JP2003237388A - ガス燃料車両の燃料ガス充填口構造 - Google Patents
ガス燃料車両の燃料ガス充填口構造Info
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Abstract
スの充填を行うことができる燃料ガス充填口構造を提供
する。 【解決手段】 車両2外部の燃料ガス充填用スタンド3
の充填ノズル4に接続されて車両2内部の燃料ガスタン
クに燃料ガスを供給するための充填口6が形成されてい
る。前記充填口6に対して開閉自在に設けられるキャッ
プ7が導電性材料で形成されている。
Description
給装置に接続され、車両内部の燃料ガス用容器に燃料ガ
スを供給するためのガス燃料車両の燃料ガス充填口構造
に関するものである。
車が、実車化の方向で検討されている。この一例とし
て、燃料ガスと酸化剤ガスとを燃料電池に供給して、該
燃料電池においてこれらのガス(反応ガス)を電気化学
反応させることで駆動出力を得るものがある。この酸化
剤ガスとしては車両外部の空気を用いることができるた
め、車両内に蓄える必要はないが、燃料ガスは車両内に
蓄えておく必要がある。この車両内に燃料ガスを充填す
る方式としては、ガソリン自動車で行われているよう
に、外部に設置された燃料ガス充填スタンドの充填ノズ
ルを、車両の充填口に差し込んで、車両内に備えた燃料
ガス用容器に燃料ガスを充填する方式が考えられる。
填するにあたっては、充填ノズルを充填口に差し込む際
に静電気を除去しておく必要があるが、アース用のコネ
クタを車両に搭載すると、その分車両の搭載性が悪化し
てしまう。また、作業者にアース作業をさせるという手
間と負担を強いることになり好ましくない。
たもので、作業者に手間と負担を強いることなく燃料ガ
スの充填を行うことができる燃料ガス充填口構造を提供
することを目的とする。
に、請求項1に記載した発明は、車両(例えば、後述す
る実施の形態における車両2)外部の燃料ガス供給装置
(例えば、後述する実施の形態における燃料ガス充填用
スタンド3)の充填ノズル(例えば、後述する実施の形
態における充填ノズル4)に接続されて車両内部の燃料
ガス用容器に燃料ガスを供給するための充填口(例え
ば、後述する実施の形態における充填口6)が車両の外
面に形成され、前記充填口に対して開閉自在に設けられ
る蓋部(例えば、後述する実施の形態におけるキャップ
7)が導電性材料で形成されていることを特徴とするガ
ス燃料車両の燃料ガス充填口構造(例えば、後述する実
施の形態における燃焼ガス充填口構造1)である。
から前記車両内部の燃料ガス用容器に燃料ガスを充填す
る際、前記充填口に設けられる蓋部を開けて、前記充填
ノズルを充填口に接続するので、前記充填ノズルを持っ
た作業者(例えば、後述する実施の形態における作業者
P)が前記蓋部を開ける際に、前記充填ノズルを持った
作業者の静電気が前記導電性材料で形成されている蓋部
を介して放出され、充填作業時のアースが確保される。
このため、車両にアース用のコネクタを備える必要が無
くなり、車両の搭載性が向上できる。また、前記コネク
タを充填口に連結する手間や負担が無くなるため、燃料
ガスの充填作業を簡易に行うことができる。
の一部が車両に固着されるとともに、前記充填口を閉方
向に付勢する閉鎖機構を備えていることを特徴とするガ
ス燃料車両の燃料ガス充填口構造である。
に前記蓋部を一旦変位させても、前記蓋部は変位前の充
填口を覆う位置に再び復帰するように付勢されているた
め、充填ノズルを前記充填口に接続する際に、作業者は
片方の手で開口部が露出する位置に前記蓋部を変位させ
て保持したまま、別の手で充填ノズルを挿入し、充填ノ
ズルと蓋部とに同時にさわることになる。このため、充
填ノズルを保持した作業者の静電気をより確実に外部に
放出することができ、安全性を一層高めることができ
る。加えて、充填ノズルと充填口との接続を解除した後
に作業者が前記蓋部を離すと、前記蓋部は閉方向に付勢
されて略自動的に充填口を覆うため、充填作業時の手間
や負担をさらに低減できる。
燃料ガス充填口構造1を図面と共に説明する。図1は本
発明の第1の実施の形態における燃料ガス充填口構造1
を示す概略構成図である。前記燃料ガス充填口構造1を
備える車両2の表面には、充填口6が形成されている。
この充填口6は、車両2内部に設けられた燃料ガスタン
ク(図示せず)に接続されているとともに、後述する車
両2外部の燃料ガス充填用スタンド3の充填ノズル4
