅より広い幅に設けられた荷受部材を備えているものである。
【0015】
そして、この構成では、各スラットに、各スラットの並設方向に対応した荷受面の幅より広い幅に設けられた荷受部材を取り付けることにより、隣り合うスラットの間の隙間を少なくし、スラット間に搬送物が落ち込むのが防止される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0017】
図1ないし図5に第1の実施の形態を示す。
【0018】
図5に示すように、搬送装置11は、搬送物を縦方向つまり鉛直方向に搬送する垂直スラットコンベヤであり、縦形のフレーム12を有し、このフレーム12の内側に搬送物を鉛直方向に搬送する搬送空間13が形成され、この搬送空間13の上部位置14および下部位置15に対応してフレーム12の一側下部および他側上部に搬送物が通過する上部開口16および下部開口17が形成されている。
【0019】
フレーム12の搬送空間13の両側には、対の内側チェーン21および対の外側チェーン22がそれぞれ張設されている。各内側チェーン21は、上部のスプロケット23および下部のスプロケット24,25,26によって略L字形に張設され、各外側チェーン22は、上部のスプロケット27,28および下部のスプロケット29,30,31によって略四角形状に張設されている。
【0020】
スプロケット25,26間の内側チェーン21とスプロケット27,28間の外側チェーン22とは水平に張設され、スプロケット23,26間の内側チェーン21とスプロケット27,31間の外側チェーン22とは平行に張設されている。
【0021】
スプロケット23,28は同一の回転軸32に固定され、この回転軸32に固定された伝達スプロケット33とモータ34によって回転駆動される駆動スプロケット35との間に伝達チェーン36が張設され、モータ34の駆動によって内側チェーン21と外側チェーン22とが同期して回行される。
【0022】
また、内側チェーン21と外側チェーン22とにまたがって複数の荷受台40が等間隔毎に取り付けられている。なお、図5には、荷受台40のうちの一部のみを示し、残りは省略している。これら各荷受台40は、搬送物を載せる荷受面41を有し、この荷受面41と反対側への屈曲が許容されているとともに荷受面41側への屈曲が搬送物の荷受が可能な荷受姿勢つまり平行姿勢に規制されている。そして、荷受台40が、荷受姿勢を保って搬送物を荷受する上部位置14または下部位置15の荷受位置から搬送物を送り出す下部位置15または上部位置14の荷送位置に向けて縦方向に移動し、荷受面41の屈曲を伴って荷送位置から荷受位置に回帰するように構成されている。
【0023】
次に、図3に示すように、荷受台40は、荷受面41の両端に配置される対の支持体としての支持バー42,43、これら対の支持バー42,43と交差する荷受面41の両側に配置されて両端が各支持体42,43に連結されたチェーン44、およびこれら対のチェーン44間に沿って並設されて荷受面41を構成する複数のスラット45を備えている。
【0024】
荷受台40の一端の支持バー42の両側端部は両側の内側チェーン21に連結され、荷受台40の他端の支持バー43の両側端部は両側の外側チェーン22に連結される。したがって、支持バー43の幅が支持バー42より広く形成されている。
【0025】
また、チェーン44は、図1および図2に示すように、両側に外側連結板46と内側連結板47とがチェーン44の長手方向に交互に配置され、これら外側連結板46と内側連結板47とが重合する位置でかつ荷受面41に対して反対側に寄った位置がピン48によって回動可能に連結されている。各内側連結板47の外面でかつ荷受面41側に寄った位置に規制ピン49が突設され、各外側連結板46の縁に規制ピン49に係合する窪み部50が形成されている。そして、チェーン44は、ピン48を支点として外側連結板46と内側連結板47とが互いに回動可能とし、荷受面41と反対側への屈曲が許容されているとともに、荷受面41側へは外側連結板46の窪み部50と内側連結板47の規制ピン49とが当接した状態つまり荷受面41が平行状態となる荷受姿勢で規制される。
