JP2003235927A - 風化サンゴ利用のマイナスイオン発生サンゴ風呂とサンゴ風呂用風化サンゴ砂塗布剤 - Google Patents

風化サンゴ利用のマイナスイオン発生サンゴ風呂とサンゴ風呂用風化サンゴ砂塗布剤

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JP2003235927A
JP2003235927A JP2002084472A JP2002084472A JP2003235927A JP 2003235927 A JP2003235927 A JP 2003235927A JP 2002084472 A JP2002084472 A JP 2002084472A JP 2002084472 A JP2002084472 A JP 2002084472A JP 2003235927 A JP2003235927 A JP 2003235927A
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JP
Japan
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coral
weathered
bath
weathered coral
bathtub
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Kikan Shu
起煥 周
Keiichi Sato
計一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湯船やサウナ風呂に風化サンゴを利用して、
精神的には安静にし身体的にも健康状態を保つマイナス
イオンをその風呂の内部に発生させるものの要望。 【解決手段】 サウナ風呂本体10や湯船30の内部に
一連の風化サンゴ板21等が貼付されている。このサン
ゴ板21等は、石灰石化する途中の風化サンゴ塊材20
をタイル形状にスライスした珊瑚板21か、風化サンゴ
砂23に耐熱性で耐湿性の接着固化剤24を用いてタイ
ル形状に形成したものである。また、小石形状珊瑚をそ
のまま用いる。この風化サンゴ板21に代え、上記のサ
ウナ風呂本体10または湯船30の内部に塗布されるも
ので、風化サンゴ砂23を耐熱性で耐湿性の塗布固化剤
24に混入した風化サンゴ砂塗布剤にしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広くは風呂に関す
るものであり、特に風化サンゴを利用してマイナスイオ
ンを発生させる風呂およびその風呂用風化サンゴ砂塗布
剤に関するものである。就中、サンゴを利用した一般の
風呂ばかりでなく、特にサウナ風呂に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、風呂には、身体を洗うだけの機能
を有した家庭用や公衆浴場がある。また、保養や療養に
使用される温泉風呂がある。さらには、疲労回復や健康
を保つために利用されるサウナ風呂があって、これは高
温で多湿の部屋から成るのみのものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】家庭用や公衆風呂など
は身体を洗うためだけのものであり、温泉はその他に要
するに温泉の効用と言うものがあるのみである。そし
て、サウナ風呂の場合は、発汗や血行増進には大変によ
くて、痩身に保つなどにも役立つが、それら以上の役割
には欠けるものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる風化サン
ゴ利用のマイナスイオン発生サンゴ風呂とサンゴ風呂用
風化サンゴ砂塗布剤は、以上の問題点を解決するため
に、風呂がもつ本来の役目に加えて、風呂に風化サンゴ
がもつ働きを利用して、従来の風呂のそれぞれの効用に
加えて、精神的には安静にし、身体的にも健康状態を保
つマイナスイオンをその風呂の内部に発生させるものと
した。
【0005】以下に、本発明にかかる風化サンゴ利用の
マイナスイオン発生サンゴ風呂とサンゴ風呂用風化サン
ゴ砂塗布剤の具体的な構成を詳細に記載する。最初に、
本発明の請求項1に記載した発明の風化サンゴ利用のマ
イナスイオン発生サンゴ風呂の構成を説明する。この発
明は、まず、サウナ風呂本体がある。そして、タイル形
状や小石形状などの一連の風化サンゴ塊材がある。この
一連の風化サンゴ塊材は、上記のサウナ風呂本体の内部
