JP2003236605A - 複数パス圧延における板厚及び平坦度制御方法 - Google Patents

複数パス圧延における板厚及び平坦度制御方法

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JP2003236605A
JP2003236605A JP2002039494A JP2002039494A JP2003236605A JP 2003236605 A JP2003236605 A JP 2003236605A JP 2002039494 A JP2002039494 A JP 2002039494A JP 2002039494 A JP2002039494 A JP 2002039494A JP 2003236605 A JP2003236605 A JP 2003236605A
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rolling
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longitudinal direction
flatness
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JP2002039494A
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Yasushi Maeda
恭志 前田
Miyako Nishino
都 西野
Hideto Tonai
秀人 藤内
Sadao Morimoto
禎夫 森本
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数回の圧延パスにわたる板圧延を行って鋼
板を製造する際において、長手方向にわたって、板厚精
度だけでなく平坦度も優れた鋼板を得ることができる板
厚及び平坦度制御方法を提供する。 【解決手段】 最終圧延パス(mパス)における圧延荷
重と出側板厚とが、長手方向に一定であることを条件と
して逆算することで、最終圧延パス入側における長手方
向の板厚分布目標値(hm-1+Δhm-1(x))を設定し
(A14〜16)、最終圧延パスの前パス(m−1パ
ス)では、出側板厚の長手方向板厚分布が、板厚分布目
標値(hm-1+Δhm-1(x))となるようにロールギャッ
プを制御し(B2)、最終圧延パス時は、荷重一定とす
ることを目標としてロールギャップを制御する(B3)
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】リバース圧延機にて複数回の
圧延パスにわたる板圧延を行って鋼板を製造する際にお
ける鋼板の板厚及び平坦度制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リバース圧延機にて複数回の圧延パスに
わたる板圧延を行う厚板圧延などにおいては、長手方向
にわたって所定の板厚精度を達成するために、ロールギ
ャップ(圧下量)を調整することで目標板厚となるよう
に自動板厚制御(AGC:Automatic Gau
ge Control)が行われながら鋼板が製造され
る。これにより、幅方向中心位置における長手方向の板
厚精度向上が図られるが、この板厚精度向上だけでな
く、同じく長手方向にわたって平坦度(急峻度)も良好
であることが最終的な鋼板に対して求められる。
【0003】平坦度が良好とは、幅方向の両端部や中心
部などに波型形状が発生していない状態であって、クラ
ウン比率(幅方向における板厚比)の長手方向における
変化が少ない状態である。通常、長手方向にわたって圧
延荷重が変動すると、ロールの撓み量も変動するため、
このたわみプロフィールが被圧延材に転写され、長手方
向におけるクラウン比率の変化が引き起こされてしま
う。このため、幅方向に伸び差率が生じることになり、
波型形状が発生し、平坦度が悪化するおそれがある。と
くに、被圧延材に偏熱が生じている場合や、長手方向に
空冷による温度低下分布が生じている場合、圧延温度に
伴い塑性変形特性(変形抵抗)も変化するため、長手方
向の荷重変動が生じることになる。この荷重変動が生じ
ると、前述のように平坦度変化(急峻度変化)が生じや
すくなる。
【0004】平坦度が良好な鋼板を得る方法としては、
特開平9−57316号公報に記載したものが知られて
いる。これは、クラウン比率の変化が所定の範囲(形状