【0026】
両側のチェーン44の互いに対向する内側には複数のピン48の端部が延設されて突出されている。突出するピン48は、チェーン44の長手方向に対して1つ置きの内側連結板47に連結された対のピン48としている。
【0027】
また、スラット45は、例えば、アルミニウム材で、押出成形によって長尺に形成されており、荷受面41を構成する平板状の荷受部51、両側のチェーン44の対のピン48が挿入される対の挿入部52、および荷受部51の裏面中央と対の挿入部52とを連結する連結部53を有し、荷受部51と連結部53とで断面略T字形に形成されている。
【0028】
荷受部51は、荷受面41を構成する表面が平面状で、その中央には長手方向に沿って溝部54が形成され、この溝部54に荷受部51の表面より摩擦係数が高くかつ弾性を有するウレタン樹脂やゴムなどの滑止め部材55が嵌め込み係止されている。スラット45の並設方向に対応した荷受部51の両縁には裏面側に折れ曲がった折曲部56が形成されている。
【0029】
挿入部52は、連結部53の両側に位置し、中央にチェーン44のピン48が挿入される挿入孔57を有する略円筒状に形成されている。
【0030】
また、チェーン44の各ピン48とスラット45の各挿入部52との間には弾性体としてのブッシュ59が介在されている。このブッシュ59は、図4に示すように、弾性を有する例えばウレタン樹脂製で、中央にピン48に係合する係合孔60を有する円筒状の筒部61を有し、この筒部61の外周には筒部61の先端を挿入部52に挿入した際に挿入部52の端部に当接するフランジ部62が突出形成されている。筒部61には、複数の孔状の空隙部63が軸方向に形成されている。なお、ブッシュ59の係合孔60の内径はチェーン44のピン48の外径より小さく、筒部61の外径はスラット45の挿入部52の挿入孔57の内径より大きく形成されている。
【0031】
そして、荷受台40の組立時において、チェーン44とスラット45とを連結固定するには、ブッシュ59をスラット45の挿入部52の挿入孔57に挿入してから、チェーン44のピン48をブッシュ59の係合孔60に挿入するか、または、チェーン44のピン48にブッシュ59を装着してから、ブッシュ59を介してチェーン44のピン48をスラット45の挿入部52の挿入孔57に挿入する。
【0032】
このように、両側のチェーン44から突設されたピン48をスラット45の両側の挿入部52に挿入することにより、両側のチェーン44間にスラット45を支持できるため、荷受台40を容易に組み立てることができる。しかも、両側のチェーン44によってピン48が挿入した状態にスラット45を規制できて、両側のチェーン44間にスラット45を確実に保持でき、スラット45の脱落を確実に防止できる。
【0033】
チェーン44のピン48とスラット45の挿入部52との間に介在された弾性を有するブッシュ59により、チェーン44とスラット45との間にたわみが生じてもそのたわみ分を吸収でき、騒音の発生を低減できる。特に、ブッシュ59には、複数の空隙部63が形成されているため、チェーン44のピン48とスラット45の挿入部52との双方に密着していても、ブッシュ59の弾性変形を許容でき、しかも、チェーン44のピン48とスラット45の挿入部52との双方に密着することで騒音の発生を低減できる。また、ブッシュ59のフランジ部62によりスラット45の挿入部52に対する挿入位置を規制できるので、ブッシュ59によってチェーン44とスラット45との間に隙間を確保し、チェーン44とスラット45とが接触して騒音が発生するのを防止できる。
【0034】
スラット45は、荷受面41を構成する荷受部51、およびこの荷受部51と挿入部52とを連結する連結部53を有する断面略T字形に形成したため、簡略化および軽量化できる。
【0035】
