JP2003236107A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003236107A
JP2003236107A JP2003074409A JP2003074409A JP2003236107A JP 2003236107 A JP2003236107 A JP 2003236107A JP 2003074409 A JP2003074409 A JP 2003074409A JP 2003074409 A JP2003074409 A JP 2003074409A JP 2003236107 A JP2003236107 A JP 2003236107A
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Japan
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game ball
rolling
braking
game
discharged
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JP2003074409A
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English (en)
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Kazunori Kubo
和則 久保
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Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機において、転動部から排出された遊技
球を制動し、その後一定方向に放出することにより、遊
技球の流下方向を規制する。 【解決手段】 遊技球7を左右方向に転動させるための
転動部30を備える遊技機であって、転動部30の前側
転動面36から排出された遊技球7を制動するととも
に、遊技球7の放出方向を始動口の方向に規制する制動
室43と、前側転動面36から排出された遊技球7を制
動室43に誘導する誘導部44とをさらに備える。制動
室43の横幅は遊技球7の直径と略同等であり、その上
面43aの開口部分から投入された遊技球7の転動を制
動室43の側壁43cによって停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機等
の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機の遊技盤においては、
遊技盤のほぼ中央に表示器を備えたセンターフレームが
配設されている。そして、近年、遊技者に対して遊技球
の挙動を楽しませるため、センターフレームの下方に転
動部(一般にステージとも言う)を形成したものがあ
る。これによれば、転動部における転動面の形状に沿っ
て遊技球を転動させ、その後、転動部の排出部から排出
するものである。また、転動部における遊技球の転動が
特定の状態になると、例えば、排出部の下方に設けられ
る所定の入賞口に入賞しやすい等、遊技者が期待し得る
状態となるように転動面を形成したものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
パチンコ遊技機の転動部では、転動部における遊技球の
転動が遊技者の期待し得る状態になったにも拘わらず、
その結果が得られないという場合があった。すなわち遊
技球の排出される領域が比較的広くなっているため、遊
技球の勢いが異なると、転動面から排出される遊技球の
位置及び向きが互いに異なっていた。つまり、排出され
る遊技球の方向及び排出速度を一定に規制することが困
難であった。
【0004】そこで、本発明の課題は、転動部から排出
された遊技球の速度や向きに拘わらず、常に一定の速度
で一定の方向に放出することが可能な遊技機を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段1は、遊技球を左右方向に転動させるための転動
部を備える遊技機であって、前記転動部の転動面から排
出された前記遊技球を制動するとともに、その後、前記
遊技球を一定方向に放出する制動部をさらに備えること
を特徴とする。
【0006】前記手段1によると、転動部に投入された
遊技球は、転動面の形状に従って左右方向に転動する。
そして、例えば遊技球の速度が低くなった場合等、遊技
球が所定の状態となったとき、転動面から排出される。
転動部の下流側には、制動部が配設されているため、遊
技球は制動部によって転動が抑えられ一瞬停止状態とな
る。その後、遊技球は一定方向に放出される。つまり、
転動面での転動の速度や回転方向に拘わらず一定方向に
放出される。
【0007】手段2は、前記手段1の構成に加え、前記
転動面から排出された遊技球を、前記制動部に導く誘導
部をさらに備えることを特徴とする。