不感帯)に収まるように各パスの圧延荷重を予測しなが
らパススケジュールの決定を行うものである。また、最
終板厚が長手方向に変化するテーパ鋼板における平坦度
改善に関しては、特開平7−265922号公報や特開
平9−253725号公報に記載されたものが知られて
いる。しかし、これら3つの公報に記載された技術はい
ずれも、長手方向の温度分布が存在することで生じる荷
重変動により引き起こされる平坦度変化については対応
することができない。なお、特開平7−204705号
公報には、予めテーパープレート状に圧延することで、
最終パスでの温度低下を防止して材質偏差を低減する技
術が開示されている。しかし、この方法によると、低温
部での圧下率を高くすることで加工発熱を活用するた
め、長手方向における圧延荷重の変動がかえって大きく
なってしまい、平坦度は悪化してしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みることにより、複数回の圧延パスにわたる板圧延を
行って鋼板を製造する際において、長手方向にわたっ
て、板厚精度だけでなく平坦度も優れた鋼板を得ること
ができる板厚及び平坦度制御方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の板厚及び平坦度制御方法は、複数
回の圧延パスにわたる板圧延を行って鋼板を製造する際
における鋼板の板厚及び平坦度制御方法であって、最終
圧延パスにおける圧延荷重と出側板厚とが、長手方向に
一定であることを条件として逆算することで、最終圧延
パス入側における長手方向の板厚分布目標値を設定し、
最終圧延パスの前パスでは、出側板厚の長手方向板厚分
布が、前記板厚分布目標値となるようにロールギャップ
を制御し、最終圧延パス時は、荷重一定とすることを目
標としてロールギャップを制御することを特徴とする。
【0007】この構成によると、最終圧延パスの前パス
の出側板厚に対して、板厚一定及び荷重一定となる最終
圧延パス条件から逆算した長手方向板厚分布を敢えて付
与し、最終圧延パス時には荷重一定となるように制御す
ることで、従来、最終圧延パス時に生じていた長手方向
の荷重変動を相殺するように抑制することができる。そ
して、板厚一定の条件から逆算して設定しているため、
板厚精度向上も同時に図ることができる。すなわち、板
厚精度を満たすのみでなく、長手方向の荷重変動も抑制
してクラウン比率の変化を低減できるため、最終的に、
長手方向の板厚精度と平坦度がともに良好な鋼板が得ら
れる。
【0008】請求項2に記載の記載の板厚及び平坦度制
御方法は、複数回の圧延パスにわたる板圧延を行って鋼
板を製造する際における鋼板の板厚及び平坦度制御方法
であって、最終圧延パス時における長手方向の温度分布
に基づいて、最終圧延パスにおける圧延荷重と出側板厚
とが、長手方向に一定であることを条件として逆算する
ことで、最終圧延パス入側における長手方向の板厚分布
目標値を設定し、最終圧延パスの前パスでは、出側板厚
の長手方向板厚分布が、前記板厚分布目標値となるよう
にロールギャップを制御し、最終圧延パス時は、荷重一
定とすることを目標としてロールギャップを制御するこ
とを特徴とする。
【0009】この構成によると、最終圧延パスの前パス
の出側板厚に対して、最終圧延パス時における長手方向
の温度分布に基づいて、板厚一定及び荷重一定となる最
終圧延パス条件から逆算した長手方向板厚分布を敢えて
付与し、最終圧延パス時には荷重一定となるように制御
することで、従来、最終圧延パス時に温度分布の存在に
より生じていた長手方向の荷重変動を相殺するように抑
制することができる。そして、板厚一定の条件から逆算
して設定しているため、板厚精度向上も同時に図ること
ができる。すなわち、板厚精度を満たすのみでなく、長
手方向の荷重変動も抑制してクラウン比率の変化を低減
できるため、最終的に、長手方向の板厚精度と平坦度が
ともに良好な鋼板が得られる。
【0010】請求項3に記載の板厚及び平坦度制御方法
は、請求項2において、最終圧延パス時の長手方向温度
分布を圧延開始時の長手方向温度分布から予測計算して
求めることを特徴とする。
【0011】この構成によると、圧延前の圧延パススケ
ジュールの設定計算時において、最終圧延パス時の長手
方向温度分布を予測でき、最終圧延パスの前パスの出側
板厚に対して、最終圧延パス時における長手方向温度分
布に基づいた長手方向板厚分布を付与する設定計算を行
うことができる。