そして、搬送装置11は、搬送物を下から上へ搬送する場合、図5(a)においてモータ34の駆動により各チェーン21,22が反時計回り方向に回行され、各チェーン21,22と一体に荷受台40が移動する。荷受台40が、荷受位置である下部位置15に対して下部開口17側から下部開口17と反対方向へ向けて水平な荷受姿勢となりながら移動し、このとき下部開口17から搬送物が図示しない搬入用のコンベヤによって送り込まれ、荷受台40の荷受面41に搬送物を受け取る。搬送物を載せた荷受台40が、水平な荷受姿勢を保って下部位置15から上昇し、荷送位置である上部位置14に達したら、上部開口16の方向へ移動し、搬送物を上部開口16から図示しない搬出用のコンベヤなどに送り出す。搬送物を送り出した荷受台40が、荷受面41の屈曲を伴って上部位置14から下部位置15に回帰する。
【0036】
また、搬送物を上から下へ搬送する場合、図5(a)においてモータ34の駆動により各チェーン21,22が時計回り方向に回行され、各チェーン21,22と一体に荷受台40が移動する。荷受台40が、荷受位置である上部位置14に対して上部開口16側から上部開口16と反対方向へ向けて水平な荷受姿勢となりながら移動し、このとき上部開口16から搬送物が図示しない搬入用のコンベヤによって送り込まれ、荷受台40の荷受面41に搬送物を受け取る。搬送物を載せた荷受台40が、水平な荷受姿勢を保って上部位置14から下降し、荷送位置である下部位置15に達したら、下部開口17の方向へ移動し、搬送物を下部開口17から図示しない搬出用のコンベヤなどに送り出す。搬送物を送り出した荷受台40が、荷受面41の屈曲を伴って下部位置15から上部位置14に回帰する。
【0037】
次に、第2の実施の形態を図6に示す。
【0038】
スラット45の各挿入部52の荷受面41と反対側には、チェーン44のピン48に係合したブッシュ59に対して軸方向と交差する径方向から着脱可能とする着脱溝部66が形成されている。
【0039】
そして、荷受台40の組立時において、チェーン44とスラット45とを連結固定する場合に、チェーン44のピン48にブッシュ59を装着してから、スラット45の挿入部52の着脱溝部66を通じてチェーン44のピン48に装着したブッシュ59の径方向から係合させることができる。この場合、対の支持バー42,43と両側のチェーン44を組み立てた状態で、両側のチェーン44間に各スラット45を装着していけばよく、荷受台40を容易に組み立てることができる。
【0040】
しかも、例えば摩耗の生じたスラット45を交換する場合に、荷受台40からチェーン44を外さなくても両側のチェーン44間に対して、摩耗の生じたスラット45を外し、新たに交換するスラット45を装着でき、スラット45の交換作業を容易にできる。
【0041】
なお、第1および第2の実施の形態において、滑止め部材55を取り付けることにより、滑りやすい搬送物の場合にこの搬送物とスラット45との相対的な移動を抑制できるが、滑りやすい搬送物でない場合には滑止め部材55は必ずしも取り付けなくてもよい。
【0042】
次に、第3の実施の形態を図7に示す。
【0043】
各スラット45の荷受部51には、滑止め部材55に代えて、各スラット45の並設方向に対応した荷受面41の幅より広い幅に設けられた荷受部材69を着脱可能に取り付けることができる。この荷受部材69は、樹脂製で、スラット45の長手方向に対応した長さがスラット45と略同じ長さに形成されるとともにスラット45の並設方向に対応した幅がスラット45の荷受部51よりも幅広に形成された荷受板部70を有し、この荷受板部70の裏面中央にはスラット45の溝部54に嵌め込み係止される突部71が突設され、荷受板部70の両縁にはスラット45の両縁の折曲部56に引っ掛け係止される引掛部72が形成されている。そして、荷受部材69によって、隣り合うスラット45間の間隙を少なくし、長さが短い搬送物や袋物などの搬送物がその間隙に落ち込むのを防止できる。
【0044】
【発明の効果】
請求項1記載の搬送装置によれば、両側のチェーンから突設されたピンをスラットの両側の挿入部に挿入することにより、両側のチェーン間にスラットを支持できるため、荷受台を容易に組み立てることができ、両側のチェーンによってピンが挿入した状態にスラットを規制できて、両側のチェーン間にスラットを確実に保持できる。さらに、スラットを、荷受面を構成する荷受部、およびこの荷受部と対の挿入部間とを連結する連結部を有する断面略T字形に形成したため、簡略化および軽量化できる。
