JP2020163251A - 泥状物処理具および泥状物の処理方法 - Google Patents

泥状物処理具および泥状物の処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】泥状物を簡便に効率よく脱水処理できる泥状物処理具および泥状物の処理方法を提供する。【解決手段】泥状物Sの水分Wを通過させる透水性を有する筒状の収容体2の上部開口2aの周縁部2bに環状の吊具3を取付け、吊具3を支持体13により支持し、保持手段7により収容体2の下部開口2cを閉じた状態で収容体2の下端部2dを上面視で収容体2の内側で吊上げ保持することで上面視環状の収容空間Aを形成する。そして、その収容空間Aに泥状物Sを収容することで泥状物Sを脱水する。泥状物Sの脱水を終えた後に、吊具3および保持手段7を介して収容体2を支持体13による支持を外して吊り上げた状態で、保持手段7による収容体2の下端部2dの吊上げ保持を解除することで、脱水後の泥状物Sをその自重によって収容体2の下部開口2cを通じて下方に排出する。【選択図】図4

Description

本発明は、泥状物処理具および泥状物の処理方法に関し、さらに詳しくは、泥状物を簡便に効率よく脱水処理できる泥状物処理具および泥状物の処理方法に関するものである。
工事現場で発生する浚渫土などの水分を含んだ泥状物を脱水処理する方法は種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の発明では、透水性を有する筒状の収容体の底部開口を閉じ部材によって閉じて、その収容体を有底筒状の外枠体に内挿するように取り付けて保持された状態にする。そして、収容体に泥状物を投入して収容し、泥状物の自重で泥状物を脱水している。
特許文献1に記載の発明では、泥状物の脱水を行なうときに、底部開口を閉じた収容体によって形成された柱状の収容空間に泥状物を収容する。収容空間の中心側に収容されている泥状物に含まれている水分は収容体の外側の面までの排水距離が長いため、収容体の外側に流出するまでに比較的長い時間がかかる。それ故、泥状物の脱水処理作業は簡便ではあるが、脱水効率を向上させるには改善の余地がある。
特開2013−138997号公報
本発明の目的は、泥状物を簡便に効率よく脱水処理できる泥状物処理具および泥状物の処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明の泥状物処理具は、泥状物の水分を通過させる透水性を有する筒状の収容体と、この収容体の上部開口の周縁部に取付けられる環状の吊具と、前記吊具を支持する支持体と、前記吊具が前記支持体により支持されていて、前記収容体の下部開口を閉じた状態で前記収容体の下端部を上面視で前記収容体の内側で吊上げ保持することで上面視環状の収容空間を形成する保持手段とを備え、前記収容空間に収容された前記泥状物の脱水を終えた後に、前記吊具および前記保持手段を介して前記収容体が前記支持体による支持を外して吊り上げられた状態で、前記保持手段による前記下端部の吊上げ保持が解除されることで、脱水後の前記泥状物がその自重によって前記下部開口を通じて下方に排出される構成にしたことを特徴とする。
上記目的を達成するため本発明の別の泥状物処理具は、泥状物の水分を通過させる透水性を有する筒状の収容体と、この収容体の上部開口の周縁部に取付けられる環状の吊具と、前記吊具を支持する支持体と、前記吊具が前記支持体により支持されていて、前記収容体の下部開口を閉じた状態で前記収容体の下端部を上面視で前記収容体の内側で吊上げ保持することで上面視環状の収容空間を形成する保持手段とを備え、前記収容空間に収容された前記泥状物の脱水を終えた後に、前記吊具および前記保持手段を介して前記収容体が前記支持体による支持を外して吊り上げられた状態で、前記保持手段および前記吊具の少なくとも一方が相対的に上下移動されて前記収容体の筒状内側が筒状外側に反転されることで、脱水後の前記泥状物がその自重によって下方に排出される構成にしたことを特徴とする。