【0012】請求項4に記載の板厚及び平坦度制御方法
は、請求項1〜3のいずれかにおいて、最終圧延パスの
前パスにおける出側の長手方向の平坦度変化を予測計算
し、この長手方向平坦度変化の予測値が所定範囲に入ら
ない場合は、最終圧延パスの前パスよりも上流の圧延パ
スにおける出側板厚に対しても、長手方向の板厚分布目
標値を設定することを特徴とする。
【0013】この構成によると、最終圧延パスの前パス
よりも上流の圧延パスにおける出側板厚に対しても、長
手方向の板厚分布を付与することで、最終圧延パスの前
パスの出側のみが平坦度が悪化して許容値を超えてしま
うことを防止できる。すなわち、平坦度の変化を上流パ
スに平滑化するように配分することで、最終圧延パスに
おける長手方向の温度分布の範囲が大きい場合であって
も、これを吸収するように長手方向の荷重変動発生を抑
制することができる。
【0014】請求項5に記載の板厚及び平坦度制御方法
は、請求項4において、前記上流圧延パスの出側板厚の
長手方向板厚分布目標値と、最終圧延パスの前パスの出
側板厚の長手方向板厚分布目標値とを比例関係を持たせ
て、これらのいずれの圧延パスにおいても、長手方向の
平坦度変化予測値が所定範囲に入るように設定すること
を特徴とする。
【0015】この構成によると、入側の板厚分布のパタ
ーンと出側の板厚分布のパターンとを略相似形とするこ
とができるため、上流圧延パスにおいて余分な荷重変動
を生じさせることなく、出側板厚に対して長手方向板厚
分布を付与することができる。また、平坦度の変化を上
流パスに平滑化するように配分する演算処理が容易に行
える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明は、厚板圧延等において、複数回の
圧延パスにわたる熱間での板圧延を行って鋼板を製造す
る際、とくに圧延の最終段階である仕上げ圧延時におい
て、鋼板の板厚及び平坦度制御方法に適用することが望
ましいものである。そして、この本実施形態に係る板厚
及び平坦度制御方法は、圧延開始前に圧延パススケジュ
ール設定等の設定計算を行う過程と、圧延中のフィード
バック制御等による自動板厚制御(AGC)を行う過程
とからなる。設定計算過程では、圧延機スペック(ミル
定数、ロール径等)や材料条件(板厚、板幅、圧下率、
温度、変形抵抗パラメータ等)に基づいて、プロセスコ
ンピュータ等の演算処理装置により圧延パススケジュー
ル計算や圧下位置の算出等が行われる。そして、自動板
厚制御過程では、上記設定計算結果に基づいて実際に複
数回の圧延パスを実施するとともに、圧延中に板厚計や
圧延荷重計等で検出される測定値に基づき目標の圧延条
件が実現されるように修正しながらコントローラが圧下
装置等を制御(ロールギャップ等を調整)することが行
われる。
【0017】上記設定計算方法についてフローチャート
を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態に
係る設定計算1(以下、「パススケジュール計算1」と
もいう)を説明するフローチャートである。パススケジ
ュール計算1においても、最初に、従来のパススケジュ
ール計算と同様に、基準のパススケジュール計算(A1
〜A13)が行われ、各パス(例えば、nパス目)での
板厚hout,nと温度Tnが計算される。まず、この基準パ
ススケジュール計算について概略説明する。
【0018】製品板厚(最終パス出側板厚)houtが与
えられると(A1)、パススケジュール計算の初期値と
して各パスの圧下率riを仮定する(A2)。そして、
ロール接触条件とパス間の空冷条件を考慮した計算モデ
ルで板厚方向の1次元差分計算を行って各パスにおける
温度Tiの予測計算を行う(A3)。これに基づき、各
パスの圧延荷重等を計算するが、まず最終圧延パス(m
パス)から計算を行い(A4)、順次上流側に繰り上が
りながら、前パスの計算を行っていく(A5)。各パス
では、温度関数として与えられる圧延時の変形抵抗を求
め、圧延荷重P iを予測計算する(A6)。この予測圧
延荷重Piをもとに、圧延ロールの弾性たわみを計算す
る(A7)。そして、このロールたわみ計算結果をもと
に板(被圧延材)のクラウン率変化ΔCrを求める。こ
のクラウン率変化ΔCrが所定の値より小さいか否か判
断し、所定の値より大きい場合は、当該パスの圧下率が
軽くなるように入側板厚を薄くなる方に修正する(A
9)。さらに、予測圧延荷重と予測圧延トルクとが、圧
