JP2016196350A - コンベヤチェーン - Google Patents
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Abstract
【課題】リンク及びピンの摩耗を抑制しつつピンの強度を確保することができるコンベヤチェーンを提供する。【解決手段】コンベヤチェーン11は、物品13を載置可能な載置面14を有する合成樹脂製の複数のリンク12と、直列に配置される複数のリンク12における直列方向で隣り合うリンク12同士を回動自在に連結するピン15とを備える。そして、ピン15は、金属製の心棒30と、心棒30を覆う合成樹脂製のカバー部材32とを有している。【選択図】図5
Description
本発明は、物品を搬送するコンベヤチェーンに関する。
従来、この種のコンベヤチェーンとしては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。このようなコンベヤチェーンは、直列に配置される複数のリンクを有しており、直列方向で隣り合うリンク同士はピンにより回動自在に連結されている。各リンクには、その外面の一部に物品を載置可能な載置面が形成されている。そして、この載置面上に物品を載置した状態での駆動スプロケットの回転に伴うコンベヤチェーンの直列方向への移動により、その移動方向に物品が搬送される。
ところで、上述のようなコンベヤチェーンでは、用途に応じてリンクやピンを構成する材料が金属や合成樹脂から選択される。そして、リンクを合成樹脂で構成するとともにピンを金属で構成した場合には、リンクにおけるピンとの接触部分が摩耗し易くなってしまう。また、リンク及びピンの両方を合成樹脂で構成すると、リンクやピンの摩耗は抑制できるものの、ピンの強度が確保できなくなるおそれがあるという問題がある。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、リンク及びピンの摩耗を抑制しつつピンの強度を確保することができるコンベヤチェーンを提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するコンベヤチェーンは、物品を載置可能な載置面を有する合成樹脂製の複数のリンクと、直列に配置される複数の前記リンクにおける直列方向で隣り合う前記リンク同士を回動自在に連結するピンとを備え、前記ピンは、金属製の心棒と、前記心棒を覆う合成樹脂製のカバー部材とを有している。
上記課題を解決するコンベヤチェーンは、物品を載置可能な載置面を有する合成樹脂製の複数のリンクと、直列に配置される複数の前記リンクにおける直列方向で隣り合う前記リンク同士を回動自在に連結するピンとを備え、前記ピンは、金属製の心棒と、前記心棒を覆う合成樹脂製のカバー部材とを有している。
この構成によれば、ピンは、リンクと同じ系統の材質である合成樹脂製のカバー部材においてリンクと接触するため、リンク及びピンの少なくとも一方を金属製にした場合に比べてリンク及びピンの摩耗を抑制できる。加えて、ピンは、カバー部材の内側に金属製の心棒を有しているため、強度を確保することができる。したがって、リンク及びピンの摩耗を抑制しつつピンの強度を確保することができる。
上記コンベヤチェーンにおいて、前記カバー部材は、前記心棒を挿嵌可能な挿嵌部を有しており、前記心棒は、前記挿嵌部に挿嵌されていることが好ましい。
この構成によれば、カバー部材の挿嵌部に心棒を挿嵌するだけで、容易にピンを組み立てることができる。
この構成によれば、カバー部材の挿嵌部に心棒を挿嵌するだけで、容易にピンを組み立てることができる。
上記コンベヤチェーンにおいて、前記カバー部材は、断面視で非円形状をなす筒状に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、リンクにおけるピンが挿嵌される孔の形状をカバー部材と対応する形状にすることで、孔内でピンが空回りすることを抑制できる。
この構成によれば、リンクにおけるピンが挿嵌される孔の形状をカバー部材と対応する形状にすることで、孔内でピンが空回りすることを抑制できる。
上記コンベヤチェーンにおいて、前記各リンクは、レールに沿って摺動可能な摺動面を有し、前記心棒は、磁性を有した金属製であることが好ましい。
この構成によれば、レールに磁石を埋め込むことで、各リンクを、磁力によって心棒を介してレールに吸着させながらレールに沿って摺動させることができる。このため、特にレールにおけるカーブしている部分で各リンクがレールから浮き上がることを抑制できる。