上記目的を達成するため本発明の泥状物の処理方法は、泥状物の水分を通過させる透水性を有する筒状の収容体の上部開口の周縁部に環状の吊具を取付け、前記吊具を支持体により支持し、保持手段により前記収容体の下部開口を閉じた状態で前記収容体の下端部を上面視で前記収容体の内側で吊上げ保持することで上面視環状の収容空間を形成し、その収容空間に前記泥状物を収容することで前記泥状物を脱水し、前記泥状物の脱水を終えた後に、前記吊具および前記保持手段を介して前記収容体を前記支持体による支持を外して吊り上げた状態で、前記保持手段による前記下端部の吊上げ保持を解除することで、脱水後の前記泥状物をその自重によって前記下部開口を通じて下方に排出することを特徴とする。
上記目的を達成するため本発明の別の泥状物の処理方法は、泥状物の水分を通過させる透水性を有する筒状の収容体の上部開口の周縁部に環状の吊具を取付け、前記吊具を支持体により支持し、保持手段により前記収容体の下部開口を閉じた状態で前記収容体の下端部を上面視で前記収容体の内側で吊上げ保持することで上面視環状の収容空間を形成し、その収容空間に前記泥状物を収容することで前記泥状物を脱水し、前記泥状物の脱水を終えた後に、前記吊具および前記保持手段を介して前記収容体を前記支持体による支持を外して吊り上げた状態で、前記保持手段または前記吊具の少なくとも一方を相対的に上下移動させて前記収容体の筒状内側を筒状外側に反転させることで、脱水後の前記泥状物をその自重によって下方に排出することを特徴とする。
本発明によれば、収容体の上部開口の周縁部に取付けた環状の吊具を支持体により支持し、保持手段により下部開口を閉じた収容体の下端部を上面視で収容体の内側で吊上げ保持することで上面視環状の収容空間を形成する。そして、その収容空間に泥状物を投入して収容するだけで、泥状物に含まれる水分が収容体を通じて外部に流出し、泥状物の脱水が自然に行われる。上面視環状の収容空間に泥状物を収容することで、収容空間の中心側に収容されている泥状物に含まれている水分を排水距離の短い収容体の内側の面から外部に流出させることができる。それ故、泥状物をより効率的に脱水でき、脱水時間を短縮するには有利になる。
前者の泥状物処理具および泥状物の処理方法によれば、泥状物の脱水を終えた後は、吊具および保持手段を介して収容体を吊り上げた状態にして、保持手段による収容体の下端部の吊上げ保持を解除するだけで脱水後の泥状物がその自重によって収容体の下部開口を通じて下方に排出される。後者の泥状物処理具および泥状物の処理方法によれば、泥状物の脱水を終えた後は、吊具および保持手段を介して収容体を吊り上げた状態にして、保持手段または吊具の少なくとも一方を相対的に上下移動させて収容体の筒状内側を筒状外側に反転させるだけで脱水後の泥状物がその自重によって下方に排出される。それ故、脱水後の泥状物の排出も容易であり、泥状物を簡便に効率よく脱水処理できる。
本発明の泥状物処理具の構成部材を斜視で例示する説明図である。 図1の収容体に吊具および保持手段を取付けた状態を斜視で例示する説明図である。 図1の泥状物処理具を用いて泥状物を脱水している状況を斜視で例示する説明図である。 図1の泥状物処理具を用いて泥状物を脱水している状況を断面視で例示する説明図である。 図1の泥状物処理具を運搬車両の上方に吊り上げて移動させた状況を斜視で例示する説明図である。 図1の泥状物処理具から脱水した泥状物を排出している状況を斜視で例示する説明図である。 本発明の泥状物処理具の別の実施形態において、泥状物処理具を用いて泥状物を脱水している状況を縦断面視で例示する説明図である。 図7の泥状物処理具から脱水した泥状物を排出している状況を縦断面視で例示する説明図である。 本発明の泥状物処理具のさらに別の実施形態における保持手段を正面視で例示する説明図であり、図9(a)は保持手段により収容体の下端部を吊上げ保持する前の状態を示し、図9(b)は保持手段により収容体の下端部を吊上げ保持した状態を示している。 図9の泥状物処理具を斜視で例示する説明図であり、図10(a)は脱水した泥状物を収容した泥状物処理具を上方に吊り上げている状況を示し、図10(b)は泥状物処理具から脱水した泥状物を排出している状況を示している。
以下、本発明の泥状物処理具および泥状物の処理方法を図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1に例示するように、本発明の泥状物処理具1は、筒状の収容体2と、環状の吊具3と、保持手段7と、支持体13とを備えている。この実施形態の泥状物処理具1はさらに、スペーサ19を有している。