【0008】前記手段2によると、転動面から排出され
た遊技球は、誘導部に導かれて制動部に到達する。つま
り、転動面から排出された遊技球の排出位置が、比較的
広い範囲に散らばっていても、遊技球を確実に制動部に
導くことができる。
【0009】手段3は、前記手段1または前記手段2の
構成に加え、前記遊技球の入賞に基づき所定の動作を開
始させるための始動口をさらに備え、前記制動部は、制
動させた前記遊技球を前記始動口に向って放出させるこ
とを特徴とする。
【0010】前記手段3によると、制動部によって放出
方向が規制された遊技球は、始動口に向って流下する。
すなわち、転動部から排出された遊技球の殆ど全てを、
始動口に入賞させることができる。このため、転動部に
遊技球が投入された場合の期待感を増大させ、転動部に
おける遊技球の挙動を確実に楽しませることができる。
【0011】手段4は、前記手段3の構成に加え、遊技
盤の遊技領域に特別遊技領域を設け、該特別遊技領域に
は、少なくとも前記転動部及び前記制動部が配置される
とともに、前記遊技領域にある遊技球を前記特別遊技領
域に入球する入口部が配設され、一方、前記遊技領域に
は、少なくとも前記始動口が配置されるとともに、該始
動口の下方に配置され遊技状態に応じて開口する大入賞
口と、前記入口部の上方に植設され前記遊技領域にある
前記遊技球を前記入口部側に導く上部誘導釘と、前記始
動口の斜め上方に植設され前記遊技領域にある前記遊技
球を前記始動口及び前記大入賞口側に導く下部誘導釘と
をさらに備えることを特徴とする。
【0012】例えば、始動口の下方に大入賞口が配置さ
れた遊技機では、遊技盤における始動口の斜め上方に、
下部誘導釘が植設されており、この下部誘導釘によっ
て、遊技領域にある遊技球を始動口側及び大入賞口側に
導くようにしている。しかし、上記の誘導釘によって、
始動口及び大入賞口への誘導が同時に調整されてしまう
ことから、以下の不都合が生じていた。すなわち、大入
賞口は大当たりの遊技状態のときに開放される部位であ
ることから、遊技者の興趣を向上させるためにも、大入
賞口には可能な限り多くの遊技球を誘導させることが好
ましい。一方、始動口は、表示器の図柄列を変動させる
ための部位、別の言い方をすれば大当たりの遊技状態を
到来させるための抽選を開始させる部位である。このた
め、この始動口に多くの遊技球が容易に入賞してしまう
と、技量に拘わらず抽選が開始されてしまい、パチンコ
遊技機が単なる抽選器と化してしまう恐れがある。つま
り、パチンコ遊技機本来の面白みが失われないように始
動口への入賞をある程度制限することが好ましい。した
がって、誘導釘を調整する際には、始動口及び大入賞口
に入賞する遊技球のバランスを常に考慮しなければなら
ず、調整者の負担が大きくなっていた。
【0013】ところが、前記手段4によると、上部誘導
釘の調整によって、遊技領域から特別遊技領域に入球す
る遊技球の割合を変化させることが可能になる。そし
て、上述したように特別遊技領域に入球した遊技球の殆
ど全てが、始動口に入賞することから、上部誘導釘の調
整によって、始動口に入賞する割合を変化させることが
可能になる。一方、特別遊技領域に入球することなく始
動口の近傍まで到達した遊技球は、下部誘導釘によって
進路が変更されることがある。つまり、下部誘導釘の調
整によって始動口側及び大入賞口側に向う遊技球の割合
が変化する。したがって、まず、大入賞口に入賞する遊
技球の割合を主眼として下部誘導釘を調整し、その後、
始動口に入賞する遊技球の割合を変更するために上部誘
導釘を調整すれば、始動口への誘導と大入賞口への誘導
とを夫々個別に調整できる。
【0014】手段5は、前記手段1乃至前記手段4のい
ずれかの構成に加え、前記制動部は、上面及び前面が開
口され、前記上面から投入された前記遊技球を側壁によ
って制動するとともに、傾斜した底面に従って前記遊技
球を前記前面から前方に放出する制動室からなることを
特徴とする。
【0015】前記手段5によると、制動室の上面から投
入された遊技球は、制動室の側壁によって転動が抑えら
れ一瞬停止状態となる。その後、下り傾斜した底面に従
って前方に放出される。つまり、極めて簡単な構造で左
右方向の転動を停止させることができる。
【0016】手段6は、前記手段5の構成に加え、前記
制動室の横幅が、前記遊技球の直径と略一致した広さに
なっていることを特徴とする。
【0017】前記手段6によると、制動室の横幅が、遊
技球の直径と略一致しているため、制動室の内部では、
遊技球は左右方向に転動できなくなる。つまり、転動部
において左右方向に転動していた遊技球の動きを、制動
室によって確実に停止させることができる。
【0018】手段7は、前記手段6の構成に加え、前記
制動室の上部側における側壁が上方に向って広がってい
ることを特徴とする。
【0019】例えば、制動室が直方体形状と仮定した場
合、上面における開口の横幅も遊技球の直径と略一致す
るため、その開口に対して左右方向から同時に遊技球が
誘導されると、開口付近で衝突しどちらの遊技球も開口