この構成によれば、レールに磁石を埋め込むことで、各リンクを、磁力によって心棒を介してレールに吸着させながらレールに沿って摺動させることができる。このため、特にレールにおけるカーブしている部分で各リンクがレールから浮き上がることを抑制できる。
上記コンベヤチェーンにおいて、前記心棒は、前記ピンの軸線方向における長さが前記カバー部材と同じであることが好ましい。
この構成によれば、ピンの両端面において心棒とカバー部材とが面一になるので、心棒をカバー部材に組み付ける際の位置決めを容易に行うことができる。
この構成によれば、ピンの両端面において心棒とカバー部材とが面一になるので、心棒をカバー部材に組み付ける際の位置決めを容易に行うことができる。
本発明によれば、リンク及びピンの摩耗を抑制しつつピンの強度を確保することができる。
以下、コンベヤチェーンの一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、コンベヤチェーン11は、直列に配置される合成樹脂製の複数のリンク12を備えている。各リンク12は、その一面(図1では上面)に物品13を載置可能な載置面14を有している。そして、複数のリンクの載置面14が直列方向Xに沿って連続するように配置された状態において、直列方向Xで隣り合うリンク12同士は、直列方向Xと直交する方向であって且つ載置面14に沿う方向である幅方向Yに沿って延びるピン15により、回動自在に連結されている。
図1に示すように、コンベヤチェーン11は、直列に配置される合成樹脂製の複数のリンク12を備えている。各リンク12は、その一面(図1では上面)に物品13を載置可能な載置面14を有している。そして、複数のリンクの載置面14が直列方向Xに沿って連続するように配置された状態において、直列方向Xで隣り合うリンク12同士は、直列方向Xと直交する方向であって且つ載置面14に沿う方向である幅方向Yに沿って延びるピン15により、回動自在に連結されている。
なお、図示はしないが、コンベヤチェーン11は、直列に配置された多数のリンク12が無端状をなすように連結された状態において駆動スプロケット(図示略)の回転に伴い周回移動するように構成されている。
図2及び図3(a)〜図3(f)に示すように、各リンク12は、その一面が載置面14として機能する幅方向Yに長い略矩形状のプレート部17を有している。各リンク12のプレート部17における直列方向Xの一方側となる前側における幅方向Yの中央部には、直列方向Xの他方側となる後側に向けて矩形状の切欠部18が形成されている。この切欠部18は、幅方向Yで対向する内側面19間の間隔がピン15の長さよりも短くなるように形成されている。
各リンク12のプレート部17における載置面14側とは反対側となる面(図2では下面)には、切欠部18の両内側面19間の間隔と同じ間隔をおいて対向する一対の支持片部20が、切欠部18の両内側面19に沿って載置面14とは反対側となる下方へ延びるように形成されている。これら一対の支持片部20には、支持孔21がリンク12の幅方向Yに貫通するようにそれぞれ形成されている。そして、ピン15は、これらの支持孔21に両端部を挿嵌した状態で両支持片部20間に架設される。
また、各リンク12のプレート部17における直列方向Xで切欠部18が形成された側とは反対側となる後側には、直方体状の連結部22が後側に向けて突出するように形成されている。この連結部22は、幅方向Yにおける両外側面23間の距離が切欠部18の両内側面19間の距離よりも僅かに短くなるように形成されている。さらに、この連結部22には、図3(e)及び図3(f)に示すように、支持片部20に貫通するように形成された支持孔21よりもサイズの大きい連結孔24がリンク12の幅方向Yに貫通するように形成されている。連結孔24は、直列方向Xに長い長円形状をなしている。
図2及び図4に示すように、ピン15は、磁性を有した金属(例えば、鋼材)製の丸棒よりなる心棒30と、心棒30を挿嵌可能な挿嵌部の一例としての円形の挿嵌孔31を有した筒状をなす合成樹脂(例えば、エンジニアリングプラスチック)製のカバー部材32とを備えている。本実施形態のカバー部材32を構成する合成樹脂には、リンク12を構成する合成樹脂と異なる種類のものが用いられている。
心棒30は、幅方向Y(ピン15の軸線方向)における長さがカバー部材32と同じになっている。したがって、カバー部材32の挿嵌孔31に心棒30を挿嵌してピン15を形成した状態では、ピン15の両端面において心棒30とカバー部材32とが面一になる。
