JP2003236595A - 固液分離機 - Google Patents

固液分離機

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JP2003236595A JP2002041742A JP2002041742A JP2003236595A JP 2003236595 A JP2003236595 A JP 2003236595A JP 2002041742 A JP2002041742 A JP 2002041742A JP 2002041742 A JP2002041742 A JP 2002041742A JP 2003236595 A JP2003236595 A JP 2003236595A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 沈降浮遊物、ヘドロ、汚泥沈積物等を含む原
水や、土木工事等で排出される排水液等、大量の汚泥水
を効果的且つ効率的に液体分と固形分とに分離する新規
な固液分離装置を提供する。 【解決手段】 本発明の固液分離機1は、胴部内側に張
り出す突出体18を具えた処理槽4と、ほぼ袋状に形成
された濾過体5と、濾過体5内に収容された汚泥水Sに
負圧を作用させる減圧吸引部3と、汚泥水Sを処理槽4
の胴部内面で規制しながら上下動させる昇降駆動装置6
を具え、固液分離を行うにあたっては、処理槽4の受入
口15に濾過体5の開放端側を保持させ、処理槽4の内
部に吊り下げ状態とした濾過体5内に大量の汚泥水Sを
投入し、突出体18を汚泥水Sに接触させながら汚泥水
Sを減圧吸引するとともに、汚泥水Sを上下動させて分
離処理を行うようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海や河川あるいは
湖沼等に存在する沈降浮遊物やヘドロ、汚泥沈積物等を
含む汚泥水、土木工事等で排出される排水液等、いわゆ
る大量の汚泥水の処理に関するものであり、特に、汚泥
水を効果的且つ効率的に固液分離する装置に関するもの
である。
【0002】
【発明の背景】例えば、これら大量の汚泥水から水分を
除去する固液分離機としては、汚泥水の濾過時に、機械
的に加圧したり減圧したりするものが、多く実用化され
ており、例えば真空濾過機、加圧濾過機、遠心分離機、
ベルトプレス等が一般に知られている。また、この固液
分離にあたり、汚泥水に対して、適宜の凝集剤を添加、
攪拌して、汚泥水中の分散物や浮遊物を凝集させる前処
理を行ったりすることが多い。
【0003】従来、この固液分離作業の効率化を図る場
合には、処理する汚泥水の量、濃度、種類などに応じて
種々の凝集剤や濾過体が開発されることはあったが、固
液分離自体は、比較的シンプルな原理であるためか、装
置の基本構造については、ほとんど顧みられていないの
が実情であった。
【0004】
【開発を試みた技術的課題】本発明は、このような背景
を認識してなされたものであって、固定観念化された従
来の固液分離手法を見直し、より効果的且つ効率的に処
理が行えるようにした新規な固液分離機の開発を試みた
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
固液分離機は、上方が開口された有底筒状の処理槽と、
ほぼ袋状に形成された濾過体とを具えて成り、処理槽の
開口部に濾過体の開放端側を保持させ、処理槽の内部に
吊り下げ状態に取り付けた濾過体内に大量の汚泥水を供
給し、これを固液分離する装置において、前記装置は、
汚泥水を受け入れた濾過体に、適宜の負圧を作用させる
減圧吸引部と、濾過体内に収容した汚泥水を、処理槽の
胴部内面で規制しながら上下動させ得る昇降駆動装置と
を具え、汚泥水の固液分離を行うにあたっては、汚泥水
を減圧吸引しながら、濾過体とともに上下動させて、汚
泥水中の固形分を濾過体内に残留させ、液体分について
は濾過体を通過させるようにし、汚泥水を固形分と液体
分とに分離するようにしたことを特徴として成るもので
ある。この発明によれば、濾過体に収容した汚泥水を固
液分離する際、減圧吸引することに加え、汚泥水を処理
槽の胴部内面で規制しながら上下動させるため、効果的