から投入できない状態となる。
【0020】ところが、前記手段7によると、側壁が上
方に向って拡開されているため、上面の開口面積が実質
的に大きくなり遊技球が制動室に誘導されやすくなる。
このため、遊技球同士の衝突の恐れを低減できる。
【0021】手段8は、前記手段5乃至前記手段7のい
ずれかの構成に加え、前記制動室の高さが、前記遊技球
の半径以上の長さになっていることを特徴とする。
【0022】前記手段8によると、制動室の高さが遊技
球の半径以上の長さであるため、制動室の上面からの遊
技球の飛出しが抑制される。つまり、投入される遊技球
の転動速度が比較的高い場合でも、一旦投入されれば、
飛び出させることなく前面から放出することができる。
【0023】手段9は、前記手段5乃至前記手段8のい
ずれかの構成に加え、前記制動室の奥行が、前記遊技球
の半径以上の長さになっていることを特徴とする。
【0024】前記手段9によると、制動室の奥行が遊技
球の半径以上の長さであるため、前面の開口から左右方
向への飛出し、すなわち制動室の側壁の前縁を回り込む
ことによる飛出しが抑制される。したがって、確実に制
動した後に前方へ放出することができる。
【0025】手段10は、前記手段2の構成に加え、前
記誘導部は、前記制動部の上面に向って下り傾斜した傾
斜面と、該傾斜面の前縁から立設された前壁部とを備え
ることを特徴とする。
【0026】前記手段10によると、転動部から排出さ
れた遊技球は制動部に直接投入される場合もあるが、直
接投入されない場合すなわち排出された位置と制動部の
位置とが一致しない場合には、誘導部の傾斜面に従って
制動部に導かれる。この際、傾斜面の前縁には前壁部が
立設されていることから、転動部から排出される遊技球
の勢いが強い場合でも誘導部から逸脱することなく、制
動部に案内される。したがって、一層確実に制動部へ導
くことができる。
【0027】手段11は、前記手段10の構成に加え、
前記制動部と前記誘導部との前方に配置された略円弧状
の第二転動部をさらに備え、該第二転動部の転動方向に
おける中央部分の上面が、前記制動部の底面に連続して
いることを特徴とする。
【0028】例えば、一般に、遊技領域の遊技球が転動
部に至る経路として、入口部を通って入球する場合と、
転動部の近傍の遊技領域に植設された誘導釘によって跳
ね返ることにより前方から入球する場合とがある。前者
の場合の遊技球については上述した通り一定方向に向っ
て放出されるが、後者の場合の遊技球も同じように一定
方向に向って放出されるようにすると、以下の不都合が
ある。すなわち、転動部を通過させなくても制動部に投
入することから、制動部に遊技球が投入されるか否かの
みが注目されることになり、転動部における左右方向の
転動を楽しませることができなくなる。また、前記手段
4のように上部誘導釘によって始動口に入賞される遊技
球の割合を調整しても、その後別の経路から入球される
ため、設定(調整)した割合と実際の割合とが一致しな
くなる。
【0029】ところが、前記手段11によると、例えば
誘導釘で跳ね返って前方から入球した遊技球は、第二転
動部で受け止められ、制動部には案内されない。なお、
第二転動部から排出される遊技球は、規制されることな
く自由な方向に排出される。また、第二転動部の転動方
向における中央部分の上面は、制動室の底面に連続して
いるため、制動部の前面から放出される遊技球は、第二
転動面の中央部分を横切って一定方向(例えば始動口の
方向)に流下する。このように、転動部から排出された
遊技球のみを一定方向に放出することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明をパチンコ遊技機に
具体化した一実施形態について、図1乃至図10に基づ
き説明する。図1はパチンコ遊技機の構成を示す概略正
面図であり、図2乃至図4はパチンコ遊技機における本
体枠の構成を示す正面図、斜視図、及びA−A断面図で
ある。図1に示すように、パチンコ遊技機2の遊技盤3
には、誘導レール4によって遊技領域5が区画形成され
ている。誘導レール4は、発射ハンドル6の操作に対応
して、発射装置(図示しない)から発射された遊技球7
を、遊技領域5の上部に導くためのものである。遊技領
域5には、普通入賞口8、始動口9、及び大入賞口10
が夫々設けられている。また、遊技領域5の略中央部分
には、特別図柄表示装置12(以下単に「表示装置1
2」という)が組み込まれた本体枠13が配設されてい
る。そして、この本体枠13により特別遊技領域14が
区画形成されている。また、遊技領域5には、上部誘導
釘11a及び下部誘導釘11bを含む複数の釘が植設さ
れている。なお、上部誘導釘11aは、遊技領域5にあ
る遊技球7を入口部(後述する)側に導くための釘であ
り、下部誘導釘11bは、遊技領域5にある遊技球7を
始動口9及び大入賞口10側に導くためのものである。
【0031】普通入賞口8、始動口9、及び大入賞口1
0は、遊技盤3の払出し装置(図示しない)に接続され