延機の荷重及びトルク制約条件(機械的仕様)を超えて
いないか否かの判断を行い、超えている場合は、当該パ
スの圧下率を軽くする(A10)。当該パスの入側板厚
が仕上げ入側板厚(仕上げ圧延前の板厚)より小さい限
りは、全圧延パスについて計算が終了していないため、
これらの計算(A5〜10)を繰り返し行う(A1
1)。全パスについて計算が終了し、制約条件が満たさ
れている場合は、全パスでの(例えば、nパス目の)平
均板温度Tn、平均出側板厚hout,nが確定する(A1
3)。制約条件が満たされてなければ、初期圧下率を変
更して再度計算を行う(A12)。
【0019】以上説明した基準のパススケジュール計算
(A1〜13)が終了すると、パススケジュール計算1
では、さらに、最終圧延パス(mパス)時における長手
方向の温度分布Tm+ΔTm(x)に基づいて、最終圧延パ
スにおける圧延荷重Pmと出側板厚hmとが、長手方向に
一定であることを条件として逆算することで、最終圧延
パス入側における長手方向の板厚分布目標値hm-1+Δ
m-1(x)を計算する(A14〜16)。以下、この点に
関し、詳しく説明する。
【0020】まず、基準のパススケジュール計算により
予測したnパス目の出側板厚をhn、圧延温度をTn、圧
延荷重をPnとする。また、圧延開始時の長手方向の板
温度分布測定値(あるいは加熱温度分布より予測した
値)をT0(x)とする。ここで、xは、板(被圧延材)の
長手方向座標である。この初期温度分布T0(x)と圧延パ
ススケジュールの条件(圧延時間、パス間時間等)より
nパス目の長手方向の温度分布Tn+ΔTn(x)を計算す
る(A14)。この計算方法としては、水冷・空冷・圧
延中のロールとの接触・圧延中の加工発熱及び摩擦発熱
などの境界条件を与えて、板厚方向の1次元の差分計算
より計算する方法等が用いられる。この計算により、最
終パス(mパス)での長手方向の温度分布Tm+ΔT
m(x)が求まる(A15)。ここで、ΔTm(x)は、圧延パ
ススケジュールから予測したTmを基準にした長手方向
の温度偏差(分布)である。
【0021】なお、本件発明者は、種々の検討を行った
結果、長手方向の温度分布は、最先端と最尾端とを除く
と100℃程度であり、平坦度が問題となる製品厚が1
0mm以下の場合では、この温度分布による荷重変動に
対応して生ずる板厚分布としては0.1mm程度のオー
ダーであることがわかった。このため、長手方向に対す
る板厚分布は微小であり、予測計算においては、十分に
線形近似ができることがわかった。また、nパス目の圧
延荷重Pnは、入出側板厚hn、hn-1と温度Tnの関数で
あるため、Pn=f(hn、hn-1、Tn)と表記できる。
よって、長手方向の荷重変化は、下式(1)のように表
すことができる。
【0022】
【数1】
【0023】最終mパスにおいて、圧延荷重Pmと出側
板厚hmとが長手方向に一定であることを条件として逆
算することで、最終圧延パス入側における長手方向の板
厚分布hm-1+Δhm-1(x)を計算するためには、上式
(1)において、出側の板厚変化Δhm(x)=0、荷重変
化ΔPm(x)=0の条件を代入することで得られることに
なる。即ち、下式(2)によって与えられる。
【0024】
【数2】
【0025】したがって、最終圧延パス入側における長
手方向の板厚分布目標値hm-1+Δhm-1(x)を(2)式
に基づいて計算して設定し(A16)、最終圧延パスの
前パス(m−1パス)では、出側板厚の長手方向板厚分
布が、この(2)式で設定される板厚分布目標値となる
ようにロールギャップを制御しながら圧延し、さらに、
最終圧延パス(mパス)時は、荷重一定となるようにフ
ィードバック制御によりロールギャップを制御すれば、
板厚一定制御が同時に実現できることになる。
【0026】すなわち、最終圧延パスの前パスの出側板
厚に対して、最終圧延パス時における長手方向の温度分
布に基づいて、板厚一定及び荷重一定となる最終圧延パ
ス条件から逆算した長手方向板厚分布を敢えて付与し、
最終圧延パス時には荷重一定となるように制御すること
で、従来、最終圧延パス時に温度分布の存在により生じ
ていた長手方向の荷重変動を相殺するように抑制するこ
とができる。そして、板厚一定の条件から逆算して設定
しているため、板厚精度向上も同時に図ることができ
る。つまり、板厚精度を満たすのみでなく、長手方向の
荷重変動も抑制してクラウン比率の変化を低減できるた
め、最終的に、長手方向の板厚精度と平坦度がともに良
好な鋼板が得られる。