な固液分離が行える。
【0006】また請求項2記載の固液分離機は、前記請
求項1記載の要件に加え、前記処理槽は、槽の内側に張
り出す突出体が胴部に設けられ、固液分離を行うにあた
っては、上下動する汚泥水に対して、この突出体が濾過
体を介して接触するようにしたことを特徴として成るも
のである。この発明によれば、突出体は、処理槽内に積
層状態に収容された汚泥水と接触するため、汚泥水を減
圧吸引する際、汚泥水にかかる負圧(減圧状態)を維持
するパッキンの作用を担うとともに、上下動する汚泥水
を相対的にしごく作用等も担い、より一層、効果的な固
液分離が行える。
【0007】更にまた請求項3記載の固液分離機は、前
記請求項1または2記載の要件に加え、前記濾過体は、
閉鎖端中央部付近に引上索が取り付けられるとともに、
前記昇降駆動装置は、この引上索を適宜巻き上げ得るよ
うに構成され、濾過体内に収容された汚泥水を上下動さ
せるにあたっては、濾過体の開放端側を処理槽の受入口
に保持させたまま、引上索を昇降駆動装置によって巻き
取ったり、繰り出したりして、汚泥水を上下動させるよ
うにしたことを特徴として成るものである。この発明に
よれば、汚泥水を上下動させる際、その重量は、処理槽
の受入口と、濾過体の閉鎖端中央部付近に固定された引
上索(昇降駆動装置)とによって分割して保持されるた
め、昇降駆動装置の引張力が小さくて済む。このため昇
降駆動装置にかかる負荷も小さくなり、小型のものでも
充分機能し得る。
【0008】また請求項4記載の固液分離機は、前記請
求項3記載の要件に加え、前記処理槽は、周囲に分離後
の固形分を収容し得る受皿部を具えて成り、前記昇降駆
動装置が引上索を巻き取りきった際には、濾過体を裏返
した状態とし、濾過体の内側に付着堆積していた固形分
を、受皿部に移載できるようにしたことを特徴として成
るものである。この発明によれば、処理槽の周囲に受皿
部を形成するとともに、昇降駆動装置によって引上索を
巻き取りきることで、濾過体を裏返した状態にできるた
め、濾過体内に捕捉した固形分を簡単に受皿部に移しか
えることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】まず本発明の固液分離機1の説明
に先立ち、「汚泥水」等の用語について説明する。「汚
泥水」とは、前述したとおり、沈降浮遊物やヘドロ、汚
泥沈積物、微細な泥・粘土等が大量の水で希釈分散され
たように含まれる原水の他、状況に応じて、この原水に
対して凝集剤を添加し、浮遊物などを凝集させたものも
含むものである。また、この汚泥水を濾過して分離し
た、比較的含水率の低い固形分を、本明細書では「脱水
ケーキ」と呼称するものであるが、必ずしも厳密な使い
分けはなく、凝集の程度や濾過体のメッシュなどによっ
て、とにかく汚泥水から液体分が除去され、残った固形
分を脱水ケーキと称するものである。以下本発明の固液
分離機1を図示の実施の形態に基づいて具体的に説明す
る。
【0010】本発明の固液分離機1は、一例として図1
に示すように、ほぼ袋状に形成された濾過体5を内挿す
る処理槽4内に汚泥水Sを収容し、汚泥水Sを減圧吸引
しながら上下動させて、濾過体5によって液体分Lを濾
し、濾過体5内に固形分を残留させて、固液分離を行う
ものである。このような構成に因み、固液分離機1は、
図2に示すように、主に汚泥水Sの固液分離に直接関与
する処理本体部2と、汚泥水Sの減圧吸引に関与する減
圧吸引部3とを具えて成るものである。なお本明細書に
記載する「減圧吸引」とは、汚泥水Sに大気圧以下の負
圧を作用させて吸引することを意味し、いわゆる「真空
引き」をも含むものである。以下、固液分離機1の各構
成部について説明する。
【0011】まず処理本体部2について説明する。この
ものは、一例として図3〜6に示すように、濾過体5を
吊り下げ状態に納め得る処理槽4と、汚泥水Sの液体分
Lのみを通過させる濾過体5と、処理槽4において濾過
体5を汚泥水Sとともに上下動させる昇降駆動装置6
と、処理槽4や昇降駆動装置6を固定状態に設置する架
台7とを具えて成るものである。以下これらの部材につ
いて説明する。
