JP2003236186A - 球払出装置 - Google Patents

球払出装置

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JP2003236186A
JP2003236186A JP2002040544A JP2002040544A JP2003236186A JP 2003236186 A JP2003236186 A JP 2003236186A JP 2002040544 A JP2002040544 A JP 2002040544A JP 2002040544 A JP2002040544 A JP 2002040544A JP 2003236186 A JP2003236186 A JP 2003236186A
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JP
Japan
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ball
lead screw
ball receiving
degrees
game balls
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JP2002040544A
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English (en)
Inventor
Hisayoshi Sato
久芳 佐藤
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Adachi Light Inc
Original Assignee
Adachi Light Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送り出し作動がスムースで、振動,騒音等の
発生が少なく、モータの負荷も軽減できるパチンコ機等
の遊技機の球払出装置を提供する。 【解決手段】 遊技球が流下する球導入筒4a,4bの
下端部に球受棚5a,5bを設け、該球受棚の一側にリ
ードスクリュー6を設け、該球受棚の端部に流落口7
a,7bを開設し、該リードスクリューを回転させるこ
とで該球受棚上の遊技球を該流落口に送り出す球払出装
置において、該球受棚をリードスクリューの回転軸と直
交する面内にてリードスクリュー側に5度〜40度の傾
斜角度にて下傾状に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリードスクリューを
回転させることにより遊技球を払出するパチンコ機等の
遊技機における球払出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機の球払出装置は、種々の
形態のものが知られている。例えば本出願人の特許出願
に係る特開2001−157760の球払出装置は、景
品球タンクから遊技球を自重によって整列して流下させ
るとともに、その球誘導筒の下端部に球受棚を設け、該
球受棚の一側に設けられたリードスクリューをモータの
作動によって回転させることにより、該球受棚上の遊技
球を流落口に向けて送り出すように構成したものであ
る。
【0003】ところで、上記リードスクリュー式の球払
出装置の球受棚の幅寸法は、遊技球の直径より少し広く
設定されているので、球受棚上にて遊技球がリードスク
リューとの接触により揺動し、振動,騒音の基となりス
ムースな払い出しを害するおそれがあった。
【0004】また、遊技球が揺動するとリードスクリュ
ーの螺旋溝中に遊技球が確実に一個ずつ介在しなくなる
こともあり得るので、該リードスクリューの回転数を計
測することによっては払出球数を正確に検知できなくな
るという問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の上記
のような問題点を解消し、リードスクリュー式の球払出
装置が常に円滑に作動し得るようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の球払
出装置は、遊技球が整列する球導入筒の下端部に球受棚
を設け、該球受棚の一側にリードスクリューを設け、該
球受棚の端部に流落口を開設し、該リードスクリューを
回転させることで該球受棚上の遊技球を該流落口に送り
出す球払出装置において、該球受棚をリードスクリュー
の回転軸と直交する面内にてリードスクリュー側に5度
〜40度の傾斜角度にて下傾状に形成したことを特徴と
する。また本発明は上記球払出装置において、球受棚は
リードスクリューの両側に設けたものであることを特徴
とする。また本発明は上記球払出装置において、球受棚
の傾斜角度を10度〜30度に設定したことを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】次に図面に従い本発明の実施の形
態を説明する。図1はパチンコ遊技機の裏面図で、1は
景品球タンク、2は球払出装置である。該景品球タンク
中の遊技球は自重で流下して整流樋3を通りさらにカー
ブレールを通過することによって一列に整列され球払出
装置2に至る。図2はこの球払出装置の水平断面図、図
3はそのA−A線断面図、図4は縦断面図である。同図
に示すように、球払出装置2には一列に整列された遊技
球が夫々流下し得る一対の球導入筒4a,4bが鉛直に
設けられる。6はパルスモータ等のモータ8の回転軸に
固着することにより略々水平に支持され、該モータの駆
動により矢印の方向に回転するリードスクリューで、該
リードスクリューはその螺旋溝中に遊技球が介在し得る
ような溝深さ、および螺旋ピッチを有している。
【0008】しかして、5a,5bは前記球導入筒4
a,4bの下端部でリードスクリュー6の両側に位置す
るように設けた球受棚である。該球受棚は、図3に示さ
れるように、リードスクリュー6の回転軸と直交する面
内にて該リードスクリュー側に15度の傾斜角度にて下
傾状に形成される。なお、10a,10bは球導入筒4
a,4bの下端部に遊技球が当接することで該遊技球を
リードスクリュー6による送り方向に付勢させるため設
けられた傾斜壁である。また、7a,7bは各球受棚の
至端部に開設された流落口で、該流落口より下方に連な
るように払出通路9が形成される。
【0009】11は流落口7a,7bより流落した遊技
球を検出しパルス信号を出力する球計数用センサで、該
センサの検出によってモータ8の回転を制御し、所定の