【0027】なお、(2)式により最終圧延パスの出側
板厚分布目標値を設定するに際しては、最終圧延パスの
前パス(m−1パス)における出側の長手方向の平坦度
変化も考慮して設定する(A17〜20)ことが望まし
い。すなわち、m−1パス出側の長手方向平坦度変化Δ
λm-1を予測計算し、この予測値Δλm-1が所定範囲に入
らない場合は、m−1パスよりも上流の圧延パス(m−
2パス以前)における出側板厚hm-2、hm-3、・・・等
に対しても、長手方向の板厚分布目標値hm-2+Δ
m-2、hm-3+Δhm-3、・・・等を設定することが望
ましい。このように設定することで、m−1パスの出側
のみが平坦度が悪化して許容値を超えてしまうことを防
止できる。つまり、平坦度の変化を上流パス(m−2パ
ス以前)に平滑化するように配分することで、最終圧延
パスにおける長手方向の温度分布の範囲ΔTm(x)が大き
い場合であっても、これを吸収するように長手方向の荷
重変動ΔPm(x)の発生を抑制することができる。具体的
には、次のように設定することができる。
【0028】まず、式(2)によりΔhm-1(x)を計算
(A16)し、これを(1)式に代入することで、m−
1パスでの圧延荷重変動ΔPm-1(x)を下式(3)のよう
に計算する。
【0029】
【数3】
【0030】なお、上式(3)におけるΔhm-1(x)は、
(2)式によって計算した値とし、Δhm-2(x)は、m−
1パスでの入側板厚分布を表す。ここで、m−2パスま
でを自動板厚制御(AGC)により板厚一定制御を行っ
た場合を考えると、Δhm-2(x)=0となる。よって、m
−1パスの圧延温度分布ΔTm-1(x)および出側板厚分布
Δhm-1(x)は計算されており、代入できるので、上式
(3)よりm−1パスでの圧延荷重分布ΔPm-1(x)が計
算される。この圧延荷重変動(分布)が生じると、m−
1パス目出側で長手方向に平坦度変化が生じることにな
る。しかしながら、最終パスより板厚が厚いこと、及び
まだこの段階では最終製品ではないので形状制約が緩い
ことにより、許容平坦度内であれば圧延が可能となる。
【0031】一般的に、荷重変化ΔPに対する平坦度変
化Δλは、圧延機の機械的仕様により定まるロールたわ
み、板厚、形状不感帯により計算が可能である。ここ
で、圧延機の機械的仕様とは、ロール径R、ロールバレ
ル長さLなどであり、形状不感帯とは、圧延によってク
ラウン比率が変化したとしても板内の残留応力として残
っていて座屈を生じず圧延後も見かけ上平坦となる範囲
であり、板厚h、板幅W、ロール径Rにより求めること
が可能なものである。よって、平坦度変化Δλは、圧延
機や被圧延材の条件により、一般的に下式(4)のよう
に表すことができる。
【0032】
【数4】
【0033】この式(4)と、前述したように求められ
るm−1パスでの圧延荷重分布ΔP m-1(x)とから下式
(5)に基づいてm−1パスの出側における平坦度変化
Δλm- 1(x)が計算できる。
【0034】
【数5】
【0035】したがって、この(5)式に基づいて平坦
度変化(または急峻度変化)Δλm- 1(x)の予測計算を行
い(A17)、この平坦度変化計算値Δλm-1(x)が、板
厚に応じて予め設定した平坦度許容値Δλm-1 MAX以下で
あれば、パススケジュール計算1を終了する(A1
8)。この場合は、m−1パス目の圧延時には、出側板
厚の目標値をhm-1(x)+Δhm-1(x)に設定してロールギ
ャップの制御を行う。しかし、平坦度変化計算値Δλ
m-1(x)が、平坦度許容値Δλm-1 MAXを超える場合は(A
18)、m−2パス以前における出側板厚に対しても、
長手方向の板厚分布目標値を設定する(A19、2
0)。
【0036】すなわち、m−1パスの長手方向板厚分布
Δhm-1(x)と、m−2パス以前の長手方向板厚分布Δh
m-2(x)とに比例関係を持たせて、m−1パス及びm−2
パス以前のいずれにおいても、長手方向の平坦度変化Δ
λの予測値が許容値に入るように設定する。具体的に
は、次のように計算を行う。
【0037】平坦度変化Δλm-1(x)が、平坦度許容値Δ
λm-1 MAXを超える場合、Δhm-1(x)とΔhm-2(x)との間
に、Δhm-2(x)=k・Δhm-1(x)のように比例関係を仮
定する(即ち、出側の板厚分布のパターンと入側の板厚
分布のパターンを相似形とする)。このとき、式(3)
は、下式(6)のように表される。
【0038】
【数6】