【0012】処理槽4は、内部に汚泥水Sを受け入れる
とともに、汚泥水Sを減圧吸引することから、上部に汚
泥水Sや濾過体5を収容する処理室10、下部に減圧室
11が形成され、これら両空間が濾水板12によって仕
切られている。なお本実施の形態では処理槽4は、胴部
の一部が開口されることなく、上部枠(後述する受入口
15)と底部とが隙間無くつながった完全な容器状に形
成されるものであるが、処理槽4は必ずしもこのような
状態に形成される必要はない。すなわち処理槽4は、濾
水板12上の汚泥水Sに負圧を作用させることから、こ
の負圧を維持するだけの適宜の空間(減圧室11)を有
する容器状に形成されればよく、例えば胴部、特にその
上方においては、適宜開口されていても構わない。
【0013】処理室10は、実質的に汚泥水Sを収容す
る部位であり、汚泥水Sは処理室10内の径寸法に規制
されて積層状態に収容される。そして処理室10は、上
方が汚泥水Sの受入口15として開口されており、ほぼ
袋状に形成された濾過体5を、吊り下げ状態に取り付け
るためのフック16と、受入開口に設けられる受入口補
強体17と、処理室10の内側に張り出し状態に形成さ
れる突出体18と、処理室10の胴部に形成される胴部
補強体19と、液体分Lを除去した後の脱水ケーキC
(固形分)を収容する受皿部20とを具えて成るもので
ある。以下、処理室10の各構成部材について更に詳細
に説明する。
【0014】フック16は、処理室10の開口部付近に
おいて外側に突出するように、一例として等間隔に6カ
所(6等配)設けられるものであり、ここに濾過体5の
開放端側が掛止される。すなわち濾過体5は、開放端側
がフック16に掛止されるとともに、閉鎖端側が処理室
10内に入れ込まれ、全体として吊り下げ状態に保持さ
れる。
【0015】受入口補強体17は、処理室10の開口部
(受入口15)に沿って周状に設けられるものであり、
一例として図4等では、円形断面のリング状に形成され
ている。受入口補強体17は、開口部をエッジ状にさせ
ないことで、受入口15に作用する応力を分散し、且つ
濾過体5の損傷を防止するものである。すなわち濾過体
5内に汚泥水Sを収容した際、汚泥水Sの荷重は、処理
室10の受入口15にかかるため、受入口補強体17に
よって受入口15に丸みを付けたり、幅広状にすること
で、受入口15にかかる力を分散させるものである。も
ちろん受入口補強体17は、受入口15そのものの剛性
を強化する作用も担っている。
【0016】突出体18は、処理室10の内側に張り出
すように、ほぼ周状に設けられるものであり、ここでは
円形断面のリング状に形成されている。この突出体18
は、濾過体5を介して汚泥水Sと接触し、固液分離中に
は汚泥水Sにかかる負圧を維持する作用、すなわち減圧
室11の減圧状態を気密保持するパッキン(シールリン
グ)の作用を担うものである。また突出体18は、汚泥
水Sの上下動に伴い、濾過体5を介して相対的に汚泥水
Sの表面をしごくないしは絞る作用等も担い、汚泥水S
からの水分除去をより促進させ得るものである。
【0017】なお突出体18によって、より積極的に汚
泥水Sをしごきたい場合には、この突出体18を上下方
向または半径方向(径寸法を伸縮させるような方向)に
可動させることが可能である。また例えば突出体18
は、図4、6等に併せて示すように上下に多段状(ここ
では二段)に形成することが可能である。なお突出体1
8は、必ずしも図示したような充実体として形成する必
要はなく、内部を空洞としたパイプ材で形成することが
可能であり、特にこの場合には、例えば空洞部分に水を
流し、突出体18から処理室10に、洗浄用の高圧水を
噴出させる形態が併せて採り得るものである。
【0018】胴部補強体19は、積層状態に収容された
汚泥水Sが、処理室10の胴部(側面)に及ぼす力に、
耐え得るように適宜形成されるものであって、例えば図
3に示す実施の形態では、処理室10の内側に突出する
ように、等間隔に8カ所(8等配)形成されている。な
お胴部補強体19は、ここでは処理室10の軸方向(長
手方向)に沿って直線状に形成されているが、必ずしも
このような直線状に形成される必要はない。また汚泥水