に貼付されたものであって、岩石化途中のものである。
【0006】つぎに、本発明にかかる風化サンゴ利用の
マイナスイオン発生サンゴ風呂とサンゴ風呂用風化サン
ゴ砂塗布剤の請求項2に記載した発明の風化サンゴ利用
のマイナスイオン発生サンゴ風呂の構成を説明する。こ
の発明は、まず、湯船がある。そして、タイル形状や小
石形状などの一連の風化サンゴ塊材がある。この一連の
風化サンゴ塊材は、上記の湯船の内部に貼付されたもの
であって、岩石化途中のものである。
【0007】そして、本発明にかかる風化サンゴ利用の
マイナスイオン発生サンゴ風呂とサンゴ風呂用風化サン
ゴ砂塗布剤の請求項3に記載した発明の風化サンゴ利用
のマイナスイオン発生サンゴ風呂の構成を説明する。こ
の発明は、まず、サウナ風呂本体がある。そして、タイ
ル形状や小石形状などの一連の風化サンゴ塊材がある。
この一連の風化サンゴ塊材は、上記のサウナ風呂本体の
内部に貼付されたものであって、且つ風化サンゴ砂を耐
熱性で耐湿性の接着固化剤で形成したものである。
【0008】さらに、本発明にかかる風化サンゴ利用の
マイナスイオン発生サンゴ風呂とサンゴ風呂用風化サン
ゴ砂塗布剤の請求項4に記載した発明の風化サンゴ利用
のマイナスイオン発生サンゴ風呂の構成を説明する。こ
の発明は、まず、湯船がある。そして、タイル形状や小
石形状などの一連の風化サンゴ塊材がある。この一連の
風化サンゴ塊材は、上記の湯船の内部に貼付されたもの
であって、且つ風化サンゴ砂を耐熱性で耐湿性の接着固
化剤で形成したものである。
【0009】最後に、本発明にかかる風化サンゴ利用の
マイナスイオン発生サンゴ風呂とサンゴ風呂用風化サン
ゴ砂塗布剤の請求項5に記載した発明の風化サンゴ利用
のマイナスイオン発生サンゴ風呂用風化サンゴ砂塗布剤
の構成を説明する。この発明は、サウナ風呂または湯船
の内部に塗布されるものであって;まず風化サンゴ砂が
ある。つぎに、耐熱性で耐湿性の風化サンゴ砂塗布固化
剤がある。この耐熱性で耐湿性の風化サンゴ砂塗布固化
剤は、上記の風化サンゴ砂を混入したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる風化サン
ゴ利用のマイナスイオン発生サンゴ風呂とサンゴ風呂用
風化サンゴ砂塗布剤の一般的な実施の形態を述べる。こ
れは、サウナ風呂本体そのものが、従来のサウナ風呂と
して身体に働く。そして、このサウナ風呂本体の内部の
随所には、一連の風化サンゴ板が貼りつけてある。しか
して、この風化サンゴ板は、岩石(石灰石)化する途中
の風化サンゴ塊をタイル形状にスライスしたものから成
り、これがそのサウナ風呂の熱気と蒸気(水分)によ
り、マイナスイオンを発生させるものである。なお、上
記の風化サンゴ板に代えて、小石形状とか玉石形状の風
化サンゴの小塊そのものを使用してもよい。
【0011】また、上記の一連の風化サンゴ板は、風化
サンゴ砂にセメント等の耐熱性で耐湿性の接着固化剤を
用いて、通気性のあるタイル形状に形成したものとして
もよい。なお、この風化サンゴ板に代えて、起伏のある
石の形状に形成したものを使用してもよい。しかして、
この接着固化剤が適度の電気伝導度を有する場合におい
ては、同様に水分でマイナスイオンを発生させるトルマ
リンの粉状物や微細粒状物を混入してもよい。
【0012】なお、上記のごとくにして発生したマイナ
スイオンは、そのサウナ風呂が部屋状と成っているゆえ
に、外部には流失しにくくてそのマイナスイオンはその
部屋の中に残留するのでその働きを一層高めるものとな
る。また、これを一般の風呂に応用することが出来る。
すなわち、この風化サンゴ塊材を湯船の内部に用いるこ
とで、その水分と温度でその珊瑚塊材がその中のお湯を
マイナスイオン化するものである。
【0013】しかして、上記の一連の風化サンゴ板に代
えて、これを風化サンゴ砂塗布剤にすると、これを上記
のサウナ風呂本体や湯船の内部に容易に塗布され、マイ
ナスイオンの発生がなせる。
【0014】
【実施例】しかして、本発明にかかる風化サンゴ利用の
マイナスイオン発生サンゴ風呂とサンゴ風呂用風化サン
ゴ砂塗布剤をその具体的な実施例を用いて添付の図面と
共に詳細に述べる。この発明は、まず、温泉場のホテル
などに設置してあるような、図1に示すごときサウナ風
呂の部屋であるサウナ風呂本体10そのものがある。こ
のサウナ風呂本体10は、図2に示すような家庭用の個
室サウナでもよい。そして、風化サンゴ塊材20の1つ