カバー部材32は、幅方向Yと直交する平面で切断したときの断面視で略D字状をなす非円形に形成されている。すなわち、カバー部材32は、その外周面が優弧状の曲面33と平坦面34とで構成されている。カバー部材32の平坦面34における中央寄りの位置には、ピン15の両端部を一対の支持孔21に挿嵌した際に、これらの支持孔21からピン15が抜けることを抑制するための略矩形板状の突起35がそれぞれ形成されている。なお、ピン15が挿嵌される支持孔21は、カバー部材32の外周面と対応する略D字状をなしている。
図1に示すように、複数のリンク12によりコンベヤチェーン11を形成する際には、まず、直列に配置されて隣り合うリンク12同士のうち直列方向Xで前側(図1では手前側)に位置するリンク12の連結部22が後側(図1では奥側)に位置するリンク12の切欠部18に挿入された状態にする。この状態で、前側のリンク12の一方の支持片部20の支持孔21から後側のリンク12の連結部22の連結孔24を通って前側のリンク12の他方の支持片部20の支持孔21に至るまでピン15を挿入する。
これにより、直列方向Xで隣り合うリンク12同士がピン15によって回動自在に連結され、コンベヤチェーン11が形成される。このとき、ピン15は、連結孔24に遊嵌されるため、連結孔24に対して相対的に回動可能となっている。一方、ピン15は、支持孔21に挿嵌されるため、支持孔21に対して回動不能となっている。
次に、上述のように構成されたコンベヤチェーン11の作用について説明する。
図5に示すように、コンベヤチェーン11は、断面視で略直方体状をなす合成樹脂製の長尺のレール40上にセットした状態で使用される。レール40は、その上面における短手方向の中央部に、長手方向の全長にわたって延設された凹溝41を備えている。凹溝41の幅は、各リンク12の一対の支持片部20を挿入可能な幅に設定されている。レール40の上面における凹溝41を挟んだ両側の領域は、各リンク12のプレート部17を支持する支持面42とされている。
図5に示すように、コンベヤチェーン11は、断面視で略直方体状をなす合成樹脂製の長尺のレール40上にセットした状態で使用される。レール40は、その上面における短手方向の中央部に、長手方向の全長にわたって延設された凹溝41を備えている。凹溝41の幅は、各リンク12の一対の支持片部20を挿入可能な幅に設定されている。レール40の上面における凹溝41を挟んだ両側の領域は、各リンク12のプレート部17を支持する支持面42とされている。
この場合、各リンク12のプレート部17における一対の支持片部20側の面は、レール40の支持面42によって摺動可能に支持される摺動面43とされている。そして、各リンク12が摺動面43においてレール40の支持面42で支持された状態では、各リンク12の一対の支持片部20と、レール40の凹溝41の内底面44及び内側面45との間に若干の隙間が形成される。なお、レール40における凹溝41の内底面44の下側には、レール40の長手方向の全長にわたって延びるように永久磁石46が埋設されている。
そして、レール40上にセットされたコンベヤチェーン11によって物品13を搬送する場合には、載置面14上に物品13を載置した状態で図示しない駆動スプロケットを回転させると、当該駆動スプロケットの回転に伴ってコンベヤチェーン11がレール40に沿って移動する。そして、レール40がカーブしている場合には、このレール40におけるカーブしている部分で各リンク12の一対の支持片部20の外側面とレール40の凹溝41の内側面45とが擦れ合い易くなるため、コンベヤチェーン11がレール40から浮き上がり易くなる。
この点、本実施形態のコンベヤチェーン11は、ピン15の心棒30が磁性を有した金属で構成されているため、レール40に埋設されている永久磁石46の磁力によって吸引される。このため、コンベヤチェーン11が磁力によってレール40上に保持されるので、レール40のカーブしている部分でもコンベヤチェーン11がレール40から浮き上がることなくレール40上を安定して移動する。
また、コンベヤチェーン11がレール40上を移動するときには、各リンク12の摺動面43がレール40の支持面42上を摺動するため、これらを潤滑するべく水がかけられる場合がある。そして、本実施形態のピン15では、心棒30が金属製であるため、水がかかると錆びるおそれがあるが、心棒30が合成樹脂製のカバー部材32によって覆われているため、心棒30に水がかかることが抑制される。このため、心棒30が錆びることを抑制できる。