Sが処理室10を外周に押し広げようとする力は、積層
された汚泥水Sの底部(濾水板12付近)が最も大きい
と考えられるため、胴部補強体19は、少なくとも処理
室10の底部付近に設けられることが望ましいが、必ず
しも必須の構成ではない。
【0019】受皿部20は、ほぼ目的の含水率(一例と
して約65%程度)まで水分除去した脱水ケーキCを、
濾過体5(処理室10内部)から取り出した後、受け取
る部位である。なお図6に示す実施の形態では、受皿部
20を、処理室10の上方すなわち受入口15の周囲に
設けたが、例えば図1に示すように処理室10の下方
等、処理槽4の周辺であれば他の部位に設けることが可
能である。
【0020】減圧室11は、汚泥水Sに負圧を作用させ
るべく、処理槽4の下部において適宜の減圧状態を形成
するための空間であるとともに、汚泥水Sから濾過され
た液体分Lを適宜貯留する部位でもある。このため減圧
室11には、一例として図4、6に示すように、液体分
Lの貯留量を計測する液面計23、減圧室11内の空気
を吸引する吸気口24、貯留した液体分Lを排除するた
めの排水口25が形成される。なお排水口25には、ド
レンパイプとドレン弁が接続される。
【0021】濾水板12は、処理槽4内において処理室
10と減圧室11とを仕切るものであり、また濾過体5
に汚泥水Sを収容した際には、この汚泥水Sを載置す
る、いわば処理室10の底面ともなる部位である。もち
ろん濾水板12は汚泥水Sの液体分Lのみを通過させる
ため、図示するように、例えばステンレス金網28の下
側に簀の子状の格子29を重ねた構造を採るものであ
り、これらが支柱30によって保持される。
【0022】濾過体5は、内部に受け入れた汚泥水Sか
ら液体分Lのみを通過させ、固形分すなわち最終的に脱
水ケーキCとなる固体分を内側に残留させるものであ
り、本実施の形態では、主に濾過作用を担うフィルタ3
3を内側に設けるとともに、このフィルタ33を支持す
る支持ネット34を外側に設けた二重構造を採る。なお
フィルタ33及び支持ネット34は、開放端側が前記フ
ック16に掛止され、処理室10内に吊り下げ状態にセ
ットされる。また支持ネット34には、このものを処理
室10にセットした状態における底部、すなわち閉鎖端
中央部位に引上索35が固定され、この引上索35を昇
降駆動装置6によって適宜巻き取ったり、繰り出したり
して、汚泥水Sを受け入れた濾過体5を、上下動させ得
るようにしている。
【0023】このような構成に因み、フィルタ33は、
支持ネット34または引上索35を通すために、貫通孔
36が開口されるものであるが、この貫通孔36の周囲
は、支持ネット34や引上索35等に固定されることが
好ましい。なお本実施の形態では、濾過体5の開放端側
を処理室10の受入口15に保持させながら、閉鎖端中
央部を引き上げて、汚泥水Sを上下動させるものであ
る。このため汚泥水Sの荷重は、受入口15と引上索3
5(昇降駆動装置6)とに分割して保持されることにな
り、例えば濾過体5の開放端側のみをクレーン等の昇降
駆動装置6によって持ち上げる形態、すなわち汚泥水S
の全ての荷重を昇降駆動装置6によって直に保持する場
合に比べて、引上力が少なくて済むという利点がある。
【0024】昇降駆動装置6は、汚泥水Sを受け入れた
濾過体5を処理室10内で規制しながら上下動させるも
のであり、ここでは一例として図4に示すように、フッ
ク39を具えた電動式のチェーンブロック(ホイスト)
が適用される。そして、汚泥水Sを減圧吸引しながら上
下動させるには、フック39に引っ掛けた引上索35
を、適宜巻き取ったり、繰り出したりして、汚泥水Sを
上下動させるものである。なお昇降駆動装置6は、引上
索35(フック39)を巻き取りきった状態で、濾過体
5を処理室10からほぼ全て出し、このものを裏返し状
に反転させた状態とし、濾過体5の内側に付着堆積して
いた固形分(脱水ケーキC)を、処理槽4の外側に設け
られた受皿部20に吐き出させるものである。このため
昇降駆動装置6は、フック39をほぼ上げきった状態
で、濾過体5を裏返し得るような、高さ位置に取り付け
られる。
【0025】このような構成を採ることで、濾過体5の
内側に溜まった脱水ケーキCを、受皿部20に容易に排