収容体2は、収容される泥状物Sの水分Wを通過させる透水性を有している。収容体2は、例えば、布材(織布または不織布)などの柔軟な非剛性材料で形成され、収容する泥状物Sに含まれる固体分はほとんど通過できない仕様になっている。収容体2は例えば、ポリ塩化ビニリデン系繊維などで形成される。この実施形態では、円筒状の収容体2を用いているが、例えば、角筒状の収容体2を用いることもできる。
図2に例示するように、吊具3は収容体2の上部開口2aの周縁部2bに取付けられる。上部開口2aの周縁部2bが吊具3に固定されることで、収容体2の上部開口2aが環状に維持された状態となる。吊具3の上部には、吊部材6の一端部を連結可能な連結部4が、吊具3の周方向に互いに等しい間隔をあけて4つ設けられている。吊具3の外周面には、吊具3の周方向に互いに等しい間隔をあけて水平方向外側に張り出した4つの突出部5が設けられている。この実施形態では、円環状の吊具3を例示しているが、四角環状などの多角環状の吊具3にすることもできる。また、吊具3に設ける連結部4および突出部5の数や配置等は、この実施形態に限定されず適宜決定できる。吊具3は例えば、金属や硬質樹脂などの剛性材料で形成される。吊部材6は例えば、ワイヤロープや樹脂製のロープなどで構成される。
保持手段7は、収容体2の下部開口2cを閉じた状態で収容体2の下端部2dを上面視で収容体2の内側で吊上げ保持することで上面視環状の収容空間Aを形成する。ここでいう下部開口2cを閉じた状態とは、下部開口2cを完全に密閉した場合に限らず、保持手段7により収容体2の下端部2dを吊上げ保持できる程度に下部開口2cの周縁部を寄せ集めた状態も含む。
この実施形態の保持手段7は、収容体2の下部開口2cを閉じた状態で収容体2の下端部2dを保持する閉口具8と、この閉口具8による保持を解除する解除具9とを有している。この実施形態の解除具9は長尺のワイヤロープで構成されていて、閉口具8に挿設されている解除具9を閉口具8から引き抜くと、閉口具8による保持が解除される構造になっている。解除具9はワイヤロープに限らず他に例えば、棒状材やスイッチなどで構成することもできる。閉口具8の上部には吊部材11の一端部を連結可能な連結部10が設けられている。吊部材11は例えば、ワイヤロープや樹脂製のロープなどで構成される。吊部材11の他端部には後述する棒状部材17が挿通可能な環状部材12が設けられている。
支持体13は、泥状物Sの脱水を行うときに吊具3を支持する。この実施形態の支持体13は、四方に配置された上下方向に延在する4本の支柱14と隣り合う支柱14どうしを連結する水平方向に延在する4本の梁15とを有している。4本の梁15は同じ高さ位置に配置されている。
支持体13はさらに、保持手段7を支持する保持手段支持部16を有している。保持手段支持部16は、棒状部材17と、棒状部材17が挿通可能な環状部材18とで構成されている。4本の支柱14のうち、対角線上に位置する2本の支柱14は梁15よりも上方に延在していて、その2本の支柱14の上部にそれぞれ環状部材18が設けられている。支持体13は例えば、金属や硬質樹脂などの剛性材料で形成される。
スペーサ19は、泥状物Sの脱水を行うときに、収容空間Aを形成している収容体2の中央部の窪みが載置される。スペーサ19は、水分Wを通過させる通水性を有している。スペーサ19は例えば、金属や硬質樹脂などの剛性材料で形成される。この実施形態のスペーサ19は、金属の線材で形成された円錐状のフレーム体で構成されていて、線材どうしの間に設けられたすき間から水分Wが通過できる構造になっている。
スペーサ19は、通水性を有する構造であればこの実施形態に限定されず、異なる構成にすることもできる。例えば、スペーサ19は、網状材や多数の貫通孔を有する板状材などで形成することもできる。また、例えば、スペーサ19の表面に溝などを設けてスペーサ19の表面に沿って水分が流れ落ち易くする構造にすることもできる。スペーサ19の形状は円錐状の他にも例えば、角錐状や、円錐台状、角錐台状、円柱状、角柱状などにすることもできる。
次に、この泥状物処理具1を用いた泥状物Sの処理方法を説明する。
図2に例示するように、収容体2の上部開口2aの周縁部2bに吊具3を取付けて、吊具3に上部開口2aの周縁部2bを固定する。次いで、保持手段7により、収容体2の下部開口2cを閉じた状態で収容体2の下端部2dを上面視で収容体2の内側で吊上げ保持することで上面視環状の収容空間Aを形成する。この実施形態では、収容体2の内側に寄せ集めた収容体2の下端部2dを閉口具8で挟んで保持した状態にする。解除具9は閉口具8に挿設した状態にしておく。