ている。払出し装置は、遊技球7の各入賞口8,9,1
0への入賞に伴い所定数の賞球を払い出す払出しモータ
15(図10参照)を備えている。なお、始動口9は、
遊技球7の通路の入口を狭めたり拡げたりするための羽
根16、及び通路内に遊技球7が入球したことを検出す
る始動口用スイッチ17(図10参照)等から構成され
ている。また、大入賞口10は、始動口9の下方に位置
しており、横長空間である入賞領域(図示しない)、開
閉部材としてのシャッタ18、これを開閉させるための
ソレノイド19(図10参照)、及び入賞領域に入賞し
た遊技球7を計数するためのカウントスイッチ20等か
ら構成されている。つまり、ソレノイド19はシャッタ
18に駆動連結されており、通電に伴う励磁によりシャ
ッタ18を前方へ倒して入賞領域を開放し、通電停止に
伴う消磁によりシャッタ18を起立させて入賞領域を閉
鎖する。なお、大入賞口10は、大当たり遊技状態の発
生に伴い、閉鎖状態から開放状態に切替えられる。
【0032】この他、パチンコ遊技機2には、遊技効果
を高めることを目的として、スピーカ21(図10参
照)と、装飾用発光素子としての複数のランプ22が組
み込まれている。スピーカ21は、遊技の進行状態に合
わせて効果音を発したり、その効果音の種類を変えたり
する。ランプ22としては、例えば風車ランプ、飾りラ
ンプ、袖ランプ、サイドランプ等既知のものが挙げら
れ、これらは遊技の進行状態に合わせて光放射の態様を
変える。
【0033】表示装置12は、液晶ディスプレイ(LC
D)を備えている。なお、LCDに代えて、CRT、ド
ットマトリックス、発光ダイオード(LED)、エレク
トロルミネセンス(EL)、蛍光表示管等が用いられて
もよい。表示装置12の画面には、例えば、互いに左右
方向に配置された三つの図柄列(左図柄列、中図柄列、
右図柄列)が表示される。各図柄列は、複数種類の図柄
からなり、数字、キャラクタ、及びそれらを組合せたも
の等がある。
【0034】表示装置12では、各図柄列での図柄の変
動が、遊技球7の始動口9への入賞に基づき一斉に開始
される。図柄の変動は所定の停止順、例えば左図柄列、
右図柄列、中図柄列の順に停止される。そして、全図柄
列の変動が停止したとき、表示されている図柄(停止図
柄)の組合せが、予め定められた大当たりの組合せ、す
なわち同一種類の停止図柄が大当たりラインに沿って並
んでいる組合せ(例えば「7」,「7」,「7」)とな
る場合がある。大当たりの組合せが成立すると、大入賞
口10の入賞領域が開放し、遊技者は多くの賞球を獲得
することが可能になる。
【0035】本体枠13(一般にセンターフレームとも
言う)は、図2乃至図4に示すように、天井部23、側
部24、及び下部25から構成され、中央に窓部13a
が形成されている。また、本体枠13の後部には、窓部
13aに表示装置12を取付けるための取付部材(図示
しない)が設けられている。天井部23には保留ランプ
26a及び風車26bを含む天飾り26が設けられ、そ
の上面には遊技球7を特別遊技領域14に入球させるた
めの入口部27が形成されている。また天飾り26の左
右両側には肩飾り28が設けられている。そして、入口
部27から入球された遊技球7は、天飾り26及び肩飾
り28の内部に形成された通路29に従って左右斜め下
方へ案内されるようになっている。
【0036】本体枠13における下部25の上面には転
動部30が形成されており、その転動部30において、
遊技球7の挙動すなわち左右方向への転動を視認するこ
とができるようになっている。さらに、左右両側部24
には、通路29と転動部30とを連通するための誘導器
31が設けられている。
【0037】転動部30及び誘導器31の具体的な構成
について、図5乃至図8に基づき説明する。ここで、図
5は転動部30及び誘導器31の構成を示す斜視図であ
り、図6は転動部30の構成を示す平面図であり、図7
は同じく正面図である。また、図8は図6に示す転動部
30の断面図であり、(a)はA−A断面、(b)はB
−B断面、(c)はC−C断面を示している。
【0038】転動部30は、上下方向に略円弧状に湾曲
し前方に向って階段状に形成された横長の部材である。
この転動部30は、互いに前後方向に並設された後側転
動面35及び前側転動面36を具備している。図6に示
すように、後側転動面35は、後縁が直線状で、前縁が
円弧状の平面形状をなしており、転動方向(紙面左右方
向)における中央部分の幅L1が最も狭く、端部に向う
程広くなっている。なお、中央部分の幅L1は遊技球7
の直径Dよりも狭くなっている。
【0039】また、図8(a),(b)に示すように、
後側転動面35は後方に向って下り傾斜した傾斜面とな
っており、後側転動面35の後縁にはガイド壁39が立
設されている。ただし、図8(c)に示すように、後側
転動面35の中央部分は、前方に向って僅かに下り傾斜
した斜面となっており、遊技球7をこの斜面から前方に
排出することを可能にしている。つまり、この斜面によ
り遊技球7を排出するための後側排出部40が構成され