出し得るものであるが、より一層、脱水ケーキCの排出
を確実に行うためには、濾過体5を裏返した状態で、処
理室10の内側、例えば減圧室11等から噴気させて、
フィルタ33の目に入り込んだ固形分をより確実に取り
出す形態が可能である。なお本実施の形態では、昇降駆
動装置6としてチェーンブロックを適用し、これを処理
槽4の上方に設けて、濾過体5(汚泥水S)を上方から
引き上げる形態を採るものであるが、必ずしもこのよう
な形態に限定されるものではない。すなわち昇降駆動装
置6を処理室10の下方に構成し、濾過体5を下方から
押し上げる形態、具体的には例えば支柱30を伸縮自在
のシリンダで構成し、濾水板12を濾過体5とともに適
宜昇降させる形態が可能である。
【0026】架台7は、処理槽4や昇降駆動装置6等を
適宜の位置(高さ)に取り付けるものであり、特に本実
施の形態では、昇降駆動装置6を処理槽4の幾分上方に
設けることに因み、装置全体が比較的高くなる傾向にあ
り、このため架台7を複数の部材で構成している。すな
わち架台7は、処理槽4を保持するための下部架台42
と、昇降駆動装置6を処理槽4から適宜の高さ(距離)
を確保して保持するための上部架台43と、上部架台4
3に昇降駆動装置6を取り付けるためのホイスト架台4
4とを具えるものである。なお処理槽4は、後述する水
封タンク50に対して高位置に設けることが好ましく、
特に水封タンク50を地上等に設置した場合には、一例
として図3に示すように、更にベース架台45を設け、
この上に処理槽4を設置することが好ましい。
【0027】次に減圧吸引部3について説明する。この
ものは、減圧室11内のエアを吸引し、汚泥水Sに適宜
の負圧を作用させる部位であり、これによって処理室1
0内に収容された汚泥水Sを減圧吸引し、汚泥水Sから
液体分Lを除去するものである。なお減圧室11内のエ
アは、一例として図2、3に示すように、吸込ブロワ4
8によって吸引されるが、液体分L(水分)は、その途
中に設けられた気水分離器49によって分離され、水封
タンク50に貯留される。なおこのような気水分離を効
果的に行うべく、水封タンク50は、減圧室11よりも
低い位置に設けられることが好ましい。因みに図3に示
す実施の形態では、処理槽4(減圧室11)をベース架
台45の上に設置するとともに、水封タンク50を床等
に直置きし、架台51を適用して水封タンク50の上方
に気水分離器49を配置するようにしている。なお気水
分離器49には、真空調整弁52、連成計53等が設け
られる。
【0028】本発明の固液分離機1は、以上のような基
本構造を有するものであり、以下この装置を適用した汚
泥水Sの固液分離態様について説明する。 (1)装置の準備(濾過体のセッティング) まず実質的な固液分離作業に先立ち、濾過体5を処理槽
4にセットする。これには濾過体5の開放端側をフック
16に掛止するとともに、濾過体5の閉鎖端側を処理室
10内に入れ込むようにセットする。また濾過体5に取
り付けられた引上索35は、昇降駆動装置6のフック3
9に掛けておき、フック39は下げた状態としておく。
なおフィルタ33の目の大きさ(メッシュ)は、処理す
る汚泥水Sに合わせて適宜選択されるものである。
【0029】(2)汚泥水の供給 処理槽4に濾過体5をセットした後、汚泥水Sを濾過体
5内に供給する。因みにこのときの汚泥水Sは、一例と
して約85〜90%程度の含水率である。なお汚泥水S
は、濾過体5に入れるとはいえ、処理槽4内においては
処理室10に規制され、胴部内面に密着した積層状態に
収容されるものであり、この状態では、処理室10の底
部付近(濾水板12近辺)が最も汚泥水Sによる押圧力
を受けると考えられる。このため本実施の形態では、処
理室10の内面にプレス加工等による胴部補強体19を
形成し、汚泥水Sの押圧力に耐えられるようにしてい
る。
【0030】(3)実質的な固液分離処理 汚泥水Sは濾過体5内で保持されるため、そのままでも
重力落下による水分除去は行われるが、これでは目的と
する含水率までの固液分離が極めて行い難いため、本発
明においては、この分離をより促進させるべく、一例と