連結部10には吊部材11の一端部を連結しておく。支持体13およびスペーサ19は地面に載置し、スペーサ19は上面視で4本の梁15で囲われた支持体13の開口の中央に配置しておく。
次いで、図3に例示するように、支持体13およびスペーサ19の上方から一体化させた収容体2、吊具3、および保持手段7を下方移動させて、支持体13の開口に収容体2を内挿し、吊具3のそれぞれの突出部5を梁15の上に載置する。これにより、支持体13によって吊具3が支持され、スペーサ19に収容空間Aを形成している収容体2の中央部の窪みが載置された状態になる。
次いで、保持手段支持部16によって保持手段7を支持した状態にする。この実施形態では、吊部材11の環状部材12を2本の支柱14に設けられている環状部材18と同じ高さ位置まで持ち上げる。そして、棒状部材17を環状部材12と2つの環状部材18とに挿通させて2本の支柱14の間に架け渡すことで、吊部材11を介して閉口具8を収容体2の上部で吊った状態にする。以上の作業により、泥状物Sを投入する以前の泥状物処理具1のセッティングが完了し、収容体2の上部開口2aの内側に上面視環状の収容空間Aが形成された状態となる。
泥状物処理具1をセッティングする作業順は上述した順番に限らず、作業順を適宜入れ替えてもよい。例えば、先に支持体13に吊具3と保持手段7を設置しておき、その後に、収容体2を吊具3および保持手段7に取付けてもよい。
泥状物処理具1のセッティングが完了すると、工事現場で発生する浚渫土などの水分Wを含んだ泥状物Sを、ホースなどを通じて収容体2の上部開口2aから収容空間Aに投入して収容する。図4に例示するように、収容体2に泥状物Sを収容すると、泥状物Sに含まれている水分Wが、泥状物Sの自重により収容体2の外側の面や内側の面を通じて外部に流出することで、泥状物Sの脱水が自然に行われる。
このまま、所定時間放置して泥状物Sの脱水を終えた後は、棒状部材17をそれぞれの環状部材12、18から抜き取り、吊部材11の環状部材12を吊上げ手段30(例えば、クレーンなどの重機の吊ワイヤの吊金具)に連結して、保持手段7(閉口具8)をその場で吊った状態にする。また、吊具3の4ヶ所の連結部4にそれぞれ吊部材6の一端部を連結し、4本の吊部材6の他端部を吊上げ手段30に連結する。次いで、重機により吊具3および保持手段7を介して収容体2を吊り上げて支持体13による支持を外す。そして、図5に例示するように、吊具3および保持手段7を介して収容体2を吊り上げた状態で、収容体2に収容された脱水後の泥状物Sを運搬車両40の上や、脱水後の泥状物Sを収容する大型袋の上などの所望の場所に移動させる。
次いで、図6に例示するように、吊具3および保持手段7を介して収容体2を支持体13による支持を外して吊り上げた状態で、保持手段7による収容体2の下端部2dの保持を解除する。この実施形態では、作業員が閉口具8から解除具9を引き抜くことで、閉口具8による収容体2の下端部2dの保持が解除される。保持手段7による保持を解除すると、収容体2に収容されている脱水後の泥状物Sの自重によって収容体2が自然に筒状に戻る。そして、脱水後の泥状物Sがその自重によって、収容体2の下部開口2cを通じて下方に排出される。運搬車両40の上に排出された泥状物Sは、運搬車両40によって運搬される。
このように、本発明によれば、吊具3、保持手段7、および支持体13によって形成した収容体2の上面視環状の収容空間Aに泥状物Sを投入して収容するだけで、泥状物Sの脱水が自然に行われる。図4に例示するように、上面視環状の収容空間Aに泥状物Sを収容することで、収容空間Aの中心側に収容されている泥状物Sに含まれている水分Wを排水距離の近い収容体2の内側の面から外部に流出させることができる。それ故、泥状物Sをより効率的に脱水でき、脱水時間を短縮するには有利になる。
泥状物Sの脱水を終えた後には、吊具3および保持手段7を介して収容体2を吊り上げた状態にして、保持手段7による収容体2の下端部2dの保持を解除するだけで、収容体2に収容されていた脱水後の泥状物Sを下方に排出できる。それ故、脱水後の泥状物Sの排出も容易であり、泥状物Sを簡便に効率よく脱水処理できる。