である一連の風化サンゴ板21がある。この一連の風化
サンゴ板21は、上記のサウナ風呂本体10の内部であ
る壁面11や天井12とか、場合によっては床面13や
扉14とか腰掛15などの表面に貼付されたものであ
る。そして、このサンゴ板21は、一般に山珊瑚と言わ
れているもので、岩石(石灰石)化する途中の風化サン
ゴ塊を、図3のAに示すごとくにタイル形状にスライス
したものから成る風化サンゴ塊材20である。
【0015】なお、上記のタイル形状にスライスした風
化サンゴ板21に代えて、ブロック状のものは勿論のこ
と、天然の小石形状珊瑚22や玉石形状珊瑚などの風化
サンゴの小塊そのものを使用してもよい。または、風化
サンゴの塊を砕いて使用してもよい。天然の小石形状珊
瑚22や玉石形状珊瑚などの場合、その小石形状珊瑚2
2や玉石形状珊瑚などをそのままの状態にてサウナ風呂
本体10の内面に半分程度生め込んだ状態にしてもよい
が、図4のAに示す平面図のごときの平らな小石形状珊
瑚22や玉石形状珊瑚を図4のBに示す正面図のように
2分割に切断して、図5の斜視図に示すようにその切り
口である平らの面をそのサウナ風呂本体10の内面に貼
付すると、その接着性が上がりその工事も容易になって
よい。
【0016】一方、上記の一連の風化サンゴ板21は、
図3のBに示すごとくに、風化サンゴ砂23にセメント
や液状プラスチック剤等の耐熱性で耐湿性の接着固化剤
24を用いて、通気性のあるタイル形状に形成したもの
としてもよい。もちろん、このタイル形状は図のように
方形等の幾何学的な形状に限定されるものではなく、玉
石形状珊瑚を平面状にしたしたとかの自然的な形状など
の様々な形状が考えられるものである。
【0017】しかして、以上はサウナ風呂の場合の実施
例であるが、これを一般の風呂に応用することが出来
る。すなわち、この風化サンゴ塊材20を、図6〜8に
示すような湯船30の内部に用いることである。具体的
には、温泉宿の湯船30a(図6参照)やその露天風呂
の湯船30b(図7参照)とか、一般家庭の湯船30c
(図8参照)などである。これらの湯船30の内部全面
にあるいはその底部などに、タイル状の風化サンゴ板2
1とか平らな小石形状珊瑚22とか玉石形状珊瑚を貼付
するものである。
【0018】なお、このタイル形状の風化サンゴ板21
に代えて、上記の接着固化剤24を風化さんご砂23に
用いて小石形状珊瑚22や玉石形状珊瑚に形成したもの
を使用してもよい。この場合、その一面を平坦にすると
よい。
【0019】しかして、上記の一連の風化サンゴ板21
または上記の一連の風化サンゴの天然の小石形状珊瑚2
2などに代えて、これを風化サンゴ砂塗布剤にしてもよ
い。この風化サンゴ砂塗布剤(図示なし)は、上記のサ
ウナ風呂本体10の壁面11などや湯船30の内部に塗
布されるものである。そして、この風化サンゴ砂塗布剤
は、風化サンゴ砂23を耐熱性で耐湿性の塗布固化剤2
4に混入したものである。
【0020】なお、この風化サンゴ砂塗布剤に、風化サ
ンゴ砂塗布剤用発泡剤をセットにして、その風化サンゴ
砂塗布剤をサウナ風呂本体10の内部に塗布するとき
に、その風化サンゴ砂塗布剤にその風化サンゴ砂塗布剤
用発泡剤を混入するようにすると、その風化サンゴ砂塗
布剤の塗幕に気泡が多数生じてマイナスイオンの発生状
態がよくなる。さらには、この風化サンゴ砂塗布剤をサ
ウナ風呂本体10に噴霧塗布しても同様の効果が出せ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明にかかる風化サンゴ利用のマイナ
スイオン発生サンゴ風呂とサンゴ風呂用風化サンゴ砂塗
布剤は、以上のごとくになしたゆえに、上記の課題を解
決して以下のごとき多大な効果が生じた。すなわち、サ
ウナ風呂に風化サンゴを利用して、精神的には安静にし
身体的にも健康状態を保つマイナスイオンをその風呂の
内部に発生させるものとなった。
【0022】さらには、この風化サンゴ砂塗布剤は、サ
ウナ風呂本体や湯船の内部に容易に塗布することが出来
るゆえに、従来存在するサウナ風呂や湯船に塗布するこ
とが可能である。それによって、容易にマイナスイオン
発生用のサウナ党の風呂にすることが可能に成った。
【0023】また、そのサンゴが小石形状珊瑚や玉石形
状珊瑚等の表面が凸状の小塊形状のものは、そのサウナ
風呂内の水蒸気や湯船内のお湯に触れる面積がおおきい