して図7に示すように、汚泥水Sを底部側の減圧室11
から減圧吸引するとともに、併せて上下動も行わせ、汚
泥水Sの液体分Lを除去する。また汚泥水Sは、減圧吸
引の際、処理室10の内側に設けられたリング等の突出
体18と接触するため、突出体18が減圧室11の減圧
状態を維持するパッキンの作用を担い、効果的に水分除
去が行われる。また上述したように汚泥水Sは、減圧吸
引の際、昇降駆動装置6によって一例として約1m/分
程度の速度で上下動させられる。この際、突出体18
は、処理室10の内部に突出状態に設けられるため、汚
泥水Sの外側表面を相対的にしごくないしは絞るように
作用し、より効果的に汚泥水Sから液体分Lを除去し得
るものである。
【0031】(4)脱水ケーキの取り出し 汚泥水Sから液体分Lを除去した後、図1(b)に示す
ように、昇降駆動装置6によって引上索35を巻き取
り、濾過体5を処理室10から裏返すように引き出し
て、濾過体5の内側に付着堆積していた脱水ケーキCを
外側の受皿部20に排出する。なお汚泥水Sは、減圧吸
引によって幾らかフィルタ33の目に詰まるように入り
込んだ密着状態となるが、この状態は突出体18を通過
する際に弱められ、液体分Lを除去した後の脱水ケーキ
Cを、フィルタ33から剥離し易くすると考えられる。
また脱水ケーキCを濾過体5から取り出す際、裏返した
濾過体5に対して、処理室10の内側、例えば減圧室1
1等から噴気させることで、より一層、脱水ケーキCの
取り出しが、確実に行えるものである。なお液体分Lが
除去された、最終的な脱水ケーキCの含水率は、一例と
して約65%程度である。
【0032】(5)フィルタの交換 以上のようにして一回の固液分離作業を終了するが、こ
の段階でフィルタ33には、排出し切れなかった脱水ケ
ーキCの細かなカス等が付着するため、引き続き作業を
行う場合には、フィルタ33を新たなものに交換する。
もちろんカス等が付着したフィルタ33は、適宜洗浄さ
れる。因みにフィルタ33を交換せずに引き続き固液分
離作業が行える場合には、処理後のフィルタ33を交換
せずに作業を行うことが可能である。
【0033】
【他の実施の形態】本発明は以上述べた実施の形態を一
つの基本的な技術思想とするものであるが、更に次のよ
うな改変が考えられる。以下このような他の実施の形態
について項目毎に分けて説明する。 (1)濾過体について まず上述した基本の実施の形態では、濾過体5は、フィ
ルタ33の外側を支持ネット34で保護したような二重
構造を採るものであった。しかしながら汚泥水Sの処理
量や性状(濃度、粘性など)、あるいはフィルタ33の
目の大きさ等によってフィルタ33のみでも、汚泥水S
の保持が可能であれば、フィルタ33のみで濾過体5を
構成することが可能である。あるいはフィルタ33を覆
った支持ネット34を、より目の大きい網等で保護する
形態、すなわち濾過体5を三重以上の多重構造で形成す
ることも可能である。
【0034】また基本の実施の形態では、濾過体5は、
もともと一端側のみが閉鎖され、既に袋状に形成された
ものを適用したが、例えば図8に示すように、両端が開
放された略筒状のものから、このものの一端側を縛った
り縫合したりして適宜閉鎖し、袋状に形成することも可
能である。もちろん一枚のメッシュを出発素材とし、こ
れから袋状の濾過体5(フィルタ33)を形成すること
も可能である。更に濾過体5は、汚泥水Sから液体分L
を濾すのが主な作用であることから、これを効果的に行
うべく、例えば図9(a)に示すように、開放端(上
端)から閉鎖端(下端)に向かって徐々に窄まって行く
テーパ状、すなわち全体的には逆円錐状を呈するように
形成することが可能である。もちろん濾過体5は、他に
もそれぞれ図9(b)(c)に示すように、円錐台状に
形成したり、下部のみをテーパ状に形成することも可能
である。
【0035】また基本の実施の形態では、濾過体5は、
メッシュに代表されるような、全体的に容易に変形する
素材で形成されるものであったが、必ずしもこれに限定
されるものではなく、底部と側部とを別部材で形成し、
これを適宜接合することが可能である。具体的には図1
0に示すように、適宜の剛性を有するパンチングメタル