保持手段7を支持する保持手段支持部16を支持体13とは別に設けることもできるが、支持体13に保持手段支持部16を設けると、非常にコンパクトで簡素な泥状物処理具1にすることができる。この実施形態のように、保持手段支持部16を棒状部材17と環状部材18とで構成すると、保持手段支持部16を簡素に構成でき、保持手段7を支持体13に少ない工数で容易に支持した状態にできる。
収容体2、吊具3、支持体13、保持手段7、および保持手段支持部16を有するユニット(泥状物処理具1)を複数用意しておき、少なくとも1つのユニットを使用して泥状物Sの脱水をしている間に、この使用しているユニットとは別のユニットを使用して別の泥状物Sに対して脱水の前作業(セッティングなど)または後作業(吊上げ作業や排出作業など)を行うこともできる。このように、複数の泥状物処理具1を用いることで、多量の泥状物Sを効率的に脱水処理することができる。
1つの支持体13に対して、収容体2、吊具3、および保持手段7を有するユニットを複数組用意しておき、泥状物Sの脱水を終えたユニットを吊り上げて支持体13による支持を外した後に、その同じ支持体13に別のユニットを設置して別の泥状物Sの脱水を行うこともできる。支持体13に設置するユニットを順次入れ替えていくことで、脱水後の泥状物Sの排出作業と、泥状物Sの脱水作業とを並行して行うことができるので、泥状物Sを非常に効率よく脱水処理できる。
泥状物処理具1を構成する収容体2、吊具3、支持体13、保持手段7はそれぞれ分離した状態で搬送できるので、複数の泥状物処理具1を用いる場合にも、コンパクトな状態で工事現場まで搬送できる。泥状物処理具1は簡素な構造であるので、工事現場におけるセッティングも容易に短時間で行える。それ故、非常に利便性が高い。
この実施形態のように、保持手段7を閉口具8および解除具9を有する構成にすると、保持手段7に収容体2の下端部2dを保持させる作業と、保持手段7の保持を解除する作業とをそれぞれ少ない工数で容易に行える。特に、解除具9を長尺のワイヤロープで構成すると、作業員が閉口具8から離れた位置でもワイヤロープを引っ張るだけで閉口具8の保持を解除できるので、排出作業の作業性を高めるには益々有利になる。
収容体2の中央部の窪みに通水性を有するスペーサ19を嵌めた状態で収容空間Aに泥状物Sを投入して収容すると、スペーサ19によって収容体2の内側の面が支持されることで、収容体2の内側の対向する面どうしが当接することをより確実に防ぐことができる。それ故、収容空間Aの中心側に位置する水分Wの脱水効率を高めるにはより有利になる。スペーサ19の使用は任意である。
収容体2の底面を地面に接地させた状態で泥状物Sの脱水を行ってもよいが、図4に例示するように、収容体2の底面を地面から離間させた状態で泥状物Sの脱水を行うことが好ましい。収容体2を宙に浮かせた状態にすることで、収容体2の底面から水分Wがより排出されやすくなるので、脱水効率を高めるには有利になる。
吊具3に複数の突出部5を設けると、突出部5を支持体13の梁15の上に載置するだけで、支持体13により吊具3を安定して支持できる。それ故、泥状物処理具1のセッティングに要する作業工数や労力を低減するには有利になる。また、泥状物Sの脱水を終えた後には、吊具3を吊り上げるだけで支持体13による支持を外すことができるので、脱水後の泥状物Sの排出作業に要する作業工数や労力を低減するにも有利になる。
図7および図8に、本発明の泥状物処理具1の別の実施形態を例示する。
この泥状物処理具1は図1〜6に例示した実施形態の泥状物処理具1と、吊具3、保持手段7、および保持手段支持部16の構成が異なっている。また、この泥状物処理具1は台座23を有している。その他の構成は図1〜6に例示した実施形態と概ね同じである。
図7に例示するように、この泥状物処理具1では、吊具3が保持手段支持部16として、吊具3の開口に架設された横架部20を有している。横架部20の中央部分には収容体2の下端部2dが挿通可能な挿通孔20aが形成されている。
この実施形態の保持手段7は、収容体2の下端部2dを結束する弾性部材22と、収容体2の下端部2dを保持する保持装置21とを有している。弾性部材22は、ゴムなどの弾性を有する非剛性材料で形成された環状材や紐状材などで構成される。この実施形態では、弾性部材22として環状ゴムを用いている。