【0045】
請求項2記載の搬送装置によれば、請求項1記載の搬送装置の効果に加えて、チェーンのピンとスラットの挿入部との間に介在された弾性を有するブッシュにより、チェーンとスラットとの間にたわみが生じてもそのたわみ分を吸収でき、騒音の発生を低減できる。
【0046】
請求項3記載の搬送装置によれば、請求項2記載の搬送装置の効果に加えて、スラットの挿入部の着脱溝部を通じて、チェーンのピンに係合されたブッシュに対して軸方向と交差する方向から着脱可能とするため、荷受台からチェーンを外さなくても両側のチェーン間に対してスラットを着脱でき、荷受台の組立およびスラットの交換を容易にできる。
【0047】
求項記載の搬送装置によれば、請求項1ないしいずれか記載の搬送装置の効果に加えて、各スラットに、各スラットの並設方向に対応した荷受面の幅より広い幅に設けられた荷受部材を取り付けることにより、隣り合うスラットの間の隙間を少なくし、スラットの間に搬送物が落ち込むのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す搬送装置の荷受台の一部の斜視図である。
【図2】 同上荷受台の一部の断面図である。
【図3】 同上荷受台を示し、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図4】 同上荷受台に用いるブッシュを示し、(a)は側面図、(b)は端面図である。
【図5】 同上搬送装置を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態を示す搬送装置の荷受台の一部の断面図である。
【図7】 本発明の第3の実施の形態を示す搬送装置の荷受台に荷受部材を適用した一部の断面図である。
【符号の説明】
11 搬送装置
40 荷受台
41 荷受面
42,43 支持体としての支持バー
44 チェーン
45 スラット
48 ピン
51 荷受部
52 挿入部
53 連結部
59 ブッシュ
66 着脱溝部
69 荷受部材

Claims (4)

  1. 荷受面を有しこの荷受面と反対側への屈曲を許容するとともに荷受面側へは搬送物の荷受が可能な荷受姿勢で規制する荷受台を備え、この荷受台が、荷受姿勢を保って搬送物を荷受する荷受位置から搬送物を送り出す荷送位置に向けて縦方向に移動し、荷受面の屈曲を伴って荷送位置から荷受位置に回帰する搬送装置において、
    前記荷受台は、
    前記荷受面の両端に配置される対の支持体と、
    これら対の支持体と交差する前記荷受面の両側に配置されて両端が各支持体に連結され、荷受面と反対側への屈曲を許容するとともに荷受面側へは荷受姿勢で規制し、互いに対向する内側から複数のピンが突設された対のチェーンと、
    これら対のチェーン間に沿って並設され前記荷受面を構成する荷受部、各チェーンに臨む両側端部にそのチェーンのピンがそれぞれ挿入される対の挿入部、および前記荷受部と前記対の挿入部間とを連結する連結部を有する断面略T字形に形成された複数のスラットと
    を具備していることを特徴とする搬送装置。
  2. チェーンのピンとスラットの挿入部との間に介在された弾性を有するブッシュを備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
  3. スラットの挿入部は、チェーンのピンに係合されたブッシュに対して軸方向と交差する方向から着脱可能とする着脱溝部を有している
    ことを特徴とする請求項2記載の搬送装置
  4. 各スラットに着脱可能に取り付けられ、各スラットの並設方向に対応した荷受面の幅より広い幅に設けられた荷受部材を備えている
    ことを特徴とする請求項1ないしいずれか記載の搬送装置。
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