さらに、コンベヤチェーン11の移動時には、ピン15のカバー部材32とリンク12の連結孔24とが擦れ合うため、これらが摩耗する。しかしながら、本実施形態のコンベヤチェーン11では、ピン15のカバー部材32とリンク12の連結孔24とが互いに異なる種類の合成樹脂製であるため、これらのうちの一方が金属製である場合に比べて摩耗し難くなる。このため、コンベヤチェーン11におけるピン15のカバー部材32及びリンク12の連結孔24が摩耗することによってコンベヤチェーン11が伸びて長さが長くなること(摩耗伸び)が抑制される。この結果、コンベヤチェーン11が長持ちするようになる。
以上詳述した実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1)コンベヤチェーン11において、ピン15は、金属製の心棒30と、心棒30を覆う合成樹脂製のカバー部材32とを有している。このため、ピン15は、リンク12を構成する合成樹脂とは異なる合成樹脂製のカバー部材32においてリンク12と接触するため、リンク12及びピン15の少なくとも一方を金属製にした場合に比べてリンク12及びピン15の摩耗を抑制できる。加えて、ピン15は、カバー部材32の内側に金属製の心棒30を有しているため、強度を確保することができる。したがって、リンク12及びピン15の摩耗を抑制しつつピン15の強度を確保することができる。また、ピン15の強度を変えずにピン15を合成樹脂のみで構成する場合に比べて、ピン15の太さを細くすることができる。
(1)コンベヤチェーン11において、ピン15は、金属製の心棒30と、心棒30を覆う合成樹脂製のカバー部材32とを有している。このため、ピン15は、リンク12を構成する合成樹脂とは異なる合成樹脂製のカバー部材32においてリンク12と接触するため、リンク12及びピン15の少なくとも一方を金属製にした場合に比べてリンク12及びピン15の摩耗を抑制できる。加えて、ピン15は、カバー部材32の内側に金属製の心棒30を有しているため、強度を確保することができる。したがって、リンク12及びピン15の摩耗を抑制しつつピン15の強度を確保することができる。また、ピン15の強度を変えずにピン15を合成樹脂のみで構成する場合に比べて、ピン15の太さを細くすることができる。
(2)コンベヤチェーン11において、カバー部材32は心棒30を挿嵌可能な挿嵌孔31を有しており、心棒30は挿嵌孔31に挿嵌されている。このため、カバー部材32の挿嵌孔31に心棒30を挿嵌するだけで、容易にピン15を組み立てることができる。
(3)コンベヤチェーン11において、ピン15のカバー部材32は断面視で略D字状をなす筒状に形成され、リンク12におけるピン15が挿嵌される支持孔21の形状はカバー部材32の外周面と対応する略D字状をなしている。このため、支持孔21内でピン15が空回りすることを抑制できる。
(4)コンベヤチェーン11において、各リンク12はレール40に沿って摺動可能な摺動面43を有し、ピン15の心棒30は磁性を有した金属製である。さらに、レール40には、永久磁石46が埋設されている。このため、コンベヤチェーン11の各リンク12を、永久磁石46の磁力によって心棒30を介してレール40に吸着させながらレール40に沿って摺動させることができる。このため、特にレール40におけるカーブしている部分で各リンク12がレール40から浮き上がることを抑制できる。
(5)コンベヤチェーン11において、心棒30はピン15の軸線方向における長さがカバー部材32と同じになっている。このため、ピン15の両端面において心棒30とカバー部材32とが面一になるので、心棒30をカバー部材32に組み付ける際の位置決めを容易に行うことができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は次のように変更してもよい。
・ピン15の軸線方向において、心棒30の長さは、カバー部材32の長さよりも長くしてもよい。
なお、上記実施形態は次のように変更してもよい。
・ピン15の軸線方向において、心棒30の長さは、カバー部材32の長さよりも長くしてもよい。
・心棒30は、必ずしも磁性を有する金属によって構成する必要はない。すなわち、心棒30は、磁性を有さない金属(例えば、銅やアルミニウムなど)によって構成してもよい。
・カバー部材32は断面視で真円形状をなす筒状に形成されていてもよい。
・カバー部材32は断面視で多角形状をなす筒状や楕円形状をなす筒状に形成されていてもよい。
・カバー部材32は断面視で多角形状をなす筒状や楕円形状をなす筒状に形成されていてもよい。