保持装置21は、横架部20の上に設置されている。保持装置21は、収容体2の下端部2dの保持と保持の解除を作業者が携帯するコントローラによって遠隔操作で切り替えられる構成になっている。この実施形態では、吊具3を支持体13で支持し、収容体2の下端部2dを弾性部材22で結束し、その結束した収容体2の下端部2dを横架部20の挿通孔20aに下から上に挿通させる。そして、その収容体2の下端部2dを保持装置21で保持することで、収容体2の下端部2dを上面視で収容体2の内側で吊上げ保持している。
台座23は、水分Wを通過させる通水性を有している。台座23は例えば、金属や硬質樹脂などの剛性材料で形成される。この実施形態の台座23は、直方体形状のフレーム体と網状材で形成されている。台座23は、通水性を有する構造であればこの実施形態に限定されず、異なる構成にすることもできる。
図7に例示するように、この実施形態では、吊具3を支持体13で支持し、吊具3に設けられた保持手段支持部16で保持手段7を支持した状態で泥状物Sの脱水を行う。収容体2の底面は台座23の上に載置した状態にする。
図8に例示するように、泥状物Sの脱水を終えた後は、吊具3の4ヶ所の連結部4にそれぞれ吊部材6の一端部を連結し、4本の吊部材6の他端部を吊上げ手段30に連結する。次いで、重機により吊具3および保持手段7を介して収容体2を吊り上げて支持体13による支持を外す。
泥状物Sを排出する際には、作業者がコントローラにより保持装置21を遠隔操作して保持装置21による収容体2の下端部2dの保持を解除する。保持装置21による保持が解除されると、脱水後の泥状物Sの自重によって弾性部材22による結束が自然に解除され、収容体2が筒状に戻る。そして、脱水後の泥状物Sがその自重によって収容体2の下部開口2cを通じて下方に排出される。
この実施形態のように、吊具3に保持手段支持部16を設けると、非常にコンパクトで簡素な泥状物処理具1にすることができる。保持手段7として、遠隔操作が可能な保持装置21を用いると、作業員が保持手段7から離れた位置で保持手段7による保持を容易に解除できるので、泥状物Sの排出作業の作業性を向上させるには有利になる。
弾性部材22を用いると、収容体2の下端部2dを容易に結束できる。弾性部材22によって収容体2の下端部2dを結束しておくことで、収容体2の下端部2dを保持手段7(この実施形態では、保持装置21)に保持させる作業をより行い易くなる。また、脱水後の泥状物Sを排出する際には、弾性部材22を手作業で取外す必要がないので、非常に利便性が高い。
泥状物Sの脱水を行う際に、通水性を有する台座23の上に収容体2を載置すると、収容体2を地面Gに接地させる場合よりも、収容体2の底面から水分Wがより流出しやすくなり、脱水効率を高めるには有利になる。また、脱水前の泥状物Sの荷重を台座23で支持できるので、収容体2を宙に浮かせた状態で脱水する場合よりも、収容体2に求められる強度を低くできる。それ故、収容体2の膜厚や網目の粗さなどを、脱水性能を向上させるのにより有利な仕様にすることができ、脱水時間を短縮するにはより有利になる。
図9および図10に、本発明の泥状物処理具1のさらに別の実施形態を例示する。この泥状物処理具1は図1〜6に例示した実施形態の泥状物処理具1と、保持手段7の構成が異なっている。その他の構成は図1〜6に例示した実施形態と概ね同じである。
図9に例示するように、この実施形態の保持手段7は、収容体2の下端部2dを引っ掛けて保持する懸吊部材24と、懸吊部材24の上部に連結された連結金具25と、懸吊部材24に外嵌めされる外嵌部材26とで構成されている。懸吊部材24は、金属製の線材を折り曲げて形成されている。懸吊部材24の下部には、下部開口2cを閉じて束状にした収容体2の下端部2dを引っ掛けるフックが設けられている。懸吊部材24の上部は連結金具25を連結できる構造になっている。
連結金具25は、例えば、シャックルなどで構成される。懸吊部材24は、泥状物Sの脱水を行う際には、連結金具25を介して吊部材11に連結され、脱水後の泥状物Sの移送および排出を行う際には、連結金具25を介して吊上げ手段30に連結される。
外嵌部材26は管状部材の上部を平たくつぶした形状になっている。外嵌部材26は例えば、金属製の管状部材の上部をつぶし加工(プレス加工)することで形成することができる。この実施形態の外嵌部材26は、丸鋼管の上部をつぶし加工して形成されており、外嵌部材26の下部の横断面形状は円環状になっていて、外嵌部材26の上部の横断面形状は平たい楕円状になっている。