ている。なお、後側転動面35における後方への傾斜度
合は、端部側が最も大きく中央部分に向って徐々に弱く
なるように連続的に変化している。また、ガイド壁39
の表面には、摩擦係数の小さな樹脂製のシール部材38
が貼着されており(図6参照)、遊技球7が持つ運動エ
ネルギーの損失を抑制している。
【0040】前側転動面36は、後縁及び前縁がともに
後方に向って円弧状に湾曲した形状をなしているが、前
縁の方が後縁よりも曲率半径が小さくなっている。つま
り、前側転動面36は中央部分の幅L2が最も狭く、端
部に向う程幅広くなっている。なお、中央部分の幅L2
は遊技球7の半径よりも狭くなっている。また、図8
(a),(b),(c)に示すように、前側転動面36
は後方に向って下り傾斜した傾斜面となっており、特に
その傾斜度合は、中央部分((C)参照)が最も大きく、
端部側に向かうほど小さくなるように連続的に変化して
いる。なお、前側転動面36の中央部分は後方に向って
下り傾斜しているものの、その幅L2が遊技球7の半径
よりも狭いため、前側転動面36の中央部分を通過する
遊技球7を前縁から排出することが可能である。つま
り、この中央部分により遊技球7を排出するための前側
排出部41が構成されている。ここで、前側転動面36
が本発明の転動面に相当する。
【0041】また、後側転動面35と前側転動面36と
を比較すると、中央部分(図8(c)参照)では後側転
動面35の方が高いが、端部付近(図8(a),(b)参
照)では逆に前側転動面36の方が高くなっている。す
なわち、上下方向に湾曲する二つの転動面35,36の
曲率半径は、後側転動面35の方が前側転動面36より
も大きくなっている。
【0042】前側転動面36の前方には、制動室43及
び二つの誘導部44が形成されている。制動室43は、
遊技球7が一つ収容される程度の大きさの空間であり、
上面43a及び前面43bが開放されている。詳細に
は、制動室43の横幅Wは遊技球7の直径Dと略一致す
る広さ(または直径Dよりも僅かに大きい広さ)になっ
ており、上部側の両側面43cが上方に向って拡開され
ている。また、制動室43の奥行N及び高さHは共に遊
技球7の直径Dよりも大きくなっている。そして、制動
室43の底面43dが前方に向って下り傾斜している。
ここで、制動室43が本発明の制動部に相当する。
【0043】誘導部44は、前側転動面36から排出さ
れる遊技球7を制動室43の上面43a(開放部分)に
導くための部材であり、制動室43に向って傾斜した傾
斜面45と、傾斜面45の前縁から立設された前壁部4
6とから構成されている。なお、傾斜面45の幅は、制
動室43に向って連続的に広がっており、端部では遊技
球7の直径Dよりも狭いが、制動室43に臨む部分では
直径Dと同等の広さになっている。
【0044】制動室43及び誘導部44の前方には、上
下方向に円弧状に湾曲した第二転動部47が形成されて
いる。なお、転動方向における第二転動部47の中央部
分には排出部47aが形成されており、この排出部47
aと制動室43の底面43dとが連続した面になってい
る。
【0045】一方、誘導器31は、入口部27から入球
した遊技球7を、転動部30に誘導するためのものであ
る。この誘導器31は、図5に示すように、互いに対向
して配置された梯子部材50と壁材51とから構成され
ている。梯子部材50は、鉛直方向に立設された一対の
支柱52、及びこれらの間に架設された複数の横桟53
等を備えている。なお、梯子部材50の下端にはガイド
片55が延設されており、出口32から排出される遊技
球7の方向を規制している。また、一対の支柱52と各
横桟53とによって囲まれた開口部分は遊技球7が通り
抜けない大きさになっている。
【0046】誘導器31における壁材51の表面には、
奥側に向って略円弧状に窪んだ窪み59が上端から下端
まで連続して形成されている。また、その窪み59内に
は、前方に突出する略三角形状の突起部60が上下方向
に所定の間隔で形成されている。この突起部60の間隔
は、梯子部材50における横桟53の間隔と等しくなっ
ている。
【0047】梯子部材50及び壁材51は、遊技球7の
直径Dよりも狭い間隔で、且つ梯子部材50における横
桟53と、壁材51における突起部60とが互い違いに
なるように配置されている。このため、誘導器31を通
過する遊技球7は、互い違いに形成された横桟53と突
起部60とに交互に衝突しながら落下する。つまり遊技
球7は減速されながら落下することになり、転動部30
における後側転動面35の端部へ減速された状態で導か
れる。なお、誘導器31の出口32はガイド壁39の延
長上に位置している。また、出口32の床面は、後側転
動面35の端部より高くなっている。
【0048】ところで、図10に示すように、パチンコ
遊技機2には主制御基板63が組込まれ、この主制御基
板63に、各種スイッチ、保留ランプ26a、及びソレ
ノイド19等が接続されている。また、主制御基板63
には、表示制御基板66を介して表示装置12が接続さ