球数を払い出すようにしている。
【0010】このように構成した球払出装置では、球導
入筒4a,4b中で連なっている遊技球の荷重が該球導
入筒中の最下部の遊技球が傾斜壁10a,10bに当接
することでリードスクリュー6と平行方向に変換される
とともに、球受棚5a,5bがリードスクリュー6側に
下傾状に形成したことから、該球受棚5a,5b上の遊
技球は自重によってリードスクリュー6側に寄り、該リ
ードスクリュー6が回転することによって球受棚5a,
5b上をスムースに移動し流落口7a,7bに送り出さ
れる。このため、該球受棚5a,5b上における遊技球
の無用な揺動は抑えられ、振動,騒音が少なくなって常
に送り出し作動がスムースになるとともにモータ8の負
荷も軽減される。そして、リードスクリュー6が回転す
るに従い確実に遊技球を払い出せるので、払出球数が正
確に制御できるようになる。
【0011】なお、この実施形態では球受棚5a,5b
の傾斜角度を15度としたが、この傾斜角度は遊技球の
安定性を考慮し、5度〜40度(好ましくは10度〜3
0度)の範囲内で適宜設定することができる。また、図
5に例示したように球受棚5a,5bを円弧状に形成
し、該球受棚をリードスクリュー6側に傾斜状にするこ
とも可能である。
【0012】また、この実施形態では球受棚5a,5b
の一端に流落口7a,7bを設けた実施形態を説明した
が、図6の実施形態に示したように、球受棚5a,5b
の両端に夫々流落口7a,7b,7c,7dを設け、モ
ータ8を正逆転させリードスクリュー6が回転方向によ
って流落口7a,7bまたは流落口7c,7dから遊技
球を排出できるようにした球払出装置に本発明を実施す
ることもできる。
【0013】また、上記実施形態では両球受棚5a,5
bの傾斜角度をともに15度としたが、この傾斜角度を
左右で異ならせてもよい。その場合、リードスクリュー
6の回転方向を考慮し、図7に示したように、球受棚5
aの傾斜角度をより大きく(例えば20度)することで
上向動する該リードスクリュー6の外周面による遊技球
の揺動がより確実に抑えられるようにするとともに、球
受棚5bの傾斜角度は小さく(例えば10度)すること
で下向動する該リードスクリュー6の外周面と遊技球と
の摩擦を軽減することができる。
【0014】また、図8に示したように、球受棚5a,
5bをリードスクリュー6の回転軸よりも低位置に設
け、遊技球が該リードスクリュー6に対して回転軸より
下方にて接触するようにすることで該リードスクリュー
6に上方から掛かる球圧を抑えることができる。
【0015】そして、球受棚5a,5bをリードスクリ
ュー6の両側に設けたことで、該リードスクリュー6に
対して両側からバランスよく球圧が掛かり、モータ8の
回転軸等に偏荷重が掛かるのが防止され軸受等の摩耗が
防止される。
【0016】また、球導入筒4a,4b中の遊技球の荷
重を軽減するためには、該球導入筒を屈曲させたり、傾
斜させたり、内面に凸壁を設けるなど、本出願人の特許
出願に係る上記特開2001−157760の公報に詳
しく説明された構成をこの球払出装置についても採用す
ることができる。また、球導入筒4a,4bを上記実施
形態のように2通路に区分することなく2球分が流下可
能な幅広の球導入筒を形成してもよい。
【0017】また、この実施形態ではこの球払出装置は
整流樋3を通りカーブレールを通過した遊技球を受け入
れるように設定したが、景品球タンク1の出口部分や整
流樋3の直後等に設けることも可能である。また、リー
ドスクリュー6自体を球流路の傾斜に合わせて傾斜状に
設けてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る球払出
装置は、遊技球が整列する球導入筒の下端部に球受棚を
設け、該球受棚の一側にリードスクリューを設け、該球
受棚の端部に流落口を開設し、該リードスクリューを回
転させることで該球受棚上の遊技球を該流落口に送り出
す球払出装置において、該球受棚をリードスクリューの
回転軸と直交する面内にてリードスクリュー側に5度〜
40度の傾斜角度にて下傾状に形成したので、球受棚上
で遊技球が無用に揺動することなく、振動,騒音が少な
くなって送り出し作動がスムースになり、モータの負荷
も軽減されるなど顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ遊技機の実施の形態を示
す裏面図。
【図2】本発明に係る球払出装置の実施の形態を示す水
平断面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】本発明に係る球払出装置の実施の形態を示す縦
断面図。
【図5】本発明に係る球払出装置の他の実施の形態を示
す縦断面図。
【図6】本発明に係る球払出装置の他の実施の形態を示
す水平断面図。
【図7】本発明に係る球払出装置の他の実施の形態を示
す縦断面図。
【図8】本発明に係る球払出装置の他の実施の形態を示
す縦断面図。
【符号の説明】
2 球払出装置 4a,4b 球導入筒 5a,5b 球受棚 6 リードスクリュー 7a,7b 流落口 8 モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球が流下する球導入筒の下端部に球
    受棚を設け、該球受棚の一側にリードスクリューを設
    け、該球受棚の端部に流落口を開設し、該リードスクリ
    ューを回転させることで該球受棚上の遊技球を該流落口
    に送り出す球払出装置において、該球受棚をリードスク
    リューの回転軸と直交する面内にてリードスクリュー側
    に5度〜40度の傾斜角度にて下傾状に形成したことを
    特徴とする球払出装置。
  2. 【請求項2】 球受棚はリードスクリューの両側に設け
    たものである請求項1に記載の球払出装置。
  3. 【請求項3】 球受棚の傾斜角度を10度〜30度に設
    定した請求項1または2に記載の球払出装置。
JP2002040544A 2002-02-18 2002-02-18 球払出装置 Pending JP2003236186A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008259734A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Heiwa Corp 遊技機の球払出装置

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