この保持手段7では、図9の(a)に例示するように、懸吊部材24の下部に設けられているフックを外嵌部材26の下端部よりも下方に露出した状態で、そのフックに下部開口2cを閉じて束状にした収容体2の下端部2dを引っ掛ける。次いで、図9の(b)に例示するように、外嵌部材26を下方に移動させて、懸吊部材24の下部のフックに引っ掛けた収容体2の下端部2dに外嵌部材26の下部を外嵌した状態にすることで、懸吊部材24および外嵌部材26により収容体2の下端部2dが保持された状態になる。外嵌部材26を上方に移動させて懸吊部材24の下部に設けられているフックを露出した状態にすると、収容体2の下端部2dの保持を解除できる。
本発明では、図10の(a)に例示するように、泥状物Sの脱水を終えた後に、吊具3および保持手段7を介して収容体2を支持体13による支持を外して吊り上げた状態で、保持手段7または吊具3の少なくとも一方を相対的に上下移動させて収容体2の筒状内側を筒状外側に反転させることで、収容体2に収容されていた脱水後の泥状物Sを下方に排出することもできる。
図10の(b)に例示するように、この実施形態では、収容体2の下端部2dを保持手段7によって吊上げ保持した状態で、吊上げ手段30による吊具3の吊上げ保持を解除することで吊具3を下方に落下させている。このように、保持手段7に対して吊具3を相対的に下方移動させて収容体2の筒状内側を筒状外側に反転させることで、脱水後の泥状物Sがその自重によって下方に排出される。例えば、吊上げ手段30によって吊具3を吊上げ保持した状態で、保持手段7に対して吊具3を相対的に下方移動させて、収容体2の筒状内側を筒状外側に反転させることでも、同様に脱水後の泥状物Sをその自重によって下方に排出することができる。また、例えば、吊上げ手段30によって吊上げ保持されている吊具3に対して、収容体2の下端部2dを吊上げ保持している保持手段7を相対的に上方移動させて、収容体2の筒状内側を筒状外側に反転されることでも、同様に脱水後の泥状物Sをその自重によって下方に排出することができる。
このように、保持手段7または吊具3の少なくとも一方を相対的に上下移動させて収容体2の筒状内側を筒状外側に反転させることで、収容体2に収容されていた脱水後の泥状物Sの排出を容易に行うことができる。この場合には、収容体2の筒状内側が筒状外側に反転されることで、泥状物Sを排出した後の収容体2に付着している泥状物Sを除去する作業がより行い易くなる。また、同じユニットで再び別の泥状物Sの脱水を行う際には、保持手段7に収容体2の下端部2dを保持させる作業を再度行う必要がないので、泥状物Sを投入する以前までの泥状物処理具1のセッティングに要する作業工数を少なくできる。
なお、保持手段7は、収容体2の下部開口2cを閉じた状態で収容体2の下端部2dを上面視で収容体2の内側で吊上げ保持できる構成であれば、上述した実施形態に限定されず、異なる構成にすることもできる。例えば、保持手段7は、収容体2の下端部2dを縛って保持する紐状材などで構成することもできる。
支持体13は、吊具3を支持できる構成であれば、上述した実施形態に限定されず、異なる構成にすることもできる。例えば、支持体13を構成する支柱14や梁15の数や配置を変えることもできる。また、例えば、支持体13を支柱14だけで構成し、支柱14に吊具3を固定具や紐状材などで固定して支持させる構成にすることもできる。支持体13または吊具3が保持手段支持部16を有する場合を例示したが、例えば、泥状物Sの脱水を行う際に、保持手段7を重機などで吊って支持する構成にすることもできる。また、例えば、泥状物Sの脱水を行う際に、吊具3を重機などで吊って支持する構成にすることもできる。
1 泥状物処理具
2 収容体
2a 上部開口
2b (上部開口の)周縁部
2c 下部開口
2d 下端部
3 吊具
4 連結部
5 突出部
6 吊部材
7 保持手段
8 閉口具
9 解除具
10 連結部
11 吊部材
12 環状部材
13 支持体
14 支柱
15 梁
16 保持手段支持部
17 棒状部材
18 環状部材
19 スペーサ
20 横架部
20a 挿通孔
21 保持装置
22 弾性部材
23 台座
24 懸吊部材
25 連結金具
26 外嵌部材
30 吊上げ手段
40 運搬車両
A 収容空間
S 泥状物
W 水分

Claims (10)