【0039】ここで、長手方向の最大圧延荷重が生じる
位置をxMAXとすると、xMAXの位置で平坦度変化の許容
値Δλm-1 MAX以下でなければならない。よって、下式
(7)が満たされている必要がある。
【0040】
【数7】
【0041】したがって、上限として上式(7)が等号
で成立する。これにより、未知パラメータkを決定する
ことができ、下式(8)のように得られる。
【0042】
【数8】
【0043】上記(8)より求まるkより、m−1パス
目の入側板厚分布(m−2パス目の出側板厚分布)であ
るΔhm-2は、k・Δhm-1(x)により計算される(A1
9)。このΔhm-2をもとに、上述したm−1パスにつ
いての場合と同様の処理をm−2パスについても行う
(A20、A17〜19)。そして、必要な回数だけ順
次上流パス側へとさかのぼって繰り返し計算を行い、板
厚分布を設定する全ての圧延パスについて、平坦度変化
が許容値以下となった段階でパススケジュール計算1を
終了する(A20、A17〜19)。
【0044】以上説明したように、パススケジュール計
算1が行われ、m−1パス出側における長手方向の板厚
分布目標値、もしくはm−2パス以前の出側における長
手方向の板厚分布目標値が設定される。そして、圧延を
開始すると(B1)、本実施形態に係る板厚及び平坦度
制御方法においては、m−1パスもしくはm−2パス以
前における出側板厚がこれらの板厚分布目標値となるよ
うに、自動板厚制御(AGC)によってロールギャップ
を制御する(B2)。
【0045】さらに、最終圧延パス(mパス)において
は、圧延荷重が一定となることを目標としてロールギャ
ップを制御する(B3)ことで、すでに述べたように、
荷重一定だけでなく、板厚一定に制御されることにな
る。
【0046】最後に、本実施形態に係る板厚及び平坦度
制御方法により実際に圧延を行った実施例について説明
する。
【0047】(実施例)下記表1に典型的なパススケジ
ュール(各パスの出側板厚設定値)と、その場合の各パ
スにおける圧延荷重計算値(目標圧延荷重)および板温
度計算値(目標板温度)とを示す。
【0048】
【表1】
【0049】まず、上記表1に示す圧延条件で、従来の
技術に係る方法により圧延を行った結果を図2および図
3に示す。即ち、図2は、最終圧延パス(11パス)に
おける長手方向の温度偏差を、図3は、従来の出側板厚
制御を行った場合の最終パスにおける長手方向の圧延荷
重変動を示したものである。なお、図2及び図3とも
に、圧延長に関して規格化して(全長を1として)示し
ている。また、図2においては、目標板温度からの温度
差として、図3においては、目標荷重からの単位幅当た
り(1m当たり)の荷重変動量として示している。
【0050】上記表1の圧延条件のように、板厚が薄く
て圧延長が長くなる場合は、最先端と最尾端とを除い
て、長手方向に100℃程度の温度分布が発生する(図
2参照)。このような圧延状態において、従来のよう
に、入側板厚も一定で圧延を行うと(10パスにおいて
も、出側板厚を一定とするように制御されている)、図
3に示すように長手方向に大きく荷重変動が発生してし
まう。これにより、クラウン比率が変化し、最終製品の
平坦度が悪化してしまう。
【0051】一方、同一の圧延条件にて、平坦度の向上
を優先するため、最終圧延パスにおいて、従来の技術に
係る荷重一定制御を行った場合の結果を図4に示す。図
4は、目標板厚からの板厚偏差を規格化した板長さに対
して示している。このように、従来の技術において、平
坦度優先のための圧延荷重一定制御を行うと、板厚精度
が悪化してしまうことになる。したがって、平坦度の悪
化および板厚精度の悪化をともに防ごうとすると、最終
圧延パスでは、平坦度または板厚精度のいずれか一方の
みを優先するのではなく、両者のバランスを図ることが
求められる。
【0052】ここで、上記と同一の条件の被圧延材に対
して、本実施形態に係る板厚及び平坦度制御方法を用い
て圧延を行った場合の実施例を図5に示す。図5は、最
終圧延パス(11パス)における入側板厚偏差と出側板
厚偏差とを規格化した板長さに対して示したものであ
る。本図からわかるように、入側板厚は、長手方向に分
布を有するように圧延されており、一方、出側板厚は、
ほとんど長手方向の板厚偏差も発生せずに圧延が行われ
ていることがわかる。すなわち、最終圧延パス(11パ
ス)における長手方向の温度分布による荷重変動を吸収
するように逆算して、最終圧延パスの前パス(10パ