(図2参照)に接続可能とされている。
を備えている。前記キャップ7は、充填口6を覆う部位
であるキャップ本体8と、前記車両2に前記キャップ本
体8を跨ぐように取り付けられた一対の取り付け部9
と、前記取り付け部9とキャップ本体8とを回動可能に
連結する回動部10とで形成されている。前記回動部1
0には板バネが内蔵されており、この板バネは前記キャ
ップ本体8を前記充填口6を閉方向に付勢する弾性機能
を備えている。よって、充填口6から離れるように前記
キャップ本体8を一旦変位させても、前記キャップ本体
8は変位前の充填口6を覆う位置に再び復帰するように
付勢される。また、前記キャップ7は、導電性材料で形
成されている。これにより、前記キャップ7に伝導され
た電気を車両2に放出可能としている。導電性材料とし
ては、樹脂材に炭素粉末を混入したものであってもよ
く、導電性を備えた金属材料であってもよい。
填工程について説明する。図2および図3は本実施の形
態における燃料ガス充填工程を示す工程図である。そし
て、図4および図5は図3の工程をより詳細に説明する
工程図である。図2(a)に示したように、車両2外部
に設けられた燃料ガス充填用スタンド3は接地されてい
るとともに、燃料ガスを外部に供給するための充填ノズ
ル4を備えている。このとき、充填ノズル4は充填用ス
タンド3に収納されている。そして、前記充填ノズル4
は導電性材料で形成され、充填ノズル4と燃料ガス充填
用スタンド3とが同電位となるように保持される。図2
(b)に示したように、前記燃料ガス充填用スタンド3
の充填ノズル4を作業者(例えばドライバー)Pが持つ
と、作業者Pに帯電していた静電気が充填ノズル4から
前記燃料ガス充填用スタンド3を介して地面に放出さ
れ、作業者Pと充填ノズル4とが同電位となる。
者Pが前記充填ノズル4を保持したたまま、キャップ7
に触れると、キャップ7と作業者P、充填ノズル4が同
電位になる。すなわち、図4に示したように、充填口6
はキャップ本体8により覆われているため、作業者Pが
充填ノズル4を充填口6に接続するためには、キャップ
7のキャップ本体8を変位させて充填口6を露出させる
必要がある。
いるため、キャップ7は充填口6と同電位となるように
保持されている。作業者Pがキャップ本体8に触れたと
きに、矢印Aのように、キャップ7に帯電していた静電
気が作業者Pから充填ノズル4を介して移動していく。
このため、図3(b)に示したように、充填ノズル4を
充填口6に接続する際には、キャップ7と作業者Pと充
填ノズル4とが同電位となる。このように、充填口6と
充填ノズル4とを接続するのに特別なアース用コネクタ
を用いる必要がないため該アース用コネクタを車両に備
える必要が無くなり、車両の搭載性が向上できる。ま
た、このような特別なアース用コネクタを充填口6に連
結する手間や負担が無くなるため、燃料ガスの充填作業
を簡易に行うことができる。
ップ7のキャップ本体8は変位前の充填口6を覆う位置
に復帰するように付勢されている。したがって、充填ノ
ズル4を前記充填口6に接続する際に、前記キャップ本
体8を変位させて、変位させた位置にキャップ本体8を
保持する必要がある。この充填ノズル4を充填口6に差
し込む時には、片方の手でキャップ7を開いた位置で保
持したまま、別の手でノズル4を挿入するようになり、
同時にノズル4とキャップ7を触ることになるため、充
填ノズル4を保持した作業者の静電気をより確実に外部
に放出することができ、安全性を一層高めることができ
る。
キャップ本体8は前記充填口6を閉方向に付勢してい
る。このため、図5に示したように、キャップ本体8は
充填ノズル4に接触して、充填工程中も常に充填ノズル
4と同電位となるように保持されている。加えて、充填
ノズル4と充填口6との接続を解除すると、前記キャッ
プ7のキャップ本体8は閉方向に付勢されて略自動的に
充填口6を覆うため、充填作業時の手間や負担をさらに
低減できる。
燃料ガス充填口構造20を示す概略構成図である。な
お、第1の実施の形態の部材に対応する部材について
は、同一の符号を付して適宜その説明を省略する。本実
施の形態においては、キャップ21は、全体を導電性の
ゴム材で形成され、このゴム材の弾性力により充填口6
の閉方向に付勢されている。このため、第1の実施の形
態と同様に、一旦キャップ21を変位させて充填口6を
露出させても、充填作業終了後にはキャップ21は閉方
向に付勢されて略自動的に充填口6を覆い、充填作業時
の手間や負担が低減される。加えて、第1の実施の形態