  1. 泥状物の水分を通過させる透水性を有する筒状の収容体と、この収容体の上部開口の周縁部に取付けられる環状の吊具と、前記吊具を支持する支持体と、前記吊具が前記支持体により支持されていて、前記収容体の下部開口を閉じた状態で前記収容体の下端部を上面視で前記収容体の内側で吊上げ保持することで上面視環状の収容空間を形成する保持手段とを備え、
    前記収容空間に収容された前記泥状物の脱水を終えた後に、前記吊具および前記保持手段を介して前記収容体が前記支持体による支持を外して吊り上げられた状態で、前記保持手段による前記下端部の吊上げ保持が解除されることで、脱水後の前記泥状物がその自重によって前記下部開口を通じて下方に排出される構成にしたことを特徴とする泥状物処理具。
  2. 泥状物の水分を通過させる透水性を有する筒状の収容体と、この収容体の上部開口の周縁部に取付けられる環状の吊具と、前記吊具を支持する支持体と、前記吊具が前記支持体により支持されていて、前記収容体の下部開口を閉じた状態で前記収容体の下端部を上面視で前記収容体の内側で吊上げ保持することで上面視環状の収容空間を形成する保持手段とを備え、
    前記収容空間に収容された前記泥状物の脱水を終えた後に、前記吊具および前記保持手段を介して前記収容体が前記支持体による支持を外して吊り上げられた状態で、前記保持手段および前記吊具の少なくとも一方が相対的に上下移動されて前記収容体の筒状内側が筒状外側に反転されることで、脱水後の前記泥状物がその自重によって下方に排出される構成にしたことを特徴とする泥状物処理具。
  3. 前記保持手段が、前記下部開口を閉じた状態で保持する閉口具と、この閉口具による保持を解除する解除具とを有する請求項1または2に記載の泥状物処理具。
  4. 前記保持手段が、前記下端部を結束する弾性部材を有し、前記保持手段による前記下端部の吊上げ保持が解除されると、脱水後の前記泥状物の自重によって前記弾性部材による結束が解除される構成にした請求項1に記載の泥状物処理具。
  5. 前記収容空間を形成している前記収容体の中央部の窪みが載置される通水性を有するスペーサを有する請求項1〜4のいずれかに記載の泥状物処理具。
  6. 前記支持体または前記吊具が前記保持手段を支持する保持手段支持部を有する請求項1〜5のいずれかに記載の泥状物処理具。
  7. 泥状物の水分を通過させる透水性を有する筒状の収容体の上部開口の周縁部に環状の吊具を取付け、前記吊具を支持体により支持し、保持手段により前記収容体の下部開口を閉じた状態で前記収容体の下端部を上面視で前記収容体の内側で吊上げ保持することで上面視環状の収容空間を形成し、その収容空間に前記泥状物を収容することで前記泥状物を脱水し、前記泥状物の脱水を終えた後に、前記吊具および前記保持手段を介して前記収容体を前記支持体による支持を外して吊り上げた状態で、前記保持手段による前記下端部の吊上げ保持を解除することで、脱水後の前記泥状物をその自重によって前記下部開口を通じて下方に排出することを特徴とする泥状物の処理方法。
  8. 泥状物の水分を通過させる透水性を有する筒状の収容体の上部開口の周縁部に環状の吊具を取付け、前記吊具を支持体により支持し、保持手段により前記収容体の下部開口を閉じた状態で前記収容体の下端部を上面視で前記収容体の内側で吊上げ保持することで上面視環状の収容空間を形成し、その収容空間に前記泥状物を収容することで前記泥状物を脱水し、前記泥状物の脱水を終えた後に、前記吊具および前記保持手段を介して前記収容体を前記支持体による支持を外して吊り上げた状態で、前記保持手段または前記吊具の少なくとも一方を相対的に上下移動させて前記収容体の筒状内側を筒状外側に反転させることで、脱水後の前記泥状物をその自重によって下方に排出することを特徴とする泥状物の処理方法。
  9. 前記収容体の下端部を吊上げ保持している前記保持手段を、前記支持体または前記吊具に設けられた保持手段支持部によって支持した状態で前記泥状物の脱水を行う請求項7または8に記載の泥状物の処理方法。
  10. 前記収容体、前記吊具、前記支持体、前記保持手段および前記保持手段支持部を有するユニットを複数用意しておき、少なくとも1つの前記ユニットを使用して前記泥状物の脱水をしている間に、この脱水に使用している前記ユニットとは別の前記ユニットを使用して別の前記泥状物に対して前記脱水の前作業または後作業を行う請求項7〜9のいずれかに記載の泥状物の処理方法。
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