ス)に長手方向の板厚分布が設定され、第10パスでは
これに基づいて圧延されている。そして、最終圧延パス
後の製品としては、板厚精度の向上を図ることができて
いる。なお、図示しないが、この最終圧延パス時におい
ては、荷重も一定に制御されているため、長手方向の平
坦度の向上も合わせて図られたことが確認された。
【0053】以上が、本実施形態の説明である。なお、
実施の形態は、上述した各実施例に限定されるものでは
なく、例えば、次のように変更して実施してもよい。
【0054】(1)本実施形態においては、最終圧延パ
ス時における長手方向の温度分布を圧延開始時の長手方
向の温度分布から予測計算して求めているが、必ずしも
このとおりでなくてもよい。例えば、圧延パスの途中で
長手方向の圧延温度を測定し、その結果に基づいて、学
習補正を行って設定計算を修正するようなものであって
も本発明を適用し得る。
【0055】(2)最終圧延パスの前パスよりも上流側
の圧延パスにおける出側板厚に対しても長手方向の板厚
分布目標値を付与する場合、必ずしも本実施形態のよう
に比例関係を持たせて配分するものでなくてもよく、種
々の関係を持たせて配分するものであっても本発明を適
用し得る。
【0056】(3)本実施形態においては、最終圧延パ
スの前パスよりも上流側の圧延パスにおける出側板厚分
布目標値を付与する場合、平坦度変化の予測計算を行
い、この計算結果に基づいて判定を行っているが、必ず
しもこの通りでなくてもよい。例えば、単に、最終圧延
パスの前パスでの荷重変動量の予測計算結果に基づいて
判定を行うものであっても本発明を適用し得る。
【0057】
【発明の効果】請求項1の発明によると、最終圧延パス
の前パスの出側板厚に対して、板厚一定及び荷重一定と
なる最終圧延パス条件から逆算した長手方向板厚分布を
敢えて付与し、最終圧延パス時には荷重一定となるよう
に制御することで、従来、最終圧延パス時に生じていた
長手方向の荷重変動を相殺するように抑制することがで
きる。そして、板厚一定の条件から逆算して設定してい
るため、板厚精度向上も同時に図ることができる。すな
わち、板厚精度を満たすのみでなく、長手方向の荷重変
動も抑制してクラウン比率の変化を低減できるため、最
終的に、長手方向の板厚精度と平坦度がともに良好な鋼
板が得られる。
【0058】請求項2の発明によると、最終圧延パスの
前パスの出側板厚に対して、最終圧延パス時における長
手方向の温度分布に基づいて、板厚一定及び荷重一定と
なる最終圧延パス条件から逆算した長手方向板厚分布を
敢えて付与し、最終圧延パス時には荷重一定となるよう
に制御することで、従来、最終圧延パス時に温度分布の
存在により生じていた長手方向の荷重変動を相殺するよ
うに抑制することができる。そして、板厚一定の条件か
ら逆算して設定しているため、板厚精度向上も同時に図
ることができる。すなわち、板厚精度を満たすのみでな
く、長手方向の荷重変動も抑制してクラウン比率の変化
を低減できるため、最終的に、長手方向の板厚精度と平
坦度がともに良好な鋼板が得られる。
【0059】請求項3の発明によると、圧延前の圧延パ
ススケジュールの設定計算時において、最終圧延パス時
の長手方向温度分布を予測でき、最終圧延パスの前パス
の出側板厚に対して、最終圧延パス時における長手方向
温度分布に基づいた長手方向板厚分布を付与する設定計
算を行うことができる。
【0060】請求項4の発明によると、最終圧延パスの
前パスよりも上流の圧延パスにおける出側板厚に対して
も、長手方向の板厚分布を付与することで、最終圧延パ
スの前パスの出側のみが平坦度が悪化して許容値を超え
てしまうことを防止できる。すなわち、平坦度の変化を
上流パスに平滑化するように配分することで、最終圧延
パスにおける長手方向の温度分布の範囲が大きい場合で
あっても、これを吸収するように長手方向の荷重変動発
生を抑制することができる。
【0061】請求項5の発明によると、入側の板厚分布
のパターンと出側の板厚分布のパターンとを略相似形と
することができるため、上流圧延パスにおいて余分な荷
重変動を生じさせることなく、出側板厚に対して長手方
向板厚分布を付与することができる。また、平坦度の変
化を上流パスに平滑化するように配分する演算処理が容
易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る板厚及び平坦度制御方法を説
明するフローチャートである。
【図2】従来の技術による圧延結果を示す図であって、