と異なり、前記キャップ21は一体的に形成されてい
る。これにより、第1の実施の形態の場合に比して、よ
り簡易にキャップ21を製造することができる。
た発明によれば、車両にアース用のコネクタを備える必
要が無くなり、車両の搭載性が向上できる。また、前記
コネクタを充填口に連結する手間や負担が無くなるた
め、燃料ガスの充填作業を簡易に行うことができる。
ズルを保持した作業者の静電気をより確実に外部に放出
することができ、安全性を一層高めることができる。加
えて、充填作業時の手間や負担をさらに低減できる。
料ガス充填口構造を示す概略構成図である。
料ガス充填工程を示す工程図である。
おける燃料ガス充填工程を示す工程図である。
図である。
図である。
料ガス充填口構造を示す概略構成図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 車両外部の燃料ガス供給装置の充填ノズ
ルに接続されて車両内部の燃料ガス用容器に燃料ガスを
供給するための充填口が車両の外面に形成され、 前記充填口に対して開閉自在に設けられる蓋部が導電性
材料で形成されていることを特徴とするガス燃料車両の
燃料ガス充填口構造。 - 【請求項2】 前記蓋部はその一部が車両に固着される
とともに、前記充填口を閉方向に付勢する閉鎖機構を備
えていることを特徴とする請求項1に記載のガス燃料車
両の燃料ガス充填口構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002038957A JP2003237388A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | ガス燃料車両の燃料ガス充填口構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002038957A JP2003237388A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | ガス燃料車両の燃料ガス充填口構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003237388A true JP2003237388A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27780134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002038957A Pending JP2003237388A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | ガス燃料車両の燃料ガス充填口構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003237388A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8096438B2 (en) | 2008-06-03 | 2012-01-17 | Briggs & Stratton Corporation | Fuel tank cap for a fuel tank |
US8915234B2 (en) | 2010-10-25 | 2014-12-23 | Briggs & Stratton Corporation | Fuel cap |
-
2002
- 2002-02-15 JP JP2002038957A patent/JP2003237388A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8096438B2 (en) | 2008-06-03 | 2012-01-17 | Briggs & Stratton Corporation | Fuel tank cap for a fuel tank |
US8408415B2 (en) | 2008-06-03 | 2013-04-02 | Briggs & Stratton Corporation | Fuel tank cap for a fuel tank |
US8915234B2 (en) | 2010-10-25 | 2014-12-23 | Briggs & Stratton Corporation | Fuel cap |
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