れ、音声制御基板64を介してスピーカ21が接続され
ている。さらに主制御基板63には、ランプ制御基板6
5を介してランプ22が接続され、払出し制御基板67
を介して払出しモータ15が接続されている。
【0049】各制御基板63〜67は、所定の制御プロ
グラムや初期データを予め記憶した読出し専用メモリ
(ROM)、このROMに記憶された制御プログラムに
従って各種演算処理を実行する中央処理装置(CP
U)、及びCPUによる演算結果を一時的に記憶するラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)等を備えている。
【0050】次に、転動部30における遊技球7の動き
について図5及び図9に基づき説明する。入口部27か
ら入球した遊技球7は、誘導器31による誘導通路を通
って、転動部30の後側転動面35の端部に案内され
る。ここで、誘導器31の出口32は、ガイド壁39の
延長上に配置されているため、出口32から放出される
遊技球7はガイド壁39に沿うように導かれる。これに
より、遊技球7がガイド壁39に勢いよく衝突すること
が防止され、ガイド壁39での跳ね返りによる転動方向
の変化が抑制される。
【0051】後側転動面35に導かれた遊技球7は、後
側転動面35の形状に従って孤を描きながら左右方向に
繰り返し転動する。つまり、遊技球7はエネルギー保存
の法則に基づいた揺動運動を行う。この際、後側転動面
35は後方に向って下り傾斜しているため、遊技球7
は、この傾斜面に従って後方へ転動する力が加えられ、
その結果、ガイド壁39に沿って転動するようになる。
これにより、後側転動面35の前縁からの遊技球7の逸
脱が抑制される。
【0052】また、後側転動面35において遊技球7同
士が衝突した場合には、一方または双方の遊技球7の転
動方向が変化し、後側転動面35の前縁に向って転動す
る。後側転動面35の前縁には壁部が形成されていない
ため、転動方向が変化した遊技球7は、比較的容易に後
側転動面35から逸脱し、前方へ放出される。つまり、
後側転動面35上に多くの遊技球7が溜まることがなく
なる。
【0053】後側転動面35では、遊技球7はガイド壁
39に沿って転動するが、中央部分の後側排出部40は
前方に向う僅かな下り傾斜となっているため、遊技球7
の速度が低下すると、転動方向が前方寄りに変化する。
しかも後側排出部40の幅L1は遊技球7の直径Dより
も狭いため、遊技球7は速度の低下に伴い容易に排出さ
れる。
【0054】ここで、後側排出部40は前側転動面36
の前側排出部41よりも高いため、後側排出部40から
排出された遊技球7は、前側排出部41へ移動する。こ
の際、遊技球7の勢いが強い場合には、遊技球7は前側
転動面36の形状に従って孤を描きながら左右方向に転
動し、前側転動面36の端部付近に至る。なお、前側転
動面36の前側排出部41は、前方に向って上り傾斜し
ているため前側転動面36に移動した遊技球7は、前方
への転動が抑制される。このため、前方への勢いが強い
遊技球7であっても、そのまま前側転動面36の前縁か
ら排出されてしまうことを防止できる。ところで、前側
転動面36に移動した遊技球7は、左右方向への運動に
対して前方への運動が加わるため、遊技球7はそれらの
運動の合成方向である、斜め前方へ転動することにな
る。つまり、前側転動面36上を転動する際、遊技球7
は前側排出部41から端部付近に向う程、後側転動面3
5から離れるようになる。しかし、本実施形態では前側
転動面36の幅が、端部付近に向う程広くなっているた
め、遊技球7が端部付近に至るまで、前側転動面36か
らの遊技球7の逸脱が効果的に抑制される。
【0055】一方、端部側では前側転動面36が後側転
動面35よりも高く、しかも前側転動面36は後方に向
って下り傾斜していることから、前側転動面36の端部
付近に到達した遊技球7は、前側転動面36から後側転
動面35へ移動する。つまり、遊技球7が二つの転動面
35,36の間で往復動することになる。なお、遊技球
7の勢いが弱い場合等、遊技球7が端部付近まで到達し
ない場合には、前側排出部41から排出される。特に、
前側排出部41の幅は遊技球7の半径よりも狭いため、
遊技球7が前側排出部41を通過する際、その重心が前
側排出部41の前縁よりも前方に位置することになる。
したがって、遊技球7の速度が低い場合には、遊技球7
は前側排出部41から確実に排出される。なお、遊技球
7の速度が高い場合には、前側排出部41を通過する場
合もあり、この場合には前側転動面36上を左右方向に
繰返し転動する。
【0056】前側転動面36の前側排出部41から排出
された遊技球7は、誘導部44の傾斜面45に導かれて
制動室43に投入される。ここで、誘導部44の前縁に
は前壁部46が立設されているため、前側排出部41か
ら排出される遊技球7の勢いが強い場合でも誘導部44
から逸脱することなく、制動室43の上面に案内され
る。また、制動室43の上部側における側壁43cが上
方に向って拡開されているため、例えば制動室43の左
