JP7311690B2 - 移動式浄水装置 - Google Patents
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Description
移動装置10における、移動式浄水装置20の各構成要素の配置や取り付け方などは、様々に設定できる。例えば、移動式浄水装置20は、複数のモジュール(部品)が組み立てられたもの(部品組み立て式)である。移動式浄水装置20の各構成要素が、複数のモジュールとされることで、移動式浄水装置20の移動装置10への搭載および撤去が容易となる。具体的には例えば、限外濾過膜装置40(図1参照)、気泡供給装置51、吸引ポンプ53、高圧ポンプ55、および逆浸透膜装置57のうち、一部の構成要素は、他の構成要素(上記「一部の構成要素」とは異なる構成要素)と別体に構成される。また、例えば、複数の構成要素が一体的に構成されてもよい。複数の構成要素が一体的に構成される場合、複数の構成要素が、共通のベース部材(ベースプレートなど)に取り付けられてもよく、共通の容器に設けられてもよい。
移動式浄水装置20は、以下のように作動するように構成される。移動式浄水装置20の使用時には、上記の通り、原水W1を処理し、生産水W3を生産する。移動式浄水装置20の使用時には、移動装置10(図2参照)は、地面に対して移動しない(固定される)。移動式浄水装置20の使用時には、図3に示すように、前処理ユニット30は、起立状態(縦型)となる。このとき、図4に示す複数の限外濾過膜43のそれぞれは(中空糸膜43aは)、上下方向に延びるように配置される。このとき、気泡Bは、気泡吐出部51bから吐出され、限外濾過膜43に沿うように上昇する。その結果、限外濾過膜43の表面43oから不純物が剥離され、限外濾過膜43が洗浄される。
図3に示す前処理ユニット30の起倒の作業(倒伏状態から起立状態にする作業、および起立状態から倒伏状態にする作業)は、例えば次のように行われる。作業者が手作業で前処理ユニット30を起倒させてもよい。この場合、前処理ユニット30に、作業者が手で持つことが可能なハンドル81などが設けられることが好ましい。
図5に示すように、前処理ユニット30の起倒には、起倒装置280が用いられてもよい。起倒装置280は、滑車283およびロープ285などを用いて前処理ユニット30を起倒させる装置である。例えば、起倒装置280は、ポール281と、滑車283と、ロープ285と、ウインチ287と、を備える。ポール281は、車両11に立てられ、前処理ユニット30の近傍に配置される。ポール281は、起倒式でもよい。滑車283は、ポール281に回転可能に取り付けられ、例えばポール281の先端部に取り付けられる。ロープ285は、ウインチ287に巻きつけられ、滑車283に掛けられ、前処理ユニット30に取り付けられる。ウインチ287は、ロープ285の巻き取りおよび繰り出しを行う。ウインチ287は、手動(手巻)でもよく、電動でもよく、流体圧(例えば油圧など)により駆動してもよい。例えば、ウインチ287がロープ285を巻き取ることで、倒伏状態の前処理ユニット30が、起立状態になる。例えば、前処理ユニット30が倒れる側に前処理ユニット30に力を作用させながら、ウインチ287がロープ285を繰り出すことで、起立状態の前処理ユニット30が、倒伏状態になる。前処理ユニット30が倒れる側に前処理ユニット30に力を作用させる手段は、人力でもよく、ウインチ287およびロープ285とは別のウインチおよびロープ(図示なし)などの装置でもよく、ジャッキなどの装置でもよい。
図6に示すように、前処理ユニット30の起倒には、ジャッキ381(起倒装置)が用いられてもよい。ジャッキ381は、例えば伸縮可能なものなどである。ジャッキ381は、手動でもよく、電動でもよく、流体圧(例えば油圧など)により駆動してもよい。例えば、ジャッキ381が縮むことで、起立状態の前処理ユニット30が、倒伏状態になる。ジャッキ381が伸びることで、倒伏状態の前処理ユニット30が、起立状態になる。