長手方向の温度分布を示す図である。
【図3】従来の技術による圧延結果を示す図であって、
長手方向の荷重変動を示す図である。
【図4】従来の技術による圧延結果を示す図であって、
長手方向の板厚偏差を示す図である。
【図5】本実施形態に係る圧延結果を示す図であって、
長手方向の板厚偏差を示す図である。
【符号の説明】
1 パススケジュール計算 A1〜A20 パススケジュール計算フロー B1〜3 圧延フロー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤内 秀人 兵庫県加古川市尾上町池田字池田開拓2222 番地1 株式会社神戸製鋼所加古川研究地 区内 (72)発明者 森本 禎夫 兵庫県加古川市尾上町池田字池田開拓2222 番地1 株式会社神戸製鋼所加古川研究地 区内 Fターム(参考) 4E024 AA02 AA07 AA08 BB01 BB02 BB07 CC01 CC02 CC05 EE02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数回の圧延パスにわたる板圧延を行っ
    て鋼板を製造する際における鋼板の板厚及び平坦度制御
    方法であって、 最終圧延パスにおける圧延荷重と出側板厚とが、長手方
    向に一定であることを条件として逆算することで、最終
    圧延パス入側における長手方向の板厚分布目標値を設定
    し、 最終圧延パスの前パスでは、出側板厚の長手方向板厚分
    布が、前記板厚分布目標値となるようにロールギャップ
    を制御し、 最終圧延パス時は、荷重一定とすることを目標としてロ
    ールギャップを制御することを特徴とする板厚及び平坦
    度制御方法。
  2. 【請求項2】 複数回の圧延パスにわたる板圧延を行っ
    て鋼板を製造する際における鋼板の板厚及び平坦度制御
    方法であって、 最終圧延パス時における長手方向の温度分布に基づい
    て、最終圧延パスにおける圧延荷重と出側板厚とが、長
    手方向に一定であることを条件として逆算することで、
    最終圧延パス入側における長手方向の板厚分布目標値を
    設定し、 最終圧延パスの前パスでは、出側板厚の長手方向板厚分
    布が、前記板厚分布目標値となるようにロールギャップ
    を制御し、 最終圧延パス時は、荷重一定とすることを目標としてロ
    ールギャップを制御することを特徴とする板厚及び平坦
    度制御方法。
  3. 【請求項3】 最終圧延パス時の長手方向温度分布を圧
    延開始時の長手方向温度分布から予測計算して求めるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の板厚及び平坦度制御方
    法。
  4. 【請求項4】 最終圧延パスの前パスにおける出側の長
    手方向の平坦度変化を予測計算し、この長手方向平坦度
    変化の予測値が所定範囲に入らない場合は、最終圧延パ
    スの前パスよりも上流の圧延パスにおける出側板厚に対
    しても、長手方向の板厚分布目標値を設定することを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の板厚及び平坦
    度制御方法。
  5. 【請求項5】 前記上流圧延パスの出側板厚の長手方向
    板厚分布目標値と、最終圧延パスの前パスの出側板厚の
    長手方向板厚分布目標値とを比例関係を持たせて、これ
    らのいずれの圧延パスにおいても、長手方向の平坦度変
    化予測値が所定範囲に入るように設定することを特徴と
    する請求項4に記載の板厚及び平坦度制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101228647B1 (ko) * 2011-03-04 2013-01-31 도시바 미쓰비시덴키 산교시스템 가부시키가이샤 제어 장치 및 제어 방법
JP2014042928A (ja) * 2012-08-27 2014-03-13 Kobe Steel Ltd 圧延パススケジュールの決定方法
CN106984650A (zh) * 2017-04-24 2017-07-28 广西柳州银海铝业股份有限公司 轧制铝及铝合金中厚板的厚度控制方法

Cited By (4)

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