・カバー部材32の挿嵌部は、挿嵌孔31の両端の開口部のうちの一方を塞ぐことで形成される凹部によって構成してもよい。
・ピン15は、心棒30をカバー部材32で完全に覆うようにして構成してもよい。この場合、ピン15は、金属製の心棒30をインサート部品とし、心棒30を溶融合成樹脂で包んで固化させて合成樹脂製のカバー部材32を形成するインサート成形によって形成される。
・ピン15は、心棒30をカバー部材32で完全に覆うようにして構成してもよい。この場合、ピン15は、金属製の心棒30をインサート部品とし、心棒30を溶融合成樹脂で包んで固化させて合成樹脂製のカバー部材32を形成するインサート成形によって形成される。
・ピン15における心棒30とカバー部材32の挿嵌孔31とを互いに対応する略D字状に形成してもよい。
・心棒30は、カバー部材32よりもピン15の軸線方向における長さが短くなるように構成してもよい。このようにすれば、ピン15の軸線方向においてカバー部材32から心棒30がはみ出さないようにすることができるので、カバー部材32によって心棒30を水などの異物から効果的に保護することができる。したがって、心棒30が錆びることを効果的に抑制できる。
・心棒30は、カバー部材32よりもピン15の軸線方向における長さが短くなるように構成してもよい。このようにすれば、ピン15の軸線方向においてカバー部材32から心棒30がはみ出さないようにすることができるので、カバー部材32によって心棒30を水などの異物から効果的に保護することができる。したがって、心棒30が錆びることを効果的に抑制できる。
・カバー部材32を構成する合成樹脂は、リンク12を構成する合成樹脂と同じであってもよい。
・永久磁石46は、レール40のカーブの部分のみに配置するようにしてもよい。
・永久磁石46は、レール40のカーブの部分のみに配置するようにしてもよい。
・永久磁石46は、電磁石に変更してもよい。
さらに、上記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
(イ)前記心棒は、前記カバー部材よりも前記ピンの軸線方向における長さが短いことを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のコンベヤチェーン。このようにすれば、ピンの軸線方向においてカバー部材から心棒がはみ出さないようにすることができるので、カバー部材によって心棒を水などの異物から効果的に保護することができる。
さらに、上記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
(イ)前記心棒は、前記カバー部材よりも前記ピンの軸線方向における長さが短いことを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のコンベヤチェーン。このようにすれば、ピンの軸線方向においてカバー部材から心棒がはみ出さないようにすることができるので、カバー部材によって心棒を水などの異物から効果的に保護することができる。
11…コンベヤチェーン、12…リンク、13…物品、14…載置面、15…ピン、30…心棒、31…挿嵌部の一例としての挿嵌孔、32…カバー部材、40…レール、43…摺動面、X…直列方向。
Claims (5)
- 物品を載置可能な載置面を有する合成樹脂製の複数のリンクと、
直列に配置される複数の前記リンクにおける直列方向で隣り合う前記リンク同士を回動自在に連結するピンと
を備え、
前記ピンは、金属製の心棒と、前記心棒を覆う合成樹脂製のカバー部材とを有していることを特徴とするコンベヤチェーン。 - 前記カバー部材は、前記心棒を挿嵌可能な挿嵌部を有しており、
前記心棒は、前記挿嵌部に挿嵌されていることを特徴とする請求項1に記載のコンベヤチェーン。 - 前記カバー部材は、断面視で非円形状をなす筒状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンベヤチェーン。
- 前記各リンクは、レールに沿って摺動可能な摺動面を有し、
前記心棒は、磁性を有した金属製であることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のコンベヤチェーン。 - 前記心棒は、前記ピンの軸線方向における長さが前記カバー部材と同じであることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のコンベヤチェーン。
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