本実施形態では、図1に示す限外濾過膜装置40は、加圧型ではなく、吸引型である。限外濾過膜装置が加圧型である場合(例えば上記の特許文献1などを参照)、次の問題が生じ得る。以下、比較対称の構成要素(例えば加圧型の限外濾過膜装置)に、本実施形態の構成要素と同じ符号を付す。限外濾過膜装置40が加圧型の場合、加圧ポンプが必要になる。この加圧ポンプは、限外濾過膜43の上流側の処理水W2を加圧するポンプであり、限外濾過膜43に処理水W2を押しこむポンプである。加圧型では、図4に示す膜内部空間43i(下流側)の圧力Piよりも、限外濾過膜43の外部(上流側)の圧力Poが高圧である。
図1に示す移動式浄水装置20による効果は次の通りである。
移動式浄水装置20は、移動装置10(図2参照)に搭載可能である。移動式浄水装置20は、限外濾過膜装置40と、気泡供給装置51と、吸引ポンプ53と、高圧ポンプ55と、逆浸透膜装置57と、を備える。限外濾過膜装置40は、処理水W2を限外濾過膜43に通すことで処理水W2を濾過する。
[構成2]図3に示すように、限外濾過膜装置40は、移動装置10に対して起立可能および倒伏可能に取り付けられる。
[構成3-1]図1に示すように、移動式浄水装置20は、限外濾過膜装置40よりも上流側に設けられる沈殿槽35を備える。
[構成4]図2に示す限外濾過膜装置40、気泡供給装置51、吸引ポンプ53、高圧ポンプ55、および逆浸透膜装置57のうち、一部の構成要素は、他の構成要素(上記「一部の構成要素」とは異なる構成要素)と別体に構成される。限外濾過膜装置40、気泡供給装置51、吸引ポンプ53、高圧ポンプ55、および逆浸透膜装置57は、移動装置10に着脱可能に取り付けられる。
上記実施形態は様々に変形されてもよい。例えば、移動装置10および移動式浄水装置20の各構成要素の配置や形状などが変更されてもよい。例えば、構成要素の数が変更されてもよく、構成要素の一部が設けられなくてもよい。例えば、互いに異なる複数の構成要素として説明したものが、一つの部材や部分とされてもよい。例えば、一つの部材や部分として説明したものが、互いに異なる複数の部材や部分に分けて設けられてもよい。
20 移動式浄水装置
31 前処理容器(一つの容器)
35 沈殿槽
40 限外濾過膜装置
43 限外濾過膜
51 気泡供給装置
53 吸引ポンプ
55 高圧ポンプ
57 逆浸透膜装置
57a 逆浸透膜
280 起倒装置
285 ロープ
287 ウインチ
381 ジャッキ
W2 処理水
Claims (5)
- 移動装置に搭載可能な移動式浄水装置であって、
処理水を限外濾過膜に通すことで前記処理水を濾過し、前記移動装置に対して起立可能および倒伏可能に取り付けられた限外濾過膜装置と、
前記移動装置に対して前記限外濾過膜装置を起立および倒伏させる起倒装置と、
前記限外濾過膜の表面に気泡を供給する気泡供給装置と、
前記限外濾過膜よりも下流側で前記処理水を吸引する吸引ポンプと、
前記吸引ポンプが吸引した前記処理水を加圧する高圧ポンプと、
前記高圧ポンプに加圧された前記処理水を逆浸透膜に通すことで前記処理水を濾過する逆浸透膜装置と、
を備える、
移動式浄水装置。 - 請求項1に記載の移動式浄水装置であって、
前記起倒装置は、
前記限外濾過膜装置に取り付けられるロープと、
前記ロープの巻き取りおよび繰り出しを行うウインチと、
を備える、
移動式浄水装置。 - 請求項1または2に記載の移動式浄水装置であって、
前記起倒装置は、伸縮可能なジャッキを備える、
移動式浄水装置。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載の移動式浄水装置であって、
前記限外濾過膜装置よりも上流側に設けられる沈殿槽を備え、
前記沈殿槽および前記限外濾過膜装置は、一つの容器内に設けられる、
移動式浄水装置。 - 請求項1~4のいずれか1項に記載の移動式浄水装置であって、
前記限外濾過膜装置、前記気泡供給装置、前記吸引ポンプ、前記高圧ポンプ、および前記逆浸透膜装置のうち、一部の構成要素は、前記一部の構成要素とは異なる構成要素と別体に構成され、
前記限外濾過膜装置、前記気泡供給装置、前記吸引ポンプ、前記高圧ポンプ、および前記逆浸透膜装置は、前記移動装置に着脱可能に取り付けられる、
移動式浄水装置。
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- 2022-08-16 JP JP2022129507A patent/JP7311690B2/ja active Active
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