等の素材で濾過体5の底部5aを形成するとともに、側
部5bをメッシュ等で形成することが可能である。なお
図中符号37は、パンチングメタル等の底部5aに開口
される濾過孔であり、これは、フィルタ33と同様、液
体分Lのみを通すものである。この場合、汚泥水Sを上
下動させても、底部5aは変形しないため、より一層、
効果的に固液分離が行い得るものである。なお、ここで
も底部5aはテーパ状に形成されることが好ましいが、
本図では先の図9(a)(c)等とは逆のテーパ状に形
成している。これは底部5aを処理室10の受入口15
以上の高位置に上昇させて、濾過体5を裏返した際、内
部に付着堆積していた脱水ケーキCを受皿部20に排出
し易いようにしたためである。
【0036】(2)突出体について また上述した基本の実施の形態では、汚泥水Sの上下動
に伴い、このものを相対的にしごく突出体18は、断面
円形のリング状部材で形成されていたが、必ずしもこの
ような形状に限定されるものではない。すなわち突出体
18は、一例として図11(a)に示すように、しごき
作用先端(突出先端)を適宜丸めた、楔状断面の環状部
材とすることが可能である。また突出体18は、このよ
うな形態の他、例えば図11(b)に示すように、適宜
片側のみを傾斜させた部材等で形成することも可能であ
る。この場合、汚泥水Sが円滑に上下動できるように、
突出体18の張出寸法や傾斜角度等を調整するものであ
る。
【0037】(3)胴部補強体の形成方向について 更にまた上述した基本の実施の形態では、胴部補強体1
9は、処理室10の軸方向(長手方向)にほぼ沿って、
直線状に形成されたが、必ずしも直線的に形成される必
要はなく、処理室10の胴部に対して螺旋状態に形成す
ることが可能である。この場合、汚泥水Sは昇降駆動装
置6の上下動に伴い旋回も促されるものであり、より効
果的に固液分離が行われるものである。すなわち、この
ような場合、汚泥水Sは、主に突出体18によって断面
が狭められるしごきに加え、胴部補強体19によって軸
方向に対して捩じられ、分離が促進すると考えられる。
【0038】(4)汚泥水を上下動させる手法について また基本の実施の形態では、汚泥水Sを上下動させる場
合、濾過体5の開放端側を処理室10の受入口15で保
持しながら、濾過体5の閉鎖端中央部付近を引き上げて
上下動させていたが、濾過体5の開放端部のみを引き上
げて全体的に上下動させることも可能である。この場
合、濾過体5の開放端を受入口15で保持させたまま閉
鎖端側を引き上げる基本の形態に比べて、汚泥水Sの荷
重が昇降駆動装置6や、ホイスト架台44等に直にかか
るため、昇降駆動装置6の性能(例えば最大巻上荷重
等)やホイスト架台44の剛性等を強化することが好ま
しい。
【0039】
【発明の効果】まず請求項1記載の固液分離機によれ
ば、汚泥水Sを固液分離する際、汚泥水Sに減圧を作用
させるだけでなく、処理室10内で規制しながら上下動
させるため、固液分離を促進させることができる。
【0040】また請求項2記載の固液分離機によれば、
濾過体5を介して汚泥水Sに接触する突出体18が、減
圧室11の気密状態を保持する作用を担うとともに、上
下動する汚泥水Sの表面を相対的にしごく作用も担うた
め、より一層能率的な固液分離が行える。
【0041】更にまた請求項3記載の固液分離機によれ
ば、濾過体5に収容した汚泥水Sを上下動させるにあた
っては、濾過体5の開放端側を受入口15に保持させた
まま、昇降駆動装置6によって閉鎖端側を引き上げるた
め、汚泥水Sの荷重が分散され、昇降駆動装置6やホイ
スト架台44にかかる力が小さくて済む。従って例えば
昇降駆動装置6においては比較的小型のものが適用でき
る。
【0042】また請求項4記載の固液分離機によれば、
処理槽4の周囲に受皿部20を形成するとともに、昇降
駆動装置6によって引上索35を巻き取りきった際に濾
過体5を裏返した状態とするため、濾過体5に残留した
固形分すなわち脱水ケーキCを簡単に受皿部20に移す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置によって汚泥水の固液分離を行っ
ている様子を示す斜視図(a)、並びに分離された固形