右に配置された誘導部44によって二つの遊技球7が略
同時に誘導された場合でも、互いに衝突する恐れが少な
くなり滑らかに投入される。なお、前側排出部41から
排出される遊技球7の位置が制動室43の位置に合致し
ている場合には、誘導部44を介することなく制動室4
3に直接投入される。
【0057】制動室43の上面43aから投入された遊
技球7は、制動室43の側壁43cによって転動が抑え
られる。つまり、制動室43の横幅Wが遊技球7の直径
Dと略一致しているため、遊技球7は制動室43の内部
で左右方向に転動することなく、一瞬停止状態となる。
すなわち遊技球7における左右方向の転動が停止する。
その後、遊技球7は制動室43の底面43dの傾斜に従
って前方に放出される。ところで、制動室43及び誘導
部44の前方には、第二転動部47が形成されており、
第二転動部47の排出部47aと制動室43の底面43
aとが互いに連続する面となっているため、制動室43
から放出された遊技球7は、第二転動部47の排出部4
7aを横切って始動口9(図1参照)の方向に流下す
る。このように、遊技球7は制動室43によって放出方
向が規制されることから、転動部30において転動した
遊技球7の殆ど全てが、始動口9に入賞することにな
る。
【0058】なお、本体枠13の下部近傍に植設された
下部誘導釘11bで跳ね返り、本体枠13の前方から特
別遊技領域14に入球した遊技球7は、第二転動部47
上に落ち、前側転動面36や誘導部44には到達しな
い。つまり、その遊技球7は制動室43に案内されない
ことから、遊技球7の排出位置は、その勢いや転動方向
に応じて変化することになる。
【0059】このように上記のパチンコ遊技機2では、
前側転動面36から排出される遊技球7を制動させ、そ
の排出位置に拘わらず始動口9に向って流下させること
ができる。すなわち、特別遊技領域14に入球した遊技
球7の殆ど全てを、始動口9に入賞させることが可能に
なる。このため、特別遊技領域14に遊技球7が入球し
た場合の期待感を増大させ、そこに配置された転動部3
0における遊技球7の挙動を確実に楽しませることがで
きる。
【0060】特に、上記のパチンコ遊技機2では、前側
転動面36の前側排出部41から排出された遊技球7
が、誘導部44によって制動室43に導かれるため、遊
技球7の排出位置が、比較的広い範囲に散らばっていて
も、遊技球7を確実に制動室43に導くことができる。
【0061】ところで、従来のパチンコ遊技機では、転
動面からの遊技球の排出方向を一定方向に規制するため
に、転動部に誘導用の溝部を設けたものが提案されてい
るが、これによれば、転動部の転動面上に凹状の溝が形
成されるため、左右方向に転動する遊技球の速度を低下
させてしまい、左右方向に繰返し転動させることが困難
となっていた。これに対し、本実施形態のパチンコ遊技
機2では、転動部に溝等が形成されていないため、遊技
球の速度の低下を抑制し、左右方向に繰返し転動させる
ことが可能となる。
【0062】また、上記のパチンコ遊技機2では、上部
誘導釘11aの調整によって、始動口9に入賞する割合
が変化するため、始動口9及び大入賞口10への入賞の
し易さを個々に調整することが可能となる。したがっ
て、調整作業が容易となり、調整者の負担を軽減でき
る。
【0063】上記のパチンコ遊技機2では、制動室43
の横幅Wが遊技球7の直径Dと略一致しているため、制
動室43の側壁43cによって遊技球7における左右方
向の転動を確実に停止させることができる。また、制動
室43の高さHが遊技球7の直径Dよりも高いため、制
動室43の上面43aからの遊技球7の飛出しを抑制で
きる。さらに制動室43の奥行Nが遊技球7の直径Dよ
りも長いため、前面43bから左右方向への飛出し、す
なわち制動室43の側壁43cの前縁を回り込むことに
よる飛出しが抑制される。したがって、確実に制動した
後に前方へ放出することができる。
【0064】以上、本発明について好適な実施形態を挙
げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定され
るものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸
脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可
能である。
【0065】すなわち、上記実施形態のパチンコ遊技機
2では、制動室43から放出された遊技球7を、第二転
動部47を介して遊技領域5に流下させるものを示した
が、第二転動部47を設けることなく、制動室43から
遊技領域5に直接流下させるようにしてもよい。ただ
し、上記実施形態のように、第二転動部47を形成する
と、前側転動面36から排出された遊技球7のみを始動
口9の方向に向わせることができる。したがって、誘導
器31を介して転動部30に遊技球7が投入されるか否
かが注目されることになり、前側転動面36等における
左右方向の転動を楽しませることができる。すなわち期