ゆえに、そのマイナスイオンの発生効果が高まってよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる風化サンゴ利用のマイナスイオ
ン発生サウナ風呂の一実施例の斜視図を示したもので、
その内部がわかるようにその前面左右壁と天井を省略し
たものである。
【図2】図1のものの別の実施例の斜視図を示したもの
である。
【図3】図1のもののサンゴ板の拡大平面図であって、
そのAは山珊瑚から成るものであって、そのBはサンゴ
砂を接着固化したものである。
【図4】図1のものの風化サンゴの別の実施例となる小
石形状珊瑚のサンゴであって、そのAはその平面図を示
し、そのBはその小石形状珊瑚を水平に2分割した1片
の正面図である。
【図5】図1のものの別の実施例の斜視図であって、サ
ウナ風呂本体の内壁の一部に一連の風化サンゴの小石形
状珊瑚を貼付した状態を示したものである。
【図6】本発明にかかる風化サンゴ利用のマイナスイオ
ン発生の温泉風呂の一実施例の斜視図を示したもので、
その内部がわかるようにその浴室の前面左右壁と天井を
省略したものである。
【図7】図6のものの別の実施例である温泉地の露天風
呂の斜視図を示したもので、サンゴの平らな玉石のタイ
ル状のものの一部省略図である。
【図8】図6のものの別の実施例である家庭用の風呂の
斜視図を示したものである。
【符号の説明】
10 サウナ風呂本体 11 壁面 12 天井 13 床面 14 扉 15 腰掛 20 風化サンゴ塊材 21 風化サンゴ板 22 小石形状珊瑚 23 風化サンゴ砂 24 接着固化剤 30 湯船
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/68 520 C02F 1/68 520M 530 530B (72)発明者 佐藤 計一 神奈川県横浜市鶴見区獅子ヶ谷1丁目44番 16号 Fターム(参考) 2D032 AA00 4C094 AA01 BA25 BB01 DD14 EE12 EE20 EE31 GG03 4G075 AA03 BA08 BD14 CA51 DA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サウナ風呂本体、該サウナ風呂本体の内部
    に貼付されたものであって岩石化途中の一連の風化サン
    ゴ塊材、より構成されることを特徴とした風化サンゴ利
    用のマイナスイオン発生サウナ風呂。
  2. 【請求項2】湯船、該湯船の内部に貼付されたものであ
    って岩石化途中の一連の風化サンゴ塊材、より構成され
    ることを特徴とした風化サンゴ利用のマイナスイオン発
    生サウナ風呂。
  3. 【請求項3】サウナ風呂本体、該サウナ風呂本体の内部
    に貼付されたものであって風化サンゴ砂を耐熱性で耐湿
    性の接着固化剤で形成した一連の風化サンゴ塊材、より
    構成されることを特徴とした風化サンゴ利用のマイナス
    イオン発生サウナ風呂。
  4. 【請求項4】湯船、該湯船の内部に貼付されたものであ
    って風化サンゴ砂を耐熱性で耐湿性の接着固化剤で形成
    した一連の風化サンゴ塊材、より構成されることを特徴
    とした風化サンゴ利用のマイナスイオン発生サウナ風
    呂。
  5. 【請求項5】サウナ風呂または湯船の内部に塗布される
    ものであって;風化サンゴ砂、該風化サンゴ砂を混入し
    た耐熱性で耐湿性の風化サンゴ砂塗布固化剤、より構成
    されることを特徴とした風化サンゴ利用のマイナスイオ
    ン発生サウナ風呂用風化サンゴ砂塗布剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006239233A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Osamu Baba 入浴設備用部材および入浴設備、並びに入浴剤
CN112681284A (zh) * 2021-01-22 2021-04-20 湘潭大学 一种珊瑚砂地基处理方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006239233A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Osamu Baba 入浴設備用部材および入浴設備、並びに入浴剤
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