分を濾過体から排出する様子を示す斜視図(b)であ
る。
【図2】本発明の固液分離機を全体的に示すフローチャ
ートである。
【図3】本発明の固液分離機を示す平面図(a)、並び
に正面図(b)である。
【図4】処理部を示す平面図(a)、並びに正面図
(b)である。
【図5】図4におけるA−A線における断面図である。
【図6】処理槽を示す正面断面図である。
【図7】汚泥水を収容した濾過体を上下動させて固液分
離する様子を示す説明図である。
【図8】両端が開放された略筒状のものの一端を閉鎖し
て、袋状の濾過体を形成する実施の形態を示す斜視図で
ある。
【図9】濾過体を閉鎖端側に向かって窄まるように形成
した、種々の実施の形態を示す斜視図である。
【図10】濾過体の底部と側部とを別部材で形成し、こ
れを適宜接合した実施の形態を示す正面断面図である。
【図11】突出体に関して他の実施の形態を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 固液分離機 2 処理本体部 3 減圧吸引部 4 処理槽 5 濾過体 5a 底部 5b 側部 6 昇降駆動装置 7 架台 10 処理室 11 減圧室 12 濾水板 15 受入口 16 フック 17 受入口補強体 18 突出体 19 胴部補強体 20 受皿部 23 液面計 24 吸気口 25 排水口 28 ステンレス金網 29 格子 30 支柱 33 フィルタ 34 支持ネット 35 引上索 36 貫通孔 37 濾過孔 39 フック 42 下部架台 43 上部架台 44 ホイスト架台 45 ベース架台 48 吸込ブロワ 49 気水分離器 50 水封タンク 51 架台 52 真空調整弁 53 連成計 C 脱水ケーキ(固形分) L 液体分 S 汚泥水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 29/14 A Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方が開口された有底筒状の処理槽と、
    ほぼ袋状に形成された濾過体とを具えて成り、 処理槽の開口部に濾過体の開放端側を保持させ、処理槽
    の内部に吊り下げ状態に取り付けた濾過体内に大量の汚
    泥水を供給し、これを固液分離する装置において、 前記装置は、 汚泥水を受け入れた濾過体に、適宜の負圧を作用させる
    減圧吸引部と、 濾過体内に収容した汚泥水を、処理槽の胴部内面で規制
    しながら上下動させ得る昇降駆動装置とを具え、 汚泥水の固液分離を行うにあたっては、汚泥水を減圧吸
    引しながら、濾過体とともに上下動させて、 汚泥水中の固形分を濾過体内に残留させ、液体分につい
    ては濾過体を通過させるようにし、汚泥水を固形分と液
    体分とに分離するようにしたことを特徴とする固液分離
    機。
  2. 【請求項2】 前記処理槽は、槽の内側に張り出す突出
    体が胴部に設けられ、固液分離を行うにあたっては、上
    下動する汚泥水に対して、この突出体が濾過体を介して
    接触するようにしたことを特徴とする請求項1記載の固
    液分離機。
  3. 【請求項3】 前記濾過体は、閉鎖端中央部付近に引上
    索が取り付けられるとともに、前記昇降駆動装置は、こ
    の引上索を適宜巻き上げ得るように構成され、 濾過体内に収容された汚泥水を上下動させるにあたって
    は、濾過体の開放端側を処理槽の受入口に保持させたま
    ま、引上索を昇降駆動装置によって巻き取ったり、繰り
    出したりして、汚泥水を上下動させるようにしたことを
    特徴とする請求項1または2記載の固液分離機。
  4. 【請求項4】 前記処理槽は、周囲に分離後の固形分を
    収容し得る受皿部を具えて成り、 前記昇降駆動装置が引上索を巻き取りきった際には、濾
    過体を裏返した状態とし、濾過体の内側に付着堆積して
    いた固形分を、受皿部に移載できるようにしたことを特
    徴とする請求項3記載の固液分離機。
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