待感を持たせながら遊技球7の挙動を楽しませることが
できる。
【0066】上記実施形態のパチンコ遊技機2では、誘
導部44及び制動室43を、転動部30と一体に形成す
るものを示したが、別部材で構成してもよい。また、制
動部として、遊技球7が収容される制動室43を示した
が、遊技球7を制動させるための手段は特に限定される
ものではなく、例えば磁力や電動力を用いたアクチュエ
ータによって制動させることも可能である。ただし、上
記実施形態のように、制動室43の横壁43cによって
制動するようにすれば、極めて簡単な構造で実現でき、
安価に製造できる。
【0067】さらに、上記実施形態のパチンコ遊技機2
では、制動室43の放出方向を、始動口9の方向に一致
させるものを示したが、放出先は特に限定されるもので
はなく、例えば、普通入賞口8や大入賞口10であって
も構わない。
【0068】上記実施形態では、遊技機として、表示装
置12を備えたパチンコ遊技機2を示したが、表示装置
12を備えないパチンコ遊技機は勿論、パチンコ遊技機
以外の遊技機、例えばアレパチ、アレンジボール等であ
っても適用することができる。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、転動部
から排出される遊技球を、その排出位置に拘わらず一定
の速度で一定の方向に放出することができる。このた
め、転動する遊技球に対しての期待感を増大させ、転動
部における遊技球の挙動を確実に楽しませることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるパチンコ遊技機を示
す概略正面図である。
【図2】パチンコ遊技機における本体枠の構成を示す正
面図である。
【図3】本体枠の構成を示す斜視図である。
【図4】図2に示す本体枠のA−A断面図である。
【図5】本体枠における要部の構成を示す斜視図であ
る。
【図6】転動部の構成を示す平面図である。
【図7】転動部の構成を示す正面図である。
【図8】転動部の構成を示す縦断面図である。(a)は
A−A断面、(b)はB−B断面、(c)はC−C断面
を示している。
【図9】転動部における遊技球の動きを説明するための
説明図である。
【図10】パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
2 パチンコ遊技機(遊技機) 5 遊技領域 7 遊技球 9 始動口 10 大入賞口 11a 上部誘導釘 11b 下部誘導釘 14 特別遊技領域 27 入口部 30 転動部 36 前側転動面(転動面) 43 制動室(制動部) 43a 上面 43b 前面 43c 側壁 43d 底面 44 誘導部 45 傾斜面 46 前壁部 47 第二転動部 D 直径 H 高さ N 奥行 W 横幅

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球を左右方向に転動させるための転
    動部を備える遊技機であって、 前記転動部の転動面から排出された前記遊技球を制動す
    るとともに、その後、前記遊技球を一定方向に放出する
    制動部をさらに備えることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機において、前記
    転動面から排出された遊技球を、前記制動部に導く誘導
    部をさらに備えることを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の遊技機
    において、前記遊技球の入賞に基づき所定の動作を開始
    させるための始動口をさらに備え、前記制動部は、制動
    させた前記遊技球を前記始動口に向って放出させること
    を特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか一つに
    記載の遊技機において、前記制動部は、上面及び前面が
    開口され、前記上面から投入された前記遊技球を側壁に
    よって制動するとともに、傾斜した底面に従って前記遊
    技球を前記前面から前方に放出する制動室からなること
    を特徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の遊技機において、前記
    制動室の横幅が、前記遊技球の直径と略一致した広さに
    なっていることを特徴とする遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の遊技機
    において、前記制動室の高さが、前記遊技球の半径以上
    の長さになっていることを特徴とする遊技機。
  7. 【請求項7】 請求項4から請求項6のいずれか一つに
    記載の遊技機において、前記制動室の奥行が、前記遊技
    球の半径以上の長さになっていることを特徴とする遊技
    機。
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